JP2859114B2 - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

Info

Publication number
JP2859114B2
JP2859114B2 JP5321181A JP32118193A JP2859114B2 JP 2859114 B2 JP2859114 B2 JP 2859114B2 JP 5321181 A JP5321181 A JP 5321181A JP 32118193 A JP32118193 A JP 32118193A JP 2859114 B2 JP2859114 B2 JP 2859114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
intermediate transfer
toner
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5321181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07152218A (ja
Inventor
克彦 西村
公生 中畑
達哉 中村
益夫 山崎
博通 山田
正美 竹田
齋藤  亨
卓史 渋谷
達 小酒
寧雄 依田
政秀 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5321181A priority Critical patent/JP2859114B2/ja
Priority to US08/348,221 priority patent/US6047149A/en
Publication of JPH07152218A publication Critical patent/JPH07152218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2859114B2 publication Critical patent/JP2859114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0126Details of unit using a solid developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転現像装置及び中間
転写体を介して転写材にトナー像を形成する方式の複写
機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の多色画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に、中間転写体を用いて画像形成
を行う多色画像形成装置の一例の概略を示す。この画像
形成装置は、電子写真プロセスを利用した複写機あるい
はレーザビームプリンタである。以下、構成及び動作の
概略を簡単に説明する。 装置本体内部(以下「機内」という。)には、像担
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下「感
光ドラム」という。)1が配置されており、該感光ドラ
ム1は、矢印R1方向に、所定の周速度(プロセススピ
ード)で回転駆動され、その表面にて後述の各画像形成
プロセスが繰り返し行われる。
【0003】感光ドラム1は、矢印R1方向の回転過程
において、コロナ放電器等の帯電装置2により、所定の
極性、所定の表面電位に帯電処理され、次いで露光装置
3(カラー原稿画像の色分解に基づく結像露光光学系、
画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調
されたレーザビームを出力するレーザスキャナによる走
査露光光学系等)による画像露光Lを受けることにより
目的のカラー画像の第1の色成分像(例えば、マゼンタ
成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0004】次いで、その静電潜像は、回転現像装置4
の例えば第1現像器41(マゼンタ現像器)により、第
1色であるマゼンタMのトナー(着色荷電粒子)により
現像される。像担持体1の斜め下方には、中間転写体と
してのエンドレスの中間転写ベルト50が配置され、こ
の中間転写ベルト50は、1本の導電性ローラ6及び3
本のターンローラ7a、7b、7cの合計4本のローラ
間に懸回張設されている。導電性ローラ6は、中間転写
ベルト50を感光ドラム1に対して所定の押圧力をもっ
て圧接させた状態で保持している。
【0005】中間転写ベルト50は矢印R5方向に感光
ドラム1と同じ周速度を持って回転駆動されており、導
電性ローラ6には第1のバイアス電源61によって、感
光ドラム1上の形成担持トナー画像(以下「トナー像」
という。)のトナー帯電極性(本実施例ではマイナス)
とは逆極性(プラス)の転写バイアスが印加されてい
る。中間転写ベルト50は、ポリエスタル、ポリエチレ
ン等の誘電体フィルムや中抵抗ゴム等の背面(内面側)
を導電体で裏打ちした複合層タイプの誘電体フィルム等
である。上述の感光ドラム1表面に形成担持された第1
色目のマゼンタのトナー像は、導電性ローラ6に対する
転写バイアスの印加で形成された電界によって、転写部
を通過する過程で、中間転写体ベルト50の外面に、順
次に中間転写されていく。
【0006】一方、中間転写ベルト50に対する第1色
のマゼンタトナー像の転写を終えた感光ドラム1は、そ
の表面がクリーニング装置14により清掃される。
【0007】以下、同様に、 感光ドラム1に対する帯電→第2の色成分像(例え
ば、シアン成分像)に対応した画像露光L→第2現像器
42(シアン現像器)のシアンCのトナーによる現像→
形成された第2色であるシアントナー像の中間転写ベル
ト50への転写→感光ドラム1表面のクリーニング装置
14による清掃。 感光ドラム1に対する帯電→第3の色成分像(例え
ば、イエロー成分像)に対応した画像露光L→第3現像
器43(イエロー現像器)のイエローYのトナーによる
現像→形成された第3色であるイエロートナー像の中間
転写ベルト50への転写→感光ドラム1表面のクリーニ
ング装置14による清掃。 感光ドラム1に対する帯電→第4の色成分像(例え
ば、ブラック成分像)に対応した画像露光L→第4現像
器44(ブラック現像器)のブラックBKのトナーによ
る現像→形成された第4色であるブラックのトナー像の
中間転写ベルト50への転写→感光ドラム1表面のクリ
ーニング装置14による清掃。
【0008】以上の〜の作像、転写プロセスが順次
に実行されることにより、中間転写ベルト50の外面に
上述の4つのトナー像(マゼンタ、シアン、イエロー、
ブラックの各色のトナー像)が順次に重畳転写されて、
目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画像(鏡
像)が形成される。
【0009】次いで、給紙カセット9から給紙ローラ1
0によって、転写材(紙葉体)Pが1枚宛分離搬送され
て、レジストローラ対11、転写ガイド12を経て、転
写装置7(コロナ帯電器)とターンローラ7aとで形成
される転写部へと所定のタイミングで給送される。
【0010】ここで、導電性ローラ6には、0Vあるい
は前工程と逆でトナーの帯電極性と同じバイアス(本例
ではマイナス)が第2のバイアス電源62から印加され
る。さらに、所定のタイミングで給送されてきた転写材
P上にトナー像を転写する際には、第3のバイアス電源
71により、トナー帯電極性(本例ではマイナス)と逆
極性(プラス)の転写バイアスが転写装置7に印加され
ている。
【0011】上述の一連の画像形成プロセスを繰り返す
ことにより、中間転写ベルト50上には順次に転写合成
カラートナー画像が中間転写され、これら中間転写され
たカラートナー画像は、転写部に次々と送られる後続の
転写材Pに最終転写されていく。
【0012】なお、転写プロセスが終了すると、中間転
写ベルト50には、第4のバイアス電源72によって、
0Vあるいはトナー帯電極性と同極(本例ではマイナ
ス)の転写バイアス(マイナス)が印加される。
【0013】転写部を通って、中間転写ベルト50上の
トナー像の転写を受けた転写材Pは、搬送ガイド13を
経て、定着器15へ導入されて、所定に加熱温調された
定着ローラ16と加圧ローラ17とにより加熱・加圧さ
れてトナー像の定着処理を受け、最終的なカラー画像形
成物として出力される。
【0014】一方、トナー像転写後の中間転写ベルト5
0は、ベルトクリーニング装置8によって清掃される。
ベルトクリーニング装置8は、中間転写ベルト50に対
するクリーニング装置であり、常時はこの中間転写ベル
ト50に対して、非作用状態に保持されているが、転写
材Pに対するトナー像の転写を終えると、中間転写ベル
ト50の外面に対して該クリーニング装置8が作用動作
することにより、中間転写ベルト50の外面が清掃され
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例では、現像装置として回転現像装置を用いるため
に、その回転動作によって飛散トナーが発生しやすく、
機内を飛散したトナーが露光装置3や転写材の搬送ガイ
ド13を汚染し、このため感光ドラム(像担持体)1に
対する画像露光が十分に行われずに画像不良が発生した
り、搬送時の転写材が汚れたりするという問題があっ
た。
【0016】そこで、本発明は、飛散トナーを抑制する
ことによって、上述の問題を解決するようにした多色画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、回転自在に支持された像担
持体の周囲に、その回転方向に沿って順に、帯電装置、
露光装置、黒色の現像器、少なくとも2色の現像器を有
する回転現像装置、中間転写体を配設し、前記像担持体
上に順次形成された複数のトナー像を前記中間転写体に
順次中間転写し、さらに該中間転写体上に中間転写され
た複数のトナー像を転写装置によって一括して転写材に
転写する多色画像形成装置において、前記回転現像装置
の回転方向と前記中間転写体の回転方向とを反対方向に
設定して、これら回転現像装置と中間転写体とが対向す
る部分に、前記像担持体側に向けて飛散トナーを導く回
転風を形成するとともに、前記黒色の現像器を前記回転
現像装置の上方を覆うように配設し、前記回転風によっ
て運ばれた飛散トナーを前記黒色の現像器の下部に当て
るべく、該黒色の現像器の下部の後端の配設位置を、前
記回転現像装置の回転中心から該回転現像装置の回転最
大半径の2分の1以上外側に隔てた位置に設定すること
を特徴とする。
【0018】また、別の多色画像形成装置では、回転自
在に支持された像担持体の周囲に、その回転方向に沿っ
て順に、帯電装置、露光装置、黒色の現像器、少なくと
も2色の現像器を有する回転現像装置、中間転写体を配
設し、前記像担持体上に順次形成された複数のトナー像
を前記中間転写体に順次中間転写し、さらに該中間転写
体上に中間転写された複数のトナー像を転写装置によっ
て一括して転写材に転写する多色画像形成装置におい
て、前記回転現像装置の回転方向と前記中間転写体の回
転方向とを反対方向に設定して、これら回転現像装置と
中間転写体とが対向する部分に、前記像担持体側に向け
て飛散トナーを導く回転風を形成するとともに、前記黒
色の現像器を前記回転現像装置の上方を覆うように配設
し、前記回転風によって運ばれた飛散トナーを前記黒色
の現像器の下部に当てるべく、該黒色の現像器の下部の
後端の配設位置を、前記回転現像装置の第1色目の現像
器による現像が終了し該回転現像装置を前記像担持体と
同方向に回転させて第2色目の現像器を現像位置に配置
させた状態で、該回転現像装置の既に現像工程を終了し
た第1色目の現像器の現像剤担持体の現像位置に相当す
る配設位置よりも外側に設定することを特徴とする。
【0019】これらの場合において、前記黒色の現像器
の長手方向の長さを、前記回転現像装置の長手方向長さ
よりも長く設定することができる。
【0020】また、前記像担持体に前記中間転写体を下
方から当接させることにより形成される接触面の接触開
始位置を、前記像担持体の中心の鉛直下方よりも前記回
転現像装置側に配置するようにしてもよい。
【0021】さらに、前記中間転写体を、ドラム状に形
成された中間転写ドラムとすることができる。
【0022】この場合、前記中間転写ドラムが、160
mm以上の直径を有するようにするとよい。
【0023】前記中間転写体を、ベルト状に形成された
中間転写ベルトとすることもできる。
【0024】次に、前記回転現像装置の現像器が、非磁
性1成分現像剤を使用するようにしてもよい。
【0025】次に、前記回転現像装置の複数の現像器
を、前記回転現像装置の回転中心に対して、回転対称に
配置することもできる。
【0026】次に、前記回転現像装置の各現像器に使用
される現像剤を、重合法によって製造された低軟化物質
を5〜30重量%含み、形状係数SF1が100〜11
0である実質的球形トナーとしてもよい。
【0027】
【作用】以上構成に基づき、まず、像担持体の回転方向
についての、上流側の露光装置と下流側の回転現像装置
との間に、黒色の現像器を配置することにより、主とし
て回転現像器の回転動作によって発生する飛散トナーが
露光装置側に進入しにくくする。次に、像担持体に当接
してこれと逆方向に回転する中間転写体に対して、回転
現像装置の回転方向をこの中間転写体の回転と逆方向と
することで、回転現像装置と中間転写体との対向する部
分を同方向に移動させ、これによって両者の間に像担持
体に向かう回転風を積極的に形成し、飛散トナーをこの
回転風にのせて一定方向に導く。さらにこの回転風にの
った飛散トナーを黒色の現像器の下部に当てることによ
り、この部分に飛散トナーを付着させて、それ以上飛散
トナーが移動することを防止する。この際、黒色の現像
器の下部の後端を、回転現像装置の回転中心から、回転
最大半径rの2分の1以上隔てた位置よりもさらに外側
に配置することにより、飛散トナーが回転風にのって黒
色の現像器の下部を通過してしまうことをよく防止す
る。
【0028】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。なお、従来の技術(従来例)の説明におい
て参照した図15を含む、各図面において、同じ符号を
付した部材等は、同じ構成、作用のものであり、これら
についての重複説明は省略するものとする。 〈実施例1〉図1に、実施例1の画像形成装置の概略構
成を示す。本実施例では、像担持体としての感光ドラム
1の周囲に、帯電装置2、露光装置3を配置したことは
従来例と同様であるが、現像装置及び中間転写体の構成
が従来例とは大きく異なる。ただし、露光装置3につい
ては、本発明の効果をよりよく説明するために、図1に
おいては、反射ミラー31を露光装置3から独立させて
図示している。
【0029】本実施例においては、中間転写体として、
図15の従来例の中間転写ベルト50に代えて、中間転
写ドラム5を使用している。中間転写ドラム5は、金属
製の中空シリンダ51の表層に中間転写層52を設けて
構成され、感光ドラム1の下方から当接されるととも
に、矢印R5方向に回転駆動される。中間転写ドラム5
は、中空シリンダ51に、第1のバイアス電源61及び
第2のバイアス電源62が接続されており、また中間転
写ドラム5に下方から対向する転写装置7には、第3の
バイアス電源71及び第4のバイアス電源72が接続さ
れている。
【0030】現像装置全体は、感光ドラム1の回転方向
(矢印R1方向)についての上流側に固定的に配置され
たブラック(BK)用の現像器(以下「BK現像器」と
いう。)144からなる固定現像装置と、下流側に回転
自在に配置された他の3色の現像器を有する回転現像装
置4とによって構成されている。回転現像装置4は、矢
印R4方向に回転する回転体4aと、この回転体4aに
搭載された3個の現像器、すなわち、それぞれマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のトナー
を収納した現像器141、142、143(以下それぞ
れ「M現像器141、C現像器142、Y現像器14
3」という。)上述のBK現像器144は、上流側の露
光手段3と下流側の回転現像装置4との間に、これらを
区分するように固定的に配置されている。BK現像器1
44は、その下部の後端Tを、回転現像装置4の回転中
心Oから所定の距離以上外側に配置している。ここで所
定の距離とは、像回転現像装置4の最大回転半径rの1
/2以上をいう。つまり、BK現像器144の後端T
は、回転現像装置4の回転中心Oからr/2以上外側に
位置するように構成されている。これにより、BK現像
器144は、回転現像装置4の上方をほぼ覆い、BK現
像器144の下方と回転現像装置4の上方との間には、
後述のように、飛散トナーを導く空気の回転風が形成さ
れる。
【0031】回転現像装置4は、矢印R4方向に回転す
ることによって、現像に供される現像器(図1において
はM現像器141)を感光ドラム1表面に対向する現像
位置に配置する。この回転現像装置4の回転方向(矢印
R4方向)は、感光ドラム1の回転方向(矢印R1方
向)と同じであり、また中間転写ドラム5の回転方向
(矢印R5方向)とは逆である。このように、回転現像
装置4と中間転写ドラム5との回転方向がR4、R5と
それぞれ反対になるため、両者の表面が相互に近接する
部分においては、両者の表面は相互に同方向に移動する
ことになる。
【0032】なお、回転現像装置4の回転方向を矢印R
4方向に設定すると、さらに4色の現像順を例えば従来
例と同様に、M→C→Y→BKに行うものとすると、回
転現像装置4のM現像器141、C現像器142、Y現
像器143の配置は、図1に示すようにその回転方向
(矢印R4方向)に沿ってM現像器141、Y現像器1
43、C現像器142の順となる。
【0033】本発明において、BK現像器144を回転
現像装置4の上部に上述のごとく配設したのは、例え
ば、通常のプリンタを考えてみたときに、ブラックトナ
ーの使用量が多いことに基づき、他の現像器よりもトナ
ーの収納能力を多くしたいために全体が大きくなりがち
であること、また、このため回転現像装置4に配置する
よりもトナーの機内飛散を減少させられること等の理由
による。このトナーの飛散の防止は、トナーによる機内
汚染防止、特に露光装置3及び反射ミラー31の汚染防
止には不可欠である。
【0034】以下、図1を参照しながら画像形成装置の
動作及び本発明の効果等について詳述する。なお、同図
は、回転現像装置4の3個の現像器のうちM現像器14
1が現像位置にスタンバイしている状態を示している。 感光ドラム1に第1色であるM像の潜像が形成さ
れ、図1に示す状態で現像工程が行われる。Mトナーに
より顕在化された感光ドラム1上のMトナー像は、同図
矢印R1方向(反時計回り)に回転しながら、中間転写
ドラム5の外周面に対して順次中間転写されていく。
【0035】中間転写ドラム5に対する第1色のMトナ
ー像の転写を終えた感光ドラム1表面はクリーニング装
置14により清掃される。 引きつづき、第2色であるC像の潜像が形成される
が、C現像を行うために、回転現像装置4が同図矢印R
4方向(感光ドラム1と同じ反時計回り)に回転する。
このとき、この回転に伴って回転風W1 が発生し、中間
転写ドラム5の回転による回転風W2 との相乗効果か
ら、回転現像装置4と中間転写ドラム5との間に感光ド
ラム1方向の回転風(W1 +W2 )が発生する。
【0036】このために、搬送ガイド13に対するトナ
ーの飛散が軽減される。また、上述回転に伴い、回転現
像装置4とBK現像器144との間の間隙Sには、微弱
ではあるが、回転現像装置4の回転方向(矢印R4方
向)の回転風W0 も発生する。しかし、この回転風W0
は、図1に示すように、狭い間隙Sから広いところに抜
ける風であるので、流量としては少ない。すなわち、上
述のBK現像器144及び回転現像装置4の構成や配
置、さら回転現像装置4及び転写ドラム5の回転方向等
によって、搬送ガイド13や露光装置3に向かう飛散ト
ナーを少なくすることができる。
【0037】さらに引きつづき、C像の現像を行うに先
立ち、回転現像装置4を矢印R4方向に120°回転さ
せて、現像位置にあったM現像器141を図1中のY現
像器143の位置に回転移動させる。この回転移動中
に、M現像器141のMトナーの飛散が発生するが、本
実施例の構成のようにBK現像器144の後端Tが、回
転現像装置4の回転中心Oを基準に、これよりも回転最
大半径rの2分の1以上外側に位置するようにBK現像
器144を形成、配置させることによって、Mトナーの
飛散は、該回転現像装置4の回転方向と相俟って発生し
にくく、BK現像器144の下部に付着するのみで、機
内への飛散はよく抑えられる。 以下同様に、C現像→中間転写ドラム5へのCトナ
ー像の中間転写→感光ドラム1表面のクリーニング装置
14による清掃。 以下〜と同様にY現像→中間転写ドラム5への
Y画像の中間転写→感光ドラム1表面のクリーニング1
4による清掃。 以下、第4のBK成分像に対応した画像露光L→B
K現像器144のBKトナーによる現像→中間転写ドラ
ム5へのBKトナー像の中間転写→感光ドラム1表面の
クリーニング装置14による清掃。
【0038】以上の〜の作像、転写プロセスが順次
実行されることにより、中間転写ドラム5の外周面に上
述の4つのトナー像(マゼンタ、シアン、イエロー、ブ
ラック)が順次に重畳転写されて、目的のカラー画像に
対応した合成カラートナー画像(鏡像)が形成される。
【0039】以下、従来例と同様のプロセスを経て、中
間転写ドラム5上の4色のトナー像は、転写材Pに一括
して最終転写され、さらに定着器15を介して、カラー
画像形成物として出力される。
【0040】ここで、中間転写ドラム5の回転は通常、
プリントのスループットを高めるために、カラー画像形
成物1枚を出力する間、回転させておくことが望まし
く、また、上述のトナーの機内飛散の観点からも望まし
いが、上述のメカニズムから、回転現像装置4の回転中
に、中間転写ドラム5が少なくとも回転している時間が
あればよい。
【0041】また、感光ドラム1は本実施例の構成が実
現できる限り小さい方が好ましく、現実的には30〜1
00mmφが好ましい。
【0042】さらに、中間転写ドラム5の直径も大きい
方が回転風W2 が大きく、このため、感光ドラム1方向
への回転風(W1 +W2 )の風量が増大し、トナーの機
内飛散防止効果が増す。この観点からは直径160mm
以上が好ましい。
【0043】次に、本実施例では、中間転写体は中空シ
リンダ状の中間転写ドラム5としたが、これに限らず、
中実のローラでも同様の効果がある。
【0044】本実施例における各部材の具体的な仕様を
以下に示す。 ・感光ドラム1は直径60mm ・回転現像装置4の回転半径は90mm ・BK現像器144の現像器下部の後端Tの回転中心O
からの距離は45mm ・中間転写ドラム5の直径は180mmφ ・感光ドラム1の周速度(プロセススピード)は100
mm/sec である。なお、本実施例では、回転現像装置4のM、
C、Yの各トナーは非磁性で、キャリヤと混合させて2
成分現像剤を構成している。
【0045】上述の構成で、フルカラー画像を5000
枚通紙したところ、 (1)BK現像器144の下部にM、C、Yトナーが付
着しているが、軽微であり、BK現像器144下部の後
端Tから内側に20mm入った位置よりも外側に飛散し
たトナーはほとんどみあたらなかった。 (2)搬送ガイド13におけるトナー飛散も軽微であ
り、明らかに従来例からの改善がみられた。 (3)露光装置3及び反射ミラー31、帯電装置2に対
するトナー汚染も従来例と比べて、大幅に改善されてお
り、特に、反射ミラー31の汚れに起因する露光不良、
画像濃度不足等の問題は発生しなかった。 〈実施例2〉実施例2は、回転現像装置4を、実施例1
のそれが非磁性2成分現像装置であったのに対して、非
磁性1成分現像装置とした例であり、その構成を図2に
示す。なお、同図におけるその他の構成は実施例1と同
様である。
【0046】実施例2の回転現像装置4において、例え
ばM現像器241は、図3に示すように現像ローラ(現
像剤担持体)100と規制ブレード(現像剤規制部材)
101、非磁性トナー(Mトナー)104とを少なくと
も含み、本実施例ではさらにトナーの供給のための供給
ローラ103及び攪拌部材105を付加している。
【0047】一般に、非磁性1成分現像装置は、キャリ
ヤや磁性粉をその現像剤中に含まないために、特に現像
装置からのトナーの飛散が発生しやすい。このように実
施例2の飛散しやすいトナーに対しても、以下のよう
に、実施例1に示したと同様の作用効果をあげることが
できる。
【0048】本実施例2では、現像ローラ100と感光
ドラム1との間に、約300μmの微小間隙を確保し、
現像ローラ100には現像バイアス(不図示)として交
流電圧と直流電圧とを重畳した重畳電圧、すなわち交流
周波数=1800Hz、VPP=1600Vの直流電圧と
DC=−500Vの直流電圧とを印加した。なお、トナ
ーはマイナスの極性をもっている。構成等については、
C現像器242、Y現像器243も同様である。
【0049】上述の構成及び実施例1と同様の条件で5
000枚通紙したところ、実施例1とほぼ同様の効果が
認められた。
【0050】なお、現像ローラ100に印加する現像バ
イアスとしては、直流電圧の印加のみの場合であって
も、重畳電圧を印加した場合と同様の効果が得られるも
のと考えられる。また、現像ローラ100と感光ドラム
1との間の微小間隔も上述の300μmに限るものでは
ないことはいうまでもない。 〈実施例3〉実施例3の回転現像装置4は、図4に示す
ようにその回転中心Oに対して、各色の現像器(M現像
器341、C現像器342、Y現像器343)が回転対
称に配置されている。いうなれば天地逆転方式の回転現
像装置4である。
【0051】このような回転現像装置4においては、特
にトナーの機内飛散が発生しやすく、搬送ガイド13へ
のトナー飛散が発生しがちとなる。
【0052】本実施例は、こうした回転現像装置4に対
しても、実施例1と同様の効果を得ることを目的とした
ものである。本実施例3は、実施例1に対して、上述の
回転現像装置4の構成が異なるのみで、他の部材等につ
いては実施例1と同じである。
【0053】上述の構成で、フルカラー画像を3000
枚通紙したところ、 (1)BK現像器144の下部にM、C、Yの各色のト
ナーが付着しているものの軽微であった。 (2)搬送ガイド13におけるトナー飛散もあるもの
の、従来例からの改善がみられた。 (3)露光装置3及び反射ミラー31、帯電装置2に対
するトナー汚染も従来例と比べて、大幅に改善されてお
り、特に、反射ミラー31の汚れに起因する画像不良は
発生しなかった。 〈実施例4〉実施例4は、実施例1における構成のう
ち、回転現像装置4にて使用するトナーを、重合法によ
り製造された低軟化点物質を5〜30重畳%含み、形状
係数SF1が100〜110である実質球形トナー(以
下単に「重合トナー」という。)としたことが特徴であ
る。
【0054】本実施例に用いた低軟化点物質としては、
ASTM D3418−8に準拠し測定された主体極大
ピーク値が40〜90℃を示す化合物である。本実施例
に用いた重合トナーの極大ピーク値の温度の測定には、
例えばパーキンエレマー社製DSC−7を用いる。装置
検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱
量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。サン
プルはアルミニウム製パンを用い対照用に空パンをセッ
トし、昇温速度10℃/minで測定を行った。具体的
にはパラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、フ
ィッシャートロピッシュワックス、アミドワックス、高
給脂肪酸、エステルワックス及びこれらの誘導体または
これらのグラフト/ブロック化合物が利用できる。好ま
しくは、図17の一般構造式で示す炭素数が10以上の
長鎖エステル部分を1個以上有するエステルワックスで
ある。本実施例に使用した具体的なエステルワックスの
代表的化合物の構造式を図17に、一般構造式、一般
構造式、及び一般構造式として示す。
【0055】本実施例で好ましく用いられるエステルワ
ックスは、硬度0.5〜5.0を有するものである。エ
ステルワックスの硬度は、直径20mmφで厚さが5m
mの円筒形状のサンプルを作成した後、島津製作所製ダ
イナミック超微小硬度計(DUH−200)を用い、ビ
ッカース硬度を測定した値である。測定条件は、0.5
gの荷重で負荷速度が9.67mm/sec の条件で10
μm変位させた後15秒間保持し、得られた打痕形状を
測定しビッカース硬度を求める。本発明に好ましく用い
られるエステルワックスの硬度は、0.5〜5.0の値
を示す。具体的化合物を図18(1)、(2)、図19
(3)、(4)に示す。
【0056】本実施例では図1を参照して説明する。な
お、BK現像装置144に関しても同様の重合トナーを
一例として用いた。上述の重合トナーは実質球形である
ために、流動性が高く、飛散しやすいことをが特徴とし
てあげられる。このため、特に、機構自体が飛散トナー
を発生しやすい回転現像装置4にあっては、搬送ガイド
13を含む搬送路や、露光装置3及び反射ミラー31に
対する飛散トナーによる汚染を有効に解決することが必
須であるとされている。
【0057】本実施例においても、実施例1と同様に評
価を行ったところ、従来の回転現像装置4におけるトナ
ー飛散に比べて、かなりの効果がみられた。特に、搬送
ガイド13をはじめとする搬送路に対して効果があり、
次に露光装置3、また反射ミラー31への改善効果が著
しかった。
【0058】なお、ここでいう形状係数SF1とは、図
16に示すように、球状物質の形状の丸さの割合を示す
数値であり、球状物質を2次元平面上に投影してできる
楕円状の図形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AR
FAで割って、100π/4を乗じたときの値で表され
る。つまり、形状係数SF1は次式、 SF1={(MXLNG)2 /AREA}×(100π
/4) で定義されるものである。本実施例では、日立製作所製
FE−SEM(S−800)を用い、トナー像を100
回無作為にサンプリングし、その画像情報は、インター
フェースを介して、ニコレ社製画像解析装置(Luse
x3)に導入し解析を行い、上式より算出したものであ
る。 〈実施例5〉図5は、実施例5の多色画像形成装置の概
略構成を示す縦断面図である。
【0059】同図において、中間転写体は、金属製の中
空シリンダ51の表層に中間転写層52を形成した、い
わゆる中間転写ドラム5とし、さらに感光ドラム1の周
囲には帯電装置2、露光装置3、また、本発明の効果を
説明するための反射ミラー31を配置し、そしてBK現
像器544を回転現像装置4の上方に配置して、その下
部に回転現像装置4からの飛散トナーを付着させ、また
回転現像装置4及び中間転写ドラム5の回転による回転
風により、飛散トナーを軽減させる目的で、BK現像器
544の後端Tについて、回転現像装置4における第1
色目の現像が終了し、感光ドラム1と同方向に回転現像
装置4が回転し、第2色目の現像ができる状態に回転現
像装置4の回転が停止した状態で、上述の後端Tが回転
現像装置4の既に現像工程を終了した第1色目の現像ロ
ーラの現像位置に相当する部分Gよりも外側にあり、さ
らに、中間転写ドラム5上に中間転写されたトナー像を
転写材Pへ最終転写させる転写装置7とを少なくとも含
むことを特徴とする。
【0060】本実施例における、上述実施例1との相違
は、回転現像装置4の各色の現像器(M現像器141、
C現像器142、Y現像器143)の各現像ローラ10
0、106、107)の現像位置に相当する部分G1
2 、G3 に着目した点である。
【0061】以下、本実施例の詳細構成及び効果を図5
を参照して説明する。
【0062】なお、図5は、M現像器141が現像位置
にスタンバイしている状態を示している。 感光ドラム1に第1色であるM像の潜像が形成さ
れ、図5に示す状態で現像プロセスが行われる。Mトナ
ーにより感光ドラム1上に顕在化されたMトナー像は、
感光ドラム1の矢印R1方向(反時計回り)の回転によ
り、中間転写ドラム5の外周面に対して順次に中間転写
されていく。
【0063】中間転写ドラム5に対する第1色のMトナ
ー像の転写を終えた感光ドラム1の表面はクリーニング
装置14により清掃される。 引きつづき、第2色であるC像の潜像が形成される
が、C現像を行うために、回転現像装置4が同図矢印R
4方向(感光ドラム1と同じ反時計回り)に回転する。
このとき、回転するに伴い回転風W1 が発生し、中間転
写ドラム5の回転による回転風W2 との相乗効果によ
り、回転現像装置4と中間転写ドラム5のと間に感光ド
ラム1に向かう回転風(W1 +W2 )が発生する。
【0064】このために、搬送ガイド13に対するトナ
ー飛散が軽減される。また、回転現像装置4の上述の回
転にともない、その回転方向の回転風W0 も微弱である
が発生する。しかし、この回転風W0 は、図5に示すよ
うに、狭いところから、広くなる方向への回転であるた
めに、流量としては少ない。
【0065】すなわち、本実施例に示した現像装置構
成、形状、及び回転現像装置4の回転方向、ならびに、
中間転写ドラム5の回転方向等により、搬送ガイド13
等に対する飛散トナーによる汚染を防止することができ
る。
【0066】さらに引き続き、C像の現像ができる状態
となったとき、第1色目のM現像器141は、現像位置
から120°反時計回りの、同図中Y現像器143の位
置に位置する。
【0067】このとき、M現像器141の現像位置に相
当するG1 は、同図G2 の点に回転移動している。この
過程でM現像器141からの飛散トナーの発生が顕著に
なると考えられる。本実施例ではこの点に着目し、BK
現像器544下部の後端Tを図5のG2 点より少なくと
も外側に位置するように形成、配置したものである。さ
らに本実施例では、各色の現像器が、矢印R4方向(反
時計回り)に等しく120°回転するようにしている
が、例えば、各色の現像器を不均一に配列した場合にお
いても有効である。これは、トナー飛散が各現像器14
1、142、143の各現像ローラ100、106、1
07からの飛散が主とも考えられるからであり、本実施
例ではこの点に着目したものである。なお、感光ドラム
1表面と現像位置に配置された現像ローラとの間に形成
される現像領域は通常数mmの幅をもっている。 以下同様に、C現像→中間転写ドラム5へのCトナ
ー像の中間転写→感光ドラム1表面のクリーニング装置
14による清掃。 以下〜と同様にY現像→中間転写ドラム5への
Yトナー像の中間転写→感光ドラム1表面のクリーニン
グ14による清掃。 以下、第4のBK成分像に対応した画像露光L→B
K現像器544のBKトナーによる現像→中間転写ドラ
ム5へのBKトナー像の中間転写→感光ドラム1表面の
クリーニング装置14による清掃。
【0068】以上の〜の作像、転写プロセスが順次
実行されることにより、回転中間ドラム5の外周面に上
述の4つのトナー像(マゼンタ、シアン、イエロー、ブ
ラックの各画像)が順次に重畳転写されて、目的のカラ
ー画像に対応した合成カラートナー画像(鏡像)が形成
される。
【0069】以下、従来例と同様のプロセスを経て、カ
ラー画像形成物として出力される。
【0070】ここで、中間転写ドラム5の回転は通常、
プリントのスループットを高めるために、カラー画像形
成物1枚を出力する間、回転させておくことが望まし
く、また、上述のトナーの機内飛散防止の観点からも望
ましいが、上述のメカニズムから、回転現像装置4の回
転中に、中間転写ドラム5が少なくとも回転している時
間があればよい。
【0071】また、感光ドラム1は本実施例の構成が実
現できるなら小さい方が好ましく、現実的には30〜1
00mmφが好ましい。
【0072】また、中間転写ドラム5の直径も大きい方
が回転風W2 が大きく、このため、感光ドラム1に向か
う回転風(W1 +W2 )の風量が増大し、トナー機内飛
散を防止することができる。この観点からは直径160
mm以上が好ましい。
【0073】また、本実施例では、中間転写ドラム5は
中空シリンダ形状としたが、中実のローラでも同様の効
果が期待できる。
【0074】本実施例において、 ・感光ドラム1は直径60mm ・回転現像装置4の回転半径は90mm ・BK現像器544下部の後端Tの、回転中心Oからの
距離x1 は25mm ・中間転写ドラム5の直径は180mmφ ・プロセススピードは100mm/sec である。なお、回転現像装置4において使用する現像剤
は、M、C、Yの各色の非磁性のトナーと、キャリヤと
を混合させた2成分現像剤である。
【0075】上述の構成で、フルカラー画像を5000
枚通紙したところ、 (1)BK現像器544の下部にM、C、Yのトナーが
付着しているが、軽微であり、BK現像器544下部の
後端Tから外側に飛散したトナーはほとんどみあたらな
かった。 (2)搬送ガイド13におけるトナー飛散も軽微であ
り、明らかに従来例からの改善がみられた。 (3)露光装置3および反射ミラー31、帯電装置2へ
のトナー汚染も従来例と比べて、大幅に改善されてお
り、特に、反射ミラー31の汚れに起因する画像不良は
発生しなかった。
【0076】以上、説明してきたように、本実施例はト
ナーの機内飛散に関して効果的である。 〈実施例6〉図6に示す実施例6の多色画像形成装置で
は、回転現像装置4の各色の現像剤を非磁性1成分とし
ている。BKを除く各色の現像器は図2と同様である。
【0077】本実施例の回転現像装置4の例えばM現像
器641は、図3に示すように現像ローラ100と規制
ブレード101、非磁性トナー(Mトナー)104を少
なくとも含み、本実施例ではトナーの供給のための供給
ローラ103、および攪拌部材105を付加している。
【0078】非磁性1成分現像装置は、キャリヤや磁性
粉をその現像剤中に含まないために、特に現像装置から
の飛散が発生しやすい。すなわち、本実施例において
も、実施例1に示したと同様の論理からすれば、効果の
あることは、明白である。
【0079】本実施例では、現像ローラ100と感光ド
ラム1との間隔は約300μmの微小な間隙で行い、現
像ローラ100には現像バイアス(不図示)として交流
周波数=1800Hz、VPP=1600V、VDC=−5
00Vを印加した。なお、トナーはマイナスの極性をも
っている。C現像器642、Y現像器643についても
同様である。
【0080】なお、本実施例におけるBK現像器644
下部の後端Tと回転現像装置4の回転中心Oとの距離x
3 (同図G5 とOとの距離に等しい)=23mmであ
る。
【0081】上述の構成および実施例5と同じ条件で5
000枚通紙したところ、実施例5と同様の効果が認め
られた。
【0082】なお、直流(DC)印加のみのバイアスで
も同様に効果があることは明らかである。
【0083】さらに、現像ローラ100と感光ドラム1
の微小間隔もこの限りでなく、成立することは明らかで
ある。 〈実施例7〉実施例7における回転現像装置4は、図7
に示すようにその回転中心Oに対して、各色の現像器
(M現像器741、C現像器742、Y現像器743)
が回転対称になっており、いうなれば天地逆転方式の回
転現像装置4である。
【0084】図7では各色の現像器は非磁性1成分現像
器であり、現像ローラに印加するバイアスは実施例3と
同様であり、各色の現像器は図3と同様である。
【0085】本実施例の回転現像装置4のような非磁性
1成分現像装置においては、特にトナーの機内飛散が発
生しやすく、搬送ガイド13へのトナー飛散が発生す
る。
【0086】本実施例では、回転現像装置4における各
色の現像器(M現像器741、C現像器742、Y現像
器743)の関係から、第1色目のM現像器741の現
像プロセスが終了し、回転現像装置4が回転→停止した
状態でのM現像器741の現像位置に相当する部分はG
7→G8に移動する。
【0087】本実施例において、 ・感光ドラム1は直径60mm ・回転現像装置4の回転半径は90mm ・BK現像器744下部の後端Tの回転中心Oからの距
離x5 は65mm ・中間転写ドラム5の直径は180mmφ ・プロセススピードは100mm/sec である。
【0088】上述の構成で、フルカラー画像を3000
枚通紙したところ、 (1)BK現像器の下部にM、C、Yの各色のトナーが
付着しているが、軽微であり、BK現像器744下部の
後端Tよりも外側に飛散したトナーはほとんどみあたら
なかった。 (2)搬送ガイド13におけるトナー飛散も軽微であ
り、明らかに従来例からの改善がみられた。 (3)露光装置3および反射ミラー31、帯電装置2へ
のトナー飛散も従来例と比べて、大幅に改善されてお
り、特に、反射ミラー31の汚れに起因する画像不良は
発生しなかった。
【0089】本実施例では各色の現像器の現像終了後の
位置に応じてBK現像器744下部の後端Tを設定でき
る。
【0090】図8は、本実施例の別の態様を示したもの
で、各色の現像器は2成分現像装置構成となっている。
なお、同図x7 はx5 と同じ65mmである。
【0091】本実施態様についても、同様に効果が認め
られた。 〈実施例8〉実施例8は、前述の実施例7において、B
K現像器の長手方向の大きさが、回転現像装置の長手方
向の大きさよりも大きくすることを特徴としたものであ
る。
【0092】本実施例の概略を図9、図10を参照しな
がら説明する。図9は今までの実施例と同じ縦断面図で
あり、図10は上面から見た概略図である。図10にお
いて、BK現像器144の長手方向の長さをLBKとし、
回転現像装置144の長手方向の長さをLC としたとき
に、本実施例の要旨は LBK>LC であり、かつ、上述の実施例1の構成要素をもつもので
ある。
【0093】当業者らに周知の通り、現像装置の長手方
向両端部からのトナー飛散も機内の汚染防止に対して対
応すべき課題である。
【0094】トナー飛散は、回転現像装置4の長手方向
の両端部においてもみられるため、本実施例が効果的で
ある。こうすることで、例えば、回転現像装置4に隣接
している本体側板500へのトナー付着が軽減できる。
【0095】実施例1と同様に5000枚の通紙をフル
カラーで行ったところ、実施例1と比較して、本体側板
500のトナー飛散が軽減されていた。なお、本実施例
では、LBK−LC =6mmであった。当然ながら、LBK
−LC ≧6mmで効果的であることはいうまでもなく、
0<LBK−LC <6mmでも改善程度は減少するものの
本発明の論理上、成立することはいうまでもない。 〈実施例9〉実施例9は、上述の各実施例と異なり、中
間転写体としてベルト状の中間転写ベルト50を用いて
おり、実施態様1の概略説明図として図11、実施態様
2の同説明図として図12、実施態様3の同説明図とし
て図13、実施態様4の同説明図として図14を示す。
【0096】本実施例の特徴は、前述の上述実施の中間
転写ドラム5に代えて、中間転写ベルト50を採用し、
さらに、中間転写ベルト50の感光ドラム1に接する開
始面が鉛直方向よりも回転現像装置(実施態様1では)
4側から感光ドラム1面に接するように中間転写ベルト
50を各ローラ6、7a、7b、7cで配設し、中間転
写ベルト50による回転風W3 と上述実施例で既に述べ
た回転現像装置4(実施態様1)による回転風W1 との
相乗効果で回転風(W1 +W3 )を発生させていること
である。このために、搬送ガイド13に対するトナーの
飛散が軽減される。
【0097】本実施例における中間転写ベルト50と鉛
直方向とのなす角度θは、 θ≒50° であり、45°以上が好ましいが、相乗効果との兼ね合
いからは、0°<θであればよい。
【0098】本実施例の論理は、上述の各実施例の中間
転写ドラム5に代えて、用いることができることは明ら
かである。このことを具体的に示すのが図11ないし図
14であり、これらの図に示す各実施態様は、中間転写
ドラム5を中間転写ベルト50に変更した以外の構成に
ついては、図11と図1とが同じ、また図12と図4と
が同じ、さらに図13と図5とが同じ、そして図14と
図8とが同じ構成になっている。
【0099】なお、上述実施例において使用した中間転
写体としての中間転写ドラム5および中間転写ベルト5
0は、上述の材質以外のものも適用できることはいうま
でもない。
【0100】また、BK現像器も特に現像方法に依存せ
ず成立することはいうまでもない。また、転写装置7も
中間転写体に対してシーケンスに接触、離間可能な転写
ローラが使用できることはいうまでもない。
【0101】さらに、帯電装置も接触型のたとえば帯電
ローラが使用できることはいうまでもない。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
像担持体の回転方向についての上流側の露光装置と下流
側の回転現像装置とを黒色の現像器によって区分し、ま
た回転現像装置と中間転写体との回転方向を逆方向とす
ることで両者の対向部分の移動方向を同一として両者間
に像担持体側に向かう回転風を形成し、さらに黒色の現
像器によって回転現像装置の上方を覆うとともにこの現
像器下部の後端の位置を所定の位置に配置することによ
り、第1に、黒色の現像器が、回転現像器の回転動作に
基づく飛散トナーが露光装置側に進入するのを防止し、
第2に回転現像装置と中間転写体との間の回転風によっ
て飛散トナーを一定の方向に導き、第3に、この導いた
飛散トナーを黒色の現像器の下部に積極的に付着させて
それ以上の飛散を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図2】第2の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図3】第2の実施例の回転現像装置に搭載された現像
器の概略構成を示す拡大縦断面図。
【図4】第3の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図5】第5の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図6】第6の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図7】第7の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図8】第7の実施例の他の多色画像形成装置の概略構
成を示す縦断面図。
【図9】第8の実施例の多色画像形成装置の概略構成を
示す縦断面図。
【図10】第8の実施例の多色画像形成装置の上面図。
【図11】第9の実施例の多色画像形成装置の実施態様
1の概略構成を示す縦断面図。
【図12】第9の実施例の多色画像形成装置の実施態様
2の概略構成を示す縦断面図。
【図13】第9の実施例の多色画像形成装置の実施態様
3の概略構成を示す縦断面図。
【図14】第9の実施例の多色画像形成装置の実施態様
3の概略構成を示す縦断面図。
【図15】従来の多色画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図。
【図16】形状係数SF1の説明図。
【図17】エステルワックスの一般構造式を示す図。
【図18】(1)、(2)はエステルワックスの具体的
な構造式を示す図。
【図19】(3)、(4)はエステルワックスの具体的
な構造式を示す図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電装置 3 露光装置 4 回転現像装置 4a 回転体 5 中間転写体(中間転写ドラム) 7 転写装置 13 搬送ガイド 15 定着器 50 中間転写体(中間転写ベルト) 100、106、107現像剤担持体(現像ローラ) 141 現像器(M現像器) 142 現像器(C現像器) 143 現像器(Y現像器) 144 現像器(BK現像器) LBK 黒色の現像器の長手方向の長さ LC 回転現像装置の長手方向の長さ O 回転現像装置の回転中心 P 転写材 r 回転現像装置の回転最大半径 R1 像担持体(感光ドラム)の回転方向 R4 回転現像装置の回転方向 R5 中間転写体(中間転写ドラム、中間転写ベ
ルト)の回転方向 T 黒の現像器の下部の後端 W0 、W1 、W2回転風
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 益夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山田 博通 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 竹田 正美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 齋藤 亨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 渋谷 卓史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小酒 達 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 依田 寧雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 平井 政秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−11456(JP,A) 特開 昭63−41871(JP,A) 特開 平5−241420(JP,A) 特開 平5−249795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された像担持体の周囲
    に、その回転方向に沿って順に、帯電装置、露光装置、
    黒色の現像器、少なくとも2色の現像器を有する回転現
    像装置、中間転写体を配設し、前記像担持体上に順次形
    成された複数のトナー像を前記中間転写体に順次中間転
    写し、さらに該中間転写体上に中間転写された複数のト
    ナー像を転写装置によって一括して転写材に転写する多
    色画像形成装置において、 前記回転現像装置の回転方向と前記中間転写体の回転方
    向とを反対方向に設定して、これら回転現像装置と中間
    転写体とが対向する部分に、前記像担持体側に向けて飛
    散トナーを導く回転風を形成するとともに、 前記黒色の現像器を前記回転現像装置の上方を覆うよう
    に配設し、前記回転風によって運ばれた飛散トナーを前
    記黒色の現像器の下部に当てるべく、該黒色の現像器の
    下部の後端の配設位置を、前記回転現像装置の回転中心
    から該回転現像装置の回転最大半径の2分の1以上外側
    に隔てた位置に設定する、 ことを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転自在に支持された像担持体の周囲
    に、その回転方向に沿って順に、帯電装置、露光装置、
    黒色の現像器、少なくとも2色の現像器を有する回転現
    像装置、中間転写体を配設し、前記像担持体上に順次形
    成された複数のトナー像を前記中間転写体に順次中間転
    写し、さらに該中間転写体上に中間転写された複数のト
    ナー像を転写装置によって一括して転写材に転写する多
    色画像形成装置において、 前記回転現像装置の回転方向と前記中間転写体の回転方
    向とを反対方向に設定して、これら回転現像装置と中間
    転写体とが対向する部分に、前記像担持体側に向けて飛
    散トナーを導く回転風を形成するとともに、 前記黒色の現像器を前記回転現像装置の上方を覆うよう
    に配設し、前記回転風によって運ばれた飛散トナーを前
    記黒色の現像器の下部に当てるべく、該黒色の現像器の
    下部の後端の配設位置を、前記回転現像装置の第1色目
    の現像器による現像が終了し該回転現像装置を前記像担
    持体と同方向に回転させて第2色目の現像器を現像位置
    に配置させた状態で、該回転現像装置の既に現像工程を
    終了した第1色目の現像器の現像剤担持体の現像位置に
    相当する配設位置よりも外側に設定する、 ことを特徴とする多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記黒色の現像器の長手方向の長さを、
    前記回転現像装置の長手方向長さよりも長く設定する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の多色画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体に前記中間転写体を下方か
    ら当接させることにより形成される接触面の接触開始位
    置を、前記像担持体の中心の鉛直下方よりも前記回転現
    像装置側に配置する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体が、ドラム状に形成され
    た中間転写ドラムである、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記中間転写ドラムが、160mm以上
    の直径を有する、 ことを特徴とする請求項5記載の多色画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体が、ベルト状に形成され
    た中間転写ベルトである、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記回転現像装置の現像器が、非磁性1
    成分現像剤を使用する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記回転現像装置の複数の現像器が、前
    記回転現像装置の回転中心に対して、回転対称に配置さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記回転現像装置の各現像器に使用さ
    れる現像剤が、重合法によって製造された低軟化物質を
    5〜30重量%含み、形状係数SF1が100〜110
    である実質的球形トナーである、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか記
    載の多色画像形成装置。
JP5321181A 1993-11-26 1993-11-26 多色画像形成装置 Expired - Fee Related JP2859114B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321181A JP2859114B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 多色画像形成装置
US08/348,221 US6047149A (en) 1993-11-26 1994-11-28 Image forming apparatus having a rotatable first developing member, and a fixed second developing member having a housing partially covering the first developing member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321181A JP2859114B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 多色画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07152218A JPH07152218A (ja) 1995-06-16
JP2859114B2 true JP2859114B2 (ja) 1999-02-17

Family

ID=18129700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321181A Expired - Fee Related JP2859114B2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 多色画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6047149A (ja)
JP (1) JP2859114B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226481B1 (en) 1998-12-07 2001-05-01 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with control over developing unit during an idle running of an intermediate image transfer body
US6374065B1 (en) 1999-09-06 2002-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Speed ratio between an image holding member and a developer carrier varies according to an image ratio
JP2003122118A (ja) 2001-10-09 2003-04-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2004272141A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Canon Inc 画像形成装置
US20060269328A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus additionally using erasable toner

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232363A (ja) * 1983-06-15 1984-12-27 Canon Inc 現像方法
US4669852A (en) * 1983-09-27 1987-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus
US4780742A (en) * 1984-07-30 1988-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image quality improving process and apparatus and sheet usable therewith
US4937630A (en) * 1986-12-10 1990-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus employing non-magnetic and magnetic toner
US4958187A (en) * 1987-02-13 1990-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for scanning both sides of an original and producing a duplex copy
US5160969A (en) * 1989-06-26 1992-11-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a separate black developer stored for a color image
EP0497374B1 (en) * 1991-02-01 1995-11-22 Sharp Kabushiki Kaisha An electrophotographic device
JPH05134530A (ja) * 1991-02-18 1993-05-28 Ricoh Co Ltd デジタル複写装置
SG48350A1 (en) * 1991-02-25 1998-04-17 Canon Kk Laminate film for receiving toner image and method for forming fixed toner image on laminate film
JPH0580632A (ja) * 1991-09-18 1993-04-02 Hitachi Ltd 切換え可能な複数の現像機を有する電子写真記録装置
JPH05241420A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置
US5325165A (en) * 1992-03-10 1994-06-28 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic printing machine providing both monochrome and color images

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07152218A (ja) 1995-06-16
US6047149A (en) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7343126B2 (en) Image forming apparatus including a transfer belt having image forming units disposed thereabout
EP0715227B1 (en) A developing apparatus
US6449448B2 (en) Image forming apparatus with a returned toner transfer feature after a nonimage formation operation
JP2008076689A (ja) 画像形成装置
US6321059B1 (en) Image forming apparatus
JP2980975B2 (ja) 現像装置
JP2859114B2 (ja) 多色画像形成装置
JP2003066735A (ja) 画像形成装置
JP2003162125A (ja) 画像形成装置
JPS6385578A (ja) 記録装置
US7308226B2 (en) Image forming method and apparatus with reduced reverse toner transfer
JP2002174934A (ja) 画像形成装置、それに備える単色作像手段、およびそれに備えるトナーリサイクル装置
JP2002189335A (ja) 中間転写体クリーニング装置、およびそれを備えるカラー電子写真装置
JP2001331046A (ja) 画像形成装置
JP2004219711A (ja) 画像形成装置
JP4643317B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006343594A (ja) 画像形成装置
JP2003173092A (ja) 画像形成装置
JP2003091106A (ja) 画像形成装置
JPH11249459A (ja) 画像形成装置
JP3236042B2 (ja) 画像形成装置
JP2002006633A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPS6113265A (ja) 画像形成装置
JP3014133B2 (ja) 画像形成装置
JP2003295571A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091204

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees