JP2862661B2 - Atm網における迂回・切戻し制御方式 - Google Patents

Atm網における迂回・切戻し制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] ATM網における迂回・切戻し制御方式に関し, ATM網におけるノード間の回線断(回線障害)を瞬時
に検出して迂回動作を起動すると共に経路上の対応する
末端ノードにも迂回を通知し,更に回線障害が復旧した
時直ちに切戻しができるATM網における迂回・切戻し制
御方式を提供することを目的とし, ノード内の回線対応部でATMセルのヘッダエラーチェ
ック(HEC)の同期外れを検出すると,回線断を通知す
る管理セルを関連する末端ノードに向けて送出する管理
セル送出手段を備え,該通知を受けたノードは,セル生
成部の迂回手段を駆動して他の回線への迂回動作を行う
と共に迂回を通知する管理セルを対応する末端ノードに
送出するよう構成する。
[産業上の利用分野] 本発明はATM網における迂回・切戻し制御方式に関
し,特にノード間の回線断(または回線障害)に対し,
効率良く瞬時に迂回を行うための制御方式と,ノード間
の回線断(または回線障害)の復旧に対し効率良く迂回
・切戻しを行うための制御方式に関する。
近年,ATM技術を用いた伝送方式が盛んに研究されてい
る。このATM技術は,現在計画されている.広帯域ISDN
(以下,BISDNという)での中核の技術になるものであ
る。このため,あらゆるATM技術(例,交換技術,多重
伝送技術,障害回避の技術等)を確立することが望まれ
ている。その中で,伝送路障害等に対し,それを瞬時検
出し,さらに迂回路を確保し,常に高品質な通信を提供
することが重要になっている。また,障害復旧に対し,
その利用可能になった資源をすぐに検出し無駄なく利用
するために迂回の切戻しを行う必要がある。
さらに,近年高品質な計算機間通信(ホスト〜端末間
通信を含む)網も,一般の伝送網もしくは,交換網上に
実現することが要求されている。このため,網内部に障
害が発生しても,外部の計算機にはその障害が見えなく
する必要がある。
[従来の技術] 第9図は従来例の説明図である。
この従来例はSTM(Synchronous Transfer Mode)のTD
M(時分割多重伝送装置)を行う,2つのノードAとノー
ドB間における障害の検出方法を示す。すなわち,隣接
するノードAとノードBの間でコマンドの送出と,それ
に対応するレスポンスの送受を行い,コマンドの送信
後,タイマ(時間T1)起動して一定時間内に特定のレス
ポンスが返ってこないと,これらのノード間の回線に障
害があるとみなし,迂回動作を起動していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のTDMにおいて迂回を行う場合,次の,
のような問題があった。
中継ノードがある場合,対向通信を行っている相手ノ
ードに,迂回の必要性を通知できない。このため隣接ノ
ード間での迂回しか実現できない。
回線断により発生する現象(例えば,伝送路上に“1"
の連続パターンが見える現象等)と,本来のデータとの
区別が付かない。そのため,実際の回線断が発生したこ
とを,他の手段(例えば,回線監視のためのコマンド/
レスポンス)で検出しなければならない。従って,回線
断から迂回起動までの時間が比較的長い。
また,従来技術に基づいてATM網での迂回を考える
と,次のような問題がある。これを,第10図に示す従来
の問題点説明図を参照しながら説明する。
ATM網の場合,データはセル単位で送られ,第10図に
示すようにノードA〜CでATM網が構成されている場
合,ノードAとノードBの間で回線断が発生すると,ノ
ードAとノードBは回線断を知ることができる。しか
し,ノードCはノードAとノードB間の回線断を知るこ
とができない。その理由は,各ノードはATMの中継,交
換機能を持っているため,ノードBのノードA側の回線
断の場合でも,空セルがノードBからノードCに流れ,
ノードCでは,データがないため空セルが来るのか,ノ
ードA〜ノードB間の回線断のため空セルが来るのか見
分けがつかないからである。
さらに,ATM網での迂回の切戻しをする場合,前述と同
様の問題点のため実現が難しい。
本発明はATM網におけるノード間の回線断(回線障
害)を瞬時に検出して迂回動作を起動すると共に経路上
の末端ノードにも迂回を通知し,更に障害断が復旧した
時直ちに切戻しができるATM網における迂回・切戻し制
御方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理構成図である。
第1図において,1はそれぞれ図のように回線により接
続されたノードA〜Dを表し,ノードA,ノードCは通信
中の端末(a,c)が収容された末端ノード,ノードB,Dは
中継ノード,10は各回線に対応して設けられた回線対応
部,11は回線断検出手段,12は回線断復旧検出手段,13,15
は管理セル送出手段,14は管理セル受信手段,16はセル生
成部,17は迂回手段,18は切戻し手段であり,ノードCも
ノードAと同様の手段を備えている。
本発明は回線断を検出すると管理セルにより末端ノー
ドまで通知し,この通知を受けたノードでは迂回を行う
と共に迂回を管理セルにより他のノードに通知する。ま
た回線断の復旧を検出すると,管理セルにより復旧を通
知し,これを受けた末端ノードでは,相手ノードに切戻
し通知を送って自ノードを切戻すものである。
[作用] 第1図において,ノードAの端末aとノードCの端末
cがノードCを介して仮想パスVP1に含まれる仮想回線V
Cを通して通信を行っており,予め通信に先立って仮想
パスVP1が使用できなくなったら迂回用の仮想パスVP2を
使用することが設定されている。
最初に迂回制御は次の動作で行われる。
ノードBとノードC間の回線障害により仮想パスVP1
が使用できなくなるとノードB及びノードCの回線対応
部10のHEC(ヘッダヘラーコントロール)同期断を検出
する回線断検出回路11により検出する。なお,HEC同期=
ATMセル同期である。
ノードB,Cにおいて回線障害(HEC同期断)を通知する
管理セル(仮想パスの状態を中継ノードだけでなく,末
端ノードまで知らせる制御用セル)を,管理セル送出手
段13から関連する仮想パスVP(この場合はVP1だけ)の
上り・下りの両方向に送出する。
仮想パスVP1を終端するノードA(ノードCも同様)
は,上記管理セルを管理セル受信手段14で受信すると,
セル生成部16内の迂回手段17に通知する。
迂回手段17では,この通知によりそれまでの仮想パス
VP1から予め設定されている迂回回線の仮想パスVP2に切
り換える。この迂回はセルのヘッダに付加する仮想パス
識別子の内容(VP2)を付け変えることにより行われ
る。
次にノードA(Cも同様)は迂回手段17により迂回状
態に入ると,管理セル送出手段15が駆動されて迂回通知
を表示する管理セルが送出され,相手側ノード(ノード
C)に迂回状態に入ったことを知らせる。
相手側(ノードC)から迂回状態に入ったことを知ら
せる管理セルを受信した場合,迂回完了となる。
次に迂回状態からの切戻し制御の説明を行う。
上述のようにして端末aと端末cの通信が迂回用の仮
想パスVP2により行われているものとする。
(1)ノードBとCの間の回線障害が復旧し,仮想パス
VP1が使用可能になると,ノードBとノードCの回線対
応部10に設けた同期復旧を回線断復旧検出手段12で検出
する。
(2)ノードB,Cでは、復旧を検出したことを通知する
ための管理セルを管理セル送出手段13から,関連するVP
1の上り・下りの両方向に通知する。
(3)仮想パスVP1を終端するノードA,Cは,復旧通知を
表す管理セルを管理セル受信手段14で受信すると,セル
生成部16のセル切戻し手段18に指示する。セル切戻し手
段18は仮想パスをVP2からVP1に切戻しする制御を行う。
それと共に相手ノードCまたはAに対して切戻しを通知
するための管理セルを管理セル送出手段15から送出する
よう指示する。
(4)この切戻しを通知する管理セルを受け取ったノー
ドCは,相手ノードも切戻し状態に入っていることを確
認して切戻し完了となる。
上記の及び(2)において,管理セルを上り・下り
の両方向に送出するのは,回線の片方向だけに障害が発
生している場合を想定したものである。
[実施例] 第2図はノードの実施例の構成図,第3図はATMセル
の構成図,第4図はATM網の構成例,第5図は回線断発
生時の各ノードの動作シーケンス,第6図は回線復旧時
の各ノードの動作シーケンス,第7図は各ノードのATM
アダプテーションレイヤ処理部(AAL部)の状態遷移を
示す図,第8図は各ノードのクロスコネクト部(XC部)
の状態遷移を示す図である。
第2図に示すノードの構成において,2は加入者回線と
接続され加入者側のデータとATMセルとの相互変換等の
インタフェースの処理を行うと共にATMスイッチとのイ
ンタフェース処理を行うアダプテーションレイヤ及びAT
Mレイヤ処理部(以下,AAL部という),3はAAL部と接続さ
れると共に,多数の回線(仮想パス,仮想チャネルを含
む)と接続されてATMセルの多重・分配・変換の各処理
を行うクロスコネクト部(以下,XC部という)である。
AAL部2において,20はデータ構成をセルに組立るセル
組立部,セル構成をデータに分解するセル分解部とを含
むチャネル処理部であり,21はセルの多重化及び分配を
行う多重/分配部,22はAAL制御部である。
XC部3において,30はATMスイッチ,31は各回線に対応
して設けられ,回線の同期処理機構,空セル送出機構,
回線対応部,32はXC制御部である。なお,図中の点線で
示す,経路が自ノードの端末への着信または自ノード
から発信する仮想パスまたは仮想チャネルの経路を表
し,経路はこのノードを中継する仮想パスまたは仮想
チャネルの経路を表す。
第3図はATMセルの構成図である。
図示のようにセルは合計53バイト(オクテット)で,
先頭の5バイトはATMヘッダで,後続の48バイトがデー
タ部である。ヘッダのVPIは仮想(バーチャル)パス識
別子であり使用するパスの表示が設定され,VCIは仮想チ
ャネル識別子である。本発明では,このVCIに特定の符
号,例えば,“1111000000000000"(16ビット)により
管理セルを表示する。この次のPTは,管理セルの場合,
試験データを示す“01"が設定される。RSはリザーブ
(未使用),PRは優先度を示す値で,管理セルの場合“0
1"が入る。次のHECはヘッダーエラーコントロール情報
であり,この情報をチェックすることによりHEC同期を
チェックして,同期がとれないと(複数回連続する
と),回線断の検出状態となる。
データ部の48バイトの内,先頭の2バイトはアダプテ
ーションヘッダ,最後の2バイトがアダプテーショント
レーラで,その間の44バイトはアダプテーションレイヤ
のデータが入れられる。
本発明で使用する管理セルにより送られる各通知情報
(後述する)は,先頭のアダプテーションヘッダの1バ
イトにより表示され,例えば,次のように設定する。
「迂回セル」 :00000001 「切戻しセル」:00000010 「障害セル」 :00000100 「復旧セル」 :00001000 次に第5図及び第6図に示す動作シーケンスが実行さ
れるATM網の構成例を第4図に示す。
第4図にはノードA〜ノードEからなる5つのノード
が設けられ,各ノードは第2図に示すXC部,AAL部を備え
ている。図において,実線で示す仮想パスVP1は,ノー
ドA〜ノードBの回線と,ノードB〜ノードCの回線と
に含まれる。また,点線で示す仮想パスVP2はノードA
〜ノードB間を結ぶ回線に含まれる。更に,一点鎖線で
示す仮想パスVP3は,ノードA〜ノードDの回線と,ノ
ードD〜ノードCの回線とに含まれ,二点鎖線で示す仮
想パスVP4は,ノードB〜ノードEの回線に含まれる。
上記第4図に示す網構成において,ノードB〜ノード
C間の回線に障害が起こり,データが不通になった場合
の迂回実行の動作シーケンスを第5図に示し,回線障害
の復旧時の動作シーケンスを第6図に示す。
すなわち,第5図はノードBとノードC間のVP1を含
む回線が断になった場合の,ノードBのXC部,ノードA,
CのAAL部及びXC部の動作を示し,その他の迂回に関係し
ないノードBのAAL部,ノードD,Eの内部は図示しない。
この第5図における迂回動作を実行するためのAAL部
の状態遷移は第7図に示され,XC部の状態遷移は第8図
に示されている。
以下,第5図に示す(1)〜(6)の順を追って説明
する。図中の数字I〜IVは,第7図及び第8図に示す対
応する数字の状態を表す。
(1)ノードB〜ノードC間の回線断が発生。
(2)ノードB,CのXC部(回線対応部のHEC同期処理機
構)では,それぞれHEC同期断を検出すると,通常状態
Iから保護状態IIに移行し(第8図),タイマ(時間T
1:200ms)を起動する。
(3)この時間T1内に復旧しない場合,ノードBは,自
ノードのノードB〜ノードC間の回線対応部(第2図の
31)に含まれる仮想パスを調べて,VP1だけであることを
確認する。従って,ノードBはVP1のノードAとノード
Cの方向に向けて,HEC同期断の検出による障害状態を通
知するため障害セル(管理セル)を流す。また同時にタ
イマT2を起動する。これと同様の動作をノードCでも行
う。
(4)ノードAのAAL部は上記(3)の障害セルを受信
すると,このセルに示されているVP1が自ノードで使用
しているVPIの一つであることが分かっている。そのた
め該当するチャネル処理部(第2図の20)に通知し,ATM
セルにマッピングするVPI値を,通常値から障害時の値
に変更させる(予め,障害時のVPI値は決められてお
り,この例ではVP3)。この値の変更により迂回パスが
指定される。
これらの処理をしたことを通知する迂回セル(管理セ
ル)を障害時のVPI(この例では,VP3)を通じて送出
し,タイマT1を起動する。
(5)ノードAのAAL部は,障害時のVPI値が含まれる
(4)の迂回セルを受信する。この時,相手側AAL部も
迂回動作に入っていることを確認できる。そのため
(4)のタイマを停止し,迂回完了となる。迂回完了後
のタイマT1満了後,ノードAは迂回セルを再送する。ノ
ードCのAAL部も同様の処理を行う。
(6)ノードB,ノードCは,タイマ満了時,(3)と同
様の障害セルを再び送出する。この処理は処理(4),
(5)とは同期していない。また,この処理は(3)の
セルがノードのATMスイッチ内部でセル廃棄される場合
のことを考慮して行われる。
このようにして迂回が行われるが,上記の回線が復旧
した場合に行われる切戻しの動作シーケンスを第6図に
示す。この切戻しの場合の,各ノードのALL部とXC部の
状態遷移表は,上記回線障害時の状態遷移表と同じ第7
図及び第8図の後半部に示す。
以下に第6図の動作シーケンスを図に示す番号(1)
乃至(5)の動作順に説明する。また第6図の中の状態
を表すIV,V等は第7図及び第8図の同じ数字の各状態を
表す。
(1)ノードB〜ノードC間の回線の障害が復旧する。
(2)ノードBのノードB〜ノードC間回線対応部(第
2図の31)と,ノードCのノードB〜ノードC間回線対
応部とで,HEC同期復旧を検出する。ノードB,ノードCは
それぞれタイマT3を起動する。
(3)タイマT3が満了すると,ノードBは,自ノードの
ノードB〜ノードC間回線対応部に含まれる仮想パスを
確認し,VP1のみであることを知る。従って,ノードBは
VP1のノードAとノードCの方向に向けて,上記のHEC同
期復旧を知らせるための復旧セル(管理セル)を流す。
また,同時にタイマT2を起動する。
(4)ノードAのAAL部は,(3)の復旧セルを受信
し,このセルに示されているVPIが,自ノードで使用し
ていたVPIの一つであることが分かる。従って,該当チ
ャネル処理部(第2図の20)に通知し,ATMセルにマッピ
ングするVPI値を,障害時の値から通常時の値に変更さ
せる。また,これらの処理をしたことを通知する切戻し
セル(管理セル)を通常時のVPIを用いて送出し,タイ
マT1を起動する。
(5)ノードAのAAL部は,通常時のVPI値が含まれる
(4)の切戻しセルを受信する。この時,相手側AAL部
も切戻し動作に入っていることを確認できる。従って,
(4)のタイマT1を停止し,切戻し完了となる。切戻し
完了後のT1満了後,ノードAは,切戻しセルを再送す
る。ノードCのAAL部も同様の処理を行う。
上記第5図及び第6図のAAL部及びXC部の各動作状態
を表す数字I〜VIIに対応する状態遷移表は第7図及び
第8図中にそれぞれ示されている。
第7図のAAL部の状態遷移表示の中で,「迂回処理」
はVP1/VCI値を迂回状態の値に変更することを表し,
「復旧処理」はVP1/VCI値を通常状態の値に変更するこ
とを表し,「迂回セル」「切戻しセル」は「迂回」及び
「切戻」の通知を行うための上記の管理セルを表す。ま
た,第8図のXC部の図中,「障害セル」,「復旧セル」
は,それぞれ「障害」,「復旧」の通知を行うための上
記の管理セルを表す。
[発明の効果] 本発明によれば回線障害・回線障害復旧に対し瞬時
(最大数秒程度)にシステム的な迂回・迂回からの切戻
しが実現できる。従って,特に計算機間の通信の場合,
レイヤ2(データリンクレイヤ)の再送状態中に迂回が
完了するため,セッション断等の大きな障害の発生を防
止することができ,網品質の向上を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図,第2図はノードの実施例
の構成図,第3図はATMセルの構成図,第4図はATM網の
構成例,第5図は回線断発生時の各ノードの動作シーケ
ンス,第6図は回線復旧時の各ノードの動作シーケン
ス,第7図は各ノードのAALアダプテーションレイヤ処
理部(AAL部)の状態遷移を示す図,第8図は各ノード
のクロスコネクト部(XC部)の状態遷移を示す図,第9
図は従来例の説明図,第10図は従来の問題点説明図であ
る。 第1図中, 1:ノード(A〜D) 10:回線対応部 11:回線断検出手段 12:回線断復旧検出手段 13:管理セル送出手段 14:管理セル受信手段 15:管理セル送出手段 16:セル生成部 17:迂回手段 18:切戻し手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−159942(JP,A) 特開 平4−88738(JP,A) 特開 平4−94249(JP,A) 信学技報 IN88−37 信学技報 CS89−56 電子情報通信学会論文誌Vol.J72 −B−1No.11p970−979 電子情報通信学会論文誌Vol.J72 −B−1No.9p741−748 1989年電子情報通信学会秋季全国大会 B−261 1990年電子情報通信学会春季全国大会 B−575 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56,12/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードからなるATM網における迂回
    制御方式において, ノード内の回線対応部でATMセルのヘッダエラーチェッ
    ク(HEC)の同期外れを検出すると,回線断を通知する
    管理セルを関連する末端ノードに向けて送出する管理セ
    ル送出手段を備え, 該通知を受けたノードは,セル生成部の迂回手段を駆動
    して他の回線への迂回動作を行うと共に迂回を通知する
    管理セルを対応する末端ノードに送出することを特徴と
    するATM網における迂回制御方式。
  2. 【請求項2】請求項(1)において, 前記迂回手段はセル内の仮想パス識別子(VPI)の値を
    他の値に変更して迂回を行うことを特徴とするATM網に
    おける迂回制御方式。
  3. 【請求項3】複数のノードからなるATM網における切戻
    し制御方式において, ノード内の回線対応部でセル同期外れ復旧を検出する
    と,セル同期外れ復旧を通知する管理セルを関連する末
    端ノードに向けて送出する管理セル送出手段を備え, 該通知を受けたノードは,セル生成部の切戻し手段を駆
    動して元の仮想パスへの切戻しを行うと共に,切戻しを
    通知する管理セルを対応する末端ノードに送出し, 前記通知の受信を確認する管理セルを対向ノードから受
    信して切戻しを完了することを特徴とするATM網におけ
    る切戻し制御方式。
  4. 【請求項4】請求項(3)において, 前記切戻し手段は,セル内の仮想パス識別子(VPI)の
    値を迂回前の値に変更して切戻しを行うことを特徴とす
    るATM網における切戻し制御方式。
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Title
1989年電子情報通信学会秋季全国大会B−261
1990年電子情報通信学会春季全国大会B−575
信学技報 CS89−56
信学技報 IN88−37
電子情報通信学会論文誌Vol.J72−B−1No.11p970−979
電子情報通信学会論文誌Vol.J72−B−1No.9p741−748

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Publication number Publication date
JPH04156139A (ja) 1992-05-28

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