JP2859726B2 - 4,4▲′′′▼―クオーターフェニルジカルボン酸及びその誘導体の製造方法 - Google Patents
4,4▲′′′▼―クオーターフェニルジカルボン酸及びその誘導体の製造方法Info
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般式(I) [式中、Rは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基
又はアリル基を示す。] で表わされる4,4″′−クオーターフェニルジカルボン
酸及びその誘導体の製造方法に関する。
又はアリル基を示す。] で表わされる4,4″′−クオーターフェニルジカルボン
酸及びその誘導体の製造方法に関する。
[従来の技術] 一般式(I)で表わされる化合物は、各種工業原料、
特に液晶表示素子の液晶化合物や耐熱性高分子化合物、
合成ゴム改質剤等の原料としてその有用性が大きく期待
されている。
特に液晶表示素子の液晶化合物や耐熱性高分子化合物、
合成ゴム改質剤等の原料としてその有用性が大きく期待
されている。
これらの化合物の製造方法としては、従来次の方法が
提案されている。
提案されている。
(1)4−メチル−4′−ヨードビフェニルを多量の銅
粉共存下に220℃に加熱し、脱ヨードニ量体化し、60〜7
0%の収率で4,4″′−ジメチルクオーターフェニルを
得、更にこの物質を沸騰酢酸中クロム酸−酢酸溶液で1
〜2日酸化し、4,4″′−クオーターフェニルジカルボ
ン酸を得る方法。この収率60%未満(通算収率約40%程
度)。
粉共存下に220℃に加熱し、脱ヨードニ量体化し、60〜7
0%の収率で4,4″′−ジメチルクオーターフェニルを
得、更にこの物質を沸騰酢酸中クロム酸−酢酸溶液で1
〜2日酸化し、4,4″′−クオーターフェニルジカルボ
ン酸を得る方法。この収率60%未満(通算収率約40%程
度)。
(2)4′−ヨードビフェニルカルボン酸メチルエステ
ルを窒素雰囲気中銅粉共存下270℃で脱ヨードニ量化し
4,4″′−クオーターフェニルジカルボン酸メチルエス
テルを得る方法。この時の収率20%。
ルを窒素雰囲気中銅粉共存下270℃で脱ヨードニ量化し
4,4″′−クオーターフェニルジカルボン酸メチルエス
テルを得る方法。この時の収率20%。
上記の(1)及び(2)の方法は、例えばPummer−e
r,Seligsberger,B.64[1931],P2477〜2488に開示され
ている。
r,Seligsberger,B.64[1931],P2477〜2488に開示され
ている。
しかしながらいづれも多量の銅粉やクロム酸等を必要
としまた反応条件が苛酷であったり、安全上、衛生上あ
るいは公害防止上の問題が多く、しかも目的物の収率及
び品質も満足できるものではない。
としまた反応条件が苛酷であったり、安全上、衛生上あ
るいは公害防止上の問題が多く、しかも目的物の収率及
び品質も満足できるものではない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、特殊な薬品類や装置、操作を必要と
せず、安全、衛生及び公害防止上からも何ら問題を生ず
る恐れなく、かつ高品質の目的物を高収率で製造できる
方法を提供することにある。
せず、安全、衛生及び公害防止上からも何ら問題を生ず
る恐れなく、かつ高品質の目的物を高収率で製造できる
方法を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 本発明の製造方法は、一般式(II) [式中、Rは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基
又はアリル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ示す]で
表わされる4−ハロゲノビフェニル−4′−カルボン酸
化合物を低級脂肪族アルコール媒体中で、アルカリ金属
又はアルカリ土類金属の水酸化物及びアルカリ金属のア
ルコラートから選ばれる1種又は2種以上の存在下に、
金属パラジウムを触媒とし脱ハロゲン化二量化させるこ
とを特徴とする。
又はアリル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ示す]で
表わされる4−ハロゲノビフェニル−4′−カルボン酸
化合物を低級脂肪族アルコール媒体中で、アルカリ金属
又はアルカリ土類金属の水酸化物及びアルカリ金属のア
ルコラートから選ばれる1種又は2種以上の存在下に、
金属パラジウムを触媒とし脱ハロゲン化二量化させるこ
とを特徴とする。
本発明についてさらに詳細に説明する。
一般式(II)で表わされる化合物の具体例としては、
4−ヨードビフェニル−4′−カルボンン酸、4−ブロ
ムビフェニル−4′−カルボン酸、4−クロルビフェニ
ル−4′−カルボン酸及びこれらの化合物のメチルエス
テル、エチルエステル、ベンジルエステル、フェニルエ
ステル等のエステル誘導体が挙げられる。工業的にはそ
の製造時における安全衛生上の問題や収率、品質などの
点及び本発明方法における後処理の問題等から、4−ブ
ロムビフェニル−4′−カルボン酸又は4−ブロムビフ
ェニル−4′−カルボン酸メチルエステルが好ましい。
4−ヨードビフェニル−4′−カルボンン酸、4−ブロ
ムビフェニル−4′−カルボン酸、4−クロルビフェニ
ル−4′−カルボン酸及びこれらの化合物のメチルエス
テル、エチルエステル、ベンジルエステル、フェニルエ
ステル等のエステル誘導体が挙げられる。工業的にはそ
の製造時における安全衛生上の問題や収率、品質などの
点及び本発明方法における後処理の問題等から、4−ブ
ロムビフェニル−4′−カルボン酸又は4−ブロムビフ
ェニル−4′−カルボン酸メチルエステルが好ましい。
低級脂肪族アルコール溶媒としては、メタノール、エ
タノール、n−プロパノール、n−ブタノール等のアル
コール類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン等のグリコール類等が例挙されるが、メ
タノール、エチレングリコール等が好ましい。その使用
量は一般式(II)の化合物の1〜20重量倍、好ましくは
1.5〜10倍量である。なお、本発明では、このアルコー
ル溶媒を水と混合して用いることもできる。
タノール、n−プロパノール、n−ブタノール等のアル
コール類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン等のグリコール類等が例挙されるが、メ
タノール、エチレングリコール等が好ましい。その使用
量は一般式(II)の化合物の1〜20重量倍、好ましくは
1.5〜10倍量である。なお、本発明では、このアルコー
ル溶媒を水と混合して用いることもできる。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物として
は、Na,K,Mg,Ca等の水酸化物が例挙されるが、好ましい
のは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである。これ
らは微粉体又は水溶液として用いられるが、通常1〜50
重量%、特に5〜20重量%の水溶液として使用するのが
好ましい。
は、Na,K,Mg,Ca等の水酸化物が例挙されるが、好ましい
のは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである。これ
らは微粉体又は水溶液として用いられるが、通常1〜50
重量%、特に5〜20重量%の水溶液として使用するのが
好ましい。
アルカリ金属のアルコラートとしては、Na,K等のメチ
ルアルコール、エチルアルコールの如き低級アルコラー
トが挙げられる。特にナトリウムメチラートが好まし
い。これは通常1〜50重量%、特に4〜28%のメタノー
ル溶液として使用するのが好ましい。特に非水系での反
応の場合に適している。
ルアルコール、エチルアルコールの如き低級アルコラー
トが挙げられる。特にナトリウムメチラートが好まし
い。これは通常1〜50重量%、特に4〜28%のメタノー
ル溶液として使用するのが好ましい。特に非水系での反
応の場合に適している。
触媒のパラジウムは活性炭、シリカ、アルミナ、シリ
カ−アルミナ、珪藻土、ゼオライト、硫酸バリウム等に
担持させたものが適当である。パラジウムの担体に対す
る担持量は0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%で
ある。その使用量は、一般式(II)の化合物1モルに対
して触媒金属原子換算で0.01〜100ミリモル、好ましく
は1〜50ミリモル相当量である。
カ−アルミナ、珪藻土、ゼオライト、硫酸バリウム等に
担持させたものが適当である。パラジウムの担体に対す
る担持量は0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%で
ある。その使用量は、一般式(II)の化合物1モルに対
して触媒金属原子換算で0.01〜100ミリモル、好ましく
は1〜50ミリモル相当量である。
触媒は反応終了後分離回収して反覆使用が可能である
が、触媒活性が低下した場合には、常法により触媒(担
持共に)を焼成、還元賦活すればほとんど初使用時の活
性に復活することが出来る。従って触媒は取り扱い損失
を極力防止すればコスト的には大きな負担とは、ならな
い。
が、触媒活性が低下した場合には、常法により触媒(担
持共に)を焼成、還元賦活すればほとんど初使用時の活
性に復活することが出来る。従って触媒は取り扱い損失
を極力防止すればコスト的には大きな負担とは、ならな
い。
反応温度、時間は上記各種反応条件によって適当に選
択されるが、通常反応温度は20℃〜200℃、好ましくは5
0℃〜150℃であり、反応時間は1〜12時間、通常3〜9
時間である。
択されるが、通常反応温度は20℃〜200℃、好ましくは5
0℃〜150℃であり、反応時間は1〜12時間、通常3〜9
時間である。
反応は溶媒の種類及び反応温度により常圧又は加圧下
で行うことが出来る。反応雰囲気は不活性ガスや還元性
ガス置換の必要はない。
で行うことが出来る。反応雰囲気は不活性ガスや還元性
ガス置換の必要はない。
反応終了後反応混合物に希硫酸、希塩酸等を加えて中
和し目的物及び触媒を濾取し目的物に応じ、非プロトン
性極性溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、ピリジン、キノリン等、又、ハロベンゼン
類、例えばクロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、ト
リクロロベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジブロモベン
ゼン、トリブロモベンゼン等を加えて目的物を加熱溶解
し、熱濾過を行ない濾液を冷却することによって目的物
を得る。このようにして得られた目的物は、必要に応じ
て再結晶等により精製される。
和し目的物及び触媒を濾取し目的物に応じ、非プロトン
性極性溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、ピリジン、キノリン等、又、ハロベンゼン
類、例えばクロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、ト
リクロロベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジブロモベン
ゼン、トリブロモベンゼン等を加えて目的物を加熱溶解
し、熱濾過を行ない濾液を冷却することによって目的物
を得る。このようにして得られた目的物は、必要に応じ
て再結晶等により精製される。
[実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
実施例1 100ml容量ガラス製反応フラスコに撹拌機、還流冷却
管および温度計を取り付け、4−ブロムビフェニル−
4′−カルボン酸、10.0g(0.036モル)、メタノール25
g、10%(重量)水酸化ナトリウム水溶液30g及び5%パ
ラジウム−カーボン触媒0.7gを仕込み、撹拌下、沸点で
9時間反応させた。反応混合物を室温に冷却後1N塩酸を
加えpHを2に調整した。その後固形物(4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸と触媒の混合物)を濾取し
水及びメタノールで十分洗浄し、該固形物を2lフラスコ
に仕込みN,N−ジメチルアセトアミド1を加えて撹拌
下で加熱し、熱濾過した。冷却後析出物を濾過しメタノ
ール洗浄後乾燥した。白色結晶性粉末の4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸4.6gを得た。収率65%。融
点482℃。
管および温度計を取り付け、4−ブロムビフェニル−
4′−カルボン酸、10.0g(0.036モル)、メタノール25
g、10%(重量)水酸化ナトリウム水溶液30g及び5%パ
ラジウム−カーボン触媒0.7gを仕込み、撹拌下、沸点で
9時間反応させた。反応混合物を室温に冷却後1N塩酸を
加えpHを2に調整した。その後固形物(4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸と触媒の混合物)を濾取し
水及びメタノールで十分洗浄し、該固形物を2lフラスコ
に仕込みN,N−ジメチルアセトアミド1を加えて撹拌
下で加熱し、熱濾過した。冷却後析出物を濾過しメタノ
ール洗浄後乾燥した。白色結晶性粉末の4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸4.6gを得た。収率65%。融
点482℃。
実施例2 100ml容量ガラス製反応フラスコに撹拌機、還流冷却
管および温度計を取り付け、4−ブロムビフェニル−
4′−カルボン酸メチルエステル8.7g(0.03モル)、メ
タノール55g、28重量%のナトリウムメチラート10g及び
パラジウム−カーボン触媒0.7gを仕込み、撹拌下沸点で
9時間反応させた。反応混合物を室温に冷却後1N塩酸を
加えpHを2に調整した。その後固形物(4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸メチルエステルと触媒の混
合物)を濾取し水及びメタノールで十分洗浄し、該固形
物を2lフラスコに仕込みo−ジクロロベンゼン1を加
えて撹拌下で加熱し、熱濾過した。冷却後析出物を濾過
しメタノール洗浄後乾燥した。白色結晶性粉末の4,
4″′−クオーターフェニルジカルボン酸メチルエステ
ル3.9gを得た。収率61%。融点356〜357℃。
管および温度計を取り付け、4−ブロムビフェニル−
4′−カルボン酸メチルエステル8.7g(0.03モル)、メ
タノール55g、28重量%のナトリウムメチラート10g及び
パラジウム−カーボン触媒0.7gを仕込み、撹拌下沸点で
9時間反応させた。反応混合物を室温に冷却後1N塩酸を
加えpHを2に調整した。その後固形物(4,4″′−クオ
ーターフェニルジカルボン酸メチルエステルと触媒の混
合物)を濾取し水及びメタノールで十分洗浄し、該固形
物を2lフラスコに仕込みo−ジクロロベンゼン1を加
えて撹拌下で加熱し、熱濾過した。冷却後析出物を濾過
しメタノール洗浄後乾燥した。白色結晶性粉末の4,
4″′−クオーターフェニルジカルボン酸メチルエステ
ル3.9gを得た。収率61%。融点356〜357℃。
実施例3 実施例1と同様の装置を用いて4−ブロムビフェニル
−4′−カルボン酸10.0g(0.036モル)エチレングリコ
ール30g、17%水酸化カリウム水溶液30g及び5%パラジ
ウム−カーボン0.7gを仕込み、撹拌下70℃で9時間反応
させ実施例1と同様に操作し、4,4″′−クオーターフ
ェニルジカルボン酸4.5gを得た。収率63.6%。融点483
℃。
−4′−カルボン酸10.0g(0.036モル)エチレングリコ
ール30g、17%水酸化カリウム水溶液30g及び5%パラジ
ウム−カーボン0.7gを仕込み、撹拌下70℃で9時間反応
させ実施例1と同様に操作し、4,4″′−クオーターフ
ェニルジカルボン酸4.5gを得た。収率63.6%。融点483
℃。
実施例4〜5 触媒としての5%パラジウムの担体を、アルミナ及び
硫酸バリウムを使用して実施例1と同様に操作して表1
の結果を得た。
硫酸バリウムを使用して実施例1と同様に操作して表1
の結果を得た。
実施例6〜7 触媒としての5%パラジウムの担体を、アルミナ及び
硫酸バリウムを使用して実施例2と同様に操作して表2
の結果を得た。
硫酸バリウムを使用して実施例2と同様に操作して表2
の結果を得た。
[発明の効果] 本発明によれば、金属粉や特殊な装置、操作を必要と
せず、安全、衛生及び公害防止上からも何ら問題を生ず
る恐れなく、一般式(I)で表わされる高品質の化合物
を高収率で製造することができる。
せず、安全、衛生及び公害防止上からも何ら問題を生ず
る恐れなく、一般式(I)で表わされる高品質の化合物
を高収率で製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 69/773 C07C 69/773 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300
Claims (1)
- 【請求項1】一般式(II) [式中、Rは水素原子、低級アルキル基、アラルキル基
又はアリル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ示す。] で表わされる4−ハロゲノビフェニル−4′−カルボン
酸化合物を、低級脂肪族アルコール媒体中で、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属の水酸化物及びアルカリ金属
のアルコラートから選ばれる1種又は2種以上の存在下
に、金属パラジウムを触媒とし脱ハロゲン化二量化させ
ることを特徴とする、一般式(I) [式中、Rは上記の定義と同じ。] で表わされる4,4″′−クオーターフェニルジカルボン
酸及びその誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257254A JP2859726B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 4,4▲′′′▼―クオーターフェニルジカルボン酸及びその誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257254A JP2859726B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 4,4▲′′′▼―クオーターフェニルジカルボン酸及びその誘導体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04139147A JPH04139147A (ja) | 1992-05-13 |
JP2859726B2 true JP2859726B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17303832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2257254A Expired - Fee Related JP2859726B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 4,4▲′′′▼―クオーターフェニルジカルボン酸及びその誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859726B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0700606D0 (en) | 2007-01-11 | 2007-02-21 | Crysoptix Ltd | Polycyclic organic compound,anisotropic optical film and method of production thereof |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2257254A patent/JP2859726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04139147A (ja) | 1992-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |