JP2858214B2 - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JP2858214B2 JP6188828A JP18882894A JP2858214B2 JP 2858214 B2 JP2858214 B2 JP 2858214B2 JP 6188828 A JP6188828 A JP 6188828A JP 18882894 A JP18882894 A JP 18882894A JP 2858214 B2 JP2858214 B2 JP 2858214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車内灯などに採用で
きるスライドスイッチの改良に関し、特に、自動組立て
を簡素化できたスライドスイッチに係わる。
【0002】
【従来の技術】スライドスイッチを用いた灯具として
は、従来、特開平6−16087号公報や、特開平5−
221264号公報に記載のように、絶縁板に対設した
ソケットに接続したスイッチで前記ソケットに挿着した
ランプを点滅するスイッチ付灯具において、前記絶縁板
の側縁に形成した凹面部に連設し、かつ中央に長孔を透
設した細長凹所内にノブを下面に有し上面に可動接片を
備えた摺動片を納置するとともに、その可動接片に接す
る複数の固定接片をそれぞれ前記側縁の凹面部にそれぞ
れ係合させて並列配置し、またこれら固定接片のうち両
側の固定接片の前記凹面部を経た立上り部をそれぞれ外
向きに折曲してプラグ片を形成し、さらに中央の固定接
片の前記凹面部を経た立上げ折曲延在部を前記ソケット
の一方に接続するとともに、前記プラグ片間に凹面部で
配置したプラグ片の折曲延在部をソケットの他方に接続
し、さらに前記細長凹所の上縁に係着したスイッチ蓋で
前記固定接片を定位し、かつ前記スイッチ蓋の面に一体
形成したプラグカバーをその孔で前記プラグ片に挿着し
てこれらプラグを保護してなるスイッチ付灯具が周知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した各従来の技術
は、両者共に、絶縁板面と平行に横設した三つのプラグ
片に対し、一つのプラグカバーを被せるに当り、その背
面部に透設した三つの小孔をそれぞれ上記各プラグ片に
その突出端からいわゆる「机やタンスの引出し式」に1
本ずつ挿通し、スイッチ蓋を絶縁板面と平行な水平方向
に押し込み移動させた後、スイッチ蓋を絶縁板面にねじ
止め実装するというものである。
【0004】ところが、これら各従来例の上記実装のや
り方は、両者共に、先ず、弾撥ばねにより絶縁板凹所の
上縁から浮上している可動接片のさらに上に載置した三
枚の固定接片の全部を、上記ばねの弾撥力に抗して絶縁
板凹所の上縁近くまで手動または組立ロボットアームで
沈下させながらまたは沈下させた後、プラグカバー付の
スイッチ蓋で上記固定接片を押さえ付けつつスイッチ蓋
を絶縁板面と平行にスライドさせ、上記プラグカバーの
三個の背面孔をプラグ片にその突出端から挿通し、スイ
ッチ蓋全体を絶縁板面に対しさらに引出し式に押し込み
平行スライドさせて実装するものである。
【0005】したがって、これら各従来例のものは、両
者共に、三枚の固定接片をばねの弾撥力に抗し押下げる
という専門の固定接片押し付けロボットアームや手先作
業を要することと、プラグカバーで3枚の固定接片の全
部を押さえ込みながらのスイッチ蓋のスライド実装作業
のため、面倒でありまた、固定接片の押し付け方向とス
イッチ蓋のプラグカバーをプラグ片に挿通する方向とが
90°異なることとなる。
【0006】さらに、この方向の違いと相俟って、可動
接片を有する摺動片、複数の固定接片を初めとして、ラ
ンプやそのソケットなどの多数の被取付部材の絶縁板に
対する垂直取付方向と、プラグ片にプラグカバーの背面
孔を挿通して絶縁板に「引出し式」に押し込みスライド
実装するスイッチ蓋の水平挿着方向とがこれまた90°
違うので、上記従来技術のものは、スライドスイッチと
しての組立方向性は縦横2方向となる。
【0007】その結果、これら各従来例においては、先
ず、スライドスイッチの手動業組立では、作業性悪く面
倒で良品歩留り悪くコスト高となり、自動組立では、そ
の組立ロボットアームや部品搬送ロボットなどが複雑か
つ大面積・大型高価となり、場所的にも設備投資の面で
も不経済であるという本質的な第1の問題点が有る。
【0008】さらに、これら各従来例のものは、スライ
ドスイッチ部の組立て途中に三枚の固定接片を絶縁板凹
所の上に弾撥ばねで浮上している可動接片上に載置し、
これら固定接片の後部立上り辺を絶縁板の凹面部に当接
しただけの支えのない不安定な仮固定状態でその上部を
スイッチ蓋の下面で押し下げつつ擦過させながら横方向
にスイッチ蓋を水平に動かし、プラグカバーの背面の孔
の3個をそれぞれ三つのプラグ片に各別に挿通しつつ絶
縁板凹所上にスイッチ蓋をスライドさせて被せる必要が
有る。
【0009】この結果、これら各従来例における上記ス
イッチ蓋のスライド被せ作業は、弾力的に浮上している
三つの固定接片の全部を前記のように弾撥ばねの弾力に
抗し押し下げ擦過しながらのスライド被せ作業であるか
ら、組立て作業はさらに困難を極め、自動組立ては不可
能に近いという本質的かつ重大な第2の問題点も有る。
【0010】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、基体凹所の開口縁に対し、すべての部材を垂直
一方向から無造作に重合し押し付け嵌合組立て可能とす
ることで、スライドスイッチの自動組立を簡素化するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、枠状の基体の凹所に形成した長孔からツマミを外部
に向けて前記凹所内にその上方から摺動体を垂直に遊挿
するとともに、この摺動体に弾撥ばねを介し弾力的に備
えた可動導体の上部が跨がり弾接可能に配置する複数の
帯状固定接片のうち、少なくとも一つの固定接片の後部
側片をその肉厚方向に直立させて立ち上り支片とこの支
片上部から手前に延びるプラグ部とをそれぞれ正面縦1
文字に一体形成して前記固定接片を基体開口縁に載置す
る一方、前記プラグ部に嵌挿するプラグインジャックの
着脱案内用ガイド片を有する絶縁板に設けた長孔を前記
プラグ部にその上部から通すと共に、ガイド片後部長孔
を前記立上り支片にその上から通して絶縁板を前記基体
開口縁に被せ固定することで、前記プラグ部の基部を前
記ガイド片の後部長孔の縁辺で位置決め補強することで
達成できた。
【0012】
【作用】角枠状の基体の凹所に形成した長孔からツマミ
を外部に向けて前記凹所内にその上方から摺動体を垂直
に遊挿するとともに、この摺動体の上面に対してコイル
スプリング等の弾撥ばねを介し弾力的に備えた可動導体
の上部に複数の帯状固定接片を摺接可能に配置すること
ができる。
【0013】そしてこれら複数の帯状固定接片のうち、
少なくとも一つの固定接片の後部側片をその肉厚方向に
直立させて立ち上り支片を作り、この立ち上り支片の上
部から手前に延びるプラグ部とをそれぞれ正面縦1文字
に一体形成することができ、前記固定接片を基体開口縁
に載置することができる。
【0014】一方、前記プラグ部に嵌挿するプラグイン
ジャックの着脱案内用ガイド片を有する絶縁板に設けた
長孔を前記プラグ部にその上部から通すと共に、ガイド
片後部長孔を前記立上り支片にその上から通して絶縁板
を前記基体開口縁に被せ固定することで、前記プラグ部
の基部を前記ガイド片の後部長孔の縁辺で位置決め補強
することができ、すべての部材を枠体凹所開口縁に対し
て垂直一方向から順次に合接重合させることで、スライ
ドスイッチを製造することができる。
【0015】特に、この本発明では、固定接片に一体突
設した立上り支片とプラグ部とは、それぞれジャック挿
入方向から見て縦1文字状であるから、基枠に絶縁板を
被せるときとかジャックの挿脱や外乱でプラグ部が妄り
にオジギしたり反り上がることがなく、しかもプラグ部
の基部をプラグインジャックの挿入案内用ガイド片の長
孔の縁辺により位置決めでき、また肉厚方向に補強でき
る。
【0016】さらに、固定接片自体は、基体突片や基体
または絶縁板の対接面に削設した固定接片位置決め溝内
に埋込んだり、ネジその他周知の定位手段で厳重に位置
決めしてある。したがって、固定接片は可動導体による
摺動摩擦等の外乱で妄りに動くことがなく、また固定接
片・プラグ片共別設プラグインジャック等の挿脱に当
り、妄動しない。
【0017】例えば一つのプラグ片に電源プラス極を接
続し、他のプラグ片は例えばドアスイッチとランプ等の
負荷とを直列に経て電源マイナス極に接続して、摺動体
を動かし可動導体で固定接片間の導通を制御すること
で、例えば車内ランプを手動消灯またはドア開時点灯と
することができる。
【0018】また、スライドスイッチの固定接片として
いわゆるバスバーと称する配線用で帯状の小幅導電板な
どの一部を用い、その複数を並列固定することで、これ
ら各固定接片間の谷間または固定接片に形成した弯突接
触部間における谷間にツマミで操作される可動導体が弾
力的にパチンと落ち込んでその両側の固定接片間を短絡
しスイッチオンとすることができる。そして、上記ツマ
ミで操作する可動導体を固定接片(配線用導電板)間ま
たはこれらの弯突部間の谷間に弾力的にパチンと落し込
むことで、スライドスイッチとしてのツマミ操作にクリ
ックアクションつまりスナップ作用が生じる。
【0019】さらに、上記の各谷間から可動導体をその
自己突出弾力に抗し脱出させることで、スイッチオフと
したり、他の谷間に可動導体を落し込むことで単極双投
・双極双投切換スイッチとしての役目を果す。
【0020】
【実施例】以下にスライドスイッチの製造実施例につい
て図面を参照して説明する。先ず、この発明によるスラ
イドスイッチの製造方法は、図1に示すように、プラス
チックで中空直方体状に成形した絶縁基体1の凹所2の
底部に透設した長孔3から外部にツマミ4を図2のよう
に例えば突出させて前記絶縁基体1の凹所2内にプラス
チック等で作った摺動体5を垂直に遊挿して移動可能に
備える。そして、この摺動体5の上面に開口する凹所5
a内にコイルばねなどの弾撥ばね6を収納しその上部に
図2のように弾力的に僅かに突出傾向にあるスチールボ
ールのような可動導体7を弾力的に備える。
【0021】さらに、この可動導体7の上面に図3のよ
うに摺接する複数の金属帯製固定接片8,8を前記絶縁
基体凹所2の上縁に削設した位置決め溝2aやピン2b
を介し、または直接に図4のように平行に並設する。
【0022】そして、この発明では、図1のように前記
複数の帯状固定接片8には弯突部8Aを作るとともに、
これら固定接片8のうち、少なくとも一つの固定接片8
の後部側片をその肉厚方向に直立させて立ち上り支片8
aとこの支片上部から手前に延びるプラグ部8bとをそ
れぞれ正面縦1文字に一体形成して前記固定接片8を基
体開口縁に載置する。
【0023】一方、前記プラグ部8bに図3のように嵌
挿するプラグインジャックJの着脱案内用ガイド片10
を有する絶縁板9に設けた長孔9aを図3、図4のよう
に前記プラグ部8bにその上部から通すと共に、ガイド
片後部長孔10aを前記立上り支片8aにその上から通
して絶縁板9を図4、図5のように前記基体開口縁に被
せ固定することで、前記プラグ部8bの基部を前記ガイ
ド片10の後部長孔10aの縁辺で位置決め補強するこ
とで、スライドスイッチを作ることができる。
【0024】また、各固定接片8,8は、絶縁板9の内
面溝9b内で位置規制することもでき、さらに絶縁板9
の基体1に対する固定手段は、ねじ止め以外に図1の一
点鎖線で示す鉤状弾片9cをその弾力で基体1の側壁凹
所1bの上縁に引掛け固定するなど周知の任意の固定手
段で定着できる。
【0025】なお、摺動体5に対向する固定接片8,8
の外面を絶縁板9で隠ぺいするには、図6、図7に示す
ように、絶縁基体1の脇に張出し部1cを突設してこの
部分に固定接片8の後部における延在部分のコ字形立上
り部付近を載置し、前記張出し部1cの幅だけ幅広にし
た絶縁板9を図7のように固定接片8の上から垂直に被
せることで、プラグ部8bをガイド片10で囲んで保護
できると共に、固定接片8の要部外面を絶縁板9で隠ぺ
い保護できる。
【0026】このようにして作ったスライドスイッチに
おける固定接片8,8のうちの一つは、直接またはラン
プを経て自動車シャーシなどに至近距離でアース接続
し、他の一つの固定接片8だけにコ字形の立上り支片8
aを経てプラグ部8bを形成してガイド片10で囲み、
周知のプラグインジャックJ(図3参照)で回路接続
し、他の固定接片8は上記のように至近距離でねじ止め
などによりボデイアースに落してもよい。
【0027】さらに、スライドスイッチの固定接片8に
一体突設した立上り支片8aとプラグ部8bとは、それ
ぞれジャック挿入方向から見て縦1文字状であるから、
基枠に絶縁板9を被せるときとか、ジャックの挿脱や外
乱でプラグ部8bが妄りにオジギしたり反り上がること
がなく、しかもプラグ部8bの基部をプラグインジャッ
クJ(図3)の挿入案内用ガイド片10の長孔10aの
縁辺により位置決めでき、また肉厚方向ら補強でき、プ
ラグ部3bに対するジャックJの挿脱操作信頼度を向上
させることができる。
【0028】さらにまた、固定接片8,8を三つ以上並
設すれば、可動接片7で二つずつの隣接固定接片8,8
を順次にオン・オフさせることができ、切換式スライド
スイッチとして使用できる。
【0029】なお図1中、符号8cで示す部分はV形切
欠部または孔で、これを前記基体1のピン1bに係合さ
せることで固定接片8の位置出しと定位を確実にでき
る。
【0030】次に、このようにして作ったスライドスイ
ッチの動作を説明する。先ず、可動導体7の例えば左動
状態では、固定接片8,8間の谷間または図10のよう
に弯突部8A,8A間の谷間に可動導体7が落ち込んだ
状態で各固定接片間を導通させることができる。
【0031】次に、ツマミ4を右動させると可動導体
は、前記の各谷間から自己突出弾力に抗して脱出した
後、図11のように絶縁板9の内面に当接して各固定接
片8,8間の導通を断ちスイッチオフにすることができ
る。
【0032】そして、例えば一つのプラグ部8bに電源
プラス極を接続し、他のプラグ片8bは例えばドアスイ
ッチとランプ等の負荷とを直列に経て電源マイナス極に
接続して、摺動体5を動かし可動導体7で固定接片8,
8間の導通を制御することで、例えば車内ランプを手動
消灯したりドア開時点灯とすることができる。なお、摺
動体5や基体1の高さを図12のように弾撥ばね6と共
に小さくすれば、スライドスイッチ全体として扁平化で
きる。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上のようなスライドスイ
ッチとなしたので、以下に記載の効果を奏する。本発明
によれば、基体凹所2の開口縁に対し、摺動体5、弾撥
ばね6、可動導体7、複数の固定接片8および絶縁板9
などのすべての部材を垂直一方向から順次無造作に重合
し押し付け嵌合させることで、スライドスイッチを組立
てることができ、前記二つの従来技術のように多数の部
材を絶縁板に対し縦横2方向から合接させて組立てるも
のに比し、本発明では縦1方向押し付け組立てであるか
ら、上記各従来のものよりも大幅に組立て効率を向上さ
せることができると共に、自動組立ての場合には、固定
接片押し付け専用アームは不要となり、組立てロボット
や部品供給ロボットなどを本発明では簡素化でき、その
コストや占積スペースを削減できるから、本発明の方が
組立コスト的にもスペース的にも大幅に有利となし得た
という第1の効果が有る。
【0034】また、本発明によれば、枠状の基体1にス
イッチ蓋である絶縁板9をプラグ部8bや固定接片8の
上部から押し付け被着してスライドスイッチを組立てる
ので、組立て途中において、複数の固定接片8やプラグ
部8bの妄動を防止でき、その仮固定作業がなくても自
動組立することができ、いわゆる「誤組」事故を皆無に
できたし、組立作業性も前記各従来例のものよりも大幅
に向上させ得たという第2の効果も有る。
【0035】特に、本発明では、スライドスイッチの固
定接片8に一体突設した立上り支片8aとプラグ部8b
とは、それぞれジャック挿入方向から見て縦1文字状で
あるから、基枠1に絶縁板9を被せるときとか、ジャッ
クの挿脱や外乱でプラグ部8bが妄りにオジギしたり反
り上がることがなく、しかもプラグ部8bの基部をプラ
グインジャックJの挿入案内用ガイド片10の長孔10
aの縁辺により位置決めでき、また肉厚方向ら補強で
き、プラグ部3bに対するジャックJの挿脱操作信頼度
を向上させることができるという第3の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスライドスイッチの実施例の分解
斜視図
【図2】本発明実施例の分解断面図
【図3】図2のものの組立後の断面図
【図4】図3に示すものの要部切欠平面図
【図5】図1のものの組立後の要部切欠斜視図
【図6】本発明の他の例を示す分解断面図
【図7】本発明の他の例を示す断面図
【図8】本発明により得たスライドスイッチの使用例を
示す縦断面図
【図9】図8に示すものと状態を異にした縦断面図

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠状の基体1の凹所2に形成した長孔3
    からツマミ4を外部に向けて前記凹所2内にその上方か
    ら摺動体5を垂直に遊挿するとともに、この摺動体に弾
    撥ばね6を介し弾力的に備えた可動導体7の上部が部分
    的に入り込んで弾接する間隙を有して配置した複数の帯
    状固定接片8のうち、少なくとも一つの固定接片8の後
    部側片をその肉厚方向に直立させて立ち上り支片8aと
    この支片上部から手前に延びるプラグ部8bとをそれぞ
    れ正面縦1文字に一体形成して前記固定接片8を基体開
    口縁に載置する一方、前記プラグ部8bに嵌挿するプラ
    グインジャックJの着脱案内用ガイド片10を有する絶
    縁板9に設けた長孔9aを前記プラグ部8bにその上部
    から通すとともに、ガイド片後部長孔10aを前記立上
    り支片8aにその上から通して絶縁板9を前記基体開口
    縁に被せ固定することで、前記プラグ部8bの基部を前
    記ガイド片10の後部長孔10aの縁辺で位置決め補強
    することを特徴とするスライドスイッチ。
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