JP2864324B2 - 冷蔵庫の騒音低減装置 - Google Patents
冷蔵庫の騒音低減装置Info
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- JP2864324B2 JP2864324B2 JP5135612A JP13561293A JP2864324B2 JP 2864324 B2 JP2864324 B2 JP 2864324B2 JP 5135612 A JP5135612 A JP 5135612A JP 13561293 A JP13561293 A JP 13561293A JP 2864324 B2 JP2864324 B2 JP 2864324B2
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- Japan
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- pipe
- compressor
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Description
を介して取付けられるコンプレッサと、支持体に固着さ
れると共にコンプレッサに連通パイプを介して接続され
る熱交換器とを備えた冷蔵庫の騒音低減装置に関する。
ト等の支持体に弾性支持されたコンプレッサの振動を連
通パイプの撓みにより吸収してコンプレッサやエバポレ
ータの熱交換器への加振を防止している。
レッサの振動状態や連通パイプのばね定数等の条件によ
っては、連通パイプが弦となってコンプレッサの振動に
共振し、共鳴音を発生することがある。
生を抑えることができる、冷蔵庫の騒音低減装置を提供
することを目的とする。
に本発明は、支持体に弾性支持部材を介して取付けられ
るコンプレッサと、支持体に固着されると共にコンプレ
ッサに連通パイプを介して接続される熱交換器とを備
え、コンプレッサの振動を連通パイプの撓みにより吸収
して熱交換器が加振されないようにした冷蔵庫におい
て、連通パイプに、該パイプの固有振動数と略等しい共
振振動数を持つ動制振器を設け、この動制振器が、連通
パイプの中間部に該パイプ自体で形成されるコイル部
と、このコイル部の一側部を結束するように巻付けられ
る重錘とから構成されることを特徴とする。
説明する。
ビネット1(支持体)の背面には、作動時上下方向に振
動する振動式コンプレッサ2が複数の弾性支持部材3を
介して取付けられ、またその一側に隣接するコンデンサ
4(熱交換器)が押え金具5により固着される。またキ
ャビネット1内には図示しないエバポレータ(熱交換
器)が固定的に設置される。そして、図2に示すよう
に、コンプレッサ2の吐出口とコンデンサ4の上流端と
は吐出パイプ6(連通パイプ)を介して接続され、また
コンプレッサ2の吸入口と前記エバポレータの下流端と
は吸入パイプ7(連通パイプ)を介して接続される。各
パイプ6,7は、銅、アルミニューム等の金属製である
が、それらの適所に弛み部6a,7aを形成して、撓み
易くなっている。またコンデンサ4の下流端は前記エバ
ポレータの上流端に接続される。
けられる。この動制振器8は、図3に示すように、吐出
パイプ6自体で形成される2巻き以上のコイル部9と、
このコイル部9の一側部を結束するように巻付けられる
帯状若しくはワイヤ状の重錘10とから構成される。こ
の重錘10の素材としては、ブチルゴムに比重の大なる
物質を混ぜたものや、鉛が適当である。
振動数と略等しい共振振動数を持つように、コイル部9
の根元のばね定数および重錘10の重量は選定される。
の固有振動数と略等しい共振振動数を持つ動制振器8が
設けられる。この動制振器8は前記吐出パイプ6の動制
振器8と同様の構成である。
弾性支持部3の弾性変形により吸収されるため、キャビ
ネット1への加振が防止され、また吐出パイプ6及び吸
入パイプ7の弛み部6a,7aの撓みによっても吸収さ
れるため、コンデンサ4及び図示しないエバポレータへ
の加振が防止される。
パイプ6又は吸入パイプ7の固有振動数に達すると、吐
出パイプ6又は吸入パイプ7は共振しようとするが、そ
の固有振動数に略等しい共振振動数を持つ、各パイプ
6,7の動制振器8が共振し、その作用により吐出パイ
プ6又は吸入パイプ7の共振を抑制することができる。
6,7自体で形成したコイル部9と、その一側部を結束
するように巻きつけられる重錘10とから構成され、そ
のコイル部9がばねとして機能するので、ばねを特別に
設ける必要がなく、構造が簡単であり、また重錘10
は、コイル部9上を動くことがあっても、コイル部9か
ら吐出、吸入パイプ6,7の直線部へ脱出するようなこ
とはない。
を逸脱することなく、種々の設計変更が可能である。例
えば、コンプレッサ2及びコンデンサ4は、キャビネッ
ト1を上面で支持する箱形の基台に設置することもでき
る。また動制振器8は、吐出パイプ6又は吸入パイプ7
の一方にのみ設けることもある。
弾性支持部材を介して取付けられるコンプレッサと、支
持体に固着されると共にコンプレッサに連通パイプを介
して接続される熱交換器とを備え、コンプレッサの振動
を連通パイプの撓みにより吸収して熱交換器が加振され
ないようにした冷蔵庫において、連通パイプに、該パイ
プの固有振動数と略等しい共振振動数を持つ動制振器を
設けたので、この動制振器の共振作用により、コンプレ
ッサの振動に対する連通パイプの共振を効果的に抑え
て、共鳴音(騒音)を低減させることができ、また連通
パイプとコンプレッサ間の接続部の弛みや外れ等を効果
的に防止することができる。
に該パイプ自体で形成されるコイル部と、このコイル部
の一側部を結束するように巻付けられる重錘とから構成
されるので、連通パイプの一部(コイル部)を動制振器
のばねとして機能させることができて動制振器の構造簡
素化、延いてはコスト節減を図ることができ、しかもそ
のコイル部の一側部に重錘を巻き付けるように結束した
ことで重錘のコイル部からの脱出(即ち連通パイプ直線
部への移動)を簡単且つ確実に防止することができる。
視図
Claims (1)
- 【請求項1】 支持体(1)に弾性支持部材(3)を介
して取付けられるコンプレッサ(2)と、支持体(1)
に固着されると共にコンプレッサ(2)に連通パイプ
(6,7)を介して接続される熱交換器(4)とを備
え、コンプレッサ(2)の振動を連通パイプ(6,7)
の撓みにより吸収して熱交換器(4)が加振されないよ
うにした冷蔵庫において、 連通パイプ(6,7)に、該パイプの固有振動数と略等
しい共振振動数を持つ動制振器(8)を設け、 この動制振器(8)は、連通パイプ(6,7)の中間部
に該パイプ(6,7)自体で形成されるコイル部(9)
と、このコイル部(9)の一側部を結束するように巻付
けられる重錘(10)とから構成される ことを特徴とす
る、冷蔵庫の騒音低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5135612A JP2864324B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 冷蔵庫の騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5135612A JP2864324B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 冷蔵庫の騒音低減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06347155A JPH06347155A (ja) | 1994-12-20 |
JP2864324B2 true JP2864324B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=15155886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5135612A Expired - Fee Related JP2864324B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 冷蔵庫の騒音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864324B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP5135612A patent/JP2864324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06347155A (ja) | 1994-12-20 |
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