JP2873431B2 - 押鍵検出装置 - Google Patents

押鍵検出装置

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JP2873431B2 JP6291997A JP29199794A JP2873431B2 JP 2873431 B2 JP2873431 B2 JP 2873431B2 JP 6291997 A JP6291997 A JP 6291997A JP 29199794 A JP29199794 A JP 29199794A JP 2873431 B2 JP2873431 B2 JP 2873431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押鍵検出装置に関し、
さらに詳細には、鍵盤楽器の鍵盤の白鍵ならびに黒鍵
(適宜、「鍵」と総称する。)の押鍵/離鍵による鍵操
作にともなう鍵動作状態を検出し、検出された鍵動作状
態を表す鍵情報を出力することのできる鍵動作状態検出
装置に用いて好適な押鍵検出装置に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、電気信号を出力できないアコー
スティック・ピアノや、電気信号として押鍵/離鍵によ
る鍵操作に基づく鍵情報たる押鍵情報/離鍵情報を出力
できない電子鍵盤楽器などの鍵盤楽器を使用して、外部
の電子楽器を制御するための装置として、当該鍵盤楽器
の押鍵/離鍵による鍵操作にともなう鍵動作状態を検出
し、検出された鍵動作状態を表す鍵情報(押鍵情報/離
鍵情報)を外部の電子楽器へ出力することのできる鍵動
作状態検出装置が知られている。
【0003】こうした鍵動作状態検出装置として、例え
ば、実開昭58−172993号公報あるいは実開昭5
8−172994号公報に開示された「自動演奏ピアノ
のキー取付け構造」があり、使用時にはピアノの鍵盤上
面にセンサーを容易に取り外しできないように固定的に
設置し、こうして設置したセンサーにより各鍵の押鍵/
離鍵を検出するようにしている。
【0004】また、本願出願人の出願にかかる鍵動作状
態検出装置としては、特願平6−166019号(出願
日:平成6年6月24日)に開示された鍵動作状態検出
装置があり、この鍵動作状態検出装置は、底部が鍵盤楽
器の鍵盤上に載置可能に形成された筐体と、上記筐体内
に配設され、上記鍵盤の所定数の白鍵および黒鍵の鍵操
作にともなう鍵動作状態を検出する検出手段と、上記筐
体内に配設され、上記検出手段により検出された上記鍵
動作状態を表す鍵情報を出力する出力手段とを有し、上
記底部を介して上記筐体を上記鍵盤上に載置することに
より、上記検出手段により上記鍵動作状態が検出され、
上記出力手段により上記鍵動作状態を表す鍵情報が出力
されるようにしたものである。
【0005】従って、こうした本願出願人の出願にかか
る鍵動作状態検出装置においては、筐体内に検出手段お
よび出力手段が配置されており、単に筐体を鍵盤楽器の
鍵盤上に載置するのみで、所定数の黒鍵および白鍵の鍵
操作にともなう鍵動作状態が検出されて、当該鍵動作状
態を表す鍵情報が出力されることになり、鍵盤楽器への
鍵動作状態検出装置の取り付けや、鍵盤楽器からの鍵動
作状態検出装置の取り外しを、極めて容易かつ迅速に行
うことができるものであった。
【0006】ところで、上記したような種々の鍵動作状
態検出装置においては、当該鍵動作状態検出装置が使用
される鍵盤楽器の押鍵/離鍵の検出に際しては、当該鍵
盤楽器固有の機械的特性(鍵の押鍵開始位置/離鍵開始
位置や鍵操作のストロークなど)のばらつきがあるため
に、鍵の動作を連続的に検出して押鍵/離鍵を判定する
必要があった。
【0007】こうした鍵の動作を連続的に検出して押鍵
/離鍵を判定する押鍵検出装置としては、フォト・セン
サーを用いて鍵の動作を光学的に検出するタイプのもの
が提案されている。
【0008】図5(a)(b)には、フォト・センサー
を用いた押鍵検出装置の一例が示されている。この押鍵
検出装置は、全体の動作の制御を行うCPU100と、
CPU100が実行するプログラムなどが格納されたR
OM102と、CPU100によるプログラムの実行に
必要な後述する各種レジスタ群が設定されたRAM10
4と、CPU100により制御されるフォト・センサー
106と、鍵108の動作を伝達するアクチュエータ1
10と、アクチュエータ110と同期して移動する反射
板112とを有して構成されている。
【0009】この押鍵検出装置においては、鍵108の
押鍵操作と同期して下方へ移動するとともに、鍵108
の離鍵操作と同期して上方へ移動して復帰するアクチュ
エータ110の上端部に三角形状の反射板112が配設
されており、発光部としての発光ダイオード(LED)
106aと受光部としてのフォト・トランジスタ106
bとが一体に組み込まれたフォト・センサー106のL
ED106aから出射される光線を、フォト・トランジ
スタ106bへ反射するようになされている。
【0010】なお、当然のことながら、上記したフォト
・センサー106、アクチュエータ110ならびに反射
板112は、検出の対象とされるすべての鍵108毎に
それぞれ配設されるものであり、フォト・センサー10
6が押鍵/離鍵を検出した場合には、押鍵情報/離鍵情
報とともに押鍵/離鍵を検出したフォト・センサー10
6に対応する鍵108を示す情報がCPU100から出
力される。
【0011】このフォト・センサー106による押鍵/
離鍵の検出は、CPU100の制御によって、以下のよ
うな処理により行われる。即ち、フォト・センサー10
6においては、LED106aによって反射板112に
対して出射された光線が、反射板112によってフォト
・トランジスタ106bへ反射されることになる。フォ
ト・トランジスタ106bにおいては、フォト・トラン
ジスタ106bへ到達する光量に応じて出力電流が変化
するので、これを電圧としてCPU100へ出力する
(以下、「出力電圧」と称する。)。
【0012】例えば、図5(a)に示す鍵108が離鍵
された状態から、図5(b)に示すように鍵108が押
鍵されると、アクチュエータ110が下方へ移動し、反
射板112によりフォト・トランジスタ106bへ反射
される光量が減少する。このため、フォト・トランジス
タ106bに流れる電流が減少するので、出力電圧が上
昇する。一方、図5(a)に示すように鍵108が離鍵
されるとアクチュエータ110が上方へ移動して復帰
し、反射板112によりフォト・トランジスタ106b
へ反射される光量が増大する。このため、フォト・トラ
ンジスタ106bに流れる電流が増大するので、出力電
圧が低下して押鍵前の出力電圧値に復帰することにな
る。
【0013】従って、フォト・トランジスタ106bの
出力電圧値を検出し、検出された出力電圧値を鍵108
の押鍵/離鍵に対応して予めそれぞれ設定された基準電
圧値たる押鍵スレッショルド電圧値/離鍵スレッショル
ド電圧値(この場合には、「押鍵スレッショルド電圧値
>離鍵スレッショルド電圧値」となる。)とそれぞれ比
較し、検出された出力電圧値が押鍵スレッショルド電圧
値を越えて増大する場合に鍵108の押鍵があったと判
定し、検出された出力電圧値が離鍵スレッショルド電圧
値を越えて減少する場合に鍵108の離鍵があったと判
定することにより、押鍵/離鍵を判定することができ
る。
【0014】そして、鍵108の押鍵を示すものと判定
されたときは、CPU100から押鍵情報が出力され、
鍵108の離鍵を示すものと判定されたときは、CPU
100から離鍵情報が出力されるようにすればよい。
【0015】また、図6には、フォト・センサーを用い
た押鍵検出装置の他の例の機構的構成のみが示されてい
るが、この押鍵検出装置においては、鍵108の押鍵操
作と同期して下方へ移動するとともに、鍵108の離鍵
操作と同期して上方へ移動するアクチュエータ110の
上端部に、三角形状の貫通穴200aが穿説された板状
部材200が配設されている。フォト・センサー106
を構成するLED106aとフォト・トランジスタ10
6bとは、板状部材200を介して対向して配置されて
おり、離鍵時においては貫通穴200aを通してLED
106aの出射光がフォト・トランジスタ106bへ到
達するようになされており、押鍵時においては板状部材
200によりLED106aの出射光が遮断され、LE
D106aの出射光がフォト・トランジスタ106bへ
到達しないようになされている。
【0016】なお、当然のことながら、この図6に示す
例においても、上記したフォト・センサー106、アク
チュエータ108ならびに板状部材200は、検出の対
象とされるすべての鍵108毎にそれぞれ配設されるも
のであり、フォト・センサー106が押鍵/離鍵を検出
した場合には、押鍵情報/離鍵情報とともに押鍵/離鍵
を検出したフォト・センサー106に対応する鍵108
を示す情報がCPUから出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような押鍵検出装置にあっては、鍵の押鍵/離鍵の動
作状態と、フォト・トランジスタに到達する光量の変化
に応じたフォト・トランジスタの出力電圧値との関係
が、常に図7に示す特性曲線Aのように、出力電圧値が
飽和となるような電圧値をとることなく、しかも離鍵と
押鍵とにおける出力電圧値の電圧差が大きいものである
ならば、押鍵/離鍵の正確な判定を比較的容易に行うこ
とができる。
【0018】しかしながら、フォト・センサーを構成す
るフォト・トランジスタの受光感度は、部品毎にかなり
のばらつきを生じていることが知られている。このた
め、押鍵検出装置の回路設計に際して、受光感度の低い
フォト・トランジスタに合わせた回路設計を行っていた
場合には、使用されるフォト・トランジスタの受光感度
が高いと、図7に示す特性曲線Bのように押鍵と離鍵と
の動作中に出力電圧値が飽和してしまうことになり、押
鍵/離鍵を正確に判定することができないという問題点
があった。
【0019】一方、押鍵検出装置の回路設計に際して、
受光感度が高いフォト・トランジスタに合わせて出力電
圧が飽和しないように回路設計を行うと、使用されるフ
ォト・トランジスタの受光感度が低い場合には、図7に
示す特性曲線Cのように押鍵と離鍵とにおける出力電圧
値の電圧差が小さくなってしまい、出力電圧値のA/D
変換を行うA/D変換器の精度以下の電圧変化となった
り、ノイズに対して脆弱になったりするという問題点が
あった。
【0020】さらに、こうした問題点に対処するために
は、精度の高いA/D変換器を採用したり、電気回路で
極力ノイズを発生しないように機構部品の精度を可能な
限り上げるようにする必要があり、コスト・アップを引
き起こすという新たな問題点を招来していた。
【0021】しかも、押鍵検出装置においては、押鍵/
離鍵を検出する鍵の個数分のフォト・トランジスタを必
要とするものであるため、一つの押鍵検出装置に使用さ
れるフォト・トランジスタの中に、種々の受光感度のも
のが混在することになる。従って、どの程度の受光感度
のフォト・トランジスタに合わせた回路設計を行えば、
正確に押鍵/離鍵を判定することができるようになるか
という問題に常に直面することとなっていた。
【0022】本発明は、上記したような押鍵検出装置に
内在する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、例えば、フォト・トランジスタ
のような光電変換素子などのように、受光した光量を電
気信号に変換する光電変換手段の受光感度のばらつきの
補正を、個々の光電変換手段毎に行うようにして、コス
ト・アップを招来することなしに、正確な押鍵/離鍵の
判定を行うことのできる押鍵検出装置を提供しようとす
るものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による押鍵検出装置は、受光した光量を電気
信号に変換する光電変換手段の受光感度のばらつきを、
受光感度の低い光電変換手段に対しては、光源から当該
光電変換手段へ出射する光量を増大するとともに、受光
感度の高い光電変換手段に対しては、光源から当該光電
変換手段へ出射する光量を減少するようにして、複数の
光電変換手段における受光感度のばらつきを個々に補正
するようにしたものである。
【0024】即ち、本発明による押鍵検出装置は、押鍵
/離鍵の検出対象とされる複数の鍵に対応してそれぞれ
配設された複数の光源と、上記複数の光源にそれぞれ対
応して配設されるとともに、上記複数の光源のうちの対
応する光源の光を受光し、上記受光した光を光量に応じ
た電気信号に変換して出力する複数の光電変換手段とを
有し、上記鍵の押鍵/離鍵と同期して上記光電変換手段
が受光する光量が変化され、上記光電変換手段が受光す
る光量の変化に応じて上記光電変換手段から出力される
電気信号の変化に基づき、上記鍵の押鍵/離鍵を検出す
る押鍵検出装置において、上記複数の光源にそれぞれ対
応する上記光電変換手段のそれぞれの受光感度に応じ
て、上記複数の光源がそれぞれが異なる光量を発生する
ように制御する制御手段を有するようにしたものであ
る。
【0025】また、上記制御手段は、上記光電変換手段
のそれぞれが飽和することなく動作するように、上記複
数の光源がそれぞれが異なる光量を発生するように制御
すればよい。
【0026】
【作用】制御手段は、光電変換手段の受光感度に応じ
て、当該光電変換手段に対応する光源が発生する光量を
制御する。
【0027】従って、受光感度の低い光電変換手段にお
いては、制御手段が当該光電変換手段に対応する光源が
発生する光量を増大するように制御すると、受光感度の
低い光電変換手段でも電気信号の変化を大きく取ること
ができるようになるので、S/N比を改善することがで
きるようになり、電気回路のノイズ低減や機構部品の精
度向上になどのためのコストを低減することができる。
【0028】また、受光感度の高い光電変換手段におい
ては、制御手段が当該光電変換手段に対応する光源が発
生する光量を低減するように制御すると、受光感度の高
い光電変換手段でも飽和させずに動作させることができ
るようになる。
【0029】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら、本発明に
よる押鍵検出装置の一実施例を詳細に説明するものとす
る。
【0030】図1は、本発明による押鍵検出装置を備え
た鍵動作状態検出装置の外観斜視図を示しており、この
鍵動作状態検出装置10はマイクロ・コンピュータによ
って制御され、ピアノなどの鍵盤楽器の鍵盤12の白鍵
12aおよび黒鍵12bの鍵操作(押鍵操作/離鍵操
作)による鍵動作状態を検出して、MIDIにより鍵動
作状態を表す鍵情報(押鍵情報/離鍵情報)を出力する
ものである。
【0031】こうした鍵動作状態検出装置10には本発
明による押鍵検出装置が備えられており、この押鍵検出
装置のハードウェア構成は、上記において説明した図5
(a)(b)ならびに図6に示された押鍵検出装置と同
様な構成であるので、その詳細な説明は省略する。な
お、理解を容易にするために、本発明による押鍵検出装
置は、図5(a)(b)に示すハードウェア構成を備え
たものとして説明する。
【0032】また、鍵動作状態検出装置10は、例え
ば、音高「C2」乃至音高「C4」に相当する25鍵分
の鍵動作を検出することができるものとし、図5(a)
(b)に示す押鍵検出装置は、25鍵分設けられている
ものとする。
【0033】図2は、図3に示す補正処理ルーチン(押
鍵検出装置に設けられたフォト・トランジスタ106b
の受光感度を検出し、フォト・トランジスタ106bに
とって最適なLED106aの輝度を検出するためのル
ーチンである。)の実行に用いる回路である。
【0034】図2に示す回路において、CPU100の
A0〜A2は、フォト・センサー106のLED106
aの輝度を調整するために、LED106aへ流す電流
たるLED電流を設定するための出力ポートとしてのL
ED電流設定ポートである。このLED電流設定ポート
のA0〜A2を用いて、2進数によって10進数の「1
〜7」に対応する数値を順次発生する(以下、LED電
流設定ポートのA0〜A2によって発生される「1〜
7」に対応する数値を、「ステップ値」と称する。)。
そして、LED106aに流れる電流はステップ値1の
ときに最も少なくなり、ステップ値が大きくなるにつれ
て少しずつ流れる電流が増加して行き、ステップ値7の
ときに最も多くの電流が流れるように、アナログ・セレ
クタに電流が供給される。
【0035】また、CPU100のB0〜B4は、25
鍵分設けられたLED106aの中から発光させるLE
D106aをそれぞれ選択するための出力ポート(以
下、出力ポートBと称す。)である。即ち、この出力ポ
ートBのB0〜B4を用いて、2進数によって10進数
の「0〜24」に対応する数値を順次発生してアナログ
・セレクタへ供給する。アナログ・セレクタは出力ポー
トBから供給された数値に対応するLED106aを、
25鍵分設けられたLED106aから選択し、LED
電流設定ポートのA0〜A2によって供給される電流
を、選択されたLED106aへ供給することになる。
【0036】さらに、CPU100のAD INは、フ
ォト・トランジスタ106bの出力電圧をアナログ電圧
として読み込み測定するアナログ入力ポートたるフォト
・センサー電圧入力ポートであり、0Vから5Vを25
6段階の分解能で測定することができるようになされて
いる。
【0037】一方、RAM104には、以下に説明する
ようなレジスタが設定されている。なお、以下の説明に
おいては、各レジスタなどの内容(データなど)は、特
に断らない限り、同一のラベル名で表すものとする。
【0038】(1)テンポラリ・レジスタ LED電流を決定するために使用する一時的なレジスタ
である。
【0039】(2)番号レジスタ 補正処理ルーチンにおいて、処理の対象になる25鍵分
のフォト・センサー106(25個のフォト・センサー
106がある。)を示すそれぞれの番号(0〜24)を
記憶するレジスタである。
【0040】(3)LED電流レジスタ0〜LED電流
レジスタ24 フォト・センサー106の番号(0〜24)にそれぞれ
対応して、25個のLED106aのそれぞれにつき、
フォト・トランジスタ106bにとって最適なLED1
06aの輝度を発生するためのLED電流値を記憶して
いるレジスタである。なお、押鍵検出装置の電源が遮断
されても、その記憶内容は保持されているものとし、後
述する押鍵検出処理ルーチン(図4)において、フォト
・トランジスタ106bにとって最適なLED106a
の輝度を発生するためのLED電流値として使用され
る。
【0041】(4)フォト・センサー電圧レジスタ フォト・センサー106のフォト・トランジスタ106
bの電圧を一時的に記憶するレジスタである。
【0042】以上の回路構成において、CPU100
が、ROM102に格納されたプログラムに基づき、図
3に示す補正処理ルーチンのフローチャートの処理を行
うことによって、各フォト・トランジスタ106bにと
って最適なLED106aの輝度を発生するためのLE
D電流値が決定される。
【0043】図3に示す処理を開始するにあたっては、
25鍵分のすべてのアクチュエータ110が離鍵位置に
あって、フォト・トランジスタ106bにLED106
aからの光が最も入射されるように設定してから、補正
処理ルーチンの実行を開始するが、フォト・トランジス
タ106bの飽和電圧は、回路の設計によって予め決定
される特定の値である。
【0044】図3に示す補正処理ルーチンにおいては、
番号レジスタに「0」をセットし、番号「0」のLED
106aに対する処理から行うようにする(ステップS
302)。
【0045】次に、番号レジスタに記憶されたフォト・
センサー106の番号を出力ポートBに供給し、アナロ
グ・セレクタを介して当該番号のフォト・センサー10
6を動作可能とする(ステップS304)。
【0046】さらに、テンポラリ・レジスタに、ステッ
プS304で動作可能とされたフォト・センサー106
のLED106aに流れるLED電流として、最も電流
値の低い電流を示すステップ値1をセットする。そし
て、テンポラリ・レジスタにセットされたステップ値1
をLED電流設定ポートへ設定し、ステップS304で
動作可能とされたフォト・センサー106のLED10
6aに、ステップ値1により示される最も電流値の低い
電流を供給する(ステップS306)。
【0047】LED106aに電流が供給されるとLE
D106aが発光し、これによりフォト・トランジスタ
106bに出力電圧が発生する。この出力電圧をフォト
・センサー電圧入力ポートにより測定し、フォト・セン
サー電圧レジスタに記憶する(ステップS308)。
【0048】そして、ステップS308においてフォト
・センサー電圧レジスタに記憶した出力電圧と飽和電圧
とを比較し(ステップS310)、飽和電圧の方が電圧
値が高い場合には、最もLED106aの発光量が小さ
いにも関わらず、飽和電圧より低い電圧値の出力電圧し
かフォト・トランジスタ106bにおいて発生していな
いものであるので、システムに何らかのトラブルが発生
したものとして、この補正処理ルーチンを中止する(ス
テップS312)。
【0049】一方、ステップS308においてフォト・
センサー電圧レジスタに記憶された出力電圧と飽和電圧
とを比較した結果、フォト・センサー電圧レジスタに記
憶された出力電圧の電圧値が飽和電圧の電圧値以上であ
った場合には、テンポラリ・レジスタを「1」インクリ
メントして、LED106aに現在供給している電流の
ステップ値より「1」大きいステップ値の電流を流すよ
うに設定する(ステップS314)。
【0050】次に、ステップ値は「7」以下の値に設定
されているので、ステップS314で「1」インクリメ
ントしたステップ値が「8」未満であるかを判断し(ス
テップS316)、ステップS314で「1」インクリ
メントしたステップ値が「8」未満であるならば、テン
ポラリ・レジスタにセットされた値をLED電流設定ポ
ートへ設定し、番号レジスタの示す番号のフォト・セン
サー106のLED106aに、テンポラリ・レジスタ
にセットされたステップ値により示される電流を供給す
る(ステップS318)。
【0051】LED106aに電流が供給されるとLE
D106aが発光し、これによりフォト・トランジスタ
106bに出力電圧が発生する。この出力電圧をフォト
・センサー電圧入力ポートにより測定し、フォト・セン
サー電圧レジスタに記憶する(ステップS320)。
【0052】そして、ステップS320においてフォト
・センサー電圧レジスタに記憶した出力電圧と飽和電圧
とを比較し(ステップS322)、フォト・センサー電
圧レジスタに記憶された出力電圧の電圧値の方が高い場
合には、ステップS314へ戻って処理を繰り返す。
【0053】一方、ステップS322においてフォト・
センサー電圧レジスタに記憶した出力電圧と飽和電圧と
を比較した結果、フォト・センサー電圧レジスタに記憶
された出力電圧の電圧値が飽和電圧の電圧値以下であっ
た場合には、テンポラリ・レジスタに記憶されたステッ
プ値を「1」デクリメントしたステップ値を、番号レジ
スタで指定されるフォト・センサー106に対応するL
ED電流レジスタ(LED電流レジスタ0〜LED電流
レジスタ24)に記憶する(ステップS324)。
【0054】また、ステップS316において、ステッ
プS314で「1」インクリメントしたステップ値が
「8」となった場合には、予め設定されたステップ値1
〜ステップ値7に対する処理が行われたことになるの
で、ステップS316からステップS324へジャンプ
する。
【0055】ステップS324の処理を終了すると、次
に、番号レジスタを「1」インクリメントして(ステッ
プS326)、番号レジスタの値が「25」未満である
か否かを判断し(ステップS326)、番号レジスタの
値が「25」未満である場合には、25鍵分のすべての
フォト・センサー106に対して処理が行われていない
ので、ステップS304へ戻り処理を繰り返す。
【0056】一方、番号レジスタの値が「25」となっ
た場合には、25鍵分のすべてのフォト・センサー10
6に対して処理が行われたことになるので、この補正処
理ルーチンを終了する。
【0057】以上の処理により、LED電流レジスタ0
〜LED電流レジスタ24には、25鍵分のフォト・ト
ランジスタ106bにとってそれぞれ最適なLED10
6aの輝度を発生するためのLED電流値が記憶される
ことになる。
【0058】なお、上記のようにして、25鍵分のフォ
ト・トランジスタ106bにとってそれぞれ最適なLE
D106aの輝度を発生するためのLED電流値を検出
して記憶する処理は、通常は工場出荷時に行われるもの
であり、ユーザーが使用する度毎に行う必要はない。
【0059】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、25鍵分のフォト・トランジスタ106bにとって
それぞれ最適なLED106aの輝度を発生するための
LED電流値が設定された鍵動作検出装置をユーザーが
使用した場合における、押鍵検出装置が行う押鍵検出処
理を説明する。
【0060】なお、便宜上、図4の説明においては、番
号レジスタによって示される番号を変数nとし、番号レ
ジスタに記憶されたnに対応するLED電流レジスタ0
〜LED電流レジスタ24に記憶された電流値をX
(n)とする。
【0061】図4に示すフローチャートにおいて、ま
ず、変数nに「0」をセットし、番号「0」に対応する
押鍵検出装置のフォト・センサー106から押鍵検出処
理を行うようにする(ステップS402)。
【0062】次に変数nを出力ポートBに供給し、アナ
ログ・セレクタを介して当該変数の示す番号のフォト・
センサー106を動作可能とする(ステップS40
4)。
【0063】さらに、LED電流レジスタ0〜LED電
流レジスタ24に記憶された電流値を参照し、ステップ
S404で動作可能とされたフォト・センサー106の
LED106aに流れるLED電流としてX(n)をL
ED電流設定ポートへ設定し、ステップS404で動作
可能とされたフォト・センサー106のLED106a
にX(n)を供給する(ステップS406)。これによ
り、変数nに対応するフォト・センサー106のLED
106aは、当該フォト・センサー106のフォト・ト
ランジスタ106bにとってそれぞれ最適な輝度で発光
する。
【0064】次に、LED106aの発光によりフォト
・トランジスタ106bに発生した出力電圧のA/D変
換を開始し、A/D変換を終了するまでA/D変換処理
を繰り返す(ステップS408、ステップS410)。
【0065】A/D変換を終了すると、ステップS41
2において、以下に説明するような処理を行う。 即
ち、A/D変換された値と鍵108の押鍵/離鍵に対応
して予めそれぞれ設定された基準電圧値たる押鍵スレッ
ショルド電圧値/離鍵スレッショルド電圧値(本実施例
の場合には、「押鍵スレッショルド電圧値>離鍵スレッ
ショルド電圧値」となる。)とそれぞれ比較し、A/D
変換された値が押鍵スレッショルド電圧値を越えて増大
する場合に鍵108の押鍵があったと判定し、A/D変
換された値が離鍵スレッショルド電圧値を越えて減少す
る場合に鍵108の離鍵があったと判定することによ
り、押鍵/離鍵を判定する。
【0066】そして、鍵108の押鍵を示すものと判定
されたときは、CPU100から押鍵情報(MIDIに
おけるノート・オン)を出力し、鍵108の離鍵を示す
ものと判定されたときは、CPU100から離鍵情報
(MIDIにおけるノート・オフ)を出力する。
【0067】次に、変数nを「1」インクリメントして
(ステップS414)、変数nの値が「25」未満であ
るか否かを判断し(ステップS416)、変数nの値が
「25」未満である場合には、25鍵分のすべてのフォ
ト・センサー106に対して処理が行われていないの
で、ステップS404へ戻り処理を繰り返す。
【0068】一方、変数nの値が「25」となった場合
には、25鍵分のすべてのフォト・センサー106に対
して処理が行われたことになるので、変数nに「0」を
セットして、番号「0」に対応する押鍵検出装置のフォ
ト・センサー106から押鍵検出処理の新たなサイクル
の処理を行うようにする(ステップS418)。
【0069】以上の処理により、押鍵検出装置の25個
のフォト・センサー106の受光感度にばらつきがあっ
ても、25鍵分のフォト・トランジスタ106bにとっ
てそれぞれ最適なLED106aの輝度を発生するため
のLED電流値が、各LED106aに供給されること
になるので、受光感度に影響されずに適正な押鍵/離鍵
の検出を行うことができる。
【0070】なお、上記した図3のフローチャートに示
す補正処理ルーチンにおいては、予めフォト・トランジ
スタ106bの飽和電圧が回路の設計により定まってい
るため、最適なLED電流を決定するにあたりこれを用
いたが、出力電圧の変化が少なくなる直前の値に対応す
るLED電流を、LED106aがフォト・トランジス
タ106bにとって最適な輝度を発生するためのLED
電流値としてもよい。
【0071】また、上記した図4のフローチャートに示
す押鍵検出処理ルーチンにおいては、LED106aの
発光によりフォト・トランジスタ106bに発生した出
力電圧をA/D変換を開始してから終了するまで待つよ
うにしたが、A/D変換を開始した後に、インタラプト
によりA/D変換終了後の処理を行うようにしてもよ
い。
【0072】なお、上記した実施例においては、本発明
による押鍵検出装置を、鍵盤楽器の鍵盤上に載置されて
使用される鍵動作状態検出装置に用いた場合に関して説
明したが、これに限られることなしに、例えば、「発明
の背景」の項において説明した実開昭58−17299
3号公報あるいは実開昭58−172994号公報に開
示されたような、鍵盤楽器の鍵盤上に載置されるもので
はない鍵動作状態検出装置に用いてもよいことは勿論で
ある。即ち、本発明による押鍵検出装置の使用態様は、
上記した実施例に限定されるものではなく、適宜の態様
で用いてよいものであり、さらには、上記した実施例の
ように鍵動作状態検出装置に用いることなしに、本発明
による押鍵検出装置に基づいて、押鍵/離鍵のみを検出
する装置を構成してもよい。
【0073】また、上記した実施例においては、各鍵の
押鍵/離鍵のみ、いわば各鍵のON/OFFのみを検出
したが、時間的な変化の割合を検出することにより、押
鍵速度/離鍵速度を検出することもできる。
【0074】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、フォト・トランジスタのような光電変換素
子などのように、受光した光量を電気信号に変換する光
電変換手段の受光感度のばらつきの補正を、個々の光電
変換手段毎に行うことができるようになり、コスト・ア
ップを招来することなしに、正確な押鍵/離鍵の判定を
行うことのできる押鍵検出装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による押鍵検出装置を備えた鍵動作状態
検出装置の外観斜視図である。
【図2】補正処理ルーチンの実行に用いる回路の回路構
成図である。
【図3】補正処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】押鍵検出処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図5】フォト・センサーを用いた押鍵検出装置の一例
のブロック構成図を示し、(a)は離鍵時を示し、
(b)は押鍵時を示す。
【図6】フォト・センサーを用いた押鍵検出装置の他の
例の機構的構成を示す説明図である。
【図7】鍵の押鍵/離鍵の動作状態と、フォト・トラン
ジスタに到達する光量の変化に応じたフォト・トランジ
スタの出力電圧値との関係を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
10 鍵動作状態検出装置 12 鍵盤 12a 白鍵 12b 黒鍵 100 CPU 102 ROM 104 RAM 106 フォト・センサー 106a LED 106b フォト・トランジスタ 108 鍵 110 アクチュエータ 112 反射板 200 板状部材 200a 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−16158(JP,A) 特開 平6−149233(JP,A) 特開 平4−75096(JP,A) 実開 昭58−172993(JP,U) 実開 昭58−172994(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10F 1/00 G10F 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押鍵/離鍵の検出対象とされる複数の鍵
    に対応してそれぞれ配設された複数の光源と、 前記複数の光源にそれぞれ対応して配設されるととも
    に、前記複数の光源のうちの対応する光源の光を受光
    し、前記受光した光を光量に応じた電気信号に変換して
    出力する複数の光電変換手段とを有し、 前記鍵の押鍵/離鍵と同期して前記光電変換手段が受光
    する光量が変化され、前記光電変換手段が受光する光量
    の変化に応じて前記光電変換手段から出力される電気信
    号の変化に基づき、前記鍵の押鍵/離鍵を検出する押鍵
    検出装置において、 前記複数の光源にそれぞれ対応する前記光電変換手段の
    それぞれの受光感度に応じて、前記複数の光源がそれぞ
    れが異なる光量を発生するように制御する制御手段を有
    するようにしたことを特徴とする押鍵検出装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数の光電変換手
    段のうちで受光感度の高い光電変換手段ほど、前記複数
    の光源のうちで該光電変換手段に対応する光源が発生す
    る光量を低減するように制御することを特徴とする請求
    項に1に記載の押鍵検出装置。
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