JP2868703B2 - 原稿保持装置 - Google Patents

原稿保持装置

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JP2868703B2 JP6338724A JP33872494A JP2868703B2 JP 2868703 B2 JP2868703 B2 JP 2868703B2 JP 6338724 A JP6338724 A JP 6338724A JP 33872494 A JP33872494 A JP 33872494A JP 2868703 B2 JP2868703 B2 JP 2868703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平面走査型の画像入
力装置に用いられる原稿保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿保持装置について説明する前
に、平面走査型の画像入力装置の構成について先に説明
する。図11は、平面走査型画像入力装置900の内部
の概略構成図である。同図に示すように、平面走査型画
像入力装置900は、挿入口902から挿入された原稿
保持装置904を移動テーブル905により矢印方向に
水平移動する。こうして所定位置にセットされた原稿保
持装置904の下方には、蛍光灯からなる光源906が
設けられており、この光源906から照射された光は、
原稿保持装置904に保持された原稿を透過し、折り返
しミラー908およびレンズ910を介して、RGB各
色のフィルタ付きのライン型CCD(charge-coupled d
evices)912に入射して、電気信号に変換される。こ
の結果、原稿保持装置904に保持された原稿の画像が
電気信号として取り込まれる。
【0003】従来の原稿保持装置について次に説明す
る。従来の原稿保持装置は、開閉自在の下枠と上枠とを
備えており、この下枠と上枠との間にフィルム等の透明
原稿を挟み込む構造となっている。こうした原稿保持装
置は、一般に完全な正方形の平面形状ではなく、長方形
の形状をしており、特定の一方向から、前述した平面走
査型画像入力装置900の挿入口902に差し込んで使
用される。
【0004】ところで、こうした使用により平面走査型
画像入力装置900で得られる画像は、原稿保持装置へ
の原稿Pの貼り込み位置およびその貼り込み方向が一義
的に定まっている限り、常に一方向のものに決まってし
まう。例えば、図12の(A)に示すように、原稿保持
装置904の長辺側に原稿Pの天地が位置するときに
は、平面走査型画像入力装置900で得られる画像は、
CRT920に表示されるように、正立像となる。これ
に対して、図12の(B)に示すように、原稿保持装置
904の長辺側に原稿Pの左右が位置するときには、平
面走査型画像入力装置900で得られる画像は、CRT
920に表示されるように、正立像を90度回転した像
となる。
【0005】そこで、この90度回転した画像を正しい
方向(正立像となる方向)に表示させるために、得られ
た画像に回転処理を施して電気的に画像を回転させる構
成、あるいは、回転テーブル等を設けて原稿保持装置を
機械的に回転させて画像を回転させる構成が提案されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
電気的に画像を回転させる構成では、画像が複雑になる
とその回転を行なう処理自体に相当の時間を要するこ
と、および、その処理が画像を一旦取り込んだ後からの
作業であることから、正しい方向の画像を得るまでにか
なりの待ち時間がかかるといった問題があった。
【0007】また、後者の機械的に画像を回転させる構
成では、平面走査型画像入力装置の内部に回転テーブル
等の回転手段を設ける必要があることから、平面走査型
画像入力装置が大型化するといった問題があった。
【0008】さらに、前者および後者のいずれの構成に
おいても、平面走査型画像入力装置に対して原稿の画像
をどれだけ回転させる必要があるかの指示を行なう必要
があることから、操作性が悪いといった問題があった。
【0009】本発明の原稿保持装置は、これら問題に鑑
みてなされたもので、平面走査型画像入力装置に使用す
るに際して、特別な操作を行なうことなしに簡単に、し
かも待ち時間をかけずに正しい方向の画像を得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成を採った。
【0011】本発明の原稿保持装置は、所定形状の規制
部により収納方向が制限されて平面走査型画像入力装置
に用いられる原稿保持装置であって、正方形の平面形状
を備えるとともに、前記規制部と干渉しない形状を有す
る対応形状部を90度の整数倍で回転対称に複数設ける
ことにより、前記平面走査型画像入力装置への収納方向
を2以上としたことを、その要旨としている。
【0012】こうして構成された原稿保持装置におい
て、平面走査型画像入力装置への収納方向を切り換えた
ときに同一となる位置に、前記収納方向を識別するため
の印を設けた構成としてもよい。
【0013】
【作用】以上のように構成された原稿保持装置によれ
ば、正方形の平面形状を備えるとともに、所定形状の規
制部に干渉しない形状を有する対応形状部を90度の整
数倍で回転対称に複数設けている。この結果、平面走査
型画像入力装置への収納方向は2以上となる。
【0014】従って、この原稿保持装置によれば、平面
走査型画像入力装置への収納方向に応じた異なる方向の
画像を得ることができることから、平面走査型画像入力
装置への収納の際にその収納方向を定めるだけで、容易
に正しい方向の画像を得ることが可能となる。
【0015】さらに、平面走査型画像入力装置への収納
方向を切り換えたときに同一となる位置に、前記収納方
向を識別するための印を設けた構成の本発明の原稿保持
装置によれば、平面走査型画像入力装置に設けたひとつ
のセンサにより、その印を読み取ることが可能となる。
【0016】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な一実施例について
説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例の原稿保持装置
(以下、原稿ホルダと呼ぶ)10の開放状態を示す外観
斜視図、図2は、閉止状態にある原稿ホルダ10の平
面、正面、側面の外観図である。両図に示すように、原
稿ホルダ10は、開閉自在の下部枠12と上部枠14と
から構成され、両方の枠12,14の内側には開口部1
2W,14Wが形成されている。この原稿ホルダ10
は、下部枠12と上部枠14との間に原稿Pの周辺部を
挟み込むようにして、開口部12W,14Wから原稿P
を外に開放した状態で、原稿Pを保持する。ここで、原
稿Pとしては、例えば、4″×5″のフィルム原稿が用
いられる。また、上部枠14は、透明のアクリル樹脂か
ら、下部枠12は有色のアクリル樹脂から形成されてい
る。
【0018】図2の平面の外観図に示すように、閉止状
態にある原稿ホルダ10は、略正方形の平面形状をして
いる。そして、原稿ホルダ10の下部枠12の裏側に
は、図3に示すように、対応形状部としての2本のガイ
ド溝16,18が形成されている。2本のガイド溝1
6,18は、下部枠12の互いに直交する2つの辺に形
成されており、挿入方向を2つの方向に制限する働きを
する。即ち、平面走査型画像入力装置の挿入口には、規
制部としての突出部が設けられており、この挿入口に原
稿ホルダ10を挿入する際に、その突出部がガイド溝1
6,18と合致してその2つの方向からの挿入を許可す
ることにより、これら方向からしか挿入できないように
している。なお、この突出部を含めた平面走査型画像入
力装置の詳しい内部構成については、後ほど説明する。
【0019】また、上部枠14の表面には、原稿ホルダ
10の挿入可能な2つの方向をそれぞれ示す矢印20,
22が刻印されている。さらに、下部枠12には、その
挿入可能な2つの方向を識別するための識別孔24,2
6が設けられている。なお、識別孔24と識別孔26と
は、挿入方向に対して相対的に同一となる位置に設けら
れ、一方の識別孔24は1つの孔体から、他方の識別孔
26は2つの孔体から構成されている。
【0020】こうして構成された原稿ホルダ10には、
詳しくは、次のようにして原稿Pが装着される。原稿ホ
ルダ10の上部枠14を開けて、下部枠12の開口部1
2Wの段に合わせて、原稿Pを置く。このとき、原稿P
の方向は、原稿Pの天地の天側が前記2箇所の識別孔2
4,26のどちらかに来るようにセットする。その後、
上部枠14を閉じる。
【0021】次に、上記原稿ホルダ10が使用される平
面走査型画像入力装置(以下、平面型スキャナと呼ぶ)
100の構成について次に説明する。図4は、平面型ス
キャナ100の内部概略構成の側面を示す図であり、図
5は、平面型スキャナ100の内部概略構成の平面を示
す図である。この平面型スキャナ100は、図11を用
いて先に説明したものと同じ内部の構成、即ち、移動テ
ーブル105,光源106,折り返しミラー108,レ
ンズ110,ライン型CCD112を備えるとともに、
前述したように、挿入口102に設けられ、原稿ホルダ
10のガイド溝16,18と合致する突出部120と、
原稿ホルダ10の識別孔24(または26)の情報を光
学的に読み取るフォトセンサ122とを備える。なお、
突出部120の詳しい位置は、図5に示すように、挿入
口102の右隅(原稿ホルダ10の挿入方向からみて
左)となっている。
【0022】こうした内部構成の平面型スキャナ100
に、前述した原稿ホルダ10(原稿Pのセットされたも
の)は次のようにして挿入される。図6の(A)に示す
ように、原稿ホルダ10に刻印された矢印20の方向に
従って挿入されるか、または、図6の(B)に示すよう
に、原稿ホルダ10に刻印された矢印22の方向に従っ
て挿入される。図6の(A)の際には、平面型スキャナ
100の突出部120がガイド溝16に合致して原稿ホ
ルダ10は挿入され、また、図6の(B)の際には、平
面型スキャナ100の突出部120がガイド溝18に合
致して原稿ホルダ10は挿入される。なお、図6の
(A)で示した原稿ホルダ10の挿入方向を0度の挿入
方向、また、図6の(B)で示した原稿ホルダ10の挿
入方向を90度の挿入方向と呼ぶことにする。
【0023】平面型スキャナ100の電気的な構成につ
いて、次に説明する。図7は、平面型スキャナ100の
電気的な構成を示すブロック図である。図7に示すよう
に、平面型スキャナ100は、CPU151とバスライ
ン153とを備えており、また、バスライン153を介
して以下の構成要素がCPU151に接続されている。
【0024】メインメモリ155:処理プログラムおよ
び作業用データを記憶する。 補助メモリ157:読み取った原稿の画像データや、そ
の他の処理に使用するデータを記憶する。 CRTディスプレイ159:画像データに基づく画像を
表示する。 インタフェイス161:キーボード163およびマウス
165をCPU151と接続する。 シェーディング処理部171:ライン型CCD112の
各素子間のバラツキを求めて、各素子の出力が均一にな
るように補正する。 A/D変換部175:ライン型CCD112からの信号
をA/D変換してシェーディング処理部171へ与え
る。
【0025】読み取り領域制御部177:原稿ホルダ1
0にセットした原稿Pの読み取り領域を制御する。 副走査制御部179:移動テーブル105により副走査
方向に移動する原稿ホルダ10が原点位置に達したこと
を検出する原点スイッチ181から検出信号を受けると
ともに、その移動テーブル105を移動する駆動モータ
183に制御信号を出力する。 識別孔読取処理部185:フォトセンサ122を動作さ
せて原稿ホルダ10の識別孔24,26の孔体の数を読
み取る。
【0026】こうした構成の平面型スキャナ100のC
PU151で実行される原稿画像入力処理について、次
に詳述する。図8は、この原稿画像入力処理を示すフロ
ーチャートである。
【0027】図6に示すように、原稿ホルダ10を挿入
口102へ挿入して、処理が開始されると、まず、CP
U151は、挿入された原稿ホルダ10を移動テーブル
105にて保持する処理を行なう(ステップS21
0)。次いで、副走査制御部179から駆動モータ18
3に制御信号を出力することにより、移動テーブル10
5を副走査方向(図4の矢印の方向)に移動する(ステ
ップS220)。そして、原点スイッチ181がオン状
態となったか否かから、原稿ホルダ10が予め定めた原
点位置(図5中、2点鎖線で示す位置)に達した否かを
判定し(ステップS230)、原点位置に達するまで原
稿ホルダ10を副走査方向に移動する処理を継続する。
【0028】ステップS230で、原点スイッチ181
がオン状態となり、原稿ホルダ10が原点位置に達した
と判定されると、原稿ホルダ10を一旦停止し(ステッ
S240)、その後、原稿ホルダ10を副走査方向に予
め定めた速度で移動する処理を行なう(ステップS25
0)。
【0029】その後、シェーディング処理部171を動
作させて、ライン型CCD112の各素子間の出力を均
一にする処理を行なう(ステップS260)。この処理
は、白黒基準板を用いて予め求めた各素子間のバラツキ
に基づいて各素子の出力を均一にしている。
【0030】その後、CPU151は、原稿ホルダ10
の識別孔24,26の孔体の数を読み取る(ステップS
270)。続いて、その孔体の数から、原稿ホルダ10
の挿入方向が0度の挿入方向か、90度の挿入方向かを
判別する(ステップS280)。
【0031】ステップS280で孔体が1つ、即ち、0
度の挿入方向であると判別されると、処理をステップS
290に進める。ステップS290では、原稿ホルダ1
0の読取領域を、図9の(A)に示すように、副走査方
向の幅Dsよりも主走査方向の幅Dmが大きい横長の領
域に設定する処理を行なう。次いで、その設定領域の画
像をライン型CCD112により読み取る(ステップS
300)。その後、こうして読み取った画像のデータを
補助メモリ157に格納する(ステップS310)。
【0032】一方、ステップS290で孔体が2つ、即
ち、90度の挿入方向であると判別されると、処理をス
テップS320に進める。ステップS320では、原稿
ホルダ10の読取領域を、図9の(B)に示すように、
主走査方向の幅Dmよりも副走査方向の幅Dsが大きい
縦長の領域に設定する処理を行なう。次いで、その設定
領域の画像をライン型CCD112により読み取る(ス
テップS330)。その後、こうして読み取った画像の
データを補助メモリ157に格納する(ステップS34
0)。
【0033】ステップS310またはS340で画像デ
ータが補助メモリ157に格納されると、その後、その
画像データに基づく画像をCRTディスプレイ159に
表示する(ステップS350)。CRTディスプレイ1
59への表示がなされると、その後、「エンド」に抜け
て、この処理を終了する。
【0034】従って、こうした構成の原稿画像入力処理
によれば、図6の(A)に示すように、角度0度の方向
から原稿ホルダ10が挿入されたときには、図10の
(A)に示すように、横長の画像が正立像の状態でCR
Tディスプレイ159に表示される。一方、図6の
(B)に示すように、角度90度の方向から原稿ホルダ
10が挿入されたときには、図10の(B)に示すよう
に、縦長の画像が正立像の状態でCRTディスプレイ1
59に表示される。
【0035】以上詳述したように、この実施例の原稿ホ
ルダ10によれば、平面型スキャナ100に0度と90
度といった2方向から挿入することができる。このた
め、原稿Pが天地が90度ずれた横長のものであっても
縦長のものであっても、適切な方向から原稿ホルダ10
を挿入するだけで、常に正立した画像を得ることができ
る。しかも、従来のように電気的な画像回転処理や機械
的な画像の回転を施す必要がないことから、成立した画
像を即座に得ることができ、待ち時間もかからない。ま
た、平面型スキャナ100の内部に原稿ホルダ10の回
転テーブルを設ける必要もないことから、平面型スキャ
ナ100が大型化することもない。
【0036】さらに、この実施例の原稿ホルダ10で
は、原稿ホルダ10の挿入方向に応じて原稿Pの形状を
把握し、その形状に応じて画像の読取領域を設定してい
ることから、無駄な領域の画像読取りを防ぐことができ
る。従って、平面型スキャナ100における画像の読取
り速度の向上を図ることができる。
【0037】なお、前記実施例では、原稿ホルダ10に
2本のガイド溝16,18を設けていたが、これに換え
て、原稿ホルダ10の各辺に沿って合計4本のガイド溝
を設けた構成としてもよい。こうした構成により、前述
した0度の方向、90度の方向に加えて、さらに回転さ
せた180度,270度の方向で原稿ホルダ10を平面
型スキャナ100に挿入することができる。従って、よ
り高い自由度でもって、所望の方向の画像を得ることが
できる。
【0038】また、前記実施例では、原稿ホルダ10を
平面型スキャナ100に挿入口102から挿入して収納
する構成としていたが、これに換えて、平面型スキャナ
の原稿装着部、例えば凹部(図示せず)に装填する構成
としてもよい。この場合、収納方向を制限する形状の規
制部を凹部に設けるようにし、原稿ホルダには、その規
制部に対応する形状を90度の整数倍で回転対称に複数
設けることにより、平面走査型画像入力装置への収納方
向を2以上とする。
【0039】以上、本発明の一実施例を詳述してきた
が、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様にて実施することができるのは勿論のことであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の原稿
保持装置を用いれば、平面走査型画像入力装置におい
て、特別な操作を行なうことなしに簡単に、しかも待ち
時間をかけずに正しい方向の画像を得ることができる。
【0041】請求項2記載の原稿保持装置では、平面走
査型画像入力装置への収納方向を識別するための印を読
み取ることにより、その収納方向により相違する画像読
取領域の設定処理等を行なうことができる。従って、平
面走査型画像入力装置での読取り速度の向上等の副次的
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の原稿ホルダ10の開放状態
を示す外観斜視図である。
【図2】閉止状態にある原稿ホルダ10の平面、正面、
側面の外観図である。
【図3】原稿ホルダ10の下部枠12の裏面図である。
【図4】平面型スキャナ100の内部概略構成の側面を
示す図である。
【図5】平面型スキャナ100の内部概略構成の平面を
示す図である。
【図6】平面型スキャナ100への原稿ホルダ10の挿
入方向を示す説明図である。
【図7】平面型スキャナ100の電気的な構成を示すブ
ロック図である。
【図8】平面型スキャナ100のCPU151で実行さ
れる原稿画像入力処理を示すフローチャートである。
【図9】原稿ホルダ10の挿入方向により相違する原稿
読取領域を示す説明図である。
【図10】原稿ホルダ10を平面型スキャナ100に用
いたときの表示画像を示す説明図である。
【図11】一般的な平面走査型画像入力装置900の内
部の概略構成図である。
【図12】従来の原稿保持装置を平面走査型画像入力装
置に用いたときの表示画像を示す説明図である。
【符号の説明】
10…原稿ホルダ(原稿保持装置) 16,18…ガイド溝(対応形状部) 24,26…識別孔(印) 100…平面型スキャナ(平面走査型画像入力装置) 102…挿入口 120…突出部(規制部) 122…フォトセンサ P…原稿

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の規制部により収納方向が制限
    されて平面走査型画像入力装置に用いられる原稿保持装
    置であって、 正方形の平面形状を備えるとともに、 前記規制部と干渉しない形状を有する対応形状部を90
    度の整数倍で回転対称に複数設けることにより、前記平
    面走査型画像入力装置への収納方向を2以上としたこと
    を特徴とする原稿保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原稿保持装置であって、 前記平面走査型画像入力装置への収納方向を切り換えた
    ときに同一となる位置に、前記収納方向を識別するため
    の印を設けた原稿保持装置。
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