JP2861327B2 - 調理器のスライス装置 - Google Patents

調理器のスライス装置

Info

Publication number
JP2861327B2
JP2861327B2 JP21927890A JP21927890A JP2861327B2 JP 2861327 B2 JP2861327 B2 JP 2861327B2 JP 21927890 A JP21927890 A JP 21927890A JP 21927890 A JP21927890 A JP 21927890A JP 2861327 B2 JP2861327 B2 JP 2861327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutting
cooking
cut
cooking material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21927890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0499550A (ja
Inventor
和範 武智
修一 船蔵
繁 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21927890A priority Critical patent/JP2861327B2/ja
Publication of JPH0499550A publication Critical patent/JPH0499550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861327B2 publication Critical patent/JP2861327B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は野菜などの調理材料を輪切りやせん切りにす
る調理器のスライス装置に関する。
従来の技術 近年、調理材料のせん切りや輪切りはスライスサーを
用いて行われることが多くなり、その切れ味などの要望
も多様化してきている。
従来、この種の調理器のスライス装置は第7図から第
11図に示すような構造が一般的であった。すなわち、回
転を伝達される軸受け部30に円板部31が固着され、円板
部31には調理材料を輪切りにする輪切りカッター32が取
り付けられている。そして、輪切りカッター32の回転前
方側には輪切りカッター32との上下間隔を調整して調理
材料の輪切り厚さを決める調整板33が隙間41を設けて取
り付けられている。さらに、カッター支え34が上下方向
に出し入れ可能に円板部31に取り付けられ、カッター支
え34には調理材料を上下方向に切削するせん切りカッタ
ー35が取り付けられている。
36は本体で本体36には容器37が載置され、容器37内に
は上述したスライス装置が着脱自在に取り付けられる。
容器37の上方は蓋38で覆われ、蓋38には調理材料を円板
部31上に投入する筒状開口部39が設けられている。40は
調理材料を円板部31に押し付ける押し込み棒である。
上記構成において、本体36を運転すると、軸受け部30
に回転が伝達されて円板部31が回転する。そして、調理
材料を蓋38に設けた筒状開口部39から入れ、押し込み棒
40で円板部31に押し付けると、カッター支え34を下方に
下げていた場合には調理材料が輪切りカッター32だけに
切削されて輪切り状となり、隙間41から容器37内に落ち
る。また、カッター支え34を上方に上げて出していた場
合には調理材料が輪切りカッター32およびせん切りカッ
ター35の両方に切削されてせん切り状となる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の調理器のスライス装置でカ
ッター支え34を出して調理材料をせん切りにする場合に
は、せん切りカッター35の刃高が一定であるために調理
板33の位置によりうまくせん切りにならないという問題
があった。すなわち、せん切りカッター35の刃高よりも
厚く材料が切れるように調整板33を調整しておくと、第
11図(a)に示すようにせん切りカッター35による切れ
目が短いためにせん切りにした材料がつながっている場
合があった。また、せん切りカッター35の刃高よりも薄
く材料が切れるように調整板33を調整しておくと、第11
図(b)に示すようにせん切りカッター35による切れ目
が長いために、輪切りカッター32で切れ目が入った部分
を全部切り取ることができず次の(2回目)回転のこち
に切れ目が二重に入ってしまい材料が細切れになる場合
があった。
さらに、せん切りの太さを変える場合には、せん切り
カッター35が一定で調整板33だけを上下に動かして調整
するための高さ方向しか厚さが変わらず、せん切りにし
た材料の断面形状が長方形になってしまい腰がなく調理
に向かないという問題もあった。
そこで、本発明は太いせん切りでも細いせん切りでも
一つのスライス装置でうまく切れるようにすることを第
1の目的としている。そして、第2は太いせん切りでも
細いせん切りでもその断面形状が略正方形になるように
することを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記第1の目的を達成するために、本発明のス
ライス装置は回転を伝達される軸受け部と、前記軸受け
部に取り付けられ調理材料を載置する円板部と、前記円
板部に取り付けられて調理材料を輪切りにする輪切りカ
ッターとを備え、前記輪切りカッターの回転前方側で前
記輪切りカッターと隙間を設けて取り付けられ前記輪切
りカッターとの上下間隔を調整して調理材料の輪切り厚
さを多段に調整する調整板と、前記円板部の中心側と外
周側で軸支され回転自在に取り付けられた多角形状のカ
ッター支えと、前記カッター支えの平面部に設けられ前
記調理材料を上下方向に切削する複数のせん切りカッタ
ーとを設けて、前記せん切りカッターの刃高を前記カッ
ター支えの平面部毎に異ならせて構成したものである。
また第2の目的を達成するために、せん切りカッター
の半径方向の間隔をせん切りカッターの刃高の高いもの
ほど大にして構成したものである。
作用 本発明は上記した構成により、輪切りの厚さにあった
せん切りカッターを選ぶことができ、太いせん切りでも
細いせん切りでも一つのスライス装置でうまく切れるよ
うにすることができる。また、せん切りカッターの半径
方向の間隔をせん切りカッターの刃高の高いものほど大
にしたことにより、太いせん切りでも細いせん切りでも
その断面形状を略正方形にすることができるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図から第5図において、1は回転を伝達され
る軸受け部で、軸受け部1の上方には円板部2が一体と
なって設けられている。円板部2の上面には調理材料を
輪切りにする輪切りカッター3がリベット4で固定され
ている。輪切りカッター3の回転前方側の円板部2には
開講部5が形成され、開講部5には回動中心から外形ま
での距離をなめらかに変化させた調整板6が回動可能に
軸支されて取り付けられている。7は調整板6に設けら
れた三角状凹部で円板部2の外周側壁に設けられた三角
状凸部8と嵌合して調整板6が半固定される。そして、
半固定された位置により調整板6と輪切りカッター3の
上下間隔が変化し、調理材料の輪切り厚さが調整され
る。9は輪切りカッター3と調整板6の巻に設けられた
隙間で、切削された材料がこの隙間9から下方に落下す
る。さらに、円板部2には四角孔10が設けられ、四角孔
10には三角形状のカッター支え12が軸11により円板部2
の中心側と外周側で軸支され回動可能に取り付けられて
いる。カッター支え12の平面部a面12aには小せん切り
カッター13が取り付けられており、b面12bには小せん
切りカッター13よりも刃高を高くした大せん切りカッタ
ー14が取り付けられている。そして、c面12cは平面の
ままとなっている。また、軸11にはラチェット機構部11
aが設けられ、a面12aあるいはb面12bまたはc面12cが
上方に無垢位置で固定されるようになっている。
さらに、15は電動機や減速機構を内蔵する本体で、本
体15上には容器16が載置され、容器16内には出力軸17が
突出し軸受け部1と着脱自在に嵌合するようになってい
る。容器16の上方は蓋18で覆われ、蓋18には調理材料を
円板部2上に投入する筒状開口部19が設けられている。
20は調理材料を円板部2に押し付ける押し込み棒であ
る。
次に前記一実施例の構成における動作について説明す
る。まず材料を切削する前に、切りたい大きさになるよ
うに調整板6とカッター支え12を調整する。せん切りに
する場合には、カッター支え12のa面12aあるいはb面1
2bが上に向くようにカッター支え12を回転させ、小せん
切りカッター13あるいは大せん切りカッター14が材料に
当たるようにする。このときc面12cが上に向くように
しておくと材料は輪切りカッター3のみに切削されて輪
切り状になる。そして、カッター支え12の回転位置に合
わせて調整板6を回動させ厚さを合わせる。次に、軸受
け部1を出力肉17に嵌合させ蓋18をかぶせて本体15を運
転する。すると、軸受け部1に出力軸17から回転が伝達
されて円板部2が回転する。そして、調理材料を蓋18に
設けた筒状開口部19から入れ、押し込み棒20で円板部2
に押し付けると、材料が輪切りカッター3と小せん切り
カッター13あるいは大せん切りカッター14に切削されて
せん切り状となり隙間9から容器16内に落下する。この
とき、調整板6とカッター支え12の両方を回転可能に設
けてあるため、組合せを変えて輪切りカッター3により
輪切り厚さとせん切りカッターにより切り込み高さを合
わせることができ、調理材料がつながったり細切れにな
ったりすることがない。したがって、一つのスライス装
置で太いせん切りでも細いせん切りでもうまく作ること
ができるものである。
また、第6図に示す実施例では細いせん切りを作る場
合にその断面形状が略正方形になるように小せん切りカ
ッター13の半径方向のピッチ間隔Aを定め、大せん切り
カッター14のピッチ間隔Bは小せん切りカッター13のピ
ッチ間隔Aよりも大きくしてある。そして、このスライ
ス装置を使って大せん切りを作る場合には、まず輪切り
厚さが厚くなるように調整板6をセットし、さらにカッ
ター支え12を回転させて大せん切りカッター14が材料に
当たるようにする。このとき、切削された調理材料は調
整板6による高さ方向の厚さだけでなく、大せん切りカ
ッター14の使用により横方向の厚さも厚くすることがで
きる。したがって、太いせん切りを作る場合でも、細い
せん切りを作る場合でも、その断面形状を略正方形とす
ることができ、調理に適したものを得ることができるも
のである。
なお、前記実施例ではカッター支え12を三角形状とし
て説明してきたが、カッター支え12を多角形とし調整板
6の半固定される位置を多段にすれば、せん切りの太さ
を多段にすることができるものである。
発明の効果 以上、前記実施例の説明から明かなように本発明の調
理器のスライス装置は、輪切りカッターとの上下間隔を
調整して調理材料の輪切り厚さを多段に調整する調整板
と、円板部に中心側と外周側で軸支され回転自在に取り
付けられた多角形状のカッター支えと、前記カッター支
えの平面部に設けられ、前記調理材料を上下方向に切削
する複数のせん切りカッターとを設けて、前記せん切り
カッターの刃高をカッター支えの平面部毎に異ならせた
ことにより、輪切りカッターによる調理材料の輪切り厚
さとせん切りカッターによる調理材料への切り込み高さ
を合わせることができ、材料がつながったり細切れにな
ったりすることがなく、一つのスライス装置で太いせん
切りでも細いせん切りでもうまく作ることができる。
また、せん切りカッターの半径方向の間隔をせん切り
カッターの刃高の高いものほど大にしたことにより、調
整板による高さ方向の厚さだけでなく、せん切りカッタ
ーの切削による横方向の厚さも変えることができ、太い
せん切りでも細いせん切りでもその断面形状を略正方形
とすることが可能となり、調理に適したものを得ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の調理器のスライス装置の調
整板部を一部切欠いて示した要部切欠断面図、第2図は
同スライス装置のカッター支え部を一部切欠いて示した
要部切欠断面図、第3図は同スライス装置の平面図、第
4図は同スライス装置のカッター支え部の要部拡大断面
図、第5図は同スライス装置を内蔵した本体の一部断面
図、第6図(a),(b)は同スライス装置の小せん切
りカッターを有するカッター支えと大せん切りカッター
を有するカッター支えの平面図、第7図は従来の調理器
のスライス装置の調整板部を一部切欠いて示した切欠断
面図、第8図は同スライス装置のカッター支え部を一部
切欠いて示した切欠断面図、第9図は同スライス装置の
平面図、第10図は同スライス装置を内蔵した本体の一部
断側面図、第11図(a),(b)は同スライス装置で調
理材料を切削するときの説明図である。 1……軸受け部、2……円板部、3……輪切りカッタ
ー、6……調整板、9……隙間、12……カッター支え、
12a,12b,12c……平面部、13……小せん切りカッター
(せん切りカッター)、14……大せん切りカッター(せ
ん切りカッター)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−51921(JP,A) 実開 昭56−69339(JP,U) 実開 昭57−140242(JP,U) 実開 平3−92443(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 43/046 B26D 3/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転を伝達される軸受け部と、前記軸受け
    部に取り付けられ調理材料を載置する円板部と、前記円
    板部に取り付けられて調理材料を輪切りにする輪切りカ
    ッターとを備え、前記輪切りカッターの回転前方側で前
    記輪切りカッターと隙間を設けて取り付けられ前記輪切
    りカッターとの上下間隔を調整して調理材料の輪切り厚
    さを多段に調整する調整板と、前記円板部の中心側と外
    周側で軸支され回転自在に取り付けられた多角形状のカ
    ッター支えと、前記カッター支えの平面部に設けられ前
    記調理材料を上下方向に切削する複数のせん切りカッタ
    ーとを設けて、前記せん切りカッターの刃高を前記カッ
    ター支えの平面部毎に異ならせてなる調理器のスライス
    装置。
  2. 【請求項2】せん切りカッターの半径方向の間隔をせん
    切りカッターの刃高の高いものほど大にしてなる請求項
    1記載の調理器のスライス装置。
JP21927890A 1990-08-20 1990-08-20 調理器のスライス装置 Expired - Fee Related JP2861327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21927890A JP2861327B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 調理器のスライス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21927890A JP2861327B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 調理器のスライス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0499550A JPH0499550A (ja) 1992-03-31
JP2861327B2 true JP2861327B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=16733015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21927890A Expired - Fee Related JP2861327B2 (ja) 1990-08-20 1990-08-20 調理器のスライス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2861327B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794548B1 (ko) * 2006-11-07 2008-01-17 주식회사 부원생활가전 칼날교체가 가능한 분쇄기
CN114603611B (zh) * 2022-01-10 2023-06-16 皖西学院 一种精准石蜡切片装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0499550A (ja) 1992-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7328864B2 (en) Electric grating food processor and grater plate
US20070209528A1 (en) Blender
US11618176B2 (en) Multifunction food slicer
JP2861327B2 (ja) 調理器のスライス装置
CN205614740U (zh) 设置有双进料口的多功能切丝切片装置
EP0244016A1 (en) Slicing unit for a kitchen appliance
JPH0499551A (ja) 電動調理器
US3685560A (en) Produce slicing apparatus
US5282406A (en) Slicing machine
JPH0739589Y2 (ja) スライサー
CN213592969U (zh) 一种切丁用刀盘
US4214714A (en) Apparatus for cutting food
US3473587A (en) Motor food cutter
JPH0499552A (ja) 電動調理器
CN214180181U (zh) 刀盘及料理杯
JP2864739B2 (ja) 調理器のカッター装置
JPH0716917B2 (ja) 電動調理器
JPH0655198B2 (ja) 電動調理器
CN215618534U (zh) 一种多功能切割机
CN213592970U (zh) 一种切菜机
US20230311355A1 (en) Food slicing disc with adjustable vertical and horizontal blades
JPH0530680Y2 (ja)
JPS6337198Y2 (ja)
JPS6320130B2 (ja)
JPH0135830Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees