JP2864530B2 - フレーム同期監視方式 - Google Patents

フレーム同期監視方式

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JP2864530B2
JP2864530B2 JP1121426A JP12142689A JP2864530B2 JP 2864530 B2 JP2864530 B2 JP 2864530B2 JP 1121426 A JP1121426 A JP 1121426A JP 12142689 A JP12142689 A JP 12142689A JP 2864530 B2 JP2864530 B2 JP 2864530B2
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signal
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clock
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清一 須賀
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はPCM通信装置における巡回符号検査によるフ
レーム同期監視に関する。
〔従来の技術〕
一般にPCM通信装置では,PCM信号が入力されると通信
サービスを開始するが,この際,PCM信号のフレーム同期
の確認と巡回符号検査を行っている。つまり,フレーム
同期の確認及び巡回符号検査の手順を経て通信サービス
を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで,PCM通信装置では,PCM通信回線の障害又は回
線品質劣化等が発生すると,PCM通信の信号経過が切り替
えられる。
ところが,信号経路切り替え直後においては,一般に
PCM信号が不安定な状態であり,このようなPCM信号でフ
レーム同期確認から巡回符号検査が行われる。従って不
安定な状態,即ち巡回符号検査結果のほとんどが誤まっ
ている状態から,一度フレーム同期を確認した後巡回符
号検査結果に基づいてフレーム同期を再びはずすことに
なる。そして,新たな同期フレームを探すことになる。
つまりPCM信号入力から通信サービスを開始しその直後
再び通信サービスを中断するという問題点がある。
本発明の目的は通信サービスを中断することのないフ
レーム同期監視方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば,PCM通信装置に用いられ,PCM信号中の
フレーム同期信号を検出してフレーム検出信号を送出す
るフレーム同期検出回路と,該フレーム検出信号に応じ
て開閉され,所定のクロックが入力されるクロック入力
ゲートと,該クロック入力ゲートに接続され,前記クロ
ックによりカウントアップするフレーム同期カウンタ
と,該カウントアップに応じて前記フレーム同期信号に
同期したタイミング信号を発生するタイミング発生回路
と,前記PCM信号中の巡回符号検査用チェックビットと
巡回符号検査値とを比較する巡回符号検査回路と,該比
較結果が一致しないとカウントアップされるエラーカウ
ンターと,該エラーカウンターのカウントアップ値が所
定の値に達すると前記クロック入力ゲートを1クロック
分閉じるカウンターシフト回路と,前記PCM信号の入力
検出を行うPCM信号入力確認回路と,該PCM信号入力確認
回路によって前記PCM信号の入力が検出されると動作
し,所定の時間リセット信号を送出するタイマー回路と
を有し,前記リセット信号によって前記エラーカウンタ
ーがリセットされ,該エラーカウンターは前記所定の時
間エラーカウントを停止するようにしたことを特徴とす
るフレーム同期監視方式が得られる。
〔実施例〕
次に本発明について実施例によって説明する。
第1図を参照して,PC信号入力端子1からPCM信号が入
力され,このPCM信号にはフレーム同期信号,巡回符号
検査用チェックビット及び音声信号等が含まれている。
このPCM信号は,フレーム同期検出回路2に入力され,
フレーム同期検出回路2でフレーム同期が検出される。
フレーム同期検出回路2でフレーム同期が検出される
と,フレーム同期検出回路2はフレーム検出信号10をハ
イレベル(“H")にする。これによってクロック入力ゲ
ート回路4のゲートが開かれ,クロック入力端子3より
入力されたクロックがフレーム同期カウンター5に送ら
れる。これによってフレーム同期カウンタ5がカウント
アップする。
タイミング発生回路6はフレーム同期カウンター5の
出力に応じてフレーム同期検出回路2へのフレーム同期
タイミング信号及び巡回符号検査回路7に対する巡回符
号抽出タイミング信号を発生する。フレーム同期検査回
路2ではフレーム同期タイミング信号12とPCM信号中の
フレーム同期信号とを比較して,前述したように常に一
致したタイミングであることが確認されると,クロック
入力ゲート回路4を開けておうようにする。
ここで,PCM信号入力端子1にPCM信号が始めて入力さ
れる時には,フレーム同期タイミング信号はすでにフレ
ーム同期信号が入力されている状態で止まっているよう
に設定され,PCM入力信号端子1にPCM信号が与えられる
とフレーム同期信号とフレーム同期タイミング信号とが
一致し,フレーム検出信号10を“H"にしてクロック入力
ゲート回路5が開くようにしている。
次にPCM信号中のフレーム同期信号が無くなったり,
フレーム同期タイミング信号と一致しなくなると,フレ
ーム同期検出回路2は数回の不一致を確認した後にフレ
ーム検出信号10をロウレベル(“L")にしてクロック入
力ゲート回路5を閉じる。これによってフレーム同期カ
ウター5が停止する。その結果,フレーム同期検出回路
2はPCM信号中の新たなフレーム同期信号を待つように
なる。
上述した同期確認,つまり,PCM信号中のフレーム同期
信号を確認後に,巡回符号検査回路7でPCM信号中の巡
回符号検査用チェックビットとPCM信号の巡回符号検査
値との比較を行い,比較の結果,一致しない場合に巡回
符号検査回路7はエラーカウンター8をカウントアップ
してゆく。そしてエラーカウンター8が所定の値に達す
ると,カウンターシフト回路9はフレーム同期検出回路
2が疑似同期信号を確認していると判断して,クロック
入力ゲート回路4を1クロック分閉じる。これによって
フレーム同期カウンター5及びタイミング発生回路6の
動作を1クロック遅らせ,フレーム同期検出回路2が疑
似同期信号による同期確認状態より抜け出し,新たにフ
レーム同期検出回路2はフレーム同期信号を探し始め
る。
ところが,疑似同期信号による同期確認状態からの抜
け出しを行っている際,例えば,高次多重化装置の入出
力がスイッチャー等により切り替わり,新たな回線で通
信が開始した直後は,高次多重化装置の出力PCM信号に
誤まりが多く,このPCM信号を所謂巡回符号検査付の低
次群多重化装置に入力するとフレーム同期検出回路2,フ
レーム同期カウンター5及びタイミング発生回路6にて
同期確認が行われ,通信サービスを開始した後,エラー
カウンター8が所定値に達する。これによって同期がは
ずれ,通信サービスを中断することがある。
上述の不具合を防止するため,PCM入力信号確認回路15
にてPCM入力信号が確認されると,PCM入力信号確認回路1
5はタイマー動作開始信号を送出し,回路16を動作す
る。タイマー回路16は予め定められた期間,つまり高次
群多重装置の入出力が切り替わった直後のPCM信号誤ま
りが多い期間,エラーカウンタリセット信号(ガードタ
イム信号)18を送出し,エラーカウンター8をリセット
しておく。そして,上記の予め定められた期間が経過す
ると,タイマー回路16がガードタイム信号の出力を終了
する。これによって,エラーカウンタ8のリセットが解
除され,誤まりによるエラーのカウントを行なう。
第2図に通信回線の切り替えを行なう場合の例を示
す。21−1及び21−2は巡回検査機能のある低次群多重
装置,22は高次群多重化装置,23は通信回路切り替えのス
イッチャー,24−1と24−2は中継装置であり,図示は
しないが,中継装置24−1及び24−2の右方には同様に
して順次多重化装置,スイッチャー及び中継装置が接続
されている。ここで中継装置24−1に回線断等の障害が
生じるとスイッチャー23は回線を中継装置24−2側へ切
り替える。これによって高次群多重化装置22は,PCM入力
断を検出後,通信を再びはじめる。しかし,従来の場
合,高次群多重化装置22内では一瞬PCM入力断となるた
め高次群多重化装置22の多重化回路が安定になるまで低
次群多重化装置21−1及び21−2にはフレーム同期信号
は送出されるがPCM信号の誤まりが多い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では,PCM通信回線の障害又
は回線品質劣化等により,PCM通信の信号経路の切り替え
を行ったとき,巡回符号検査によるエラーをカウントす
るのをガードタイマー信号により一定時間リセットする
ことにより,一度フレーム同期を確認し通信サービスを
開始した後,再び通信サービスを中断するということが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図,第2図は
PCM通信装置のシステム接続の一例を示す図である。 1−PCM信号入力端子,2……フレーム同期検出回路,3…
…クロック入力端子,4……クロック入力ゲート回路,5…
…フレーム同期カウンター,6……タイミング発生回路,7
……巡回符号検査回路,8……エラーカウンター,9……カ
ウンターシフト回路,10……フレーム検出信号,11……巡
回符号エラー信号,12……フレーム同期タイミング信号,
13……巡回符号抽出タイミング信号,14……カウンタシ
フト回路,15……PCM入力信号確認回路,16……タイマー
回路,17……タイマー動作開始信号,18……エラーカウン
ターリセット信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM通信装置に用いられ,PCM信号中のフレ
    ーム同期信号を検出してフレーム検出信号を送出するフ
    レーム同期検出回路と,該フレーム検出信号に応じて開
    閉され,所定のクロックが入力されるクロック入力ゲー
    トと,該クロック入力ゲートに接続され,前記クロック
    によりカウントアップするフレーム同期カウンタと,該
    カウントアップに応じて前記フレーム同期信号に同期し
    たタイミング信号を発生するタイミング発生回路と,前
    記PCM信号中の巡回符号検査用チェックビットと巡回符
    号検査値とを比較する巡回符号検査回路と,該比較結果
    が一致しないとカウントアップされるエラーカウンター
    と,該エラーカウンターのカウントアップ値が所定の値
    に達すると前記クロック入力ゲートを1クロック分閉じ
    るカウンターシフト回路と,前記PCM信号の入力検出を
    行うPCM信号入力確認回路と,該PCM信号入力確認回路に
    よって前記PCM信号の入力が検出されると動作し,所定
    の時間リセット信号を送出するタイマー回路とを有し,
    前記リセット信号によって前記エラーカウンターがリセ
    ットされ,該エラーカウンターは前記所定の時間エラー
    カウントを停止するようにしたことを特徴とするフレー
    ム同期監視方式。
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