JP2868351B2 - 遅延時間測定回路 - Google Patents

遅延時間測定回路

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JP2868351B2
JP2868351B2 JP885992A JP885992A JP2868351B2 JP 2868351 B2 JP2868351 B2 JP 2868351B2 JP 885992 A JP885992 A JP 885992A JP 885992 A JP885992 A JP 885992A JP 2868351 B2 JP2868351 B2 JP 2868351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遅延時間測定回路に関
し、特にゲートアレイ型半導体集積回路の半導体チップ
内の遅延時間測定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5の従来の遅延時間測定回路におい
て、入力バッファ501,502,ANDゲート50
4,505,遅延回路506,507,マルチプレクサ
回路508,出力バッファ509,入力端子I3,出力
端子O3,セレクト端子S5が示されている。ここで、
遅延回路506内のインバータ回路510の個数が、遅
延回路507内のインバータ回路511の個数と相違な
らしめている。
【0003】従来、半導体チップ内の遅延時間の測定装
置は、図5に示すような遅延回路を構成し、セレクト端
子S5によって段数の互いに異なる遅延回路506と遅
延回路507のパスの切り換えを行ない、入力端子I3
と出力端子O3の間の遅延時間を測定し、遅延回路50
6と遅延回路507の遅延時間差を遅延回路506と5
07のインバータ回路510,511の段数差で割り、
インバータ1段分の遅延時間を求めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の遅延
時間測定回路では、高速化が進むにつれ、図5に示すよ
うに、測定精度を保つため遅延回路506,507のイ
ンバータ段数が多く必要となる。例えば、インバータ1
段当たり0.5nsとし、チップ内変動率が10%ある
とすると、インバータ1段当たりの変動値は0.05n
sである。
【0005】測定誤差などから遅延回路506,507
の遅延時間の差を10ns以上になるよう段数を設定す
ると、インバータ段数の差を200段以上にする必要が
ある。例えば遅延回路506のインバータ段数を300
段とすれば遅延回路507は100段となり、合計40
0段つまり400ゲートのインバータが必要である。
【0006】図6に示すように、半導体チップ13に被
測定回路の遅延回路506,507が広範囲に広がるた
め、平均化された遅延量が測定され、局所での遅延時間
差が測定出来ない。そのため、チップ内での遅延時間の
変動率が求められず、変動率を除いた回路設計を行った
場合、回路の誤動作の原因となり、又逆に遅延時間のマ
ージンのとりすぎに設計をすると、最適設計とならず、
所望の性能が得られるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、前記問題点を解決し、正
確に遅延時間が測定できるようにした遅延時間測定回路
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の遅延時間測定回
路の構成は、第1,第2のリングオシレータ回路と、前
記回路の出力をそれぞれ入力とする第1,第2の分周回
路と、前記第1,第2の分周回路の出力を入力とするそ
れぞれ排他論理和回路及びANDゲートと、前記AND
ゲートの出力を入力とするワンショット回路とを半導体
チップ上に備え、前記第1,第2リングオシレータ回路
及び前記第1,第2の分周回路のリセット入力を、前記
ワンショット回路の出力から導入することを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の遅延時間測定回路
を示す回路図である。
【0010】図1において、本実施例は、第1,第2の
リングオシレータ回路1,2と、第1,第2のバッファ
回路3,4と、第1,第2の分周回路5,6と、排他論
理和回路7と、ワンショット回路8と、ANDゲート
9,10と、出力バッファ12と、入力バッファ11
と、入力,出力端子I1,O1とを備えている。
【0011】ここで、第1,第2の分周回路5,6はそ
れぞれ4段のフリップフロップからなり、ワンショット
回路8はインバータとバッファとNANDゲートからな
り、第1,第2のリングオシレータ1,2はそれぞれ4
個のインバータと1個のNANDゲートとを有する。
【0012】リングオシレータ回路1,2の出力が、そ
れぞれバッファ回路3,4を介して、それぞれ分周回路
5,6に接続され、それらの出力を排他論理和回路7に
入力し、さらに前記分周回路5,6の出力をANDゲー
ト9に入力し、その出力をワンショット回路8に入力す
る。この出力はANDゲート10の入力となる。AND
ゲート10の他の入力は、入力端子I1の信号101を
入力バッファ11を介して得た信号となっている。
【0013】排他的論理和(EXNOR)回路7の出力
信号108は、出力バッファ12を介して、出力端子O
1の信号となる。
【0014】図2は図1の回路を半導体チップ13上に
レイアウトした状態を示した平面図である。図2におい
て、ANDゲート10,回路1,3,回路2,4,分周
回路5,6等が、最適位置に配置されている。入出力回
路素子領域15は、これらの周囲にあり、端部にパッド
14が配列されている。
【0015】図3のタイミング図において、図1の入力
端子I1の信号101,ANDゲート10の出力信号1
02,第1の分周回路5の出力信号103,第2の分周
回路6の出力信号104,ワンショット回路8内のバッ
ファの出力信号106,NANDゲートの出力信号10
7,回路7の出力信号108の各波形が、カウント時,
リセットオン時として示されている。
【0016】次に本実施例の動作について図3タイミン
グ図を参照して説明する。
【0017】今、リングオシレータ回路1,2のゲート
段数nを9段とし、分周回路5,6を16分周構成とす
る。
【0018】インバータ回路の遅延時間tpd1を0.
5nsとし、チップ内変動が+0.05nsあるとすれ
ば、他方の遅延時間tbd2は0.55nsとなる。つ
ぎに、入力端子I1を高レベルにする。分周回路5,6
のリセットが解除され、リングオシレータ回路1,2が
発振する。このときオシレータの周波数fは、f=1/
2n・tpdより、次式が得られる。
【0019】
【0020】ここで、(1)式はリングオシレータ回路
1の場合、(2)式はリングオシレータ回路2の場合で
ある。
【0021】16分周の分周回路出力は、f′=f×1
/16→tbd=1/f′から、次式となる。前記
(1),(2)式から、それぞれ次の(3),(4)式
がえられる。
【0022】
【0023】つまり(3),(4)式より,〔158n
s−144ns=14ns〕のパルスが排他論理和回路
7から出力される。
【0024】その時、分周回路5,6出力信号103,
104は、ともに高電位となり、ANDゲート9の出力
信号105は高電位となり、ワンショット回路8から高
電位〜低電位〜高電位の信号107が発生され、この信
号により一時的にリングオシレータ回路1,2と分周回
路5,6にリセットをかけた後解除し、再び発振が起こ
り、前記状態が繰り返される。さらに、この場合2端子
のみで使用出来る。
【0025】図4は本発明の一実施例の遅延時間測定回
路を示すブロック図である。
【0026】図4において、4個のインバータと1個の
NANDゲートとからなる4個のリングオシレータ回路
407〜410と、これらの各出力のバッフォ回路41
5〜418と、マルチプレクサ回路423と、分周回路
425と、前記と同様な構成のリングオシレータ411
〜414と、バッファ回路419〜422と、マルチプ
レクサ回路424と、分周回路426と、入力端子I
2,S1,S2,S3,S4と、入力バッファ401〜
405と、ANDゲート406と、ANDゲート430
と、インバータとバッファとNANDゲートとからなる
ワンショット回路427と、排他的論理和回路428
と、出力バッファ429と、出力端子O2とを備えてい
る。本実施例では、第1のイングオシレータ407〜4
10と、第2のリングオシレータ411〜414とのう
ち1つずつ、マルチプレクサ423,426で選択し
て、同様に測定することが出来る。本実施例は、インバ
ータ段数が少なくて済み、半導体チップ上での被測定回
路の占める面積が狭いので、局所での遅延時間差が測定
出来、半導体チップ内の遅延時間の変動率が求められ
る。
【0027】本実施例の回路を使用することにより、チ
ップ内の変動率を把握することが出来、チップ内の遅延
時間差マージンを取り過ぎることなく、最適設計が可能
になる。
【0028】このように、本実施例は、半導体チップ上
に2つのリングオシレータ回路と、その出力を各々分周
する回路と、それらの出力を接続した排他論理和回路
と、前記分周回路の出力を接続したANDゲートと、そ
の出力を接続したワンショット回路と、その出力を接続
したANDゲートとを備え、そのANDゲートの出力を
前記2つのリングオシレータと前記2つの分周回路のリ
セット入力に接続したことを特徴とする。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リング
オシレータ回路と分周回路とを備えているので、ゲート
段数が少なくて済み、チップ全体の占有面積が小さいの
で、チップ内の遅延時間の差異を精度良く測定出来ると
いう効果がある。
【0030】また、本発明は、2つの端子だけで本回路
が利用出来るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の遅延時間測定回路を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示した回路を半導体チップ上にレイアウ
トした状態を示す平面図である。
【図3】図1の回路の各部のタイミング図である。
【図4】本発明の他の実施例の遅延時間測定回路を示す
ブロック図である。
【図5】従来の遅延時間測定回路を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の回路を半導体チップ上にレイアウトした
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2,407〜414 リングオシレータ回路 3,4,415〜412 バッファ回路 5,6,425,426 分周回路 7,428 排他論理和回路 8,427 ワンショット回路 9,10,406,430,504,505 AND
ゲート 11,401〜405,501,502 入力バッフ
ァ 12,429,509 出力バッファ 13 半導体チップ 14 パッド 15 入出力回路素子領域 423,424,508 マルチプレクサ回路 503 デコーダ回路 I1〜I3,S1〜S5 入力端子 O1〜O3 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04F 10/04 H03K 19/173

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2のリングオシレータ回路と、
    前記回路の出力をそれぞれ入力とする第1,第2の分周
    回路と、前記第1,第2の分周回路の出力を入力とする
    それぞれ排他論理和回路及びANDゲートと、前記AN
    Dゲートの出力を入力とするワンショット回路とを半導
    体チップ上に備え、前記第1,第2リングオシレータ回
    路及び前記第1,第2の分周回路のリセット入力を、前
    記ワンショット回路の出力から導入することを特徴とす
    る遅延時間測定回路。
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JP3376997B2 (ja) 2000-03-13 2003-02-17 日本電気株式会社 ワンショット信号発生回路
JP2018056674A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 回路装置、物理量測定装置、電子機器及び移動体
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