JP2863462B2 - 回転機固定子のリード線固定装置 - Google Patents
回転機固定子のリード線固定装置Info
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- JP2863462B2 JP2863462B2 JP15313095A JP15313095A JP2863462B2 JP 2863462 B2 JP2863462 B2 JP 2863462B2 JP 15313095 A JP15313095 A JP 15313095A JP 15313095 A JP15313095 A JP 15313095A JP 2863462 B2 JP2863462 B2 JP 2863462B2
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- Japan
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- rotating machine
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動回転機に係り、特
に小形回転機の固定子コイルのマグネットワイヤに接続
されるリ−ド線を固定するためのリ−ド線固定装置に関
するものである。
に小形回転機の固定子コイルのマグネットワイヤに接続
されるリ−ド線を固定するためのリ−ド線固定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】出力が0.75kW以下の電動小形回転
機においては、固定子コイルの端末部と外部の電源とを
接続するリ−ド線は、固定子との相対的な位置関係で決
まることが多いために、接続部において断線を生じない
ように、リ−ド線を固定子コイルのコイルエンド部に糸
を使用して結束している。
機においては、固定子コイルの端末部と外部の電源とを
接続するリ−ド線は、固定子との相対的な位置関係で決
まることが多いために、接続部において断線を生じない
ように、リ−ド線を固定子コイルのコイルエンド部に糸
を使用して結束している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、固定
子コイルのコイルエンドを構成するエナメル線に対して
局部的に大きな荷重が付加されるために、マグネットワ
イヤの薄いエナメル絶縁被膜を損傷し、コイルのレヤー
ショートを招くおそれがあるほか、リード線をコイルエ
ンドに結束する作業の自動化が困難であり、品質的にも
むらがあり問題であった。本発明は、上記の問題点に鑑
みてなされたもので、品質の安定化と信頼性の向上を図
るに好適な回転機固定子のリード線固定装置を提供する
ことを目的としている。
子コイルのコイルエンドを構成するエナメル線に対して
局部的に大きな荷重が付加されるために、マグネットワ
イヤの薄いエナメル絶縁被膜を損傷し、コイルのレヤー
ショートを招くおそれがあるほか、リード線をコイルエ
ンドに結束する作業の自動化が困難であり、品質的にも
むらがあり問題であった。本発明は、上記の問題点に鑑
みてなされたもので、品質の安定化と信頼性の向上を図
るに好適な回転機固定子のリード線固定装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、固定子コ
イルのマグネットワイヤが接続されたリ−ド線を固定子
側に固定する回転機固定子のリ−ド線固定装置におい
て、前記固定子コアの端面から突出した固定子のコイル
エンドの外形に沿って円弧状に形成した絶縁性の左右1
対のリード線固定部材を有し、前記リード線固定部材
は、前記リード線を収容する狭幅溝とリード線端子部を
収容する広幅溝からなる収納溝と、前記狭幅溝と前記広
幅溝の間に設けられた段部と、前記円弧状外形の一端に
形成され固定子コイルの極間部に係止する係止部を備
え、前記段部を介して前記リード線端子部を広幅溝に挿
入係止し、前記リード線を前記狭幅溝に挿入したのち、
前記リード線を1個所に結束することを特徴とする回転
機固定子のリード線固定装置によって達成される。
イルのマグネットワイヤが接続されたリ−ド線を固定子
側に固定する回転機固定子のリ−ド線固定装置におい
て、前記固定子コアの端面から突出した固定子のコイル
エンドの外形に沿って円弧状に形成した絶縁性の左右1
対のリード線固定部材を有し、前記リード線固定部材
は、前記リード線を収容する狭幅溝とリード線端子部を
収容する広幅溝からなる収納溝と、前記狭幅溝と前記広
幅溝の間に設けられた段部と、前記円弧状外形の一端に
形成され固定子コイルの極間部に係止する係止部を備
え、前記段部を介して前記リード線端子部を広幅溝に挿
入係止し、前記リード線を前記狭幅溝に挿入したのち、
前記リード線を1個所に結束することを特徴とする回転
機固定子のリード線固定装置によって達成される。
【0005】
【作用】上記の構成により、リード線をコイルエンド糸
を用いて結束すると同等に、マグネットワイヤに対する
局部的な応力の発生を防止することにより、エナメル被
覆膜の損傷によるコイルのレヤーショートを防止するこ
とができ、またリード線固定部材は、定形で定位置に設
けられており接続や装着の自動化も容易となる。また、
本発明は、マグネットワイヤが接続されたリ−ド線を回
転機の軸方向と直角の方向から装着固定するに好適であ
る。
を用いて結束すると同等に、マグネットワイヤに対する
局部的な応力の発生を防止することにより、エナメル被
覆膜の損傷によるコイルのレヤーショートを防止するこ
とができ、またリード線固定部材は、定形で定位置に設
けられており接続や装着の自動化も容易となる。また、
本発明は、マグネットワイヤが接続されたリ−ド線を回
転機の軸方向と直角の方向から装着固定するに好適であ
る。
【0006】
〈実施例1〉以下、図1、図2を用いて本発明の実施例
1を説明する。図1は本発明の実施例1の回転機固定子
のリード線固定装置を示す正面図、図2は同側面図であ
る。図1において、1は固定子、2は固定子コア、5
は、固定子コア2の内径に沿って複数個設けられたスロ
ット、4は、スロット5に巻装した主コイル4aと補助
コイル4bとからなる固定子コイルであって、固定子コ
ア2の両端面から突出してコイルエンド4’が形成され
ている。スロット5には固定子コイル4を巻装するに先
立ってスロット絶縁物6が挿入されており、これによ
り、固定子コイル4のマグネットワイヤ7と固定子コア
2の間を電気的に絶縁している。8は本実施例のリ−ド
線固定部材である。
1を説明する。図1は本発明の実施例1の回転機固定子
のリード線固定装置を示す正面図、図2は同側面図であ
る。図1において、1は固定子、2は固定子コア、5
は、固定子コア2の内径に沿って複数個設けられたスロ
ット、4は、スロット5に巻装した主コイル4aと補助
コイル4bとからなる固定子コイルであって、固定子コ
ア2の両端面から突出してコイルエンド4’が形成され
ている。スロット5には固定子コイル4を巻装するに先
立ってスロット絶縁物6が挿入されており、これによ
り、固定子コイル4のマグネットワイヤ7と固定子コア
2の間を電気的に絶縁している。8は本実施例のリ−ド
線固定部材である。
【0007】図5は、本実施例(後記実施例2にも共用
する)のリ−ド線固定部材8の正面を一部断面で示す
図、図6は、同側面図、図7は、図5のA矢視側面図で
ある。
する)のリ−ド線固定部材8の正面を一部断面で示す
図、図6は、同側面図、図7は、図5のA矢視側面図で
ある。
【0008】図5に示すように、リ−ド線固定部材8
は、コイルエンド4’の外径と近似の円弧状に絶縁材料
を用いて形成され、例えば、PBT樹脂などが好適で、
コイルエンド4’の外周の1/6〜1/3を占める長さ
を有し、外周側に沿って固定子コア2の積厚方向に1ま
たは複数条の収納溝9を備え、図6に示すように、収納
溝9は段部9cを境として、広幅溝9aと狭幅溝9bと
に分割されている。また図6、図7に示すように、内周
側の一端には係止部10が形成され、係止部10を図1
に示す固定子コイル4の極間部11に引掛けて係止され
る。本実施例のリード線固定部材8は、円弧状外形の外
側が開放された構造であるから、コイルエンド4’の外
周方向からリード線12をリード線固定部材8内に装着
することができる。
は、コイルエンド4’の外径と近似の円弧状に絶縁材料
を用いて形成され、例えば、PBT樹脂などが好適で、
コイルエンド4’の外周の1/6〜1/3を占める長さ
を有し、外周側に沿って固定子コア2の積厚方向に1ま
たは複数条の収納溝9を備え、図6に示すように、収納
溝9は段部9cを境として、広幅溝9aと狭幅溝9bと
に分割されている。また図6、図7に示すように、内周
側の一端には係止部10が形成され、係止部10を図1
に示す固定子コイル4の極間部11に引掛けて係止され
る。本実施例のリード線固定部材8は、円弧状外形の外
側が開放された構造であるから、コイルエンド4’の外
周方向からリード線12をリード線固定部材8内に装着
することができる。
【0009】リ−ド線12は、架橋ポリエチレン、塩化
ビニル樹脂などで外周が絶縁されたもので、心線の導体
13は、端子板14の一端の結合部15に巻回固定さ
れ、電気的並びに機械的に接続されている。端子板14
にはリ−ド線12に負荷される引張荷重を、リ−ド線固
定部材8の段部9cで受止める受部16と、マグネット
ワイヤ7を接続する接続部17が設けられ、マグネット
ワイヤ7を接続した後に端子板14はリ−ド線固定部材
8に収納される。
ビニル樹脂などで外周が絶縁されたもので、心線の導体
13は、端子板14の一端の結合部15に巻回固定さ
れ、電気的並びに機械的に接続されている。端子板14
にはリ−ド線12に負荷される引張荷重を、リ−ド線固
定部材8の段部9cで受止める受部16と、マグネット
ワイヤ7を接続する接続部17が設けられ、マグネット
ワイヤ7を接続した後に端子板14はリ−ド線固定部材
8に収納される。
【0010】1対のリ−ド線固定部材8は、前記のよう
に係止部10が極間部11に引掛けられ、コイルエンド
4’の外周に沿って左右両方向に分かれて装着された後
に、リ−ド線12はさらにコイルエンド4’の外円周に
沿って半周し、再び左右両方向からリ−ド線12が出合
ったところで、結束部材18により結束する。
に係止部10が極間部11に引掛けられ、コイルエンド
4’の外周に沿って左右両方向に分かれて装着された後
に、リ−ド線12はさらにコイルエンド4’の外円周に
沿って半周し、再び左右両方向からリ−ド線12が出合
ったところで、結束部材18により結束する。
【0011】リ−ド線12は、この結束部材18による
結束固定により、電源に近い引出部19においては、引
張及び圧縮の両方向に対する外部荷重に対し安定的に支
持され、マグネットワイヤ7の接続部17には外力が付
加されないよう構成されている。なお、リ−ド線固定部
材8の係止部10の位置は、極間部11に限定されるこ
となく、コイルエンド4’と固定子コア2の間の適宜の
空間を利用して係止してもよい。図9は実施例1の電気
結線図であって、3は電源、20はコンデンサで、それ
ぞれ固定子コイル4を付勢している。
結束固定により、電源に近い引出部19においては、引
張及び圧縮の両方向に対する外部荷重に対し安定的に支
持され、マグネットワイヤ7の接続部17には外力が付
加されないよう構成されている。なお、リ−ド線固定部
材8の係止部10の位置は、極間部11に限定されるこ
となく、コイルエンド4’と固定子コア2の間の適宜の
空間を利用して係止してもよい。図9は実施例1の電気
結線図であって、3は電源、20はコンデンサで、それ
ぞれ固定子コイル4を付勢している。
【0012】〈実施例2〉実施例2においては、リ−ド
線固定部材8とリ−ド線12に対する張力負荷を端子1
4の受部16と段部9cにより担持するよう構成されて
いるが、U溝を用いてリ−ド線12を挟持固定するか、
または端子板14を広幅部9aに圧入保持する形状とし
てもよい。実施例1と同様に、リ−ド線固定部材8は係
止部10が極間部11に引掛けられ、コイルエンド4’
の外周に沿って左右にそれぞれ配設される。リ−ド線1
2はさらにコイルエンド4’の外周に沿って延長され、
適宜の位置において引出し部19を形成し、コイルエン
ド4’の法線方向に引出される。本実施例は、帯状の結
束部材18’によりコイルエンド4’の外周方向からリ
−ド線12およびリ−ド線固定部材8を緊締するもので
あって、本実施例の結束部材18’は、図8に示すよう
に収納溝9を覆う帯部18’a、鋸齒部18’bと止め
穴部18’cを備え、結束部材18’をコイルエンド
4’の外周に沿ってループ状に券装し、鋸歯部18’b
を止め穴部18’cに貫通させ、固く緊締することによ
り、リ−ド線12及びリ−ド線固定部材8は確実に固定
することができる。なお、リ−ド線固定部材8の係止部
10による係止位置は、極間部11に限定することな
く、コイルエンド4’と固定子コア2の間の適宜の空間
に係止してもよい。結束部材18’は、弾性を有する絶
縁材、例えば、ナイロン、PBT樹脂などが好適であ
る。実施例2によれば、実施例1よりも一層確実にリー
ド線12を固定子側に固定することができるから、図2
矢印F方向の外部荷重に対して、より安全にマグネット
ワイヤを保護することができる。
線固定部材8とリ−ド線12に対する張力負荷を端子1
4の受部16と段部9cにより担持するよう構成されて
いるが、U溝を用いてリ−ド線12を挟持固定するか、
または端子板14を広幅部9aに圧入保持する形状とし
てもよい。実施例1と同様に、リ−ド線固定部材8は係
止部10が極間部11に引掛けられ、コイルエンド4’
の外周に沿って左右にそれぞれ配設される。リ−ド線1
2はさらにコイルエンド4’の外周に沿って延長され、
適宜の位置において引出し部19を形成し、コイルエン
ド4’の法線方向に引出される。本実施例は、帯状の結
束部材18’によりコイルエンド4’の外周方向からリ
−ド線12およびリ−ド線固定部材8を緊締するもので
あって、本実施例の結束部材18’は、図8に示すよう
に収納溝9を覆う帯部18’a、鋸齒部18’bと止め
穴部18’cを備え、結束部材18’をコイルエンド
4’の外周に沿ってループ状に券装し、鋸歯部18’b
を止め穴部18’cに貫通させ、固く緊締することによ
り、リ−ド線12及びリ−ド線固定部材8は確実に固定
することができる。なお、リ−ド線固定部材8の係止部
10による係止位置は、極間部11に限定することな
く、コイルエンド4’と固定子コア2の間の適宜の空間
に係止してもよい。結束部材18’は、弾性を有する絶
縁材、例えば、ナイロン、PBT樹脂などが好適であ
る。実施例2によれば、実施例1よりも一層確実にリー
ド線12を固定子側に固定することができるから、図2
矢印F方向の外部荷重に対して、より安全にマグネット
ワイヤを保護することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の実施により、リード線固定部材
とリード線に対してコイルエンドの外周上で均一に緊締
力を与え、リード線の引出し部に耐引張力、耐圧縮力を
保持するにあたり、局部的な荷重が付加されるおそれが
ないので、マグネットワイヤの損傷による固定子コイル
のレヤーショートの発生を防止することができ、リード
線のリード線固定部材への収納につき、定形、定位置化
が可能であり、また、固定子リード線を固定子コイルの
外周方向からリード線固定部材内へ装着する場合の小形
回転機の製造作業の自動化に好適で、品質が均一な固定
子を提供することができる。
とリード線に対してコイルエンドの外周上で均一に緊締
力を与え、リード線の引出し部に耐引張力、耐圧縮力を
保持するにあたり、局部的な荷重が付加されるおそれが
ないので、マグネットワイヤの損傷による固定子コイル
のレヤーショートの発生を防止することができ、リード
線のリード線固定部材への収納につき、定形、定位置化
が可能であり、また、固定子リード線を固定子コイルの
外周方向からリード線固定部材内へ装着する場合の小形
回転機の製造作業の自動化に好適で、品質が均一な固定
子を提供することができる。
【図1】本発明のリード線固定装置を装着した固定子の
実施例1の正面図である。
実施例1の正面図である。
【図2】本発明の図1の固定子の側面で一部断面を示す
図である。
図である。
【図3】本発明のリード線固定装置を装着した固定子の
実施例2の正面図である。
実施例2の正面図である。
【図4】本発明の図3の固定子の側面で一部断面を示す
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例1のリード線固定部材の一部を
断面で示した正面図である。
断面で示した正面図である。
【図6】本発明の実施例1のリード線固定部材の側断面
図である。
図である。
【図7】同側面図である。
【図8】本発明の実施例2の結束部材の展開図である。
【図9】本発明の実施例1、実施例2の電気結線図であ
る。
る。
1…固定子 2…固定子コ
ア 3…電源 4…固定子コ
イル 4’…コイルエンド 4a…主コイル 4b…補助コイル 5…スロット 6…スロット
絶縁物 7…マグネットワイヤ 8…リード線
固定部材 9…収納溝 9a…広幅溝 10…係止部 9b…狭幅溝 9c…段部 11…極間部 12…リード
線 13…導線 14…端子板 15…結合部 16…受部 17…接続部 18…結束部
材 18’…結束部材 19…引出
し部 18’a…帯部 18’b…鋸歯部 18’c…止め穴部 18’d…切欠き穴部 20…コンデンサ
ア 3…電源 4…固定子コ
イル 4’…コイルエンド 4a…主コイル 4b…補助コイル 5…スロット 6…スロット
絶縁物 7…マグネットワイヤ 8…リード線
固定部材 9…収納溝 9a…広幅溝 10…係止部 9b…狭幅溝 9c…段部 11…極間部 12…リード
線 13…導線 14…端子板 15…結合部 16…受部 17…接続部 18…結束部
材 18’…結束部材 19…引出
し部 18’a…帯部 18’b…鋸歯部 18’c…止め穴部 18’d…切欠き穴部 20…コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−70547(JP,A) 実開 平3−45050(JP,U) 実開 平7−23957(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 3/30 - 3/52 H02K 15/04
Claims (3)
- 【請求項1】固定子コイルのマグネットワイヤが接続さ
れたリ−ド線を固定子に固定する回転機固定子のリ−ド
線固定装置において、 前記固定子コアの端面から突出した固定子のコイルエン
ドの外形に沿って円弧状に形成した絶縁性の左右1対の
リード線固定部材を有し、 前記リード線固定部材は、前記リード線を収容する狭幅
溝とリード線端子部を収容する広幅溝とからなる収納溝
と、前記狭幅溝と前記広幅溝の間に設けられた段部と、
前記円弧状外形の一端に形成され固定子コイルの極間部
に係止する係止部を備え、 前記段部を介して前記リード線端子部を広幅溝に挿入係
止し、前記リード線を前記狭幅溝に挿入したのち、前記
リード線を1個所に結束することを特徴とする回転機固
定子のリード線固定装置。 - 【請求項2】前記固定子のコイルエンドの外周に沿って
前記1対のリード線固定部材を、前記複数のリ−ド線と
共に被覆して巻装すると共に、外周側から緊締結束する
帯状の結束部材を有することを特徴とする請求項1記載
の回転機固定子のリ−ド線固定装置。 - 【請求項3】前記帯状の結束部材は、可撓性絶縁性樹脂
で形成され、一端に鋸歯部と、他端に前記鋸歯部が貫通
可能な止め穴部と、中間に前記リード線を引出す切欠き
穴部とを有することを特徴とする請求項2記載の回転機
固定子のリ−ド線固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313095A JP2863462B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 回転機固定子のリード線固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15313095A JP2863462B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 回転機固定子のリード線固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099545A JPH099545A (ja) | 1997-01-10 |
JP2863462B2 true JP2863462B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=15555651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15313095A Expired - Lifetime JP2863462B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 回転機固定子のリード線固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6608900B2 (ja) * | 2017-11-17 | 2019-11-20 | ファナック株式会社 | 回転電機の固定子及び回転電機 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15313095A patent/JP2863462B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH099545A (ja) | 1997-01-10 |
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