JP2867428B2 - 溶解材料供給装置 - Google Patents

溶解材料供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば真空溶解炉のように溶解室内に配置
された溶解用ルツボに金属材料を真空或いは雰囲気ガス
の基で溶解する溶解炉において、該溶解用ルツボに溶解
用の棒状材料を供給する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上端が開口した溶解用ルツボが溶解室内に配置された
真空溶解炉等の炉において、溶解用金属材料を該溶解用
ルツボに供給する装置は、例えば特開昭57−112680号公
報に示されているように、溶解室の上方の開口部から該
ルツボ上にアームを侵入させ該アームの先端に溶解材料
を保持させて供給するものであった。
〔従来技術の課題〕
しかし、溶解室の上方は例えば減圧鋳造設備(CLV法
とも称されているがルツボ中の溶融金属を気圧差によっ
て鋳型中に吸い上げて鋳込するもの)においては鋳型室
を該ルツボの真上に設けなければならない関係上材料供
給装置を設けるようなスペースはなく、そのために如何
にしてルツボに溶解材料を供給するかという課題があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決した溶解材料供給装置を提供
しようとするもので、気密に形成された溶解室内に上端
が開口した溶解用ルツボが設置され、該溶解室の側壁に
は該溶解用ルツボの上端開口より高い位置にて棒状材料
を該溶解室内に水平に挿入できる挿入口を開設し、該挿
入口の外側に該挿入口を気密に閉塞できる開閉扉を設
け、該開閉扉の外側には棒状材料を摺動自在なるように
支持する待機室を設け、該待機室の外端部に棒状材料を
溶解室内に押送するプツシヤーを設け、さらに、溶解室
内に鉛直面内で回転動するクランプを設け、該クランプ
の把持部を前記挿入口の内側と前記溶解用ルツボの上端
開口上との間で往復動させることにより溶解室内に挿入
された棒状材料を約90度回転させて溶解用ルツボに供給
するようにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に図面と共に本発明の一実施例を説明する。この実
施例は前記した減圧鋳造用の真空誘導溶解炉にこの溶解
材料供給装置を適用したものである。
溶解室1は一側に開閉扉3が設けられ、該開閉扉3を
開けることで台車2が室内に装入できるようになってお
り該台車2上に溶解用ルツボ16が載置されている。4は
該溶解室1の上部に形成された鋳造室、5は該鋳造室4
中に設定された通気性の鋳型、6は該溶解室1と鋳造室
4とを仕切する仕切扉である。溶解室1の底壁の下側に
形成した組付枠8にはシリンダ9が垂設され該シリンダ
9のピストンロツドに上端が溶解室1内に突出する昇降
ロツド10を設け該昇降ロツド10に乗板11を水平に止着し
ている。
一方、車輪14を有している台車2は、その中央部に前
記乗板11が通過し得る開口15が形成され該開口15上に溶
解用ルツボ16が乗載できるようになっている。17は該ル
ツボ16の外周に巻回された誘導加熱用コイルである。
しかして18は溶解室1の側壁で溶解用ルツボ16の上端
開口より高い位置にて開設された挿入口、19は該挿入口
18の内側にて水平なる回転軸20を中心とした鉛直面内で
回転動するように支持されたクランプである。21は該回
転軸20の一端を受承する軸受、22は該回転軸20の他端に
設けられたロータリーアクチユエータである。クランプ
19は回転軸20は基端部を固着したく字状のアーム部材23
の先端部に一対の挟着片24,24を支軸25によって開閉自
在に枢支し、該挟着片24,24の一方の端部間にシリダ26
を介在させてなり、該シリンダ26を伸長させることによ
って挟着片24,24の他方の把持部27,27間に棒状材料aが
把持できるようになっている。そして第1図に実線で示
したように挿入口18の内側に該把持部27,27を位置させ
たとき挿入口18から該溶解室1内に挿入された棒状材料
aが該把持部27,27により把持され、その状態で回転軸2
0を90度回転させることにより一点鎖線で示したように
該棒状材料aは90度回転され溶解用ルツボ16にその上端
開口により装入できるようになっている。なお29はシリ
ンダ26に作動用流体を供給するフレキシブルなホースを
示す。30は挿入口18の外側に設けられ該挿入口18を気密
に閉塞できる開閉扉で、該開閉扉30は戸袋室31にシリン
ダ32の作動で側方より進退自在なるように設けられた摺
動板33にリンク34を介して取着される。35は戸袋室31の
外側に形成された円筒状の待機室で、該待機室35には1
本の棒状材料aが軸方向に摺動自在なるようにして収容
できる。36は該待機室35内の棒状材料aを溶解室1内に
押送するための待機室35の外端部に設けたプツシヤーた
るシリンダで、該待機室35中に突出したピストンロツド
の先端に押圧パツド37が固着されている。待機室35の周
側壁には蓋38をもって気密に閉塞できる開口39が形成さ
れさらに該開口39の外側には傾斜棚40が設けられ該傾斜
棚40上に棒状材料aが多数開口39に向けて自重で流落し
得るように乗載されている。41はシリンダ42の作動によ
り該傾斜棚40上に出没動するストツパ、43はシリンダ
(図示せず)の作動により支軸44を支点として旋回し傾
斜棚40上に出没動するように設けられたストツパであ
る。該ストツパ41,43を交互に作動させることで、傾斜
棚40上の棒状材料aを一個宛開口39より待機室35に流落
させることができるようになっている。
このように構成した溶解材料供給装置では、ストツパ
41,43を共働させて棒状材料aを待機室35中に一本収容
し蓋38を閉じた後、開閉扉30を開け、シリンダ36の作動
で該棒状材料aを挿入口18より溶解室1内に水平に挿入
する。溶解室1内では前記したようにその棒状材料aが
クランプ19の把持部27,27により把持され、続いて該ク
ランプ19が前記したように鉛直面内で90度回転して該棒
状材料aを溶解用ルツボ16に装入する。そして溶解室1
内を真空ポンプ(図示せず)により減圧し誘導加熱によ
り溶解用ルツボ16中の棒状材料aを真空下で溶解する。
そしてシリンダ9を作動させ乗板11を上昇させてルツボ
16を該溶解室1中にて上昇させ鋳造室4に予め設定され
た鋳型5の溶解室1中に垂下するスロート部7を該ルツ
ボ16中に侵入させると共に、溶解室1の気圧を上昇させ
て鋳造室4中の気圧を溶解室1中の気圧より低くなるよ
うにしてその差圧によりルツボ16中の溶融金属を鋳型5
中に吸い上げさせ鋳込を行なわせる。こうして鋳込を終
えたらルツボ16は元のように台車2上に降ろし仕切扉6
を閉じる。なお続けて鋳込を行う場合には待機室35より
さらに棒状材料aを溶解室1内に供給しクランプ19を作
動させることによりルツボ16中に棒状材料aを補給でき
る。
〔発明の効果〕 このように本発明の溶解材料供給装置は、溶解室内に
て鉛直面内で回転動するクランプを設けることにより棒
状材料を溶解室の側壁に開設された挿入口から水平に挿
入して溶解用ルツボに供給できるようにしたので、溶解
室の上方には実施例に示したような鋳造室その他の付帯
設備が支障なく設けられる。しかも溶解室内でクランプ
を鉛直面内で回転させることにより棒状材料をルツボま
で運べるようにしたので、従来のように溶解室内にアー
ムが伸びるようにしたものに比べてコンパクトになり省
スペースが図れるなど種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の溶解材料供給装置の一実施例を示したも
ので、第1図は溶解室の縦断面図、第2図は第1図の水
平断面図、第3図は第1図のX−X線断面図である。 a……棒状材料、1……溶解室、18……挿入口、19……
クランプ、20……回転軸、22……ロータリーアクチユエ
ータ、27,27……把持部、30……開閉扉、35……待機
室、36……プツシヤー、38……蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密に形成された溶解室内に上端が開口し
    た溶解用ルツボが設置され、該溶解室の側壁には該溶解
    用ルツボの上端開口より高い位置にて棒状材料を該溶解
    室内に水平に挿入できる挿入口を開設し、該挿入口の外
    側に該挿入口を気密に閉塞できる開閉扉を設け、該開閉
    扉の外側には棒状材料を摺動自在なるように支持する待
    機室を設け、該待機室の外端部に棒状材料を溶解室内に
    押送するプツシヤーを設け、さらに、溶解室内に鉛直面
    内で回転動するクランプを設け、該クランプの把持部を
    前記挿入口の内側と前記溶解用ルツボの上端開口上との
    間で往復動させることにより溶解室内に挿入された棒状
    材料を約90度回転させて溶解用ルツボに供給するように
    したことを特徴とする溶解材料供給装置。
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