JP2859084B2 - ボート用運搬車 - Google Patents

ボート用運搬車

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JP2859084B2 JP12667093A JP12667093A JP2859084B2 JP 2859084 B2 JP2859084 B2 JP 2859084B2 JP 12667093 A JP12667093 A JP 12667093A JP 12667093 A JP12667093 A JP 12667093A JP 2859084 B2 JP2859084 B2 JP 2859084B2
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良明 金子
実 今村
亮吉 鍛治
修三 宇野
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久則 上原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浮橋を構築、保持、移動
するための動力ボートを積載卸下および輸送する運搬車
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浮橋は非常時等に用いられるもので、浮
橋用の運搬車において河川に投入され、その上面を車両
が走行するものである。この場合、複数の浮橋を直列に
接続して河川の一方の河岸と他方の河岸を接続するの
で、浮橋の移動や浮橋の位置の固定のために動力ボート
を必要としている。
【0003】浮橋の固定について説明すると、浮橋は河
川の一方の河岸と他方の河岸とを接続するものであるの
で、河川の流れによって浮橋は押流されやすい。このた
め、浮橋の下流側から浮橋を上流側に向けて動力ボート
で押すようにしている。浮橋による渡河の必要がなくな
ると、浮橋は運搬車に回収される。動力ボートも運搬車
で河川に運搬され、河川に投入され、用済によって運搬
車に回収される(ジェンズ ミリタリ ロジスティクス
(Jane´s Military Logis-tics)1988第132
頁)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は詳細不明で
あるが、ボートの投入、回収の適用可能な河岸が少ない
と考えられる。つまり、運搬車の乗入れ可能な河岸から
水面までの垂直高さ、水平長さが限定されると考えられ
る。
【0005】本発明の目的は、適用可能な河岸を広くで
きる運搬車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシの後
端を中心として前端が上昇可能な傾動フレームおよび傾
動手段と、該傾動フレームに対して後方に突出可能な移
動フレームおよび移動手段と、前記傾動フレームおよび
前記移動フレーム上を移動可能であって、ボートを載せ
ると共にボートの幅方向にガイドとなるポストを有する
ボート架台と、前記傾動フレームの後端側を中心として
前後方向に回動可能であって、前方側に回動させたと
き、前記ボート架台の下方に収納され、後方側に回動し
たときその先端を前記傾動フレームの後端近くまで回動
可能なブームと、該ブームを回動させる回動手段と、前
記ブームの先端から引出され、前記ボート架台およびボ
ートに係合可能なウインチのロープと、からボート用運
搬車を構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】傾動フレームを傾斜させると共に移動フレーム
を水面側に突出させ、この状態でボート架台を移動させ
て、ボートの投入、回収を行う。ボートを回収する際
に、ブームを移動フレームの後方側に回動させて、ブー
ムのロープとボートとの連結を行い、次に、ボートを吊
り上げてボート架台に載せている。ブームを後方に回動
させているので、ブームの先端をボートの近傍に位置さ
せることができ、ブームのロープとボートとの連結を容
易に行なうことができるものである。また、ブームによ
ってボートを吊り上げてボート架台に載せるので、ボー
トをボート架台へ容易に載せることができるものであ
る。
【0008】また、ボートを回収する場合には、先ず、
ボートをウインチで引張ってボート架台に載せる。次に
ボート架台をウインチで引張って回収するものである。
このため、ボートをウインチで引張るとき、ボート架台
も移動する恐れがあるが、第2のストッパと第3のスト
ッパとにより、防止される。ボートをボート架台に載置
後、ボート架台をウインチで引張る際にはレバーを用い
て第3のストッパを第2のストッパから外すので、ボー
ト架台を移動させ、回収することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8により
説明する。まず、図1〜図5によってボートの積み卸し
装置を備えた運搬車の構成を説明する。運搬車は、シャ
ーシ20、該シャーシ20の後端を中心として前端側が
上方になるように傾動可能に設けた傾動フレーム21、
該傾動フレーム21に対して後方に向けてスライド可能
に設けた移動フレーム30、傾動フレーム21の後端を
中心として回動可能に設けたブーム40、傾動フレーム
21および移動フレーム30上を移動可能なボート架台
50、該ボート架台50またはボート100の引き揚げ
を行うウインチ45を主要部品として有する。
【0010】シャーシ20の幅方向の中心にブーム40
があり、この両側に傾動フレーム21を傾動させるため
のシリンダ装置24,24がある。傾動フレーム21は
主にシャーシ21の幅方向外側に設けた2本のフレーム
とこの先端部と後端部をそれぞれ接続する継ぎ部材2
2,23より構成されている。シリンダ装置24は継ぎ
部材22とシャーシ20の長さ方向の中間部とを接続し
ている。継ぎ部材22の中間部にウインチ45があり、
このロープ46はブーム40の長さ方向の中間部に設け
たシーブ47、ブーム40の先端のシーブ48を経由し
てボート架台50又はボート100に接続される。な
お、図4,図5のシーブ47は他よりも大きくして示し
ている。
【0011】移動フレーム30は傾動フレーム21にガ
イドされる2本のフレームと後端を接続する継ぎ部材3
1とからなる。図8に示すように、移動フレーム30の
裏面にはラック35が設けてあり、これを傾動フレーム
21の後端に設置したピニオン36、モータ37、軸3
8で駆動する。これによって、移動フレーム30は後方
に突出する。
【0012】ブーム40は傾動フレーム21に設置した
シリンダ装置41によって後方側に向けて回動する。移
動フレーム30の後端にはボート架台50の車輪に当る
ストッパ39を設けている。ボート架台50は前後左右
の四組の車輪51によって傾動フレーム21、移動フレ
ーム30上を走行する。シャーシ20の走行方向の前方
側から後方側へのボート架台50の走行は傾動フレーム
21の傾斜動作およびウインチ45のロープ46をゆる
めることによって行われ、後方から前方への走行はウイ
ンチ45の駆動によって行われる。
【0013】次に、傾動フレーム21、移動フレーム3
0およびボート架台50の関係を図6〜図9により説明
する。
【0014】図6において、移動フレーム30は二組の
車輪34,25を介して傾動フレーム21に載ってい
る。車輪34は移動フレーム30の前端に設置され、車
輪25は傾動フレーム21の後端に設置されている。
【0015】図7〜図9において、各図の右側がシャー
シ20の幅方向の中心であり、右側に対になる各フレー
ム21,30が対称に設置されている。傾動フレーム2
1はチャンネル状の二つの型材21a,21bからな
り、開口面を対向させて設置している。チャンネル状の
二つの型材21a,21bの間に移動フレーム30の下
部が入っている。内側のフレーム21bの上部にはチャ
ンネル状のフレーム21cを設置している。フレーム2
1cはその開口面を外側に向けている。
【0016】移動フレーム30は二つのチャンネル状の
型材30a,30bからなり、その開口面を外側に向け
て並列に設置している。型材30a,30bの上下面は
板32,33で連結されている。下面の板33にはラッ
ク35を設置している。外側の型材30aの上面には逆
L状の型材30cを設置している。型材30cと板32
とにより開口面を内側に向けたフレームとなっている。
【0017】移動フレーム30の先端に設置した車輪3
4は移動フレーム30の外側にあり、傾動フレーム21
の型材21a,21bの凹部に入っている。傾動フレー
ム21の後端の型材21a,21bに設置した車輪25
は移動フレーム30の型材30a,30bの凹部に入っ
ている。
【0018】図9において、ボート架台50の前後左右
に設置したそれぞれの車輪51は小径の車輪51aと大
径の車輪51bとからなる。二つの車輪51a,51b
は一本の軸に設置している。車輪51aは移動フレーム
30の上面と型材30cとからなる凹部に入っている。
車輪51bは傾動フレーム31の型材21cとフレーム
21cとからなる凹部に入っている。二組の車輪51
a,51bのうち、小径の車輪51a,51aのみでボ
ート架台50を支持させ、走行させることができる。車
輪51a,51bはそれぞれ単独で回転できる。
【0019】以上の如く型材やフレームの凹部は車輪の
ガイドレールである。なお、傾動フレーム21と移動フ
レーム30との間には移動フレーム30を直線移動させ
るための水平方向のガイドローラがあるが図示していな
い。また、ボート架台50を直線移動させるために、ボ
ート架台50の車輪の近傍には傾動フレーム21、移動
フレーム30に接触する水平方向のガイドローラがある
が図示していない。
【0020】ボート架台50は、四つの車輪51を有す
るベース52、ベース52に立設した四つのポスト53
等からなる。ベース52にはボート100を載せる複数
のローラ54がある。後端のポスト53の内側にはロー
ラを垂直方向に取付けている。
【0021】次に、図3によってボート100の降し作
業を説明する。先ず、アウトリガー29を接地させた状
態で、移動フレーム30を後方に突出させる。そして、
シリンダ装置24を用いて傾動フレーム21を傾動さ
せ、移動フレーム30の途中を河岸115に接地させ
る。移動フレーム30の後端は河川110に突出してい
る。この状態では、ボート架台50は車輪51bで傾動
フレーム21に載っている。
【0022】このように、傾動フレーム21の傾斜角、
移動フレーム30の突出量によって、河岸の形状に対応
させる。
【0023】この状態でボート100の降し作業を行
う。事前にボート架台50を傾動フレーム21に固定し
ている治具を外しておく。次に、図1のウインチ45の
ロープ46を徐々に繰出す。これによってボート架台5
0は車輪51bを介して傾動フレーム21を滑り、次に
車輪51aを介して移動フレーム30を滑り降りる。ボ
ート架台50の後端の車輪51がストッパ39に当り、
停止する。この状態でボート100の後端が着水する。
【0024】次に、ウインチ45のロープ46をボート
架台50からボート100の先端に掛け換える。また、
ボート100に載り、ボート100をボート架台50の
ポスト53に固定しているロープ(図示せず)をほど
く。次に、ウインチ35のロープ46を徐々に緩める。
これによって、ボート100はボート架台50を滑り、
河川110に浮ぶ。
【0025】図4,図5によって、ボート100の使用
後のボート回収作業について説明する。図4は、ボート
100をボート架台50に載せる作業を示す。図3の如
く、ボート100を降したのと同様な状態で、シリンダ
装置41を駆動させてブーム40を後方側に傾斜させ、
ボート100からロープ46を取ることができるように
する。この状態でウインチ45のロープ46をボート1
00の先端に引っ掛ける。次に、ウインチ45を駆動し
てロープ46を巻取り、ボート100を吊り上げる。そ
の後、ブーム40を矢印A方向(前方側)に回動させて
ボート100をボート架台50の上方に引寄せる。ま
た、ウインチ45を操作して、ボート100をボート架
台50に載せる。ボート100はローラ54,55にガ
イドされて前方に容易に移動する。ボート100をボー
ト架台50に対して所定位置に引寄せた後、ロープを用
いてポスト53に固定する。これを図5に示す。
【0026】次に、ロープ46をボート100から外
し、ブーム40を前方側に倒す。また、ロープ46をボ
ート架台50の前端に結合する。この状態が図3と同様
の状態である。
【0027】次に、前述の図3にて説明した動作とは逆
にウインチ45を駆動してボート架台50を引き上げ
る。ボート架台50は移動フレーム30、次に傾動フレ
ーム21を走行する。ボート架台50が傾動フレーム2
1の所定の位置に移動すると、シリンダ装置24を縮
め、傾動フレーム21を水平にする。次に、モータ37
を駆動して移動フレーム30を収納する。移動フレーム
30は前進することによって車輪51aを支持する。次
に、ボート架台50を傾動フレーム21に金具(図示せ
ず)を用いて移動しないように固定する。
【0028】以上のように、移動フレーム30の突出と
傾動によってボート100の投入と回収を行うので、河
岸の種々な形状に容易に対応することができるものであ
る。また、ボート100を降す際には、移動フレーム3
0を突出させて河岸115に支持させた状態でボート架
台50を降下させているので、移動フレーム30に異常
な曲げモーメントが生じない。同様に、ボート100の
回収時には、移動フレーム30を河岸115に支持させ
た状態でボート架台50を移動させている。上記のため
に、ボート架台50は二組の車輪51a,51bを備
え、それぞれ移動フレーム30、傾動フレーム21を移
動できるようにしている。また、ブーム40を後方側に
突出しているので、ロープ46をボート100から容易
に取ることができるものである。
【0029】ブーム40を設けない場合は、傾動フレー
ム21の前端に掛けたロープ46を河岸115からボー
ト100に向けて投げて、ロープ46をボートに渡す。
又はボート100からメッセンジャロープを投げてロー
プ46の先端に係合する。この手段に比べて、前記図示
の実施例は、ロープ46の結合およびボート100のボ
ート架台50への載置を容易に行うことができる。
【0030】図10〜図12によりボート架台50を移
動フレーム30に固定する装置について説明する。ボー
ト架台50が移動フレーム30の後端側に位置し、後端
の車輪51がストッパ39に当った状態で、固定装置6
0が作動する。即ち、固定装置60のフック62が移動
フレーム30に設置されたストッパ61に係合し、ボー
ト架台50が前方側に移動するのを防止する。
【0031】前記フック62を外すには、前方側のポス
ト53に設置したレバー80を上方側に回動させて行
う。レバー80はワイヤロープ89を介してフック62
を上方に回動させ、フック62をストッパ61から外
す。ストッパ61は移動フレーム30の上面に突出して
いて、上面は後方に行くに従って高くなっており、後端
の垂直面が係合面となっている。フック62はベース5
2の下面ブラケット63に後方側に向けて取付けられ、
前端を中心として上下方向に回動する。
【0032】65はベース52を垂直に貫通したスライ
ダであり、ワイヤーロープ89とフック62とを接続す
る。スライダ65はフック62の上面の傾斜した長穴6
3に移動自在に連結されている。
【0033】スライダ65の上端に結合したワイヤロー
プ89はポスト70の上端のガイド71、下部のガイド
72、前端のポスト53の下部のガイド73、上部のシ
ーブ74を経由して、その下部のレバー80に連結して
いる。
【0034】レバー80およびシーブ74はポスト53
の上部のブラケット90に回動自在に設置されている。
レバー80の一端は把手80aであり、他端はワイヤロ
ープ89の結合部である。レバー80の他端側は引張り
ばね95で上方に引張られている。96はレバー80に
当るストッパでブラケット90に設けている。レバー8
0の中間部に長手方向に向けた長穴81があり、ブラケ
ット90のピン91で支持されている。長穴81よりも
手前側のレバー80にはピン82がピン91に平行に設
置させている。ブラケット90の上面にはピン82の入
る凹部92を設けている。
【0035】かかる構成において、レバー80の把手8
0aを上方に持上げてピン82を凹部92に入れると、
フック62は上方に引上げられる。この状態からレバー
80の把手を持上げると共に手前に引いてピン82を凹
部92から外すと、引張りばね85によって把手80a
は下降し、フック62が下降可能となる。
【0036】さて、ボート100を降す際には、事前に
レバー80を実線の状態にする。これによって、フック
62は回動可能な状態に下降する。ボート架台50の下
降によって、フック62がストッパ61の斜面に当って
乗越え、そして車輪51がストッパ39に当った状態で
フック62がストッパ61に係合する。
【0037】ボート100の回収時までこの状態にして
おく。そして、前記図3,図4に示す作業によってボー
ト100をボート架台50に載せる。このとき、ボート
100をボート架台50に接触した状態でブーム40に
よってボート100を手前に引張る。ボート100はロ
ーラ54を介してボート架台50に載っており、ボート
架台50の載っている移動フレーム30は傾斜している
ので、ボート架台50の前方への移動は生じにくいが、
発生することがある。しかし、フック62がストッパ6
1に係合しているのでボート架台50が前方に移動する
ことはない。したがって、ボート100のボート架台5
0への載置を容易に行うことができる。
【0038】次に、ウインチ45によってボート架台5
0を前方に移動させるときになると、レバー80を回動
させて想像線の状態とし、フック62を上方に引上げ、
ストッパ61からの係合を外す。この状態でウインチ4
5を動作させて、ボート架台50を移動させる。
【0039】上記実施例では、移動フレーム30に対し
てボート架台50が平行にしか移動できないために、移
動フレーム30の傾斜角度によってボート架台50とボ
ート100の相対角度が大きく変化する。このため、ボ
ート100を卸す時およびボート100を積載する時
に、ボート100とボート架台50の各部が当り、ボー
ト100の損傷の恐れがある。また、ボート架台50へ
のボート100の侵入、分離を容易にするためのローラ
54を多く設ける必要があり、構造が複雑になってい
る。
【0040】図13〜図14の実施例はこれを改良する
ものである。ボート架台50の後端側(河川側)の下面
には浮体130を設けている。移動フレーム30を傾斜
させると共にウインチ45を駆動してボート架台50を
下降させれば、浮体130の浮力によってボート架台5
0およびボート100は先端側の車輪51を中心として
水平になる。ボート架台50を所定位置まで下降させる
と、ウインチ45を停止させ、先端側の車輪51に同軸
に設けたフック132を回動させて移動フレーム30の
上面のストッパ135に掛ける。そして、ボート100
は後進力によって、ボート架台50から離れる。ボート
100を載せる場合は逆手順である。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、ブームを
後方側に回動させて回収を行うので、ボートの回収を容
易に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬車の斜視図である。
【図2】運搬車の走行状態の側面図である。
【図3】運搬車のボートの降し作業時の側面図である。
【図4】運搬車ボートの回収作業の初期の状態を示す側
面図である。
【図5】ボート回収作業の途中の状態を示す側面図であ
る。
【図6】運搬車の傾動フレーム、移動フレームおよびボ
ート架台の関係を示す側面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図6の8−8線断面図である。
【図9】図6の9−9線断面図である。
【図10】ボート架台の側面図である。
【図11】ボート架台の固定装置のフック部の拡大図で
ある。
【図12】ボート架台の固定装置の操作部の縦断面図で
ある。
【図13】他の実施例のボートの降し作業時の側面図で
ある。
【図14】ボート架台と移動フレームの関係を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
20…シャーシ、21…傾動フレーム、24,41…シ
リンダ装置、25,34,51,51a,51b…車
輪、30…移動フレーム、39,61…ストッパ、40
…ブーム、45…ウインチ、46…ロープ、50…ボー
ト架台、62…フック、80…レバー、89…ロープ。
フロントページの続き (72)発明者 今村 実 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 鍛治 亮吉 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 宇野 修三 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 中村 武男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 上原 久則 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 原 拓也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社 日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−149226(JP,A) 特開 平1−148634(JP,A) 特開 平1−240336(JP,A) 特開 平5−58216(JP,A) 実開 昭54−79608(JP,U) 実開 平1−149828(JP,U) 実開 平2−43738(JP,U) 実開 平3−8936(JP,U) 実公 昭50−9724(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60P 1/00 - 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシの後端を中心として前端が上昇可
    能な傾動フレームおよび傾動手段と、 該傾動フレームに対して後方に突出可能な移動フレーム
    および移動手段と、 前記傾動フレームおよび前記移動フレーム上を移動可能
    であって、ボートを載せると共にボートの幅方向にガイ
    ドとなるポストを有するボート架台と、 前記傾動 フレームの後端側を中心として前後方向に回動
    可能であって、前方側に回動させたとき前記ボート架台
    の下方に収納され、後方側に回動したときその先端を前
    記傾動フレームの後端近くまで回動可能なブームと、 該ブームを回動させる回動手段と、 前記ブームの先端から引出され、前記ボート架台および
    ボートに係合可能なウインチのロープと、 からなるボート用運搬車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボート用運搬車において、
    前記移動フレームの後端に設置され、前記ボート架台が
    後方側へ移動するのを防止するために該ボート架台に当
    接する第1のストッパと、前記ボート架台が前記移動フ
    レームの後端に位置した状態で該ボート架台が前方側に
    移動するのを防止するために前記移動フレームに設置し
    た第2のストッパと、該第2のストッパに係合および離
    脱自在に前記ボート架台に設置した第3のストッパと、
    該第3のストッパを第2のストッパに対して係合又は離
    脱を指令するためのレバーと、からなるボート用運搬
    車。
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