JP2584808B2 - 時分割多重方式による光空間伝送装置 - Google Patents

時分割多重方式による光空間伝送装置

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JP2584808B2 JP62334838A JP33483887A JP2584808B2 JP 2584808 B2 JP2584808 B2 JP 2584808B2 JP 62334838 A JP62334838 A JP 62334838A JP 33483887 A JP33483887 A JP 33483887A JP 2584808 B2 JP2584808 B2 JP 2584808B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、時分割多重技術を光空間伝送に応用し、多
数のシステム間のシリアル信号を効率よく、ワイヤレス
で伝送する際の時分割多重方式による光空間伝送装置に
関するものである。
従来の技術 従来、光信号の空間伝送を用いた通信手段として、テ
レビジョンのリモコン装置や光空間伝送モデムなどの応
用例があるが、これらは主に非同期式通信であり、多重
のデータを効率良くかつ多システム間で同時に伝送する
ことはできなかった。他方、有線での伝送では同期式で
時分割多重方式を用い、多重のデータを効率良く伝送す
る方法がとられる場合があった。
第3図は前述後者の時分割多重方式におけるフレーム
構成の一例を示す。第3図において、フレーム1は常に
“H"となっているフレームビット2を先頭にし、データ
ビット3を後に付けた構成となっている。このデータビ
ット3が各チャンネルのそれぞれのデータになってい
る。ここで、1フレームのビット数をnビットとしてお
く。
第4図はこの時分割多重回路のブロック図の一例を示
す。第4図において、4は源クロック発振器、5はn分
周カウンタで、時分割多重部6はこれらの出力を受けて
各チャンネルごとに割当てられたタイミングのずれたタ
イミングクロック7を出力し、このタイミングクロック
7に同期したデータ8を受け取り、第3図に示すフレー
ム1で構成されるNRZデータ9とクロック10を出力す
る。
次に時分割多重方式の受信系の一例を第5図に示す。
受信系は時分割多重回路から出力されるフレーム構成の
NRZデータ9とクロック10を、同期保護回路11で受け、
フレーム同期信号13を上記データ9とクロック10ととも
に時分割分離部12に送り、それぞれのチャンネルのデー
タ8とクロック7に分離する。
第6図は同期保護回路11の構成を示す。第6図におい
て、14はカウンタで、カウンタ14から出力されるクロッ
ク18はn分周されたクロックである。この分周クロック
18によりシフトレジスタ15で受信データ17がサンプリン
グされていく。このサンプリングした値により保護回路
16を動作させていく。他の9,10,13はそれぞれ第5図の
それと同じである。
第6図のシフトレジスタ15と保護回路16の一例を前方
4段と後方3段の回路として第7図に示す。第6図,第
7図において、フレーム同期が正常な状態から、連続4
回、第2図のフレームビット2としてサンプルしたビッ
トが“L"の状態が続くと、保護回路16の出力19は“H"と
なる。この状態がハンティング状態であり、このハンテ
ィング状態において、カウンタ14の出力18が“H"で、か
つ受信データ17の中でフレームビット2と思われるビッ
トの値が“L"のとき、負パルス20が発生し、カウンタ14
に入るクロック21の1発を抜き取る。このようにしてハ
ンティング状態ではフレームを1ビットづつずらしてい
き、フレームビットと思われるビットのサンプル値が連
続3回“H"の状態となるまでこれを繰り返す。
こうすることにより、伝送中のデータに誤りが発生し
た場合でも、ただの1回の誤りでフレーム同期がはずれ
ることもなく、また誤った所でフレーム同期がかかるこ
とも防いでいる。ただし、このような方式は主に有線伝
送に用いられ、最低限度の誤り率が保障され、また信号
の遮断がないことを前提としている。誤り率の劣化また
は信号の遮断の場合ただちにその有線系を不良と見なし
他の有線系に切り換えている。
発明が解決しようとする問題点 ここで、上記有線伝送に用いられていた時分割多重技
術を光空間伝送に用い、高効率、高速化を図ろうとした
場合、その回路構成例は第8図のようになる。第8図の
22,23はそれぞれ第4図,第5図に示した時分割多重回
路および時分割分離回路に対応する。24,25はマンチェ
スタ符号やCMI符号などのエンコーダとデコーダであ
る。26は電気−光変換回路、27は光−電気変換回路であ
る。この応用の場合、有線系と異なり、誤り率の保障が
完全でないとともに、光伝送路上に障害物が入った場
合、光信号の遮断がある。特に光信号の移動物による一
時的な遮断の場合、光信号が復旧したと同時に再度正常
な伝送を再開する必要がある。しかし、上記時分割分離
回路23では、光信号が遮断され、データ,クロックが再
生されなくなったとき、第7図に相当する保護回路が正
常状態にあるなら光信号復旧後誤ったフレーム位置でフ
レーム同期がかかる可能性が高くなる。第9図はこの状
態を示しており、35は保護回路の状態19を、36は光信号
の受信状態を示している。いま光信号受信が正常41から
遮断42に移行したとき保護回路が正常37であるなら、光
が遮断されている43の期間はクロックが再生されてない
ため、カウンタなどが停止しており、保護回路は光信号
遮断直前の状態のままとなっている。次に光信号受信が
遮断42から正常41に移行する45の瞬間から保護回路は光
信号遮断前の正常な時のつもりで動作を継続するため、
フレームを誤ってしまい、同期状態としてしまう可能性
が高い。一度同期状態に入った第6図の保護回路の場
合、ハンティング状態に移行するには、連続4回、フレ
ームとしているビットが“L"である必要がある。
本発明は上記問題点を解決するもので、光信号が遮断
されても、その復旧時のフレーム同期検出を安定化させ
ることができる時分割多重方式による光空間伝送装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、同期式で時
分割多重方式を用いた光空間伝送であって、伝送中に誤
り信号を受信した場合に複数回ハンティング状態を繰り
返す複数個のシフトレジスタからなる時分割分離回路の
同期保護回路を有するとともに、障害物などによる光信
号遮断を少なくともタイミング成分抽出用フィルタおよ
び全波高値検出器からなる光−電気変換回路で検出し、
この検出した信号を上記時分割分離回路の同期保護回路
に入力し、強制的にハンティング状態にすることによ
り、光信号の遮断復旧時にフレーム同期検出を安定化さ
せるように構成したものである。
作用 上記構成により、光信号遮断からの復旧の際必ず同期
保護回路はハンティング状態から再開できるので、従来
の同期保護回路に比べて誤つたフレーム位置で同期状態
に入ることは少なくなり、誤り率の劣化は免れる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に用いる同期保護回路の一実施例を示
し、第1図の17,18,19はそれぞれ第7図のそれと同じで
ある。第1図において、34は光信号遮断時に“L"となる
信号であり、この強制ハンティング入力34を持つことで
第7図のものとは相違する。第2図は光信号遮断検出機
能を有する光−電気変換回路のブロック図の一例を示
す。第2図において、28は増幅器、29はタイミング成分
抽出用フィルタ、30はタイミング成分増幅器、31a,31b
は識別器、32は全波高値検出器、33はコンパレータであ
る。タイミング成分増幅器30の出力は光信号が遮断され
たときに比べて、光信号が正常に受信されているときは
振幅が非常に大きく、この振幅を全波高値検出器32で検
出後、コンパレータ33で比較し、タイミング成分が大き
いとき、すなわち光信号があるときは、コンパレータ33
の出力信号34は“H"に、タイミング成分が小さいとき、
すなわち光信号遮断のときは、コンパレータ33の出力信
号34は“L"になる。この信号34が第1図の光信号遮断時
に“L"となる強制ハンティング入力34として用いられ
る。
第1図と第2図を連動させたときの動作を第10図に、
第9図と比較して示す。第10図の光信号遮断期間44では
クロックは停止しているが、保護回路はハンティング状
態を維持している。よって光信号が復旧した直後からハ
ンティング状態として再開でき、40で正常状態となる。
発明の効果 以上本発明によれば、時分割多重を用いた光空間伝送
装置において、光信号遮断からの復旧時に時分割多重の
フレーム同期に関して、同期保護回路を強制的にハンテ
ィング状態にするので、誤フレーム状態に入る可能性を
少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の光空間伝送装置に用いる同
期保護回路を示すブロック図、第2図は同光空間伝送装
置の光−電気変換回路ブロック図、第3図はフレーム構
成の一例を示す図、第4図は時分割多重回路の一例を示
すブロック図、第5図は時分割分離回路の一例を示すブ
ロック図、第6図は第5図の同期保護回路の一例を示す
ブロック図、第7図は従来の保護回路図、第8図は光空
間時分割多重伝送回路ブロック図、第9図および第10図
はそれぞれ従来および本発明の保護回路の状態を説明す
る動作説明図である。 1……フレーム、2……フレームビット、3……データ
ビット、4……源クロック発振器、5……n分周カウン
タ、6……時分割多重部、7……タイミングクロック、
8……データ、9……NRZデータ、10……クロック、11
……同期保護回路、12……時分割分離部、13……フレー
ム同期信号、14……カウンタ、15……シフトレジスタ、
16……保護回路、17……受信データ、18……分周クロッ
ク、22……時分割多重回路、23……時分割分離回路、24
……エンコーダ、25……デコーダ、26……電気−光変換
回路、27……光−電気変換回路、29……タイミング成分
抽出フィルタ、32……全波高値検出器、33……コンパレ
ータ、34……強制ハンティング入力(光遮断検出信
号)、35……保護回路の状態、36……光信号受信状態、
37……保護回路正常状態、38……保護回路不安定状態、
39……ハンティング状態、41……光受信、42……光遮
断、43,44……光信号遮断期間、45……遮断から正常へ
の移行瞬間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期式で時分割多重方式を用いた光空間伝
    送であって、伝送中に誤り信号を受信した場合に複数回
    ハンティング状態を繰り返す複数個のシフトレジスタか
    らなる時分割分離回路の同期保護回路を有するととも
    に、障害物などによる光信号遮断を少なくともタイミン
    グ成分抽出用フィルタおよび全波高値検出器からなる光
    −電気変換回路で検出し、この検出した信号を上記時分
    割分離回路の同期保護回路に入力し、強制的にハンティ
    ング状態にすることにより、光信号の遮断復旧時にフレ
    ーム同期検出を安定化させるように構成した時分割多重
    方式による光空間伝送装置。
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