JP2857797B2 - 穀粒乾燥機における昇降機 - Google Patents

穀粒乾燥機における昇降機

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明が属する技術分野] 本発明は、穀粒乾燥機における昇降機についての改良
に関する。
[従来の技術] 上述の穀粒乾燥機における昇降機は、従前のものにあ
っては、穀粒乾燥機Aについては、第1図に示している
如く、上下に高い箱状に形成した機体1内に、第2図お
よび第3図に示している如く、乾燥すべき穀粒を張込む
穀槽または貯留部10と、その貯留部10から一定の流量に
制御されて流下路110を流下する穀粒に対し導風路111か
ら排風路112に向けて吹き抜ける熱風(乾燥風)を浴び
せる乾燥部11とを装設し、その乾燥部11の下方の機体1
内の底部に乾燥部11を流過した穀粒を機体1の外に搬出
する下部コンベア12を装架し、機体1の外面には、前記
乾燥部11の導風路111に供給する熱風を生成する熱風生
成装置13と前記乾燥部11の排風路112から穀粒流下路110
を吹き抜けた熱風の排風を機体1の外に排出せしめる送
風機14とを装設し、さらに、機体1の上部に貯留部10に
対して穀粒を投入させめる上部コンベア15を装設して乾
燥機本体aを組立て、その乾燥機本体aの前面に、揚穀
塔2内にバケットコンベア3を張架した昇降機bを立設
して、その揚穀塔2の下部が、前記乾燥機本体aの機体
1の底部に装架した前述の下部コンベア12の終端部に接
続し、揚穀塔2の上部の放出筒部20が取出樋21と乾燥機
本体aの機体1上部の上部コンベア15の始端部とに切換
え自在に連通するように、乾燥機本体aに対し組合わせ
ることで構成してある。
そして、この形態の穀粒乾燥機Aにおける昇降機bに
ついては、高い箱状に形成してある乾燥機本体aに対応
させて揚穀塔2を高く形成することから、長大なものと
なり、その重量も相当なものとなるので、従前にあって
は、第4図に示している如く、揚穀塔2を、バケットコ
ンベア3の上方回行部を支承さす上部プーリー22(第3
図)を軸支する上箱部2aと、バケットコンベア3の下方
回行部を支承さす下部プーリー23(第3図)を軸支する
下箱部2bと、バケットコンベア3の中間部を囲う中箱部
2cとの3者に分け、さらに、その中箱部2cは所望により
適宜数に分割しておいて、穀粒乾燥機Aを組立て設置す
る現場にまで輸送し、その現場に組立て構築した乾燥機
本体aに組付けるときに、上箱部2aと中箱部と下箱部2b
2cとを、連結ボルト40…と締付ナット41…とで閉じ合わ
せて昇降機bに組立て、これを組立てた乾燥機本体aに
組付けセットするようにしている。
また、このように、上箱部2aと下箱部2bと中箱部2cと
の三者に分けて形成しておき、それらを接続連結して昇
降機bに組立てる際、まず中箱部2cを乾燥機本体aの前
面に組付けて、この中箱部2cの上部および下部に、上箱
部2aと下箱部2bとをそれぞれ接続連結して、昇降機bの
組立てを行なう手段が特開昭63−57411号公報により提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上箱部2aと下箱部2bと中箱部2cとに分けて形成した揚
穀塔を、穀粒乾燥機Aを設置する現場においてボルト・
ナットにより組立て、それを乾燥機本体aに組付ける手
段にあっては、それの組付作業が、組立てた昇降機bを
乾燥機本体aの前面の所定位置に立て、それの揚穀塔2
の下箱部2bの側面に設けてある組付座42を、乾燥機本体
aの前面側に突出する下部コンベア12の終端部に設けて
ある組付座43に、連結ボルト40…と締付ナット41…とに
より連結し、揚穀塔2の上箱部2aに組付ける放出筒部20
に設けてある組付座44を、乾燥機本体aの前面側に突出
する上部コンベア15の終端部の上面側に形設してある組
付座45に、嵌合して連結し、揚穀塔2の中間部位を、締
付バンド状の締付金具46…で、乾燥機本体aの前面側の
機壁に緊縛することで行なうが、組立てた昇降機bの重
量が相当なものとなっているところで、通常、数人の作
業員を要して行なう面倒な作業となる問題がある。
また、特開昭63−57411号公報により提案されている
後者の手段にあっては、乾燥機本体aの前面に組付けた
中箱部2cの上端側に積層するように重ねて接続・連結し
た上箱部2a、および中箱部2cの下端側の上端側を嵌挿し
て接続連結した下箱部2bを、乾燥機本体aの上部に装架
してある上部コンベア15および下部コンベア12に対し接
続連通させるときに、中箱部2cを乾燥機本体aに組付け
たときの組付誤差により生じてくる組付けた上箱部2a・
下箱部2bの組付位置の変動によって、上記コンベア15お
よび下部コンベア12との接続が困難になる問題が生じて
くる。
本発明は、この従前手段に生じているこの問題を解決
するためになされたものであって、上箱部と下箱部と中
箱部に分けた揚穀塔を組立てて乾燥機本体に組付けると
きに、上箱部と乾燥機本体aの上部に装架した上部コン
ベアとの接続および下箱部と乾燥機本体の下部に設ける
下部コンベアとの接続に制約を生ぜしめないようにしな
がら昇降機の組立て作業および乾燥機本体aに対して組
付ける作業が、一人の作業員でも楽に行なえるようにす
る新たな手段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本発明においては、この目的を達成するため
の手段として、乾燥機本体aとそれの前面に立設する昇
降機bとを組合わせてなる穀粒乾燥機Aにおいて、それ
の昇降機bの揚穀塔2を、バケットコンベア3の上方回
行部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上箱部2a
と、バケットコンベア3の下方回行部を支承せしめる下
部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコンベア
3の中間部位を囲う所望数の中箱部2cと、のそれぞれ別
体の三者に分け、上箱部2aおよび下箱部2bを、それぞれ
単独の状態でブラケット6およびブラケット7を介して
乾燥機本体aの前面の上部および下部にそれぞれ一体的
に組付け支架し、中箱部2cを、前記乾燥機本体aの前面
の上部および下部にそれぞれ組付け支架した上箱部2aと
下箱部2bとの間に配位し、それの上下の両端部を、前記
上箱部2aおよび下箱部2bに対し連続連結して昇降機bに
組立てることを特徴とする穀粒乾燥機における昇降機を
提起するものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は
従前手段のものと同効の構成部材について同一の符号を
用いるものとする。
第5図は本発明による昇降機bを組付けた穀粒乾燥機
Aの全体の斜視図で、同図において、aは乾燥機本体、
bはその乾燥機本体aの前面に立設して乾燥機本体aに
組付けた昇降機を示す。
乾燥機本体aは、第1図乃至第3図に示している従来
公知の乾燥機本体aと変わらない構成の通常のもので、
箱状に形成した機体1内には、図面では明示していない
が、第2図および第3図に示している従前の乾燥機本体
aと同様に、貯留部10および乾燥部11が設けてあり、ま
た、機体内の底部には、乾燥部11を流過した穀粒を機体
1の外に搬出する下部コンベア12が、それの搬送方向の
終端側を機体1の前面に突出させた状態として装架して
ある。そして、機体1の前面である乾燥機本体aの前面
には、前記乾燥部11の導風路111に供給する熱風を生成
する熱風生成装置13が装設してあり、また、後面側には
乾燥部11の排風路112に吸引側が接続する送風機14が装
設してあり、上面側には上部コンベア15が装設してあ
る。
しかし、該乾燥機本体aの前面で、組付ける昇降機b
の揚穀塔2の上箱部2aと下箱部2bとを除いた中箱部2cに
対応する部位には、機体1の補強リブ16を覆って平らな
盤面50を形成するための取付台5が、折曲鉄板により成
形されたスポット熔接による取付けで装設してある(第
6図)。また、該乾燥機本体aの前面側で、組付ける昇
降機bの揚穀塔2の上箱部2aに対応する部位には、その
上箱部2aを単独で乾燥機本体aに対して組付け支架せし
めるためのブラケット6が左右に一対に対向するように
装設してあり(第5図においては図面上一方のブラケッ
ト6を省略している)、また、該乾燥機本体aの前面側
で、組付ける昇降機bの揚穀塔2の下箱部2bと対応する
部位には、その下箱部2bを単独で乾燥機本体aの前面に
組付け固定するブラケット7の組付座7aが装設してあ
る。
前記取付台5は、昇降機bの揚穀塔2の中箱部2cを、
平面視においてチャンネル状に形成し、それを、開放側
が乾燥機本体aの前面側の機壁に対面する状態として、
乾燥機本体aの前面に組付けることで、その乾燥機本体
aの前面と共同して、第6図の如く四周が閉鎖された角
筒状に構成するようにしたとき、該中箱部2cの乾燥機本
体a側の機壁となる乾燥機本体aの前面を、補強リブ16
…などの突起部のない平らな面にするためのものであ
り、乾燥機本体aの前面側の機壁自体の外面が平らな面
になっているときは省略してよい。また、昇降機bの揚
穀塔2の中箱部2cが角筒状に形成される場合も省略して
良い。
また、下箱部2bを乾燥機本体aの前面に固定支持せし
めるブラケット7は、第5図に示している例において
は、下箱部2bの外面を囲い込んで乾燥機本体aの前面に
緊縛するように閉じ合わせる締付バンド状に形成してあ
るが、前述の上箱部2aを支持するブラケット6と同様
に、乾燥機本体aの前面側に前方に向け突出するように
装設しておいて、これに、下箱部2bを閉じ合わせること
で該下箱部2bを乾燥機本体aに組付ける形態のものとす
る場合、また、下箱部2bの左右の両側部に該ブラケット
7を取付けておいて、それを乾燥機本体aの前面に閉じ
合わせることで下箱部2bを乾燥機本体aに組付ける形態
のものとする場合がある。
前記昇降機bの揚穀塔2の上箱部2aを組付け支架せし
めるブラケット6は、第5図に示してる例においては、
乾燥機本体aの前面側の上部から前方に向けて突出し
て、上箱部2aの左右の両側をそれぞれ支持するようにし
てあるが、上箱部2aを単独に乾燥機本体aに対して支持
せしめ得るようにすれば良く、第7図および第8図に示
しているように、該ブラケット6・6の基端側を、乾燥
機本体aの上面側に組付け止着して、先端側が乾燥機本
体aの前面側に突出するように装設してよく、また、第
9図に示している如く、ブラケット6を、上箱部2aの側
面に装設しておいて、これを乾燥機本体aの前面に組付
けることで、上箱部2aを乾燥機本体aに支架せしめるよ
うにしても良い。
昇降機bは、揚穀塔2内にバケットコンベア3を張架
して構成する通常のバケットエレベーターの形態の昇降
機であり、それの揚穀塔2が、バケットコンベア3の上
方回行部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上箱
部2aと、バケットコンベア3の下方回行部を支承せしめ
る下部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコン
ベア3の中間部位を囲う中箱部2cとの三者に分けられ、
さらに、その中箱部2cが上下方向において所望数に分割
され、これらを連結ボルト40…および締結ナット41…に
より継ぎ合わせることで、一本の揚穀塔2に組立て、さ
らに、それの内部バケットコンベア3をエンドレスに張
架することによって昇降機bに組み上げるようになるこ
とについては、前述の従前の昇降機bと変わりがない。
しかし、それの揚穀塔2の上箱部2aは、それの左右の
両側部に、乾燥機本体aの前面側の上部に装設されるブ
ラケット6と接合してセットボルト80…により閉じ合わ
せる組付座を設けるか、乾燥機本体aに連結止着するブ
ラケット6を設けておくなどにより、該上箱部2aが下箱
部2bおよび中箱部2cと分離した単独の状態で乾燥機本体
aに対する組付け支架が行なえるようにしてある。ま
た、該上箱部2aは、第9図に示している如く、それの天
板24が、セットボルト25により装脱自在に組付けられる
開閉蓋に形成してあり、該上箱部2aを乾燥機本体aの前
面側の上部に、ブラケット6により単独で組付け支持せ
しめた状態において、この天板24を外して上面側を開放
し、そこから、バケットコンベア3を垂らし込んでいく
ことで、バケットコンベア3の張設が行なえるようにな
っている。
また、下箱部2bも、それらの外周を取り囲んで緊縛す
る形状に形成したブラケット7か、前述の上箱部2aを組
付け支持せしめるブラケット6と同様に装設しておくブ
ラケットによって、上箱部2aおよび中箱部2cと切り離さ
れた単独の状態で、乾燥機本体aの前面に組付け支持し
得るようにしてある。
そして、中箱部2cは、折曲鉄板により、前述の第6図
にあるように、平面視においてチャンネル状に形成して
あり、かつ、第7図にあるように、上下に所望の個数に
分割してあって、それらを、開放側が乾燥機本体aの前
面側の機壁に対向する姿勢として、その乾燥機本体aの
前面側の機壁に組付けておいた取付台5に当接し、その
取付台5にセットボルト81…により閉じ合わせること
で、その取付台5の平らな盤面50との共同により、内面
側が平面な角筒状に形成されて乾燥機本体aの前面に組
付け止着されるようになっている。
中箱部2cは、このように、平面視においてチャンネル
状に形成して、乾燥機本体aの前面に設けた取付台5の
盤面50に組付けることで、昇降機bのバケットコンベア
3の中間部位を着脱自在に被覆するカバーとして機能す
るようになることから、バケットコンベア3の点検が迅
速に行なえるようになる。しかし、この中箱部2cは、従
前の中箱部2cのように、角筒状に形成され、かつ、上下
方向において所望の数に分割されて、連結ボルト40…に
より継ぎ合わされる形態に形成する場合がある。この場
合は、乾燥機本体aの前面側の上部および下部に組付け
られた上箱部2aおよび下箱部2bに対して、上下の両端部
を連結ボルト40…により連結することで乾燥機本体aに
組付ける状態とするか、さらに、中間部位を締付金具46
により乾燥機本体aの前面に固定するようにする。ま
た、この中箱部2cは、下箱部2bと一体に連続するように
形成する場合がある。
このように構成せる実施例装置は次のように作用す
る。
昇降機bを乾燥機本体aに対し組付けて、穀粒乾燥機
Aに組立てるときは、組立てて構築した乾燥機本体aの
前面側の上部に、まず、上箱部2aを、中箱部2cおよび下
箱部2bから分離した単独の状態で、乾燥機本体aの前面
側に突出するように設けたブラケット6・6に組付ける
か、該上箱部2aに取付けておくブラケット6・6を乾燥
機本体aに組付けることで、一体的に組付け支架せしめ
る。
次に、下箱部2bを、上箱部2aおよび中箱部2cから分離
している単独の状態で、乾燥機本体aの前面側の下部
に、その乾燥機本体aに装設しておくか、別に形成して
その乾燥機本体aに組付けブラケット7を介して、一体
的に組付け支架せしめる。
次に、中箱部2cを、それがチャンネル状に形成してあ
る場合にあっては、乾燥機本体aの前面側に形設してお
く取付台4の盤面50にセットボルト80…により組付ける
ことで、乾燥機本体aに支架せしめるとともに上下の両
端部を前記上箱部2aおよび下箱部2bに接続し、また、角
筒状に形成してある場合にあっては、該中箱部2cの上下
の両端部を連結ボルト40…により前述の状態の上箱部2a
および下箱部2bに連結することで、乾燥機本体aに対し
一体的に支架せしめるとともに一本の揚穀塔2を組立て
るようにする。
次にこの状態において、上箱部2aの天板24を外して、
そこから、バケットコンベア3を垂らし込んで、揚穀塔
2内に通し、下箱部2bの側面に、水分検出装置Sの取付
板90(第4図)を組付けるために開放してある開放口か
ら、手を差し込んで、垂下しているバケットコンベア3
のベルト30の遊端部を閉じ合わせてエンドレスに連続す
る状態とし、これにより昇降機bを組立てるようにす
る。
このとき、中箱部2cが平面視でチャンネル状をなすカ
バーの形態に形成されている場合は、第7図および第8
図に示している如く、乾燥機本体aの前面に上箱部2aと
下箱部2bとが組立け支架さた状態のところで、バケット
コンベア3を張設し、その後に、中箱部2cを、張架した
バケットコンベア3の中間部位を覆い込むカバーとして
組付けるようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による穀粒乾燥機におけ
る昇降機は、それを揚穀塔2を、バケットコンベア3の
上方回行部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上
箱部2aと、バケットコンベア3の下方回行部を支承せし
める下部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコ
ンベア3の中間部を囲う所望数の中箱部2cと、のそれぞ
れ別体の三者に分けておき、それらのうちの上箱部2aと
下箱部2bとは、乾燥機本体aの前面の上部および下部
に、それぞれ単独の状態でブラケット6・7を介して一
体的に組付け支架する。そして中箱部2cをそれら乾燥機
本体aに組付けた上箱部2aと下箱部2bとの間に配位し
て、それの上下の両端部を前記上箱部2aおよび下箱部2b
に対し接続連結することで昇降機bを組立てるようにし
ているのだがら、乾燥機本体aの上部に設けられる上部
コンベア15に対する上箱部2aの接続および乾燥機本体a
の下部に設けられる下部コンベア12に対する下箱部2bの
接続連結に制約を生じしめることなく、長大な昇降機b
の乾燥機本体aに対する組付けと組立てとが、一人の作
業員で楽に行なえるようになる。
また、上箱部2aの天板24を開閉蓋に形成しておくこと
で、組立てる昇降機bの揚穀塔2内に対するバケットコ
ンベア3の組付けが、昇降機bの組付けを終えた後に、
開閉蓋に形成してある上箱部2aの天板24を外して、そこ
からバケットコンベア3を垂らし込むことにより行なえ
るので、昇降機bの組立て組付けを楽にする。
また、中箱部2cをチャンネル状に形成して、乾燥機本
体aの前面に着脱自在に装着しておくことで、昇降機b
の組付作業を楽にするとともにバケットコンベア3のメ
ンテナンスを容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は穀粒乾燥機の全体の斜視図、第2図は同上の縦
断側面図、第3図は同上の縦断正面図、第4図は同上の
昇降機の組付け途上の斜視図、第5図は本発明による昇
降機を組付けた穀粒乾燥機の斜視図、第6図は同上の要
部の横断平面図、第7図は別の実施例の昇降機の組付け
途上の側面図、第8図は同上の正面図、第9図は上箱部
の斜視図である。 図面符号の説明 A……穀粒乾燥機、a……乾燥機本体、b……昇降機、
S……水分検出装置、1……機体、10……貯留部、11…
…乾燥部、12……下部コンベア、13……熱風生成装置、
14……送風機、15……上部コンベア、16……補強リブ、
110……流下部、11……導風路、112……排風路、2……
揚穀塔、2a……上箱部、2b……下箱部、2c……中箱部、
20……放出筒部、21……取出樋、22……上部プーリー、
23……下部プーリー、24……天板、25……セットボル
ト、3……バケットコンベア、30……ベルト、4……連
結ボルト、41……締付ナット、42・43・44・45……組付
座、16……締付金具、5……取付台、50……盤面、6・
7……ブラケット、7a……組付座、80・81……セットボ
ルト、90……取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F26B 17/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥機本体aとそれの前面に立設する昇降
    機bとを組合わせてなる穀粒乾燥機Aにおいて、それの
    昇降機bの揚穀塔2を、バケットコンベア3の上方回行
    部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上箱部2a
    と、バケットコンベア3の下方回行部を支承せしめる下
    部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコンベア
    3の中間部位を囲う所望数の中箱部2cと、のそれぞれ別
    体の三者に分け、上箱部2aおよび下箱部2bを、それぞれ
    単独の状態でブラケット6およびブラケット7を介して
    乾燥機本体aの前面の上部および下部にそれぞれ一体的
    に組付け支架し、中箱部2cを、前記乾燥機本体aの前面
    の上部および下部にそれぞれ組付け支架した上箱部2aと
    下箱部2bとの間に配位し、それの上下の両端部を、前記
    上箱部2aおよび下箱部2bに対し接続連結して昇降機bに
    組立てることを特徴とする穀粒乾燥機における昇降機。
  2. 【請求項2】乾燥機本体aとそれの前面に立設する昇降
    機bとを組合わせてなる穀粒乾燥機Aにおいて、それの
    昇降機bの揚穀塔2を、バケットコンベア3の上方回行
    部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上箱部2a
    と、バケットコンベア3の下方回行部を支承せしめる下
    部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコンベア
    3の中間部位を囲う所望数の中箱部2cと、のそれぞれ別
    体の三者に分け、上箱部2aの天板24をセットボルト25に
    より自在に装脱される開閉蓋に形成し、その上箱部2aお
    よび下箱部2bを、それぞれ単独の状態でブラケット6お
    よびブラケット7を介して乾燥機本体aの前面の上部お
    よび下部にそれぞれ一体的に組付け支架し、中箱部2c
    を、前記乾燥機本体aの前面の上部および下部にそれぞ
    れ組付け支架した上箱部2aと下箱部2bとの間に配位し、
    それの上下の両端部を、前記上箱部2aおよび下箱部2bに
    対し接続連結して昇降機bに組立てることを特徴とする
    穀粒乾燥機における昇降機。
  3. 【請求項3】乾燥機本体aとそれの前面に立設する昇降
    機bとを組合わせてなる穀粒乾燥機Aにおいて、それの
    昇降機bの揚穀塔2を、バケットコンベア3の上方回行
    部を支承せしめる上部プーリー22を軸支する上箱部2a
    と、バケットコンベア3の下方回行部を支承せしめる下
    部プーリー23を軸支する下箱部2bと、バケットコンベア
    3の中間部位を囲う所望数の中箱部2cと、のそれぞれの
    別体の三者に分け、その上箱部2aおよび下箱部2bを、そ
    れぞれ単独の状態でブラケット6およびブラケット7を
    介して乾燥機本体aの前面の上部および下部にそれぞれ
    一体的に組付け支架し、中箱部2cを平面視においてチャ
    ンネル状に形成して、それらの開放側が乾燥機本体aの
    前面側の機壁に対向する姿勢として前記乾燥機本体aの
    前面の上部および下部にそれぞれ組付け支架した上箱部
    2aと下箱部2bとの間に配位し、その中箱部2cの開放側
    を、乾燥機本体aの前面に装設した取付台5の盤面50に
    当接して着脱自在に組付け、上下の両端部を、前記上箱
    部2aおよび下箱部2bに対し接続連結して昇降機bに組立
    てることを特徴とする穀粒乾燥機における昇降機。
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