JP2874910B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2874910B2
JP2874910B2 JP1250908A JP25090889A JP2874910B2 JP 2874910 B2 JP2874910 B2 JP 2874910B2 JP 1250908 A JP1250908 A JP 1250908A JP 25090889 A JP25090889 A JP 25090889A JP 2874910 B2 JP2874910 B2 JP 2874910B2
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鉦美 高井
美生雄 杉田
浩樹 井上
聡 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は遊技機に関する。
[従来の技術] 遊技盤面に複数の7セグメント表示器を有する図柄表
示装置や、図柄を表示した複数の回転ドラムを有する図
柄表示装置を設け、遊技球が所定の始動口へ入球したと
きに図柄表示装置の表示図示図柄を変動させてから停止
させ、停止時の図柄の組合せが所定の大当り表示となっ
た場合に大入賞口を開放するようにした変動表示型連続
役物を有するパチンコが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は図柄の表示態様と大入賞口の開放態様
とにおいて新規な趣向を有し、ゲームの興趣を高めるよ
うにした遊技機を提供することである。
[課題を解決するための手段] (1)本発明の遊技機は、遊技盤の左右方向に相対的に
接近し離れる一対の可動羽根体と、その一対の可動羽根
体の上方に配置し、遊技盤に対して前後方向に進退する
可動屋根体とを備えた入賞装置を有し、これらの複数の
可動体によって入賞装置の入賞口を開閉する。
(2)また、本発明の遊技機は、請求項(1)に記載さ
れた遊技機において、遊技球が所定領域に入賞または通
過すると、複数の図柄を変動し始める表示器を備え、変
動を始めた後に停止して表示された図柄の組み合わせに
応じて、入賞装置の入賞口を開閉する。
[作用] (1)一対の可動羽根体を左右方向に相対的に離し、可
動屋根体を前後方向に後退させることによって、入賞装
置の入賞口を開ける。一対の可動羽根体と可動屋根体と
によって入賞口を開けると開口量が大幅に拡大されるの
で、その入賞口に遊技球が入賞しやすくなる。一方、一
対の可動羽根体を左右方向に相対的に接近させ、可動屋
根体を前後方向に前進させることによって、入賞装置の
入賞口を閉じる。
(2)遊技球が所定領域に入賞または通過すると、表示
器では複数の図柄が変動し始める。その後に停止して表
示された図柄の組み合わせに応じて、複数の可動体を作
動させて入賞装置の入賞口を開閉する。すなわち、停止
して表示された図柄の組み合わせが所定の図柄の組み合
わせになると入賞口を開け、その後に入賞口を閉じる。
一方、停止して表示された図柄の組み合わせが所定の図
柄の組み合わせ以外の場合には、入賞口の開閉を行わず
閉じたままにする。このように図柄の表示態様と入賞口
の開閉態様とによって、新規な趣向を付与することがで
きる。したがって、ゲームの興趣を高めることができ
る。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
遊技機の本体枠1の開口部内の上部にはゲーム用の各
種部品が装着された遊技盤2が組付けられるとともに、
本体枠1の前面の一端部にはガラスが嵌込まれた金枠3
と、前板4とが上下に隣接してそれぞれ前方への回動可
能に軸着されている。
前板4の前面にはゲームに際して遊技球及び払出され
た賞品球を受容する上球受皿7が取着され、また、本体
枠1の下端付近前面には上球受皿7上からオーバーフロ
ーした賞品球を受容する下球受皿8が取着され、上下球
受皿7,8には賞品球を取出すための球抜きレバー7a,8aが
それぞれ付設されている。
第3図において、遊技盤2の裏側に対し取外し可能に
組付けられた基板ボックス6内にはコンピュータ機能を
有する中央制御基板5が収納され、この中央制御基板5
には入力されたゲーム情報に基づいてゲームの開始及び
終了、遊技球の発射制御、入賞成立の判定、入賞の表
示、入賞得点の計算、賞品球の払出し、図柄の変動表示
態様等のゲーム全般にわたる諸機能をコントロールする
CPU回路が組込まれている。前板4の後方で本体枠1の
下部に取付けられた下セット板9の前面には遊技球を発
射位置へ1個ずつ給出するために前板4の裏側に組付け
られた球送り機構によって送り出された遊技球を1個ず
つ載置して発射球を案内するための発射レール台10が取
付けられるとともに、下セット板9の下方で本体枠1の
下端付近の片側端部にはパルスモータであって回転速度
が1分間に100回転以下となるように設定された発射モ
ータ12と、発射モータ12を駆動制御する発射モータ駆動
回路14が印刷された発射装置制御基板13と、遊技者が握
持して発射操作するためのハンドル15とが組付けられ、
また、下球受皿8の側方で本体枠1の下端付近前面には
ゲームの開始に際して遊技者によって操作されるゲーム
スタートスイッチ25が配設されている。
発射モータ12の出力軸にはモータカムが嵌着されると
ともに、取付プレート11にはモータカムによって駆動さ
れて遊技球を叩打する打球槌18が揺動可能に軸支され、
モータカムの1回転毎に打球槌18がスプリング19に抗し
て往復揺動し、発射レール台10上の遊技球が打球槌18で
叩打されて1分間に100個以内の間隔で遊技盤面2aへ発
射され、遊技球の発射毎に上球受皿7上の遊技球が前記
球送り機構によって上皿口23を通じて発射レール台10上
へ供給される。遊技球の発射に際し、ハンドル15の回転
角度を増減調節してスプリング19の弾発力を調節し、遊
技球を発射させる強さを調節することができる。
ハンドル15の斜め上方には発射装置停止スイッチ20が
配設され、遊技者がハンドル15にタッチしていない状態
でこの発射装置停止スイッチ20の押ボタンを押すと、発
射モータ12が起動されて1回転し、発射装置停止スイッ
チ20のON/OFF操作によって遊技球を任意に単発発射させ
ることができる。
本体枠1の下部には金枠3の不正開放を検出するため
の金枠検出スイッチ55が金枠3の一方の下側コーナ部に
対向して取着され、この金枠検出スイッチ55は下セット
板9の下端付近に配設された防犯基板53に接続されてい
る。金枠3が開放されたときには金枠検出スイッチ55が
ONとなって本体枠1の前面上端に取付けられた異常表示
灯54が点灯する。
遊技盤2の裏面には磁石の不正使用を検出するために
防犯基板53が接続された磁石検出スイッチ52が取着さ
れ、磁石をこの磁石検出スイッチ52に接近させたときに
は磁石検出スイッチ52がONとなって異常表示灯54が点灯
する。
次に、賞品球の払出しに関連する機構について説明す
ると、第3図において、本体枠1の裏面の上端部には賞
品球を貯留する球タンク28と、この球タンク28内の賞品
球を本体枠1の裏面の一端部に取着された賞品球収容放
出機構の上端へ誘導するタンクレール29とが上下に並設
され、タンクレール29には賞品球に帯電した静電気を除
去するための静電防止器31が接続されている。球タンク
28の先端部とタンクレール29の基端部との間の球通路の
途中には賞品球切れ検出スイッチ32が取付けられ、球タ
ンク28内の賞品球が少量になると、賞品球切れ検出スイ
ッチ32がONとなって遊技盤面2aの上端に配設された賞品
球払出し兼賞品球切れ表示灯33が点灯し、賞品球が球タ
ンク28内に補給されると、賞品球払出し兼賞品球切れ表
示灯33が消灯する。
次に、賞品球払出し装置について説明すると、本体枠
1の裏側でタンクレール29の先端の下方にはほぼ角筒状
の賞品球ケース30が組付けられ、この賞品球ケース30内
には前後2列の賞品球収容室30aが上下方向に沿って並
行状に形成され、この両賞品球収容室30a内には縦2列
に配列された多数個の賞品球が充填されている。賞品球
ケース30の下端部には両賞品球収容室30aの下端の放出
口30bを開閉するために傾動制御される放出弁35が組付
けられ、賞品ケース30内の賞品球は放出弁35と、この放
出弁35に対向して賞品球ケース30の下端に取付けられた
球抜き弁36とによって受止められて賞品球ケース30内の
各賞品球の自重落下が阻止されている。
賞品球ケース30の内方で外上方および内下方への昇降
動可能に縦設されてスプリング40で下方へ付勢された内
昇降板37Aには賞球ケース30の下端の放出口30bから放出
する第1の放出球数(本例では13個)を設定するために
先端部が賞品球収容室30a内に出没される前後1対の内
球止め片39A,39Aがそれぞれ傾動可能で取付位置の変更
可能にピン着されるとともに、内昇降板37Aの下端は連
結棒48の上端に連結されている。内昇降板37Aが上昇し
たときには放出弁35が下方に傾動して放出口30bが開放
される。
賞品球ケース30の外方に内上方および外下方への昇降
動可能に縦設された外昇降板37Bには放出口30bから放出
する第2の放出球数(本例では7個)を設定するために
両内球止め片39Aより下方に配設されて先端部が賞品球
収容室30内に出没される前後1対の外球止め片39B,39B
がそれぞれ傾動可能で取付位置の変位可能にピン着され
るとともに、外昇降板37Bは賞品球ケース30に組付けら
れた外昇降板駆動ソレノイド40のプランジャに連結され
ている。
外昇降板駆動ソレノイド40を消磁して外昇降板37Bを
下降端に保持した状態で、内昇降板37Aを連結棒48とと
もに上動させたときには内昇降板37Aの上動動作が昇降
板作動検出スイッチ38によって検出されるとともに、両
内球止め片39Aの先端部が賞品球収容室30a内へ突入して
両内球止め片39Aより上位の賞品球の落下が阻止され、
両内球止め片39Aより下位の13個の賞品球が下方への放
出弁35の傾動によって開放された放出口30bを通じて放
出され、上球受皿7上に13個の賞品球が払出される。賞
品球の放出後内昇降板37Aが下降端へ復帰して両球止め
片39Aの先端部が賞品球収容室30a内から退避するととも
に、放出弁35が上方へ傾動して放出口30bが閉止され、
球タンク28内から供給された賞品球が賞品球収容室30a
内に再充填される。
一方、外昇降板駆動ソレノイド40を励磁して外昇降板
37Bを上動させると同時に内昇降板37Aを連結棒48ととも
に上動させたときには両外球受け片39Bの先端部および
両内球受け片39Aの先端部がそれぞれ賞品球収容室30a内
へ突入して両外球受け片39Bより上位の各賞品球の落下
が阻止されるとともに、両外球止め片39Bより下位の7
個の賞品球が放出口30bを通じて放出され、上球受皿7
上に7個の賞品球が払出される。
球タンク28内の賞品球が不足して賞品球ケース30内へ
の賞品球の補給が不能となった場合には賞品ケース球30
の上方に設けた賞品球切れストッパが傾動して昇降板37
の上昇が規制され、賞品球の放出が禁止される。
賞品球ケース30の下方に配設された取付ベース42には
賞品球払出しモータ43と、このモータ43によって回転駆
動される球切りカム47とが取付けられている。球払出し
モータカム46には球切りカム47を揺動させる1対のロー
ラ46aが軸支されるとともに、1対の凹部46bと1対の凸
部46cとが賞品球払出し完了スイッチ44をON/OFFさせる
ために交互に形成されている。球切りカム47には上端が
昇降板37に連結された連結棒48の下端が連動可能に連結
されて球切りカム47は連結棒48を介して昇降板37に連繋
されている。
賞品球の払出しに際し、中央制御基板5の出力部から
賞品球払出し信号が出力されると、本体枠1の上端部に
配設された賞品球払出し検出スイッチ50がONとなって賞
品球払出し兼賞品球切れ表示灯33が点灯するとともに、
賞品球払出しモータ43が起動され、球切りカム47が回転
して連結棒48が上動し、内昇降板37Aが連結棒48で押上
げられる。賞品球払出しモータカム46が180゜回転する
と、球切りカム47が原位置へ復帰揺動して連結棒48が下
動し、賞品球払出し伝動機構全体が元の状態に復元して
賞品球払出し動作が終了する。
次に、遊技盤2に配設されてゲーム内容に関連する部
材および機構について説明すると、遊技盤面2aにおい
て、その中央部付近には入賞口を備えた図柄表示ユニッ
ト56が取付けられるとともに、図柄表示ユニット56の下
方には入賞装置57が取付けられている。
入賞装置57の両側方には遊技球を入球させる左始動口
60Aおよび右始動口60Bが入賞装置Nにそれぞれ隣接して
開口されるとともに、入賞装置57と図柄表示ユニット56
との間には中始動口60Cが開口され、さらに、左右始動
口60A,60Bの斜め上外方には左下入賞口61Aおよび右下入
賞口61Bが開口されている。また、遊技盤の下端中央部
にはアウト球を受入れるアウト口59が開口されている。
左右始動口60A,60B内へ落入した遊技球は遊技盤2の
裏側へ転動して遊技盤2の下端に取付けられた左右の始
動口入球検出スイッチ114,114の検出部内を通過し、ま
た、中始動口60C内へ落入した遊技球は遊技盤2の裏側
へ転動して遊技盤2の裏面に取付けられた誘導樋116で
案内されて中始動口入球検出スイッチ115の検出部内を
通過し、各始動口60A,60B,60C内への入球が各始動口入
球検出スイッチ114,115によって検出される。なお、上
記左始動口60A,右始動口60B,中始動口60Cはいずれも所
定領域にそれぞれ相当する。
次に、入賞装置57について説明すると、遊技盤面2aの
下端中央部に取着されたベース板62の上部には開口部62
aが開設されるとともに、ベース板62の裏面の上端部に
は偏平筒形状の屋根ガイド62bが後方へ水平状に突出形
成され、この屋根ガイド62bの前開口縁は開口部62aの開
口縁の上端に連接されている。
ベース板62の前面の中央部付近には後方へ若干下傾し
た上面を有する棚部63が前方へ突出形成され、この棚部
63の上面の後端縁は開口部62aの下端の開口縁に連接さ
れている。棚部63の前面にはそれぞれ内方へ下傾状に傾
斜した左右1対のガイド溝63aが左右対称状に凹設され
ている。
ベース板62の開口部62a内で屋根ガイド62bの下面と棚
部63の上面との間には入賞球を落入させるための大入賞
口65が開口されている。
ベース板62の中央部付近で棚部63の若干下方には両ガ
イド溝63aとそれぞれ平行に傾斜した左右1対の通し孔6
4が左右対称状に貫設されている。
ベース板62の裏面の下部にはこの下部を貫通して前方
へ突出された表示窓枠66が組付けられ、この表示窓枠66
内の前部には透明板が前面に被覆された前板66aが垂設
されるとともに、表示窓枠66内の後部には表示基板67が
取付けられている。表示基板67の下部には前板66aの窓
部66b内で入賞得点をデジタル表示する得点表示LED68が
取付けられるとともに、表示基板67の上部には横一列に
配列されて連続入賞回数に応じて点灯される10個の連続
回数表示LED69の各端子が固着されて、この各連続回数
表示LED69の前板66aの各孔部内にそれぞれ挿入されてい
る。
ベース板62の屋根ガイド62b内には大入賞口65の上方
を覆蓋および開放する可動屋根体70が前後方向へのスラ
イド可能に嵌挿され、可動屋根体70の中央部付近の若干
後方の左右端部には屋根ガイド62bの後端縁に当接して
可動屋根体70の前進端を規定する左右1対の段部70aが
形成されるとともに、可動屋根体70の後部には両段部70
aの後方へ平行に延出された左右1対の腕部70bが並設さ
れ、この両腕部70bの後端には縦長状の通し孔70cがそれ
ぞれ貫設されている。
可動屋根体70が前進端へ進出したときには可動屋根体
70の前部がベース板62の前面の前方へ突出されて大入賞
口65の上方が覆蓋され、可動屋根体70が後退端へ後退し
たときには可動屋根体70の前部が屋根ガイド62b内へ退
避して大入賞口65の上方が開放される。
ベース板62の裏側の下端付近には円筒状の基部71a
と、基部71aの後端に連接された内方へ突出された短ア
ーム片71bと、基部71bの前端に連接されて上内方へ延出
された長アーム片71cとをそれぞれ有する左右1対の第
1揺動部材71,71がベース板62に挿通された左右の支持
ピン72を介してそれぞれ揺動可能にピン着され、両第1
揺動部材71の長アーム片71cはそれぞれスプリング73で
内方へ付勢されている。両短アーム片71bの先端には後
方へ突出された連動ピン71dがそれぞれ挿着され、両長
アーム片71cの先端にはベース板62の両通し孔64にそれ
ぞれ対向して前方開放の係合孔74がそれぞれ凹設されて
いる。
大入賞口65の両側方を同時に開閉しかつ大入賞口65の
開放時に遊技球を大入賞口65内へ誘導するために棚部63
に組付けられた左右1対の可動羽根体77,77の前端には
棚部63の前面に添設された前板77aがそれぞれ垂設さ
れ、この前板77aの外端部付近の裏面には棚部63の上面
の若干上方に配設されて内方へ下傾する傾斜面と、この
傾斜面の外端に連接された垂直面と、この垂直面の上端
に連接されて外方へ下傾する傾斜面と、この傾斜面の外
端に連接された垂直面とを有する遮断片77bが連接され
る一方、前板77aの内端部の裏面には棚板63の下面の若
干下方に配設された下片77cと、棚板63のガイド溝63a内
にスライド可能に挿入されたスライド片77dとが連接さ
れている。両可動羽根体77の下片77cの中央部付近には
後方へ突出された連動ピン78がそれぞれ挿着され、この
両連動ピン78はベース板62の両通し孔64内をそれぞれ貫
通して両第1揺動部材71の係合孔74内にそれぞれ係入さ
れ、両可動羽根体77は両連動ピン78を介して両第1揺動
部材71にそれぞれ連動可能に連繋されている。
ベース板62の裏側の下部にはベース板62の後方に垂立
された前板79aと、この前板79aの裏面に連接されて前板
79aの両側縁にほぼ沿ってそれぞれ曲折形成され、上部
の間隔が拡大されて下部の間隔が縮小された左右1対の
側壁79b,79bと、前板79aの上端に連接されて前方へ突出
され、上面が前方へ若干上傾して棚部63の上面に整合さ
れた棚片79cと、前板79aの裏面の中央部付近上端に入球
間隙を隔てて連接された左右の仕切片79d,79dとを有す
る球受板79が組付けられ、また、前板79aの裏面下端に
はリード線束を挿通保持するためのリード線束保持片79
e,79eが突出形成されている。
球受板79の前板79aの後方には透明の裏カバー80が垂
直状に取付けられ、この裏カバー80と球受板79の前板79
aの上部との間の中央部で両仕切片79d間には連続作動口
81Aが形成されるとともに、両仕切片79dの両外方には左
入球口81Bと右入球口81Cとが形成されている。大入賞口
65内へ落入して棚部63上および棚片79c上を転動し、連
続作動口81A、両入球口81B,81C内へ転落した遊技球は球
受板79の下端部と裏カバー80の下端部の間に形成された
送出口82内へそれぞれ誘導されて下方へ送出される。
球受板79の両仕切片79c間には中入球通路81B内を通過
する入賞球を検出するために裏カバー80の中央部付近に
貫挿されて係止された役物作動スイッチ83の検出部が挿
入される一方、球受板79の両側壁79bの下端部間には大
入賞口65内へ転落して送出口82内を通過する入賞球を検
出するために裏カバー80の下端部に貫挿されて係止され
た大入賞口入球検出スイッチ84の検出部が挿入されてい
る。
裏カバー80の上端部の両側縁には球受板79の両側壁79
bの上方および棚片79cの両側縁の上方をそれぞれ閉塞す
る左右1対の閉塞片80aがそれぞれ前方へ突出形成され
ている。
裏カバー80の裏面下部には昇降板85が上下方向への移
動可能に添設され、この昇降板85の上下部の左右端にそ
れぞれ貫設された左右2対の縦長状の通し孔85a内には
昇降板81を上下方向へ案内するために裏カバー80の裏面
に止着された左右2対のガイドピン86〜86がそれぞれ挿
通されている。昇降板85の裏面の中央部付近には円弧状
に湾曲された突片85bが突設されるとともに、昇降板85
の下端部の左右端部には横長状の下通し孔85cがそれぞ
れ貫設され、この両下通し孔85c内には両第1揺動部材7
1の連動ピン71dがそれぞれ挿入され、両第1揺動部材71
と昇降板85とが両連動ピン71を介して連動可能に連繋さ
れている。
裏カバー80の裏面に水平状に突出形成された複数本の
取付棒80dの後端には裏カバー80の後方に垂設された下
取付板87が取付けられ、この下取付板87の中央部付近に
はギャードモータ88が前向き状に取着されている。ギャ
ードモータ88のモータ軸88aにはこのモータ軸88aに対向
して下取付板87に取付けられたカムスイッチ89をオンオ
フするために凹部90aと凹部90bとを有するカム90が嵌着
され、このカム90の前面には昇降板85の突片85bに接離
して同突片85bを押上げるための押上げピン90cが突設さ
れている。
カム90の押上げピン90cはその上昇行程の途中で昇降
板85の突片85bに当接して突片85bを押上げ、上死点付近
で突片85bから離脱して下降行程へ移行するように配設
され、カム90の凹部90aおよび凹部90bは、突片81bが押
上げピン86cによって押上げられている間カムスイッチ8
9が凸部90aによって押圧されてオンとなるように形成さ
れている。
ギヤモータ88が起動してカム90が回転すると、昇降板
85の突片85bが押上げピン90cによって押上げられて昇降
板85が上動し、両第1揺動部材71の両短アーム片71bが
それぞれ上方へ揺動して両長アーム片71cが両スプリン
グ3の弾発力に抗してそれぞれ外方へ揺動し、両可動羽
根体77がそれぞれ外進端へ移動して大入賞口65の両側方
が開放される。また、カム90の押上げピン90cが上昇行
程から下降行程へ移行すると、両第1揺動部材71の両長
アーム片71cが両スプリング73の弾発力によってそれぞ
れ内方へ復帰揺動して両可動羽根体77がそれぞれ内進端
へ復帰移動し、大入賞口65の両側方が閉止されるととも
に、両第1揺動部材71の両短アーム片71bが下方へ揺動
して昇降板86が下降端へ復帰する。
下取付板87の上方で裏カバー80の裏側に取付けられた
上取付板91の左右端部には円筒状のランプカバー117が
前方へ突出形成されるとともに、上取付板91の前側には
LED基板118が取付けられ、このLED基板90には可動屋根
体70を照射するLEDと、裏カバー80の上端部付近を照射
するLEDと、裏カバー80の上端付近を照射するLEDが取付
けられている。
上取付板91に組付けられて上取付板91の後方に垂設さ
れたソレノイド取付板92の前面にはソレノイド93が下向
き状に取着され、このソレノイド93の作動軸93aはスプ
リング93bで下方へ付勢されるとともに、作動軸93aの下
端には作動片93cが嵌着されている。
ソレノイド取付板92の下端の左右端部をそれぞれ前方
へ曲起して形成された左右1対の支持片92aには基部94a
と、基部94aの前方へ突出された短アーム片94bと、短ア
ーム片94bの先端に連接された円筒状の係合片94cと、基
部94aの上方へ延出された長アーム94dとをそれぞれ有す
る左右1対の第2揺動部材94の基部94aがそれぞれ揺動
可能にピン着されている。両第2揺動部材94の両係合片
94cにはソレノイド93の作動片93bに貫挿されて両側方へ
突出された下連動ピン95の両端部が挿入されてソレノイ
ド93と両第2揺動部材94とが連動可能に連繋される一
方、両第2揺動部材94の両長アーム片94dの先端にそれ
ぞれ挿着されて側方へ突出された両上連動ピン96の先端
部は可動屋根体70の両通し孔70c内にそれぞれ挿入され
て可動屋根体70と両第2揺動部材94とが連動可能に連繋
されている。
ソレノイド93はギヤードモータ88の起動および停止と
ほぼ同期して励磁および消磁されるように作動制御さ
れ、ソレノイド93が励磁されたときには作動軸93aが上
動して両第2揺動部材94の両係合片93cが上動しかつ両
長アーム片93dが後方へ揺動し、可動屋根体70が後方へ
退動して大入賞口65の両側方の開放とほぼ同期して大入
賞口65の上方が開放され、ソレノイド93が消磁されたと
きには可動屋根体70が前方へ復帰移動して大入賞口65の
両側方の閉鎖とほぼ同期して大入賞口65の上方が閉鎖さ
れる。
大入賞口65の開放に際し、後退端へ後退した可動屋根
体70は22.5秒間後退端に保持されてから前進端へ復帰す
る一方、ギヤードモータ88によって駆動される両可動羽
根体77は屋根体70の後退開始と同時に起動して0.808秒
後に外進端にそれぞれ移動し、21.717秒間外進端に保持
されてから、内進を開始し、0.272秒後に内進端へ復帰
する。大入賞口65が複数回反復して開閉される場合には
可動屋根体70は前進端へ復帰してから5秒後に再び後退
端へ後退し、5秒間隔で各回の進退動動作を反復し、両
可動羽根体77は可動屋根体70の各回の後退動作と同期し
て起動される。
下取付板87の裏側には入賞装置57の各電気部品と中央
制御基板5とを接続する中継基板97が取付けられてい
る。
なお、第15図に示す配線図において、記号100〜100で
示す方形図柄はそれぞれコネクタを表わしている。
次に、図柄表示ユニット56について説明すると、遊技
盤面2aにビス着された枠板103の上端部には入賞球を落
入させる天入賞口104Aが開口されるとともに、枠板103
の左右端部には入賞球を落入させる左入賞口104Bと右入
賞口104Cとが開口されている。
枠板103の中央部付近に配設された中板105の裏側には
表示基板106が垂直状に取付けられている。この表示基
板106の前面の上端部には表示灯LED107が取付けられる
一方、表示基板106の前面の下端部には横一列に配列さ
れて各始動口60A,60B,60Cへの入球数を点灯表示する4
個の記憶数表示LED108が取付けられている。
表示基板106の前側の中央部には16列×24行の合計384
ドットのLED素子109aをマトリックス状に配列したドッ
トマトリックス表示体109が文字、図形、数字等の各種
図柄を変動表示、流れ表示、静止表示等の手段によて表
示するために垂直状に取付けられている。なお、ドット
マトリックス表示体109は表示器に相当する。
ドットマトリックス表示体109の表示面には電源投入
時に表示面全体にわたって「あと、一押し大当り…」等
のテロップが右方から左方へ1周期9.216秒の速度で流
れ表示され、入賞時には図柄判定時から大入賞口65の開
放時までの約3.5秒間はドットマトリックス表示体100の
表示面には「おっと出たがね大当り」等のテロップが右
方から左方へ流れ表示され、「大当り」の文字が初回の
大入賞口65の開放時まで表示される。
ドットマトリックス表示体109の表示面は図板の変動
表示時には上半部と下半部とに区分され、さらに、下半
部は左部、中央部、右部に区分され、ドットマトリック
ス表示体109の表示面には上図柄表示部110Aで上図柄112
Aが表示され、左図柄表示部110Bで左図柄112Bが表示さ
れ、中図柄表示部110Cで中図柄112Cが表示され、右図柄
表示部110Dで右図柄112Dが表示される。
上図柄表示部110Aには「左向き汽車」、「+1」、
「ポッポ」、「大一」、「X」、「右向き汽車」の6種
類1組の上図柄112Aが横方向へ移行しながら0.38秒/1図
柄(0.384秒/1図柄、0.016秒/1コマ)の速度で循環して
変動表示される。
左図柄表示部110Bには0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,X1図柄,X
2図柄,X3図柄,X4図柄の14種類1組の左図板112Bが上下
方向へ移行しながら0.016秒/1図柄(0.224秒/1周期)の
速度で循環して変動表示される。
中図柄表示部110Cおよび右図柄表示部110Dには0,1,2,
3,4,5,6,7,8,9,X1図柄,X2図柄,X3図柄,X4図柄,X5図柄の
15種類1組の中図柄112Cおよび右図柄112Dが上下方向へ
移行しながら0.016秒/1図柄(0.24秒/1周期)の速度で
循環して変動表示される。
各図柄表示部110A〜110Dの各図柄112A〜112Dは遊技盤
面2aに打込まれた遊技球が各始動口60A,60B,60C内へ入
球したときに一斉に変動表示を開始し、約5.2秒経過後
左図柄表示部110B→中図柄表示部110C→右図柄表示部11
0D→上図柄表示部110Aの順に変動表示を停止する。
左図柄表示部110Bの変動表示時間は5.248〜5.456秒,
中図柄表示部110Cの変動表示時間は5.504〜5.936秒、右
図柄表示部110Dの変動表示時間は5.760〜6.461秒、上図
柄表示部110Aの変動表示時間は7.296〜9.600秒にそれぞ
れ設定されている。左図柄表示部110Bの変動表示時間の
うちの不定時間TXは0.256秒から0.464秒まで0.16秒間隔
で設定された14通りの乱数値の中から選定され、中図柄
表示部110Cの変動表示時間のうち、不定時間TYは0.250
秒から0.480秒まで0.016秒間隔で設定された15通りの乱
数値の中から選定され、右図柄表示部110Dの変動表示時
間のうち、不定時間TZは0.256秒から0.480秒まで0.016
秒間隔で設定された15通りの乱数値の中から選定され、
上図柄表示部110Aの変動表示時間のうちの不定時間TWは
1.20秒から3.120秒まで0.384秒間隔で設定された6通り
の乱数値の中から選定される。また、上図柄112Aの不定
時間TWが経過してから上図柄112Aが停止するまでの時間
Aは上図柄112Aが0.384秒毎に切換えられ、上図柄112A
の1コマが0.016秒毎に切換えられるため、0.008秒から
0.376秒まで0.016秒間隔の24通りの時間のうちの何れか
となる。また、不定時間TWが経過して1.004秒後に各図
柄の組合せが判定される。但し、左図柄112B,中図柄112
C、右図柄112Dはそれぞれ0.016秒毎に切換えられるた
め、左図柄112B、中図柄112C、右図柄112Dの変動表示時
間はそれぞれ設定時間より0.008秒短縮されている。
乱数値は6通りの上図柄用乱数値が順に切換えられて
上図柄用乱数値が1順にした時点で、14通りの左図柄用
乱数値が順に切換えられる。同様に左図柄用乱数が1順
した時点で15通りの中図柄用乱数値が順に切換えられ、
中図柄用乱数値が1順した時点で15通りの右図柄用乱数
値が順に切換えられる。
遊技球が始動口60A,60B,60Cに入球したときに左図柄
用乱数値、中図柄用乱数値、右図柄用乱数値、上図柄用
乱数値の4つの乱数値がそれぞれ記憶され、この4つの
乱数値が記憶されてから遊技球が始動口60A,60B,60Cに
入球したときには既に記憶された4つの乱数値はそれぞ
れ新たに更新される。
従って、左図柄表示部110Bの変動表示時間は0.016秒
間隔で5.248秒から5.456秒までの14通りの時間のうちの
何れかとなり、中図柄表示部110Cの変動表示時間は0.01
6秒間隔で5.504秒から5.936秒までの28通りの時間のう
ちの何れかとなり、右図柄表示部110Dの変動表示は0.01
6秒間隔で5.760秒から6.416秒までの48通りの時間のう
ちの何れかとなり、上図柄表示部110Aの変動表示時間は
0.384秒間隔で7.296秒から9.6秒までの7通りの時間の
うち何れかとなる。
次にゲーム仕様について説明する。
上球受皿7内に遊技球を入れて発射装置のハンドル15
を右に回すと、遊技球は遊技盤面2aへ打込まれて入賞口
61A,61B,104A,104B,104C,始動口60A,60B,60C,大入賞口6
5の何れかに入球するか、若しくはアウト口59に入球す
る。
遊技球が中始動口60Cに入球すると払出し球数変更用
の前記外昇降板駆動ソレノイド40が作動して7個の賞品
球が賞品球ケース30内から払出され、左右始動口60A,60
B,入賞口61A,61B,104A,104B,104Cに入球すると、13個の
賞品球が賞品球ケース30内から払出される。
遊技球が始動口60A,60B,60Cに入球すると、ドットマ
トリックス表示体109の各図柄表示部110A,110B,110C,11
0Dが一斉に図柄の変動表示を開始し、約5.2秒経過する
と、各図柄表示部110A,110B,110C,110Dが左図柄112B、
中図柄112C、右図柄112D、上図柄112Aの順に変動表示を
停止する。
各図柄表示部110A,110B,110C,110Dが変動表示を停止
したときに各図柄112A,112B,112C,112Dの組合せが入賞
条件に合致するか否かが判定され、図柄の組合せが次表
に示す組合せの通りになったときに「大当り」と判定さ
れて大入賞口65が開放される。
すなわち、ドットマトリックス表示体109に停止して
表示された図柄の組み合わせが所定の図柄の組み合わせ
になると、第12図に示すように一対の可動羽根体77,77
を遊技盤2の左右方向に相対的に離し、第11図に示すよ
うに可動屋根体70を遊技盤2に対して前後方向に後退さ
せることによって、大入賞口65を開ける(第8図(B)
参照)。その後、一対の可動羽根体77,77を遊技盤2の
左右方向に相対的に接近させ、第11図に示すように起動
屋根体70を遊技盤2に対して前後方向に前進させること
によって、大入賞口65を閉じる(第8図(A)参照)。
大入賞口65の開放中に遊技球が大入賞口65内へ入球し
て連続作動口81A内へ落入すると、その回の大入賞口65
の閉止後、再び大入賞口65が開放される。この大入賞口
65の開閉は初回の開閉を含めて最高10回まで繰返され、
開閉回数が連続回数表示LED69で点灯表示される。
各図柄112A,112B,112C,112Dの変動表示中若しくは大
入賞口65の開放中に始動口60A,60B,60Cに入球すると、
入球数が最高4個まで記憶されて記憶数表示LED108で点
灯表示され、図柄の変動表示停止後若しくは大入賞口65
の閉止後再び各図柄表示体110A,110B,110C,110Dが一斉
に変動表示を開始する。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説
明する。
本例では4組の図柄112A〜112Dの変動表示が可能なド
ットマトリックス表示体109を有する図柄表示ユニット5
6と、上方が可動屋根体70によって開閉されかつ両側方
が1対の可動羽根体77によって開閉される大入賞口65を
有する入賞装置57と、遊技球が特定の入球口に入球した
ときに通常の賞品球数とは異なった個数の賞品球の放出
が可能な賞品球払出し装置とを遊技盤2に設けてある。
このため、複数組の図柄112A〜112Dをドットマトリッ
クス表示体109によって明確かつ多様に変動表示しうる
とともに、大入賞口65の上方および両側方が3個の可動
体70,77によって開閉され、開放時には大入賞口65の開
口量が大幅に拡大されるので、大入賞口65への遊技球の
入球が容易となり、大入賞口65への入球確率を増大させ
ることができる。
また、遊技球が入球した入球口によっては異なった個
数の賞品球が遊技者に払出されるので、賞品球の払出し
態様を多様化させることができる。
従って、複数の図柄112A〜112Dの表示態様と、大入賞
口65の開放態様と、賞品球の払出し態様とにおいて新規
な趣向を付与することができ、ゲームの趣向を高めうる
効果がある。
[発明の効果] (1)請求項(1)に記載された発明によれば、一対の
可動羽根体と可動屋根体とによって入賞装置の入賞口を
開けると、その入賞口の開口量が大幅に拡大される。し
たがって、入賞装置の入賞口に遊技球が入賞しやすくな
る。
(2)請求項(2)に記載された発明によれば、図柄の
表示態様と入賞口の開閉態様とによって、新規な趣向を
付与することができる。したがって、ゲームの興趣を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は遊技盤
の正面図、第2図は遊技機の正面図、第3図は同じく裏
面図、第4図は遊技盤の裏面図、第5図は賞品球払出し
装置の裏面図、第6図は入賞装置の正面図、第7図は同
じく縦断面図、第8図(A),(B)は大入賞口の開閉
動作を説明する入賞装置の斜視図、第9図は第7図のX
−X線断面図、第10図(A),(B),(C)は可動羽
根体とカムとの連係動作を順に説明するカム付近の正面
図、第11図は可動屋根体駆動機構の斜視図、第12図は可
動羽根体伝動機構の斜視図、第13図は図柄表示ユニット
の縦断面図、第14図はドットマトリックス表示体の正面
図、第15図は電気配線図、第16図は大入賞口の開閉態様
を説明するタイムチャート、第17図は各図柄の変動表時
間を説明するタイムチャートである。 2……遊技盤 56……図柄表示ユニット 57……入賞装置 70……可動屋根体(可動体) 77……可動羽根体(可動体) 109……ドットマトリックス表示体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 聡 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 平2−149283(JP,A) 特開 平2−302285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の左右方向に相対的に接近し離れる
    一対の可動羽根体と、 その一対の可動羽根体の上方に配置し、遊技盤に対して
    前後方向に進退する可動屋根体とを備えた入賞装置を有
    し、 これらの複数の可動体によって入賞装置の入賞口を開閉
    する遊技機。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載された遊技機におい
    て、 遊技球が所定領域に入賞または通過すると、複数の図柄
    を変動し始める表示器を備え、 変動を始めた後に停止して表示された図柄の組み合わせ
    に応じて、入賞装置の入賞口を開閉する遊技機。
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