JP2873553B2 - 昇降パネル付展示ケ−ス - Google Patents
昇降パネル付展示ケ−スInfo
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Description
な種々の品物や美術品等を展示公開する場所で使用して
好適な展示ケ−スに係るものである。
形の展示ケ−スは、展示品を保護した状態で観覧者によ
く見えるように展示するため、少なくとも前面全体を板
ガラス等の透明板で覆った箱状体に形成されたものが多
い。
のものは例えば200号程以上もある大形絵画や屏風絵な
どから、小さいものは短冊や扇子などまで、様々な大き
さのものを展示するために、大形の展示品を収容展示で
きる大きさに形成されたものが多いが、このような大形
展示ケ−スで小形の品物を展示すると展示品が映えない
という問題がある。即ち、展示品が小さいと何も展示さ
れない余剰空間が外部から広く見えてしまい、特に、
上,下方向での空間バランスがアンバランスとなり、ま
た、展示品も目立ち難くなるからである。
上記のような問題点に鑑み、展示品が大形の品物である
ときは、展示面をその大形展示品に合せて広く開け、展
示品が小形の品物であるときは展示面をその小形展示品
に合せて形成することができる展示ケ−スを提供するこ
とを課題とするものである。
を目的としてなされた本発明展示ケ−スの構成は、展示
ケ−スの正面に設けた板ガラス等の透明材による観覧面
に近接した前面に、昇降自在、かつ、所望の上下位置で
固定できるようにした前記観覧面を覆う遮光パネルを設
けると共に、前記遮光パネルの上限位置の前面に、当該
遮光パネルを覆うカバ−パネルを位置固定に設けたこと
を特徴とするものである。
設した観覧面に対し、その面に近接した前面に昇降自
在、かつ、位置固定にして遮光パネルを設けたことによ
って、前記観覧面を任意の上下幅で開口した展示ケ−ス
に形成できるから、一の展示ケ−スで展示品の大,小に
応じて観覧面の上下幅の大きさを変えた展示ケ−スとし
て使用できる。また、遮光パネルを下限まで降ろせば、
その遮光パネルの前面を、通常壁面や別の展示面として
利用することも可能になる。上限まで昇げた遮光パネル
は、その前面がカバ−パネルに覆われるので目障りにな
る等の支障を来すことはない。
1は本発明展示ケ−スの一例の要部の正面図、図2は図
1の展示ケ−スの左側断面図、図3は本発明展示ケ−ス
の別例の要部の正面図、図4は図3の展示ケ−スの左側
断面図、図5は図3,図4の展示ケ−スの構造例の要部
を示す斜視図、図6は図5におけるA部の拡大図であ
る。
で、背壁1a、天井1b、床1cを具備し、前面が開口されて
ケ−ス内部の展示物品を見るための観覧面となる、ここ
では板ガラス2が装着されている。なお、図示した板ガ
ラス2は、前記ケ−ス本体1の全幅が大きいため、適宜
の単位正面幅の板ガラス2が連設状態で設けられてい
る。3は前記ケ−ス1の天井1bに設けた照明器具、4は
前記ケ−ス1の天井1bの上方に形成した支持フレ−ム
で、後に述べる昇降自在にした遮光パネル5と上昇した
上限位置での該パネル5をカバ−するカバ−パネル6を
支持するためのものである。上記展示ケ−スにおいて、
展示品は、前記ケ−ス本体1の背壁1aの前面、或は、床
1cの上において展示される。また、観覧面となる板ガラ
ス2は、それに代え透明プラスチック板を使用してもよ
い。
−ム4かその前面で上下スライド可能に支持する遮光パ
ネル5が、展示ケ−ス1の全幅に亘り設けられた観覧面
たる板ガラス2の全面を覆うことができる幅と高さを有
するものであるため、展示ケ−ス1と略同程度の幅と高
さに形成されている。そして、該フレ−ム4の前部上端
には遮光パネル5の吊り滑車7が配され、該滑車7を経
由してフレ−ム4内に設けた巻上機8に巻上げ,巻戻し
されるワイヤ,チェ−ン等の索9が遮光パネル5の上端
に固定されている。
と展示ケ−ス1の板ガラス2に近接した前面において当
該板ガラス2の全面を覆うことができる大きさである。
なお、遮光パネル5は、その昇降範囲の最下端まで下ろ
しても板ガラス2の下方部分を残して当該ガラス2を覆
う上下幅に形成したものもあり得る。また、遮光パネル
5の前面側は、必要に応じ展示壁面、或は、通常壁面と
して使用できる外装が施されているものとする。更に、
遮光パネル5は、その昇降時、或は、固定位置において
左右に揺動したり、前後でガタつくことがないように、
当該パネル5の左右両側端、或は、後に述べるカバ−パ
ネル6とフレ−ム4の間に、スベリ子などによる適宜の
スライドガイド部材(図に表われず)を設けて、その昇
降、或は、固定位置を案内,保持することが望ましい。
て、その前面とフレ−ム4の上部をカバ−するようにフ
レ−ム4の上端4aから吊下する形式により固定して設け
たカバ−パネルである。10はカバ−パネル上部に設けた
支持部材兼上部カバ−である。
2で例示して説明したように形成すると、展示ケ−ス内
に大形の展示物が展示されたときは、遮光パネル5を上
限まで引上げてその位置に固定しておけば、当該パネル
5はカバ−パネル6の裏面に全面が隠れて展示ケ−ス1
の観覧面、つまり板ガラス2の全面を使って展示物を観
覧者に見せることができる。
遮光パネル5を展示品の大きさに合せて板ガラス2の高
さの途中まで降ろしてその位置で固定すると、展示品の
大きさにマッチした板ガラス2の開放された面が外部に
現われ、板ガラス2の上半側は遮光パネル5に覆われる
から、大形の展示ケ−スであり乍ら、小形の展示物に合
った観覧面を有する展示ケ−スとして使用できる。
ケ−スは、観覧面である全部の板ガラス2の全面に対し
て一枚の遮光パネル5を昇降自在に設けたものである
が、遮光パネル5が大きいと重量も大きくなるため、そ
の昇降機構や昇降動作も大型で容量が大きく、作動速度
も緩慢なものとなる。この点に鑑み、本発明では遮光パ
ネル5を図3〜図5に例示するように、ここでは各板ガ
ラス2の幅に合せて複数枚に分割した分割パネル51の型
式に形成し、各パネル51を夫々に所望の昇降位置で固定
できるようにしたので、次にこの点について説明する。
ように、支持フレ−ム4の前面にダブルサスペンション
レ−ル11(以下、単にレ−ル11という)を2本設け、該
レ−ル11の可動レ−ル11aの前面に分割パネル51の後面
を取付けて各板ガラス2の前面で昇降自在に形成してい
る。11bは可動レ−ル11aのガイドロ−ラ、91は前記パネ
ル51の昇降用の索、12はパネル51の落下防止カム機構で
ある。
うに形成されている。パネル51の裏面に垂直に平行な2
本の安全レ−ル13を設けると共に、このレ−ル13に対向
したフレ−ム4側に固定カムと可動カム12aを向い合せ
て設け、前記レ−ル13を2つのカム12aの間に通す。一
方の可動カム12aは、バネ(図示せず)の力によりその
カム12aが自己復帰位置に強制されるように形成されて
いると共に、そのカム軸(図示せず)に自動巻取りされ
るようにした安全索13aがプ−リ71に設けたレバ−71aに
連結されていることにより、そのバネの力に抗してカム
12aの姿勢を、レ−ル13を遊挿させる側に回転させた角
度に保持している。ここで、万一、前記索91が切れてプ
−リ71に前記索91による負荷がかからなくなると、レバ
−71aがカム12aのバネの力で安全索13aに引張られて回
転するので、カム12aはバネ力で自己復帰して安全レ−
ル13をカム12aの楔作用で挟持することにより、分割パ
ネル51がそれ以上落下しないようにしている。なお、こ
の落下部止カム機構12と安全レ−ル13は図示しないが、
図1,図2の展示ケ−スのパネル5についても設けられ
ているものとする。
51が分割タイプで設けられるため、各パネル51の分割面
の間には隙間が形成される。本発明では、この隙間を利
用してカバ−パネル6の支持ブラケット14を例えば支持
フレ−ム4の上,下位置に設けることにより、カバ−パ
ネル6を強固,安定に前記フレ−ム4の前面において支
持すると共に、各分割パネル51同士の分割面に、ここで
は刷毛状に起毛した目地材15を設けて外見上の体裁を整
えると共に防塵を図っているので、次にこの点について
図6により説明する。
合せ端面51a,51aには、その全長に亘り互に相手方面に
対して刷毛状に起毛した目地材15,15を取付けることに
より、分割面51a,51aの隙間を防塵すると共に、分割パ
ネル51同士がこの面でガタ付くことがないようにしてい
る。なお、目地材15としては、柔軟なリップ状をなすゴ
ム系の板状部材を使用してもよい。一方、この分割面51
a,51aの間には前記目地材15があっても、その可撓性、
或は、柔軟性により、目地材15同士の間に物を挿通させ
ることができるので、この隙間に、平面略T状をなすブ
ラケット14の脚部14aを立ててフレ−ム4の前面の上,
下に固定し、該脚14aの先端に設けた面状の支持プレ−
ト14bの前面にカバ−パネル6の裏面を取付けることに
より、カバ−パネル6を支持フレ−ム4の前面の少なく
とも上,下においてブラケット14により直接支持するこ
とができ、従って、カバ−パネル6を安定かつ強固に取
付けることができるのである。
にそれを昇降させる索91,プ−リ71,巻上機81を具備す
るので、各分割パネル51を個々に昇降させたり、一斉に
昇降させたりする昇降,位置決め態様を任意に選択でき
る。この結果、1台の展示ケ−スであっても、観覧面の
大きさを任意の上,下幅に形成した展示ケ−スに形成す
ることができるので、便利である。
スは、その前面に広大な板ガラスにより形成した観覧面
に、遮光パネルを、任意の高さに位置決め固定して観覧
面の板ガラスをカバ−できるようにしたので、展示物品
の大きさ、ことに背の高さに合せた高さの板ガラスによ
る観覧面を形成できるので、合理的かつ見映えのよい展
示ケ−スとして使用することができる。
と、板ガラスの前面は、別の壁面に形成できるので、展
示ケ−スを使用しないときも、合理的な壁面形成、並び
に、その利用ができる。
斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 展示ケ−スの正面に設けた板ガラス等の
透明材による観覧面に近接した前面に、昇降自在、か
つ、所望の上下位置で固定できるようにした前記観覧面
を覆う遮光パネルを設けると共に、前記遮光パネルの上
限位置の前面に、当該遮光パネルを覆うカバ−パネルを
位置固定に設けたことを特徴とする展示ケ−ス。 - 【請求項2】 遮光パネルはその幅方向で2枚以上の分
割タイプに形成し、夫々に昇降自在、かつ、所望の上下
位置で固定可能に設けた請求項1の展示ケ−ス。 - 【請求項3】 分割タイプの遮光パネルにおける各分割
面には、植毛又は起毛部材或はリップ状部材による目地
材を設けると共に、カバ−パネルの支持部材を展示ケ−
ス側から前記分割面の外側に突出させて設け、該支持部
材に前記カバ−パネルを支持させた請求項2の展示ケ−
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17692595A JP2873553B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 昇降パネル付展示ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17692595A JP2873553B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 昇降パネル付展示ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094342A JPH094342A (ja) | 1997-01-07 |
JP2873553B2 true JP2873553B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16022159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17692595A Expired - Fee Related JP2873553B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 昇降パネル付展示ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873553B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP17692595A patent/JP2873553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH094342A (ja) | 1997-01-07 |
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