JP2866913B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2866913B2
JP2866913B2 JP8190691A JP8190691A JP2866913B2 JP 2866913 B2 JP2866913 B2 JP 2866913B2 JP 8190691 A JP8190691 A JP 8190691A JP 8190691 A JP8190691 A JP 8190691A JP 2866913 B2 JP2866913 B2 JP 2866913B2
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    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0202Header boxes having their inner space divided by partitions
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に車両用空調装置
に用いられる熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンクの小型化を図るために、積
層されたチューブエレメントの出入口部にエンドプレー
トを接続し、該エンドプレート上に別体のタンクを接続
して成る熱交換器が開発されてきている(例えば、実開
昭63−154962号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術にあっては、タンク内部を仕切る仕切部をエンド
プレートに当接してろう付け固定するものであるが、仕
切部とエンドプレートとが完全にろう付けされたか否か
(仕切部を介してタンク内部にバイパス洩れがないか否
か)を複雑な装置及び手数をかけて検査しなければなら
ないという不具合があった。
【0004】そこで、この発明は上記問題点に鑑み、タ
ンク内部のバイパス洩れを容易に検査できるように図っ
た熱交換器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る熱交換器は、熱交換媒体の出入口部
と該出入口部に連通する熱交換媒体通路とを有するチュ
ーブエレメントとコルゲート状のフィンとを交互に複数
段積層すると共に、積層されたチューブエレメントの出
入口部をエンドプレートに挿入し、該エンドプレート上
にタンクを接続して成る熱交換器において、前記タンク
内部を仕切る仕切部を前記エンドプレートとタンクとの
間に設けると共に、この仕切部と前記エンドプレート及
び前記タンクとの間の一方又は双方にタンク内部のバイ
パス洩れを検出するための検出通路を設け、前記検出通
路を囲む所定位置に該検出通路に連通し熱交換器外部に
開口する洩れ検出孔を設けたものである。
【0006】
【作用】したがって、バイパス洩れ検査において熱交換
器内部に所定の空気圧力を加えると、タンク内部にバイ
パス洩れがあれば、仕切部とエンドプレート及びタンク
との間の一方又は双方の間に構成された検出通路を介し
て洩れ検出孔から圧力洩れがあってバイパス洩れが検出
され、圧力洩れがないとバイパス洩れがないことが確認
されるもので、これにより上記課題を解決することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0008】図1乃至図3において、熱交換器は、チュ
ーブエレメント1とコルゲート状のフィン2とを交互に
複数段積層し、積層されたチューブエレメント1の出入
口側をエンドプレート4に挿入固定すると共に、該エン
ドプレート4に熱交換媒体の出入口パイプ6,6を有す
るタンク8を接続して組み付けられている。
【0009】チューブエレメント1は、例えば下記する
2枚の成形プレート10を最中合わせに接合して構成さ
れるもの(所謂ラミネートタイプのもの)である。な
お、これに限らず、押し出し成形したものやパイプを偏
平状にした偏平チューブであってもよい。
【0010】前記チューブエレメント1を構成する成形
プレート10は、図2に示すように略矩形状のもので、
その一端側に熱交換媒体の出入口部構成用凹部12,1
4が突出及び膨出形成されていると共に、該出入口部構
成用凹部12,14の間から他端側に向けて突条16が
延設され、この突条16の周縁に前記出入口部構成用凹
部12,14に通じる略U字状の熱交換媒体通路構成用
凹部18が膨出形成されている。また、この成形プレー
ト10の他端側にはチューブエレメント突当部20が外
方に向けてほぼ直角に突出形成されている。
【0011】この成形プレート10を2枚最中合わせに
接合することでチューブエレメント1が構成され、その
一端側では相対する出入口部構成用凹部12,14から
熱交換媒体の出入口部22,24が構成され、その内部
では相対する熱交換媒体通路構成用凹部18から略U字
状の熱交換媒体通路26が構成されると共に、前記出入
口部22,24は熱交換媒体通路26を介して連通する
ようになっている。
【0012】かかる構造のチューブエレメント1は、図
1に示すように隣接するチューブエレメント間で各チュ
ーブエレメント突当部20を当接させて複数段積層さ
れ、積層された各チューブエレメント間及び積層方向両
端のチューブエレメントの熱交換面にフィン2を配する
ようになっている。そしてこの積層されたチューブエレ
メント1の各出入口部22,24は、下記するエンドプ
レート4のチューブエレメント挿入部32,34に挿入
固定されるようになっている。
【0013】エンドプレート4は、チューブエレメント
1の積層方向に延びた略矩形状のもので、両サイドに下
記するタンク8をスライドして挿入固定するためのタン
ク挿入固定部28,28が形成され、中央にタンク8の
仕切部46を精度良く接合させるための仕切部接合突起
30が突出形成されていると共に、前記タンク挿入固定
部28,28及び仕切部接合突起30の間に積層された
チューブエレメント1の各出入口部22,24を挿入す
るためのチューブエレメント挿入部32,34が所定距
離を隔てて複数穿設されている。
【0014】タンク8は、底面及び両端の面が開口さ
れ、例えば押し出し成形により成形されたタンク本体部
36と、該タンク本体部36の両端の面の開口部を閉塞
するキャップ38,38とにより構成されている。
【0015】タンク本体部36は、両サイドの面の下方
に該タンク本体部36を上記エンドプレート4にスライ
ドして挿入するための挿入溝40,40が形成され、こ
の挿入溝40,40を介してエンドプレート4に接続さ
れていると共に、中央にタンク8内部を入口タンク(ま
たは出口タンク)42と出口タンク(または入口タン
ク)44とに仕切る仕切部46が突出形成され(長手方
向に延設されている)、その先端部に形成された検出通
路構成用凹部48の側壁48a,48aの先端とエンド
プレート4の仕切部接合突起30とを係合させて仕切部
46をエンドプレート4に接合している。そしてこの検
出通路構成用凹部48は、該検出通路構成用凹部48と
前記エンドプレート4の対応する面(仕切部接合突起3
0の面)と下記するキャップ38,38の内面とが成す
空間にタンク8内部のバイパス洩れ(仕切部46とエン
ドプレート4との接合部分において入口タンク42と出
口タンク44との間に洩れがないか否か)を検出するた
めの検出通路50を構成するようになっている。またこ
のタンク本体部36の所定位置には、入口タンク42及
び出口タンク44にそれぞれ連通する出入口パイプ6,
6が設けられている。
【0016】キャップ38,38は、上記タンク本体部
36の両端の面を閉塞するためのもので、タンク本体部
36及びエンドプレート4の両端に被せて装着されるよ
うになっている。そしてこのキャップ38,38の一方
(この実施例においては入口タンク42側のキャップで
あるが、出口タンク44側であっても良い。)には、そ
の所定位置に洩れ検出孔52が穿設されており、該洩れ
検出孔52は、上記検出通路50に連通し熱交換器外部
に開口するようになっている。なお、この洩れ検出孔5
2は、熱交換器の組み付け後になされるタンク8のバイ
パス洩れ検査の時は開口されているが、検査終了後に
は、例えばろう材を溶かし込むトウチろう付け等によっ
て閉塞されるようになっている。
【0017】かかる構成の熱交換器は、その構成部材で
ある例えば成形プレート、エンドプレート、タンク及び
キャップ等がアルミニウムを主材料とするアルミニウム
合金板の外面にろう材がクラッドされたクラッド材で製
造され、治具で固定されて炉中でろう付けされ、組み付
けられる。
【0018】次に、この熱交換器のタンクのバイパス洩
れ検査の方法について述べる。
【0019】バイパス洩れ検査を行なうには、先ず、出
入口パイプ6,6の一方(例えば出口タンク44側のパ
イプ)を塞ぎ、それから他方(例えば入口パイプ42側
のパイプ)から所定の圧力の空気圧を熱交換器に加え
る。タンク8内部において、仕切部46とエンドプレー
ト4との接合部分における入口タンク42と出口タンク
44との間にバイパス洩れがなければ、圧力は低下せ
ず、バイパス洩れがないことが確認される。
【0020】仕切部46とエンドプレート4との接合部
分においてろう付けが良好になされず、バイパス洩れが
生じている場合には、タンク8の仕切部46とエンドプ
レート4との間に構成された検出通路50を介してそれ
に連通する洩れ検出孔52から空気圧洩れが生じ、圧力
が低下してバイパス洩れが検出され、このバイパス洩れ
が検出された熱交換器は不良品として扱われる。
【0021】また、洩れ検出孔52から空気圧洩れが生
じずにバイパス洩れがない場合にあって圧力低下がみら
れたら、熱交換器の他の部位(例えばエンドプレート4
とチューブエレメント1との間)において気密洩れが生
じていることが確認できる。
【0022】なお、上記バイパス洩れ及びそれと同時に
なされる気密洩れの検査において良品と判断された場合
には、キャップ38の洩れ検出孔52はトウチろう付け
等によって塞がれ、製品化される。
【0023】しかるに、この熱交換器にあっては、タン
ク内部のバイパス洩れをタンク8の仕切部46とエンド
プレート4との間に構成された検出通路50を介してそ
れに連通する洩れ検出孔52から検出するようにしてい
るので、容易にバイパス洩れを検査することができ、同
時に気密洩れの検査をも行なうことができるものであ
る。
【0024】また、タンク8の仕切部46に形成される
検出通路構成用凹部48の側壁48a,48aが二股に
なっているから、エンドプレート4との接触部分が増
え、ろう付け性が向上してタンクのバイパス洩れを減少
させることが可能である。
【0025】次に、この発明に係る熱交換器の第2の実
施例を図4を参照して説明する。ただし、上述の第1の
実施例と同一構成のものについては同一符号を付してそ
の説明を省略し、以下、異なる点についてのみ説明する
が、上述の第1の実施例に係る部材に対応するものにあ
っては、符号に「A」を付して区別した。
【0026】この実施例に係る熱交換器が上述のものと
異なる特徴は、エンドプレート4Aの中央にタンク8A
の仕切部46Aを精度良く接合させるための仕切部接合
凹部56を設けた点と、仕切部46Aに形成される検出
通路構成用凹部48Aの側壁48Aa,48Aaの先端
を前記仕切部接合凹部56に当接するまで延長した点
と、前記仕切部接合凹部56の所定位置に下記する検出
通路50Aに連通し熱交換器外部に開口する洩れ検出孔
52Aをエンドプレート4Aに設けた点にある。
【0027】この構成により、タンク8Aの仕切部46
Aの側壁48Aa,48Aaの先端はエンドプレート4
Aの仕切部接合凹部56内に係合され、ろう付け性が向
上されるようになっている。
【0028】また、検出通路構成用凹部48Aは、該検
出通路構成用凹部48Aと前記エンドプレート4Aの対
応する面(仕切部接合凹部56の面)とキャップ38,
38の内面とが成す空間にタンク8A内部のバイパス洩
れ(仕切部46Aとエンドプレート4Aとの接合部分に
おいて入口タンク42と出口タンク44との間に洩れが
ないか否か)を検出するための検出通路50Aを構成す
るようになっている。
【0029】更に、洩れ検出孔52Aは、エンドプレー
ト4Aに設けられるものであって、キャップ38には洩
れ検出孔を形成しない。なお、この洩れ検出孔52Aを
設ける位置は、エンドプレート4Aの両端近傍の何れか
の位置(積層方向両端のチューブエレメント1よりも外
方の位置)にすることが検査上望ましい。
【0030】しかるに、この熱交換器は、タンク内部の
バイパス洩れをタンク8Aの仕切部46Aとエンドプレ
ート4Aとの間に構成された検出通路50Aを介してそ
れに連通する洩れ検出孔52Aから検出するものであっ
て、その検査手順は上記第1の実施例と同様に行なわ
れ、その結果、該上記第1の実施例と同様の作用効果を
有するものである。なお、バイパス洩れ検査の終了後は
洩れ検出孔52Aはトウチろう付け等によって塞がれ
る。
【0031】次に、この発明に係る熱交換器の第3及び
第4の実施例を図5及び図6を参照して説明する。ただ
し、前述の第1の実施例と同一構成のものについては同
一符号を付してその説明を省略し、以下、異なる点につ
いてのみ説明するが、前述の第1の実施例に係る部材に
対応するものにあっては、符号に「B」及び「C」を付
して区別した。
【0032】図5に示される第3の実施例においては、
エンドプレート4Bの中央に検出通路構成用凹部48B
を有する仕切部46Bを設けると共に、両サイドにタン
ク本体部36Bを係合するためのエンドプレート側係合
部60,60を湾曲形成している。
【0033】また、タンク本体部36Bは、中央にエン
ドプレート4Bの仕切部46Bを精度良く接合させるた
めの仕切部接合突起62を突出形成すると共に、両サイ
ドの面の下方にタンク本体部36Bをエンドプレート4
Bのエンドプレート側係合部60,60に係合するため
のタンク側係合部64,64が湾曲形成されている。
【0034】そしてキャップ38,38の一方の所定位
置には、下記する検出通路50Bに連通し熱交換器外部
に開口する洩れ検出孔52Bが穿設されている。
【0035】かかる構成において、エンドプレート4B
の仕切部46Bの側壁48B,48Bの先端とタンク8
Bの仕切部接合突起62とを係合させて仕切部46Bを
タンク8Bに接合させ、該仕切部46Bとタンク8Bと
のろう付けがなされる。
【0036】また、検出通路構成用凹部48Bは、該検
出通路構成用凹部48Bと前記タンク8Bの対応する面
(仕切部接合突起62の面)とキャップ38,38の内
面とが成す空間にタンク8B内部のバイパス洩れ(仕切
部46Bとタンク8Bとの接合部分において入口タンク
42と出口タンク44との間にバイパス洩れがないか否
か)を検出するための検出通路50Bを構成するように
なっている。
【0037】なお、洩れ検出孔52Bは、何れのキャッ
プに設けても良いものである。
【0038】しかるに、この熱交換器は、タンク内部の
バイパス洩れをエンドプレート4Bの仕切部46Bとタ
ンク8Bとの間に構成された検出通路50Bを介してそ
れに連通する洩れ検出孔52Bから検出するものであっ
て、その検査手順は前記第1の実施例と同様に行なわ
れ、その結果、前記第1の実施例と同様の作用効果を有
する。なお、バイパス洩れ検査の終了後は洩れ検出孔5
2Bはトウチろう付け等によって塞がれる。
【0039】図6に示される第4の実施例が上記第3の
実施例と異なる特徴は、タンク8Cの中央にエンドプレ
ート4Cの仕切部46Cを精度良く接合させるための仕
切部接合凹部66を設けた点と、仕切部46Cに形成さ
れる検出通路構成用凹部48Cの深さを浅くした点と、
前記仕切部接合凹部66の所定位置に下記する検出通路
50Cに連通し熱交換器外部に開口する洩れ検出孔52
Cを設けた点にある。
【0040】この構成により、エンドプレート4Cの仕
切部46Cの側壁48Ca,48Caはタンク8Cの仕
切部接合凹部66内に係合され、ろう付けが良好になさ
れるようになっている。
【0041】また、検出通路構成用凹部48Cは、該検
出通路構成用凹部48Cと前記タンク8Cの対応する面
(仕切部接合凹部66の面)とキャップ38,38の内
面とが成す空間にタンク8C内部のバイパス洩れ(仕切
部46Cとタンク8Cとの接合部分において入口タンク
42と出口タンク44との間に洩れがないか否か)を検
出するための検出通路50Cを構成するようになってい
る。
【0042】なお、洩れ検出孔52Cはタンク8Cに設
けられるようになっており、キャップ38には形成しな
い。
【0043】しかるに、この熱交換器は、タンク内部の
バイパス洩れをエンドプレート4Cの仕切部46Cとタ
ンク8Cとの間に構成された検出通路50Cを介してそ
れに連通の洩れ検出孔52Cから検出するものであっ
て、その検査手順は前記第1の実施例と同様に行なわ
れ、その結果、前記第1の実施例と同様の作用効果を有
するものである。なお、バイパス洩れ検査の終了後は洩
れ検出孔52Cはトウチろう付け等によって塞がれる。
【0044】次に、この発明に係る熱交換器の第5及び
第6の実施例を図7及び図8を参照して説明する。ただ
し、前述の第1の実施例と同一構成のものについては同
一符号を付してその説明を省略し、以下、異なる点につ
いてのみ説明するが、前述の第1の実施例に係る部材に
対応するものにあっては、符号に「D」及び「E」を付
して区別した。
【0045】図7に示される第5の実施例においては、
タンク内部を仕切る仕切部46Dをタンク8D及びエン
ドプレート4Dと別体にし、この上下方向に検出通路構
成用凹部48D,48D’を形成している。
【0046】また、タンク8Dとエンドプレート4Dの
中央には仕切部46Dを精度良く接合させるための仕切
部接合突起70,72が突出形成されると共に、キャッ
プ38,38の一方の所定位置の2箇所には、下記する
検出通路50D,50D’に連通し熱交換器外部に開口
する洩れ検出孔52D,52D’が穿設されている。
【0047】かかる構成において、仕切部46Dをタン
ク8D内に挿入し、該仕切部46Dの上下端とタンク8
D及びエンドプレート4Dの仕切部接合突起70,72
とを係合させて仕切部46Dをタンク8D及びエンドプ
レート4Dに接合させ、該仕切部46Dとタンク8D及
びエンドプレート4Dとのろう付けがなされる。
【0048】また、検出通路構成用凹部48D,48
D’は、該検出通路構成用凹部48D,48D’と前記
タンク8Dの対応する面(仕切部接合突起70の面)及
びエンドプレート4Dの対応する面(仕切部接合突起7
2の面)とキャップ38,38の内面とが成す空間にタ
ンク8D内部のバイパス洩れ(仕切部46Dとタンク8
D及びエンドプレート4Dとの接合部分において入口タ
ンク42と出口タンク44との間にバイパス洩れがない
か否か)を検出するための検出通路50D,50D’を
構成するようになっている。
【0049】なお、洩れ検出孔52D,52D’は、何
れのキャップに設けても良いものである。
【0050】しかるに、この熱交換器は、仕切部が別体
で設けられたタンク内部のバイパス洩れを仕切部46D
とタンク8D及びエンドプレート4Dとの間に構成され
た検出通路50D,50D’を介してそれらに連通する
洩れ検出孔52D,52D’から検出するものであっ
て、その検査手順は、前記第1の実施例と同様に行なわ
れ、その結果、前記第1の実施例と同様の作用効果を有
するものである。なお、バイパス洩れ検査の終了後は洩
れ検出孔52D,52D’はトウチろう付け等によって
塞がれる。
【0051】図8に示される第6の実施例が上記第5の
実施例と異なる特徴は、タンク8E及びエンドプレート
4Eの中央に仕切部46Eを精度良く接合させるための
仕切部接合凹部74,76を設けた点と、前記仕切部接
合凹部74,76の所定位置に下記する検出通路50
E,50E’に連通し熱交換器外部に開口する洩れ検出
孔52E,52E’を設けた点にある。
【0052】この構成により、別体に設けられた仕切部
46Eの上下端は、タンク8E及びエンドプレート4E
の仕切部接合凹部74,76内に係合され、ろう付けが
良好になされるようになっている。
【0053】また、仕切部46Eに形成された検出通路
構成用凹部48E,48E’は、該検出通路構成用凹部
48E,48E’と前記タンク8E及びエンドプレート
4Eの対応する面(仕切部接合凹部74,76の面)と
キャップ38,38の内面とが成す空間にタンク8Eの
バイパス洩れ(仕切部46Eとタンク8E及びエンドプ
レート4Eとの接合部分において入口タンク42と出口
タンク44との間に洩れがないか否か)を検出するため
の検出通路50E,50E’を構成するようになってい
る。
【0054】なお、洩れ検出孔52E,52E’はタン
ク8E及びエンドプレート4Eに設けられるようになっ
ており、キャップ38には形成しない。
【0055】しかるに、この熱交換器は、仕切部が別体
で設けられたタンク内部のバイパス洩れを仕切部46E
とタンク8E及びエンドプレート4Eとの間に構成され
た検出通路50E,50E’を介してそれらに連通する
洩れ検出孔52E,52E’から検出するものであっ
て、その検査手順は、前記第1の実施例と同様に行なわ
れ、その結果、前記第1の実施例と同様の作用効果を有
するものである。なお、バイパス洩れ検査の終了後は洩
れ検出孔52E,52E’はトウチろう付け等によって
塞がれる。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
タンク内の仕切部を介して洩れるいわゆるバイパス洩れ
が洩れ検出孔からの圧力洩れによって検出され、圧力洩
れがないとバイパス洩れがないことが確認されるように
なっており、かかる検査方法によって容易にバイパス洩
れを検出することができると共に、洩れ検出孔から圧力
洩れが生じずにバイパス洩れがない場合にあって圧力低
下がみられたら、熱交換器の他の部位において気密漏れ
が生じていることが確認でき、それによって同時に熱交
換器の気密洩れの検査をなすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る熱交換器の斜視
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】この発明の第2の実施例に係る熱交換器の断面
図である。
【図5】この発明の第3の実施例に係る熱交換器の断面
図である。
【図6】この発明の第4の実施例に係る熱交換器の断面
図である。
【図7】この発明の第5の実施例に係る熱交換器の断面
図である。
【図8】この発明の第6の実施例に係る熱交換器の断面
図である。
【符号の説明】
1 チューブエレメント 2 フィン 4 エンドプレート 6 出入口パイプ 8,8A,8B,8C,8D,8E タンク 12,14 出入口部 26 熱交換媒体通路 46,46A,46B,46C,46D,46E 仕切
部 50,50A,50B,50C,50D,50D’,5
0E,50E’ 検出通路 52,52A,52B,52C,52D,52D’,5
2E,52E’ 洩れ検出孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換媒体の出入口部と該出入口部に連
    通する熱交換媒体通路とを有するチューブエレメントと
    コルゲート状のフィンとを交互に複数段積層すると共
    に、積層されたチューブエレメントの出入口部をエンド
    プレートに挿入し、該エンドプレート上にタンクを接続
    して成る熱交換器において、前記タンク内部を仕切る仕
    切部を前記エンドプレートとタンクとの間に設けると共
    に、この仕切部と前記エンドプレート及び前記タンクと
    の間の一方又は双方にタンク内部のバイパス洩れを検出
    するための検出通路を設け、前記検出通路を囲む所定位
    置に該検出通路に連通し熱交換器外部に開口する洩れ検
    出孔を設けたことを特徴とする熱交換器。
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