JP2868447B2 - トランザクション処理タスク数制御方式 - Google Patents

トランザクション処理タスク数制御方式

Info

Publication number
JP2868447B2
JP2868447B2 JP7302809A JP30280995A JP2868447B2 JP 2868447 B2 JP2868447 B2 JP 2868447B2 JP 7302809 A JP7302809 A JP 7302809A JP 30280995 A JP30280995 A JP 30280995A JP 2868447 B2 JP2868447 B2 JP 2868447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
tasks
concurrently
time
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7302809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09146883A (ja
Inventor
哲也 暮石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI SOFUTOEA KK
Original Assignee
NIPPON DENKI SOFUTOEA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI SOFUTOEA KK filed Critical NIPPON DENKI SOFUTOEA KK
Priority to JP7302809A priority Critical patent/JP2868447B2/ja
Publication of JPH09146883A publication Critical patent/JPH09146883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2868447B2 publication Critical patent/JP2868447B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランザクション処
理タスク数制御方式に関し、特にオンライントランザク
ション処理システムにおけるトランザクション処理タス
ク数制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオンライントランザクション処理
システムは、トランザクション実行タスク数がシステム
構築時に固定的に決定されている。または、時系列上で
あらかじめ変更が固定的に決められており、特定のトラ
ンザクションが過負荷状態になって初めて該当トランザ
クションに対するトランザクション実行タスク数を増加
変更し過負荷を対処している。
【0003】通常、トランザクションを処理するアプリ
ケーションプログラムは複数のトランザクション処理タ
スクで構成される。アプリケーションプログラムのトラ
ンザクション処理能力は1タスクならば同時に1トラン
ザクションの処理しか出来ないが、複数タスクにすれば
同時に処理出来るトランザクションが複数になるためア
プリケーションプログラムの処理能力が向上しトランザ
クションの処理待ちが減少する。しかしトランザクショ
ンが少ないときは複数タスク分のメモリを占有するため
メモリの浪費となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のトラン
ザクション処理タスク制御方式では、特定のトランザク
ションが過負荷状態となった様な場合、オンライントラ
ンザクション処理システムが過負荷状態となったと認識
し、該当トランザクションに対するタスク数を変更する
までの間、トランザクション処理性能が低下してしま
う。また、トランザクションの負荷状態が軽い場合、ト
ランザクション実行タスク数を変更するまでの間メモリ
等のシステム資源を浪費するという欠点を有している。
【0005】本発明の目的は、時間帯別のトランザクシ
ョンの実行クラスに対する同時実行タスク数の稼働統計
情報をもとにトランザクション実行タスク数を自動的に
決定するトランザクション処理タスク数制御方式を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明のトランザク
ション処理タスク数制御方式は、時間帯別にトランザク
ション実行クラスの稼働統計情報を格納しておく時間帯
別トランザクション実行クラス稼働統計情報管理表と、
システムの時刻を取得できるタイマ取得装置と、システ
ム時刻の通知を行なうタイマ通知装置と、端末装置から
トランザクションを受取りトランザクション実行制御手
段に処理要求する端末入出力手段と、前記トランザクシ
ョンを処理する実行クラスのタスク数をチェックするた
め現在システムで当該実行クラスで同時に実行中である
同時実行タスク数に所定値を加算した同時実行タスク数
と前記実行クラスとでトランザクション稼働統計情報制
御手段に処理要求しこの処理要求の処理完了通知を待合
せて前記アプリケーションプログラムの実行を制御する
トランザクション実行制御手段と、前記トランザクショ
ン実行制御手段より前記トランザクションの前記実行ク
ラスと前記同時実行タスク数を受け取り、前記タイマ取
得装置から前記トランザクションの処理要求の発生時刻
を取得し、この発生時刻と受け取った実行クラスに該当
する最大同時実行タスク数を前記時間帯別トランザクシ
ョン実行クラス稼働統計情報管理表より取得し、この取
得した最大同時実行タスク数より受け取った前記同時実
行タスク数の方が大きい場合は前記同時実行タスク数を
取得した最大同時実行タスク数にセットしタスク数の変
更要求通知をトランザクション処理タスク数変更手段に
処理依頼し、変更完了通知を受け取ったら処理完了通知
を要求元の前記トランザクション実行制御手段に応答す
るトランザクション稼働統計情報制御手段と、前記トラ
ンザクション稼働統計情報制御手段から前記変更要求通
知を受け取ると前記同時実行タスク数と前記実行クラス
と前記時間帯とから該当する同時実行可能タスク数を前
記時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報管
理表より取得し、前記同時実行タスク数の方が取得した
同時実行可能タスクより大きい場合は前記同時実行タス
ク数を取得した同時実行可能タスク数に更新するととも
にシステムで保持する同時実行可能タスク数にセット
後、変更完了通知を要求元の前記トランザクション稼働
統計情報制御手段に応答するトランザクション処理タス
ク数変更手段と、を備えて構成されている。
【0007】また、第2の発明のトランザクション処理
タスク制御方式は、第1の発明において前記時間帯別ト
ランザクション実行クラス稼働統計情報管理表は、時間
帯別と実行クラス別に前日までの最大同時実行平均タス
ク数、当日の最大同時実行タスク数、同時実行可能タス
ク数を備えて構成されている。
【0008】さらに、第3の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第1の発明において前記タイマ取
得装置は、トランザクションの発生時刻または運用日数
を通知することを備えて構成されている。
【0009】さらに、第4の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第1の発明において前記タイマ通
知装置は、システムの日付変更時には日付変更通知を、
前記時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報
管理表の時間帯の時間に到達した時には時刻通知をトラ
ンザクション処理タスク数変更手段に通知することを備
えて構成されている。
【0010】さらに、第5の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第1の発明において前記端末入出
力手段は、受付けたトランザクションを処理するクラス
を通知することを備えて構成されている。
【0011】さらに、第6の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第4の発明において前記時刻通知
を受付たトランザクション処理タスク数変更手段は、該
当の時間帯で前記時間帯別トランザクション実行クラス
稼働統計情報管理表を検索し該当時間帯の全クラスの前
記同時実行可能タスク数をシステムで保持する同時実行
可能タスク数に設定することを備えて構成されている。
【0012】さらに、第7の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第4の発明において前記日付変更
通知を受付けたトランザクション処理タスク数変更手段
は、前記時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計
情報管理表の全内容を初期化する初期化要求通知をトラ
ンザクション稼働統計情報制御手段に通知することを備
えて構成されている。
【0013】さらに、第8の発明のトランザクション処
理タスク制御方式は、第7の発明において前記初期化要
求通知を受付けたトランザクション稼働統計情報制御手
段は、タイマ取得装置からシステムの運用日数を取得
し、最大同時実行平均タスク数と最大同時実行タスク数
と運用日数とから、前記時間帯別トランザクション実行
クラス稼働統計情報管理表の各時間帯ごとに前日までの
最大同時実行平均タスク数の平均値を計算しこの平均値
を、最大同時実行平均タスク数と同時実行可能タスク数
にセットし、最大同時実行タスク数には初期値をセット
することを備えて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明のトランザクション
処理タスク数制御方式の一つの実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0016】本実施の形態のトランザクション処理タス
ク数制御方式は図1に示すように、端末装置1と端末入
出力手段2とトランザクション実行制御手段3とトラン
ザクション稼働統計情報制御手段4と時間帯別トランザ
クション実行クラス稼働統計情報管理表5とタイマ取得
装置6とトランザクション処理タスク数変更手段7とタ
イマ通知装置8とアプリケーションプログラム9とから
構成されている。
【0017】図2は時間帯別トランザクション実行クラ
ス稼働統計情報管理表5の一例を示す。
【0018】次に本実施例の動作について説明する。ま
ず、オンライントランザクション処理システムの稼働を
開始する前に、予めオンライントランザクション処理シ
ステムの初期定義として、本システムで動作するトラン
ザクションの実行クラスを時間帯別トランザクション実
行クラス稼働統計情報管理表5内のトランザクション実
行クラス52に定義する。また、時間帯別トランザクシ
ョン実行クラスの稼働統計情報を管理する時間間隔を時
間帯51に定義する。ここでは図2に示すように、動作
するトランザクション実行クラスの種別を4(クラス
A、クラスB、クラスC、クラスD)、時間間隔を1時
間と設定した場合について説明する。
【0019】図1において、オンライントランザクショ
ン処理システムの端末1からメッセージが投入された場
合の動作について説明する。
【0020】端末入出力手段2は端末装置1からメッセ
ージを受け取りトランザクション実行制御手段3へメッ
セージの通知を行う。
【0021】トランザクション実行制御手段3は取得し
たメッセージから、処理要求のあったトランザクション
を処理する実行クラスと同一実行クラスのシステムで現
在実行中のタスク数(以降、同時実行タスク数と称す)
に1を加算した値(以降、必要同時実行タスク数と称
す)とをトランザクション稼働統計情報制御手段4に通
知する。
【0022】トランザクション稼働統計情報制御手段4
は、トランザクション実行制御手段3からトランザクシ
ョンの実行クラスと必要同時実行タスク数を通知される
と、タイマ取得装置6よりトランザクションの処理要求
が発生した時刻を取得する(以降、処理要求発生時刻と
称す)。
【0023】次に取得したトランザクションの実行クラ
スと処理要求発生時刻とから図2に示す時間帯別トラン
ザクション実行クラス稼働統計情報管理表5を検索し、
最大同時実行タスク数54(当日の該当時間帯中での同
時実行タスク数の最大値)を取得する。
【0024】次にトランザクション実行制御手段3から
通知された必要同時実行タスク数と取得した最大同時実
行タスク数54との比較を行ない、必要同時実行タスク
数の方が大きい場合は必要同時実行タスク数を最大同時
実行タスク数54にセットしトランザクション稼働統計
情報制御手段4に制御を渡す。必要同時実行タスク数の
方が小さい場合はトランザクション実行制御手段3に制
御を渡しアプリケーションプログラム9を起動する。
【0025】上述した動作を図2を参照して説明する。
例えば、11:10にトランザクションの実行クラスA
にトランザクション処理要求が発生した場合について考
える。この場合、11:10から時間帯51の「11:
00」が検索され、トランザクション実行クラス52か
らトランザクションの実行クラスAが検索され、両方の
検索によって特定される最大同時実行タスク数54の2
0が取得される。このとき、必要同時実行タスク数が2
1だったとすると、最大同時実行タスク数54の20と
必要同時実行タスク数の21との比較により、必要同時
実行タスク数の方が大きいので、必要同時実行タスク数
の21が最大同時実行タスク数54にセットされる。
【0026】トランザクション稼働統計情報制御手段4
は、時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報
管理表5の最大同時実行タスク数54を更新した場合、
トランザクション処理タスク数変更手段7に時間帯別ト
ランザクション実行クラス稼働統計情報管理表5の同時
実行可能タスク数55の変更要求通知を行なう。
【0027】トランザクション処理タスク数変更手段7
は、トランザクション実行クラス稼働統計情報制御手段
4から同時実行可能タスク数55の変更要求通知を受け
ると、更新を行なう時間帯とトランザクション実行クラ
スを取得し、時間帯別トランザクション実行タスク稼働
統計情報管理表5を検索し最大同時実行タスク数54と
同時実行可能タスク数55を取得する。
【0028】次に取得した最大同時実行タスク数54と
同時実行可能タスク数55との比較を行ない、最大同時
実行タスク数54の方が大きい場合は最大同時実行タス
ク数54をシステムで保持する同時実行可能タスク数に
設定するとともに、最大同時実行タスク数54を同時実
行可能タスク数55に編集し、トランザクション稼働統
計情報制御手段4に同時実行可能タスク数の変更完了通
知を行なう。
【0029】最大同時実行タスク数54の方が小さい場
合はトランザクション稼働統計情報制御手段4に同時実
行可能タスク数の変更完了通知のみを行なう。
【0030】図2において、例えば、時間帯「11:0
0」におけるトランザクション実行クラスAを持つタス
クの最大同時実行数が1加算されて21となっていた場
合を考える。トランザクション処理タスク数変更手段7
は、トランザクション稼働統計情報変更手段4より同時
実行可能タスク数の変更要求通知を受けると、更新を行
なう時刻帯とトランザクション実行クラスとから、時間
帯別トランザクション実行タスク稼働統計情報管理表5
を検索し、最大同時実行タスク数54の21と同時実行
可能タスク数55の20を取得する。
【0031】次に取得した最大同時実行タスク数の21
と同時実行可能タスク数の20との比較を行ない、この
場合は最大同時実行タスク数の方が大きいので、システ
ムの保持する同時実行可能タスク数を21に変更し、同
時実行可能タスク数55中の20を21に更新する。
【0032】次に、トランザクション稼働統計情報制御
手段4はトランザクション処理タスク数変更手段7から
同時実行可能タスク数の変更完了通知を受けると、トラ
ンザクション実行制御手段3に処理完了通知を行なう。
【0033】トランザクション実行制御手段3は、トラ
ンザクション稼働統計情報制御手段4から処理完了通知
を受けると、トランザクションを処理するアプリケーシ
ョンプログラム9の起動を行う。
【0034】タイマ通知装置8は、前述したオンライン
トランザクション処理システムの初期定義による一定時
間間隔で時刻の通知を、トランザクション処理タスク数
変更手段7に対して行う(ここでいう一定時間間隔は、
時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報管理
表5中の時間を示す)。
【0035】トランザクション処理タスク数変更手段7
は、タイマ通知装置8から時刻の通知を受け取った時、
時間帯別トランザクション実行タスク稼働統計情報管理
表5からオンライントランザクションシステムで動作す
るトランザクションの実行クラスを取得し、また、タイ
マ通知装置8で受け取った時刻で時間帯51を検索し、
該当する時間帯における同時実行可能タスク数55を取
得し、この同時実行可能行タスク数55をシステムで保
持する同時実行可能タスク数にセットする。
【0036】同様に該当時間帯における全トランザクシ
ョン実行クラスの同時実行可能行タスク数55をシステ
ムで保持する同時実行可能タスク数にセットする。
【0037】図2においてトランザクション実行クラス
Aについて考える。例えば、タイマ通知装置8から1
2:00がトランザクション処理タスク数変更手段7に
通知されると、トランザクション処理タスク数変更手段
7は、同時実行可能タスク数55の40を取得する。次
にシステムで保持する同時実行タスク数に40がセット
される。
【0038】また、トランザクション処理タスク数変更
手段7は、タイマ通知装置8から日付変更通知を受ける
と、トランザシクション稼働統計情報制御手段4に時間
帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報管理表5
の初期化要求通知を行なう。
【0039】トランザクション稼働統計情報制御手段4
は、初期化要求通知を受けると、タイマ取得装置6から
システムの運用日数を受け取り、最大同時実行平均タス
ク数53と最大同時実行タスク数54と運用日数とか
ら、時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報
管理表5の該当時間帯ごとに、前日までの最大同時実行
平均タスク数の平均値を計算しこの平均値を、最大同時
実行平均タスク数53と同時実行可能タスク数55にセ
ットし、最大同時実行タスク数54には0をセットす
る。
【0040】次に前日までの最大同時実行平均タスク数
を求める計算式を示す。(最大同時実行平均タスク数×
(運用日数−1)+最大同時実行タスク数)/運用日数
で求める。
【0041】図2において、例えば、運用日数が6日の
場合で時間帯が10:00でトランザクション実行クラ
スがAの初期化について考える。この場合には。最大同
時実行平均タスク数53の10と最大同時実行タスク数
54の5から次のように求める。(10(6−1)+
5)/6=9となり、最大同時実行平均タスク数53と
同時実行可能タスク数55に9をセットし、最大同時実
行タスク数54に0をセットする。
【0042】なお、以上に説明した実施の形態において
は、当日の同時実行可能タスク数55を前日までの最大
同時実行平均タスク数53より求めているが、必要同時
実行タスク数が同時実行可能タスク数55を超過した
時、システムで保持する同時実行可能タスク数を更新す
る間トランザクション処理開始までの待ち時間を特に重
視するシステムの場合、前日までシステムで保持してい
た同時実行可能タスク数の最大値や最大同時実行平均タ
スク数53より大きめの値を当日の同時実行可能タスク
数55に設定する実施の形態も考えられる。
【0043】また、実行中でない実行可能タスクによる
メモリ消費の防止を重視するシステムの場合、前日まで
の同時実行タスク数53より小さな値を当日の同時実行
可能タスク数55に設定する実施の形態も考えられる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、時間帯別
のトランザクションの実行クラスに対する同時実行タス
ク数の稼働統計情報をもとに、トランザクション実行タ
スク数を自動的に決定し、時間帯により処理件数の多い
トランザクションに対するトランザクション実行タスク
数を多く、また実行数の少ないトランザクションに対す
るトランザクション実行タスク数を少なく割り当てるこ
とにより、オンライントランザクション処理システムの
運用性を向上することが可能となる。すなわち、稼働統
計情報をもとに同時実行可能タスク数を決定するため、
不要タスクによるメモリの浪費を防止するとともに、同
時実行タスク数が最大同時実行タスク数を超過した時の
同時実行可能タスク数の更新も必要最低限となる。
【0045】また、システムの運用形態が変更され、時
間帯別のトランザクション処理要求量が変更された場合
にも、オペレータ操作の介入を必要とせずに(自動的
に)オンライントランザクション処理システムを停止す
ることなく、トランザクションのタスク待ち状態をなく
し、空きタスクによるメモリ消費を防ぐという効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランザクション処理タスク制御方式
の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の図1中の時間帯別トランザクシ
ョン実行クラス統計情報管理表の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 端末入出力手段 3 トランザクション実行制御手段 4 トランザクション稼働統計情報制御手段 5 時間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情
報管理表 6 タイマ取得装置 7 トランザクション処理タスク数変更手段 8 タイマ通知装置 9 アプリケーションプログラム 51 時間帯 52 トランザクション実行クラス 53 最大同時実行平均タスク数 54 最大同時実行タスク数 55 同時実行可能タスク数
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/00 310 G06F 9/46 340 G06F 12/00 518

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線で結ばれた端末装置からトラン
    ザクションを受け取りトランザクションを処理するアプ
    リケーションプログラムのタスク数を制御するトランザ
    クション処理タスク数制御方式において、 時間帯別にトランザクション実行クラスの稼働統計情報
    を格納しておく時間帯別トランザクション実行クラス稼
    働統計情報管理表と、 システムの時刻を取得できるタイマ取得装置と、 システム時刻の通知を行なうタイマ通知装置と、 端末装置からトランザクションを受取りトランザクショ
    ン実行制御手段に処理要求する端末入出力手段と、 前記トランザクションを処理する実行クラスのタスク数
    をチェックするため現在システムで当該実行クラスで同
    時に実行中である同時実行タスク数に所定値を加算した
    同時実行タスク数と前記実行クラスとでトランザクショ
    ン稼働統計情報制御手段に処理要求しこの処理要求の処
    理完了通知を待合せて前記アプリケーションプログラム
    の実行を制御するトランザクション実行制御手段と、 前記トランザクション実行制御手段より前記トランザク
    ションの前記実行クラスと前記同時実行タスク数を受け
    取り、前記タイマ取得装置から前記トランザクションの
    処理要求の発生時刻を取得し、この発生時刻と受け取っ
    た実行クラスに該当する最大同時実行タスク数を前記時
    間帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報管理表
    より取得し、この取得した最大同時実行タスク数より受
    け取った前記同時実行タスク数の方が大きい場合は前記
    同時実行タスク数を取得した最大同時実行タスク数にセ
    ットしタスク数の変更要求通知をトランザクション処理
    タスク数変更手段に処理依頼し、変更完了通知を受け取
    ったら処理完了通知を要求元の前記トランザクション実
    行制御手段に応答するトランザクション稼働統計情報制
    御手段と、 前記トランザクション稼働統計情報制御手段から前記変
    更要求通知を受け取ると前記同時実行タスク数と前記実
    行クラスと前記時間帯とから該当する同時実行可能タス
    ク数を前記時間帯別トランザクション実行クラス稼働統
    計情報管理表より取得し、前記同時実行タスク数の方が
    取得した同時実行可能タスクより大きい場合は前記同時
    実行タスク数を取得した同時実行可能タスク数に更新す
    るとともにシステムで保持する同時実行可能タスク数に
    セット後、変更完了通知を要求元の前記トランザクショ
    ン稼働統計情報制御手段に応答するトランザクション処
    理タスク数変更手段と、を備えることを特徴とするトラ
    ンザクション処理タスク数制御方式。
  2. 【請求項2】 前記時間帯別トランザクション実行クラ
    ス稼働統計情報管理表は、時間帯別と実行クラス別に前
    日までの最大同時実行平均タスク数、当日の最大同時実
    行タスク数、同時実行可能タスク数を備えることを特徴
    とする請求項1記載のトランザクション処理タスク数制
    御方式。
  3. 【請求項3】 前記タイマ取得装置は、トランザクショ
    ンの発生時刻または運用日数を通知することを特徴とす
    る請求項1記載のトランザクション処理タスク数制御方
    式。
  4. 【請求項4】 前記タイマ通知装置は、システムの日付
    変更時には日付変更通知を、前記時間帯別トランザクシ
    ョン実行クラス稼働統計情報管理表の時間帯の時間に到
    達した時には時刻通知をトランザクション処理タスク数
    変更手段に通知することを特徴とする請求項1記載のト
    ランザクション処理タスク数制御方式。
  5. 【請求項5】 前記端末入出力手段は、受付けたトラン
    ザクションを処理するクラスを通知することを特徴とす
    る請求項1記載のトランザクション処理タスク数制御方
    式。
  6. 【請求項6】 前記時刻通知を受付たトランザクション
    処理タスク数変更手段は、該当の時間帯で前記時間帯別
    トランザクション実行クラス稼働統計情報管理表を検索
    し該当時間帯の全クラスの前記同時実行可能タスク数を
    システムで保持する同時実行可能タスク数に設定するこ
    とを特徴とする請求項4記載のトランザクション処理タ
    スク数制御方式。
  7. 【請求項7】 前記日付変更通知を受付けたトランザク
    ション処理タスク数変更手段は、前記時間帯別トランザ
    クション実行クラス稼働統計情報管理表の全内容を初期
    化する初期化要求通知をトランザクション稼働統計情報
    制御手段に通知することを特徴とする請求項4記載のト
    ランザクション処理タスク数制御方式。
  8. 【請求項8】 前記初期化要求通知を受付けたトランザ
    クション稼働統計情報制御手段は、タイマ取得装置から
    システムの運用日数を取得し、最大同時実行平均タスク
    数と最大同時実行タスク数と運用日数とから、前記時間
    帯別トランザクション実行クラス稼働統計情報管理表の
    各時間帯ごとに前日までの最大同時実行平均タスク数の
    平均値を計算しこの平均値を、最大同時実行平均タスク
    数と同時実行可能タスク数にセットし、最大同時実行タ
    スク数には初期値をセットすることを特徴とする請求項
    7記載のトランザクション処理タスク数制御方式。
JP7302809A 1995-11-21 1995-11-21 トランザクション処理タスク数制御方式 Expired - Fee Related JP2868447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302809A JP2868447B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 トランザクション処理タスク数制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302809A JP2868447B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 トランザクション処理タスク数制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09146883A JPH09146883A (ja) 1997-06-06
JP2868447B2 true JP2868447B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=17913372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7302809A Expired - Fee Related JP2868447B2 (ja) 1995-11-21 1995-11-21 トランザクション処理タスク数制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2868447B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3127879B2 (ja) * 1998-03-31 2001-01-29 日本電気株式会社 サーバプロセスの割り当てシステムおよび記録媒体
JP5010314B2 (ja) * 2007-03-16 2012-08-29 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5587252B2 (ja) * 2011-06-24 2014-09-10 株式会社大和総研ビジネス・イノベーション 項目入力処理システム
JP6337532B2 (ja) * 2014-03-14 2018-06-06 株式会社リコー 情報処理システム、及び情報処理方法
CN112732809B (zh) * 2020-12-31 2023-08-04 杭州海康威视系统技术有限公司 一种etl系统及基于etl系统的数据处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09146883A (ja) 1997-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7810096B2 (en) Computer executing multiple operating systems
US6820155B1 (en) Interruption managing device and interruption managing method
US7882488B2 (en) Software tool for synthesizing a real-time operating system
US20010010052A1 (en) Method for controlling multithreading
EP1162536A1 (en) Multiple operating system control method
US7970814B2 (en) Method and apparatus for providing a synchronous interface for an asynchronous service
US5664090A (en) Processor system and method for maintaining internal state consistency between active and stand-by modules
JP2868447B2 (ja) トランザクション処理タスク数制御方式
JP4303828B2 (ja) プリント管理システムおよび方法
JP2004213122A (ja) クライアント/サーバによる制御システムの安定稼働方法及びそのプログラム
US5511220A (en) Multi-user computer system with a clock driven batch dispatching mechanism
JP4089506B2 (ja) ファイル共有システム及びサーバー並びにプログラム
JP3738701B2 (ja) トランザクション処理システムにおけるシステム設定方法
JP3586943B2 (ja) プログラムロード装置と方法
JP3103731B2 (ja) データベース管理装置
JP2919240B2 (ja) 入出力優先順位制御方式
JP3992767B2 (ja) 計算機処理システム
JPH1091581A (ja) トランザクション処理システム
JP2540653B2 (ja) プログラムのシステム組込みにおけるシステムパラメタ変更方法
JPH0512173A (ja) 情報処理装置
CN114416318A (zh) 一种任务的调度方法、装置及介质
CN116414584A (zh) 一种qt事件传递方法、装置、计算机设备及存储介质
CN115002219A (zh) 服务调用方法、装置、设备、系统、存储介质及产品
JP2872042B2 (ja) 共有メモリアクセス方式
JPH03100852A (ja) サービスプロセス実行制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees