JP2854868B2 - 同質咀嚼テクスチヤーガム組成物 - Google Patents

同質咀嚼テクスチヤーガム組成物

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JP2854868B2 JP63264242A JP26424288A JP2854868B2 JP 2854868 B2 JP2854868 B2 JP 2854868B2 JP 63264242 A JP63264242 A JP 63264242A JP 26424288 A JP26424288 A JP 26424288A JP 2854868 B2 JP2854868 B2 JP 2854868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、同質咀嚼テクスチヤー(consistent chew
texture)および進歩した劣化耐性を有するようなチユ
ーインガムおよびフウセンガムを包含するガム組成物に
関する。
チユーインガムおよびフウセンガムは貯蔵寿命を延長
させ、進歩した咀嚼テクスチヤーを付与することを目標
としてこれまで調製されてきた。特徴的に、ガムを調製
して保存する場合、室温保存であつても長期間に渡る場
合は、水分と弾性を失う傾向を有しており、その結果、
脆くなり、口中へ入れた当初に崩れてしまう。この問題
点は特にシユガーレスガムの場合に明らかであり、乾燥
雰囲気下即ち相対湿度が50〜60%より低い雰囲気下で保
存されるようなガムにおいて特に顕著となる。
従来、シユガーレスガムは約5%の水準の水分を含有
しているが、そのために、経時的な蒸発等に起因するこ
の水分の損失により脆化または劣化現象が生じるとされ
ている。殆どのシユガーレスガムは特異的に、従来より
甘味料ならびに増量剤として用いられているソルビトー
ルを大量に含有している。ソルビトールは少量の水分の
存在下でも再結晶し、これを溶解している水が除去され
ると結晶するという性質を有するものとして知られてい
る。従つて、ガム組成物中ソルビトールを含有している
水が蒸発等のために失われると、ソルビトールは結晶化
しその結果ガム組成物の脆化を誘発し、これが劣化現象
の一因となるとされている。ガム組成物の新鮮さを長期
持続させるための1つの試みは水蒸気非透過性積層体に
より密封包装を行ない、外部環境およびその水分を全て
排除し、逆に包装内容物からの水分の排出も防止すると
いう方法を用いたものであつた。この方法は極めて高価
であり、定期的な包剤からの漏れにより予期しなかつた
劣化が起こるという限界を有している。
別の試みとして、グリセリンと合わせて無水チユーイ
ンガム組成物を用いた例がある。例えば、1985年4月30
日発行のYang等への米国特許4,514,422号は、ガムベー
ス、少なくとも1つの糖アルコールおよびグリセリンの
実質的に無水の混合物を含有する進歩した貯蔵寿命およ
び劣化耐性を有するガム組成物を開示している。グリセ
リンはガム組成物の約8〜約18重量%の量で存在する。
ガム組成物はさらに、いずれかの形態の水を2重量%よ
り多くない量含有するという特徴も有している。ガムベ
ースは約15〜約30重量%の量で存在してよく、糖アルコ
ールは約40〜約75重量%の量で存在してよい。使用する
糖アルコールは好ましくはソルビトール、マンニトー
ル、キシリトールおよび適切な混合物を包含する。Yang
等は、脂肪酸モノグリセリドも組成物中に使用してよい
ことを開示しているが、アセチル化モノグリセリドの使
用の開示または示唆は無い。
1986年4月1日発行のCherukuri等の係争中米国特許
出願846,690号は、優れた初期咀嚼特性および延長され
た咀嚼特性を有し、本質的に連続性の膜を形成し、フウ
センが形成した後にもフウセン形態を維持し、成分分離
に対して耐性を有するようなフウセンガムベース並びに
フウセンガム組成物を開示している。これらのテクスチ
ヤー特性は、非SBRエラストマー、少なくとも2つの異
なるポリ酢酸ビニル重合体物質の組合せおよびケン化価
が約400より大きいアセチル化モノグリセリドの独特の
組合せから得られたものである。アセチル化モノグリセ
リドは(ガムベース組成物の重量を基にして)約5〜約
12%の量で使用する。種々の伝統的な成分、例えば、可
塑剤または軟化剤も場合により添加してよいことも記載
されている。このような物質は任意であり本質的ではな
く、グリセリンを包含する例示物質中に属するものであ
る。このような物質は一般的にガムベース組成物の約6
〜約20重量%の量で使用される。ガムベースは最終ガム
組成物の約5〜約45%の量で使用してよいことが開示さ
れている。
Cherukuri等への米国特許4,352,822号(1982年10月5
日、再審査証発行1985年9月3日)は、ポリイソブチレ
ンエラストマーまたは中,低分子量ポリイソブチレンエ
ラストマー混合物を、グリセリルトリアセテートおよび
アセチル化モノグリセリドをポリ酢酸ビニルのような親
水性タイプの粘着防止剤とともに含有する可塑剤の独特
な複合体、および、成分の組合せとともに含有すること
により、非付着性を付与した、非スチレンブタジエンゴ
ムガムベースを開示している。グリセリルトリアセテー
トとアセチル化モノグリセリド可塑剤の組み合せがガム
ベースに軟質性および可塑性を付与するために必須であ
ることが開示されている。グリセリルトリアセテートは
ガムベースの約0〜約10重量%好ましくは約1〜約8重
量%の量で存在するが、アセチル化モノグリセリドはガ
ムベースの約0〜約15重量%好ましくは約1〜約10重量
%の量で存在する。ガムベースをその他のチユーインガ
ム成分と共に使用してチユーインガム組成物を形成す
る。チユーインガム組成物はガムベース約10〜約40重量
%を含有する。本発明の実施例3では軟化剤として組成
物中グリセリンを使用したフウセンガムを開示してい
る。
1982年10月5日のCherukuri等への米国特許4,352,823
号は、押し出し成型された軟質非スチレンブタジエンガ
ムのセンターまたはコア部、および、このセンターまた
はコア部とともに共押し出しされた、軟質ガムのセンタ
ーまたはコア部より硬質のコンシステンシーを有する外
部ガムまたは殻部を有するものとして形成される共押し
出しチユーインガムおよび軟質コア部を開示している。
好ましい実施態様においてコア部は1%を越す量、通常
は約5〜10%まで、好ましくは約6〜約8重量%の水分
を含有するが、この水分量は全体が固体であるチユーイ
ンガムには通常用いられない量である。コア部は軟質
で、粘着性のある取り扱いにくい性質を有するが、共押
し出し法を用いることにより、外部殻層が軟質付着性内
部コアに対する支持保護コーテイングの役目を果たす。
米国特許4,352,823号の軟質ガムコア部は、軟質シユ
ガーレスチユーインガムも使用してよいが、好ましくは
砂糖入りチユーインガムとして形成される。好ましい実
施態様においては、砂糖入り軟質ガムコア部はシヨート
ヌガー様またはフオンダン様構造を有しており、長時間
持続する甘味、軟らかで滑らかなコンシステンシー、不
定形の噛み切り感と容易な咀嚼感、および、高い水分含
有量(約5〜約10%、好ましくは約6〜約8%の水分)
を有している。
米国特許4,352,823号の外部殻部を形成するチユーイ
ンガムは一般的に当該技術分野において知られたチユー
インガム処方よりなるものであつてよい。コアおよび殻
部のチユーインガムのいずれも砂糖入りまたはシユガー
レスのガムであつてよい。従つて、この発明の砂糖入り
共押し出しチユーインガムでは、コアおよび外部殻部の
両方ともが砂糖入りであつてよく、または、一方が砂糖
入りでもう一方がシユガーレスであつてもよい。
米国特許4,352,823号のガムベースの軟質コア部は、
アセチル化モノグリセリドおよびアセチル化トリグリセ
リド、およびグリセリルトリアセテートを含む可塑剤と
親水性タイプの粘着防止剤との組合せおよび成分の組合
せを含有することにより非付着性を有している。グリセ
リルトリアセテートおよびアセチル化モノグリセリド可
塑剤の混合物は非スチレンブタジエンガムベースに軟質
性および可塑性を付与するために必須であることが開示
されている。グリセリルトリアセテートはガムベースの
約0〜約10重量%、好ましくは約1〜約8重量%の量で
存在し、アセチル化モノグリセリドはガムベースの約0
〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%の量で存在
する。
米国特許4,352,823号は、軟質コア部はまた、固体お
よび液体甘味料を含む少なくとも2つの甘味料を予備混
合した再結晶複合体も含有し、これは好ましくは、スク
ロースおよび/またはソルビトールおよび/または水素
添加澱粉加水分解物、および、高フラクトースシロツプ
単独または液体グルコースとの組合せ、水素添加澱粉加
水分解物シロツプ、コーンシロツプ、ソルビトールシロ
ツプおよび/または転化糖を再結晶混合物として含有
し、フレーバー、軟化剤および他の従来のチユーインガ
ム成分を含有する。
米国特許4,352,823号によれば、上記した液体および
固体の甘味料は、シロツプ甘味料でコーテイングされた
粒状固体甘味料粒子の予備形成した複合体を含有し、そ
の混合物は加熱され、乾燥されて均質な塊になり、次に
冷却されて、塊が再結晶し、不定形の固体になる。再結
晶した甘味料は、ヌガータイプおよびフオンダンタイプ
のキヤンデイーと同様の、軟らかく平滑なコンシステン
シーおよびテクスチヤー、並びに、非付着特性を、チユ
ーインガムに付与する。
上記した甘味料予備混合物は、上記した甘味料を水で
還元し次にガムベースおよび他のチユーインガム成分に
添加して共押し出しチユーインガムの軟質チユーインガ
ムコア部とすることにより形成されたいわゆる「ドライ
フオンダン」ミツクスを含有してよい。
好ましい軟質ガムコア部は米国特許4,352,823号中コ
ラム8〜9に渡るパラグラフに記載されており、その組
成物はグリセリン0〜2重量部を含有する。
別の好ましい実施態様では、コア部が純粋なフラクト
ースシロツプをコーンシロツプの代替として含有するこ
とがさらに開示されている。
1984年6月5日のD'Amelia等への米国特許4,452,820
号は、エラストマーの相溶化に必要なエステルガムを用
いることなくエラストマーおよび樹脂を含有する均質ガ
ムベース組成物のための単相処方を開示している。組成
物は可塑化スチレンブタジエンエラストマーおよび可塑
化樹脂を含有している。樹脂のための可塑剤の例はとり
わけグリセリルトリアセテートおよびアセチル化モノグ
リセリドを包含する。可塑剤の組合せはグリセリルトリ
アセテートおよびアセチル化モノグリセリドという好ま
しい組合せで使用してよいことが開示されている。
即ち、種々の処方が所望の物理的特性を有するガム組
成物を得るために用いられてきた。しかしながら、実質
的に均一な軟質咀嚼テクスチヤーが咀嚼開始時から噛み
終りまで継続するようなガム組成物が、依然として求め
られている。ガムベースを変性させたり新しいガムベー
スを作成することなくこのようなガム組成物を得ること
が極めて望ましい。軟質咀嚼ガム組成物、特にシュガー
レスガム組成物を、最低限のグリセリンを用いることに
より得て、劣化耐性のある組成物が得られるようにする
ことが、極めて好ましい。本発明はこのような組成物を
提供するものである。
本発明は、咀嚼開始時から中間時を経て噛み終りに至
るまで実質的に均質な軟質咀嚼性を有するような、砂糖
入りおよびシュガーレスのチユーインガムおよびフウセ
ンガムの両方のガム組成物を提供する。これは意外に
も、ガムベース中にアセチル化モノグリセリドを使用し
た場合とは対照的に、ガム組成物中にアセチル化モノグ
リセリドを使用することにより達成された。アセチル化
モノグリセリドのガムベース処方への添加では、アセチ
ル化モノグリセリドのガム組成物への添加により得られ
る軟質咀嚼特性(噛み始めから噛み終りまで)は得られ
ないことから、これは顕著な相違点である。
本発明のもう1つの特徴はガム組成物中へのアセチル
化モノグリセリドの添加の結果として、最低限ないしは
通常使用されるよりも低い水準のグリセリンをシユガー
レスガム組成物中に使用することが可能な点である。よ
り低い水準のグリセリンの使用が組成物の安定性の向上
をもたらす理由は、使用するグリセリン(湿潤剤)の量
が低減できると環境からの水分取り込みが低減されるた
めである。
より特徴的には、本発明は、下記成分: (A)ガムベース有効量; (B)少なくとも1つの甘味料有効量; (C)組成物の約0.1〜約0.8重量%の量のアセチル化モ
ノグリセリド; (D)組成物の約2〜約15重量%の量のグリセリン;お
よび、 (E)場合により、少なくとも1つの付加的な従来のガ
ム添加物有効量; を組成物の全成分の総量が100%となるように含有する
ようなガム組成物を提供する。
別の実施態様によれば、本発明は下記成分: (A)ガムベース有効量; (B)少なくとも1つの糖アルコールの有効量; (C)組成物の少なくとも約0.1〜約0.8重量%の量のア
セチル化モノグリセリド; (D)組成物の約2〜約15重量%の量のグリセリン;お
よび、 (E)場合により、少なくとも1つの付加的な従来のガ
ム添加物の有効量; を組成物の全成分の総量が100%となるように含有する
ような無水シユガーレスガム組成物を提供する。
ここで「無水」という用語は、ガム組成物が如何なる
形態の水も2重量%より多くは含有しないようなガム組
成物に対して用いる。好ましくは、無水ガム組成物は組
成物の重量を基にして約0.9重量%、最も好ましくは約
0.3重量%より多くない水を含有する。
本発明で使用するガムベースは知られたいずれかの水
不溶性ガムベースであつてよく、チユーインガムおよび
フウセンガムに使用されるガムベースを包含する。ガム
ベース中に使用する適当な重合体の代表例は、天然およ
び合成のエラストマーおよびゴムを包含する。例えば、
ガムベース中に使用するこれら重合体の例は、制限しな
いが、チクル(chicle)、クラウンガム(crown gu
m)、ニスペロ(nispero)、ロジデイナ(rosidinh
a)、ジエルトン(jelutong)、ペリロ(perillo)、ニ
ガーグツタ(niger gutta)、トウヌー(tunu)、バラ
タ(balata)、グツタペルカ(gutta−percha)、レチ
カプシ(lechi−capsi)、ソルバ(sorva)、グツタケ
イ(gutta kay)、およびこれらの混合物のような植物
性の物質を包含する。ブタジエンスチレン共重合体、ポ
リイソブチレン、イソブチレンイソプレン共重合体、ポ
リエチレン、およびこれらの混合物のような合成エラス
トマー等も適している。
ガムベースはポリ酢酸ビニルおよびその部分加水分解
物、ポリビニルアルコール、およびこれらの混合物のよ
うな非毒性のビニル重合体を含有してよい。使用する場
合は、ビニル重合体は約3000〜94000の範囲の分子量を
有してよい。
ガムベースは従来のエラストマー溶媒を含有してよ
い。これらの溶媒はα−ピネンまたはβ−ピネンの重合
体のようなテルペン樹脂;ロジン、または水素化ロジ
ン、二量化ロジンまたは重合化ロジンおよびこれらの混
合物のような変性ロジンの、メチル、グリセロールまた
はペンタエリスリトールエステルを包含してよい。ここ
で使用するのに適するエラストマー溶媒の例は、部分水
素化ウツドロジンまたはガムロジンのペンタエリスリト
ールエステル、ウツドまたはガムロジンのペンタエリス
リトールエステル、部分二量化ウツドまたはガムロジン
のグリセロールエステル、重合ウツドまたはガムロジン
のグリセロールエステル、トール油ロジンのグリセロー
ルエステル、ウツドまたはガムロジンおよび部分水素化
ウツドまたはガムロジンのグリセロールエステル、およ
びウツドまたはガムロジンの部分水素化メチルエステル
およびこれらの混合物を包含する。エラストマー溶媒は
ガムベースの約10〜約75重量%好ましくは約45〜約70重
量%の量で使用してよい。
ラノリン、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン
酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、
グリセリルトリアセテート、グリセリン、レシチン、グ
リセロールモノステアレート、プロピレングリコールモ
ノステアレート、およびこれらの混合物等のような可塑
剤または軟化剤のような種々の伝統的な成分もガムベー
スに配合して、種々の所望のテクスチヤーおよびコンシ
ステンシー特性を得てよい。ワツクス、例えば、天然ワ
ツクス、石油ワツクス例えば、ポリウレタンワツクス、
ポリエチレンワツクス、パラフインワツクスおよび微結
晶ワツクスも種々の所望のテクスチヤーおよびコンシス
テンシー特性を得るためにガムベースに配合してよい。
これらの伝統的な成分は一般的にガムベースの約30重量
%まで、好ましくは約3〜約20重量%までの量で使用さ
れる。
ガムベースは炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ア
ルミナ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、タ
ルク、リン酸3カルシウム、リン酸2カルシウム等、お
よびこれらの混合物のようなミネラル補助剤を有効量含
有してよい。これらのミネラル補助剤は充填剤およびテ
クスチヤー調節剤としても働く。
ガムベースはまた、抗酸化剤、保存料、着色料等のよ
うな従来の添加物を有効量含有してよい。例えば、2酸
化チタンは着色料として使用してよく、ブチル化ヒドロ
キシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、没食子
酸プロピルおよびこれらの混合物のような抗酸化剤も含
有してよい。
使用されるガムベースの量は、使用されるベースの種
類、所望のコンシステンシー及び最終製品を作るために
用いられる他の成分のような種々の要因に応じて大きく
変化する。一般的に、最終ガム組成物(即ち総組成物)
の約5〜約60重量%の量がガム組成物中で使用するのに
許容される。しかしながら通常は、約15〜約40重量%好
ましくは約15〜約35重量%、最も好ましくは約20重量%
〜約30重量%、さらに好ましくは約24〜約27重量%が使
用される。
ガム組成物は、甘味料、可塑剤、軟化剤、乳化剤、ワ
ツクス、充填剤、増量剤、ミネラル補助剤、フレーバー
(フレーバー剤)、着色料(着色剤)、抗酸化剤、酸味
料、濃厚化剤、これらの混合物よりなる群から選択され
る従来の添加物を有効量含有してよい。これらの添加物
には複数の目的のために用いられるものもある。例え
ば、シユガーレスガム組成物の場合、甘味料、例えば、
ソルビトールまたは他の糖アルコールまたはこれらの混
合物は増量剤としても用いられる。同様に、砂糖入りガ
ム組成物の場合は、甘味料が増量剤としても作用する。
ガムベース中使用するのに適する上記した可塑剤、軟
化剤、ミネラル補助剤、着色料、ワツクス、および抗酸
化剤はガム組成物中にも使用してよい。使用してよいそ
の他の従来の添加物の例には、レシチンおよびグリセリ
ルモノステアレートのような乳化剤;単独でまたは他の
軟化剤と供に使用してよい、メチルセルロース、アルギ
ネート、カラジーナン、キサンタンガム、ゼラチン、キ
ヤロブ、トラガカント、ローカストビーン、およびカル
ボキシメチルセルロースのような濃厚化剤;リンゴ酸、
アジピン酸、クエン酸、酒石酸、フマル酸およびこれら
の混合物のような酸味料;上記ミネラル補助剤で述べた
もののような充填剤を包含する。充填剤はガム組成物の
約4〜約30重量%の量で使用してよい。
使用に適する増量剤は、単糖類、2糖類、多糖類、糖
アルコール、およびこれらの混合物よりなる群から選択
される甘味料;ポリデキストロース;マルトデキストリ
ン;炭酸カルシウム、タルク、2酸化チタン、リン酸2
カルシウム等のような無機物等を包含する。増量剤は最
終ガム組成物の約90重量%まで、通常は約40〜約70重量
%、好ましくは約50〜約65重量%、より好ましくは約55
〜約60重量%の範囲の量で使用してよい。
使用する甘味剤(甘味料)は水溶性甘味剤、水溶性人
工甘味料、天然水溶性甘味料より誘導した水溶性甘味
剤、ジペプチド系甘味料、および蛋白質系甘味料および
これらの混合物を包含する広範囲の物質から選択してよ
い。特定の甘味料に限定しないが、代表例には以下のも
のを包含する。
A.水溶性甘味剤例えば単糖類、二糖類および多糖類例え
ばキシロース、リボース、グルコース(デキストロー
ス)、マンノース、ガラクトース、フラクトース(レブ
ロース)、スクロース(砂糖)、マルトース、転化糖
(スクロースから誘導したフラクトースとグルコースの
混合物)、部分加水分解澱粉、コーンシロツプ固形物、
ジヒドロカルコン、モネリン、ステビオサイド、グリチ
ルリチン、および糖アルコール例えばソルビトール、キ
シリトール、マンニトール、マルチトール、水添澱粉加
水分解物およびこれらの混合物 B.水溶性人工甘味料例えば可溶性サツカリン塩即ちナト
リウムまたはカルシウムのサツカリン塩、サイクラメー
ト塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチア
ジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナトリウム、アン
モニウムまたはカルシウム塩、3,4−ジヒドロ−6−メ
チル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキ
シドのカリウム塩(アセスルフエーム−K)、およびサ
ツカリンの遊離酸形態等 C.ジペプチド系甘味料、例えば、L−アスパラギン酸誘
導甘味料、例えばL−アスパルチル−L−フエニルアラ
ニンメチルエステル(アスパルテーム)および米国特許
3,492,131号に記載の物質、L−α−アスパルチル−N
−(2,2,4,4−テトラメチル−3−チエタニル)−D−
アラニンアミド水和物、L−アスパルチル−L−フエニ
ルグリセリンおよびL−アスパルチル−L−2,5−ジヒ
ドロフエニルグリシン、L−アスパルチル−2,5−ジヒ
ドロ−L−フエニルアラニン;L−アスパルチル−L−
(1−シクロヘキシエン)−エラニン等 D.天然水溶性甘味料から誘導した水溶性甘味料、例え
ば、通常の砂糖(スクロース)の塩素化誘導体、例えば
製品名スクラロースとして知られているもの、等;およ
び E.thauma toccous danielli(Thama tinIおよびII) のような蛋白質系甘味料 一般的に、甘味料の有効量は所望の水準の増量および
/または甘味を得るために使用され、この量は選択され
る甘味料に応じて変化する。この量は容易に抽出される
甘味料を使用する場合は、通常はガム組成物の0.01〜約
90重量%である。上記グループAに記載した水溶性甘味
料は通常、最終チユーインガム組成物の約25〜約75重量
%好ましくは約50〜約65重量%の量で使用する。グルー
プAの甘味料のうちあるもの(例えばグリチルリチン)
は甘味化能力の知られた甘味料であるため、下段のグル
ープB−Eに対して記載する量で使用してよい。一方、
グループB−Eに記載した甘味料は最終チユーインガム
組成物の約0.005〜約5.0重量%、通常は約0.05〜約2.5
重量%、好ましくは0.05〜約0.4重量%、より好ましく
は約0.10〜約0.35重量%の量で使用する。これらの量は
通常フレーバー油から達成されるフレーバー水準とは無
関係に、所望の甘味水準を得るために必要である。
好ましい砂糖系甘味料は砂糖(スクロース)、コーン
シロツプおよびこれらの混合物である。好ましいシユガ
ーレス甘味料は糖アルコール、人工甘味料、ジペプチド
系甘味料およびこれらの混合物である。好ましくは糖ア
ルコールは所望の甘味水準と同様に量感を得るのにも充
分であるような量で使用できるためシユガーレス組成物
中で使用する。好ましい糖アルコールは、ソルビトー
ル、キシリトール、マンニトールおよびこれらの混合物
よりなる群から選択される。最も好ましくは、ソルビト
ールまたはソルビトールとマンニトールの混合物を用い
る。ソルビトールのガンマ型が好ましい。一般的に、糖
アルコールは組成物の約75重量%を超えず、通常は組成
物の約40〜約75重量%の量で存在する。好ましくは、含
有する際には、ソルビトールは組成物の約70重量%を超
えず、マンニトールは約15重量%を超えず、キシリトー
ルは65重量%を超えないようにする。人工甘味料または
ジペプチド系甘味料は好ましくは甘味料のグループで記
載した量で糖アルコールを含有する組成物に添加する。
人工甘味料の中では、サツカリン塩が好ましく、ジペプ
チド系甘味料ではアスパルテームが好ましい。
当該技術でよく知られている天然および合成のフレー
バー剤を使用してよい。これらのフレーバー剤は、合成
フレーバー油、フレーバー芳香族、および/または油、
オレオ樹脂、および、植物、葉、花および果実等から誘
導された抽出物、およびこれらの組合せから選択してよ
い。代表的なフレーバー油は、スペアミント油、シナモ
ン油、ウインターグリーンの油(メチルサリシレー
ト)、ペパーミント油、クローブ油、ベイ油、アニス
油、ユーカリプタス油、タイム油、シーダー葉油、ナツ
メグ油、セージ油、ビターアーモンド油、および桂皮油
を包含する。また、人工、天然または合成のフルーツフ
レーバー、例えば、バニラ、および、シトラス油、例え
ば、レモン、オレンジ、グレープ、ライムおよびグレー
プフルーツ、および、フルーツエツセンス、例えば、ア
ツプル、ナシ、ピーチ、ストロベリー、ラズベリー、チ
エリー、プラム、パイナツプル、アプリコツト等も使用
できる。これらのフレーバー剤は個々に独立して、また
は混合物として使用してよい。一般的に使用されるフレ
ーバーは、ミント類、例えばペパーミント、メントー
ル、人工バニラ、シナモン誘導体、および種々のフルー
ツフレーバーを包含し、個々に独立して、または、混合
物として使用する。
シンナミルアセテート、シンナムアルデヒド、シトラ
ールジエチルアセタール、ジヒドロカルビルアセテー
ト、オイゲニルホルメート、p−メチルアニソール、等
のようなアルデヒド類およびエステル類のようなフレー
バーも使用してよい。一般的に、「食品加工に用いる試
薬」(Chemicals used in food processing)、1274
刊、National Academy of Sciences,63〜258ページに記
載のもののようなフレーバーまたは食品添加物を使用し
てよい。
適当なアルデヒドフレーバーの例には、制限しない
が、アセトアルデヒド(アツプル);ベンズアルデヒド
(チエリー、アーモンド);アニシツクアルデヒド(リ
コリス、アニス);シンナミツクアルデヒド(シナモ
ン);シトラール、即ちα−シトラール(レモン、ライ
ム);ネラール即ちβ−シトラール(レモン、ライ
ム);デカナール(オレンジ、レモン);エチルバニリ
ン(バニラ、クリーム);ヘリオトロピン即ちピペロナ
ール(バニラ、クリーム);バニリン(バニラ、クリー
ム);α−アミルシンナムアルデヒド(スパイシーフル
ーテイーフレーバー);ブチルアルデヒド(バター、チ
ーズ);バレルアルデヒド(バター、チーズ);シトロ
ネラール(変性物、多種);デカナール(柑橘系果
実);アルデヒドC−8(柑橘系果実);アルデヒドC
−9(柑橘系果実);アルデヒドC−12(柑橘系果
実);2−エチルブチルアルデヒド(ベリー類果実);ヘ
キセナール即ちトランス−2(ベリー類果実);トリル
アルデヒド(チエリー、アモーンド);ベラルトルアル
デヒド(バニラ);2,6−ジメチル−5−ヘプテナール即
ちメロナール(メロン);2,6−ジメチルオクタナール
(グリーン系果実);および2−ドデセナール(柑橘
系、マンダリン);チエリー;グレープ;ストロベリー
ショートケーキ;およびこれらの混合物等を包含する。
使用するフレーバー剤の量は通常フレーバーの種類、
ベースの種類および所望の強度のような要因に応じた好
みの問題である。即ち、量は最終製品として望まれる結
果を得るために変化してよい。このような変化は特別な
実験を必要とすることなく当業者には可能なことであ
る。一般的にガム組成物の約0.5〜約3.0重量%好ましく
は約0.3〜約1.5重量%、最も好ましくは0.7〜約1.2重量
%を用いる。
所望の色を得るために有効な量で着色剤を使用する。
本発明で使用する着色剤(着色料)は2酸化チタンのよ
うな顔料も包含し、ガム組成物の約2重量%まで、好ま
しくは約1重量%より少ない量で配合してよい。着色料
は天然の食品用着色量、および、食品、薬品および化粧
品用の染料を包含する。これらの着色料はF.D.&C.染料
およびレーキとして知られている。上記した使用範囲に
許容される物質は好ましくは水溶性であり、5,5′−イ
ンジゴチン−2スルホン酸の2ナトリウム塩であるF.D.
&C.青No.2として知られるインジゴ染料を包含する。同
様にF.D.&C.緑No.1として知られ、トリフエニルメタン
染料を含有する、4−〔4−N−エチル−p−スルホベ
ンジルアミノ)ジフエニルメチレン〕−〔1−(N−エ
チル−N−p−スルホニウムベンジル)−△2,5−シク
ロヘキサジエンイミン〕の1ナトリウム塩である染料も
使用してよい。F.D.&C.およびD.&C.着色料およびその
相当する化学構造に関する完全な記述は、Kirk−Othmer
Encyclopedia of Chemical Technology,Vol 5,857〜88
4ページにあり、内容は参考のため本明細書に組み込ま
れる。
本発明によれば、グリセリンは組成物の約2〜約15重
量%の量で使用してよい。しかしながら、通常は約2〜
約13重量%の量を用いる。使用するグリセリンの量は処
方するガム組成物の種類、即ち、砂糖入りかシユガーレ
スか、そしてチユーインガムかフウセンガムかに関係し
てくる。本発明の典型的なシユガーレスチユーインガム
組成物は組成物の10重量%以下、好ましくは約2〜約9
重量%、より好ましくは約2〜約8重量%、最も好まし
くは約2〜約6重量%のグリセリンを含有できる。グリ
セリンの量がこのように比較的少なくてすむのは、今回
明らかになつたガム組成物中のアセチル化モノグリセリ
ドの作用によるものである。シユガーレスフウセンガム
組成物中のチユーインガム組成物に対しても上記した量
のグリセリンを用いることは可能であるが、シユガーレ
スフウセンガム組成物の場合は約3〜約13重量%を用い
るのがより好都合である。砂糖入りガムの場合は、グリ
セリン組成物の約2〜約6重量%好ましくは約2〜約5
重量%が適当である。
アセチル化モノグリセリドは全体の咀嚼を通じて、即
ち噛み始めから噛み終りまで、実質的に均一で軟らかい
咀嚼感を与えるのに効果的な量でガム組成物中用いる。
一般的に、従来のガム(即ち本発明のガムではない)は
初期の咀嚼感は硬く、中間時にかけて軟化し、最終的に
は硬くなる。ガムベースではなくガム組成物中にアセチ
ル化モノグリセリドを含まないガム組成物は本発明のガ
ム組成物が示すような噛み始めから噛み終りまでの実質
的に均一な軟らかい咀嚼感を示さない。ガム組成物中に
アセチル化モノグリセリドを使用することについて今回
更に明らかになつた利点は、最低限または通常使用され
るよりも少量のグリセリンをシユガーレスガム中に使用
できるようになつた点である。アセチル化モノグリセリ
ドを用いることなく本発明で使用されるより少ないグリ
セリンの量(即ち、約10%以下、好ましくは約9%以
下)を用いた場合は、本発明の組成物のもたらす軟らか
い咀嚼特性を得るには不十分である。ベースではなく組
成物中にアセチル化モノグリセリドを用いたために本発
明のグリセリン使用量が少量で済むことは、本発明の組
成物の安定性にも反映している。グリセリンは軟化剤で
あると同時に湿潤剤でもあるため、グリセリン使用量が
減ると環境からの水分の取り込みも減り、グリセリンの
量が多いガム組成物よりも安定なものが得られるのであ
る。
アセチル化モノグリセリドは一般的に組成物の約0.1
〜約0.8重量%、好ましくは約0.15〜約0.6重量%、より
好ましくは約0.1〜約0.4重量%更に好ましくは約0.2〜
約0.4重量%の量で用いる。好ましいアセチル化モノグ
リセリドは、約400より大、好ましくは約430〜約470の
ケン化価を有する。また、好ましいアセチル化モノグリ
セリドはアセチル化率90%より上、水酸基価10より下、
Reichert Meissl値150より上(Food Chemical Codex(F
CC)III/p508および改定、AOCS)を有する。
前述したように本発明のシユガーレスガム組成物は好
ましくは無水であり、組成物の2重量%を超えない水分
含有量を有するものである。無水ガム組成物は知られた
ものである。適当なガム組成物は、1985年4月30日発行
のYang等の米国特許4,514,422号;1986年4月1日発行の
Cherukuri等への米国特許4,579,738号;1986年4月8日
発行のCherukuri等への米国特許4,581,234号;1986年5
月6日発行のCherukuri等への米国特許4,587,125号に開
示してあり、その内容は参照のため本明細書中に組み込
まれる。
本発明のガム組成物は知られた方法で製造してよい。
例えばガムベースの物理的および化学的性質に悪影響を
与えることなくベースを軟化させるのに十分高い温度ま
で、ガムベースを加熱する。使用する最適な温度は使用
するガムベースの組成により変化してよいが、このよう
な温度は特別な実験をすることなく当業者は容易に決定
できる。
適当な温度は、約60〜約90℃の範囲内である。次に軟
化剤およびアセチル化モノグリセリドを添加してガムベ
ースと混合し、均質で柔軟な混合物を得る。均質な混合
物が形成するまで均質で柔軟な混合物に少しづつ増量剤
および/または甘味料を混合しながら添加する。次にフ
レーバー剤並びに他の伝統的な添加剤のような材料を少
しづつ添加し、均質な混合物が形成されるまで混合す
る。その後、混合物を適当なチユーインガム形状に成型
する。本発明のガムは、いずれかの知られた形態、即
ち、ステイツクガム、平板ガム、厚切りガム、短冊型ガ
ム、ハードコートガム、錠剤ガム、ならびにセンター充
填ガムのような形態にしてよい。
本発明の無水シユガーレスガム組成物の製造方法にお
いては、実質的に無水の出発物質を使用するのが好まし
い。このような方法では、グリセリンは無水形態で供給
する必要があり、糖アルコールおよびガムベースは真空
下に加熱乾燥できる。従来は予め約90〜100℃の範囲の
温度で溶融されているガムベースを、ベースが実質的に
無水になるのに充分な時間約400mmHgより低い真空下で
約80〜約90℃の範囲の温度で加熱できる。例えば、ガム
ベースは残りのガム組成物成分との混合直前に約30分間
これらの条件下で加熱してよい。次にアセチル化モノグ
リセリド及び何れかの軟化剤を添加しガムベースと混合
しガム組成物を形成してよい。
前述したように、グリセリンは無水形態で与えなけれ
ばならない。グリセリンおよび糖アルコールの両成分と
も、ガムベースと同様の方法で乾燥してよく、例えば約
40mmHgより低い真空下で、約60〜約70℃の温度範囲で加
熱して根跡量の水を取り除く。予備乾燥を行なう場合
は、本発明のガム組成物の処方直前に一夜かけて行な
う。しかしながら、ここで記載したように初めから乾燥
形態で材料を入手した場合は、予備乾燥は不必要であ
る。
上記した材料を上記した通りに処理した後、糖アルコ
ールの混合物を使用する場合は、3分間程度の時間攪拌
または混合しながら約50℃の温度まで糖アルコールを加
熱する。例えばソルビトールおよびマンニトールを合わ
せて、この方法で混合してもよい。
次にグリセリンを上記混合物に添加し、成分の均質な
混合物が形成するのに充分な時間、好ましくは約8分、
同じ温度で混合を継続する。その後、指示通りに予備溶
融し直前まで真空下に維持したガムベースを得られた混
合物に添加してよく、そして、次に、これまで添加した
全成分の均質な混合物が形成するのに充分な時間更に混
合を継続する。即ち例えば混合は約10分間継続してよ
い。最後に、加熱を停止し、フレーバー、添加する場合
は着色料、および他の補助剤を含めて、組成物への添加
成分の残りを添加し、次に得られた組成物を最高30分間
程度の時間混合して完全に均一な組成物を形成する。次
に、塊をミキサーから取り出し、更に冷却し、その後ガ
ム製造技術で知られた種々の最終形状に成型してよい。
例えば、塊を従来のダスト処理媒体、例えば炭酸カルシ
ウム、マンニトール、タルクその他のものと接触させな
がらロール処理してよい。
無水ガム組成物を製造するための別の方法は、簡単に
述べると、約40〜約60℃の温度でベースを軟化させ;ア
セチル化モノグリセリド、軟化剤、甘味剤およびフレー
バー剤を混入し;冷却前に組成物を押しだし;組成物を
冷却しないまま適当なチユーインガム片に成型し;そし
て予備コンデイシヨニングを行なうことなく最低限の保
護包材でガム片を即座に包装することを包含する。いか
なる水分または水分含有成分も、工程中に用いたり、成
分に添加したりせず、チユーインガム組成物の最終水分
含有量は約0.9重量%までとする。この方法はCherukuri
等への米国特許4,579,138号、4,581,234号および4,587,
125号に記載されている。
当業者の察知するとおり、本発明のチユーインガム組
成物に使用する全成分の総量は総組成物の100重量%に
等しいとする。また、特段の記載が無い限り本明細書中
の全てのパーセントは総組成物の重量%である。
以下の実施例は説明を目的としており、如何なる点に
おいても本発明を制限するものではない。変形が可能な
場合でも、これは本発明の精神と請求範囲に含まれるも
のであることを当業者は理解されたい。
以下の実施例ではケン化価の400より大きい商業的に
入手できるアセチル化モノグリセリドを使用した。
実施例1 本発明のチユーインガム組成物を下記表Iに示す処方
で調製した。
表I成分 組成物の重量% ガムベース 26.000 アセチル化モノグリセリド 0.150 増量剤* 61.092 フレーバー混合物 1.800 グリセリンUSP(特) 9.000 アスパルテーム 0.384 軟化剤 1.574 *ソルビトールとマンニトールの組合せ チユーインガム組成物は、ガムベース、軟化剤および
アセチル化モノグリセリドをガムケトルに入れて約2分
間逆方向に回転させて混合した。次にソルビトールの
とマンニトール全部をガムケトル中の混合物に添加
し、約1分間順方向に回転混合した。この段階に続い
て、グリセリンを混合物に添加し、約3分間順方向に、
分間逆方向にそして約分間順方向に回転
混合した。次に残りのソルビトールを添加し、順方向ミ
キシングを開始し、フレーバーを添加した。この混合物
の順方向ミキシングを約4分間行なつた。最後に、アス
パルテームと残りの軟化剤を混合物に添加し、得られた
組成物を3分間順方向にミキシングした。次にガム組成
物を標準装置を用いて個々のガム片に成型した。
チユーインガム組成物は軟らかい初期咀嚼感、軟らか
い中間時咀嚼感、そして軟らかい終期咀嚼感、即ち、噛
み始めから噛み終りに至るまで実質的に均一な軟らかい
咀嚼感を有していた。組成物はまた劣化耐性をも有して
おり、「粘性および流動性」を有することはなかつた。
実施例2 本発明のチユーインガム組成物を下記の表IIに示す処
方で調製した。組成物の調製において用いた方法は実施
例1と同様のものであつた。
表II成分 組成物の重量% ガムベース 28.000 アセチル化モノグリセリド 0.150 増量剤* 58.788 着色料 0.100 フレーバー混合物 2.100 アスパルテーム 0.385 軟化剤 1.477 グリセリン 9.000 *ソルビトールとマンニトールの組合せ チユーインガム組成物は軟らかい初期、中間期および
終期咀嚼感を有していた。組成物は劣化耐性を有し、
「粘性および流動性」を有することはなかつた。
実施例3 実施例1と似ているが本発明とは異なる組成物を、比
較のため、表IIIに示す処方で調製した。
表II成分 組成物の重量% ガムベース 26.00 増量剤* 54.8 フレーバー 2.29 アスパルテーム 0.279 軟化剤 1.631 グリセリン 15.00 *ソルビトールとマンニトールの組合せ 比較組成物はガム組成物中比較的大量のグリセリンを
使用しておりアセチル化モノグリセリドを含有していな
い。組成物は粘性および流動性を有するようになり、こ
のため本発明のガム組成物より安定性が劣つていたが、
これはグリセリンが量が多いためと考えられる。
実施例4 本発明のシユガーレス厚切りフウセンガム組成物を表
IVに示す処方で調製した。
表IV成分 組成物の重量% ガムベース 23.0000 アセチル化モノグリセリド 0.3000 増量剤* 57.891 酸味料 1.35 着色料 0.4000 グリセリンUSP(特) 13.0000 フレーバー混合物 1.0000 アスパルテーム 0.1699 軟化剤 2.8891 *ソルビトールとマンニトールの組合せ 表IVに示した処方を有する第1バツチは、ガムベース
溶融予備混合物、ミネラル補助剤、アセチル化モノグリ
セリドおよび軟化剤をガムケトルに入れて2分間逆回転
ミキシングすることにより調製した。これに、増量剤、
酸味料および着色料と軟化剤の予備混合物を添加し、こ
れを1分間順方向にミキシングした。次にグリセリンを
添加し3分間順方向、分間逆方向にミキシングし
た。次にミキサーを運転しながらフレーバーを添加し、
順方向に1分半ミキシングした。最後に、アスパルテー
ムと軟化剤の残りを添加し、3分間ミキシングした。取
出温度は約39〜約43℃であつた。
第2バツチは、異なる着色料を用いたほかは第一バツ
チと同様に調製した。得られる厚切りガムのがそ
れぞれのバツチ(第1および第2)のものとなるよう
に、2つのバツチを共押し出しした。
フウセンガム組成物は噛み始めから噛み終りまで軟ら
かい咀嚼感を有していた。
実施例5 本発明のシユガーレス厚切りフウセンガム組成物を表
Vの処方で調製した。
表V成分 組成物の重量% ガムベース 25.0000 アセチル化モノグリセリド 0.3000 増量剤* 57.3210 酸味料 1.2000 着色料 0.0900 グリセリンUSP(特) 12.0000 フレーバー 0.9300 アスパルテーム 0.1699 軟化剤 2.9891 *ソルビトールとマンニトールの組合せ 第1バツチで着色料を軟化剤と予備混合せず、代わり
に軟化剤をグリセリンとともに加えた外は実施例4と同
様の方法で2バツチによる共押し出しまたは層状ガムと
して調製した。第2バツチは着色料を含まず、第1バツ
チで用いた57.3210重量%の代わりに57.4110重量%の増
量剤を用いた。
表Vの処方より作成した2つのバツチを共押し出しし
て厚切りフウセンガムを形成した。フウセンガムは噛み
始めから噛み終りまで軟らかな咀嚼感を有していた。
実施例6 本発明のシユガーレス厚切りフウセンガム組成物を表
VIの処方で調製した。
表VI成分 組成物の重量% ガムベース 25.0000 アセチル化モノグリセリド 0.6000 増量剤* 56.4510 酸味料 0.5000 着色料 0.1400 グリセリンUSP(特) 12.0000 フレーバー 1.2000 アスパルテーム 0.250 軟化剤 3.859 *ソルビトールとマンニトールの組合せ フウセンガム組成物を2つのバツチから共押し出しし
て、実施例4と同様の方法により調製した。第2のバツ
チでは着色料の量を0.12重量%だけ減少し、この量だけ
増量剤の量を増加した。また、量バツチに増量剤および
酸味料と共に着色料を加えた。次にグリセリンを添加し
順方向に3分間逆方向に分間ミキシングした。次
にミキサーを運転しながらフレーバーを添加し、順方向
分間ミキシングした。最後に、アスパルテーム
と軟化剤の残りを添加し3分間ミキシングした。取出温
度は約39〜約43℃であつた。
作成した厚切りフウセンガム組成物は咀嚼期間を通し
て、即ち噛み始めから噛み終りまで軟らかい咀嚼感を有
していた。
実施例7 本発明の砂糖入りフウセンガム組成物を比較例組成物
と同様の従来の方法で調製した。本発明の組成物、組成
物Aの処方および、比較組成物、組成物Bの処方は表VI
Iに示す。
アセチル化モノグリセリドを含有する本発明の組成物
Aは、噛み始めから噛み終りにかけて、アセチル化モノ
グリセリドを含有しない比較組成物Bよりも、より均一
な軟らかい咀嚼感を有していた。
実施例8 実施例1の方法に従つて、2つの本発明のシユガーレ
ス組成物AおよびB並びに比較例としてのシユガーレス
組成物Cを調製した。組成物を約80℃、相対湿度(RH)
約80%で5週間保存し、%水分取り込みを測定した。処
方および結果を表VIIIに示す。
表VIIIの結果から、比較例Cではより多くのグリセリ
ンが用いられたために、グリセリン使用量の少ない本発
明の組成物AおよびBに比べて水分取り込みが顕著に多
かつたことが解る。比較例Cでより多くのグリセリンが
必要とされたのは、本発明の組成物AおよびB中でアセ
チル化モノグリセリドの使用と組合せてより少ない量の
グリセリンを用いることにより得ることのできる咀嚼特
性と同様の軟らかさを得ようとしたためである。
本発明は以上のように記載されているため、これにい
ろいろな変形を施すことが可能であるのは明らかであ
る。このような変形は本発明の精神と範囲から外れるも
のではなく請求範囲に包含されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー・グゾウスキー アメリカ合衆国ニユーヨーク州(11378) マスペス.フイフテイセブンスドライブ 59‐77 (72)発明者 エバ・キエルチエウスキー・マリノウス キー アメリカ合衆国ニユーヨーク州(11010) フランクリンスクウエア.シエルバーン ドライブ 1063 (56)参考文献 特開 昭60−66938(JP,A) 特開 昭61−282051(JP,A) 特開 昭63−214147(JP,A) 特公 昭59−18973(JP,B2) 米国特許4352823(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 3/00 - 3/32 WPI(DIALOG) EPAT(QUESTEL)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の工程I及び工程IIからなるガム組成
    物の製造方法: (I)ガムベースを製造する工程; (II)(A)前記ガムベースの有効量、(B)少なくと
    も1つの甘味料の有効量、(C)組成物の0.1〜0.8重量
    %の量のアセチル化モノグリセリド、(D)組成物の2
    〜15重量%の量のグリセリン、および(E)場合によ
    り、少なくとも1つの付加的な従来のガム添加物の有効
    量からなる組成物を製造する工程;ただし組成物の全成
    分の総量は100重量%である。
  2. 【請求項2】甘味料が、水溶性甘味剤、水溶性人工甘味
    剤、ジペプチド系甘味剤、天然水溶性甘味剤から誘導し
    た水溶性甘味剤、蛋白質系甘味剤、およびこれらの混合
    物よりなる群から選択される請求項1記載のガム組成物
    の製造方法。
  3. 【請求項3】可塑剤、軟化剤、乳化剤、ワックス、充填
    剤、増量剤、無機質補助剤、フレーバー、着色料、抗酸
    化剤、保存料、およびこれらの混合物よりなる群から選
    択された少なくとも1つの付加的な従来のガム添加物を
    さらに含有する請求項1記載のガム組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】合成フレーバー油;フレーバー芳香物;オ
    レオ樹脂;植物、葉、花および果実より誘導した抽出
    物;果実エッセンス;およびこれらの混合物よりなる群
    から選択されたフレーバー剤をさらに含有する請求項1
    記載のガム組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】下記の工程I及び工程IIからなる無水シュ
    ガーレスガム組成物の製造方法: (I)ガムベースを製造する工程; (II)(A)組成物の15〜35重量%の量の前記ガムベー
    ス、(B)組成物の70重量%より多くない量の糖アルコ
    ールの少なくとも1つ、(C)組成物の0.1〜0.8重量%
    の量のアセチル化モノグリセリド、(D)組成物の2〜
    15重量%の量のグリセリン、および(E)場合により、
    有効量の少なくとも1つの付加的な従来のガム添加物か
    らなる組成物を製造する工程;ただし組成物の全成分の
    総量は100重量%である。
  6. 【請求項6】シュガーレス甘味料、可塑剤、軟化剤、乳
    化剤、ワックス、充填剤、増量剤、無機質補助剤、フレ
    ーバー、着色料、抗酸化剤、保存料、およびこれらの混
    合物よりなる群から選択された少なくとも1つの付加的
    な従来のガム添加物をさらに含有する請求項5記載のガ
    ム組成物の製造方法。
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