JP2865905B2 - 直動転がり案内ユニットのストッパー - Google Patents

直動転がり案内ユニットのストッパー

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JP2865905B2
JP2865905B2 JP3166324A JP16632491A JP2865905B2 JP 2865905 B2 JP2865905 B2 JP 2865905B2 JP 3166324 A JP3166324 A JP 3166324A JP 16632491 A JP16632491 A JP 16632491A JP 2865905 B2 JP2865905 B2 JP 2865905B2
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JP
Japan
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stopper
track rail
track
linear motion
guide unit
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP3166324A
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English (en)
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JPH04366015A (ja
Inventor
安正 大屋
幸治 山田
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Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/005Guide rails or tracks for a linear bearing, i.e. adapted for movement of a carriage or bearing body there along

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックレール上に、
スライドユニットが滑動自在に跨架されている直動転が
り案内ユニットにおいて、運搬,包装あるいは包装を解
いて機台に装着する際などに、トラックレール上からス
ライドユニットが滑落するのを防止するため、トラック
レールに装着するストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のストッパーとしては、既に、実
公昭62ー8432号公報または特開平2ー30051
7号公報に示されるものが知られている。
【0003】実公昭62ー8432号公報に示されるス
トッパーではトラックレール頂面に、ストッパー下面の
位置決め突起を嵌入させるためのみの係止溝を切削して
おかねばならず、ストッパーの汎用性に欠け、ストッパ
ー使用のために、トラックレール製作工程が増加する等
の欠点がある。
【0004】特開平2ー300517号公報に示される
ストッパーでは、ねじ込んだボルトの先端でトラックレ
ールの頂面を強圧するため、トラックレール頂面を傷付
けるのみでなく、ストッパーの装着,取り外しに手間が
かかる問題も有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、直動転がり
案内ユニットのスライドユニットの停止作用が確実であ
り、トラックレールには格別の加工を施す必要がないた
め汎用性があり、1動作でストッパーの装着,取り外し
を行いうる直動転がり案内ユニットのストッパーを提供
することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、弾性材料よりなり、正面形状を略M形と
されたストッパーの、両側の脚部下端に、内側へ向かう
凸弧状の軌道溝嵌合部が形成されており、該ストッパー
頂部のV字状凹陥部の底部下面には、その略中央域に、
トラックレール長さ方向における該底部の長さより短い
範囲に亘って、下方へ突出した係止部が形成されてお
り、非作用の静置時におけるV字状凹陥部の底部下面と
軌道溝嵌合部の上面との高さ方向の間隔は、トラックレ
ールの頂面と軌道溝の天井面との高さ方向の間隔より小
とされているという構成を採っている。
【0007】
【作用】ストッパーをトラックレールに跨架させ、脚部
下端の軌道溝嵌合部をトラックレールの軌道溝に押し込
んで嵌着させると、ストッパーのV字状凹陥部の底部下
面の係止部はトラックレールの頂面に弾接させられる。
【0008】トラックレールの両端寄り位置には、通常
ベッドへの固定ボルトの挿入孔が貫設されているので、
前述のごとくトラックレールに嵌着したストッパーを端
部方向へ摺動させる係止部を前記挿入孔内に進入させ、
トラックレール端部寄りの挿入孔口縁の内側に内接さ
せ、係止部外側の底部下面を挿入孔周縁のトラックレー
ル頂面に弾接させることにより、ストッパーはトラック
レールに係止される。
【0009】前述の係止状態でトラックレールに跨架さ
れているスライドユニットが滑動してストッパーに衝接
すると、ストッパーをトラックレールから脱落させる力
たる回転モーメントに対して、軌道溝と軌道溝嵌合部と
の係合力の外に、V字状凹陥部の底部下面がトラックレ
ールの頂面を押圧する力と、底部下面から下方へ突出し
ている係止部の側面とトラックレールの挿入孔口縁との
こじり作用とが対抗し、ストッパーの転倒が阻止され、
良好な停止機能を発揮する。
【0010】
【実施例】図は実施の一例を示しており、金属板,合成
樹脂板等の弾性材料よりなるストッパー1は、図3に示
されるごとく、正面形状が略M形とされている。
【0011】ストッパー1の両側の脚部2,3の下端に
は、内側へ向かう凸弧状の軌道溝嵌合部4,5が形成さ
れている。
【0012】ストッパー1の頂部にはV字状凹陥部6が
形成され、その底部7の略中央域には、トラックレール
8の長さ方向における該底部7の長さLより短い間隔s
を存してスリット9,10が切り込まれ、スリット9,
10間の材料が底部7の下面11より下方へ突出した係
止部12に形成されている。
【0013】トラックレール8に嵌着されていない非作
用の静置時におけるV字状凹陥部6の底部7の下面11
と軌道溝嵌合部4,5の上面13,14との高さ方向の
間隔hは、トラックレール8の頂面15と、軌道溝1
6,17の天井面18,19との高さ方向の間隔Hより
小とされている。
【0014】図示例のストッパー1のV字状凹陥部6の
拡開角度は90度とされているが、この角度に限定され
るものではない。
【0015】トラックレール8の頂面15の両端寄り位
置には、通常ベッドへトラックレール8を固定するため
の固定ボルトの挿入孔20が貫設されている。
【0016】本発明に係るストッパー1は、前記挿入孔
20の貫設位置またはその近傍において、上方からトラ
ックレール8に跨架させ、下方へ押圧して軌道溝嵌合部
4,5をトラックレール8の軌道溝16,17に嵌入さ
せる。
【0017】ストッパー1が弾性材料製であることによ
り、前記軌道溝16,17に対する軌道溝嵌合部4,5
の嵌入は、ストッパー1の弾性撓曲により簡単に行わ
れ、V字状凹陥部6の底部7の下面11か係止部12の
いずれかがトラックレール8の頂面15に弾接する。
【0018】すなわち、ストッパー1の嵌着位置が挿入
孔20の位置を外れていれば、係止部12下面が頂面1
5に弾接するし、挿入孔20の直上位置から嵌着されれ
ば、底部7自体が挿入孔20内へ進入してしまうか、あ
るいは係止部12が挿入孔20内へ進入し、係止部12
の両側の底部7の下面11が頂面15に弾接する。
【0019】前記のごとくトラックレール8にストッパ
ー1を嵌着させた後、トラックレール8の端部方向へ僅
かに摺動させ、係止部11を挿入孔20の口縁内側へ当
接させ、当接している側の底部7の下面11を頂面15
に当接させることによりストッパー1の装着が完了す
る。
【0020】ストッパー1の取り外しは、一方の脚部2
または3を摘み、反転ぎみに上方へ引き上げることによ
り1動作で取り外しうる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成,作用のも
のであり、トラックレールが必然的に具備している両側
面の軌道溝と、ベッドへの固定ボルトの挿入孔とを利用
するのみでストッパーを確実に係止でき、トラックレー
ルに何らの加工も施す必要がなく、装脱によりトラック
レールを傷つけることもなく、ストッパーの汎用性を拡
大しうる効果がある。
【0022】ストッパーは脚端に内側へ向かう凸弧状の
軌道溝に嵌着させる軌道溝嵌合部を形成し、また頂部に
V字状凹陥部とその底面下面に係止部を突出させた構造
であり、構造が簡単で廉価に提供できる効果がある。
【0023】トラックレールに対するストッパーの係止
力は、素材の有する弾性に基づく軌道溝嵌合部の挟圧力
と、V字状凹陥部の底部下面が、トラックレールの固定
ボルトの挿入孔の開口縁の該レール頂面に弾接し、該底
部下面に隣接する係止部が、前記挿入孔の開口縁内側に
当接することによる回転モーメントに対抗するこじり作
用との複合によって発揮されるので、簡単な構造であり
ながら強い係止力を発現できる効果がある。
【0024】ストッパーの弾性は、V字状凹陥部の底部
下面と軌道溝嵌合部の上面との高さ方向の間隔の選択に
より、強弱に調整できるし、単一の素材から、V字状凹
陥部の凹陥深さを変えるのみで異種のトラックレールに
適用できるストッパーを製造できる効果もある。
【0025】ストッパーの装脱は、トラックレールに跨
架させて押圧し、僅かに摺動させることと、脚端を摘持
して押し上げるという各1動作に近い操作で、装脱のい
ずれも完結するので、装脱操作を著しく簡略化できる効
果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の一例の装着状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すストッパーの平面図である。
【図3】図2に示すストッパーの正面図である。
【符号の説明】
1 ストッパー 2,3 脚部 4,5 軌道溝嵌合部 6 V字状凹陥部 7 底部 8 トラックレール 11 下面 12 係止部 13,14 上面 15 頂面 16,17 軌道溝 18,19 天井面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料よりなり、正面形状を略M形と
    されたストッパーの、両側の脚部下端に、内側へ向かう
    凸弧状の軌道溝嵌合部が形成されており、該ストッパー
    頂部のV字状凹陥部の底部下面には、その略中央域に、
    トラックレール長さ方向における該底部の長さより短い
    範囲に亘って、下方へ突出した係止部が形成されてお
    り、非作用の静置時におけるV字状凹陥部の底部下面と
    軌道溝嵌合部の上面との高さ方向の間隔は、トラックレ
    ールの頂面と軌道溝の天井面との高さ方向の間隔より小
    とされている直動転がり案内ユニットのストッパー。
JP3166324A 1991-06-11 1991-06-11 直動転がり案内ユニットのストッパー Expired - Lifetime JP2865905B2 (ja)

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DE10049348A1 (de) * 2000-10-05 2002-04-18 Rexroth Star Gmbh Linearführungsanordnung
DE10062800C1 (de) * 2000-12-14 2002-03-07 Demag Cranes & Components Gmbh Fahrwegbegrenzung für zwei relativ zueinander verfahrbare Einheiten
JP2007024122A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Jtekt Corp 伸縮自在シャフト
JP6074886B2 (ja) * 2011-11-14 2017-02-08 日本精工株式会社 リニアガイド装置のスライダ抜け止め用ストッパー

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