JP2870112B2 - フレキシブルディスク装置 - Google Patents
フレキシブルディスク装置Info
- Publication number
- JP2870112B2 JP2870112B2 JP2096204A JP9620490A JP2870112B2 JP 2870112 B2 JP2870112 B2 JP 2870112B2 JP 2096204 A JP2096204 A JP 2096204A JP 9620490 A JP9620490 A JP 9620490A JP 2870112 B2 JP2870112 B2 JP 2870112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- flexible disk
- voice coil
- recording
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電子計算機の外部記憶装置等に使われるフ
レキシブルディスク装置に関するものである。
レキシブルディスク装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は1984年(株)総合技術出版発行の「磁気記録
最新技術と装置・機器」に示された、従来のリードスク
リュウとパルスモータを用いた記録再生ヘッド位置決め
機構を持つフレキシブルディスク装置を示す斜視図であ
り、図において(1)はキャリッジ、(2)はパルスモ
ータ、(3)はリードスクリュウ、(4a)はガイドロッ
ド、(5)は記録再生ヘッド、(6)はフレキシブルデ
ィスクカートリッジ、(7)はベース、(8)は電気回
路板、(9)はスピンドルモータ、(11)は回転直進変
換機構、(51)はヘッドアーム、(61)は磁気円板であ
る。また第6図は日経メカニカル1986.9.22号に示され
た、記録再生ヘッド位置決め機構にリニアパルスモータ
を用いた従来の5.25インチフレキシブルディスク装置を
示す断面図であり、図中(2a)はリニアパルスモータ、
(4a)はガイドロッド、(6a)は5.25インチディスケッ
トであり、(61a)は磁気円板である。その他第5図の
ものと同一または相当個所は同一符号で示している。
最新技術と装置・機器」に示された、従来のリードスク
リュウとパルスモータを用いた記録再生ヘッド位置決め
機構を持つフレキシブルディスク装置を示す斜視図であ
り、図において(1)はキャリッジ、(2)はパルスモ
ータ、(3)はリードスクリュウ、(4a)はガイドロッ
ド、(5)は記録再生ヘッド、(6)はフレキシブルデ
ィスクカートリッジ、(7)はベース、(8)は電気回
路板、(9)はスピンドルモータ、(11)は回転直進変
換機構、(51)はヘッドアーム、(61)は磁気円板であ
る。また第6図は日経メカニカル1986.9.22号に示され
た、記録再生ヘッド位置決め機構にリニアパルスモータ
を用いた従来の5.25インチフレキシブルディスク装置を
示す断面図であり、図中(2a)はリニアパルスモータ、
(4a)はガイドロッド、(6a)は5.25インチディスケッ
トであり、(61a)は磁気円板である。その他第5図の
ものと同一または相当個所は同一符号で示している。
次に動作について説明する。スピンドルモータ(9)
に取付けられた磁気円板(61)の上下面に接触しながら
移動する記録再生ヘッドを動かすには、第5図の例で
は、一般的な回転形のパルスモータ(2)を用い、この
ロータに結合させたリードスクリュウ(3)を回し、回
転直進変換機構(11)によってリードスクリュウ(3)
の回転を直進に変換することでキャリッジ(1)を移動
させる。また第6図の例ではリニアパルスモータ(2a)
の移動子に直結したキャリッジ(1)は印加するパルス
電圧に対応したステップ移動を行ない、このキャリッジ
(1)にアーム(51)を介して結合された記録再生ヘッ
ド(5)を移動位置決めする。
に取付けられた磁気円板(61)の上下面に接触しながら
移動する記録再生ヘッドを動かすには、第5図の例で
は、一般的な回転形のパルスモータ(2)を用い、この
ロータに結合させたリードスクリュウ(3)を回し、回
転直進変換機構(11)によってリードスクリュウ(3)
の回転を直進に変換することでキャリッジ(1)を移動
させる。また第6図の例ではリニアパルスモータ(2a)
の移動子に直結したキャリッジ(1)は印加するパルス
電圧に対応したステップ移動を行ない、このキャリッジ
(1)にアーム(51)を介して結合された記録再生ヘッ
ド(5)を移動位置決めする。
[発明が解決しようとする課題] 従来のフレキシブルディスク装置は以上のように構成
されているので、現状以上に高容量でしかも高速の情報
アクセスを行おうとする場合には、パルスモータでは1
パルスで送る最小ステップ量に機械的な加工寸法上の制
約による構造的な限界があり、したがって記録トラック
の密度を上げられない。さらにパルスモータでは移動子
の速度を入げて行くと脱調現象が起き高速のヘッド移動
には対応できないなどの問題点がある。
されているので、現状以上に高容量でしかも高速の情報
アクセスを行おうとする場合には、パルスモータでは1
パルスで送る最小ステップ量に機械的な加工寸法上の制
約による構造的な限界があり、したがって記録トラック
の密度を上げられない。さらにパルスモータでは移動子
の速度を入げて行くと脱調現象が起き高速のヘッド移動
には対応できないなどの問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、従来のフレキシブルディスク装置と形状寸
法はほぼ同じで、従来装置の数倍のトラック密度とトラ
ック数の装置を実現できると共に、従来の装置の数倍の
速さで上記記録トラックへのアクセスを行うことがで
き、さらには従来のフレキシブルディスクカートリッジ
も記録再生でき、もしくは再生のみできるようにするこ
とを目的とする。
れたもので、従来のフレキシブルディスク装置と形状寸
法はほぼ同じで、従来装置の数倍のトラック密度とトラ
ック数の装置を実現できると共に、従来の装置の数倍の
速さで上記記録トラックへのアクセスを行うことがで
き、さらには従来のフレキシブルディスクカートリッジ
も記録再生でき、もしくは再生のみできるようにするこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に関わるフレキシブルディスク装置は、記録
再生ヘッドを先端に有し、この中央部から左右に振分け
状態に拡大延長されたキャリッジの他端コイルボビン
と、これの後端に長手方向を水平にし全周が一体に結合
され、当該コイルボビンとほぼ同一寸法にその長手方向
に拡大延長された長四角形の偏平ボイスコイルとを、ベ
ース上に載置固定され左右に2分割されその相互間隔が
拡げられた一対のE字形磁気回路の双方の磁気空隙内に
進退可能に収納させ、上記キャリッジを上記ベース上に
固定した移動ガイドに摺動可能に搭載させている。
再生ヘッドを先端に有し、この中央部から左右に振分け
状態に拡大延長されたキャリッジの他端コイルボビン
と、これの後端に長手方向を水平にし全周が一体に結合
され、当該コイルボビンとほぼ同一寸法にその長手方向
に拡大延長された長四角形の偏平ボイスコイルとを、ベ
ース上に載置固定され左右に2分割されその相互間隔が
拡げられた一対のE字形磁気回路の双方の磁気空隙内に
進退可能に収納させ、上記キャリッジを上記ベース上に
固定した移動ガイドに摺動可能に搭載させている。
[作 用] この発明におけるフレキシブルディスク装置では、ボ
イスコイルを偏平な長四角形に形成したことにより装置
全体を薄形にでき、さらにはこのボイスコイルをキャリ
ッジの後端に一体に結合して直接駆動型にしたことによ
り、磁気ヘッドの高速位置決めが可能となり、またボイ
スコイルを長手方向に拡大延長し、これを左右に2分割
されその相互間隔が拡げられた一対のE字形磁気回路の
双方の磁気空隙内に進退可能に収納させることにより、
ボイスコイルモータとしての空隙磁束部の長さを長くで
きるのでその高効率化としてキャリッジを含めたモータ
のコンパクト化が可能になる。
イスコイルを偏平な長四角形に形成したことにより装置
全体を薄形にでき、さらにはこのボイスコイルをキャリ
ッジの後端に一体に結合して直接駆動型にしたことによ
り、磁気ヘッドの高速位置決めが可能となり、またボイ
スコイルを長手方向に拡大延長し、これを左右に2分割
されその相互間隔が拡げられた一対のE字形磁気回路の
双方の磁気空隙内に進退可能に収納させることにより、
ボイスコイルモータとしての空隙磁束部の長さを長くで
きるのでその高効率化としてキャリッジを含めたモータ
のコンパクト化が可能になる。
[実施例] 以下この発明について具体的に説明する。すなわち第
1図および第2図において(1)はキャリッジ、(2)
はその真後ろに配置したボイスコイル用のE字形磁気回
路、(31)は従来の記録トラックをアクセスするための
光リニアエンコーダ、(32)はキャリッジ(1)と一体
で動くリニアスケールでエンコーダにキャリッジの位置
情報を提供する役目をする。(4)は移動ガイドでこれ
は、キャリッジ(1)、その先端の記録再生ヘッド
(5)、ベッドアーム(51)、キャリッジ後部のコイル
ボビン(25)およびその後端に全周が結合されたボイス
コイル(24)などの組立体の重心に位置するようにこれ
らの直下に配置されている。(6)はフレキシブルディ
スクカートリッジで保護ケースと磁気円板(61)から成
り、保護ケースには記録再生ヘッド(5)のアクセスす
る部分に窓があけてある。(7)はベース、(8)は電
気回路板、(9)はスピンドルモータで図示しないが、
スピンドル上部には磁気円板(61)をクランプする機能
をもっている。そして上記のボイスコイルモータ用E字
形磁気回路(2)は上部マグネット(211)、下部マグ
ネット(212)、センタヨーク(22)および外周ヨーク
(23)から成っている。
1図および第2図において(1)はキャリッジ、(2)
はその真後ろに配置したボイスコイル用のE字形磁気回
路、(31)は従来の記録トラックをアクセスするための
光リニアエンコーダ、(32)はキャリッジ(1)と一体
で動くリニアスケールでエンコーダにキャリッジの位置
情報を提供する役目をする。(4)は移動ガイドでこれ
は、キャリッジ(1)、その先端の記録再生ヘッド
(5)、ベッドアーム(51)、キャリッジ後部のコイル
ボビン(25)およびその後端に全周が結合されたボイス
コイル(24)などの組立体の重心に位置するようにこれ
らの直下に配置されている。(6)はフレキシブルディ
スクカートリッジで保護ケースと磁気円板(61)から成
り、保護ケースには記録再生ヘッド(5)のアクセスす
る部分に窓があけてある。(7)はベース、(8)は電
気回路板、(9)はスピンドルモータで図示しないが、
スピンドル上部には磁気円板(61)をクランプする機能
をもっている。そして上記のボイスコイルモータ用E字
形磁気回路(2)は上部マグネット(211)、下部マグ
ネット(212)、センタヨーク(22)および外周ヨーク
(23)から成っている。
次に第3図および第4図によって、この発明の実施例
を説明する。すなわち、この実施例では、ボイスコイル
モータ用E字形磁気回路(2)は上記第1図に示すコイ
ルボビン(25)の左右の幅よりさらに長いコイルボビン
(25c)および上記第1図に示すボイスコイル(24)よ
りその長辺がさらに長く設定されたボイスコイル(24
c)の他に、左右に2分割してその相互間隔が拡げられ
たE字形磁気回路から成り、このE字形磁気回路(2)
は第4図のようにセンタヨーク(22)、上部マグネット
(211)、下部マグネット(212)および外周ヨーク(2
3)から構成され、ボイスコイルモータとしての空隙磁
束部の長さを長くしてその高効率化とキャリッジを含め
たモータのコンパクト化が図られている点に特徴があ
る。
を説明する。すなわち、この実施例では、ボイスコイル
モータ用E字形磁気回路(2)は上記第1図に示すコイ
ルボビン(25)の左右の幅よりさらに長いコイルボビン
(25c)および上記第1図に示すボイスコイル(24)よ
りその長辺がさらに長く設定されたボイスコイル(24
c)の他に、左右に2分割してその相互間隔が拡げられ
たE字形磁気回路から成り、このE字形磁気回路(2)
は第4図のようにセンタヨーク(22)、上部マグネット
(211)、下部マグネット(212)および外周ヨーク(2
3)から構成され、ボイスコイルモータとしての空隙磁
束部の長さを長くしてその高効率化とキャリッジを含め
たモータのコンパクト化が図られている点に特徴があ
る。
次にこの発明のものの動作について説明する。記録媒
体として例えば3.5インチフレキシブルディスクカート
リッジ(6)を用いたとき、任意の記録トラック上に位
置決めされていたヘッドが次のトラックへ移動する際、
上記磁気円板(61)上に予め書き込まれた記録トラック
情報を記録再生ヘッド(5)で読取り、これとリニアエ
ンコーダのリニアスケール(32)に設定されたトラック
位置決め情報をエンコーダ(31)で生成し、これらを制
御回路に送り、ここで造られた制御電流をボイスコイル
モータのボイスコイル(24)に送る。ボイスコイル(2
4)は上記上部マグネット(211)、下部マグネット(21
2)とセンタヨーク(22)で形成される磁気空隙中にあ
り、フレミングの左手の法則による力を発生することに
より、キャリッジ(1)の後端に一体に結合されたボイ
スコイル(24)で発生した上記の力はコイルボビン(2
5)を介してこれと一体のキャリッジ(1)に直接伝達
される。
体として例えば3.5インチフレキシブルディスクカート
リッジ(6)を用いたとき、任意の記録トラック上に位
置決めされていたヘッドが次のトラックへ移動する際、
上記磁気円板(61)上に予め書き込まれた記録トラック
情報を記録再生ヘッド(5)で読取り、これとリニアエ
ンコーダのリニアスケール(32)に設定されたトラック
位置決め情報をエンコーダ(31)で生成し、これらを制
御回路に送り、ここで造られた制御電流をボイスコイル
モータのボイスコイル(24)に送る。ボイスコイル(2
4)は上記上部マグネット(211)、下部マグネット(21
2)とセンタヨーク(22)で形成される磁気空隙中にあ
り、フレミングの左手の法則による力を発生することに
より、キャリッジ(1)の後端に一体に結合されたボイ
スコイル(24)で発生した上記の力はコイルボビン(2
5)を介してこれと一体のキャリッジ(1)に直接伝達
される。
この際キャリッジ(1)は移動ガイド(4)上に載置
されているので、これに沿って直線状に運動し、キャリ
ッジ(1)とコイルボビン(25)に結合されたリニアス
ケール(32)と記録再生ヘッド(5)は上記の運動によ
る情報を制御回路に帰還し、目標との差によって制御電
流を調整し、ヘッド位置決め制御が行われる。
されているので、これに沿って直線状に運動し、キャリ
ッジ(1)とコイルボビン(25)に結合されたリニアス
ケール(32)と記録再生ヘッド(5)は上記の運動によ
る情報を制御回路に帰還し、目標との差によって制御電
流を調整し、ヘッド位置決め制御が行われる。
また予め記録トラック情報の書かれていない従来の3.
5インチフレキシブルディスクカートリッジを用いる場
合には記録再生ヘッド(5)の位置決めには、専らリニ
アエンコーダのリニアスケール(32)とエンコーダ(3
1)で生成されるトラック位置決め情報を用いて行う。
5インチフレキシブルディスクカートリッジを用いる場
合には記録再生ヘッド(5)の位置決めには、専らリニ
アエンコーダのリニアスケール(32)とエンコーダ(3
1)で生成されるトラック位置決め情報を用いて行う。
なお上記実施例では3.5インチフレキシブルディスク
カートリッジを用いた場合について説明したが、3イン
チや2.5インチ、2インチなどのフレキシブルディスク
カートリッジを用いた装置についても適用できる。また
5.25インチ、8インチ等のディスケットを用いた装置の
場合も同様の効果を奏する。
カートリッジを用いた場合について説明したが、3イン
チや2.5インチ、2インチなどのフレキシブルディスク
カートリッジを用いた装置についても適用できる。また
5.25インチ、8インチ等のディスケットを用いた装置の
場合も同様の効果を奏する。
その他上記実施例ではボールガイドを用いた例を示し
たが、すべり軸受けを用いることもできる。またエンコ
ーダとして光リニアエンコーダの例を示したが磁気セン
サを用いてもよい。またリニアエンコーダのスケール部
をキャリッジに搭載したがセンサ部を載置してもよい。
たが、すべり軸受けを用いることもできる。またエンコ
ーダとして光リニアエンコーダの例を示したが磁気セン
サを用いてもよい。またリニアエンコーダのスケール部
をキャリッジに搭載したがセンサ部を載置してもよい。
[発明の効果] この発明のフレキシブルディスク装置は以上のように
E字形磁気回路と共にボイスコイルモータの一部を構成
するボイスコイルを長四角形の偏平体に形成し、これを
特にキャリッジの後端に長手方向を水平にし全周を一体
に結合してキャリッジを直接駆動するようにしているの
で、キャリッジ、ボイスコイルおよびそれらの結合部の
剛性が向上し、サーボ系の帯域を高く設定可能となり、
ヘッドの位置決め精度が向上し、従来の数倍の記録トラ
ック密度でのサーボ制御が実現でき、高速のヘッド位置
決めができるとともに、上記のE字形磁気回路を左右に
2分割して相互の間隔を拡げ、これら双方の磁気空隙に
中央部から左右に振分け状態に拡大延長されたキャリッ
ジの他端コイルボビンとその後端の長四角形のボイスコ
イルを挿入させているので、ボイスコイルモータとして
の空隙磁束部の長さを長くしてその効率化と、キャリッ
ジを含めたモータのコンパクト化が可能になるという効
果を有するものである。
E字形磁気回路と共にボイスコイルモータの一部を構成
するボイスコイルを長四角形の偏平体に形成し、これを
特にキャリッジの後端に長手方向を水平にし全周を一体
に結合してキャリッジを直接駆動するようにしているの
で、キャリッジ、ボイスコイルおよびそれらの結合部の
剛性が向上し、サーボ系の帯域を高く設定可能となり、
ヘッドの位置決め精度が向上し、従来の数倍の記録トラ
ック密度でのサーボ制御が実現でき、高速のヘッド位置
決めができるとともに、上記のE字形磁気回路を左右に
2分割して相互の間隔を拡げ、これら双方の磁気空隙に
中央部から左右に振分け状態に拡大延長されたキャリッ
ジの他端コイルボビンとその後端の長四角形のボイスコ
イルを挿入させているので、ボイスコイルモータとして
の空隙磁束部の長さを長くしてその効率化と、キャリッ
ジを含めたモータのコンパクト化が可能になるという効
果を有するものである。
第1図はこの発明のフレキシブルディスク装置の1部を
断面で示した斜視図、第2図は第1図の中央垂直断面
図、第3図はこの発明の実施例の一部を示す平面図、第
4図はそのボイスコイルモータおよびキャリッジの斜視
図、第5図は従来のリードスクリュウ方式によるフレキ
シブルディスク装置の一部を断面で示した斜視図、第6
図は従来のリニアパルスモータを使ったヘッド位置決め
機構を持つフレキシブルディスク装置の中央垂直断面図
である。 なお図中(1)はキャリッジ、(2)はE字形磁気回
路、(4)は移動ガイド、(5)は記録再生ヘッド、
(7)はベース、(24)(24c)はボイスコイル、(2
5)(25c)はコイルボビンである。
断面で示した斜視図、第2図は第1図の中央垂直断面
図、第3図はこの発明の実施例の一部を示す平面図、第
4図はそのボイスコイルモータおよびキャリッジの斜視
図、第5図は従来のリードスクリュウ方式によるフレキ
シブルディスク装置の一部を断面で示した斜視図、第6
図は従来のリニアパルスモータを使ったヘッド位置決め
機構を持つフレキシブルディスク装置の中央垂直断面図
である。 なお図中(1)はキャリッジ、(2)はE字形磁気回
路、(4)は移動ガイド、(5)は記録再生ヘッド、
(7)はベース、(24)(24c)はボイスコイル、(2
5)(25c)はコイルボビンである。
Claims (1)
- 【請求項1】記録再生ヘッドを先端に有し、この中央部
から左右に振分け状態に拡大延長されたキャリッジの他
端コイルボビンと、これの後端に長手方向を水平にし全
周が一体に結合され、当該コイルボビンとほぼ同一寸法
にその長手方向に拡大延長された長四角形の偏平ボイス
コイルとを、ベース上に載置固定され左右に2分割され
その相互間隔が拡げられた一対のE字形磁気回路の双方
の磁気空隙内に進退可能に収納させ、上記キャリッジを
上記ベース上に固定した移動ガイドに摺動可能に搭載さ
せたことを特徴とするフレキシブルディスク装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096204A JP2870112B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | フレキシブルディスク装置 |
KR1019910005262A KR910019025A (ko) | 1990-04-13 | 1991-04-02 | 플렉시블 디스크장치 |
DE4112105A DE4112105C2 (de) | 1990-04-13 | 1991-04-11 | Plattenanordnung |
GB9107848A GB2243711B (en) | 1990-04-13 | 1991-04-12 | Flexible disk device |
US07/995,944 US5299083A (en) | 1990-04-13 | 1992-12-18 | Read/write head positioning mechanism for flexible disk drive device |
KR2019930027297U KR940005184Y1 (ko) | 1990-04-13 | 1993-12-11 | 플렉시블 디스크 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096204A JP2870112B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | フレキシブルディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295077A JPH03295077A (ja) | 1991-12-26 |
JP2870112B2 true JP2870112B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=14158744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2096204A Expired - Fee Related JP2870112B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | フレキシブルディスク装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5299083A (ja) |
JP (1) | JP2870112B2 (ja) |
KR (1) | KR910019025A (ja) |
DE (1) | DE4112105C2 (ja) |
GB (1) | GB2243711B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3254458B2 (ja) * | 1993-06-22 | 2002-02-04 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスク記憶装置 |
US6084750A (en) * | 1996-05-27 | 2000-07-04 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Recording/reproducing device with read/write head carriage supporting voice coil of voice coil motor for driving the carriage assembly |
JP2000040314A (ja) | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Alps Electric Co Ltd | ヘッド移送装置 |
JP2000123503A (ja) | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Alps Electric Co Ltd | ディスク装置 |
JP2000123504A (ja) | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Alps Electric Co Ltd | ディスク装置におけるヘッド制御装置 |
KR100464010B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2004-12-31 | 엘지전자 주식회사 | 자동차용 정보재생 장치의 잠금장치 |
US7889458B2 (en) * | 2006-11-13 | 2011-02-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Write head with self-cross biased pole for high speed magnetic recording |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7106185A (ja) * | 1971-05-06 | 1972-11-08 | ||
US4012780A (en) * | 1975-11-19 | 1977-03-15 | Xerox Corporation | Linear actuator |
DE2723140C2 (de) * | 1977-05-23 | 1986-06-12 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Vorrichtung zum Positionieren von Gegenständen |
US4868432A (en) * | 1979-12-26 | 1989-09-19 | Unisys Corporation (Formerly Burroughs Corp) | Multi-coil actuator with end cap flux carrier |
US4414594A (en) * | 1982-02-26 | 1983-11-08 | Atasi Corporation | Linear actuator for a memory storage apparatus |
JPS59501135A (ja) * | 1982-05-17 | 1984-06-28 | デイスクトロン,インク. | ヘッド用リニアアクチュエ−タ |
US4455583A (en) * | 1982-06-23 | 1984-06-19 | Sperry Corporation | Compensation for dimensional changes in a record medium |
GB2129186A (en) * | 1982-10-29 | 1984-05-10 | Atasi Corp | Disk drive actuator structure |
NL8300133A (nl) * | 1983-01-14 | 1984-08-01 | Philips Nv | Inrichting voor het met behulp van een stralingsbundel inschrijven en/of uitlezen van informatie. |
US4504935A (en) * | 1983-02-14 | 1985-03-12 | U.S. Philips Corporation | Electrodynamic focus and radial slide drive for an optical disc system |
JPS59162668A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | リニアモ−タ内蔵キヤリツジ |
JPS6069868A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-20 | Toshiba Corp | 磁気ディスク装置のヘッドアクセス機構 |
JPS60118050A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-25 | Citizen Watch Co Ltd | キヤリツジリニヤモ−タ |
US4669013A (en) * | 1985-04-02 | 1987-05-26 | International Business Machines Corporation | Multiple coils for reduction of stray magnetic fields in disk file actuators |
JPS63249457A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-17 | Toshiba Corp | リニアアクチユエ−タ |
US5012372A (en) * | 1987-10-20 | 1991-04-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Head access mechanism for moving heads |
JP2637118B2 (ja) * | 1987-11-10 | 1997-08-06 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
JP2778032B2 (ja) * | 1988-01-27 | 1998-07-23 | ソニー株式会社 | 光学ピックアップ装置 |
US4980876A (en) * | 1988-10-03 | 1990-12-25 | Maxoptix Corporation | Single stage track seek method |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2096204A patent/JP2870112B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-02 KR KR1019910005262A patent/KR910019025A/ko not_active Application Discontinuation
- 1991-04-11 DE DE4112105A patent/DE4112105C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-12 GB GB9107848A patent/GB2243711B/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-12-18 US US07/995,944 patent/US5299083A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03295077A (ja) | 1991-12-26 |
DE4112105C2 (de) | 1995-05-11 |
DE4112105A1 (de) | 1991-10-17 |
GB9107848D0 (en) | 1991-05-29 |
US5299083A (en) | 1994-03-29 |
GB2243711A (en) | 1991-11-06 |
KR910019025A (ko) | 1991-11-30 |
GB2243711B (en) | 1994-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0171130B1 (en) | Cartridge tape drive with improved head-positioner means | |
US4678951A (en) | Linear motor | |
JP2870112B2 (ja) | フレキシブルディスク装置 | |
US5023861A (en) | Single stage tracking actuator apparatus for optical beam information storage drive system | |
US4573094A (en) | Moving magnet disc drive actuator | |
US5124965A (en) | Optical head supporting apparatus | |
US5189660A (en) | Optical data storage system with unitary ferrous frame | |
EP0264534A2 (en) | Head actuator for use in a disc drive | |
KR940005184Y1 (ko) | 플렉시블 디스크 장치 | |
US6498706B1 (en) | Dual driving unit for a magnetic head carriage assembly and magnetic disk drive | |
US6198605B1 (en) | Return path geometry to enhance uniformity of force on a linear actuator | |
JPS6260909B2 (ja) | ||
US20120120529A1 (en) | Voice-coil motor with flux guide configured to reduce head vibrations in a disk drive | |
JPH06295405A (ja) | 磁気ディスク装置の書き込み方法及び磁気ディスク装置 | |
JPS62165774A (ja) | ヘツド位置決め機構 | |
US6392847B1 (en) | Disk apparatus with special coils for voice coil motor | |
US6310413B1 (en) | Steering magnets to reduce magnetic leakage flux in a disk drive | |
JPS60162470A (ja) | リニアモ−タ装置 | |
JPH01213821A (ja) | 磁気記録媒体駆動装置の磁気ヘッド構造 | |
JP3194534B2 (ja) | 磁気ヘッドとその製造方法 | |
JPH0440675A (ja) | フレキシブル磁気ディスク記憶装置 | |
JP3100092B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JPH0325862B2 (ja) | ||
JPS59191147A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPH037047A (ja) | アクチュエータの磁気回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |