JP2854403B2 - 自動位置登録制御方式 - Google Patents
自動位置登録制御方式Info
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- JP2854403B2 JP2854403B2 JP22832690A JP22832690A JP2854403B2 JP 2854403 B2 JP2854403 B2 JP 2854403B2 JP 22832690 A JP22832690 A JP 22832690A JP 22832690 A JP22832690 A JP 22832690A JP 2854403 B2 JP2854403 B2 JP 2854403B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線サービスエリアが複数の呼出しエリア
で構成され、移動局が電源投入時や呼出しエリアが変わ
ったことを検知した時に、呼出しエリア内に設けられた
着信制御局に対して自動的に位置登録を行なうことによ
り該移動局の呼出しエリアを設定する移動無線通信方式
において、移動局から基地局に対する上記位置登録信号
の輻輳を回避する手段を備えた位置登録制御方式に関す
るものである。
で構成され、移動局が電源投入時や呼出しエリアが変わ
ったことを検知した時に、呼出しエリア内に設けられた
着信制御局に対して自動的に位置登録を行なうことによ
り該移動局の呼出しエリアを設定する移動無線通信方式
において、移動局から基地局に対する上記位置登録信号
の輻輳を回避する手段を備えた位置登録制御方式に関す
るものである。
移動無線通信では、移動する移動局に対する着信情報
を効率的に送信するため、着信制御局が配下の移動局の
位置を把握し、その位置情報に基づいて移動局の呼出し
エリアを選択する方法がとられている。このため、移動
局は、電源投入後着信制御局に対して位置登録を行な
い、以降は、移動局が新たな呼出しエリアへ移動した場
合、再度位置登録を行なうのが普通である。
を効率的に送信するため、着信制御局が配下の移動局の
位置を把握し、その位置情報に基づいて移動局の呼出し
エリアを選択する方法がとられている。このため、移動
局は、電源投入後着信制御局に対して位置登録を行な
い、以降は、移動局が新たな呼出しエリアへ移動した場
合、再度位置登録を行なうのが普通である。
位置登録の方法としては、新たな呼出しエリアへ移動
した時に移動局が自動的に行なう方式と移動局ユーザが
手動で行なう方式があるが、ユーザの負担を軽減するた
めに自動で位置登録をする方式が一般的である。
した時に移動局が自動的に行なう方式と移動局ユーザが
手動で行なう方式があるが、ユーザの負担を軽減するた
めに自動で位置登録をする方式が一般的である。
第1図は、サービスエリアが複数の呼出しエリアで構
成される無線通信方式の構成の例を示す図である。同図
において、1a,1b,1cは呼出しエリアの境界を示し、各呼
出しエリアは着信制御局2a,2b,2cを備えている。移動局
4aは最寄りの基地局3bヘ位置情報を送信し、着信制御局
2aへ位置登録を行ない、該着信制御局2aがメモリ装置5a
へ位置情報を書き込む。移動局4aへの着信は上記メモリ
装置内の位置情報に基づき呼出しエリア1aを選択し、着
信制御局2a配下の基地局3a,3bから呼出しを行なうこと
になる。
成される無線通信方式の構成の例を示す図である。同図
において、1a,1b,1cは呼出しエリアの境界を示し、各呼
出しエリアは着信制御局2a,2b,2cを備えている。移動局
4aは最寄りの基地局3bヘ位置情報を送信し、着信制御局
2aへ位置登録を行ない、該着信制御局2aがメモリ装置5a
へ位置情報を書き込む。移動局4aへの着信は上記メモリ
装置内の位置情報に基づき呼出しエリア1aを選択し、着
信制御局2a配下の基地局3a,3bから呼出しを行なうこと
になる。
移動局4aが、矢印のように移動し呼出しエリア1aから
呼出しエリア1bへ入ると、基地局3cから送信される制御
信号の中に呼出しエリア1aの時とは異なる識別信号を検
知し、異なる呼出しエリア1bに入ったことを認識する。
このため移動局4aは、6a地点で最寄りの基地局3cへ位置
情報を送信し、着信制御局2bへ位置登録を行ない、該着
信制御局2bがメモリ装置5aの位置情報を更新する。更新
後は、移動局4aへの着信は呼出しエリア1bを選択し、着
信制御局2b配下の基地局3c,3d,3eから呼出しを行なうこ
とになる。
呼出しエリア1bへ入ると、基地局3cから送信される制御
信号の中に呼出しエリア1aの時とは異なる識別信号を検
知し、異なる呼出しエリア1bに入ったことを認識する。
このため移動局4aは、6a地点で最寄りの基地局3cへ位置
情報を送信し、着信制御局2bへ位置登録を行ない、該着
信制御局2bがメモリ装置5aの位置情報を更新する。更新
後は、移動局4aへの着信は呼出しエリア1bを選択し、着
信制御局2b配下の基地局3c,3d,3eから呼出しを行なうこ
とになる。
同様に、移動局4bが矢印のように移動した場合も、6b
地点で最寄りの基地局3cへ位置情報を送信することにな
る。移動局4aと4bが同時に呼出しエリア1bへ移動した場
合、基地局3cへの上記位置登録信号は同時に送信される
可能性がある。
地点で最寄りの基地局3cへ位置情報を送信することにな
る。移動局4aと4bが同時に呼出しエリア1bへ移動した場
合、基地局3cへの上記位置登録信号は同時に送信される
可能性がある。
第2図は、移動局から基地局3cへの制御信号を送信す
る上り制御チャネルの使用例を示しており、第2図
(a)は、移動局が1局のみ位置登録をする場合であ
り、第2図(b)は時間的に重なって位置登録をする場
合である。移動局4aからの位置登録信号は第2図(a)
に示すように、上り制御チャネル11a上のバースト信号7
aとして送信される。しかしながら、移動局4a,4bが同時
に位置登録を行なった場合、第2図(b)に示すよう
に、移動局4aの位置登録用バースト信号7a、移動局4bの
位置登録用バースト信号7bは上り制御チャネル11a上で
衝突し、位置登録に失敗する。このため、信号の送達確
認・再送等の衝突制御を行なうのが一般的である。
る上り制御チャネルの使用例を示しており、第2図
(a)は、移動局が1局のみ位置登録をする場合であ
り、第2図(b)は時間的に重なって位置登録をする場
合である。移動局4aからの位置登録信号は第2図(a)
に示すように、上り制御チャネル11a上のバースト信号7
aとして送信される。しかしながら、移動局4a,4bが同時
に位置登録を行なった場合、第2図(b)に示すよう
に、移動局4aの位置登録用バースト信号7a、移動局4bの
位置登録用バースト信号7bは上り制御チャネル11a上で
衝突し、位置登録に失敗する。このため、信号の送達確
認・再送等の衝突制御を行なうのが一般的である。
第3図は、従来の位置登録方式の問題点を説明する図
であって、呼出しエリアの境界1d,1eを電車の線路8aが
横切っているエリア構成の例を示している。電車10a内
に移動局4c〜4fがあり、電車10aが呼出しエリア境界を
横切って移動すると、6c地点で、移動局4c〜4fが同時に
最寄りの基地局3gへ位置情報を送信し、着信制御局2dへ
位置登録を行なう。この場合、上り制御チャネル上で位
置登録信号の衝突が多発する可能性がある。このように
移動局が自動で位置登録を行なう場合、電車路線沿いの
基地局や駅構内の基地局等では短時間内に多数の位置登
録信号が殺到するため、移動局から基地局への上り制御
チャネルの信号が輻輳し、基地局3gは上りの制御信号の
受信が不能となって、これらの位置登録信号のみなら
ず、基地局3gの無線ゾーン内の他の移動局が発呼のため
に発信する制御信号や、着信に応答するための信号等の
送受信が不可能となると言う問題点があった。
であって、呼出しエリアの境界1d,1eを電車の線路8aが
横切っているエリア構成の例を示している。電車10a内
に移動局4c〜4fがあり、電車10aが呼出しエリア境界を
横切って移動すると、6c地点で、移動局4c〜4fが同時に
最寄りの基地局3gへ位置情報を送信し、着信制御局2dへ
位置登録を行なう。この場合、上り制御チャネル上で位
置登録信号の衝突が多発する可能性がある。このように
移動局が自動で位置登録を行なう場合、電車路線沿いの
基地局や駅構内の基地局等では短時間内に多数の位置登
録信号が殺到するため、移動局から基地局への上り制御
チャネルの信号が輻輳し、基地局3gは上りの制御信号の
受信が不能となって、これらの位置登録信号のみなら
ず、基地局3gの無線ゾーン内の他の移動局が発呼のため
に発信する制御信号や、着信に応答するための信号等の
送受信が不可能となると言う問題点があった。
本発明は、上述のような従来の自動位置登録制御方式
の欠点を解決するもので、短時間内に位置登録信号が殺
到する可能性の高いエリアにおける、上り制御チャネル
上の信号の輻輳を防ぐことを目的としている。
の欠点を解決するもので、短時間内に位置登録信号が殺
到する可能性の高いエリアにおける、上り制御チャネル
上の信号の輻輳を防ぐことを目的としている。
本発明は、移動局が、新たな呼出しエリアへ移動した
ときに、着信制御局に対し自動的に位置登録を行なう移
動通信方式において、 短時間内に位置登録信号が殺到する可能性の高いエリ
アを自動位置登録禁止エリアとして設定し、該自動位置
登録禁止エリア内で位置登録方法を指示する位置登録制
御情報を報知することにより、該自動位置登録禁止エリ
ア内の全てまたは一部の移動局に対して、自動位置登録
を常時または一定期間禁止することにより、上り制御チ
ャネル上の位置登録信号の輻輳を防ぐ手段を備えたもの
である。
ときに、着信制御局に対し自動的に位置登録を行なう移
動通信方式において、 短時間内に位置登録信号が殺到する可能性の高いエリ
アを自動位置登録禁止エリアとして設定し、該自動位置
登録禁止エリア内で位置登録方法を指示する位置登録制
御情報を報知することにより、該自動位置登録禁止エリ
ア内の全てまたは一部の移動局に対して、自動位置登録
を常時または一定期間禁止することにより、上り制御チ
ャネル上の位置登録信号の輻輳を防ぐ手段を備えたもの
である。
本発明では、サービスエリア内で位置登録信号が殺到
する可能性の高い特別なエリアを自動位置登録禁止エリ
アと設定し、自動位置登録禁止エリア内の全てまたは一
部の移動局に対して自動位置登録を常時または一定期間
禁止する。このため、自動位置登録禁止によるサービス
性の低下を最小限に抑えながら、上り制御チャネル上の
位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能となる。
する可能性の高い特別なエリアを自動位置登録禁止エリ
アと設定し、自動位置登録禁止エリア内の全てまたは一
部の移動局に対して自動位置登録を常時または一定期間
禁止する。このため、自動位置登録禁止によるサービス
性の低下を最小限に抑えながら、上り制御チャネル上の
位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能となる。
第4図は、第1の実施例について説明する図であっ
て、無線ゾーン9a〜9gで構成された呼出しエリア1fを主
とした系の構成を示している。同図において、各無線ゾ
ーンには基地局3h〜3nが設置され、無線ゾーン9f,9g内
を電車路線8bが走っている。このようなエリアでは、無
線ゾーン9gへ電車10bの乗客の携帯する移動局4g〜4jが
呼出しエリア境界を横切って進入するため、同時に多数
の移動局が着信制御局2eへ位置登録を行ない、基地局3n
へ位置登録信号が殺到することが予想される。また同様
のことが無線ゾーン9f内でも起り得る。
て、無線ゾーン9a〜9gで構成された呼出しエリア1fを主
とした系の構成を示している。同図において、各無線ゾ
ーンには基地局3h〜3nが設置され、無線ゾーン9f,9g内
を電車路線8bが走っている。このようなエリアでは、無
線ゾーン9gへ電車10bの乗客の携帯する移動局4g〜4jが
呼出しエリア境界を横切って進入するため、同時に多数
の移動局が着信制御局2eへ位置登録を行ない、基地局3n
へ位置登録信号が殺到することが予想される。また同様
のことが無線ゾーン9f内でも起り得る。
上述のように、無線ゾーン9f,9gでは、上り制御チャ
ネルで位置登録信号が輻輳する可能性が高いエリアであ
るため、基地局3m,3nから移動局への下りの制御チャネ
ルを用いて自動位置登録禁止情報を報知する。
ネルで位置登録信号が輻輳する可能性が高いエリアであ
るため、基地局3m,3nから移動局への下りの制御チャネ
ルを用いて自動位置登録禁止情報を報知する。
この場合、移動局4g〜4jは、無線ゾーン9gへ進入する
と基地局3nからの報知情報を受信し、新たな呼出しエリ
ア1fへ進入したことを識別する。このとき移動局4g〜4j
は、報知情報により、無線ゾーン9g内が自動位置登録禁
止エリアであることを検知する。従って、移動局4g〜4j
は着信制御局2eへの自動位置登録を行なわず、基地局3n
への位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能となる。
と基地局3nからの報知情報を受信し、新たな呼出しエリ
ア1fへ進入したことを識別する。このとき移動局4g〜4j
は、報知情報により、無線ゾーン9g内が自動位置登録禁
止エリアであることを検知する。従って、移動局4g〜4j
は着信制御局2eへの自動位置登録を行なわず、基地局3n
への位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能となる。
以上の実施例における移動局の動作を示すフローチャ
ートを第5図に示す。
ートを第5図に示す。
また、自動位置登録禁止エリア9gにおいて移動局4gが
位置登録をするためには、手動で位置登録を行なうこと
が可能である。手動位置登録により、移動局は、自動位
置登録禁止エリア9gにおいて位置情報を更新する手段を
持ち、呼出しエリア移行後も着信情報を受信することが
可能となる。この場合、移動局4g〜4jは無線ゾーン9gに
同時に進入するが、位置登録のタイミングが異なるた
め、基地局3nに対し位置登録信号が殺到することはな
い。
位置登録をするためには、手動で位置登録を行なうこと
が可能である。手動位置登録により、移動局は、自動位
置登録禁止エリア9gにおいて位置情報を更新する手段を
持ち、呼出しエリア移行後も着信情報を受信することが
可能となる。この場合、移動局4g〜4jは無線ゾーン9gに
同時に進入するが、位置登録のタイミングが異なるた
め、基地局3nに対し位置登録信号が殺到することはな
い。
上記第1の実施例では、エリア毎に自動位置登録の許
可/禁止を分けているが、この他に、電車路線等を移動
する移動局に対してのみ自動位置登録を禁止する方法が
ある。以下、このような実施例について説明する。
可/禁止を分けているが、この他に、電車路線等を移動
する移動局に対してのみ自動位置登録を禁止する方法が
ある。以下、このような実施例について説明する。
第6図は、第2の実施例を説明する図であって無線ゾ
ーン9h〜9kの呼出しエリア1g,1hの境界を電車路線8cが
横切っている場合を示している。電車路線沿いの無線ゾ
ーン9h,9i,9jでは基地局3o,3p,3qから自動位置登録禁止
情報を報知する。電車10cの乗客の携帯する移動局4k〜4
nのように、自動位置登録禁止の無線ゾーン9iから、自
動位置登録禁止の無線ゾーン9jへ呼出しエリア境界を越
えて移動した場合のみ自動位置登録が禁止となる。これ
に対して、移動局3rのように、自動位置登録可能の無線
ゾーン9kから、自動位置登録禁止の無線ゾーン9jへ呼出
しエリア境界を越えて移動した場合は、自動位置登録は
可能である。
ーン9h〜9kの呼出しエリア1g,1hの境界を電車路線8cが
横切っている場合を示している。電車路線沿いの無線ゾ
ーン9h,9i,9jでは基地局3o,3p,3qから自動位置登録禁止
情報を報知する。電車10cの乗客の携帯する移動局4k〜4
nのように、自動位置登録禁止の無線ゾーン9iから、自
動位置登録禁止の無線ゾーン9jへ呼出しエリア境界を越
えて移動した場合のみ自動位置登録が禁止となる。これ
に対して、移動局3rのように、自動位置登録可能の無線
ゾーン9kから、自動位置登録禁止の無線ゾーン9jへ呼出
しエリア境界を越えて移動した場合は、自動位置登録は
可能である。
以上の方法により、電車路線等の無線ゾーンで特定の
移動をする移動局に対してのみ自動位置登録を禁止し、
基地局への位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能とな
る。
移動をする移動局に対してのみ自動位置登録を禁止し、
基地局への位置登録信号の輻輳を防ぐことが可能とな
る。
以上の実施例における移動局の動作を示すフローチャ
ートを第7図に示す。
ートを第7図に示す。
自動位置登録禁止のモードであっても、第1の実施例
の場合と同様に、移動局は、手動位置登録により位置情
報を更新することが可能である。
の場合と同様に、移動局は、手動位置登録により位置情
報を更新することが可能である。
前記第2の実施例と同様に、特定の移動をする移動局
に対してのみ自動位置登録を禁止する方法として、電車
の車内に特別な基地局を設け、この基地局から自動位置
登録禁止情報を報知する方法もある。これを第3の実施
例とする。この方法においても、車内の移動局のみ自動
位置登録を禁止することによって第2の実施例と同様の
効果が期待できる。
に対してのみ自動位置登録を禁止する方法として、電車
の車内に特別な基地局を設け、この基地局から自動位置
登録禁止情報を報知する方法もある。これを第3の実施
例とする。この方法においても、車内の移動局のみ自動
位置登録を禁止することによって第2の実施例と同様の
効果が期待できる。
次に、特定の移動をする移動局に対してのみ自動位置
登録を禁止する方法において、新たな呼出しエリアへ進
入してから自動位置登録を行なうまでの位置登録タイマ
値を設定する方法を第4の実施例として説明する。
登録を禁止する方法において、新たな呼出しエリアへ進
入してから自動位置登録を行なうまでの位置登録タイマ
値を設定する方法を第4の実施例として説明する。
電車路線沿い等の、位置登録信号が輻輳する可能性が
高いエリアを自動位置登録禁止エリアとし、該エリア内
の基地局から移動局に対し、位置登録制御情報として位
置登録タイマ値を報知する。移動局は、位置登録を行な
う時に、該位置登録制御情報として報知される位置登録
タイマ値を認識し、このタイマ値の時間を経過した後自
動位置登録を行なう。従って、位置登録タイマ値以内の
時間で無線ゾーンを通過してしまう移動局は、該無線ゾ
ーン内では自動位置登録を行なわないことになる。
高いエリアを自動位置登録禁止エリアとし、該エリア内
の基地局から移動局に対し、位置登録制御情報として位
置登録タイマ値を報知する。移動局は、位置登録を行な
う時に、該位置登録制御情報として報知される位置登録
タイマ値を認識し、このタイマ値の時間を経過した後自
動位置登録を行なう。従って、位置登録タイマ値以内の
時間で無線ゾーンを通過してしまう移動局は、該無線ゾ
ーン内では自動位置登録を行なわないことになる。
上記第4の実施例における移動局の動作を示すフロー
チャートを第8図に示す。
チャートを第8図に示す。
以上の方法によれば、自動位置登録禁止エリアにおい
て、電車等に乗って高速で移動する移動局は自動位置登
録を行なわないから、位置登録信号の輻輳を防ぐことが
できる。一方、自動位置登録禁止エリア内であっても、
位置登録タイマ値時間以上該エリア内に留まる移動局
は、該タイマ値時間経過後自動位置登録を行なうことに
なる。また、自動位置登録禁止エリアであっても、第1,
第2の実施例の場合と同様に移動局は手動位置登録によ
り位置情報を更新することが可能である。
て、電車等に乗って高速で移動する移動局は自動位置登
録を行なわないから、位置登録信号の輻輳を防ぐことが
できる。一方、自動位置登録禁止エリア内であっても、
位置登録タイマ値時間以上該エリア内に留まる移動局
は、該タイマ値時間経過後自動位置登録を行なうことに
なる。また、自動位置登録禁止エリアであっても、第1,
第2の実施例の場合と同様に移動局は手動位置登録によ
り位置情報を更新することが可能である。
以上説明したように、サービスエリア内で、位置登録
信号が殺到する一部のエリアを自動位置登録禁止エリア
とし、このエリア内の全てまたは一部の移動局の自動位
置登録を常時または一定時間禁止し、手動位置登録のみ
許可する本発明の自動位置登録制御方式により、サービ
ス性の低下を抑えながら位置登録信号の輻輳を防ぐこと
が可能となる。
信号が殺到する一部のエリアを自動位置登録禁止エリア
とし、このエリア内の全てまたは一部の移動局の自動位
置登録を常時または一定時間禁止し、手動位置登録のみ
許可する本発明の自動位置登録制御方式により、サービ
ス性の低下を抑えながら位置登録信号の輻輳を防ぐこと
が可能となる。
移動無線通信では、移動局数の増大に伴い、同一周波
数の繰返し利用により周波数の利用効率を高めるため、
無線ゾーンや呼出しエリアの小ゾーン化が不可欠となっ
ている。このように、移動局数が増大し小ゾーン化が進
めば、移動局の呼出しエリア移行の頻度は非常に大とな
るから、上りの制御チャネル中の位置登録トラヒックが
大幅に増大する。さらに、現在開発が進んでいるパーソ
ナル通信(PCN)等のマイクロセルラーが普及し、多く
の人が携帯電話を持ち歩くようになると、電車に乗って
多数の携帯電話が同時に移動するようになる。このよう
な環境下で位置登録を全て自動とした場合、基地局への
位置登録信号が殺到し、上りの制御チャネルのトラヒッ
クを著しく圧迫することになる。
数の繰返し利用により周波数の利用効率を高めるため、
無線ゾーンや呼出しエリアの小ゾーン化が不可欠となっ
ている。このように、移動局数が増大し小ゾーン化が進
めば、移動局の呼出しエリア移行の頻度は非常に大とな
るから、上りの制御チャネル中の位置登録トラヒックが
大幅に増大する。さらに、現在開発が進んでいるパーソ
ナル通信(PCN)等のマイクロセルラーが普及し、多く
の人が携帯電話を持ち歩くようになると、電車に乗って
多数の携帯電話が同時に移動するようになる。このよう
な環境下で位置登録を全て自動とした場合、基地局への
位置登録信号が殺到し、上りの制御チャネルのトラヒッ
クを著しく圧迫することになる。
従って、サービス性の低下を抑えながら位置登録信号
の輻輳を防ぐことが可能な本発明の効果は大きい。
の輻輳を防ぐことが可能な本発明の効果は大きい。
第1図は、複数の呼出しエリアから成る無線通信方式の
構成の例を示す図、第2図は、移動局から基地局への上
り制御チャネルの使用例を示す図、第3図は、従来の位
置登録方式の問題点を説明する図、第4図は、本発明の
第1の実施例を説明する図、第5図は、本発明の第1の
実施例の移動局の動作を示すフローチャート、第6図
は、本発明の第2の実施例を説明する図、第7図は、本
発明の第2の実施例の移動局の動作を示すフローチャー
ト、第8図は、本発明の第4の実施例の移動局の動作を
示すフローチャートである。 1a〜1h……呼出しエリア、2a〜2e……着信制御局、3a〜
3r……基地局、4a〜4n……移動局、5a……メモリ装置、
6a〜6c……位置登録を行なう地点、7a〜7c……位置登録
のバースト信号、8a〜8c……電車路線、9a〜9k……無線
ゾーン、10a〜10c……電車、11a,11b……上り制御チャ
ネル。
構成の例を示す図、第2図は、移動局から基地局への上
り制御チャネルの使用例を示す図、第3図は、従来の位
置登録方式の問題点を説明する図、第4図は、本発明の
第1の実施例を説明する図、第5図は、本発明の第1の
実施例の移動局の動作を示すフローチャート、第6図
は、本発明の第2の実施例を説明する図、第7図は、本
発明の第2の実施例の移動局の動作を示すフローチャー
ト、第8図は、本発明の第4の実施例の移動局の動作を
示すフローチャートである。 1a〜1h……呼出しエリア、2a〜2e……着信制御局、3a〜
3r……基地局、4a〜4n……移動局、5a……メモリ装置、
6a〜6c……位置登録を行なう地点、7a〜7c……位置登録
のバースト信号、8a〜8c……電車路線、9a〜9k……無線
ゾーン、10a〜10c……電車、11a,11b……上り制御チャ
ネル。
フロントページの続き (72)発明者 廣野 正彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−81096(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項1】移動局と、無線ゾーンを構成する基地局と
の間で無線回線を設定し、サービスエリアは複数の呼出
しエリアで構成され、上記移動局の位置情報を記憶する
メモリ装置を具備し、上記呼出しエリアには着信制御局
が配備されて、上記移動局は上記複数の呼出しエリアを
識別する手段を備え、移動局が一つの呼出しエリアから
新たな呼出しエリアへ移動した場合、該移動局は新たな
呼出しエリア内の着信制御局に対し自動的に位置登録を
行ない、上記メモリ装置内の位置情報を更新する手段を
持つ無線通信方式において、 上記サービスエリア内に自動位置登録禁止エリアを設定
し、該自動位置登録禁止エリア内の全てまたは一部の移
動局に対して、自動位置登録を常時または一定期間禁止
する手段を具備することを特徴とする自動位置登録制御
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22832690A JP2854403B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動位置登録制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22832690A JP2854403B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動位置登録制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111699A JPH04111699A (ja) | 1992-04-13 |
JP2854403B2 true JP2854403B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16874699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22832690A Expired - Fee Related JP2854403B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 自動位置登録制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854403B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05328431A (ja) * | 1991-05-20 | 1993-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 位置登録制御方式 |
JPH09331576A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-22 | Nec Corp | 携帯電話利用制限方式および携帯電話機 |
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