JP2858930B2 - 解凍庫 - Google Patents

解凍庫

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JP2858930B2
JP2858930B2 JP28748990A JP28748990A JP2858930B2 JP 2858930 B2 JP2858930 B2 JP 2858930B2 JP 28748990 A JP28748990 A JP 28748990A JP 28748990 A JP28748990 A JP 28748990A JP 2858930 B2 JP2858930 B2 JP 2858930B2
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JP
Japan
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water
sprinkler
evaporator
thawing
watering
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JPH04158775A (ja
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徳太郎 間瀬
敬 滝沢
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は凍結食品に強制循環される多湿冷気により解
凍する解凍庫に関する。
(ロ)従来の技術 従来此の種解凍庫では、特開昭63−219365号公報に示
されるように、断熱箱にて画成される庫内をドレンパン
である集水器にて上下に仕切り、上方を蒸発器、送風
機、散水器等を収納した多湿冷気発生室とし、下方を凍
結食品を収容する収納室として発生室にて発生した多湿
冷気を収納室に強制循環することにより凍結食品の解凍
を行えるようにしている。
その際、散水器には下方に配置した貯水タンクからポ
ンプによって水を供給している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 斯かる構成で散水後散水器に水が残留していると、解
凍後の冷却締め運転や保冷運転時にこれが凍結して散水
器の破裂や目詰まりが生じる。
前記従来技術においては、下方から散水器に給水して
いるため、散水器先端を上方向に向けておくことによ
り、散水後の残存水は自然落下により再び下方の給水タ
ンクに戻って行くが、解凍庫の天井に給水装置を設ける
等、機器の構造上給水装置が散水器よりも上部に設置さ
れる場合は、自然落下による給水装置への回収は困難と
なる問題があった。
本発明は以上の如き問題点を解決するために成された
ものであり、散水器の残留水による散水器の凍結を解消
した解凍庫を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、冷凍サイクルの蒸発器と、この蒸発器に散
水するための複数の散水ノズルを有した散水器と、送風
機と、蒸発器及び散水器下方に位置するドレンパンとを
具備して収納室内に多湿冷気を強制循環する解凍庫にお
いて、散水器より上方に給水装置を設け、散水器は先端
が低く傾斜して配設すると共に、この散水器の最下点付
近に位置する散水ノズルを下方に向けて配設したもので
ある。
(ホ)作 用 本発明によれば、散水後に散水器に残留する水は散水
器の先端に集結し、その付近に位置する下向きの散水ノ
ズルから自然落下してドレンパンに回収される。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は本発明を適用するプレハブ高湿解凍庫であり、断
熱外箱2内部に密閉された収納室3が構成されている。
外箱2は隣り合うパネルとの結合部分に凸部或いは凹部
を有したステンレスエンボス断熱パネルを組み合わせて
箱状に構成され、前壁にコントローラ4、電装箱5、天
上に給水装置6が取り付けられている。更に、断熱外箱
2の前壁には凍結食品を出し入れする物品出入口が構成
され、この物品出入口を開閉自在に閉塞する断熱扉7が
設けられている。
収納室3上方の庫内上部には多湿冷気発生室8を構成
し、該発生室8内に位置するよう加温ヒータ9及び霜取
ヒータ10を具備した冷凍装置に含まれるプレートフィン
型蒸発器11と、蒸発器11の空気入口面11A側に配設さ
れ、蒸発器11の空気入口面11Aに向けて散水する孔を有
した複数の散水ノズル12Aを有する散水器12と、蒸発器1
1の空気出口面11Bと対向する送風機13とが枠部材14及び
アングル材15を介して外箱2の天壁下面略中央に取り付
けられている。また、散水器12の蒸発器11と反対側には
エリミネータ28が立設される。
前記散水器12の基部は断熱外箱2の天井壁を貫通し、
給水装置6に接続されている。更に散水器12はエリミネ
ータ28と蒸発器11間において前後方向に延在し、前方に
位置する先端が低くなるように傾斜して配設される。更
に、散水器12の最下点となる先端付近に位置する散水ノ
ズル12Aは下方に向けて配設されている。これによって
散水後に散水器12内に残留した水は、この下向きに散水
ノズル12Aから自然落下し、後述するドレンパン20に回
収される。
枠部材14の下端にはアングル材16が取り付けられ、こ
のアングル材16と外箱2の左右側壁間に渡って二枚のエ
リミネータ17、18が取り付けられている。
前述のドレンパン20は、蒸発器11、散水器12及び送風
機13に対向する下方に配置されている。ドレンパン20は
一側をヒンジ21にて枠部材14に回動自在に枢支されてお
り、更に他側を取り外し自在のキャッチャー22にて枠部
材14に固定されている。ドレンパン20は散水ノズル12A
から噴射された水や、蒸発器11の除霜水を回収する。
23は前記ドレンパン20の下方を被うよう配置された外
装板であり、ドレンパン20のヒンジ21側と同一側をヒン
ジ24にてアングル材16に回動自在に枢支され、他側を同
様に取り外し自在のキャッチャー25にてアングル部材16
に固定されている。外装板23はエリミネーター17及び18
と略同一高さに位置して収納室3を発生室8と区画して
おり、また、この外装板23の存在によってドレンパン20
はその全体が発生室8内に存在することになる。また、
外装板23の上面には断熱材26が貼り付けられている。
尚、27はドレンパン20に着脱自在に接続された排水ホ
ースである。
次に、解凍庫1の解凍動作を説明する。冷凍装置、送
風機13及び給水装置6の運転により蒸発器11で熱交換さ
れた冷気は、散水器12の散水ノズル12Aから蒸発器11の
空気入口面11Aに向けて霧状に散水され、加温ヒータ9
の加熱によって蒸発せられた水の微粒子を含んで多湿冷
気(例えば温度5℃、湿度95〜100%)となりこの多湿
冷気は送風機13によって収納室3に強制循環され、凍結
食品の解凍動作を行う。
蒸発器11の除霜水や、散水器12からの余剰水はドレン
パン20に回収され、排水ホース27から排水される。
この解凍動作が終了すると、所定時間蒸発器11により
収納室3内は−3℃程に冷却されて、所謂締め運転が行
われ、その後、例えば0℃程の保冷運転に入る。
このような締め運転・保冷運転時には散水器12周囲は
凍結温度まで低下するが、散水器12内部には前述の如く
水が残留しないので凍結が生じない。
(ト)発明の効果 本発明によれば散水器への給水装置を散水器より上方
に配設しても、散水器の先端が低く傾斜しており、最下
点付近の散水ノズルを下方に向けているので、散水後に
散水ノズル中の水はこのノズルから自然落下してドレン
パンに回収される。そのため、散水器中に残留する水が
なくなるので、解凍後の冷却運転等によってこれらが凍
結することもなく、従って散水器の故障や目詰まりを解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の解凍庫の縦断面図、第2図は解凍庫の
斜視図、第3図は解凍庫の平断面図、第4図は立設した
エリミネータを除去した発生室部分の解凍庫の断面図、
第5図は第1図の発生室部分の拡大図である。 1……解凍庫、2……断熱外箱、3……収納室、6……
給水装置、8……多湿冷気発生室、11……蒸発器、12…
…散水器、12A……散水ノズル、13……送風機、20……
ドレンパン、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルの蒸発器と、該蒸発器に散水
    するための複数の散水ノズルを有した散水器と、送風機
    と、前記蒸発器及び散水器下方に位置するドレンパンと
    を具備し、収納室内に多湿冷気を強制循環する解凍庫に
    おいて、前記散水器より上方に該散水器に給水するため
    の給水装置を設け、前記散水器は先端が低く傾斜して配
    設すると共に、該散水器の最下点付近に位置する散水ノ
    ズルを下方に向けて配設したことを特徴とする解凍庫。
JP28748990A 1990-10-24 1990-10-24 解凍庫 Expired - Lifetime JP2858930B2 (ja)

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JP28748990A JP2858930B2 (ja) 1990-10-24 1990-10-24 解凍庫

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JPH04158775A JPH04158775A (ja) 1992-06-01
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