JP3172041B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3172041B2
JP3172041B2 JP13592594A JP13592594A JP3172041B2 JP 3172041 B2 JP3172041 B2 JP 3172041B2 JP 13592594 A JP13592594 A JP 13592594A JP 13592594 A JP13592594 A JP 13592594A JP 3172041 B2 JP3172041 B2 JP 3172041B2
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/02Electric signal transmission systems in which the signal transmitted is magnitude of current or voltage
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントシステム等に
おいて現場に設置されたフィールド機器と通信を行うこ
とのできる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントを制御する際には圧力や流量な
ど各種プロセス量を検出するために多数のセンサが使用
される。これらのセンサから出力される信号を中央に設
置された制御監視装置へ入力してその内部にてプロセス
量の制御、監視を行っている。
【0003】センサから制御監視装置へプロセス量を伝
送する信号は直流電流4〜20mAのアナログ信号が現
在の主流である。このアナログ信号へディジタル信号を
重畳させてセンサと通信装置(マスタ)間で双方向通信
し、センサパラメータ(例えばレンジやゼロ点調整等)
の遠隔設定・変更やセンサの保守情報(例えばタグ番
号、接液部の材質情報、前回の保守点検日等)を読出す
技術が開発されている。
【0004】この通信装置としては保守・点検時などに
携帯し、図5に示すように電源1、トランスミッタ2、
負荷抵抗3で構成されるトランスミッタループへ接続
し、作業終了後には取り外すことのできる携帯型のもの
(ハンドヘルドターミナル)がよく利用される。
【0005】ハンドヘルドターミナルの構成例を図6に
示す。このハンドヘルドターミナルは、アナログ信号分
である直流成分を阻止し、交流信号(通信信号)成分を
通過させるI/F(インターフェース)回路5を介して
トランスミッタループへ接続される。そして、I/F回
路5を通過した交流信号成分を通信制御回路6を介して
通信信号成分だけ取り出し、CPU7にて処理を行う。
なお、CPU7が動作するためにメモリ9、電源11が
設けられ、さらにヒューマンインターフェースとしてL
CD等の表示器10、データの入力用のキー入力装置8
が設けられている。
【0006】図7は、一般的なI/F回路5の構成を示
している。同図に示すように、I/F回路5はコンデン
サ12とトランス13を組み合わせて構成したものを使
用することが多い。
【0007】ところが、図7に示す構成のI/F回路5
を初めてトランスミッタループへ接続する場合、このコ
ンデンサ12は瞬間的(例えば1秒以下)に電流が流れ
こみ充電される。この充電電流の変化はトランスミッタ
ループを流れるアナログ信号に重畳される。
【0008】また、ハンドヘルドターミナルをあるフィ
ールド機器のトランスミッタループから一旦取り外した
後、他のトランスミッタループへ接続する場合、そのト
ランスミッタループの接続箇所の電位がコンデンサ12
の電位と異なっているとI/F回路5からトランスミッ
タループへ電流が流れ出す(放電)現象が発生する。こ
の放電電流の変化も同様にトランスミッタループを流れ
るアナログ信号に重畳する。
【0009】これら充電電流/放電電流がトランスミッ
タループを流れるアナログ信号に対して無視できない量
になると測定誤差となる可能性がある。トランスミッタ
ループを流れるアナログ信号をプロセス量の検出信号と
して取り込んでいる受信計器の入力には通常数十ms程
度のローパスフィルタが挿入されているので上記充電電
流(放電電流)は瞬間的な現象であり無視できる場合が
多い。しかし、高速応答を要求されるシステムでは、受
信計器のローパスフィルタを大きくすることができない
ため、充電電流又は放電電流によるアナログ信号の変化
をプロセスの変化と判断してしまう可能性がある。特
に、自動制御がなされているトランスミッタループで通
信を実行する場合、ハンドヘルドターミナル接統時の影
響で制御に支障を来す可能性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、アナログ
信号の直流成分をカットするコンデンサを備えた通信装
置は、トランスミッタループへ接続したときI/F回路
に流れる充電電流/放電電流がアナログ信号に与える影
響によって受信計器側で測定誤差が生じる可能性があっ
た。
【0011】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、トランスミッタループへ接続したときにト
ランスミッタループに流れているアナログ信号に影響を
与えることのない通信装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、フィールド機器が発信するプロセス量
に応じたアナログ信号を伝送する信号線上にディジタル
信号を重畳させてアナログ信号と異なった内容のデータ
を伝送してフィールド機器と双方向通信をする通信装置
において、アナログ信号を伝送する信号線との接続部分
に抵抗とコンデンサからなる時定数回路を設け、この時
定数回路の抵抗をスイッチにより短絡できるように構成
した。
【0013】請求項2に対応する本発明は、フィールド
機器が発信するプロセス量に応じたアナログ信号を伝送
する信号線上にディジタル信号を重畳させてアナログ信
号と異なった内容のデータを伝送してフィールド機器と
双方向通信をする通信装置において、アナログ信号を伝
送する信号線との接続部分にコンデンサを設け、このコ
ンデンサの両端間の電圧を監視することによりアナログ
信号を伝送する信号線に接続された事を検出するように
構成した。
【0014】請求項3に対応する本発明は、フィールド
機器が発信するプロセス量に応じたアナログ信号を伝送
する信号線上にディジタル信号を重畳させてアナログ信
号と異なった内容のデータを伝送してフィールド機器と
双方向通信する通信装置において、アナログ信号を伝送
する信号線との接続部分にコンデンサを設け、アナログ
信号を伝送する信号線との接続箇所の電圧を監視し、前
記コンデンサの電圧が前記接続箇所の電圧と等しくなる
ように前記コンデンサを充電/放電させるように構成し
た。
【0015】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、スイッチを開放した状態で通信装置がフィー
ルド機器の信号線に接続されると、信号線から分流した
電流が時定数回路を通過する。時定数回路のコンデンサ
は、その電流により充電(放電)を開始するが、この電
流は抵抗により制限されるため信号線を流れるアナログ
信号への影響はほとんどない。また、通信信号振幅は抵
抗を通過する際に減衰を受けるので、コンデンサの充放
電が完了した後にスイッチにより抵抗を短絡すれば通信
信号振幅の減衰を防止できる。
【0016】請求項2に対応する本発明によれば、コン
デンサの両端間の電圧を監視することによりアナログ信
号を伝送する信号線に接続されたか否か判断される。ア
ナログ信号を伝送する信号線との接続部分に設けられた
コンデンサは、信号線に接続された状態では接続箇所の
電位とほぼ同一電位となる。従って、コンデンサの両端
間の電圧を監視することによって接続の有無を検出でき
る。
【0017】請求項3に対応する本発明によれば、アナ
ログ信号を伝送する信号線との接続箇所の電圧が監視さ
れ、コンデンサの電圧と接続箇所の電圧とが等しくなる
ようにコンデンサが充電/放電される。コンデンサの電
圧と接続箇所の電圧とが等しければ接続時に充電電流/
放電電流は生じないためアナログ信号への影響も防止で
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係るハンドヘルドターミナ
ルの機能ブロック図である。なお、図6に示すハンドヘ
ルドターミナルと同一の構成要素には同一符号を付して
いる。
【0019】本実施例のハンドヘルドターミナル20
は、トランスミッタループを流れるアナログ信号から交
流信号成分を取り出すと共にトランスミッタループとの
間を絶縁するI/F回路21を備えている。I/F回路
21は、アナログ信号分である直流成分を阻止するコン
デンサ12と、トランスミッタループとハンドヘルドタ
ーミナル内部とを絶縁するトランス13とを備えてい
る。コンデンサ12は、トランスミッタループの負荷抵
抗3の一端に接続される端子とトランス13の1次側コ
イルの一端との間に設けられている。さらに、コンデン
サ12とトランス13の1次側コイルの一端との間に抵
抗22が直列に挿入されている。この抵抗22に対して
該抵抗22の両端間をバイパスするスイッチ23が並列
に接続されている。スイッチ23のON/OFFのため
の制御端子は絶縁回路24を介してCPU25に接続さ
れている。絶縁回路24は、例えばトランス,フォトカ
プラ等で構成することができる。
【0020】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。ハンドヘルドターミナル20を
トランスミッタループへ接続する前はスイッチ24は開
放しておく。例えば、接続作業前にキー入力回路8から
CPU17に指示を入力し、CPU25からスイッチ2
3を開放制御する。
【0021】スイッチ24が開放された状態でハンドヘ
ルドターミナル20をトランスミッタループへ接続す
る。ハンドヘルドターミナル20がトランスミッタルー
プへ接続されたとき、コンデンサ12の充電電圧がトラ
ンスミッタループの接続箇所の電圧よりも低くければ、
トランスミッタループから分流した電流がI/F回路2
1に流れ込み直流成分がコンデンサ12に充電される。
【0022】また、ハンドヘルドターミナル20がトラ
ンスミッタループへ接続されたとき、コンデンサ12の
充電電圧がトランスミッタループの接続箇所の電圧より
も高ければ、コンデンサ12が放電し放電電流がコンデ
ンサ12,トランスミッタループの負荷抵抗3,トラン
ス13の一次側コイル及び抵抗22の経路を通って流れ
る。
【0023】ここで、トランスミッタループを流れるア
ナログ信号に充電電流/放電電流の影響が現れるが、充
電電流/放電電流のピーク値は抵抗22により制限され
ているので、アナログ信号に与えられる影響は小さい。
すなわち、抵抗22の抵抗値を適切に選択して充電電流
/放電電流のピーク値を、受信計器側に与える影響を無
視できる程度に制限することができる。
【0024】ハンドヘルドターミナル20をトランスミ
ッタループへ接続する作業が完了したら、スイッチ23
を閉じて抵抗22をバイパスさせる経路を形成する。例
えば、キー入力回路8からCPU25に指示を与えてス
イッチ23を閉じるように制御する。通信中はこの状態
を維持する。
【0025】その結果、I/F回路21を流れる信号は
抵抗22をバイパスした経路で流れる。I/F回路21
を流れるアナログ信号はプロセス量の検出信号に相当す
る直流成分がコンデンサ12に蓄積されるので、通信信
号成分としてアナログ信号に重畳させた交流成分のみが
取り出される。アナログ信号に含まれた交流成分はトラ
ンス13の二次側コイルに現れ、通信制御回路6を介し
て通信信号成分としてCPU25に入力される。このよ
うに通信中はスイッチ23を閉じて抵抗22をバイパス
させることによりアナログ信号に重畳した交流成分が抵
抗22で減衰するのを防止する。
【0026】本実施例によれば、I/F回路21に設け
たコンデンサ12の充電又は放電により流れる充電電流
又は放電電流のI/F回路21内の流路に抵抗22を設
けて充電電流又は放電電流のピーク値を制限するように
したので、ハンドヘルドターミナル20をトランスミッ
タループに接続したときのアナログ信号への影響を無く
すことができ、制御等に使用中のトランスミッタループ
であっても制御系に影響を与えることなく必要な通信信
号を取り出すことができる。
【0027】なお、上記実施例ではスイッチ23をCP
U25から制御するように構成しているが、スイッチ2
3を手動で開閉操作するようにしても良い。次に、本発
明の第2実施例について説明する。
【0028】図2は、第2実施例に係るハンドヘルドタ
ーミナルの要部の構成図である。なお、本実施例はトラ
ンスミッタループに接続されるI/F回路及びCPUの
I/F回路に対する制御機能を除き、図1に示すハンド
ヘルドターミナルと同様に構成されている。
【0029】本実施例のハンドヘルドターミナルは、ト
ランスミッタループに接続されたか否かを検出できるI
/F回路30と、その検出結果に基づいてI/F回路3
0の一部を制御するCPU31とを備えている。I/F
回路30は、トランスミッタループから分流されたアナ
ログ信号の直流成分を阻止するコンデンサ12と、トラ
ンスミッタループとCPU31等の制御系とを絶縁する
トランス13とを有する。コンデンサ12とトランス1
3との間に抵抗22を直列に挿入し、その抵抗22に対
してスイッチ23を並列に接続している。スイッチ23
は絶縁回路33を介してCPU31に接続されている。
【0030】また、コンデンサ12のトランスミッタル
ープ側の端子をコンパレータ32の第1の入力端子に接
続し、コンデンサ12の抵抗22側の端子をコンパレー
タ32の第2の入力端子に接続している。このコンパレ
ータ32は、第1の入力端子,第2の入力端子間の電位
レベルと予め設定されている基準電位をとを比較し、入
力端子間の電位レベルと基準電位レベルとが所定の範囲
内で一致していれば接続状態信号を出力し、入力端子間
の電位レベルと基準電位レベルとが所定の範囲を越えて
相違していれば非接続信号を出力する。コンパレータ3
2の出力端子は絶縁回路33を介してCPU31に接続
される。
【0031】以上のように構成された本実施例では、コ
ンパレータ32にトランスミッタループとの接続点の最
低電位付近の電位レベルを基準電位として設定する。こ
こで、ハンドヘルドターミナルがトランスミッタループ
に接続されている状態ではコンデンサ12の電位レベル
はトランスミッタループの接続点の電位とほぼ一致す
る。従って、コンデンサ12の電位レベルと基準電位レ
ベルとが所定の範囲内で一致していれば接続状態である
と判定でき、コンデンサ12の電位レベルと基準電位レ
ベルとが所定の範囲を越えて相違していれば非接続状態
であると判定できる。
【0032】CPU31は、コンパレータ32から非接
続信号が入力している期間はトランスミッタループへ接
続されていないと判定し、スイッチ23に対して開放指
示を送出してスイッチ23を開放させる。また、コンパ
レータ32から接続信号が入力している期間はトランス
ミッタループへ接続されていると判定し、スイッチ23
に対して閉指示を送出してスイッチ23を閉じる。
【0033】従って、トランスミッタループへの接続時
にはスイッチ23が開放されて抵抗22により充電電流
又は放電電流のピーク値が制限され、通信中にはスイッ
チ23が閉じられて抵抗22がバイパスされアナログ信
号に重畳した交流成分が抵抗22で減衰するのが防止さ
れる。
【0034】このように本実施例によれば、コンデンサ
12の電位レベルに基づいてCPU31にトランスミッ
タループへの接続の有無を判定させるようにしたので、
キー入力回路等からCPUに対して開閉指示を入力しな
くても自動的にスイッチ23を開閉制御できる。
【0035】図3は、上記第2実施例の変形例を示す図
である。同図に示す変形例は、コンパレータ32に代え
てA/D変換器34を設けている。A/D変換器34が
コンデンサ12の電位レベルをデジタル信号に変換して
CPU31に入力する。CPU31はA/D変換器34
からのデジタル信号が示すコンデンサ電位と基準電位レ
ベルとを比較してトランスミッタループの接続の有無を
判定する。
【0036】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図4は、第3実施例に係るハンドヘルドターミナル
の要部の構成を示す図である。なお、本実施例はトラン
スミッタループに接続されるI/F回路及びCPUのI
/F回路に対する制御機能を除き、図1に示すハンドヘ
ルドターミナルと同様に構成されている。
【0037】本実施例は、コンデンサ電圧をトランスミ
ッタループの接続箇所と同一電位に制御可能なI/F回
路40と、I/F回路40のコンデンサ電圧を制御する
機能を備えたCPU50とを有する。I/F回路40
は、トランスミッタループから分流されたアナログ信号
の直流成分を阻止するコンデンサ12と、トランスミッ
タループとCPU50等の制御系とを絶縁するトランス
13と、トランスミッタループへの接続端とトランス1
3との間に挿入され両者間を遮断可能なスイッチ41と
を有する。
【0038】I/F回路40の両接続端をA/D変換器
42に接続している。このA/D変換器42はその両接
続端間の電位を測定してデジタル信号に変換して送出す
ることができる。また、コンデンサ12の両端をA/D
変換器43に接続し、その両端間に現れるコンデンサ電
位を測定してデジタル信号で出力させるようにしてい
る。各A/D変換器42,43はトランスからなる絶縁
回路44を介してCPU50に接続されている。
【0039】また、コンデンサ12の両端をD/A変換
器45に接続している。D/A変換器45とコンデンサ
12の両端との間には両者間を遮断可能なスイッチ4
6,47がそれぞれ挿入されている。このD/A変換器
45はトランスからなる絶縁回路48を介してCPU5
0に接続される。
【0040】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。各スイッチ41,46,47は
トランスミッタループに接続される前は開放状態にして
おく。
【0041】次に、I/F回路40の接続端をトランス
ミッタループへ接続する。このときA/D変換器42が
出力する両接続端間の電位、すなわちトランスミッタル
ープの接続箇所の電位を示すデジタル信号をCPU50
に取り込む(ステップ1)。
【0042】CPU50は、ステップ1で読み取った電
位と同一の電位をD/A変換器45で発生させると共に
スイッチ46,47を閉じる。スイッチ46,47が閉
じられるとD/A変換器45に発生している電位がコン
デンサ12の両端間に印加されコンデンサ12が充電さ
れる(ステップ2)。
【0043】一方、コンデンサ12の充電電圧はA/D
変換器43で測定されCPU50にて監視されている。
CPU50は、コンデンサ12の充電電圧がトランスミ
ッタループの接続箇所の電位と一致したならば、スイッ
チ46,47を開放すると共にスイッチ41を投入しト
ランスミッタループに接続する。
【0044】このように本実施例によれば、I/F回路
40のコンデンサ12をトランスミッタループの接続箇
所と同一の電位に充電した後に、トランスミッタループ
に接続するようにしたので、トランスミッタループとコ
ンデンサ12との電位差が無いため充電電流または放電
電流が流れないためトランスミッタループを流れるアナ
ログ信号への影響がない。
【0045】なお、上記各実施例及び変形例においてコ
ンデンサ12を放電するためのループを設けた構成とし
ても良い。以上の説明ではハンドヘルドターミナルを例
に説明したが、トランスミッタループのアナログ信号に
重畳させた信号を双方向通信する装置であれば他のタイ
プの通信装置であっても同様に適用できる。本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ト
ランスミッタループへ接続したときにトランスミッタル
ープに流れているアナログ信号への影響を大幅に軽減で
き、制御等に使用中のトランスミッタループでも制御系
に影響を与えることなく双方の通信が可能な通信装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るハンドヘルドターミ
ナルの構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るハンドヘルドターミ
ナルの要部の構成図である。
【図3】第2実施例の変形例を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るハンドヘルドターミ
ナルの要部の構成図である。
【図5】トランスミッタループとハンドヘルドターミナ
ルの接続状態を示す図である。
【図6】従来のハンドヘルドターミナルの構成図であ
る。
【図7】従来のハンドヘルドターミナルに備えたI/F
回路の構成図である。
【符号の説明】
12…コンデンサ、13…トランス、21…I/F回
路、22…抵抗、23,41,46,47…スイッチ、
25,31,50…CPU、34,42,43…A/D
変換器、45…D/A変換器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド機器が発信するプロセス量に
    応じたアナログ信号を伝送する信号線上にディジタル信
    号を重畳させてアナログ信号と異なった内容のデータを
    伝送してフィールド機器と双方向通信をする通信装置に
    おいて、 アナログ信号を伝送する信号線との接続部分に抵抗とコ
    ンデンサからなる時定数回路を設け、この時定数回路の
    抵抗をスイッチにより短絡できるようにしたことを特徴
    とする通信装置。
  2. 【請求項2】 フィールド機器が発信するプロセス量に
    応じたアナログ信号を伝送する信号線上にディジタル信
    号を重畳させてアナログ信号と異なった内容のデータを
    伝送してフィールド機器と双方向通信をする通信装置に
    おいて、 アナログ信号を伝送する信号線との接続部分にコンデン
    サを設け、このコンデンサの両端間の電圧を監視するこ
    とにより前記信号線に接続された事を検出することを特
    徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 フィールド機器が発信するプロセス量に
    応じたアナログ信号を伝送する信号線上にディジタル信
    号を重畳させてアナログ信号と異なった内容のデータを
    伝送してフィールド機器と双方向通信をする通信装置に
    おいて、 アナログ信号を伝送する信号線との接続部分にコンデン
    サを設け、前記信号線との接続箇所の電圧を監視し、前
    記コンデンサの電圧が前記接続箇所の電圧と等しくなる
    ように前記コンデンサを充電/放電させることを特徴と
    する通信装置。
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