JPH0293267A - 室内スキー場における造雪方法および造雪装置 - Google Patents
室内スキー場における造雪方法および造雪装置Info
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- JPH0293267A JPH0293267A JP63246584A JP24658488A JPH0293267A JP H0293267 A JPH0293267 A JP H0293267A JP 63246584 A JP63246584 A JP 63246584A JP 24658488 A JP24658488 A JP 24658488A JP H0293267 A JPH0293267 A JP H0293267A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C3/00—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
- F25C3/04—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/048—Snow making by using means for spraying water
- F25C2303/0481—Snow making by using means for spraying water with the use of compressed air
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、室内スキー場における人工雪の造雪方法お
よび造雪装置に関するものである。
よび造雪装置に関するものである。
近時、都市近辺でウィンタースポーツを楽む人のために
、各地に室内人ニスキー場が建設されるようになってき
た。室内人ニスキー場においては、室内で人工的に雪を
造り、これを床面上に所定の厚さで堆積させることが必
要である。
、各地に室内人ニスキー場が建設されるようになってき
た。室内人ニスキー場においては、室内で人工的に雪を
造り、これを床面上に所定の厚さで堆積させることが必
要である。
このような造雪方法として、次の方法が知られている。
(^)水を吸収させた高吸水性樹脂(吸水性ポリマー)
を、床に敷設したブライン配管上に散布しそして堆積さ
せ、プライン配管によって凍結させることにより造雪す
る方法。
を、床に敷設したブライン配管上に散布しそして堆積さ
せ、プライン配管によって凍結させることにより造雪す
る方法。
(B)氷塊を製造し次いでこの氷塊を細かく砕いた上、
床上に散布しそして堆積させることにより造雪する方法
。
床上に散布しそして堆積させることにより造雪する方法
。
(C)屋外のスキー場等で雪不足のときに行なわれる方
法であつて、水を圧縮空気と共に1つのノズル口から噴
射する2流体ノズルからなるガンタイプの造雪機、また
は、多数の水噴射ノズルをファンの出口周辺に設けたフ
ァンタイプの造雪機により水を噴射し自然の冷気を利用
して造雪する方法。
法であつて、水を圧縮空気と共に1つのノズル口から噴
射する2流体ノズルからなるガンタイプの造雪機、また
は、多数の水噴射ノズルをファンの出口周辺に設けたフ
ァンタイプの造雪機により水を噴射し自然の冷気を利用
して造雪する方法。
(D)2流体ノズルを使用し、水を圧縮空気と共に室内
に噴出して水のミストを発生させ、発生した水のミスト
を、冷気により、天井に設けられた格子に付着させ、付
着した雪氷をスクレーバにより床面上にかき落とし、堆
積させることにより造雪する方法。
に噴出して水のミストを発生させ、発生した水のミスト
を、冷気により、天井に設けられた格子に付着させ、付
着した雪氷をスクレーバにより床面上にかき落とし、堆
積させることにより造雪する方法。
しかしながら、上述した従来の造雪方法には、次のよう
な問題がある。
な問題がある。
(a) 上記(A)の方法は、水を吸収させた吸水性
ポリマーをプライン配管で凍結させることにより造雪す
る方法であるから、製造された人工雪は、アイスバーン
状になりがちである。従って、この方法では、天然雪の
ようなしまり雪や粉雪を製造することができない。
ポリマーをプライン配管で凍結させることにより造雪す
る方法であるから、製造された人工雪は、アイスバーン
状になりがちである。従って、この方法では、天然雪の
ようなしまり雪や粉雪を製造することができない。
更に、吸水性ポリマーの性質上、滑走性が悪(、融解す
るとベトベトしたゲル状の物質となるため衣服等に付着
すると乾燥しに<<、且つ、スキーの金属部分その他の
金属が腐食しやすい。
るとベトベトしたゲル状の物質となるため衣服等に付着
すると乾燥しに<<、且つ、スキーの金属部分その他の
金属が腐食しやすい。
(ハ) 上記(B)の方法は、細かく砕いた氷塊を床上
に散布する方法であるから、製造された人工雪はざらめ
状である。従って、この方法では、天然雪のようなしま
り雪や粉雪を製造することができない、しかも、製氷、
砕氷、散布の3工程を必要とするため、設備費およびラ
ンニングコストが多額になる。
に散布する方法であるから、製造された人工雪はざらめ
状である。従って、この方法では、天然雪のようなしま
り雪や粉雪を製造することができない、しかも、製氷、
砕氷、散布の3工程を必要とするため、設備費およびラ
ンニングコストが多額になる。
(C) 上記(C)の方法は、屋外スキー場の造雪に
は適当であっても、この方法で室内の造雪を行なうと、
使用する水および圧縮空気の量が非常に多(なり、単位
空間当りの冷熱量(水を氷に変えるために必要とする熱
Ji)が大になる。従って、冷凍機の設備費およびラン
ニングコストが多額になる。
は適当であっても、この方法で室内の造雪を行なうと、
使用する水および圧縮空気の量が非常に多(なり、単位
空間当りの冷熱量(水を氷に変えるために必要とする熱
Ji)が大になる。従って、冷凍機の設備費およびラン
ニングコストが多額になる。
更に、市販のガンタイプの造雪機では、スプレーされる
水滴の径が200−超〜400nであり大きいので熱交
換率が悪く、屋内においては雪になりにくい。
水滴の径が200−超〜400nであり大きいので熱交
換率が悪く、屋内においては雪になりにくい。
(dl 上記CD)の方法は、天井に付着させた雪氷
を床上にかき落とす方法であるから、かき落とすための
装置を必要とし、設備費およびランニングコストが多額
になる。また、天井に雲水を付着させるためには、その
雪氷がある程度湿っていることを必要とする。従って、
粉雪を製造することはできず、且つ、粉雪、しまり雪お
よびアイスバーンというように雪質をコントロールする
こともできない、更に、水および圧縮空気の噴射によっ
て発生したミストを雪氷として天井に付着させるために
は、室内の温度を相当下げなければならず、このために
多大のエネルギーを必要とする。
を床上にかき落とす方法であるから、かき落とすための
装置を必要とし、設備費およびランニングコストが多額
になる。また、天井に雲水を付着させるためには、その
雪氷がある程度湿っていることを必要とする。従って、
粉雪を製造することはできず、且つ、粉雪、しまり雪お
よびアイスバーンというように雪質をコントロールする
こともできない、更に、水および圧縮空気の噴射によっ
て発生したミストを雪氷として天井に付着させるために
は、室内の温度を相当下げなければならず、このために
多大のエネルギーを必要とする。
従って、この発明の目的は、室内において、その外観お
よび性質が天然雪と殆んど変らない人工雪を、雪質のコ
ントロールが可能に、且つ効率よく大量に低コストで製
造することができる造雪方法および造雪装置を提供する
ことにある。
よび性質が天然雪と殆んど変らない人工雪を、雪質のコ
ントロールが可能に、且つ効率よく大量に低コストで製
造することができる造雪方法および造雪装置を提供する
ことにある。
この発明は、スキー室に、その側壁に沿い一定間隔で複
数個の2流体スプレーノズルを配置し、前記室内を、所
定位置に設けられた噴出口から噴出する冷気により0℃
以下に保ち、前記複数個の2流体スプレーノズルの各々
から、前記室内に向け、水を圧縮空気と共に、200〜
5nのほぼ均一な粒径の水滴となるように、前記水と前
記圧縮空気との噴出比を調整して噴射し、噴射された前
記水滴を前記室内において冷気により冷却し雪状となし
、このようにして得られた人工雪を前記室内の床上に堆
積させることに特徴を有するものである。
数個の2流体スプレーノズルを配置し、前記室内を、所
定位置に設けられた噴出口から噴出する冷気により0℃
以下に保ち、前記複数個の2流体スプレーノズルの各々
から、前記室内に向け、水を圧縮空気と共に、200〜
5nのほぼ均一な粒径の水滴となるように、前記水と前
記圧縮空気との噴出比を調整して噴射し、噴射された前
記水滴を前記室内において冷気により冷却し雪状となし
、このようにして得られた人工雪を前記室内の床上に堆
積させることに特徴を有するものである。
次に、この発明を、図面を参照しながら説明する。第1
図はこの発明の装置の一実施態様を示す概略垂直断面図
であり、第2図は同じく概略水平断面図である0図面に
示すように、スキーのための室lは、断熱壁によって構
成された側壁2及び天井3と、床4とからなっている。
図はこの発明の装置の一実施態様を示す概略垂直断面図
であり、第2図は同じく概略水平断面図である0図面に
示すように、スキーのための室lは、断熱壁によって構
成された側壁2及び天井3と、床4とからなっている。
第2図中に点線で示す棚IO内はゲレンデである。
天井3の中央部付近には、室1内に下方に向けて冷気を
噴出するための冷気噴出口5が設けられており、一方の
側壁2の下部には、室1内に噴出された冷気を吸引し排
出するための冷気非出口6が設けられている。冷気噴出
口5は、側壁2の上部に設けてもよい。
噴出するための冷気噴出口5が設けられており、一方の
側壁2の下部には、室1内に噴出された冷気を吸引し排
出するための冷気非出口6が設けられている。冷気噴出
口5は、側壁2の上部に設けてもよい。
室l内には、長さ方向の相対向する側壁2に沿い、その
上部に複数個の2流体スプレーノズル7が、一定間隔を
あけて配置されている。2流体スプレーノズル7は、水
を圧縮空気と共に1つのノズル口から噴出する構造で、
噴出した圧縮空気が、ノズルの出口において膨張する断
熱膨張タイプである。そして、水と圧縮空気との噴出比
を調整することにより、噴出した水滴の粒径を変えるこ
とができる。
上部に複数個の2流体スプレーノズル7が、一定間隔を
あけて配置されている。2流体スプレーノズル7は、水
を圧縮空気と共に1つのノズル口から噴出する構造で、
噴出した圧縮空気が、ノズルの出口において膨張する断
熱膨張タイプである。そして、水と圧縮空気との噴出比
を調整することにより、噴出した水滴の粒径を変えるこ
とができる。
第2図において、8は2流体スプレーノズル7に水を供
給するための導管、9は2流体スプレーノズル7に圧縮
空気を供給するための導管である。
給するための導管、9は2流体スプレーノズル7に圧縮
空気を供給するための導管である。
導管8の一端は、室1外に設けられた図示しない水供給
源に接続され、そして、導管9の一端は、同じく室l外
に設けられた図示しない圧縮空気供給源に接続されてい
る。床4を横切る導管8および9は、床4の下方に配設
されている。
源に接続され、そして、導管9の一端は、同じく室l外
に設けられた図示しない圧縮空気供給源に接続されてい
る。床4を横切る導管8および9は、床4の下方に配設
されている。
2流体スプレーノズル7の各々から室l内に向け、第1
図に矢印で示すように、水を圧縮空気と共に噴射する。
図に矢印で示すように、水を圧縮空気と共に噴射する。
噴射された水滴は、室l内において、冷気噴出口5から
噴出する冷気により冷却され雪状となり、室1の床4上
に堆積する。
噴出する冷気により冷却され雪状となり、室1の床4上
に堆積する。
2流体スプレーノズル7から室l内に噴射される水滴は
、200n〜5nのほぼ均一な粒径であることが必要で
ある。このように噴射される水滴の粒径を微小且つ均一
にすることによって、従来の屋外での造雪機で噴射され
る、粒径2004超〜400nの水滴に比べて、その表
面積/体積比が大になり、更に、粒径が微小であること
によりその自重も小さくなる結果、室!内における水滴
の滞空時間も長くなる。従って、室l内に噴射された水
滴は、冷気噴出口5から噴出する冷気にさらされる時間
も長くなり、これらによって、冷気との熱交換率が向上
し、効率的に冷却される。更に、水滴の粒径をほぼ均一
にしたことにより、雪質にむらが生ぜず均質な人工雪を
製造することができる。
、200n〜5nのほぼ均一な粒径であることが必要で
ある。このように噴射される水滴の粒径を微小且つ均一
にすることによって、従来の屋外での造雪機で噴射され
る、粒径2004超〜400nの水滴に比べて、その表
面積/体積比が大になり、更に、粒径が微小であること
によりその自重も小さくなる結果、室!内における水滴
の滞空時間も長くなる。従って、室l内に噴射された水
滴は、冷気噴出口5から噴出する冷気にさらされる時間
も長くなり、これらによって、冷気との熱交換率が向上
し、効率的に冷却される。更に、水滴の粒径をほぼ均一
にしたことにより、雪質にむらが生ぜず均質な人工雪を
製造することができる。
水滴の粒径が200n超であり且つ粒径分布が広いと、
上述の作用を効果的に得ることができない。
上述の作用を効果的に得ることができない。
一方、水滴の粒径を5n未満にしても上述の作用により
以上の効果が認められない、なお、水滴を200〜5μ
廟のほぼ均一な粒径に変化させることは、2流体スプレ
ーノズル7から噴射される水と圧縮空気との比を調整す
ることにより行なうことができる。
以上の効果が認められない、なお、水滴を200〜5μ
廟のほぼ均一な粒径に変化させることは、2流体スプレ
ーノズル7から噴射される水と圧縮空気との比を調整す
ることにより行なうことができる。
上述のように、水滴を微小化することによる効果は、室
内においてのみ得られるのであり、屋外において微小水
滴を噴射した場合には、噴射された水滴のほとんどが風
等によって飛散し、目的の場所に効率よく造雪すること
はできない。
内においてのみ得られるのであり、屋外において微小水
滴を噴射した場合には、噴射された水滴のほとんどが風
等によって飛散し、目的の場所に効率よく造雪すること
はできない。
更に、この発明においては、室1内に、その側壁2に沿
い、一定間隔で複数個の小容量の2流体スプレーノズル
7が配置され、これらのスプレーノズル7によって、室
1内に同時に水滴が噴射される。従って、室l内の全体
にわたって均一に水滴を飛翔させることができるから、
大容量の1つのスプレーノズルを配置する場合よりも熱
交換率が向上し、同じ造雪量を確保するために必要な単
位空間当りの冷熱量を減少させることができる。
い、一定間隔で複数個の小容量の2流体スプレーノズル
7が配置され、これらのスプレーノズル7によって、室
1内に同時に水滴が噴射される。従って、室l内の全体
にわたって均一に水滴を飛翔させることができるから、
大容量の1つのスプレーノズルを配置する場合よりも熱
交換率が向上し、同じ造雪量を確保するために必要な単
位空間当りの冷熱量を減少させることができる。
上述のようにして製造される人工雪の雪質は、2流体ス
プレーノズル7から噴射される水滴の粒径およびその温
度、圧縮空気の温度、水と圧縮空気との噴出比、並びに
、室l内の温度を調整することにより、アイスバーン状
、しまり雪状、粉雪状というように任意に変化させるこ
とができる。
プレーノズル7から噴射される水滴の粒径およびその温
度、圧縮空気の温度、水と圧縮空気との噴出比、並びに
、室l内の温度を調整することにより、アイスバーン状
、しまり雪状、粉雪状というように任意に変化させるこ
とができる。
次に、この発明を、実施例により説明する。
長さ300m、幅50m、高さ6mの寸法の室I内に、
長さ方向の相対向する側壁2に沿い、15m間隔で高さ
6mの位置に計40個の2流体スプレーノズル7を配置
し、この2流体スプレーノズル7の各々から、下記条件
によって水を圧縮空気と共に噴射した。
長さ方向の相対向する側壁2に沿い、15m間隔で高さ
6mの位置に計40個の2流体スプレーノズル7を配置
し、この2流体スプレーノズル7の各々から、下記条件
によって水を圧縮空気と共に噴射した。
ノズルに供給される水の温度 : 3.8’Cノ
ズルに供給される圧縮空気の温度: 21.5℃噴射さ
れた水滴の粒径 (D) : 40n室内の温
度 (T、) ? −5℃造雪速度
? 1.35”/11゜この結果
、0.252g/Cdの密度(計測値)の天然雪とほぼ
同じ雪質の粉雪を、均一に且つ効率的に造雪することが
できた。
ズルに供給される圧縮空気の温度: 21.5℃噴射さ
れた水滴の粒径 (D) : 40n室内の温
度 (T、) ? −5℃造雪速度
? 1.35”/11゜この結果
、0.252g/Cdの密度(計測値)の天然雪とほぼ
同じ雪質の粉雪を、均一に且つ効率的に造雪することが
できた。
次に、ノズルに供給される水の温度をIO’C1圧縮空
気の温度を20’Cとし、室温(T、)および水滴の粒
径(D)を変えて造雪した。その結果、次のように雪質
を変化させることができた。
気の温度を20’Cとし、室温(T、)および水滴の粒
径(D)を変えて造雪した。その結果、次のように雪質
を変化させることができた。
(a)−6℃≦T、≦−4℃の場合
60tt−≦D : アイスバーン40 μm≦
D≦sou : Lまり雪D≦404 : 粉
雪 (b)−4℃≦7.≦−2’Cの場合 40μm≦D : アイスバー220フ D≦20μ■ ; 粉雪 C発明の効果〕 以上述べたように、この発明によれば、次のような優れ
た効果がもたらされる。
D≦sou : Lまり雪D≦404 : 粉
雪 (b)−4℃≦7.≦−2’Cの場合 40μm≦D : アイスバー220フ D≦20μ■ ; 粉雪 C発明の効果〕 以上述べたように、この発明によれば、次のような優れ
た効果がもたらされる。
(イ) 製造された雪は、天然雪のような種々の結晶形
状を有さす、すべて球形であることを除いて、天然雪と
ほぼ同様の雪質を有している。
状を有さす、すべて球形であることを除いて、天然雪と
ほぼ同様の雪質を有している。
(Il+)雪質を、アイスバーン、しまり雪および粉雪
というように変化させることができる。
というように変化させることができる。
(ハ)水滴の粒径が微小であるから、熱交換率が極めて
良好であり、O′Cに近い温度で良質の雷を製造するこ
とができる。
良好であり、O′Cに近い温度で良質の雷を製造するこ
とができる。
(二)屋外のように自然条件に左右されることなく、安
定して良質な雪を、効率よく大量に製造することができ
る。
定して良質な雪を、効率よく大量に製造することができ
る。
0)冷凍機のイニシアルコストおよびランニングコスト
を小さくすることができるので経済的である。
を小さくすることができるので経済的である。
9・・・導管、
IO・・・硼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スキー室内に、その側壁に沿い一定間隔で複数個の
2流体スプレーノズルを配置し、前記室内を、所定位置
に設けられた噴出口から噴出する冷気により0℃以下に
保ち、前記複数個の2流体スプレーノズルの各々から、
前記室内に向け、水を圧縮空気と共に、200〜5μm
のほぼ均一な粒径の水滴となるように、前記水と前記圧
縮空気との噴出比を調整して噴射し、噴射された前記水
滴を前記室内において冷気により冷却し雪状となし、こ
のようにして得られた人工雪を前記室内の床上に堆積さ
せることを特徴とする、室内スキー場における造雪方法
。 2 前記2流体スプレーノズルから噴射される水滴の粒
径およびその温度、圧縮空気の温度、水と圧縮空気との
噴出比並びに、前記スキー室の室温を調整することによ
って、前記人工雪の雪質を変化させる、請求項1記載の
室内スキー場における造雪方法。 3 側壁および天井が断熱壁により構成されたスキー室
と、前記天井または前記側壁の上部に設けられた前記室
内に向け冷気を噴出するための冷気噴出口と、前記側壁
の下部に設けられた前記室内に噴出された冷気を排出す
るための冷気排出口と、前記室内に、前記側壁に沿い一
定間隔をあけて配置された、前記室内に向け水を圧縮空
気と共に噴射して雪状にするための、複数個の2流体ス
プレーノズルとからなることを特徴とする、室内スキー
場における造雪装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63246584A JPH0730984B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 室内スキー場における造雪方法 |
GB8921010A GB2223298B (en) | 1988-09-30 | 1989-09-15 | Method for producing snow and apparatus therefor |
KR1019890014145A KR930004395B1 (ko) | 1988-09-30 | 1989-09-30 | 눈 제조 방법 및 그 장치 |
US07/655,219 US5102044A (en) | 1988-09-30 | 1991-02-12 | Method for producing snow and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63246584A JPH0730984B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 室内スキー場における造雪方法 |
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