JP2855559B2 - コークス炉のタールパンクリーナー - Google Patents
コークス炉のタールパンクリーナーInfo
- Publication number
- JP2855559B2 JP2855559B2 JP27295693A JP27295693A JP2855559B2 JP 2855559 B2 JP2855559 B2 JP 2855559B2 JP 27295693 A JP27295693 A JP 27295693A JP 27295693 A JP27295693 A JP 27295693A JP 2855559 B2 JP2855559 B2 JP 2855559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tar pan
- cleaner
- scraper
- coke oven
- tar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコークス炉のタールパ
ンクリーナーに関するものである。
ンクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コークス炉のタールパンクリーナーとし
ては特開昭55−71788号公報、実開平3−558
38号公報、実公昭58−671号公報、実公昭62−
39071号公報がある。これらはいずれもシートクリ
ーナーの上下動または単一のシリンダーを用いて、ター
ルパンスクレーパーを上下動且つ前後進するようにして
いる。
ては特開昭55−71788号公報、実開平3−558
38号公報、実公昭58−671号公報、実公昭62−
39071号公報がある。これらはいずれもシートクリ
ーナーの上下動または単一のシリンダーを用いて、ター
ルパンスクレーパーを上下動且つ前後進するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タール
パンは炉口によって位置および角度が微妙に異なること
があって、従って単一の上下動体または単一のシリンダ
ーを動力にしてタールパンクリーナーを上下動且つ前後
進させる従来の技術ではタールパンに強く当接したり、
当接しない個所を生じたりしてタールパンおよびタール
パンクリーナーを損傷させ、または掃除残し個所を生ず
るという課題がある。
パンは炉口によって位置および角度が微妙に異なること
があって、従って単一の上下動体または単一のシリンダ
ーを動力にしてタールパンクリーナーを上下動且つ前後
進させる従来の技術ではタールパンに強く当接したり、
当接しない個所を生じたりしてタールパンおよびタール
パンクリーナーを損傷させ、または掃除残し個所を生ず
るという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は炉口クリーナー
の下部背側に前後して2本のシリンダーを下向きに取付
け、該両シリンダー下に単一の枢軸を挟んで上下動且つ
前後進するタールパンスクレーパーを接続して、かかる
課題を解決しようとするものである。
の下部背側に前後して2本のシリンダーを下向きに取付
け、該両シリンダー下に単一の枢軸を挟んで上下動且つ
前後進するタールパンスクレーパーを接続して、かかる
課題を解決しようとするものである。
【0005】
【作用】本発明は炉口クリーナーにてコークス炉の炉口
を掃除する際に炉口クリーナーのフレームの下部背側に
前後して下向きに取付けた2本のシリンダーを操作して
単一の枢軸を挟んでタールパンスクレーパーを上下動且
つ前後進させてタールパンを掃除するのである。
を掃除する際に炉口クリーナーのフレームの下部背側に
前後して下向きに取付けた2本のシリンダーを操作して
単一の枢軸を挟んでタールパンスクレーパーを上下動且
つ前後進させてタールパンを掃除するのである。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0007】炉口クリーナーのフレームaの下部背側に
支持枠体1を設け、支持枠体1に前後して2本のシリン
ダー2,3を下向きに取付け、一方のシリンダー2のロ
ッド4の先端に接続する短小レバー5を挟んで横向きの
枢軸6と該枢軸6よりばね筒7a付の軸7をそれぞれ下向
きに取付け、ばね筒7aの先端をスクレーパーシュー8の
後部寄り中間に枢着9し、他方のシリンダー3にロッド
10、枢軸6を挟んでL形レバー11を取付け、L形レバー
11の先端をスクレーパーシュー8の後端部に枢着する。
スクレーパーシュー8は2枚の平行板8a,8bからなって
いて、平行板8a,8bの先端に渡設する上向き斜面板8cの
前面にてタールパンスクレーパー12を傾斜取付けしてい
る。13はタールパンである。
支持枠体1を設け、支持枠体1に前後して2本のシリン
ダー2,3を下向きに取付け、一方のシリンダー2のロ
ッド4の先端に接続する短小レバー5を挟んで横向きの
枢軸6と該枢軸6よりばね筒7a付の軸7をそれぞれ下向
きに取付け、ばね筒7aの先端をスクレーパーシュー8の
後部寄り中間に枢着9し、他方のシリンダー3にロッド
10、枢軸6を挟んでL形レバー11を取付け、L形レバー
11の先端をスクレーパーシュー8の後端部に枢着する。
スクレーパーシュー8は2枚の平行板8a,8bからなって
いて、平行板8a,8bの先端に渡設する上向き斜面板8cの
前面にてタールパンスクレーパー12を傾斜取付けしてい
る。13はタールパンである。
【0008】炉口クリーナーを炉口14のクリーニング位
置に前進させて、炉口のクリーニング中またはクリーニ
ングの前後にシリンダー2,3を作動してタールパンス
クレーパー12を上下動且つ前後進させてタールパン13上
を掃除するのである。
置に前進させて、炉口のクリーニング中またはクリーニ
ングの前後にシリンダー2,3を作動してタールパンス
クレーパー12を上下動且つ前後進させてタールパン13上
を掃除するのである。
【0009】すなわちタールパンスクレーパー12を図1
の仮線位置イよりシリンダー2を作動してロッド4を伸
長すると短小レバー5を挟んで枢軸6とばね筒7a付の軸
7が下動してタールパンスクレーパー12をタールパン13
の基部上に圧接し、次いでシリンダー3を作動してロッ
ド10を収縮させると、枢軸6を挟んでL形レバー11が後
退側に回動してタールパンスクレーパー12をタールパン
13の基部上から先端上の位置ロに移動してタールパン13
上を掃除することとなる。
の仮線位置イよりシリンダー2を作動してロッド4を伸
長すると短小レバー5を挟んで枢軸6とばね筒7a付の軸
7が下動してタールパンスクレーパー12をタールパン13
の基部上に圧接し、次いでシリンダー3を作動してロッ
ド10を収縮させると、枢軸6を挟んでL形レバー11が後
退側に回動してタールパンスクレーパー12をタールパン
13の基部上から先端上の位置ロに移動してタールパン13
上を掃除することとなる。
【0010】タールパンスクレーパー12は掃除の完了に
よってシリンダー2,3の逆作動により上動し且つ前進
位置に戻され、炉口クリーナーの後退に伴ってコークス
炉の炉口より離れることとなる。
よってシリンダー2,3の逆作動により上動し且つ前進
位置に戻され、炉口クリーナーの後退に伴ってコークス
炉の炉口より離れることとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、タールパン
スクレーパーを炉口クリーナーのフレームの下部背側に
前後して取付けた2本のシリンダーにより上下動且つ前
後進させてタールパンを掃除するようにしたので、炉口
によってタールパンの位置および角度が微妙に異なって
いても2本のシリンダーの連繋させた作動により過度に
当接したり、当接しない個所を生ずることなくしてくま
なくタールパン上を掃除し、タールパンおよびタールパ
ンクリーナーを損傷させることが生じないという効果を
生ずる。
スクレーパーを炉口クリーナーのフレームの下部背側に
前後して取付けた2本のシリンダーにより上下動且つ前
後進させてタールパンを掃除するようにしたので、炉口
によってタールパンの位置および角度が微妙に異なって
いても2本のシリンダーの連繋させた作動により過度に
当接したり、当接しない個所を生ずることなくしてくま
なくタールパン上を掃除し、タールパンおよびタールパ
ンクリーナーを損傷させることが生じないという効果を
生ずる。
【0012】タールパンスクレーパーを2本のシリンダ
ーにて単一の枢軸を挟んで取付けたので、構造がきわめ
て単純となって点検等が容易になるという効果を生ず
る。
ーにて単一の枢軸を挟んで取付けたので、構造がきわめ
て単純となって点検等が容易になるという効果を生ず
る。
【図1】 本発明タールパンクリーナーの作動を示す側
面図である。
面図である。
【図2】 同、平面図である。
【図3】 同、背面図である。
1は支持枠体 2,3はシリンダー 4,10はロッド 5は短小レバー 6は枢軸 7は軸 7aはばね筒 8はスクレーパーシュー 8a,8bは平行板 8cは上向き斜面板 9は枢着 11はL形レバー 12はタールパンスクレーパー 13はタールパン 14は炉口 aは炉口クリーナーのフレーム bは炉口クリーナーのセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 昭一 兵庫県加古川市金沢町7番地 関西熱化 学株式会社加古川工場内 (72)発明者 松田 和清 兵庫県加古川市金沢町7番地 関西熱化 学株式会社加古川工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 43/04
Claims (1)
- 【請求項1】 炉口クリーナーの下部背側に前後して2
本のシリンダーを下向きに取付け、該両シリンダー下に
単一の枢軸を挟んで上下動且つ前後進するタールパンス
クレーパーを接続したことを特徴とするコークス炉のタ
ールパンクリーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27295693A JP2855559B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コークス炉のタールパンクリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27295693A JP2855559B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コークス炉のタールパンクリーナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07102257A JPH07102257A (ja) | 1995-04-18 |
JP2855559B2 true JP2855559B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=17521132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27295693A Expired - Fee Related JP2855559B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | コークス炉のタールパンクリーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855559B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100581724B1 (ko) | 2004-11-17 | 2006-05-23 | 장대현 | 코크스 가스의 부산물 제거 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102426569B1 (ko) * | 2020-09-16 | 2022-07-27 | 주식회사 포스코 | 코크스 침전지 디스차징카 무동력 스크레이핑 장치 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP27295693A patent/JP2855559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100581724B1 (ko) | 2004-11-17 | 2006-05-23 | 장대현 | 코크스 가스의 부산물 제거 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102257A (ja) | 1995-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6147880B2 (ja) | ||
JP2855559B2 (ja) | コークス炉のタールパンクリーナー | |
CN109805830A (zh) | 一种图书馆用智能化书架清洁装置 | |
CN208499630U (zh) | 烧结板侧翻清扫机构 | |
JPS6129714Y2 (ja) | ||
CN218712502U (zh) | 一种道路施工用清洁装置 | |
JP2563165Y2 (ja) | シートクリーナにおけるシート面スクレーパ | |
JPH0630828Y2 (ja) | コ−クス炉均し口タ−ルパン掃除装置 | |
CN220414143U (zh) | 一种具有收集垃圾功能的栏污栅 | |
CN220280868U (zh) | 一种pvc卷材印刷装置 | |
JPS6111211Y2 (ja) | ||
CN220366418U (zh) | 一种滑动炉排结构 | |
CN214654409U (zh) | 一种预加热型污泥节能干化设备 | |
CN209869850U (zh) | 一种教学用防粉笔灰黑板 | |
CN220462148U (zh) | 一种射砂成型的自动刮平装置 | |
JPS63135953U (ja) | ||
JPS5917885Y2 (ja) | タ−ルパンクリ−ナ | |
JPS6111292Y2 (ja) | ||
JPH0266831U (ja) | ||
JPS5812820Y2 (ja) | コ−クス炉炉蓋下部掃除機 | |
JPS645926U (ja) | ||
JPS598384B2 (ja) | コ−クス炉窯口掃除装置 | |
JPS5914068B2 (ja) | ジヤムクリ−ナ− | |
JPH0559199U (ja) | 天井窯口クリーナー | |
JP2518910Y2 (ja) | 均し口小蓋掃除機の保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |