JP3193115B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3193115B2
JP3193115B2 JP10565392A JP10565392A JP3193115B2 JP 3193115 B2 JP3193115 B2 JP 3193115B2 JP 10565392 A JP10565392 A JP 10565392A JP 10565392 A JP10565392 A JP 10565392A JP 3193115 B2 JP3193115 B2 JP 3193115B2
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pachinko ball
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茂 市原
博己 奥本
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は新規な趣興を有する入
賞装置を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の入賞装置にはその大入賞口
を通り抜けたパチンコ球の転動経路を変化させて特別入
賞の機会を与える種々の入賞球用経路制御機構が組込ま
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は大入賞口へ入
賞したパチンコ球の転動経路を変化させる入賞球用経路
制御態様に関して新規な趣興を加えることを課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載し
たパチンコ機は、開閉制御可能な大入賞口と、前記大入
賞口を通ったパチンコ球が転動可能な入賞室とを有する
入賞装置を備えたパチンコ機において、前記入賞室に
は、遊技者に大きな利益を与える特定入賞口と、前記入
賞室内の所定位置に到達したパチンコ球を移送可能なス
クリュコンベア状の回転体と、その回転体の回転動作に
よって持上げられたパチンコ球を弾発力によって前記特
定入賞口への入賞が可能な放出位置で放出可能な放出片
とを有する球移送機構とを備えた。 (2)請求項2に記載したパチンコ機は、請求項1に記
載したパチンコ機において、球移送機構は特定入賞口の
正面位置でパチンコ球を放出する。 (3)請求項3に記載したパチンコ機は、請求項1また
は2に記載したパチンコ機において、放出位置と特定入
賞口との間に姿勢を変更可能な障害物を備え、前記障害
物によって前記放出位置から放出されたパチンコ球の転
動方向を変化させ得る。 (4)請求項4に記載したパチンコ機は、請求項1から
3のいずれか一項に記載したパチンコ機において、特定
領域を通過するパチンコ球を検出すると図柄群の変動表
示を開始し、特定の表示態様で変動を停止すると始動口
を開閉し、前記始動口にパチンコ球が入賞すると大入賞
口の開閉制御を行う。
【0005】
【作用】(1)請求項1に記載したパチンコ機によれ
ば、パチンコ球を回転体によって直進移送し、放出位置
で放出片によって積極的に放出する。したがって、入賞
室内でのパチンコ球の移送態様を特異化してゲームの興
趣を高めることができる。 (2)請求項2に記載したパチンコ機によれば、パチン
コ球は特定入賞口の正面位置で放出されるので、特定入
賞口に入賞する可能性が高まる。 (3)請求項3に記載したパチンコ機によれば、放出位
置から放出されたパチンコ球は障害物によって転動方向
が変化し得るので、特定入賞口への入賞確率を変化させ
てゲームの興趣を高めることができる。 (4)請求項4に記載したパチンコ機によれば、特定の
表示態様によって始動口が開閉し、さらに始動口にパチ
ンコ球が入賞すると大入賞口が開閉する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、入賞室内でのパチンコ
球の移送態様を特異化してゲームの興趣を高めることが
できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。パチンコ機の枠部86の木枠80の前面の下
端には下皿81と、遊技者によって回動操作される操作
ハンドル82と、パチンコ球を単発発射するときに操作
される発射装置停止スイッチ83とが配設され、金枠8
4の下部には上皿85が取付けられ、パチンコ機の枠部
86の表側には金枠84の開放を検出する金枠検出スイ
ッチ87と、賞品球払出し兼賞品切れ表示灯127とが
取付けられるとともに、枠部86の中央部には遊技盤1
が組付けられている。
【0008】木枠80の前面に取付けられた装飾部材に
は当り表示灯88〜88と金枠開放表示灯89とが取付
けられている。
【0009】図3において、枠部86の裏側の中央部に
配設された基板ボックス90内にはこのパチンコ機の諸
機能をコントロールする制御装置の制御基板77が装入
されている。
【0010】枠部86の裏側の下端には打球ハンマ91
を駆動する発射モータ92と、発射モータ駆動回路93
aがプリントされた発射装置制御基板93とが配設さ
れ、この発射装置制御基板93には遊技者が操作ハンド
ル82に触れたときにONとなるタッチスイッチ94
と、遊技者が操作ハンドル82を操作したときにONと
なるハンドルスイッチ95と、発射装置停止スイッチ8
3とが接続されている。
【0011】枠部86の裏側の上端には球タンク97
と、タンクレール98と、賞品球切れ検出スイッチ12
6とが配設され、裏枠部86の一側部には球タンク97
内から送り込まれた賞品球を受け入れる賞品球ケース9
9と、6個若しくは10個の賞品球の払い出しが可能な
賞品球払い出し装置100と、入賞球の到来によって賞
品球払い出し装置100を起動させる払い出し起動機構
101とが上から順に組付けられている。
【0012】図3において、パチンコ球が15個獲得入
賞口へ入球すると、その入賞球が払い出し起動機構10
1の賞品球払い出しモータ102のモータ軸に固定され
た球切りカム103によって受け止められ、賞品球払い
出し検出スイッチ104がONとなって賞品球の払い出
しを検出するとともに、連結ロッド105が上動して賞
品球払い出し装置100の内昇降板100aおよび内球
止め片100bが上動しかつ賞品球放出弁100cが下
方へ傾動し、賞品球払い出し装置100の球貯留部内の
賞品球のうちの10個の賞品球が上皿85上へ払い出さ
れる。
【0013】パチンコ球が6個獲得入賞口へ入球する
と、同様にして内昇降板100aおよび内球止め片10
0bが上動して放出弁100cが下方へ傾動すると同時
に、外昇降板駆動ソレノイド106が励磁されて外昇降
板100dおよび外球止め片100eが上動し、球貯留
部内の賞品球のうちの6個の賞品球が上皿85上へ払い
出される。
【0014】枠部86の裏側の下部には賞品球払い出し
禁止スイッチ107と、この賞品球払い出し禁止スイッ
チ107、金枠検出スイッチ87、ハンドルスイッチ9
5がそれぞれ接続された防犯基板108とが配設され、
枠部86の上部には賞品球切れ検出スイッチ109と、
枠部86の裏側および遊技盤1の裏側にそれぞれ設置さ
れた4個2組の外部接続端子110〜110とが配設さ
れている。
【0015】外部接続端子110は遊技店内の管理装置
および情報装置や島設備の表示装置等に接続され、各外
部接続端子110によってパチンコ機台側から当たり情
報、賞品球切れ情報、金枠開放情報、大入賞口始動情
報、大当たり情報等が出力され、発射装置制御情報が入
力される。
【0016】なお、各スイッチ類、表示灯、モータ、ソ
レノイド等の各種電気部品はそれぞれ図14に示すコネ
クタ130〜130を介して回路基板に接続されてい
る。
【0017】遊技盤1の遊技盤面1aにはその中央部付
近に配設された入賞装置10と、この入賞装置10の両
側方にそれぞれ配設された左中入賞口2A及び右中入賞
口2Bと、入賞装置10の両側斜め下方にそれぞれ配設
された左チューリップ式役物3A及び右チューリップ式
役物3Bと、入賞装置10の下方で横方向へ配列された
左始動口4A、中始動口4B、右始動口4Cと、入賞装
置10の斜め下方に配設されてパチンコ球が通り抜ける
左右1対のゲート5とが設置されている。
【0018】図4において、遊技盤1の裏側には、左始
動口入賞検出スイッチ117と、中始動口入賞検出スイ
ッチ118と、右始動口入賞検出スイッチ119と、左
側のゲート5を通り抜けたパチンコ球を検出する左図柄
作動スイッチ120と、右側のゲート5を通り抜けたパ
チンコ球を検出する右図柄作動スイッチ121と、中始
動口開放ソレノイド122と、中継基板123とが設置
され、また、パチンコ球を誘導する誘導樋124が取付
けられている。
【0019】次に、入賞装置10について説明すると、
遊技盤面1aにビス着されたベース枠11には中央部に
ほぼ方形状の開口部11bが開設された前枠部11aが
形成され、この前枠部11aにはその上端に配設された
天入賞口12と、この天入賞口12の若干下方に配設さ
れたリード線挿通口13と、下端に配設されたスイッッ
チ挿通口14および球通過口15とが開口されている。
【0020】ベース枠11の前枠部11aの裏面には天
入賞口12の開口縁に連接されて後方へ突出された角筒
状の上樋片11cと、開口部11bの上縁および両側縁
にそれぞれ連接されて後方へ突出された後枠部11d
と、スイッチ挿通口14の下開口縁に連接されたスイッ
チ受け板11eと、球通過口15の両側縁および下縁に
連接された下樋片11fとが突出形成されている。
【0021】ベース枠11の前枠部11aの前面上端に
は下面がベース枠11の開口部11bの上縁に整合され
た上ケース体17がビス着され、この上ケース体17に
は中央部に方形状の窓部17cが開口された前板部17
aと、この前板部17aの裏面に連接されたほぼ角筒状
の筒部17bとが形成され、筒部17bの上面には筒部
17b上へ転落したパチンコ球を天入賞口12側へ誘導
する誘導面17dが形成されている。
【0022】上ケース体17内にはLED基板18が設
置され、このLED基板18の前面にはゲート5を通過
したパチンコ球の記憶数を表示する左右2対の記憶数表
示LED19と、窓部17cに対置された左右1対の図
柄表示体(表示LED)20A,20Bとが取付けられ
ている。
【0023】両図柄表示体20A,20Bはパチンコ球
がゲート5(特定領域)を通過して図柄作図スイッチ1
20がパチンコ球の通過を検出したときにそれぞれ1,
3,5,7,9の5種類の図柄の変動表示を同時に開始
する。
【0024】左図柄表示体20Aはパチンコ球がゲート
5を通過した記憶の有無に拘わらず5種類の図柄を1→
3→5→7→9の順に1図柄につき0.032秒、1周
期0.16秒の移行速度で7.808秒間高速変動表示
してから変動表示を停止する。
【0025】右図柄表示体20Bはパチンコ球がゲート
5を通過した記憶がない場合には5種類の図柄を1→3
→5→7→9の順に1図柄につき0.032秒、1周期
の0.16秒の移行速度で9.984秒間高速変動表示
してから変動表示を停止し、右図柄表示体20Bが変動
表示を停止してから0.504秒後に両図柄表示体20
A,20Bの停止図柄が判定される(図16参照)。
【0026】また、パチンコ球がゲート5を通過した記
憶がある場合には右図柄表示体20Bは始めに5種類の
図柄を1図柄につき0.032秒、1周期0.16秒の
移行速度で7.808秒間高速変動表示し、続いて1図
柄につき0.256秒、1周期1.28秒の移行速度で
2.816〜5.12秒間低速変動表示してから変動表
示を停止し、右図柄表示体20Bが変動表示を停止して
から0.504秒後に両図柄表示体20A,20Bの停
止図柄が判定される(図17参照)。
【0027】ベース枠11の前枠部11aの下部にビス
着された下ケース体22にはその前端に垂立されて左右
端部が上方へ突出された前壁板22aと、この前壁板2
2aの裏面の左右端部および下部に連接された側壁板2
2bと、この側壁側22bの内方で前壁板22aの裏面
に連接された左右1対の中隔壁板22cとが形成され、
両中隔壁板22cの内壁面の上部および中央部には下ケ
ース体22内へ転落したパチンコ球を下ケース体22の
下側中央部へ誘導する左右1対の上誘導面22dおよび
左右1対の下誘導面22eが形成されている。
【0028】下ケース体22の左右の上端縁22fと、
上ケース体17の下面の左右端縁との間にはそれぞれ大
入賞口23がそれぞれ開設されている。
【0029】下ケース体22の両隔壁板22c間の下部
でベース枠11のスイッチ受け板11e上には大入賞口
23を通って下ケース体22内へ落入したパチンコ球を
検出する第1大入賞口入賞検出スイッチ24が水平姿勢
で設置されている。
【0030】下ケース体22の前壁板22aの裏面中央
部には1個のパチンコ球の転動が可能な方形板状に形成
されて上面が後下り状に傾斜した球受板25の前端面が
接合され、この球受板25と下ケース体22の左右の下
誘導面22eとの間にはパチンコ球を第1大入賞口入賞
検出スイッチ24の検出口へ誘導する下球通路26それ
ぞれ形成されている。
【0031】ベース枠11の前枠部11aの中央部付近
の前側には前仕切り板27が設置され、この前仕切り片
27には前枠部11aと下ケース体22との間に挟止さ
れて開口部11bの下部を閉塞する垂立片27aが垂直
状に形成され、この垂立片27aの前面の上端部には左
右対称な凸円弧状に湾曲されて前方へ突出された棚板2
7bが連接され、この棚板27bの両側縁と下ケース2
2の両上誘導面22dとの間には下球通路26に連通さ
れた左右1対の上球通路28が形成されている。
【0032】前仕切り板27の垂直片27aの下端中央
部には下縁が球受板25の上面に整合されて球受板25
上へ転落したパチンコ球を後方へ通過させる球通過口2
9が開設されている。
【0033】ベース枠11の裏側には後枠部11dの両
側板にそれぞれ突合わせ状に対接された左右の側板31
aと、この両側板31aの上端縁にそれぞれ連接された
上板31bと、この上板31bの上面の中央部に連接さ
れて上樋片11cの一方の側板および上板に突合わせ状
に対接された後樋片31cとを有する中間ケース31が
組付けられている。
【0034】ベース枠11の後枠部11aの中央部付近
と、中間ケース31の中央部付近との間には前仕切り板
27の後側に設置された後仕切り板32が挟み込まれて
いる。この後仕切り板32には前仕切り板27の垂立片
27aの後方に1個のパチンコ球の通過が可能な間隙を
隔てて垂立されて上端部付近が垂立片27aの上方へ突
出された垂立片32aと、この垂立片32aの前面上部
に連接されてベース枠11の開口部11b間に横架さ
れ、前端縁が前仕切り片27の垂立片27aの上端縁に
対接された棚板32bと、垂立片32aの上端の中央部
に切込まれた切込み部の両側縁にそれぞれ連接されてパ
チンコ球の通過不能な間隙を隔てて後方へ並行状に突出
され、下側縁および後側縁が前上端から後下縁へ円弧状
に湾曲された左右1対の上ガイド片32eと、この両上
ガイド片32eの下方で垂立片32aの裏面に連接され
て1個のパチンコ球の通過可能な間隙を隔てて並行状に
垂立された左右1対の下ガイド片32fとが形成されて
いる。
【0035】後仕切り板32の垂立片32aの裏面の左
右端部にはLED基板がそれぞれビス着され、この両L
ED基板の前面にはそれぞれ7個の連続回数表示LED
34が取付けられている。
【0036】中間ケース31内の中央部付近には上面の
前端縁が後仕切り板27の垂立板27aの上端縁に整合
されて後部が中間ケース31の両側板31aの後方へ突
出され、上面が後下り状に傾斜した誘導板36が横架さ
れている。
【0037】この誘導板36の前端中央部には通し孔3
6aが開口され、この通し孔36aの両側縁には下端縁
が後仕切り板32の両下ガイド片32fの上端縁にそれ
ぞれ突合わせられて上部が両上ガイド片32eの下部外
方にそれぞれ配設された左右1対のガイド片36bが連
接されている。
【0038】中間ケース31の後側には中間ケース31
の両側板31aに突合わせ状に対置されて垂立された左
右の側板35aと、この両側板35aの上端縁に連接さ
れて後下り状に設置され、前部が中間ケース31内の上
部に突入されて後部が両側板35aの後方へ突出された
天板35bと、両側板35aの後端縁に連接された後板
35cとを有する後ケース35が組付けられている。
【0039】後ケース35の後板35cの上下方向の中
央部付近には1個のパチンコ球の通過可能な間隙を隔て
て上下並行状に横架された上片37aおよび下片37b
と、この上片37aの左右端部および下片37bの左右
端部にそれぞれ連接された並行状に垂立された左右の側
片37cと、上片31aの下面の中央部付近および下板
37bの上面の中央部付近にそれぞれ連接されて1個の
パチンコ球の通過可能な間隙を隔てて並行状に垂立され
た左右1対の中仕切り片37dとを有する誘導枠37が
形成されている。
【0040】誘導枠37の中央部には両仕切り片37d
によって仕切られて誘導板36の左右方向の中央部上を
後方へ転動したパチンコ球が落入する特定入賞口38が
開口されるとともに、特定入賞口38の両側方には仕切
り片37dと側片37eとによって仕切られて開口幅が
特定入賞口38の開口幅より拡大された普通入賞口39
がそれぞれ開口されている。
【0041】後ケース35の後板35cの前面上端には
前面が左右対称状に湾曲された左右1対の装飾ケース7
9が取付けられ、この両装飾ケース79内にはそれぞれ
前端が装飾ケース79の前面から若干突出された各5個
の大入賞口入賞数表示LED67が装入されている。
【0042】ベース枠11の前枠部11aの下端部の後
方には後枠部11d内の下端部と、中間ケース31内の
下端部と後ケース35内の下端部とにわたって装入され
た底板50が水平状に設置されている。
【0043】底板50の上面の前端中央部には球受板2
5の後側および前仕切り板27の球通過口29の後側に
隣接されたガイド樋51が取付けられ、このガイド樋5
1の上面の両側縁には左右の誘導壁51aが突出形成さ
れ、ガイド樋51の上面には球受板25上へ転落して球
通過口29を通り抜けたパチンコ球を後方へ誘導する球
誘導面が後下りの階段状に形成されている。
【0044】後ケース35の裏面には底板50の後端部
の上方に垂立された前裏板60が取付けられ、この前裏
板60の上部には後ケース35の特定入賞口38の後側
に隣接された中通し孔60aと、両普通入賞口39の後
側にそれぞれ隣接された左右の横通し孔60bとが左右
1対の仕切り片60cによって仕切られて開口されてい
る。
【0045】前裏板60の裏側の中央部には後裏板61
が組付けられ、この後裏板61の前面には前裏板60の
両仕切り片60cの後側にそれぞれ隣接して垂立された
上片62aと、この上片62aの下端に連接されて筒形
状に形成された下片62bとをそれぞれ有する左右1対
の中仕切り壁62が突出形成され、この両中仕切り壁6
2間には特定入賞口38を通り抜けたパチンコ球を下方
へ誘導する特定通路64が形成されている。
【0046】後裏板61の前面の周縁部で両中仕切り壁
62の外方にはパチンコ球を後裏板61の前側下端の一
方の角部へ誘導する左右の外仕切り壁63が突出形成さ
れ、この両外仕切り壁63と両中仕切り壁62との間に
は両普通入賞口39を通り抜けたパチンコ球を下方の同
一個所へ誘導する普通通路65がそれぞれ形成されてい
る。この普通通路65の途中には特定通路64が連通さ
れている。
【0047】両外仕切り壁63の下端には普通通路65
の下端へ転落したパチンコ球を前方へ転動させるために
前方へ水平状に延出された案内樋66の基端部が連接さ
れている。
【0048】両中仕切り壁62間の下部には特定入賞口
38を通り抜けたパチンコ球を検出する特定領域通路検
出スイッチ68が挟持され、両外仕切り壁63間の下端
には普通入賞口39を通過するパチンコ球および特定通
路64を通過したパチンコ球を検出する第2大入賞口入
賞検出スイッチ69が挟持されている。特定入賞口38
への入賞が特定領域通過検出スイッチ68によって検出
されると、連続作動装置が作動する。
【0049】後裏板61の裏面の中央部付近にはLED
基板71がビス着され、このLED基板71の前面には
4つのLED表示灯72が取付けられている。
【0050】後裏板61の裏面にビス着されたソレノイ
ド取付け板73の裏面には左右1対の大入賞口開放ソレ
ノイド74が上向き状に取付けられ、この両大入賞口開
放ソレノイド74の作動軸74aはそれぞれスプリング
74bで上方へ付勢されている。
【0051】両大入賞口開放ソレノイド74の作動軸7
4aの上端にはこの両作動軸74aとともに上下方向へ
進退動する連結板75がそれぞれピン74cを介して連
結され、この連結板75の左右端部にはそれぞれ横長状
の挿通孔75aが貫設されている。
【0052】ベース枠11の両側部にそれぞれ水平状に
形成された左右1対の前軸受部と、後裏板61の上部の
左右端部にそれぞれ形成された左右1対の後軸受部61
bとには前後方向に沿って横架された左右1対の伝動軸
41がそれぞれ回転可能に貫挿支持され、この両伝動軸
41の前端には大入賞口23内に装入されて伝動軸41
の回転によって内外方向へ傾動する可動翼片42がそれ
ぞれ固定されている。
【0053】両伝動軸41の後端にはそれぞれ伝動片4
3が固定され、この両伝動片43の先端には後方へ突出
されて連結板75の挿通孔75a内に挿通された連結ピ
ン44がそれぞれ挿着され、両伝動軸76は伝動片43
および連結板75を介して両大入賞口開放ソレノイド7
4の作動軸74aにそれぞれ連繋されている。
【0054】両大入賞口開放ソレノイド74が励磁され
て両作動軸74aが下方へ退動すると、両伝動軸41が
相反方向へ約90°回転して両可動翼片42がそれぞれ
外方の傾動端へ傾動し、両大入賞口23がそれぞれ開放
される。
【0055】両大入賞口開放ソレノイド74が消磁され
て両作動軸74aがスプリング74bの弾発力で上方へ
進動すると、両伝動軸41がそれぞれ逆方向へ復帰回転
して両可動翼片42がそれぞれ内方の傾動端へ傾動端へ
傾動し、両大入賞口23がそれぞれ閉鎖される。
【0056】大入賞口23を通り抜けたパチンコ球は下
ケース体22内と、ベース枠11の後枠部11d内と、
中間ケース31内と、後ケース35内とにわたって形成
された入賞室45内へ転落する。
【0057】底板50の上面の後端部には制御装置の制
御信号によって回転制御される下回転体駆動モータ52
が下向き状に取付けられ、この下回転体駆動モータ52
の出力軸52aには底板50の下方に配設された駆動ギ
ヤ53が固定されている。
【0058】下回転体駆動モータ52の前方には後仕切
り板32の両下ガイド片32fの後側で底板50と誘導
板36との間に挟み込まれて垂直な回転軸を中心とする
回転動作可能に軸支され、スクリュコンベア状の外形を
有する下回転体54が直立状に設置されている。
【0059】下回転体54には円柱状の胴部54aと、
この胴部54aの回りに右上りに傾斜してスパイラル状
に巻回された形態で胴部54aの外周面に連接された送
り羽根54bと、胴部54aの下端の中心部に挿着され
た軸部54cとが形成され、軸部54cには駆動ギヤ5
3に噛合されたギヤ部55aと、周縁部にスリット55
cが切込まれた円盤状の定位置検出盤55bとが上下に
連接された従動ギヤ55が固定されている。
【0060】下回転体駆動モータ52の回転が駆動ギヤ
53および従動ギヤ55を介して下回転体54に伝達さ
れ、下回転体54は送り羽根54bが上方へ螺進する方
向へ1分間に100回転の回転速度で左回りに回転駆動
される。
【0061】下回転体54の送り羽根54bの上端には
斜め上方へ突出されて先端部が誘導板36の下面に弾接
された板ばね状の放出片54dの基端部が固定されてい
る。この放出片54dは誘導板36の下面に摺接して下
回転体54の回転軸の回りへ旋回し、下回転体54の1
回転毎に放出片54dの先端部が誘導板36の通し孔3
6a内に突入される。
【0062】大入賞口23を通って入賞室45内の前部
へ落入して前仕切り板27の棚板27b上へ転落し、棚
板27bの側縁から落下して上球通路28へ誘導された
パチンコ球は下球通路26へ転落するか、若しくは球受
板25上へ転落する。球受板25上へ転落したパチンコ
球は前仕切り板27の球通過口29を通り抜けてガイド
樋51上を転動し、回転中の下回転体54の下端部に突
き当って下回転体54によって受け止められ、下回転体
54の送り羽根54bの下端部上に載置される。
【0063】パチンコ球の後部が送り羽根54bの下端
部上に載置されると、そのパチンコ球はその前端付近が
両後仕切り板32の両ガイド片32e間に挟み込まれて
そのパチンコ球の転落が規制された状態で上方への送り
羽根54bの螺進動作によって直上へ直進移送され、誘
導板36の通し孔36a内へ持ち上げられる。
【0064】送り羽根54bによって誘導板36の通し
孔36a内(放出位置)へ持ち上げられたパチンコ球は
下回転体54の放出片54dの先端が旋回中に通し孔3
6a内へ突入された時点で放出片54dの弾発力によっ
て跳上げられて通し孔36a内から脱出し、誘導板36
上の特定入賞口38の正面位置で積極的に放出される。
【0065】底板50の下面には従動ギヤ55の定位置
検出盤55bの周縁部が突入された検出溝57aを有す
る下回転体定位置検出スイッチ56が取付けられてい
る。定位置検出盤55bのスリット55cはこのスリッ
ト55cが下回転体定位置検出スイッチ56の検出溝5
6a内へ進入すると、下回転体54の送り羽根54bの
下端付近が胴部54aの前側へ移行して送り羽根54b
の下端部上へのパチンコ球の移載が可能な状態で下回転
体54が停止するように配設されている。
【0066】後ケース35の天板35bの後端下面には
制御装置の制御信号によって回転制御される上回転体駆
動モータ46が上向き状に取付けられ、この上回転体駆
動モータ46の出力軸46aには天板35b上に配設さ
れた駆動ギヤ47が固定されている。
【0067】後ケース35の天板35bの中央部付近に
は誘導板36の中央部の上方に設置されて上回転体駆動
モータ46によって回転駆動される上回転体48が水平
回転可能に吊支され、この上回転体48には段付円盤状
の本体部48aと、この本体部48aの上端中央部に連
接されて天板35bの軸受部によって回転可能に支持さ
れた軸部48bとが形成されている。
【0068】上回転体48の軸部48bには周縁部にス
リット49cが切込まれた円盤状の定位置検出盤49a
と、駆動ギヤ47に噛合されたギヤ部49bとが上下に
連接された従動ギヤ49が固定されている。上回転体駆
動モータ46の回転が駆動ギヤ47および従動ギヤ49
を介して上回転体48に伝達されて上回転体48が1分
間に25回転の回転速度で右回りに回転駆動される。
【0069】上回転体48の本体部48aの下面は水平
な円形状に形成され、この下面には本体部48aの中心
の回りに配列されてパチンコ球を約2等分した形状を有
する4つの半球体状の第1障害物57が一体状に突出形
成されている。各第1障害物57の下端の頂部と誘導板
36の上面との間隔はパチンコ球の外径より縮小され、
また、4つの第1障害物57のうち、隣合う3つの第1
障害物57間の各間隔の大きさは特定の隣り合う2つの
第1障害物57間の間隙の大きさにより縮小されてい
る。
【0070】上回転体48の本体部48aの下面の周縁
部には間隙の大きさが拡大された2つの隣合う第1障害
物57の斜め外方に配置されて第1障害物57の突出長
および外形より縮小された突出長および外形を有する1
個の半球体状の第2障害物58が突出形成されている。
第2障害物58の下端の頂部と誘導板36の上面との間
隔はパチンコ球の外径より拡大されている。
【0071】上回転体42が回転して本体部48aの各
障害物57,58が水平旋回する途中で、第2障害物5
8が正面位置(本体部48aの前端位置)へ旋回したと
きには各第1障害物57が2列となって2つづつ前後方
向へ整列し、誘導板36の通し孔36aから特定入賞口
38に至る直線状の特定入賞通路40が開通されて上回
転体48の前下方から後下方へのパチンコ球の直進転動
が可能となり、通し孔36a内から跳上げられたパチン
コ球は各第1障害物57によって誘導されて上回転体4
8の下方を直進状に通り抜け、特定入賞口38へ落入す
る。
【0072】第2障害物58が正面位置以外の各位置に
旋回した状態では通し孔36aから特定入賞口38に至
る特定通路59が第1障害物57によって遮断され、通
し孔36aを通り抜けたパチンコ球は第1障害物57に
突き当って誘導板36上を変向して転動する。
【0073】後ケース35の天板35bの上面には従動
ギヤ49の定位置検出盤49aの周縁部が突入された検
出溝65aを有する上回転体定位置検出スイッチ65が
取付けられている。定位置検出盤49aのスリット49
cはこのスリツト49cが上回転体定位置検出スイッチ
65の検出溝65a内へ進入すると、上回転体48の第
2障害物58が正面位置へ旋回した状態で上回転体48
が停止するように配設されている。
【0074】後裏板61の後方には後裏板61の裏面に
連接されて後方へ突出された取付棒61aにビス着され
た中継基板78が垂直状に設置され、この中継基板78
の裏面には入賞装置10の各電気部品が接続されたコネ
クタおよび中継基板78と入賞装置10外の外部配線と
を接続するコネクタが取付けられている。
【0075】次に、パチンコゲームのゲーム内容につい
て説明する。パチンコ機の電源を投入すると、上回転体
駆動モータ46が起動されて上回転体48が0〜2.4
秒後に2秒間停止して2.4秒間右回りに回転する間欠
回転動作を開始し、また、下回転体駆動モータ52が起
動されて下回転体54が4秒間左回りに回転してから、
下回転体定位置検出スイッチ56が0〜0.6秒後に下
回転体54の定停止位置を検出した時点で下回転体54
が回転動作を停止する。
【0076】また、電源投入時には両図柄表示体20
A,20Bはそれぞれ「1」を表示する。
【0077】遊技盤面1aへ打出されたパチンコ球が大
入賞口23へ入賞すると、10個の賞品球が払い出さ
れ、他の入賞口へ入賞すると、6個の賞品球が払い出さ
れる。
【0078】パチンコ球がゲート5を通過すると、左右
図柄表示体20A,20Bが図柄群の変動表示を開始
し、左図柄表示体20Aは1,3,5,7,9の図柄を
7.808秒間高速変動表示してから変動表示を停止
し、右図柄表示体20Bは1,3,5,7,9の図柄を
9.984秒間高速で変動表示してから変動表示を停止
するか、若しくは始めに7.808秒間高速変動表示
し、続いて2.816〜5.120秒間低速で変動表示
してから変動表示を停止し、右図柄表示体20Bが図柄
の変動表示を停止してから0.504秒後に両図柄表示
体20A,20Bの停止図柄が判定される。
【0079】両図柄表示体20A,20Bの停止図柄が
「33」若しくは「77」となった場合(特定の表示態
様)には中始動口4B(始動口)が図柄判定時点から
0.5秒後に1回の開放時間を1.5秒とし、1回の閉
鎖時間を4.0秒として12.5秒間に3回開閉される
(図18参照)。
【0080】両図柄表示体20A,20Bの停止図柄が
「33」、「77」以外で同じ図柄となった場合、即ち
「11」、「55」、「99」となった場合(特定の表
示態様)には図柄判定時から0.5秒後に中始動口4B
が1.5秒間1回開放され(図19参照)、両図柄表示
体20A,20Bの停止図柄が同じ図柄となった場合以
外は中始動口4Bは開放されない。
【0081】両図柄表示体20A,20Bの変動表示
中、若しくは中始動口4Bの開閉中にパチンコ球がゲー
ト5を通過すると、このゲート通過球数が最高4個まで
記憶され、両図柄表示体20A,20Bの変動表示停止
後若しくは中始動口4Bの開閉終了後再び両図柄表示体
20A,20Bは図柄の変動表示を再開する。
【0082】パチンコ球が左右始動口4A,4Cに入賞
すると、大入賞口23は2.0秒後に0.348秒間1
回開放され、また、下回転体54は回転動作を開始して
大入賞口23の閉鎖後4秒経過してから0〜0.6秒後
に定位置で停止する(図20参照)。
【0083】パチンコ球が中始動口4Bに入賞すると、
大入賞口23は開放時間を0.348秒とし、閉鎖時間
を0.5秒として2回開閉され、また、下回転体54は
回転動作を開始して大入賞口23が2回目に閉鎖されて
4.0秒経過してから0〜0.6秒後に停止する(図2
1参照)。
【0084】大入賞口23へ入賞したパチンコ球が特定
入賞口38へ入賞すると、連続作動装置が作動し、大入
賞口23は4.0秒間閉鎖された後で25.9秒間に1
8回連続開閉される。この18回の連続開閉のうち1回
目から6回目まで、および、16回目から18回目まで
の大入賞口23の各回の開放時間は0.4秒で閉鎖時間
は1.1秒と規定され、7回目から15回目までの大入
賞口23の各回の開放時間は0.6秒で閉鎖時間は0.
9秒と規定されている(図22参照)。
【0085】また、大入賞口23は18回連続開閉中に
大入賞口23への入賞球数が9個カウントされた時点で
開閉を停止する(図23参照)。
【0086】大入賞口23の18回連続開閉中にパチン
コ球が再度特定入賞口38へ入賞したときには大入賞口
23はその入賞時点で4.0秒間閉鎖されてから18回
連続開閉を再開する(図24参照)。この大入賞口23
の18回連続開閉の繰返し回数は最初の回数を含めて最
高16回までと規定されている。
【0087】上回転体48はパチンコ球が特定入賞口3
8へ入賞した時点で右回りの回転動作を開始し、大入賞
口23の18回連続開閉中大入賞口23が10回目に開
放されてから0〜2.4秒後に定位置で回転動作を停止
し、大入賞口33が17回目に開放された時点で2.4
秒間回転して0.2秒間停止する電源投入時の間欠回転
動作を再開する(図23参照)。
【0088】また、特定入賞口38への入賞によって回
転動作を開始した上回転体48は大入賞口23の18回
連続開閉中に大入賞口23への入賞球数が4個カウント
されてから0〜2.4秒後に定位置で回転動作を停止
し、入賞球数が9個カウントされた時点で電源投入時の
間欠回転動作を再開する(図23参照)。
【0089】下回転体54はパチンコ球が特定入賞口3
8に入賞した時点で左回りの回転動作を開始し、大入賞
口23の18回連続開閉終了後連続作動装置の有効時間
4.0秒が経過してから0〜0.6秒間に定位置で停止
する(図22参照)。
【0090】また、下回転体54は大入賞口23の18
回連続開閉中に大入賞口23への入賞球数が9個カウン
トされて大入賞口23が閉鎖された後連続作動装置の有
効時間4.0秒が経過してから0〜0.6秒後に定位置
で停止する(図23参照)。
【0091】大入賞口23の開閉中にパチンコ球が各始
動口4A,4B,4Cに入賞しても、規定数の賞品球が
払い出されるだけで大入賞口23は引続き開閉されな
い。
【0092】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では入賞装置10の入賞室45
内には垂直な回転軸を中心として回転駆動されるスクリ
ュコンベア状の下回転体54を直立状に設置し、入賞室
45内の前部下端へ転落したパチンコ球を下回転体54
の送り羽根54bの下端部上へ誘導して下回転体54の
回転動作によって直上へ直進移送し、誘導板36の通し
孔36a内へ持上げられたパチンコ球を遊技者に大きな
利益を与える特定入賞口38への落入が可能な特定入賞
口38の正面位置で放出片54dによって積極的に放出
するように構成してある。
【0093】このため、入賞室81内の下端の特定位置
へ転落したパチンコ球を下回転体54によって直上へ直
進移送して遊技者に大きな利益を与える特定入賞口38
への入賞が可能な位置で放出することができ、入賞室8
1内でのパチンコ球の移送態様を特異化してゲームの興
趣を高めることができる。
【0094】また、下回転体54によって移送されて放
出されるパチンコ球が通り抜ける誘導板36の通し孔3
6aから特定入賞口38へ至る特定通路59を上回転体
48の各障害物57,58の旋回態様によって開通およ
び遮断し、特定入賞口38への入賞確率を上回転体42
によって変化させてゲームの興趣を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】入賞装置の縦断面図である。
【図2】パチンコ機の正面図である。
【図3】パチンコ機の枠部の裏面図である。
【図4】遊技盤の裏面図である。
【図5】入賞装置の正面図である。
【図6】入賞装置の斜視図である。
【図7】図1のX1−X1線矢視図である。
【図8】図1のX2−X2線矢視図である。
【図9】図1のX3−X3線矢視図である。
【図10】図1のX4−X4線矢視図である。
【図11】図1のX5−X5線矢視図である。
【図12】図1のX6−X6線矢視図である。
【図13】図1のX7−X7線矢視図である。
【図14】パチンコ機の電気配線図である。
【図15】電源投入時の上下回転体の動作を示すタイム
チャートである。
【図16】両図柄表示体の変動表示態様を示すタイムチ
ャートである。
【図17】両図柄表示体の変動表示態様を示すタイムチ
ャートである。
【図18】中始動口の開閉態様を示すタイムチャートで
ある。
【図19】中始動口の開閉態様を示すタイムチャートで
ある。
【図20】大入賞口の開閉態様と下回転体の動作とを示
すタイムチャートである。
【図21】大入賞口の開閉態様と下回転体の動作とを示
すタイムチャートである。
【図22】大入賞口の18回転連続開閉態様と上下回転
体の動作とを示すタイムチャートである。
【図23】大入賞口の開閉態様と上下回転体の動作とを
示すタイムチャートである。
【図24】大入賞口の開閉態様と上下回転体の動作とを
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 入賞装置 23 大入賞口 38 特定入賞口 45 入賞室 54 下回転体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−25876(JP,A) 特開 平3−63080(JP,A) 特開 平3−195576(JP,A) 実開 昭64−3679(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉制御可能な大入賞口と、前記大入賞
    口を通ったパチンコ球が転動可能な入賞室とを有する入
    賞装置を備えたパチンコ機において、 前記入賞室には、 遊技者に大きな利益を与える特定入賞口と、 前記入賞室内の所定位置に到達したパチンコ球を移送可
    能なスクリュコンベア状の回転体と、その回転体の回転
    動作によって持上げられたパチンコ球を弾発力によって
    前記特定入賞口への入賞が可能な放出位置で放出可能な
    放出片とを有する球移送機構とを備えたパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したパチンコ機におい
    て、 球移送機構は、特定入賞口の正面位置でパチンコ球を放
    出するパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載したパチンコ機
    において、 放出位置と特定入賞口との間に姿勢を変更可能な障害物
    を備え、 前記障害物によって前記放出位置から放出されたパチン
    コ球の転動方向を変化させ得るパチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    たパチンコ機において、 特定領域を通過するパチンコ球を検出すると図柄群の変
    動表示を開始し、特定の表示態様で変動を停止すると始
    動口を開閉し、 前記始動口にパチンコ球が入賞すると大入賞口の開閉制
    御を行うパチンコ機。
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