JP2008501923A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動が確実であって、かつ簡単な方法で形成される、熱交換器を提供する。
【解決手段】 熱交換器が、その中に少なくとも長手分離壁によって分離されたチャンバ(44、46)が形成される、第1の集合部(10)と、パイプ−フィン−ブロックまたはパイプ−ブロック(14)を有し、前記ブロックが第1の集合部(10)内へ連通するパイプ(16)ないしパイプ装置を有しており、前記パイプが長手分離壁(42)に固定されており、長手分離壁(42)がスリット(50)を有している。ブロック(14)のパイプ(16)またはパイプ装置が、スリット(54)または段部を有しており、前記スリットがそれぞれ長手分離壁(42)のそれぞれのスリット(36)の領域内に位置決めされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換器、特に自動車の暖房設備または空調設備のための熱交換器に関する。
すでに、−少なくとも本出願人には−別に形成された底を備えた第1の集合部を有する、熱交換器が知られている。この既知の熱交換器においては、第1の集合部が長手分離壁によって複数のチャンバに分割されている。その場合に長手分離壁は、第1の集合部の内部へ、その底まで突出している。この既知の熱交換器は、一体的に形成された多数のフラットパイプを備えた、パイプ−フィン−ブロックを有しており、そのフラットパイプがその第1の端部の領域において集合部底の開口部内へ差し込まれている。その場合にこれらのフラットパイプは、それぞれ2つの、それ自体同様にフラットパイプ状に形成されている、部分フラットパイプを有しており、それらがそれぞれフラットパイプ間に位置決めされた結合ウェブを用いて互いに結合されている。その場合に部分フラットパイプは、その第1の端部において同一平面で終わっている。フラットパイプのそれぞれの結合ウェブは、この第1の端部において同様に部分フラットパイプと同一平面で、特に第1の端部においてそれぞれ同一のフラットパイプの2つの部分フラットパイプの終端とこれら2つの部分フラットパイプを結合する結合ウェブの終端がそれぞれ完全に、フラットパイプ長手軸に対して垂直に位置する平面内にくるように、終わっている。これらの結合ウェブの各々のために、長手分離壁が、パイプ−フィンブロックへ向いた側にスリットを有している。これらのスリット内へ結合ウェブが差し込まれているので、同じフラットパイプの部分フラットパイプは第1の集合部の異なるチャンバ内へ連通する。スリットないしその中へ差し込まれたウェブの領域において、ウェブが長手分離壁と、この領域内で第1の集合部の2つのチャンバが互いに対して密閉されるように、半田付けされている。フラットパイプの、第1の端部と対向する第2の端部が第2の集合部内へ連通しており、その場合にこの第2の集合部内でそれぞれ同一のフラットパイプの部分フラットパイプ間に流れ接続が形成される。その場合に流体は、第1の集合部の一方のチャンバを介して第1の部分フラットパイプ内へ流入し、第2の集合部内で反転されて、第2の部分フラットパイプを介して第1の集合部の第2のチャンバへ流入する。この種の、あるいは同様な熱交換器を形成する場合に、製造技術的な要請が極めて高いことが、明らかにされている。
本発明の課題は、駆動が確実であって、かつ簡単な方法で形成される、熱交換器を提供することである。
本発明によれば、特に、請求項1に示す熱交換器(すなわち、ブロックのパイプまたはパイプ装置が、スリットまたは段部を有しており、前記スリットがそれぞれ長手分離壁のそれぞれのスリットの領域内に位置決めされていることを特徴とする熱交換器)あるいは請求項3に示す熱交換器(すなわち、パイプが、その第1の端部の領域において、異なるチャンバへ連通する通路ないし部分パイプの間に、スリットないし段部を有していることを特徴とする熱交換器)が提案される。さらに、本発明によれば、特に請求項18に記載の熱交換器を形成する方法(すなわち、第1のアッセンブリを形成するために、底が第1の集合部から分離されている場合に、第1の集合部の底に設けられている開口部内へ、パイプを挿入し(第1のステップ);第2のアッセンブリを形成するために、分離壁を第1の集合部内へ挿入し、その場合にこの挿入の際に、第1の集合部の底が集合部から分離されており(第2のステップ);その場合に第1のステップが第2のステップから独立しているので、所定の順序は予め定められておらず;第1と第2のアッセンブリを次のように、すなわち、パイプのスリットがそれぞれ、分離壁の対応づけられたスリットの領域内に、特に中空室を形成しながら、位置決めされるように、組み合わせる(第3のステップ);を有する、熱交換器を形成する方法)が提案される。好ましい形態が、従属請求項の対象である。
発明の実施の形態
本発明によれば、第1の集合部とパイプ−フィン−ブロックまたはパイプ−ブロックとを有する熱交換器が設けられている。第1の集合部内に配置されている長手分離壁によって、第1の集合部内に分離されたチャンバが形成される。パイプ−フィン−ブロックないしパイプ−ブロック−以下においては短くブロックと称する−は、第1の集合部内へ連通する、複数のパイプないしパイプ装置を有している。このパイプないしパイプ装置が、長手分離壁に固定されている。好ましくはそれらはそこに半田付けされている。長手分離壁は、スリット、特にパイプブロックへ向いた側に配置されて、開放した側を備えたスリットを有している。第1の集合部内へ連通する、パイプないしパイプ配置は、好ましくはパイプ底へ、ないしはパイプ底の(通過)開口部内へ差し込まれている。この種のパイプ底は、特に好ましくは、残りの集合部とは別に形成されて、この残りの集合部にたとえば半田付けされている。本発明によれば、特に、ブロックのパイプないしパイプ装置はスリットまたは段部を有しており、それらがそれぞれ長手分離壁のそれぞれのスリットの領域内に位置決めされている。これは特に、重なりないし交差、好ましくは完全な重なりないし交差が得られるように、行われる。この重なりないし交差は、特に好ましい形態において、パイプないしパイプ装置の長手軸の方向と特にそれに対して横方向に与えられる。特に好ましくは、2つの互いに対応づけられたスリットの、従ってパイプないしパイプ装置のそれぞれのスリットと長手分離壁のそれぞれのスリットの−特にパイプの長手軸の方向に見た−スリット深さは、この種のスリットないしパイプないしパイプ装置のそれぞれのスリットと分離壁のスリットの協働によって形成される、チャンバのこの方向に位置する高さよりも大きい。
好ましい形態においては、複数の、ないしはすべてのパイプが、その長手軸に対して隔たった複数の通路ないし部分パイプないしチャンバを有している。その場合に特に好ましくは、この種の種々の通路ないし部分パイプないしチャンバは、第1の集合部の、長手分離壁によって分離された種々のチャンバ内へ連通する。
接続パイプと称することもできる、パイプ−フィン−ブロックのパイプは、好ましくはそれぞれ一体的に形成されている。
本発明によれば、さらに、第1の集合部とパイプ−フィン−ブロックまたはパイプ−ブロックとを有する、熱交換器が設けられている。その場合に第1の集合部は、−特に別に形成された−底を有している。この第1の集合部内に、さらに、集合部の内部に分離されたチャンバを形成するための少なくとも1つの長手分離壁が設けられている。この形態において、さらに、ブロックは一体的に形成されたパイプを有しており、それらがたとえばそれぞれ互いに対して平行に方位付けされている。これらのパイプは、それぞれのパイプ長手軸に対して垂直に隔たって配置されたそれぞれ少なくとも2つのチャンバないし通路ないし部分パイプを有している。これらの通路ないしチャンバないし部分パイプは、たとえば、通路ないし部分パイプの材厚によって間隔が形成されるように、隔てることができる。また、それに対して、たとえばウェブなどによって得ることができる、付加的な間隔が与えられるようにすることもできる。この形態において、さらに、パイプがその第1の端部において、それぞれ同一のパイプのそれぞれ2つの異なる通路ないし部分パイプないしチャンバが、集合部の長手分離壁によって分離される、集合部の異なるチャンバ内へ連通するように、第1の集合部の底内へ差し込まれている。この形態において、さらに、長手分離壁は底へ向いた側においてパイプの領域にスリットを有している。その場合にさらに、特に、パイプはその第1の端部の領域において、異なるチャンバ内へ連通するパイプの通路ないし部分パイプないしチャンバの間にスリットまたは段部を有している。
特に好ましくは、分離壁とブロックのパイプは、分離壁のスリットがそれぞれブロックのパイプのスリットの領域内に配置されるように、形成されて、配置されている。特に、分離壁のスリットとパイプのスリットは、特にパイプ長手軸の方向および/またはそれに対して横方向に見て、それぞれ重なり合い、ないしは覆い合っている。
本発明は、特に以下においてさらに説明する好ましい実施形態と展開を用いて明らかにされるような、多数の好ましい実施形態のための基礎である。
本発明の特に好ましい実施形態において、パイプがそれぞれ2つの通路ないし部分パイプを有しており、それらの間にはウェブが配置され、そのウェブ内にそれぞれパイプのスリットが設けられており、その場合にパイプに設けられたスリットがそれぞれ分離壁のスリットと共に中空室を形成し、その場合にさらに、分離壁のスリットの幅はパイプのスリットの幅にほぼ相当し、かつパイプのスリットの幅は分離壁の材厚にほぼ相当し、かつその場合に分離壁とパイプはそれぞれ他方の部分の方向において、中空室がスリットのそれぞれ開放した側の領域内で他のスリットないしは他のスリットの開放した側に対向する壁によってほぼ閉鎖されるような距離に、位置決めされている。
好ましい形態において、パイプはそれぞれ一体的に形成されている。好ましくはさらに、パイプはそのパイプ通路ないし部分パイプの間にウェブを有しており、第1のパイプ端部の領域においてそのウェブ内にスリットまたは段部が設けられている。しかしまた、パイプのスリットを少なくとも部分的に側方において、パイプ内に設けられた通路ないし部分パイプを画成する壁部分によって画成することができる。
好ましい形態において、分離壁のスリットのスリット幅の方向によって定められる方向は、ブロックのパイプのスリットのスリット幅によって定められる方向に対して、ほぼ垂直である。特に好ましくは、分離壁に設けられたスリットのスリット幅はそれぞれ、このスリットにそれぞれ対応づけられたパイプの、パイプのスリットを画成する領域における材料厚みにほぼ相当する。その場合に特に、分離壁に設けられているスリットのスリット幅は、それぞれのパイプの通路ないし部分パイプ間に設けられているそれぞれのウェブの材厚にほぼ相当する。好ましくはさらに、パイプに設けられているスリットのスリット幅は、それぞれ、分離壁のスリットの領域において与えられる、分離壁の材厚にほぼ相当する。分離壁の材厚は、一貫して一定であることもできる。
好ましくは、パイプは分離壁と半田付けされている。該当する半田づけ箇所は、好ましい形態においては、パイプに設けられているスリットに沿って、かつ分離壁に設けられているスリットに沿って、ないしはこれらのスリットの対応する画成部に沿って設けられている。スリットの上述した画成部に沿って完全に半田付け箇所を設けることもできる。特に好ましくは、もちろん、これらの半田付け箇所は少なくとも、スリットの領域内で、第1の集合部の、分離壁によって分離されるチャンバが互いに対して密閉されるように設けられている。
特に、フラットパイプ端部スリットと分離壁スリットのそれぞれのスリット領域における2つのスリット領域の重なりが、分離壁スリットの少なくとも長さに相当すると、効果的である。好ましくは、長手分離壁のそれぞれのスリットとパイプのそれぞれのスリットによって、それぞれ中空室が形成される。この中空室は、半田付け後に中空室が完全に密閉されるように、設けることができる。しかしまた、この種の中空室が半田付け後に一部だけ、特に該当するスリットの領域内で第1の集合部の、分離壁によって分離されるチャンバが互いに対して密閉されるように、密閉されることも可能である。
好ましい形態においては、パイプに設けられているスリットのそれぞれ開放した端部は、該当するパイプの視点から、同じ方向における分離壁スリットの、この分離壁スリットの開放した端部とは反対側の端部よりもさらに分離壁の方向に位置決めされている。好ましくはさらに、−特に上述した形態との組合わせにおいて−分離壁スリットの開放した端部が分離壁の視点から、パイプスリットの、パイプスリットの開放した端部とは反対側の端部よりもさらに、該当するパイプの方向に位置決めされている。従って特にこのようにして、ある種の中空室を形成することができ、その中空室は特に好ましくはほぼ閉成されており、その高さは−それぞれのスリット深さ方向に見て−この中空室を形成するパイプのスリットのスリット深さよりも少なく、かつこの中空室を形成する分離壁の他のスリットの深さよりも少ない。特にこの種の形態において、特に好ましくは、分離壁スリットのスリット幅とパイプスリットのスリット幅は、この領域においてフラットパイプと分離壁との間にプロセス的に確実で液体密の結合が生じるように、互いに合わせられている。特に好ましくは、このチャンバの回りに形成される半田間隙は、0.4mmより小さく、好ましくは0.3mmより小さく、特に好ましくは0.2mmより小さい。
好ましい形態において、パイプはフラットパイプとして、かつ特にダブルフラットパイプまたはマルチフラットパイプとして形成されている。従って特に、パイプはフラットパイプとして形成されて、複数のチャンバを有し、それらのチャンバはこのパイプの長手軸に対して横方向に隣接し、ないしは隔たって配置されている。特に好ましくは、それぞれのパイプのこの種の通路は、互いに対して平行に方位付けされている。これらの通路は、好ましくは部分フラットパイプ内に形成されており、それら部分フラットパイプも同様にたとえばフラットパイプ形状に形成されている。
特に優先すべき形態において、パイプのこの種の通路ないし部分パイプによって、複数のパイプ列が形成される。たとえば、パイプはそれぞれ2つまたは3つあるいはそれより多い通路を有することができ、これらの通路ないし部分パイプによって適当な方法で2つないし3つないし3つより多いパイプ列を形成することができる。好ましくはさらに、隣接するパイプ間に空気流のための間隙が形成される。好ましくは、パイプシステムが正確に1つの媒体によって貫流され、この媒体とパイプ間隙を通って流れる空気との間で熱交換が行われる。特に好ましい形態においては、パイプの、このパイプの第1の端部とは反対側の、第2の端部が、第2の集合部内へ連通する。たとえば、この種の第2の集合部内に正確に1つのチャンバが形成されるので、媒体が第1の集合部の第1のチャンバから第1のパイプ列を形成するパイプの通路を通って第2の集合部内へ流入し、そこで反転されて、パイプの第2の通路によって形成される第2のパイプ列を介して第1の集合部の、特に第1の集合部の第2のチャンバへ流れ戻る。
本発明によれば、もちろん、他の接続も可能であって、ないしは他の接続が好ましい。すなわち、たとえば、第1の集合部内に2つより多いチャンバが形成される。これは、たとえば、2つより多い長手分離壁が設けられ、第2の集合部内にも1つまたは複数の−変位して配置された−長手分離壁が設けられているので、媒体が熱交換器を通して蛇行して案内されるようにされる。しかしまた、本発明によれば、複雑な接続も効果的である。そのために、たとえば、長手分離壁に対して横方向に配置された分離壁を設けることができる。
複数の長手分離壁を有する形態に関連して述べるが、その場合にこれら他の長手分離壁は同様に本発明に基づいてスリットを形成することができ、かつ同様にスリットを有するパイプと本発明の主旨において、従ってスリットを有する長手分離壁と同様にスリットを有するパイプを参照して例で説明したように、協働することができる。
第1の集合部の底は、好ましくは、たとえばフード形状に形成することができる、この集合部の残りの部分とは別に形成される。
たとえばフード形状に形成された集合部の残りの部分は、一体的に形成することができ、あるいは複数の部分から構成することができる。特に、上方部分とも称される、集合部の残りの部分と集合部の底は、ほぼ密な空間を画成し、その中にはもちろん、場合によっては流入する媒体のための1つまたは複数の供給口と流出する媒体のための1つまたは複数の流出口が設けられており、かつその空間内へ−もちろん−ブロックのパイプが連通している。
たとえば、第1の集合部の−フードのような−この上方部分を、この集合部の底と密に半田付けすることができる。第1の集合部の底は、たとえば屈曲されたフランジを有することができる。このフランジは、たとえばパイプ−フィン−ブロックないしパイプブロックとは逆の側において屈曲され、ないしはこの方向へ延びることができる。その場合に特に、底がこのフランジの領域において集合部の残りの部分ないし集合部上方部分と半田付けされるようにすることができる。スリットの領域および/または他の箇所における半田付けは、特に半田プレーティングによって、ないしは半田炉内で行うことができる。
たとえば本発明に基づく熱交換器のような、熱交換器を形成するための本発明に基づく方法によれば、ブロックのパイプが、集合部の底に設けられている開口部内へ、ないしは逆に、挿入される。その場合に集合部の底は、集合部の残りの部分ないし集合部上方部分から分離されている。好ましい形態においては、パイプは挿入後にその第1の端部の領域ないしはその近傍において拡幅される。この拡幅は、特に、パイプが集合部底を貫通する箇所において、かつ/または集合部内部へ向いた側において行うことができる。次に、パイプを集合部底と半田付けすることができる。これは、別の時点で行うこともできる。
上述した1つないし複数のステップ、第1のステップとは別の第2のステップにおいて、特に、分離壁が第1の集合部内へ挿入される。そのために、第1の集合部内に突出部などのような、機械的な保持装置を設けることができる。また、他の方法で分離壁を底に保持することもできる。さらに、このステップにおいて直接分離壁を第1の集合部に半田付けすることができる。しかしまた、この半田付けを、後の時点で行うこともできる。このように差し込む場合に、特に集合部底は集合部から、ないしは残りの集合部ないしは集合部上方部分から分離されている。
上述した第1のステップと上述した第2のステップは、大体において任意の順序で行うことができ、あるいは時間的に並列に、ないしは重なるように実施することができる。
第3のステップにおいて、特に、パイプと集合部底とを有するアッセンブリと、残りの集合部ないし集合部上方部分と分離壁とを有するアッセンブリが、組み立てられる。この組立ては、特に、パイプのスリットがそれぞれ分離壁の対応づけられたスリットの領域内に、特に好ましくは中空室を形成しながら、位置決めされるように、行われる。スリットの形態ないし配置ないしはこれらのスリットの相対位置は、特に、この開示の他の箇所でも説明されているようにすることができる。
第1のアッセンブリと第2のアッセンブリを組み立て、ないしは差し合わせた後に、第1の集合部とは反対側のパイプ端部、パイプの第2の端部が第2の集合部内へ挿入され、その第2の集合部もたとえば集合部底と集合部上方部分を有することができる。ここでも、集合部底へ差し込んだ後に、パイプを拡幅することができる。しかしまた、第2の集合部とのこの種の結合を、第1と第2のアッセンブリが接合される前に行うこともできる。
好ましい形態においては、1つないし複数の集合部底が集合部の残りの部分、従って特に集合部上方部分内に半田付けされ、1つまたは−複数設けられている場合−複数の分離壁が集合部と、そしてパイプが1つないし複数の集合部底と、そしてパイプが分離壁と、半田付けされる。パイプと分離壁との半田付けは、特にパイプと分離壁のそれぞれのスリットの領域内で行われる。
この半田付けを最後に、従って全個別部品ないしアッセンブリを組み立てた後に、行うことができる。半田付けは、特に半田プレーティングによって、ないしは半田炉内で行うことができる。
スリットは、好ましくは、特に好ましくは材料ないしはウェブまたは分離壁のような壁部分を貫通して設けられる、−常に形成されるような−材料切欠きである。
本発明は、多数の好ましい形態のための基礎である。すなわち、たとえば、冒頭で−出願人に−すでに知られている形態において説明した熱交換器(これについて文献データは記載されていない)においては、まず、一方で、パイプが集合部底へ挿入され、他方で、分離壁が集合部の残りの部分内へ挿入されて、これら2つのアッセンブリが次に接合される場合に、集合部内に形成されるチャンバの間に密閉性が与えられない、という問題が発生することがある。すなわち、たとえば、パイプが少なくとも部分的に集合部底内へ深く差し込まれすぎ、あるいはパイプが完全には無視できない長さの誤差を有する場合に、集合部底が集合部の残りの部分に十分に接するように突出しないことが生じる場合がある。これは、たとえば差込み過ぎないし長さの誤差によって、このスリット内でパイプが分離壁に当接しないので、集合部底がこの当接位置において集合部の残りの部分に十分に近く位置決めされないことに起因する。他方で、その場合に、パイプが集合部内へ十分に深く差し込まれておらず、ないしは然るべき長さ誤差が作用し、パイプが−少なくとも部分的に−分離壁のスリット内へ十分に深く突出していないので、チャンバの間に意図されない、あるいは大きすぎる開口部が形成され、それが半田付けの際にそのままでは、あるいは多大な手間をかけないと、閉鎖できないことが起こり得る。この種の問題は、すでに知られている形態においては、くず物をもたらす可能性がある。この種の問題を回避するために、すでに知られた形態においては、著しい製造技術的な手間と費用が必要とされる。
本発明は、この種の問題を回避するための基礎である。これは、本発明に基づく各形態において、この問題が回避され、あるいはほぼ回避されていることを意味する必要はない。しかし、特に、好ましい形態は、本発明がたとえばこの種の問題を回避し、あるいは減少させるための基礎を形成することも、示している。
以下、図を用いて本発明の実施例を説明するが、それによって本発明が制限されることはない。
熱交換器1は、第1の集合部10(図1ではその内部空間12が見える)とパイプブロックないしパイプ−フィン−ブロック14を有している。
このブロック14は、多数のフラットパイプ16を有している。これらフラットパイプ16は、これらフラットパイプ16の各々が、厳密に言って、2つのフラットパイプ18ないし部分フラットパイプ18を有しており、ないしはこれらフラットパイプ16の各々の中に2つの通路20が形成され、それらの通路がフラットパイプ長手軸22に対して垂直に互いに隔てて配置されているように、形成されている。その場合に、フラットパイプはそれぞれ一体的に形成されているので、2つの部分フラットパイプ18ないし、フラットパイプ16の通路20を有する部分が一体的に結合されている。図1に示す形態において、同一のフラットパイプ16の部分フラットパイプ18は、大体において、同一のフラットパイプ16の部分フラットパイプ18によって画成される平面が、ほぼ平行ないし合同であるように、配置されている。
それぞれのフラットパイプ16のそれぞれの部分フラットパイプ18の間に、それぞれウェブ24が配置されており、このウェブはたとえばフラットパイプ長手軸22に沿ってそれぞれ全パイプ長さにわたって延びることができ、かつそれぞれのフラットパイプ16の部分フラットパイプ18を互いに一体的に結合する。また、この種のウェブ24が全フラットパイプ長さにわたっては延びていないようにすることもできる。
ウェブ24の材厚は、図2に示す形態においては、同一方向における部分パイプ18の寸法よりも小さい。これは特に、ウェブ24がそれに添接する、ないしは隣接する部分パイプ18の間である種の細くなる部分を形成するように、行われている。
熱交換器1は、2列で形成されている。これは特に、フラットパイプ16の第1の部分パイプ18が第1のパイプ列26を形成し、このフラットパイプ16の第2の部分パイプ18が第2のパイプ列28を形成するように行われている。フラットパイプ16は、互いに対してほぼ平行に、特にフラットパイプ16によって画成される平面が互いに対して平行に配置されるように、配置されている。
図1に基づく形態においては、隣接するフラットパイプ16の間にそれぞれ空気貫流のための間隙30が形成されており、その間隙内に図示されていないフィンが配置されている。この種のフィンは、たとえばそれぞれ両側において隣接するフラットパイプ16と半田付けすることができる。また、これらのフィンまたはその一部をそれぞれ隣接するフラットパイプのみに半田づけすることもできる。異なるパイプ列26、28のための隣接するフラットパイプ16の間に別のフィンを設けることもできる。さらに、隣接するフラットパイプ16の間に、2つのパイプ列内へ延びて、従ってそれぞれ2つのパイプ列26、28のための共通のフィンを形成するフィンを配置することもできる。
しかしまた、これらの間隙30内にフィンを設けないこともできる。さらに、フラットパイプ16をほぼ間隙なしで配置することもできる。
第1の集合部10は、ブロック14へ向いた側に、底32を有している。その場合に特に、底32は別に形成されて、第1の集合部10の残りの部分、特に第1の集合部10の上方部分48と結合され、特に半田付けされる。底32は、たとえば−図1に示すようにブロック14とは反対側の方向に屈曲されたフランジ34を有している。底32は、たとえば、第1の集合部10の残りの部分、特に上方部分48と、フランジ34の領域で半田付けすることができる。
底32は、フラットパイプ16の第1の端部36を収容するための1つまたは複数の開口部を有している。図1に基づく形態においては、底32の領域に、それぞれフラットパイプ16を収容するように定められた、それぞれスリット形状の多数の開口部38が設けられており、その場合に隣接するスリット形状の開口部38の間に、それぞれ−図2から4から明らかなように−中間ウェブ40が設けられている。
もちろん、代替的に、−図1には示されてないが−それぞれ複数のフラットパイプ16を収容するための1つまたは複数のより大きい開口部を設けることもできる。その場合に底領域における密閉性は、たとえば、−パイプ間に間隙30が設けられていない限りにおいて−パイプが第1の端部36の領域またはその近傍において直接互いに半田づけされていることによって、得ることができる。もちろんこの種の間隙30が設けられている限りにおいて(これは好ましい場合である)、たとえば、パイプ−フィン−ブロック14内でパイプ16の間に適当な中間ウェブなどを設けることができ、それが然るべき密閉性をもたらし、かつたとえばパイプ16と半田付けされる。
フラットパイプ16は、第1の端部36と対向する、図1には示されていない第2の端部において、同様に集合部、第2の集合部内へ連通し、ないしは差し込むことができる。
第1の集合部10は、第1の集合部10を複数のチャンバ(ここでは2つのチャンバ)44、46へ分割する、長手分離壁42を有している。
図1に基づく形態においては、第1の集合部10の内部空間12を画成するために、底32の他にさらに上方部分48が設けられており、その上方部分は、たとえば−図1に示すように−フード形状に形成することができる。
長手分離壁42は、上方部分48の、底32と対向する壁部分から底32まで延びている。
図1に基づく形態において、たとえば、長手分離壁42はほぼパイプ16の長手軸22の方向に延びており、これは、これらのパイプ16によって画成される平面に対してほぼ横方向ないし垂直である。
分離壁42は、好ましくは上方部分ないしフード48に固定されている。分離壁は、そこでたとえば半田付けすることができる。また、−特に組立て補助として−上方部分の内側に突出部などを設けることができ、それらの間へ分離壁42が挿入される。この種の突出部などが設けられている場合でも、分離壁42が上方部分ないしフード48に半田づけされていると効果的である。
分離壁42は、そのブロック14へ向いた側にスリット50を有している。従って分離壁42は、スリットを有する分離壁である。
これらのスリット50は、図2において特に明らかにされている。双方向矢印52で図式的に示唆される方向に与えられる、ないしはフラットパイプ16の長手軸22に対して垂直の方向にフラットパイプによって形成される平面に対して垂直に与えられる、ないしはパイプ列の方向に与えられる、これらのスリット50の幅は、パイプ16に設けられているウェブ24の材厚にほぼ相当する。また、スリット50の幅を、この材厚の幅よりも−特にわずかに−大きく、たとえば約0.4mm大きく、あるいは約0.4mmまで大きくすることもできる。他の寸法を設けることもできる;0.4mmから0.4mmまでの寸法は、もちろん特に好ましい形態において設けられており、それについて以下でさらに詳細に説明する。
スリット50は、好ましくは−図に示すように−矩形の形状を有している。しかしまた、他の形状を設けることもできる。スリット50は、ブロック14へ向いた側へ開放している。
従ってこの実施例においては、スリット50は−その開放した側を除いて、かつ分離壁42の平面内で見て−回りを分離壁42の材料で画成されている。スリットは、この分離壁平面に対して側方に開放している;従ってスリットはつながって形成されている。
フラットパイプ16もスリットを形成され、ないしはスリット54を有している。このスリット54は、フラットパイプ16の第1の端部の領域に設けられている。スリット54は、第1の集合部10へ向かって開放している。
スリット54は、本実施例においては、ウェブ24に設けられており、これがたとえば図3において良好に認識される。
従って、本実施例においては、スリット54は−その開放した側を除いて、かつウェブ平面において見て−回りをウェブ24の材料によって画成される。スリットは、このウェブ平面にたいして側方に開放している;従ってスリットはつながって形成されている。スリット54は、本実施例においてはほぼ矩形の形状を有している。
しかしまた、スリット54を他の箇所に配置し、あるいは他の方法で形成し、あるいは他の部分によって画成することもできる。
たとえば、パイプ16のスリット54の側方をそれぞれウェブ24によってではなく、部分パイプ18の壁によって画成することもできる。
そのために、たとえば、ウェブ24が第1の集合部10の方向へ、図に示すほど延びないようにすることができる。その場合にスリット54を、開放した側と対向する側においてウェブによって画成し、側方をそれぞれ部分フラットパイプによって画成することができ、これは図には示されていない。
本実施例においては、ウェブ24は、スリット領域の外部において第1の端部36で部分フラットパイプ18と同一平面で終わっている。しかしまた、−ウェブがスリットを有している場合でも−ウェブが第1の端部36の領域内で突出し、あるいは後方へ変位していることも可能であって、これは図には示されていない。さらに、部分フラットパイプ18が第1の端部において互いに同一平面で終わらないこともできる。
ほぼ双方向矢印56の方向ないしはパイプ列26、28の延び方向に対して垂直かつフラットパイプ16の長手軸22に対して垂直に与えられる、スリット54の幅は、好ましくは長手分離壁42の材厚ないしこの長手分離壁42のスリット50の領域における材厚にほぼ相当する。また、スリット54の幅を、この材厚よりも−特にわずかに−大きくすることができ、たとえば約0.4mm大きく、あるいは約0.4mmまで大きくすることができる。他の寸法を設けることもできる;もちろん、0.4mmから0.4mmまでの寸法は特に好ましい形態において、特にすでに上述した対応する寸法ないしスリット50との組合わせにおいて、設けられている。すなわち、このようにして、少なくともそれぞれの側においてそれぞれのパイプ16と長手分離壁の間の半田間隙が0.2mmより小さく、あるいはそれと等しいことが達成される。すなわち、0.2mmより大きい半田間隙は、しばしば問題になる。もちろん、他の−特に大きい−寸法も与えることができるので、本発明は上述した寸法に限定されるものでないことを述べておく。
スリット54は、それぞれ中央のパイプ端部領域内に、ないしはそれぞれのフラットパイプ16内に形成される種々の、ないしは2つの通路20の間に設けられている。特に、これらのスリット54は、同一のフラットパイプ16のそれぞれ2つの部分フラットパイプ18の間に設けられている。
特に図1、2および4をまとめて見ることから明らかなように、長手分離壁42のスリット50は、それぞれフラットパイプの対応づけられたスリット54の領域に配置されている。これは、特に、分離壁とフラットパイプのスリットないしスリット領域の交差が与えられるように行われる。その場合に、それぞれのパイプ16のそれぞれのスリット54の、第1の集合部10へ向いた(開放した)側は、長手分離壁42のそれぞれ対応づけられたスリット50のこの方向に位置する端部よりも、第1の集合部10へ向いた方向にさらに遠く位置するようにすることができる。特に、分離壁42のスリット50とパイプ16のスリット54の幅方向はそれぞれ、特に90°の角度で、交差する。
好ましくはさらに、スリット50のブロック14へ向いた側の(開放した)端部は、それぞれのパイプ16のスリット54のブロック14へ向いた側の端部よりも、ブロック14の方向へそれぞれさらに遠く位置決めされている。それによって、特にすでに上述したスリット領域と協働して、それぞれのスリットペア50、54の中空室を形成することができる。特に、パイプ16はスリットの領域ないしこのスリットの画成部の領域で分離壁42と半田づけされている。特に、パイプ16は分離壁42と、分離壁によって分離されたチャンバがスリットの領域内でほぼ密であるように、半田付けされている。
特に−本実施例においても示されるように−フラットパイプは、第1の集合部の底32を通して、フラットパイプ16のスリット54の、第1の集合部10とは逆の端部が、底32のパイプ−フィン−ブロック14とは逆の側上に位置決めされるような深さに差し込まれる。特に好ましくは、パイプ16は、スリット54の、第1の集合部10とは逆のこの端部と底32との間に間隔が与えられているような深さに挿通される。
この実施例を用いて、第1の集合部10が2つのチャンバを有していることのみが説明されている場合でも、この集合部は長手分離壁42と横壁を用いて、かつ/または他の長手分離壁を用いて2つより多いチャンバに分割されることも可能である。また、パイプフィンブロック内に2列より多いパイプ列を設けることもできる。特にまた、複数のこの種の長手分離壁がそれぞれスリットを有し、かつフラットパイプがそれぞれ複数の、特に上述した種類のスリットを有することもできる。
フラットパイプ16の、第1の端部とは反対側の第2の端部を、たとえば同様に集合部内へ差し込むことができる。これは、たとえば、長手分離壁によって分割されていない集合部とすることができる。
上述した種類の第1の集合部と、長手分離壁によって複数のチャンバに分割されていない、第2の集合部との組合わせは、たとえば、第1の集合部10のチャンバの第1のチャンバ26から流体が第1のパイプ列26のパイプ16を通って第2の集合部内へ流入し、そこで方向変換されて、パイプ16の第2のパイプ列28を通って第1の集合部10内の、特にその第2のチャンバ46へ流れ戻るように行うことができる。
特に、第1の集合部10内にパイプシステムを貫流する媒体のための供給口と排出口を設けることができる。たとえば、供給口は、長手分離壁42によって分離されたチャンバ44、46の第1のチャンバ44内へ連通し、排出口はこれらのチャンバ44、46の第2のチャンバ46内へ連通する。
以下において、たとえば図示されている熱交換器1を形成する場合に与えることができる、幾つかの好ましいステップを説明する。たとえば、フラットパイプ16を集合部の開口部38内へ差し込むことができる。このフラットパイプ16は、その後、たとえば、底32の開口部内にある程度確実に保持ないし挟持し、かつ/またはフラットパイプ16と底32の間の半田間隙に寸法を減少させるために、拡幅することができる。場合によっては、その後フラットパイプ16を底32と半田付けすることができる。
この上述したステップとは関係なく、分離壁42を第1の集合部10ないしは第1の集合部の上方部分48内へ導入し、ないしは差し込むことができる。その場合にたとえば、機械的な突出部などが所定の保持を保証することができる。さらに、この時点ですでに分離壁42と上方部分48の間の半田付けを行うことができる。
従ってこのようにして、2つのアッセンブリを形成することができる。たとえば、次に、第1の集合部10の底32とフラットパイプ16と有するアッセンブリと、第1の集合部10の残りの部分ないし分離壁42が配置されている上方部分48を有するアッセンブリとをつなぎ合わせ、ないしは差し込んで合わせることができる。その場合にこれは、特に、フラットパイプ16内のスリット54が長手分離壁42のスリット50の領域内に、特に重なるように、ないしは特に好ましくはフラットパイプ16の長手方向かつそれに対して横方向に与えられる重なりをもって、配置されるようにして行われる。特に、この差込み合わせは、その場合にスリットの交差が形成されるように、行うことができる。特に、これおよび/または上述したことが、特に上述した形態の好ましい構造的特徴でもあって、フラットパイプ16と長手分離壁42が、スリット50、54によってそれぞれある種の中空室が形成されるように、互いに重なり合うように移動され、その中空室の延び方向はフラットパイプ16の長手方向に見て、この方向におけるスリット50および/またはスリット54の延びる寸法よりも小さい。
好ましくは次に、2つのアッセンブリ−および場合によっては、接合された第2の集合部などのような、他のアッセンブリ−からなるユニットが半田付けされる。これは、たとえば、半田炉内で、ないしは半田プレーティングによって行うことができる。これが特に、その位置により半田工具などが(もはや)近づけない、あるいは近づくことが難しい箇所においても、半田付けできることを可能にする。また、他の半田付け方法または、たとえば溶接のような、他の結合方法を−特に付加的に−使用することも効果的である。
以下において、特に本実施例において与えられる、利点を説明する。これに関連して、例としてさらに幾つかの特徴も説明する。
冒頭で文献を引用することなしに本出願人に知られた従来技術として説明したような、長手分離壁を有する熱交換器において、2つのチャンバに分割されたフラットパイプの接合プロセスとそれに伴って底ないし集合部を通る差込み深さは極めて精確に行われなければならないので、フラットパイプ端部とスリットを有する分離壁との間には間隙が生じず、ないしは間隙は、たとえば次の半田付けプロセスにおいてプロセス的に確実かつすき間のないように密に半田付けされるだけの大きさである。さらに、フラットパイプの長さ精度には、上述した問題に基づいて極めて高い要請がなされる。
2つのチャンバに分割されたフラットパイプに中央のパイプ端部領域においてスリットないし切欠きを設けることによって、フラットパイプ端部スリットと分離壁スリットの両方のスリット領域の交差が行われる。2つのスリット領域の重なりが、少なくとも分離壁スリットの長さである場合(これが好ましい場合である)には、フラットパイプの他のスリット長さは、接合プロセスのための付加的な長さ誤差許容領域として、ないしは個々のフラットパイプの長さ許容誤差を補償するために用いられる。
その場合にフラットパイプのスリット幅は、2つのスリットが交差した場合にフラットパイプと分離壁との間にプロセス的に確実かつ液体密の結合が生じるように、分離壁厚みに合わせられる。
−特に極端な場合において−、分離壁とフラットパイプのスリットの交差によって、外側へ向かって密封された中空室が生じ、ないしは形成されることができ、その中空室は分離壁とフラットパイプとの間のプロセス的に確実な半田付けにマイナスに作用することはない。
本発明に基づく熱交換器と、特に実施例を用いて例示した、本発明に基づく熱交換器は、特に自動車の暖房設備の構成部品であることができ、ないしはそれ用に定めることができる。
本発明に基づく熱交換器の例を、一部図式的に示している。 図1に基づく形態を揺動された視線角度から部分的に示す斜視図である。第1の集合部ないし第1の集合部の一部は図示されていない。 図1に基づく表示の一部を拡大して示している。パイプ内のスリットがよく見えるように長手分離壁が除去されている。 図1に基づく表示の一部を、揺動された視線角度から拡大して示している。
符号の説明
1 熱交換器
10 第1の集合部
12 10の内部空間
14 パイプブロックないしパイプ−フィン−ブロック
16 フラットパイプ
18 16の部分フラットパイプ
20 16内の通路
22 16の長手軸
24 16のウェブ
26 第1のパイプ列
28 第2のパイプ列
30 間隙
32 底
34 32のフランジ
36 第1の端部
38 スリット形状の開口部
40 中間ウェブ
42 10内の長手分離壁
44 12の第1のチャンバ
46 12の第2のチャンバ
48 10の上方部分
50 スリット
52 双方向矢印
54 16の24のスリット
56 双方向矢印

Claims (22)

  1. その中に少なくとも長手分離壁によって分離されたチャンバ(44、46)が形成される、第1の集合部(10)と、パイプ−フィン−ブロックまたはパイプ−ブロック(14)を有し、前記ブロックが第1の集合部(10)内へ連通するパイプ(16)ないしパイプ装置を有しており、前記パイプが長手分離壁(42)に固定されており、長手分離壁(42)がスリット(50)を有している、熱交換器において、
    ブロック(14)のパイプ(16)またはパイプ装置が、スリット(54)または段部を有しており、前記スリットがそれぞれ長手分離壁(42)のそれぞれのスリット(36)の領域内に位置決めされていることを特徴とする熱交換器。
  2. 複数のあるいはすべてのパイプ(16)ないしパイプ装置が、その長手軸(22)に対して横方向に隔たった複数の通路ないし部分パイプ(18)ないしチャンバを有しており、それらが第1の集合部(10)の、長手分離壁(42)によって分離された種々のチャンバ(44、46)内へ連通していることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 第1の集合部(10)とパイプ−フィン−ブロックまたはパイプ−ブロック(14)を有し、その場合に第1の集合部(10)が底(32)と、第1の集合部(10)の内部(12)に分離されたチャンバ(44、46)を形成するための少なくとも1つの長手分離壁(42)を有し、かつ、ブロック(14)が、それぞれのパイプ長手軸(22)に対して垂直に隔たって配置されたそれぞれ少なくとも2つのチャンバ(44、46)ないし通路(20)ないし部分パイプ(18)を備えた、特に一体的に形成された、パイプ(16)を有しており、パイプ(16)がその第1の端部(36)において第1の集合部(10)の底(32)内へ、それぞれ同一のパイプ(16)のそれぞれ2つの異なる通路(20)が、第1の集合部(10)の、集合部(10)の長手分離壁(42)によって分離された異なるチャンバ(44、46)内へ連通するように、差し込まれており、かつ、長手分離壁(42)は、底(32)へ向いた側の、パイプ(16)の領域に、スリット(50)を有している、特に請求項1および2のいずれか1項に記載の熱交換器において、
    パイプ(16)が、その第1の端部(36)の領域において、異なるチャンバ(44、46)へ連通する通路(20)ないし部分パイプ(18)の間に、スリット(54)ないし段部を有していることを特徴とする熱交換器。
  4. 分離壁(42)とブロック(14)のパイプ(16)が、分離壁(42)のスリット(50)がそれぞれブロック(14)のパイプ(16)のスリット(54)の領域内に配置されるように形成され、かつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. パイプ(16)が、パイプ通路(20)の間にウェブ(24)を有しており、前記ウェブ内で第1のパイプ端部(32)の領域にスリット(54)または段部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. パイプ(16)のスリット(54)が、パイプ(16)のウェブ(24)内に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  7. パイプ(16)のスリット(54)が、少なくとも部分的に側方を、パイプ(16)内に設けられた通路(20)を画成する、壁部分によって、ないしは部分パイプ(18)の壁部分によって、画成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 分離壁(42)のスリット(50)のスリット幅の方向が、ブロック(14)のパイプ(16)のスリット(54)のスリット幅の方向に対してほぼ垂直に延びていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 分離壁(42)内に設けられているスリット(50)のスリット幅が、パイプ(16)の、パイプ(16)のスリット(54)に対応づけられた領域における、前記スリット(50)にそれぞれ対応づけられたパイプ(16)の材料厚、特にウェブ(24)の材厚にほぼ相当し、あるいはそれより大きいことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. パイプ(16)内に設けられたスリット(54)のスリット幅が、それぞれ、分離壁(50)のスリット(50)の領域における分離壁(42)の材厚にほぼ相当し、あるいはそれより大きいことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の熱交換器。
  11. パイプ(16)がそのスリット(54)の、ないしはこのスリット(54)の画成部の、またはこの画成部の少なくとも一部の領域において、かつ特に分離壁(42)のスリット(50)の、ないしは分離壁(42)のこのスリット(50)の画成部の、あるいはスリットのこの画成部の少なくとも一部の領域において、分離壁(42)と、この領域においてこの分離壁によって分離されるチャンバ(44、46)が密閉されているように、半田付けされていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の熱交換器。
  12. 長手分離壁(42)のスリット(50)によって、かつパイプ(16)のスリット(54)によって、中空室が形成されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の熱交換器。
  13. 長手分離壁(42)のそれぞれのスリット(50)とパイプ(16)のそれぞれのスリット(54)が、特に重なりないし交差が−特にパイプ(16)の長手方向に見て−この方向における長手分離壁(42)のそれぞれのスリットの長さないし深さよりも大きいように、交差することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の熱交換器。
  14. パイプ(16)が、フラットパイプとして形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の熱交換器。
  15. 異なるパイプ(16)の通路ないしパイプ(16)の部分パイプ(18)が、少なくとも2つのパイプ列(26、28)を形成することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の熱交換器。
  16. 隣接するパイプ(16)の間に、空気流のための間隙(30)が形成されることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の熱交換器。
  17. パイプ(16)の、第1の端部(36)とは反対側の、第2の端部が、第2の集合部内へ連通していることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の熱交換器。
  18. 熱交換器(1)を形成する方法であって、前記熱交換器が底(32)を備えた第1の集合部(10)を有し、前記集合部内に底(32)へ向かって延びる少なくとも1つの長手分離壁によって少なくとも2つの異なるチャンバが形成され、かつ前記熱交換器は多数の、特に互いに対して平行に配置された、パイプ(16)を備えたパイプブロックまたはパイプ−フィン−ブロック(14)を有し、これらのパイプ(16)が特にそれぞれ一体的に形成されており、かつ少なくとも2つの、特に互いに対して平行に配置された、通路(20)ないし部分パイプ(18)を有しており、それらが第1の集合部(10)の異なるチャンバ(44、46)内へ連通し、パイプ(16)の、第1の集合部(10)へ向いた端部領域において、それぞれのパイプ(16)の通路(20)ないし部分パイプ(18)の間にスリットが設けられており、かつ分離壁(42)の、ブロック(14)へ向いた端部領域に、スリット(50)が設けられている、前記熱交換器を形成する方法において、次のステップを有する:
    第1のアッセンブリを形成するために、底(32)が第1の集合部(10)から分離されている場合に、第1の集合部(10)の底(32)に設けられている開口部内へ、パイプ(16)を挿入し(第1のステップ);
    第2のアッセンブリを形成するために、分離壁(42)を第1の集合部(10)内へ挿入し、その場合にこの挿入の際に、第1の集合部(10)の底(32)が集合部(10)から分離されており(第2のステップ);
    第1のステップが第2のステップから独立しているので、所定の順序は予め定められておらず;
    第1と第2のアッセンブリを次のように、すなわち、パイプ(16)のスリットがそれぞれ、分離壁(42)の対応づけられたスリット(50)の領域内に、特に中空室を形成しながら、位置決めされるように、組み合わせる(第3のステップ);
    熱交換器を形成する方法。
  19. パイプ(16)が(第1のステップにおいて)第1の集合部(10)の底内へ挿入された後に、底内に締付け嵌めを形成するため、ないしはこの種の締付け嵌めの保持力を高めるため、あるいは半田間隙の寸法を減少させるために、拡幅されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 第1と第2のアッセンブリが、第3のステップにおいて、パイプのスリットと長手分離壁のスリットの、特にパイプの長手軸の方向に位置する、スリット深さがそれぞれ、この方向に見た、これらのスリットによってそれぞれ形成される中空室の深さよりも大きいように、組み合わされることを特徴とする請求項18と19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 長手分離壁(42)がそれぞれスリット(50、54)の領域内で、特にそれぞれのスリット(50、54)の画成部の領域内で、パイプと半田付けされることを特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 請求項1から17のいずれか1項に記載の熱交換器を形成するための請求項18から21のいずれか1項に記載の方法。
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