JP2863963B2 - テレビジョン受信機 - Google Patents
テレビジョン受信機Info
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- Japan
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- beam current
- television receiver
- current amount
- receiver according
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビーム電流量の表示機
能を備えたテレビジョン受信機に関する。
能を備えたテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は従来のテレビジョン受信
機の概略構成を示す図である。図中、1はフライバック
トランスであって、フライバックトランス1の一次側巻
線は一次側電源入力端子2に接続され、二次側巻線は C
RTアノードボタン接続端子3に接続されるとともに、回
路保護用ダイオード7,オートビームリミッタ制御電圧
平滑コンデンサ8を介してオートビームリミッタ制御電
圧出力端子9に接続される。
機の概略構成を示す図である。図中、1はフライバック
トランスであって、フライバックトランス1の一次側巻
線は一次側電源入力端子2に接続され、二次側巻線は C
RTアノードボタン接続端子3に接続されるとともに、回
路保護用ダイオード7,オートビームリミッタ制御電圧
平滑コンデンサ8を介してオートビームリミッタ制御電
圧出力端子9に接続される。
【0003】フライバックトランス1の二次側巻線と回
路保護用ダイオード7との間には、その一端がビーム電
流量検出用電源入力端子4に接続され、他端が回路保護
用ダイオード7のカソードに接続されており、オートビ
ームリミッタを制御するためにビーム電流量を検出する
ビーム電流量検出抵抗5が配置されている。また、図
中、6はビーム電流計10の接続端子である。
路保護用ダイオード7との間には、その一端がビーム電
流量検出用電源入力端子4に接続され、他端が回路保護
用ダイオード7のカソードに接続されており、オートビ
ームリミッタを制御するためにビーム電流量を検出する
ビーム電流量検出抵抗5が配置されている。また、図
中、6はビーム電流計10の接続端子である。
【0004】次に動作について説明する。ビーム電流量
を設定する場合は(図4参照)、ビーム電流量検出抵抗
5の両端にビーム電流計10の接続端子6を接続する。ビ
ーム電流量検出用電源入力端子4から入力されたビーム
電流はビーム電流量検出抵抗5をバイパスしてビーム電
流計10に流れ、ビーム電流計10の測定値に基づき、図示
しない調整手段の操作によってビーム電流量が設定され
る。しかし、この場合、ビーム電流量検出抵抗5が短絡
状態となるため、通常使用状態のビーム電流量は測定不
可能となる。
を設定する場合は(図4参照)、ビーム電流量検出抵抗
5の両端にビーム電流計10の接続端子6を接続する。ビ
ーム電流量検出用電源入力端子4から入力されたビーム
電流はビーム電流量検出抵抗5をバイパスしてビーム電
流計10に流れ、ビーム電流計10の測定値に基づき、図示
しない調整手段の操作によってビーム電流量が設定され
る。しかし、この場合、ビーム電流量検出抵抗5が短絡
状態となるため、通常使用状態のビーム電流量は測定不
可能となる。
【0005】設定したビーム電流量を評価すべく通常使
用状態のビーム電流量を測定する場合は、電流計10の接
続を図5のように変更する。この場合、ビーム電流量検
出抵抗5を介した通常使用状態のビーム電流がビーム電
流計10を流れて測定可能となる。
用状態のビーム電流量を測定する場合は、電流計10の接
続を図5のように変更する。この場合、ビーム電流量検
出抵抗5を介した通常使用状態のビーム電流がビーム電
流計10を流れて測定可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
テレビジョン受信機にはビーム電流量の表示手段が設け
られていないため、ビーム電流量を設定する場合は電流
計を接続しなければならず、また、ビーム電流量の設定
評価を行うべく通常使用状態におけるビーム電流量を測
定するためには電流計の接続を変更しなければならず、
ビーム電流量の設定及びその評価が煩雑であるという問
題があった。
テレビジョン受信機にはビーム電流量の表示手段が設け
られていないため、ビーム電流量を設定する場合は電流
計を接続しなければならず、また、ビーム電流量の設定
評価を行うべく通常使用状態におけるビーム電流量を測
定するためには電流計の接続を変更しなければならず、
ビーム電流量の設定及びその評価が煩雑であるという問
題があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、電流計なしにビーム電流量を
検出してその値を表示するとともに、制御信号の別によ
って設定時及び通常使用時の電流路を切り替えることに
より、ビーム電流量の設定及びその評価が容易に行える
テレビジョン受信機の提供を目的とする。
になされたものであって、電流計なしにビーム電流量を
検出してその値を表示するとともに、制御信号の別によ
って設定時及び通常使用時の電流路を切り替えることに
より、ビーム電流量の設定及びその評価が容易に行える
テレビジョン受信機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るテレビ
ジョン受信機は、ビーム電流量に応じた電圧を出力し、
この出力電圧に基づいてビーム電流量を表示する表示回
路を設けたことを特徴とする。
ジョン受信機は、ビーム電流量に応じた電圧を出力し、
この出力電圧に基づいてビーム電流量を表示する表示回
路を設けたことを特徴とする。
【0009】第2の発明に係るテレビジョン受信機は、
第1の発明に係るテレビジョン受信機の、ビーム電流量
に応じた電圧を出力する手段が、オートビームリミッタ
を制御すべくビーム電流量を検出する抵抗素子を通過し
た通常使用時におけるビーム電流量、又は抵抗素子をバ
イパスする、ビーム電流量の設定時におけるビーム電流
量を検出し、このビーム電流量に応じた電圧を出力する
回路からなることを特徴とする。
第1の発明に係るテレビジョン受信機の、ビーム電流量
に応じた電圧を出力する手段が、オートビームリミッタ
を制御すべくビーム電流量を検出する抵抗素子を通過し
た通常使用時におけるビーム電流量、又は抵抗素子をバ
イパスする、ビーム電流量の設定時におけるビーム電流
量を検出し、このビーム電流量に応じた電圧を出力する
回路からなることを特徴とする。
【0010】第3の発明に係るテレビジョン受信機は、
さらに、ビーム電流量の設定時に外部から供給される制
御信号に応じて、抵抗素子を選択的にバイパスする回路
を有することを特徴とする。
さらに、ビーム電流量の設定時に外部から供給される制
御信号に応じて、抵抗素子を選択的にバイパスする回路
を有することを特徴とする。
【0011】第4の発明に係るテレビジョン受信機は、
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、水
平及び垂直帰線期間に、水平及び垂直帰線期間以外の期
間におけるビーム電流量を表示することを特徴とする。
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、水
平及び垂直帰線期間に、水平及び垂直帰線期間以外の期
間におけるビーム電流量を表示することを特徴とする。
【0012】第5の発明に係るテレビジョン受信機は、
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、そ
の連続的な変化に応じたビーム電流量を表示することを
特徴とする。
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、そ
の連続的な変化に応じたビーム電流量を表示することを
特徴とする。
【0013】第6の発明に係るテレビジョン受信機は、
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、所
定期間におけるビーム電流量の代表値を、該所定期間に
おけるビーム電流量として表示することを特徴とする。
第1の発明に係るテレビジョン受信機の表示回路が、所
定期間におけるビーム電流量の代表値を、該所定期間に
おけるビーム電流量として表示することを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明に係るテレビジョン受信機は、ビー
ム電流量に応じた電圧を出力し、この出力電圧に基づき
ビーム電流量を表示する。
ム電流量に応じた電圧を出力し、この出力電圧に基づき
ビーム電流量を表示する。
【0015】第2の発明に係るテレビジョン受信機は、
オートビームリミッタを制御すべくビーム電流量を検出
する抵抗素子を通過した通常使用時のビーム電流量に応
じた電圧又はこの抵抗素子をバイパスした設定時のビー
ム電流量に応じた電圧を選択的に出力する。
オートビームリミッタを制御すべくビーム電流量を検出
する抵抗素子を通過した通常使用時のビーム電流量に応
じた電圧又はこの抵抗素子をバイパスした設定時のビー
ム電流量に応じた電圧を選択的に出力する。
【0016】第3の発明に係るテレビジョン受信機は、
外部から供給される制御信号の別によって抵抗素子を選
択的に通過するか又はバイパスし、通常使用時又は設定
時におけるビーム電流量に応じた電圧を出力する。
外部から供給される制御信号の別によって抵抗素子を選
択的に通過するか又はバイパスし、通常使用時又は設定
時におけるビーム電流量に応じた電圧を出力する。
【0017】第4の発明に係るテレビジョン受信機は、
ビーム電流量が減衰する水平及び垂直帰線期間に、水平
及び垂直帰線期間のビーム電流量以外の期間におけるビ
ーム電流量を表示する。
ビーム電流量が減衰する水平及び垂直帰線期間に、水平
及び垂直帰線期間のビーム電流量以外の期間におけるビ
ーム電流量を表示する。
【0018】第5の発明に係るテレビジョン受信機は、
その連続的な変化に応じたビーム電流量を表示する。
その連続的な変化に応じたビーム電流量を表示する。
【0019】第6の発明に係るテレビジョン受信機は、
所定期間におけるビーム電流量の平均値,最大値等の代
表値を、その所定期間のビーム電流量として表示する。
所定期間におけるビーム電流量の平均値,最大値等の代
表値を、その所定期間のビーム電流量として表示する。
【0020】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係るテレビジョン受信機を
構成するビーム電流量検出部の等価回路図及びビーム電
流量表示部のブロック図である。まず、ビーム電流量検
出部の構成について説明する。図中、1はフライバック
トランスであって、フライバックトランス1の一次側巻
線は一次側電源入力端子2に接続され、二次側巻線は C
RTアノードボタン接続端子3及び回路保護用ダイオード
7,オートビームリミッタ制御電圧平滑コンデンサ8を
介してオートビームリミッタ制御電圧出力端子9に接続
されている。
て説明する。図1は本発明に係るテレビジョン受信機を
構成するビーム電流量検出部の等価回路図及びビーム電
流量表示部のブロック図である。まず、ビーム電流量検
出部の構成について説明する。図中、1はフライバック
トランスであって、フライバックトランス1の一次側巻
線は一次側電源入力端子2に接続され、二次側巻線は C
RTアノードボタン接続端子3及び回路保護用ダイオード
7,オートビームリミッタ制御電圧平滑コンデンサ8を
介してオートビームリミッタ制御電圧出力端子9に接続
されている。
【0021】フライバックトランス1の二次側巻線と回
路保護用ダイオード7との接点には、ビーム電流を検出
するためのフォトカプラ18を構成する発光ダイオードの
カソードが接続され、この発光ダイオードのアノードは
ビーム電流量検出抵抗5の一端に接続され、ビーム電流
量検出抵抗5の他端はビーム電流量検出用電源入力端子
4に接続される。また、フォトカプラ18を構成するフォ
トトランジスタのコレクタは検出電圧出力用電源端子28
に接続され、エミッタは、その一方が接地された抵抗19
に接続され、ビーム電流量に比例した電流を抵抗19に流
し、その電流量に応じた電圧が発生する。
路保護用ダイオード7との接点には、ビーム電流を検出
するためのフォトカプラ18を構成する発光ダイオードの
カソードが接続され、この発光ダイオードのアノードは
ビーム電流量検出抵抗5の一端に接続され、ビーム電流
量検出抵抗5の他端はビーム電流量検出用電源入力端子
4に接続される。また、フォトカプラ18を構成するフォ
トトランジスタのコレクタは検出電圧出力用電源端子28
に接続され、エミッタは、その一方が接地された抵抗19
に接続され、ビーム電流量に比例した電流を抵抗19に流
し、その電流量に応じた電圧が発生する。
【0022】ビーム電流量検出抵抗5の両端にはトラン
ジスタ11のコレクタ及びエミッタが接続され、そのベー
スは、直列接続された抵抗12及び13の中間に接続され
る。抵抗12の他端はトランジスタ11のエミッタに接続さ
れ、抵抗13の他端は、そのエミッタが接地されたトラン
ジスタ14のコレクタに接続されている。
ジスタ11のコレクタ及びエミッタが接続され、そのベー
スは、直列接続された抵抗12及び13の中間に接続され
る。抵抗12の他端はトランジスタ11のエミッタに接続さ
れ、抵抗13の他端は、そのエミッタが接地されたトラン
ジスタ14のコレクタに接続されている。
【0023】トランジスタ14のベースは抵抗16を介し
て、例えば、 LOWレベル電圧で通常動作モード、HIGHレ
ベル電圧でビーム電流設定モードに切り替える切り替え
信号入力端子17に接続される。トランジスタ14と抵抗16
との間には、その一端が接地された抵抗15が接続され
る。
て、例えば、 LOWレベル電圧で通常動作モード、HIGHレ
ベル電圧でビーム電流設定モードに切り替える切り替え
信号入力端子17に接続される。トランジスタ14と抵抗16
との間には、その一端が接地された抵抗15が接続され
る。
【0024】次に、ビーム電流量表示部の構成について
説明する。抵抗19とフォトカプラ18との接点にはアナロ
グ−デジタル変換器(以下、A/D変換器という)20が接
続され、A/D 変換機20の出力は、マイクロプロセッサ,
メモリ,メモリコントローラ等からなるデータエンコー
ダ21に出力される。データエンコーダ21には入力端子2
6,27 から水平・垂直同期信号が供給されており、デー
タエンコーダ21からのデジタル信号は文字発生器22に出
力されるが、水平・垂直同期信号が入力されると、水平
・垂直帰線期間直前のデータを保持し出力する。文字発
生器22が発生した文字は増幅器(AMP)24 に出力され、 C
RT25に表示される。
説明する。抵抗19とフォトカプラ18との接点にはアナロ
グ−デジタル変換器(以下、A/D変換器という)20が接
続され、A/D 変換機20の出力は、マイクロプロセッサ,
メモリ,メモリコントローラ等からなるデータエンコー
ダ21に出力される。データエンコーダ21には入力端子2
6,27 から水平・垂直同期信号が供給されており、デー
タエンコーダ21からのデジタル信号は文字発生器22に出
力されるが、水平・垂直同期信号が入力されると、水平
・垂直帰線期間直前のデータを保持し出力する。文字発
生器22が発生した文字は増幅器(AMP)24 に出力され、 C
RT25に表示される。
【0025】次に、通常時及び設定時におけるビーム電
流量の検出動作について説明する。通常動作時には切り
替え信号入力端子17に LOWレベル電圧を与えると、抵抗
16,15 を介してトランジスタ14のベースに LOWレベルの
電圧が加わってトランジスタ14が OFF状態となり、抵抗
12,13 に電流が流れなくなる。これにより、トランジス
タ11のベースとエミッタとに電位差がなくなり、トラン
ジスタ11が OFF状態となるので回路は通常の動作をし、
ビーム電流検出抵抗5を介したビーム電流はフォトカプ
ラ18の発光ダイオードを経てオートビームリミッタ制御
電圧出力端子9から出力される。
流量の検出動作について説明する。通常動作時には切り
替え信号入力端子17に LOWレベル電圧を与えると、抵抗
16,15 を介してトランジスタ14のベースに LOWレベルの
電圧が加わってトランジスタ14が OFF状態となり、抵抗
12,13 に電流が流れなくなる。これにより、トランジス
タ11のベースとエミッタとに電位差がなくなり、トラン
ジスタ11が OFF状態となるので回路は通常の動作をし、
ビーム電流検出抵抗5を介したビーム電流はフォトカプ
ラ18の発光ダイオードを経てオートビームリミッタ制御
電圧出力端子9から出力される。
【0026】これに対し、ビーム電流量設定時には切り
替え信号入力端子17にHIGHレベル電圧を与えると、抵抗
16,15 を介してトランジスタ14のベースにHIGHレベルの
電圧が加わって電流が流れ込み、トランジスタ14がON状
態となる。この時、ビーム電流量検出用電源入力端子4
より抵抗12,13 を介してトランジスタ14のコレクタに電
流が流れ込むと、抵抗12に電流が流れることにより、ト
ランジスタ11のベースとエミッタとに電位差が発生し、
トランジスタ11のベースより電流が流れてトランジスタ
11がON状態となる。従って、トランジスタ11によりビー
ム電流量検出抵抗5がバイパスされ、ビーム電流量の設
定が可能な状態となる。
替え信号入力端子17にHIGHレベル電圧を与えると、抵抗
16,15 を介してトランジスタ14のベースにHIGHレベルの
電圧が加わって電流が流れ込み、トランジスタ14がON状
態となる。この時、ビーム電流量検出用電源入力端子4
より抵抗12,13 を介してトランジスタ14のコレクタに電
流が流れ込むと、抵抗12に電流が流れることにより、ト
ランジスタ11のベースとエミッタとに電位差が発生し、
トランジスタ11のベースより電流が流れてトランジスタ
11がON状態となる。従って、トランジスタ11によりビー
ム電流量検出抵抗5がバイパスされ、ビーム電流量の設
定が可能な状態となる。
【0027】次に、ビーム電流量の表示動作について説
明する。A/D 変換器20は、フォトカプラ18が検出したビ
ーム設定時又は通常使用時におけるビーム電流量に応じ
て抵抗19の両端に発生した電圧をデータエンコーダ21で
処理可能なデジタル信号に変換してデータエンコーダ21
に出力する。データエンコーダ21はA/D 変換器20から与
えられるデジタル信号よりオンスクリーンディスプレイ
の文字発生に必要なデータ信号を生成して文字発生器22
に出力する。文字発生器22は、受け取ったデータ信号に
応じたオンスクリーンディスプレイの文字を発生する。
文字データはAMP 24で増幅されて CRT25に表示される。
明する。A/D 変換器20は、フォトカプラ18が検出したビ
ーム設定時又は通常使用時におけるビーム電流量に応じ
て抵抗19の両端に発生した電圧をデータエンコーダ21で
処理可能なデジタル信号に変換してデータエンコーダ21
に出力する。データエンコーダ21はA/D 変換器20から与
えられるデジタル信号よりオンスクリーンディスプレイ
の文字発生に必要なデータ信号を生成して文字発生器22
に出力する。文字発生器22は、受け取ったデータ信号に
応じたオンスクリーンディスプレイの文字を発生する。
文字データはAMP 24で増幅されて CRT25に表示される。
【0028】また、ビーム電流量は水平・垂直帰線期間
に減少するので、ビーム電流量検出電圧に水平・垂直帰
線期間に同期したリップル電圧が発生する。実際にビー
ム電流量を評価する場合、このリップル電圧は不用であ
るため、データエンコーダ21は水平・垂直帰線期間はそ
の直前のデータ信号を保持する。直前のデータ信号を保
持するタイミングは、端子26,27 より水平・垂直同期信
号を入力することにより検出する。なお、ビーム電流量
の変化感度は、データエンコーダ21の設定により可変と
する。
に減少するので、ビーム電流量検出電圧に水平・垂直帰
線期間に同期したリップル電圧が発生する。実際にビー
ム電流量を評価する場合、このリップル電圧は不用であ
るため、データエンコーダ21は水平・垂直帰線期間はそ
の直前のデータ信号を保持する。直前のデータ信号を保
持するタイミングは、端子26,27 より水平・垂直同期信
号を入力することにより検出する。なお、ビーム電流量
の変化感度は、データエンコーダ21の設定により可変と
する。
【0029】図2及び3は文字発生器22が発生するオン
スクリーンディスプレイの文字データの例を示す図であ
る。図2は、ビーム電流量に応じてデータエンコーダ21
が生成する8bit のデジタル信号に基づき、“0μA,
10μA,…”の数値で表示し、また、図3の場合はバー
表示するものである。
スクリーンディスプレイの文字データの例を示す図であ
る。図2は、ビーム電流量に応じてデータエンコーダ21
が生成する8bit のデジタル信号に基づき、“0μA,
10μA,…”の数値で表示し、また、図3の場合はバー
表示するものである。
【0030】なお、ビーム電流量の表示は、ビーム電流
量の変化に応じて刻々の電流量を表示しても、また、所
定期間内の平均値,最大値等の代表値を表示してもよ
く、さらにはこれらのいずれかの表示態様を選択する手
段を設けて、使用者の選択を可能としてもよく、いずれ
の場合も本実施例と同様の効果が得られる。
量の変化に応じて刻々の電流量を表示しても、また、所
定期間内の平均値,最大値等の代表値を表示してもよ
く、さらにはこれらのいずれかの表示態様を選択する手
段を設けて、使用者の選択を可能としてもよく、いずれ
の場合も本実施例と同様の効果が得られる。
【0031】また、本実施例ではビーム電流量のオンス
クリーンディスプレイの例として数値表示,バー表示を
挙げたが、オンスクリーンディスプレイの表示はこれら
に限るものではない。
クリーンディスプレイの例として数値表示,バー表示を
挙げたが、オンスクリーンディスプレイの表示はこれら
に限るものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るテレビジョ
ン受信機は、電流計を接続しなくてもビーム電流量を検
出して表示し、また、ビーム電流量の設定時及び通常使
用時の状態を制御信号の切り替えで容易に再現できるの
で、ビーム電流量の設定及びその評価が容易であるとい
う優れた効果を奏する。
ン受信機は、電流計を接続しなくてもビーム電流量を検
出して表示し、また、ビーム電流量の設定時及び通常使
用時の状態を制御信号の切り替えで容易に再現できるの
で、ビーム電流量の設定及びその評価が容易であるとい
う優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係るテレビジョン受信機の概略構成図
である。
である。
【図2】本発明に係るテレビジョン受信機による電流量
の表示例を示す図である。
の表示例を示す図である。
【図3】本発明に係るテレビジョン受信機による電流量
の他の表示例を示す図である。
の他の表示例を示す図である。
【図4】ビーム電流量設定時における従来のテレビジョ
ン受信機の概略構成図である。
ン受信機の概略構成図である。
【図5】通常使用状態における従来のテレビジョン受信
機の概略構成図である。
機の概略構成図である。
1 フライバックトランス 4 ビーム電流量検出用電源入力端子 5 ビーム電流量検出抵抗 9 オートビームリミッタ制御電圧出力端子 17 切り替え信号入力端子 18 フォトカプラ 20 A/D 変換器 21 データエンコーダ 22 文字発生器 25 CRT 26,27 水平・垂直同期信号入力端子28 フォトカプラ検出電圧出力用電源端子
Claims (6)
- 【請求項1】 ビーム電流量を制限するオートビームリ
ミッタを制御すべくビーム電流量を検出する抵抗素子が
設けられているテレビジョン受信機において、ビーム電
流量に応じた電圧を出力する回路と、該手段の出力電圧
に基づき、前記ビーム電流量を表示する表示回路とを備
えたことを特徴とするテレビジョン受信機。 - 【請求項2】 ビーム電流量に応じた電圧を出力する前
記回路は、前記抵抗素子を通過したビーム電流又は前記
抵抗素子をバイパスしたビーム電流を検出して該ビーム
電流に応じた電圧を出力する回路からなる請求項1記載
のテレビジョン受信機。 - 【請求項3】 外部から供給される制御信号の別によっ
て前記抵抗素子を選択的にバイパスする回路を有する請
求項1記載のテレビジョン受信機。 - 【請求項4】 前記表示回路は、水平及び垂直帰線期間
のビーム電流の表示には水平及び垂直帰線期間以外の期
間におけるビーム電流量を表示してなる請求項1記載の
テレビジョン受信機。 - 【請求項5】 前記表示回路は、その連続的な変化に応
じたビーム電流量を表示してなることを特徴とする請求
項1記載のテレビジョン受信機。 - 【請求項6】 前記表示回路は、所定期間におけるビー
ム電流量の代表値を、該所定期間におけるビーム電流量
として表示してなることを特徴とする請求項1記載のテ
レビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21779692A JP2863963B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | テレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21779692A JP2863963B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | テレビジョン受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670262A JPH0670262A (ja) | 1994-03-11 |
JP2863963B2 true JP2863963B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16709870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21779692A Expired - Fee Related JP2863963B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | テレビジョン受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863963B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP21779692A patent/JP2863963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670262A (ja) | 1994-03-11 |
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