JP2875336B2 - ワークテーブル用位置決め装置 - Google Patents

ワークテーブル用位置決め装置

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JP2875336B2 JP2107393A JP10739390A JP2875336B2 JP 2875336 B2 JP2875336 B2 JP 2875336B2 JP 2107393 A JP2107393 A JP 2107393A JP 10739390 A JP10739390 A JP 10739390A JP 2875336 B2 JP2875336 B2 JP 2875336B2
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貴昭 山梨
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ワークテーブル用位置決め装置に関し、特
にレーザ加工装置等に於て、ワークテーブル上に於ける
ワークの位置決めを突当て式に行うワークテーブル用位
置決め装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ワークテーブルにワーククランプ装置が設け
られてワーククランプ装置により把持されたワークがワ
ークテーブルと共に移動して所定の加工位置にもたらさ
れる型式の謂ゆる可動ワークテーブル方式のレーザ加工
装置に於ては、ワークテーブルの一側端部にワークテー
ブル上に於けるワークの位置決めを突当て式に行うロケ
ートピンと称される位置決め部材が配置されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如き位置決め部材は、ワークテーブルのワーク
パスライン上に載置されたワークを突当て式に位置決め
すべく、ワークパスライン上に突出した形態にて固定配
置されている。このため、レーザ加工装置等に於ては、
ワークの位置決め部材側の端縁部の加工時にレーザビー
ムが位置決め部材に照射され、位置決め部材が損傷する
虞れがある。
本発明は、上述の如き不具合に鑑み、レーザビーム等
によって位置決め部材に損傷が生じないよう、改良され
たワークテーブル用位置決め装置を提供することを目的
としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述の如き目的は、本発明によれば、ワークテーブル
に固定配置された支持ブロックと、前記支持ブロックに
回転可能に取付られワークパスライン上に突出する位置
決め作用位置と前記ワークパスラインより下方に沈んだ
退避位置との間に移動可能な位置決め部材とを有し、前
記支持ブロックと前記位置決め部材との互いの対接端面
が端面カムとして構成され、前記位置決め部材の前記位
置決め作用位置より前記退避位置への回動に伴い前記位
置決め部材が前述ワークテーブル上の位置決めされたワ
ークから下方向及び水平方向の両方向に離反するように
移動するよう構成されていることを特徴とするワークテ
ーブル用位置決め装置によって達成される。
(作用) 上述の如き構成によれば、端面カムの作用によって位
置決め部材は位置決め作用位置より退避位置への回動に
伴いワークパスラインより下方に沈むと共にワークテー
ブル上の位置決めされたワークから下方向及び水平方向
の両方向に離反するようになる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第6図は本発明によるワークテーブル用位置決め装置
を組込まれたレーザ加工装置の一実施例を示している。
レーザ加工装置は、ベースフレーム1と、ベースフレー
ム1上に設けられて図にて左右方向に移動可能なワーク
テーブル3と、ベースフレーム3を跨ぐようにして設け
られた門形フレーム5とを有している。
ワークテーブル3は波形状の複数個のワーク支持部材
7を有し、ワーク支持部材7の波形頂部にて、即ちワー
クパスラインPL(第1図参照)上にて板状のワークWを
ほぼ水平に支持するようになっている。門形フレーム5
にはY軸キャリッジ9が図にて上下方向、即ちワークテ
ーブル3を横切る方向に移動可能に設けられ、Y軸キャ
リッジ9には、図にて示されてはいないが、ワークテー
ブル3に対向するレーザ加工ヘッドが装備されている。
ワークテーブル3の一方の側縁部にはクランプ取付レ
ール11が設けられており、クランプ取付レール11にはワ
ーククランプ装置13が複数個取付けられている。
ワークテーブル3の一方の側端縁部にはワーク位置決
め装置15が設けられている。
位置決め装置15の具体的実施例は第1図乃至第5図に
示されている。位置決め装置15はワークテーブル3のビ
ーム17に固定された支持ブロック19を有しており、支持
ブロック19は中心孔21にて操作軸23を自身の中心軸線周
りに回転可能に且つ軸線方向に摺動可能に支持してい
る。
操作軸23のワークテーブル3側の端部にはボルト25に
よって板状の位置決め部材27が固定されている。位置決
め部材27は、第1図に実線で示されている如く、起立姿
勢にてワークテーブル3のワークパスラインPL上に突出
する位置決め作用位置と、図にて仮想線で示されている
如く横転してワークパスラインPLより下方に沈んだ退避
位置との間に操作軸23と共に回転変位し得るようになっ
ている。
支持ブロック19と位置決め部材27との互いの対向端面
には第5図によく示されている如く、端面カムが構成さ
れている。この端面カムは支持ブロック19の端面に一つ
の直径方向に沿って設けられた台形状のカム凹部29と位
置決め部材27の端面に設けられてカム凹部29と補形をな
す台形状のカム凸部31とにより構成されており、カム凸
部31の頂面33が支持ブロック19の基準端面35に当接する
ことによって位置決め部材27の第6図で見て左右方向、
即ちX軸方向の基準位置決めがなされるようになってい
る。カム凸部31は、前記位置決め作用位置に於ては、頂
面33にて支持ブロック19の基準端面35と当接し、これに
対し前記退避位置に於ては、カム凸部31が支持ブロック
19のカム凹部29に補形関係をもって嵌合するようになっ
ている。
操作軸23は位置決め部材27との連結端とは反対の側の
端部にてワークテーブル3の側板37を貫通してワークテ
ーブル3外に突出しており、この突出端部にはボルト39
によって操作レバー41を有するキャップ部材43が取付け
られている。キャップ部材43内には圧縮コイルばね45が
設けられており、圧縮コイルばね45は頂面33を基準端面
35へ向けて付勢している。
キャップ部材43にはピン47が取付けられており、ピン
47は、側板37に取付けられたストッパピン49或いは51に
当接することによってキャップ部材43の回転、ついては
操作軸23及び位置決め部材27の回動角を所定角度、即ち
90度に規制し、位置決め部材27が前記位置決め作用位置
と前記退避位置との間にのみ回動し得るように、その回
動範囲を規定している。
ビーム17には取付部材53によってリミットスイッチ55
が設けられており、リミットスイッチ55は前記退避位置
に位置する位置決め部材27により押圧されてスイッチ切
換状態を変化するように構成されている。従って、リミ
ットスイッチ55の切換状態より位置決め部材27が位置決
め作用位置にあるか或いは退避位置にあるかが検出され
るようになる。
ビーム17にはブラケット57、ばね蝶番59によって板状
の保護カバー61が取付けられており、保護カバー61は位
置決め部材27に当接して横転状態にある位置決め部材27
を覆蓋するようになっている。
ワークWのワークテーブル3に対する搬入時等に於
て、ワークの位置決めを行う必要がある時には、操作レ
バー41によってキャップ部材43と操作軸23と位置決め部
材27との一体化組立体を、第3図で見て反時計廻り方向
にピン47がストッパピン49に当接するまで、回動させる
ことが作業者の手作業により行われる。この時には位置
決め部材27は、図にて実線で示されている如く、起立し
た位置決め作用位置に位置してワークパスラインPLより
上方へ突出し、これにワークWの一端縁部が突当てられ
ることによってこのワークWの位置決めが行われる。
尚、この時には位置決め部材27のカム凸部31の頂面33が
支持ブロック19の基準端面35に圧縮コイルばね45のばね
力により押付けられていることから、位置決め部材27
は、所定の基準位置決め位置に位置している。
ワークWがワーククランプ装置13によりクランプさ
れ、これの第6図で見て左右方向の位置決めが不要にな
れば、操作レバー41によってキャップ部材43と操作軸21
と位置決め部材27との一体化組立体が第3図で見て時計
廻り方向へストッパピン47がもう一つのストッパピン51
に当接するまで回動されればよい。この時には位置決め
部材27は、図にて仮想線で示されている如く、横転して
ワークパスラインPLより下方に沈むようになり、またカ
ム凸部31がカム凹部29に嵌合し、この嵌合に伴い圧縮コ
イルばね45のばね力により操作軸21が第1図で見て左方
へ移動するようになる。この操作軸21の左方への軸線方
向移動により、位置決め部材27はワークテーブル3の加
工領域より離れる方向、すなちワークテーブル3上の位
置決めされたワークから水平方向に離れるように退避す
るようになる。またこの時には位置決め部材27は保護カ
バー61により覆われ、これに加工粉、その他の異物は付
着することが防止されるようになる。
尚、上述の実施例に於ては、操作軸23の回転は手動操
作式になっているが、これは流体圧シリンダ装置等によ
り動力駆動されるようになっていてもよい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に
説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
[発明の効果] 上述の実施例から理解される如く、本発明によるワー
クテーブル用位置決め装置に於ては、端面カムの作用に
よって位置決め部材は位置決め作用位置より退避位置へ
の回動に伴いワークパスラインより下方に沈むと共にワ
ークテーブル上の位置決めされたワークから水平に離反
する方向に退避するようになるから、ワークの位置決め
部材側の端縁部の加工時に於てもレーザビーム等が位置
決め部材に照射されることが確実に回避され、位置決め
部材が損傷する虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるワークテーブル用位置決め装置の
一つの実施例を示す側面図、第2図は第1図に示された
ワークテーブル用位置決め装置の平面図、第3図は同じ
くそれの正面図、第4図は第1図に示されたワークテー
ブル用位置決め装置の要部を拡大して示す断面図、第5
図は同じくそれの分解斜視図、第6図は本発明によるワ
ークテーブル用位置決め装置が適用されるレーザ加工装
置の一実施例を示す平面図である。 1……ベースフレーム、3……ワークテーブル 9……門形フレーム 13……ワーククランプ装置 15……位置決め装置、19……支持ブロック 23……操作軸、27……位置決め部材 29……カム凹部、31……カム凸部 41……操作レバー、43……キャップ部材 45……圧縮コイルばね、61……保護カバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークテーブルに固定配置された支持ブロ
    ックと、前記支持ブロックに回転可能に取付けられワー
    クパスライン上に突出する位置決め作用位置と前記ワー
    クパスラインより下方に沈んだ退避位置との間に移動可
    能な位置決め部材とを有し、前記支持ブロックと前記位
    置決め部材との互いの対接端面が端面カムとして構成さ
    れ、前記位置決め部材の前記位置決め作用位置より前記
    退避位置への回動に伴い前記位置決め部材が前記ワーク
    テーブル上の位置決めされたワークから下方向及び水平
    方向の両方向に離反するように移動するよう構成されて
    いることを特徴とするワークテーブル用位置決め装置。
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