JPH1091581A - トランザクション処理システム - Google Patents

トランザクション処理システム

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JPH1091581A
JPH1091581A JP8243933A JP24393396A JPH1091581A JP H1091581 A JPH1091581 A JP H1091581A JP 8243933 A JP8243933 A JP 8243933A JP 24393396 A JP24393396 A JP 24393396A JP H1091581 A JPH1091581 A JP H1091581A
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Takuya Ogasawara
卓也 小笠原
Hideya Abe
秀哉 阿部
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 時間帯別のトランザクションの経過時間の稼
動統計情報をもとに、処理経過制限時間を自動的に決定
し、時間帯毎に最適な処理経過制限時間値でンザクショ
ン処理の監視を行う。 【解決手段】 時間帯別トランザクション処理経過時間
統計情報管理表6と、トランザクション処理経過制限時
間管理表10と、時間帯別トランザクション処理経過時
間統計情報管理表6の実行トランザクション数およびト
ランザクション処理平均経過時間よりトランザクション
処理経過制限時間管理表10の経過制限時間の変更を行
う手段と、トランザクション処理実行時にトランザクシ
ョン処理経過制限時間管理表8の経過制限時間を取得し
設定を行う手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いたオンライントランザクション処理システムに関し、
特に、オンライントランザクション処理システムで実行
されるアプリケーションプログラムの経過制限時間を制
御できるトランザクション処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランザクション処理システムに
おいては、ある特定のトランザクション処理がシステム
の資源を占有することにより他のトランザクション処理
に悪影響が発生するのを防ぐため、トランザクションの
処理が所定の経過制限時間を超えた場合に、そのトラン
ザクション処理を打ち切っている。
【0003】トランザクション処理開始時に設定する経
過制限時間値は、システムの運用時間帯により最適な値
が異なるものであるが、従来は、常に、一定値を設定す
るか、または、必要に応じて操作員の介入により変更設
定している。さらに、トランザクション処理開始後のト
ランザクション処理実行中に経過制限時間値を再設定す
ることを可能にした技術もあるが、システムの運用に最
適な値に自動的に再設定することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のトランザクショ
ン処理システムにおいてトランザクション処理開始時の
経過制限時間値は、常に一定、もしくは操作員の介入に
よってはじめて変更可能である。しかしながら、経過制
限時間値が常に一定であると、システムの運用形態が変
更された場合、その値は最適な値ではなくなりシステム
に悪影響を与える場合がある。また、経過制限時間の最
適な値は運用時間帯により異なるため、システム異常の
早期検出が困難となる場合がある。
【0005】また、従来のシステムにおいてトランザク
ション処理の経過制限時間値を操作員の介入無しに変更
するには、トランザクション処理が経過制限時間を超え
た場合に経過制限時間値を増加させることのみである。
このように、経過制限時間値が大きすぎる場合の対処が
できないため、プログラム誤りによるストール発生等の
プログラム障害を検出するのが遅れる場合がある。
【0006】本発明の目的は時間帯別の各トランザクシ
ョン処理に要した時間の稼動統計情報をもとに、トラン
ザクション処理開始時に最適なトランザクション処理経
過制限時間を設定できるトランザクション処理システム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、通
信回線で結ばれた端末装置からトランザクションを受け
取り、該トランザクションを処理するアプリケーション
プログラムの経過制限時間を制御するためのトランザク
ション処理システムにおいて、時間帯別に各トランザク
ションの処理の経過時間情報を格納する時間帯別トラン
ザクション処理経過時間統計情報管理表記憶手段と、前
記端末装置からトランザクションを受け取る端末入出力
手段と、前記端末入出力手段からメッセージを受け取
り、実行すべきトランザクションを決定し、前記アプリ
ケーションプログラムの実行を制御するトランザクショ
ン実行制御手段と、前記トランザクション実行制御手段
にシステム時刻の通知を行うタイマ通知手段と、前記シ
ステムの時刻を取得できるタイマ取得手段と、前記タイ
マ取得手段からトランザクション処理の開始および終了
の時刻を取得し、この取得した時刻から当該トランザク
ション処理の経過時間を算出し、前記時間帯別トランザ
クション処理経過時間統計情報管理表記憶手段に格納さ
れた実行トランザクション数および平均経過時間の更新
を行うトランザクション稼動統計情報制御手段と、トラ
ンザクションを実行するときの経過制限時間を時間帯ご
とに格納するトランザクション処理経過制限時間管理表
記憶手段と、前記トランザクション処理経過制限時間管
理表記憶手段に予め各トランザクションの経過制限時間
を登録するトランザクション処理経過制限時間登録手段
と、前記時間帯別トランザクション処理経過制限時間統
計情報管理表記憶手段の内容に基づいて定期的に前記ト
ランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段を更新
するトランザクション処理経過制限時間管理表変更手段
とを具備する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0010】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、少なくとも1つの端末装置1と、端末装置1と通信
回線を介して接続された端末入出力手段2と、トランザ
クション実行制御手段3と、タイマ通知手段4と、トラ
ンザクション稼動統計情報制御手段5と、時間帯別トラ
ンザクション処理経過時間統計情報管理表記憶手段6
と、タイマ取得手段7と、トランザクション処理経過制
限時間管理表変更手段8と、タイマ通知手段9と、トラ
ンザクション処理経過制限時間管理表記憶手段10と、
トランザクション処理経過制限時間登録手段11と、ア
プリケーションプログラムを記憶した記憶手段12とか
ら構成されている。
【0011】次に本実施の形態の動作について図1を参
照して説明する。まず、オンライントランザクション処
理システムの稼動を開始する前に、予めオンライントラ
ンザクション処理システムの初期定義として、本システ
ムで動作するトランザクションのトランザクション名、
経過制限時間値を登録するための時間間隔、経過制限時
間の初期設定値、経過制限時間値を変更するための基準
となる経過制限時間変更トランザクション数および平均
経過時間より経過制限時間値を算出するための経過制限
時間変更係数を、トランザクション処理経過制限時間管
理表記憶手段10にトランザクション処理経過制限時間
登録手段11により登録する。また、これと同時に、ト
ランザクション名およびトランザクション処理平均経過
時間を登録するための時間間隔の定義を時間帯別トラン
ザクション処理経過時間統計情報管理表記憶手段6にも
登録する。
【0012】次に、オンライントランザクション処理シ
ステムの端末1からメッセージが投入された場合の動作
について説明する。
【0013】端末入出力手段2は端末装置1からメッセ
ージを受け取り、トランザクション実行制御手段3にメ
ッセージの通知を行う。
【0014】トランザクション実行制御手段3はメッセ
ージを受け取るとタイマ取得手段7よりトランザクショ
ン処理の処理要求発生時刻の取得を行う。そして、この
メッセージにより処理要求のあったトランザクションの
トランザクション名および処理要求発生時刻をもとに、
トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段10
よりトランザクションの経過制限時間情報を取得する。
【0015】次にトランザクション実行制御手段3は、
トランザクション稼動統計情報制御手段5にトランザク
ション処理の開始とトランザクション名の通知を、タイ
マ通知手段4にトランザクション処理の経過制限時間の
設定を行い、アプリケーションプログラム12を起動す
る。トランザクション稼動統計情報制御手段5はトラン
ザクション実行制御手段3よりトランザクションの開始
通知を受けると、タイマ取得手段7よりトランザクショ
ンの開始時刻の取得を行う。
【0016】トランザクション処理実行制御手段3は、
アプリケーションプログラム12より処理の終了を通知
されるとタイマ通知手段4にトランザクション処理の経
過制限時間の解除を行い、トランザクション稼動統計情
報制御手段5にトランザクション名と処理終了の通知を
行う。
【0017】タイマ通知手段4は、トランザクション実
行制御手段3よりトランザクション処理の経過制限時間
の設定を受け取ると、本設定が解除されるまで時間監視
を行い、本設定が解除される前に経過制限時間に到達し
た場合は、トランザクション処理実行制御手段3に経過
制限時間に到達した旨の通知をする。
【0018】トランザクション処理実行制御手段3は、
タイマ通知手段4より経過制限時間の到達の通知を受け
取ると、アプリケーションプログラム12を強制的に打
ち切り、トランザクション稼動統計情報制御手段5にト
ランザクション名と処理終了の通知を行う。
【0019】トランザクション稼動統計情報制御手段5
はタイマ取得手段7よりトランザクションの終了時刻の
取得を行い、開始時刻および終了時刻よりトランザクシ
ョンの処理経過時間の取得を行う。
【0020】次にトランザクション稼動統計情報制御手
段5は、取得したトランザクション名および開始時刻お
よび経過時間をもとに時間帯別トランザクション処理経
過時間統計情報管理表記憶手段6の実行トランザクショ
ン数および平均経過時間の変更を行う。
【0021】また、トランザクション処理経過制限時間
管理表変更手段8は、タイマ通知手段9から日付変更通
知を受け取ると、時間帯別トランザクション処理経過時
間統計情報管理表記憶手段6より取得したトランザクシ
ョン名、時間帯、実行トランザクション数、平均経過時
間と、トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手
段10より取得したトランザクション名、時間帯、経過
制限時間変更トランザクション数、経過制限時間変更係
数とに基づいて、トランザクション処理経過制限時間管
理表記憶手段10の変更を行う。
【0022】これ以降、同一トランザクションが同一時
間帯に動作すると、トランザクション実行制御手段3は
トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段10
より変更された経過制限時間値を取得し、設定を行い、
動作することとなる。
【0023】次に本発明の一実施例の動作について、時
間帯別トランザクション処理経過時間統計情報管理表と
トランザクション処理経過制限時間管理表の一例をあげ
て詳細に説明する。
【0024】図2は時間帯別トランザクション処理経過
時間統計情報管理表記憶手段6の一例を示す図であり、
図3はトランザクション処理経過制限時間管理表記憶手
段10の一例を示す図である。
【0025】まず、オンライントランザクション処理シ
ステムの稼動を開始する前に、予めオンライントランザ
クション処理システムの初期定義として、トランザクシ
ョン処理経過制限時間管理表記憶手段10のトランザク
ション名領域102には各トランザクションのトランザ
クション名、時間帯領域101には経過制限時間値を登
録するための時間間隔、トランザクション処理経過制限
時間領域103にはトランザクション処理経過制限時間
の初期設定値、経過制限時間変更トランザクション数領
域104には経過制限時間値を変更するための基準とな
る経過制限時間変更トランザクション数、トランザクシ
ョン処理経過制限時間変更係数領域105には平均経過
時間より制限時間値を算出するための経過制限時間変更
係数を、時間帯別トランザクション処理経過時間統計情
報管理表記憶手段6のトランザクション名領域62には
トランザクションのトランザクション名、時間帯領域6
1には平均経過時間値を登録するための時間間隔、実行
トランザクション数領域63およびトランザクション処
理平均経過時間領域64には初期値0をそれぞれ登録す
る。
【0026】ここでは図2および図3に示すように、動
作するトランザクションの数を4(トランザクション
A、トランザクションB、トランザクションCおよびト
ランザクションD)、時間間隔を1時間、トランザクシ
ョン処理経過制限時間およびトランザクション処理平均
経過時間を秒単位で設定した場合について述べる。
【0027】例えば、11:00:00(11時0分0
秒を示す。)にトランザクション名Aのトランザクショ
ン処理要求が発生した場合について考えてみる。
【0028】トランザクション処理実行制御手段3は、
端末入出力手段2よりトランザクション名Aのトランザ
クションの処理要求を受け付けるとタイマ取得手段7か
ら処理要求発生時刻「11:00:00」の取得を行
う。そしてトランザクション名「A」および処理要求発
生時刻「11:00:00」をもとに、トランザクショ
ン処理経過制限時間管理表記憶手段10が検索され、ト
ランザクション処理経過制限時間領域103の実行トラ
ンザクション数欄a1から「60」が取得される。
【0029】そしてトランザクション実行制御手段3
は、トランザクション稼動統計情報制御手段5にトラン
ザクション処理の開始とトランザクション名「A」の通
知を行い、タイマ通知手段4にトランザクション処理経
過制限時間「60」の設定を行い、アプリケーションプ
ログラム12を起動する。
【0030】アプリケーションプログラム12を起動し
た後、トランザクション稼動統計情報制御手段5はトラ
ンザクション実行制御手段3よりトランザクションの開
始通知を受けると、タイマ通知手段7よりトランザクシ
ョン処理の開始時刻「11:00:00」の取得を行
う。
【0031】また、トランザクション実行制御手段3
は、アプリケーションプログラム12より処理終了の通
知をされると、タイマ通知手段4にトランザクション処
理経過制限時間の解除を行い、トランザクション稼動統
計情報制御手段5にトランザクション名「A」と処理終
了の通知を行う。
【0032】タイマ通知手段4は、トランザクション実
行制御手段3よりトランザクション処理の経過制限時間
「60」の設定を受け取ると本設定が解除されるまで時
間監視を行い、本設定が解除される前に経過制限時間
「60」に到達した場合は、トランザクション処理実行
制御手段3に経過制限時間の到達を通知する。
【0033】トランザクション処理実行制御手段3は、
タイマ通知手段4より経過制限時間の到達の通知を受け
取ると、アプリケーションプログラム12を強制的に打
ち切り、トランザクション稼動統計情報制御手段5にト
ランザクション名「A」と処理終了の通知を行う。
【0034】ここで、例えば、トランザクション処理が
11:00:29に終了したとすると、トランザクショ
ン処理実行制御手段3は、タイマ通知手段4に対してト
ランザクション処理経過制限時間の設定の解除を行い、
さらに、トランザクション稼動統計情報制御手段5に処
理の終了通知を行い、トランザクション稼動統計情報制
御手段5はタイマ取得手段7よりトランザクション処理
の終了時刻「11:00:29」の取得を行う。
【0035】次にトランザクション稼動統計情報制御手
段5は経過時間(終了時刻−開始時刻)の計算を行う。
本実施例では、11:00:29−11:00:00=
29より、経過時間は29秒となる。
【0036】そしてトランザクション稼動統計情報制御
手段5により、トランザクション名「A」および開始時
刻「11:00」に基づき、時間帯別トランザクション
処理経過時間統計情報管理表記憶手段6が検索され、実
行トランザクション数領域63の欄a1より「10」、
トランザクション処理平均経過時間領域64の欄a2か
ら「40」が取得される。
【0037】そして計算式((トランザクション処理平
均経過時間×実行トランザクション数)+トランザクシ
ョン処理経過時間)/(実行トランザクション数+1)
よりトランザクション処理平均経過時間を求め、トラン
ザクション処理平均経過時間64の変更を行い、実行ト
ランザクション数63の値を1加算する。
【0038】この例では、((40×10)+29)/
(10+1)=39(小数点以下四捨五入)より、トラ
ンザクション処理平均経過時間64は40から39へと
変更され、実行トランザクション数63は10から11
へと変更される。
【0039】また、トランザクション処理が終了せず経
過時間が経過制限時間「60」に到達した場合について
考えてみる。
【0040】トランザクション処理が11:01:00
になっても終了せず経過制限時間「60」に到達した場
合、タイマ通知手段4はトランザクション処理実行制御
手段3に経過制限時間の到達を通知し、トランザクショ
ン実行制御手段3はアプリケーションプログラム12を
強制的に打ち切り、アプリケーションプログラム12よ
り処理終了の通知をされると、タイマ通知手段4に対し
てトランザクション処理経過制限時間の設定の解除を行
い、そしてトランザクション稼動統計情報制御手段5に
処理の終了通知を行い、トランザクション稼動統計情報
制御手段5はタイマ取得手段7よりトランザクション処
理の終了時刻「11:01:00」の取得を行う。
【0041】次にトランザクション稼動統計情報制御手
段5は経過時間の計算(終了時刻−開始時刻)を行う。
この例では、11:01:00−11:00:00=6
0より、経過時間は60秒となる。
【0042】そしてトランザクション稼動統計情報制御
手段5により、トランザクション名「A」および開始時
刻「11:00」に基づいて、時間帯別トランザクショ
ン処理経過時間統計情報管理表記憶手段6が検索され、
実行トランザクション数領域63の欄a1より「1
0」、トランザクション処理平均経過時間領域64の欄
a2から「40」が取得される。
【0043】そして計算式((トランザクション処理平
均経過時間×実行トランザクション数)+トランザクシ
ョン処理経過時間)/(実行トランザクション数+1)
よりトランザクション処理平均経過時間を求め、トラン
ザクション処理平均経過時間64の変更を行い、実行ト
ランザクション数63の値を1加算する。
【0044】この例では、((40×10)+60)/
(10+1)=42(小数点以下四捨五入)より、トラ
ンザクション処理平均経過時間64は40から42へと
変更され、実行トランザクション数63は10から11
へと変更される。
【0045】また、トランザクション処理経過制限時間
管理表変更手段8は、タイマ通知手段9から日付変更通
知を受け取ると、時間帯別トランザクション処理経過時
間統計情報管理表記憶手段6より、トランザクション名
62および時間帯61およびトランザクション処理平均
経過時間64の取得を行い、トランザクション処理経過
制限時間管理表記憶手段10の更新処理を行う。
【0046】例えば、トランザクション名が「B」、時
間帯が「12:00」について考えてみる。
【0047】この場合、時間帯別トランザクション処理
経過時間統計情報管理表記憶手段6のトランザクション
名領域62から「B」が、時間帯領域61より「12:
00」が取得され、実行トランザクション数領域63の
欄b1から「23」が、トランザクション処理平均経過
時間領域64の欄b2から「15」が取得される。ま
た、トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段
10のトランザクション名領域102から「B」が、時
間帯領域101から「12:00」が検索され、トラン
ザクション処理経過制限時間領域103の欄b1から
「14」が、経過制限時間変更トランザクション数領域
104の欄b2から「20」が、経過制限時間変更係数
領域105の欄b3から「1.2」が取得される。
【0048】そして、時間帯別トランザクション処理経
過時間統計情報管理表記憶手段6の実行トランザクショ
ン数63の「23」とトランザクション処理経過制限時
間管理表記憶手段10の経過制限時間変更トランザクシ
ョン数104の「20」が比較され、実行トランザクシ
ョン数63の「23」が経過制限時間変更トランザクシ
ョン数104の「20」を上回っているため、トランザ
クション処理経過制限時間の変更を行うこととなる。
【0049】また、トランザクション名が「B」、時間
帯が「13:00」についても考えてみる。
【0050】この場合、時間帯別トランザクション処理
経過時間統計情報管理表記憶手段6のトランザクション
名領域62から「B」が、時間帯領域61より「13:
00」が取得され、実行トランザクション数領域63の
欄b1から「10」が、トランザクション処理平均経過
時間領域64の欄b2から「12」が取得される。ま
た、トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段
10のトランザクション名領域102から「B」が、時
間帯領域101から「13:00」が取得され、トラン
ザクション処理経過制限時間領域103の欄b1から
「14」が、経過制限時間変更トランザクション数領域
104の欄b2から「20」が、経過制限時間変更係数
領域105の欄b3から「1.2」が取得される。
【0051】そして、時間帯別トランザクション処理経
過時間統計情報管理表記憶手段6の実行トランザクショ
ン数63の「10」とトランザクション処理経過制限時
間管理表記憶手段10の経過制限時間変更トランザクシ
ョン数104の「20」が比較され、実行トランザクシ
ョン数63の「10」が経過制限時間変更トランザクシ
ョン数104の「20」を上回っていないため、トラン
ザクション処理経過制限時間の変更は行われない。
【0052】そこで、トランザクション名が「B」、時
間帯が「12:00」の経過制限時間が変更される場合
について考えてみる。
【0053】経過制限時間の変更は計算式(トランザク
ション処理平均経過時間×トランザクション処理経過制
限時間変更係数)より求める。
【0054】この例では、15×1.2=18となり、
トランザクション名102の「B」および時間帯101
の「12:00」で特定されるトランザクション処理経
過制限時間103の欄b1の「14」を「18」に変更
することとなる。
【0055】するとこれ以降、トランザクション名
「B」が時間帯「12:00」に処理を開始した場合、
変更されたトランザクション処理経過制限時間103の
「18」を設定し、動作することとなる。
【0056】これにより、時間帯毎に最適なトランザク
ション処理経過制限時間値でトランザクション処理を監
視することができる。
【0057】すなわち、システム負荷が高くトランザク
ション処理経過時間が長くなる時間帯ではトランザクシ
ョン処理経過制限時間値を大き目に、システム負荷が低
くトランザクション処理経過時間が短くなる時間帯では
トランザクション処理経過制限時間値を小さ目に変更す
ることにより、プログラム誤りによるストール発生等の
障害を早期に検出することが可能となり、また、オペレ
ータの介入を必要とせずにトランザクション処理経過制
限時間の変更を行い、システムが最適な状態で運用を行
うことが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上、本発明には、時間帯別のトランザ
クションの経過時間の稼動統計情報をもとに、トランザ
クション処理経過制限時間を自動的に決定し、時間帯毎
に最適なトランザクション処理経過制限時間値でトラン
ザクション処理を監視するため、トランザクション処理
が終了しないうちに処理を打ち切られたり、また、プロ
グラム誤りによるストール発生等の障害検出が遅れたり
することを防止し、システムを最適な運用状態で運用で
きるという効果がある。
【0059】さらに、本発明には、システムの運用状態
が変わった変更された場合でも、時間帯別のトランザク
ションの経過時間の稼動統計情報をもとにトランザクシ
ョン処理経過制限時間を自動的に決定し、経過制限時間
の再設定を行うため、オペレータの介入を必要とせずに
トランザクション処理経過制限時間の変更を行い、シス
テムを最適な状態で運用できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランザクション処理システムの実施
の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の本実施の形態における時間帯別トランザ
クション処理経過時間統計情報管理表の一例を示す図で
ある。
【図3】図1の本実施の形態におけるトランザクション
処理制限時間管理表の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 端末入出力手段 3 トランザクション実行制御手段 4 タイマ通知手段 5 トランザクション稼動統計情報制御手段 6 時間帯別トランザクション処理経過時間統計情報
管理表記憶手段 7 タイマ取得手段 8 トランザクション処理経過制限時間管理表変更手
段 9 タイマ通知手段 10 トランザクション処理経過制限時間管理表記憶
手段 11 トランザクション処理経過制限時間登録手段 12 アプリケーションプログラムを記憶した記憶手
段 61 時間帯 62 トランザクション名 63 実行トランザクション数 64 トランザクション処理平均経過時間 101 時間帯 102 トランザクション名 103 トランザクション処理経過制限時間 104 経過制限時間変更トランザクション数 105 トランザクション処理経過制限時間変更係数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線で結ばれた端末装置からトラン
    ザクションを受け取り、該トランザクションを処理する
    アプリケーションプログラムの経過制限時間を制御する
    ためのトランザクション処理システムにおいて、 時間帯別に各トランザクションの処理の経過時間情報を
    格納する時間帯別トランザクション処理経過時間統計情
    報管理表記憶手段と、 前記端末装置からトランザクションを受けとる端末入出
    力手段と、 前記端末入出力手段からメッセージを受け取り、実行す
    べきトランザクションを決定し、前記アプリケーション
    プログラムの実行を制御するトランザクション実行制御
    手段と、 前記トランザクション実行制御手段にシステム時刻の通
    知を行うタイマ通知手段と、 前記システムの時刻を取得できるタイマ取得手段と、 前記タイマ取得手段からトランザクション処理の開始お
    よび終了の時刻を取得し、この取得した時刻から当該ト
    ランザクション処理の経過時間を算出し、前記時間帯別
    トランザクション処理経過時間統計情報管理表記憶手段
    に格納された実行トランザクション数および平均経過時
    間の更新を行うトランザクション稼動統計情報制御手段
    と、 トランザクションを実行するときの経過制限時間を時間
    帯ごとに格納するトランザクション処理経過制限時間管
    理表記憶手段と、 前記トランザクション処理経過制限時間管理表記憶手段
    に予め各トランザクションの経過制限時間を登録するト
    ランザクション処理経過制限時間登録手段と、 前記時間帯別トランザクション処理経過制限時間統計情
    報管理表記憶手段の内容に基づいて定期的に前記トラン
    ザクション処理経過制限時間管理表記憶手段を更新する
    トランザクション処理経過制限時間管理表変更手段とを
    具備したことを特徴とするトランザクション処理システ
    ム。
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