JPH039021Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039021Y2
JPH039021Y2 JP4084082U JP4084082U JPH039021Y2 JP H039021 Y2 JPH039021 Y2 JP H039021Y2 JP 4084082 U JP4084082 U JP 4084082U JP 4084082 U JP4084082 U JP 4084082U JP H039021 Y2 JPH039021 Y2 JP H039021Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
switching
input data
signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4084082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58144273U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4084082U priority Critical patent/JPS58144273U/ja
Publication of JPS58144273U publication Critical patent/JPS58144273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH039021Y2 publication Critical patent/JPH039021Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オート(auto)とマニユアル
(manual)のレンジ切換手段を有するデイジタル
電圧計に関するものである。
オートとマニユアルのレンジ切換手段を有する
デイジタル電圧計は公知である。この公知のレン
ジ切換手段はオートレンジを解除してマニユアル
レンジを選択した場合、レンジはその状態で固定
され、アツプ・ダウンの機能は無くなるようにな
つている。この状態でそのレンジが高感度レンジ
になつていた時に過大入力が加わつた場合に、例
えば発熱する等、最大許容入力電圧に耐えるだけ
のがん強な保護回路が必要とする。加えて、この
ような保護回路を用いた場合、過大入力が復帰し
たとき回路が飽和した状態から元の状態に戻るの
に時間がかかる。一方、上記のような保護回路の
代りに、過大入力が加わつた場合適切なレンジに
自動的にジヤンプさせる方式も公知であるが、こ
の方式では過大入力が無くなり、正常な入力に復
帰したときに元のレンジに戻らなくなる欠点があ
る。
本考案はマニユアルレンジの切換えを選択した
時に過大入力が加わつた場合に高電圧測定レンジ
へ自動的にジヤンプさせ、復帰したときは即座に
元のレンジに戻るようにして上記従来技術が有す
る欠点を除去したもので、その実施例を第1図に
示す。
第1図において、H,Lは入力端子、RGはレ
ンジ切換回路で、互に連動する一対の単投双極の
切換スイツチS1,S2と直列抵抗Rおよび抵抗素子
で構成されたアツテネータATTよりなるもので
ある。Aはアンプ、ADはアナログ・デイジタル
変換器、CPはウインドコンパレータ、CPUは記
憶、演算、制御機能を有する演算制御回路であ
る。なお、以下の説明においてはアナログ・デイ
ジタル変換器ADをAD変換器、ウインドコンパ
レータCPをコンパレータCP、そして演算制御回
路CPUを単にCPUと略記する。DISは表示回路
である。
レンジ切換回路RGはアンプAに接続され、ア
ンプAの出力はAD変換器とコンパレータCPを介
してCPUに与えられ、CPUのデータ出力は表示
回路DISで表示される。CPUはこのデータ出力の
他に、レンジを切換えるレンジ信号をレンジ切換
回路RGを構成する切換スイツチS1,S2に送出す
る。
入力端子H,L間に印加される被測定入力はレ
ンジ切換回路RGを介してアンプAに供給され
る。アンプAの出力はAD変換器でデイジタル信
号に変換されてCPUに与えられ、表示回路DISは
CPUが出力する被測定入力に対応したデータの
値を表示する。
このようなデイジタル電圧計において、レンジ
切換がオートの時はアンプAの出力はAD変換器
と共にコンパレータCPにも与えられる。このコ
ンパレータはアンプAの出力、すなわち被測定入
力が現在のレンジに対してオーバしているかまた
はアンダーのときにはオーバまたはアンダーの信
号をCPUに送出し、CPUはその信号を基にして
適切なレンジ信号をレンジ切換回路RGのスイツ
チS1,S2に送出し、これを切換えることにより適
切なレンジが選ばれる。
次に、マニユアルレンジについて説明する。マ
ニユアルレンジに切換においては、レンジの切換
回路RGを構成するレンジ切換スイツチS1,S2
マニユアル(手動)で切換操作することにより行
なわれる。マニユアルレンジが選択された場合に
過大入力が加わつた時のレンジ切換動作を第2図
のフローチヤートを用いて説明する。マニユアル
レンジ時において、入力が適正なレンジの場合に
はCPUはこれを判断し、その結果データは表示
回路DISにおいてそのまま表示される。過大入力
が加わつてオーバレンジした場合、そのオーバレ
ンジはコンパレータCPで検出され、その検出信
号はCPUに送出される。CPUはオーバレンジ表
示信号を表示回路DISに送出するとともに、内部
レジスタでそのときのレンジを記憶する。
また、コンパレータCPで検出されCPUに送出
されたオーバレンジの検出信号により、CPUは
レンジがオーバしたことを示すレンジオーバ信号
をレンジ切換回路RGに送出する。このレンジオ
ーバ信号によつて、レンジがアツプする方向にレ
ンジ切換回路RGを構成する切換スイツチS1,S2
を切換えることにより、レンジアツプが行なわれ
る。このレンジアツプの操作は、オーバレンジで
ある限りCPUにより最高レンジまで自動的に行
なわれる。このレンジング操作は瞬時に行われ
る。すなわち、レンジは高電圧測定レンジへジヤ
ンプする。そして、この高電圧測定レンジで入力
データがCPUに取込まれる。
入力が正常値に復帰した場合、コンパレータ
CPはこれをアンダー状態として検出し、CPUは
レンジをダウンにする信号をレンジ切換回路RG
に送出し、これによりレンジが下がる。そして、
CPUは下がつた時のレンジと、CPUレジスタに
記憶されていた過大入力が加わる直前のレンジと
を比較し、まだそのレンジがオーバであるときは
再びレンジをアンダーにする信号をレンジ切換回
路RGに送出し、レンジを更に下げる。そのレン
ジが過大入力が加わる直前のレンジに等しくなる
とCPUはこれを判断してそのときのデータを表
示回路DISに送出し、表示回路DISは被測定入力
値を表示する。このように過大入力が正常値に復
帰した場合に、元のレンジに戻る操作も瞬時に行
われる。
このように本考案においては、マニユアルレン
ジ時において、過大入力が加わつた場合には自動
的に高電圧測定レンジにジヤンプさせ、その過大
入力が正常値に復帰したときには自動的に即座に
元のレンジに戻るようにレンジ切換回路を構成し
たので、過大電圧範囲内の電圧が加つても内部回
路が保護されて安全なレンジになつていると共
に、従来の如く保護回路が長時間過大入力に耐え
る必要が無くなり、熱的に強く高価な部品を減ら
すことができる。また、マニユアルレンジで過大
入力が加わり別のレンジへ移つても復帰すれば元
のレンジに自動的に戻るので、使用にあたつて極
めて便利なデイジタル電圧計を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のデイジタル電圧計の一実施例
を示すブロツク図、第2図は第1図のマニユアル
レンジ時の動作を説明するためのフローチヤート
である。 RG……レンジ切換回路、AD……アナログ・
デイジタル変換器、CP……ウインドコンパレー
タ、CPU……演算制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 オートとマニユアルで切換えられる切換スイツ
    チ及びアツテネータとよりなり入力データのレン
    ジの切換を行うレンジ切換回路と、このレンジ切
    換回路の出力信号がアナログ・デイジタル変換器
    及びウインドコンパレータを介して取り込まれる
    演算制御部、及びこの演算制御部を介して入力デ
    ータの値を表示する表示回路を備えた装置にし
    て、 オート切換時において前記ウインドコンパレー
    タの検出信号を基にして適切なレンジ信号を前記
    レンジ切換回路に与える手段、 マニユアル切換時において過大入力が加わつた
    場合に過大入力が加わる直前のレンジを記憶して
    いるレンジ記憶手段、及び前記ウインドコンパレ
    ータの検出信号を基にしてレンジオーバ信号を前
    記レンジ切換回路に送出して高電圧測定レンジに
    切換えジヤンプする手段、過大入力が正常値に復
    帰すると前記ウインドコンパレータの検出信号を
    基にしてレンジアンダー信号を前記レンジ切換回
    路に送出してレンジを下げる手段、下がつたレン
    ジと前記レンジ記憶手段で記憶されている過大入
    力が加わる直前のレンジとを比較する手段、下が
    つたレンジとレンジ記憶手段で記憶されているレ
    ンジとが等しくなるとその時の入力データを表示
    回路に送出する手段を設け、 前記オート切換時におけるレンジ切換信号を与
    える操作、及びマニユアル切換時おいてレンジの
    記憶と高電圧測定レンジにジヤンプする操作とレ
    ンジを下げる操作、下がつたレンジと前記レンジ
    記憶手段で記憶されているレンジとを比較する操
    作、及び入力データを表示回路に送出する操作を
    前記演算制御部で自動的に行わせるように構成し
    たことを特徴とするデイジタル電圧計。
JP4084082U 1982-03-23 1982-03-23 デイジタル電圧計 Granted JPS58144273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084082U JPS58144273U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 デイジタル電圧計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084082U JPS58144273U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 デイジタル電圧計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58144273U JPS58144273U (ja) 1983-09-28
JPH039021Y2 true JPH039021Y2 (ja) 1991-03-06

Family

ID=30052042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4084082U Granted JPS58144273U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 デイジタル電圧計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58144273U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038969A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Hioki Ee Corp インピーダンス測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58144273U (ja) 1983-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6232747B1 (en) Remaining-amount-of-battery detecting device
US4800336A (en) Battery level indicator supplying data from a memory to a display in a power-off state
JPS6313135B2 (ja)
US4412591A (en) Method and apparatus for selecting operating modes or parameters in an electrical scale
JPH039021Y2 (ja)
US3934188A (en) Self-testing battery discharge indicator
US5500834A (en) Device for measuring time lapse after turn off of power source and method thereof
JPH0560798A (ja) デジタルマルチメータ
JP3640109B2 (ja) 測定装置の自動レンジ切換え装置
JP3488300B2 (ja) 充電装置
KR920009650B1 (ko) 자기진단기능을 구비한 차단기 및 그의 자기진단 방법
JPH07234979A (ja) 熱感知器
JP2863963B2 (ja) テレビジョン受信機
JP3040828B2 (ja) 熱感知器
JPH0411179Y2 (ja)
JP3172041B2 (ja) 通信装置
JPS613073A (ja) アナログ計測システムにおける断線検出方式
JPH0733170Y2 (ja) ディジタルマルチメータ
CA1102877A (en) Oxygen monitoring circuit
KR0136617B1 (ko) 트랜스 포머 양부 측정 장치
KR940006601B1 (ko) 포탄 근접 신관의 하이브리드회로(hybrid IC) 측정장치
JP2737392B2 (ja) サーマルリレーの設定電流表示装置
JP2723666B2 (ja) 継電器特性測定器およびその測定方法
JP3075434B2 (ja) 高速抵抗測定装置
JPS6346816Y2 (ja)