JP2853964B2 - 鱗茎の心出し装置 - Google Patents
鱗茎の心出し装置Info
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- JP2853964B2 JP2853964B2 JP8371694A JP8371694A JP2853964B2 JP 2853964 B2 JP2853964 B2 JP 2853964B2 JP 8371694 A JP8371694 A JP 8371694A JP 8371694 A JP8371694 A JP 8371694A JP 2853964 B2 JP2853964 B2 JP 2853964B2
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- cam
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- chain conveyor
- presser
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玉葱等の鱗茎の上下方
向の中心を一定の位置に合わせるようにした鱗茎の心出
し装置に関するものである。
向の中心を一定の位置に合わせるようにした鱗茎の心出
し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送手段に一定の間隔を置いて鱗
茎を乗せる受け板を配設し、搬送手段の上側水平部の下
部に下部挟持体を上下方向に移動自在に設けると共に、
搬送手段の上側水平部の上部に下部挟持体に対向して上
部挟持体を上下方向に移動自在に設けた鱗茎の中心位置
決め装置が特開昭60−188049号公報として提案
されている。
茎を乗せる受け板を配設し、搬送手段の上側水平部の下
部に下部挟持体を上下方向に移動自在に設けると共に、
搬送手段の上側水平部の上部に下部挟持体に対向して上
部挟持体を上下方向に移動自在に設けた鱗茎の中心位置
決め装置が特開昭60−188049号公報として提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開昭60
−188049号公報記載のものは、鱗茎の搬送手段に
よる搬送に際し、下部挟持体及び上部挟持体を上方及び
下方に向って移動し、鱗茎を下部挟持体と上部挟持体と
の間に挟持し、鱗茎の上下方向の中心を下部挟持体及び
上部挟持体により一定の位置に合わせるようにしたにす
ぎないものであった。
−188049号公報記載のものは、鱗茎の搬送手段に
よる搬送に際し、下部挟持体及び上部挟持体を上方及び
下方に向って移動し、鱗茎を下部挟持体と上部挟持体と
の間に挟持し、鱗茎の上下方向の中心を下部挟持体及び
上部挟持体により一定の位置に合わせるようにしたにす
ぎないものであった。
【0004】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、第1の搬送手段が第1の支持体を水平方向に移動す
ると同時に、受け具が第1の平行リンク機構を介して第
1の支持体と共に水平方向に向って移動し、受け具の上
部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみで、鱗茎を受け具の上部
に乗せた状態のまま第1の搬送手段により水平方向に向
って順次搬送し、第2の搬送手段が第1の搬送手段と同
期しながら同一速度で第2の支持体を水平方向に移動
し、押え具が第2の平行リンク機構を介して第2の支持
体と共に水平方向に向って移動し、上昇用カムが第1の
支持体の移動に伴いながら受け具を上方に向って案内
し、第1の搬送手段の上側水平部の受け具が鱗茎を乗せ
た状態のまま上昇用カムにより押え具に向って上昇し、
第1の平行リンク機構が受け具の上昇に伴いながら第1
の支持体に対して揺動し、受け具の上昇を第1の平行リ
ンク機構により安定した状態で行え、鱗茎が受け具の上
部より落下することがなく、下降用カムが第2の支持体
の移動に伴いながら押え具を下方に向って案内し、第2
の搬送手段の下側水平部の押え具が上昇用カムに対応し
た下降用カムにより受け具に向って下降し、第2の平行
リンク機構が押え具の下降に伴いながら第2の支持体に
対して揺動し、押え具の下降を第2の平行リンク機構に
より安定した状態で行え、押え具がその自重により鱗茎
を受け具に向って押え付け、鱗茎を受け具と押え具との
間に挟持し、押え具の下降用カムによる下降に際し、上
昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手段の付勢
力に抗して下方に向って押し下げようとする力が作用し
ても、付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具の重量に
抗してこの重量と釣り合う位置まで上方に向って押し上
げる方向に移動し、上昇用カムの先端部の上部に到達し
た受け具を付勢手段の付勢力により上方に向って押し上
げ、押え具の重量と受け具を上方に向って押し上げる付
勢手段の付勢力とが互いに釣り合い、受け具と押え具と
の間に挟持した鱗茎の上下方向の中心をその大きさや形
状に拘らず第1の搬送手段の上側水平部と第2の搬送手
段の下側水平部との中間に相当する一定の位置に合わせ
ることが可能な鱗茎の心出し装置を提供することにあ
る。
て、第1の搬送手段が第1の支持体を水平方向に移動す
ると同時に、受け具が第1の平行リンク機構を介して第
1の支持体と共に水平方向に向って移動し、受け具の上
部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみで、鱗茎を受け具の上部
に乗せた状態のまま第1の搬送手段により水平方向に向
って順次搬送し、第2の搬送手段が第1の搬送手段と同
期しながら同一速度で第2の支持体を水平方向に移動
し、押え具が第2の平行リンク機構を介して第2の支持
体と共に水平方向に向って移動し、上昇用カムが第1の
支持体の移動に伴いながら受け具を上方に向って案内
し、第1の搬送手段の上側水平部の受け具が鱗茎を乗せ
た状態のまま上昇用カムにより押え具に向って上昇し、
第1の平行リンク機構が受け具の上昇に伴いながら第1
の支持体に対して揺動し、受け具の上昇を第1の平行リ
ンク機構により安定した状態で行え、鱗茎が受け具の上
部より落下することがなく、下降用カムが第2の支持体
の移動に伴いながら押え具を下方に向って案内し、第2
の搬送手段の下側水平部の押え具が上昇用カムに対応し
た下降用カムにより受け具に向って下降し、第2の平行
リンク機構が押え具の下降に伴いながら第2の支持体に
対して揺動し、押え具の下降を第2の平行リンク機構に
より安定した状態で行え、押え具がその自重により鱗茎
を受け具に向って押え付け、鱗茎を受け具と押え具との
間に挟持し、押え具の下降用カムによる下降に際し、上
昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手段の付勢
力に抗して下方に向って押し下げようとする力が作用し
ても、付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具の重量に
抗してこの重量と釣り合う位置まで上方に向って押し上
げる方向に移動し、上昇用カムの先端部の上部に到達し
た受け具を付勢手段の付勢力により上方に向って押し上
げ、押え具の重量と受け具を上方に向って押し上げる付
勢手段の付勢力とが互いに釣り合い、受け具と押え具と
の間に挟持した鱗茎の上下方向の中心をその大きさや形
状に拘らず第1の搬送手段の上側水平部と第2の搬送手
段の下側水平部との中間に相当する一定の位置に合わせ
ることが可能な鱗茎の心出し装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鱗茎の心出し装
置は、フレームに水平方向に沿って鱗茎を搬送する第1
の搬送手段を配設すると共に、前記第1の搬送手段の上
部に長手方向に沿ってこれと同期する第2の搬送手段を
配設し、前記第1及び第2の搬送手段に一定の間隔を置
いて第1及び第2の支持体をそれぞれ設け、前記第1の
支持体の近傍に前記鱗茎を乗せる水平面を有する受け具
を設け、前記第2の支持体の近傍に前記受け具に対向し
て前記鱗茎を押える水平面を有する押え具を設け、前記
第1の支持体に前記受け具を移動する第1の平行リンク
機構を上下方向に揺動自在に設け、前記第2の支持体に
前記押え具を移動する第2の平行リンク機構を上下方向
に揺動自在に設け、前記第1の搬送手段の上側水平部の
下部に前記受け具を上方に向って案内する上昇用カムを
上下方向に揺動自在に設け、前記第2の搬送手段の下側
水平部の上部に前記上昇用カムに対応して前記押え具を
下方に向って案内する下降用カムを設け、前記フレーム
の前記第1の搬送手段の下方に前記押え具の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで前記上昇用カムの先端部
を上方に向って押し上げる方向に付勢する付勢手段を設
けたことを特徴とする構成を有するものである。
置は、フレームに水平方向に沿って鱗茎を搬送する第1
の搬送手段を配設すると共に、前記第1の搬送手段の上
部に長手方向に沿ってこれと同期する第2の搬送手段を
配設し、前記第1及び第2の搬送手段に一定の間隔を置
いて第1及び第2の支持体をそれぞれ設け、前記第1の
支持体の近傍に前記鱗茎を乗せる水平面を有する受け具
を設け、前記第2の支持体の近傍に前記受け具に対向し
て前記鱗茎を押える水平面を有する押え具を設け、前記
第1の支持体に前記受け具を移動する第1の平行リンク
機構を上下方向に揺動自在に設け、前記第2の支持体に
前記押え具を移動する第2の平行リンク機構を上下方向
に揺動自在に設け、前記第1の搬送手段の上側水平部の
下部に前記受け具を上方に向って案内する上昇用カムを
上下方向に揺動自在に設け、前記第2の搬送手段の下側
水平部の上部に前記上昇用カムに対応して前記押え具を
下方に向って案内する下降用カムを設け、前記フレーム
の前記第1の搬送手段の下方に前記押え具の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで前記上昇用カムの先端部
を上方に向って押し上げる方向に付勢する付勢手段を設
けたことを特徴とする構成を有するものである。
【0006】
【作用】フレームに配設した第1の搬送手段が第1の支
持体を水平方向に移動すると、受け具が第1の平行リン
ク機構を介して第1の支持体と共に水平方向に向って移
動し、受け具の上部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみで、鱗
茎を受け具の上部に乗せた状態のまま第1の搬送手段に
より水平方向に向って順次搬送し、第2の搬送手段が第
1の搬送手段と同期しながら同一速度で第2の支持体を
水平方向に移動すると同時に、押え具が第2の平行リン
ク機構を介して第2の支持体と共に水平方向に向って移
動する。
持体を水平方向に移動すると、受け具が第1の平行リン
ク機構を介して第1の支持体と共に水平方向に向って移
動し、受け具の上部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみで、鱗
茎を受け具の上部に乗せた状態のまま第1の搬送手段に
より水平方向に向って順次搬送し、第2の搬送手段が第
1の搬送手段と同期しながら同一速度で第2の支持体を
水平方向に移動すると同時に、押え具が第2の平行リン
ク機構を介して第2の支持体と共に水平方向に向って移
動する。
【0007】また、第1の搬送手段の上側水平部の下部
に設けた上昇用カムが第1の支持体の移動に伴いながら
受け具を上方に向って案内し、第1の搬送手段の上側水
平部の受け具が鱗茎を乗せた状態のまま上昇用カムによ
り押え具に向って上昇し、第1の平行リンク機構が受け
具の上昇に伴いながら第1の支持体に対して揺動し、第
2の搬送手段の下側水平部の上部に上昇用カムに対応し
て設けた下降用カムが第2の支持体の移動に伴いながら
押え具を下方に向って案内し、第2の搬送手段の下側水
平部の押え具が下降用カムにより受け具に向って下降
し、第2の平行リンク機構が押え具の下降に伴いながら
第2の支持体に対して揺動し、押え具がその自重により
鱗茎を受け具に向って押え付け、鱗茎を受け具と押え具
との間に挟持する。
に設けた上昇用カムが第1の支持体の移動に伴いながら
受け具を上方に向って案内し、第1の搬送手段の上側水
平部の受け具が鱗茎を乗せた状態のまま上昇用カムによ
り押え具に向って上昇し、第1の平行リンク機構が受け
具の上昇に伴いながら第1の支持体に対して揺動し、第
2の搬送手段の下側水平部の上部に上昇用カムに対応し
て設けた下降用カムが第2の支持体の移動に伴いながら
押え具を下方に向って案内し、第2の搬送手段の下側水
平部の押え具が下降用カムにより受け具に向って下降
し、第2の平行リンク機構が押え具の下降に伴いながら
第2の支持体に対して揺動し、押え具がその自重により
鱗茎を受け具に向って押え付け、鱗茎を受け具と押え具
との間に挟持する。
【0008】さらに、押え具の下降用カムによる下降に
際し、上昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手
段の付勢力に抗して下方に向って押し下げようとする力
が作用すると、フレームの第1の搬送手段の下方に設け
た付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで上方に向って押し上げる
方向に移動し、上昇用カムの先端部の上部に到達した受
け具を付勢手段の付勢力により上方に向って押し上げ、
押え具の重量と受け具を上方に向って押し上げる付勢手
段の付勢力とが互いに釣り合い、受け具と押え具との間
に挟持した鱗茎の上下方向の中心をその大きさや形状に
拘らず第1の搬送手段の上側水平部と第2の搬送手段の
下側水平部との中間に相当する一定の位置に合わせる。
際し、上昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手
段の付勢力に抗して下方に向って押し下げようとする力
が作用すると、フレームの第1の搬送手段の下方に設け
た付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで上方に向って押し上げる
方向に移動し、上昇用カムの先端部の上部に到達した受
け具を付勢手段の付勢力により上方に向って押し上げ、
押え具の重量と受け具を上方に向って押し上げる付勢手
段の付勢力とが互いに釣り合い、受け具と押え具との間
に挟持した鱗茎の上下方向の中心をその大きさや形状に
拘らず第1の搬送手段の上側水平部と第2の搬送手段の
下側水平部との中間に相当する一定の位置に合わせる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】図1において、1はフレームであり、フレ
ーム1には水平方向に沿って鱗茎である玉葱2を搬送す
る第1の搬送手段としてチェーンコンベア3が配設され
ると共に、チェーンコンベア3の上部には長手方向に沿
ってこれと同期する第2の搬送手段としてチェーンコン
ベア4が配設され、チェーンコンベア3及びチェーンコ
ンベア4には、図2に示すように、一定の間隔を置いて
第1及び第2の支持体となるブラケット5及びブラケッ
ト6がそれぞれ設けられている。
ーム1には水平方向に沿って鱗茎である玉葱2を搬送す
る第1の搬送手段としてチェーンコンベア3が配設され
ると共に、チェーンコンベア3の上部には長手方向に沿
ってこれと同期する第2の搬送手段としてチェーンコン
ベア4が配設され、チェーンコンベア3及びチェーンコ
ンベア4には、図2に示すように、一定の間隔を置いて
第1及び第2の支持体となるブラケット5及びブラケッ
ト6がそれぞれ設けられている。
【0011】ブラケット5の近傍には、図2に示すよう
に、玉葱2を乗せる水平面を有する受け具7が設けられ
ると共に、ブラケット6の近傍には受け具7に対向して
玉葱2を押える水平面を有する押え具8が設けられ、ブ
ラケット5には受け具7を移動する第1の平行リンク機
構として互いに平行な一対のリンク9,9が上下方向に
揺動自在に設けられ、ブラケット6には押え具8を移動
する第2の平行リンク機構として互いに平行な一対のリ
ンク10,10が上下方向に揺動自在に設けられてい
る。
に、玉葱2を乗せる水平面を有する受け具7が設けられ
ると共に、ブラケット6の近傍には受け具7に対向して
玉葱2を押える水平面を有する押え具8が設けられ、ブ
ラケット5には受け具7を移動する第1の平行リンク機
構として互いに平行な一対のリンク9,9が上下方向に
揺動自在に設けられ、ブラケット6には押え具8を移動
する第2の平行リンク機構として互いに平行な一対のリ
ンク10,10が上下方向に揺動自在に設けられてい
る。
【0012】チェーンコンベア3の上側水平部11の下
部には、図2に示すように、受け具7を上方に向って案
内する上昇用カム12が上下方向に揺動自在に設けられ
ると共に、チェーンコンベア4の下側水平部13の上部
には上昇用カム12に対応して押え具8を下方に向って
案内する下降用カム14が設けられている。
部には、図2に示すように、受け具7を上方に向って案
内する上昇用カム12が上下方向に揺動自在に設けられ
ると共に、チェーンコンベア4の下側水平部13の上部
には上昇用カム12に対応して押え具8を下方に向って
案内する下降用カム14が設けられている。
【0013】フレーム1のチェーンコンベア3の下方に
は、図1及び図2に示すように、押え具8の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで上昇用カム12の先端部
を上方に向って押し上げる方向に付勢する付勢手段とし
て引張コイルバネ15が設けられている。
は、図1及び図2に示すように、押え具8の重量に抗し
てこの重量と釣り合う位置まで上昇用カム12の先端部
を上方に向って押し上げる方向に付勢する付勢手段とし
て引張コイルバネ15が設けられている。
【0014】台車16の上部には、図1に示すように、
フレーム1が配設され、フレーム1の互いに平行な縦材
17,17の一端と中央との間の上部には、図3及び図
4に示すように、軸受18,18がそれぞれ設けられ、
軸受18,18の間にはシャフト19が横架され、シャ
フト19の両端寄りにはスプロケット20,20がそれ
ぞれ固定され、軸受18,18にはシャフト19の両端
部がそれぞれ回動自在に支持されている。
フレーム1が配設され、フレーム1の互いに平行な縦材
17,17の一端と中央との間の上部には、図3及び図
4に示すように、軸受18,18がそれぞれ設けられ、
軸受18,18の間にはシャフト19が横架され、シャ
フト19の両端寄りにはスプロケット20,20がそれ
ぞれ固定され、軸受18,18にはシャフト19の両端
部がそれぞれ回動自在に支持されている。
【0015】フレーム1の縦材17,17の中央と他端
との間の上部には、図3及び図4に示すように、軸受2
1,21がそれぞれ設けられ、軸受21,21の間には
シャフト19と平行なシャフト22が横架され、シャフ
ト22の両端寄りにはスプロケット23,23がそれぞ
れ固定され、軸受21,21にはシャフト22の両端部
がそれぞれ回動自在に支持されている。
との間の上部には、図3及び図4に示すように、軸受2
1,21がそれぞれ設けられ、軸受21,21の間には
シャフト19と平行なシャフト22が横架され、シャフ
ト22の両端寄りにはスプロケット23,23がそれぞ
れ固定され、軸受21,21にはシャフト22の両端部
がそれぞれ回動自在に支持されている。
【0016】スプロケット20,20とスプロケット2
3,23との間には、図3及び図4に示すように、チェ
ーンコンベア3の2条のローラチェーン24,24がそ
れぞれ張設され、ローラチェーン24,24の間には、
図5に示すように、複数の平板25がそれぞれ並設さ
れ、スプロケット20,20及びスプロケット23,2
3にはローラチェーン24,24がそれぞれ巻き掛けら
れている。
3,23との間には、図3及び図4に示すように、チェ
ーンコンベア3の2条のローラチェーン24,24がそ
れぞれ張設され、ローラチェーン24,24の間には、
図5に示すように、複数の平板25がそれぞれ並設さ
れ、スプロケット20,20及びスプロケット23,2
3にはローラチェーン24,24がそれぞれ巻き掛けら
れている。
【0017】チェーンコンベア3には、図2に示すよう
に、一定の間隔を置いて複数のブラケット5がそれぞれ
配設され、ブラケット5には、図6及び図7に示すよう
に、チェーンコンベア3の2条のローラチェーン24,
24の間にベースプレート26が設けられ、ベースプレ
ート26の一端寄りの中央には切欠凹部27が形成さ
れ、ベースプレート26の両側部の外側には互いに平行
な取付板28,28がそれぞれ設けられ、取付板28,
28の側面の中央にはローラチェーン24,24のリン
クプレート(図示せず)がそれぞれ固定されると共に、
取付板28,28はベースプレート26の両側部に複数
のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されている。
に、一定の間隔を置いて複数のブラケット5がそれぞれ
配設され、ブラケット5には、図6及び図7に示すよう
に、チェーンコンベア3の2条のローラチェーン24,
24の間にベースプレート26が設けられ、ベースプレ
ート26の一端寄りの中央には切欠凹部27が形成さ
れ、ベースプレート26の両側部の外側には互いに平行
な取付板28,28がそれぞれ設けられ、取付板28,
28の側面の中央にはローラチェーン24,24のリン
クプレート(図示せず)がそれぞれ固定されると共に、
取付板28,28はベースプレート26の両側部に複数
のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されている。
【0018】ブラケット5のベースプレート26の他端
寄りの中央の内側には、図6及び図7に示すように、チ
ェーンコンベア3の内方に向って突出した垂直部材29
が設けられ、垂直部材29の両側面の外端寄り及び内端
寄りには側方に向って突出した支持ピン30,30がそ
れぞれ固定されると共に、ベースプレート26の他端寄
りの中央には垂直部材29の外端が複数のねじ(図示せ
ず)により固定されている。
寄りの中央の内側には、図6及び図7に示すように、チ
ェーンコンベア3の内方に向って突出した垂直部材29
が設けられ、垂直部材29の両側面の外端寄り及び内端
寄りには側方に向って突出した支持ピン30,30がそ
れぞれ固定されると共に、ベースプレート26の他端寄
りの中央には垂直部材29の外端が複数のねじ(図示せ
ず)により固定されている。
【0019】ブラケット5の垂直部材29の両側には、
図6に示すように、互いに平行な一対のリンク9,9が
それぞれ上下方向に揺動自在に設けられ、リンク9,9
の一端部は垂直部材29に固定した支持ピン30,30
にそれぞれ回動自在に支持されている。
図6に示すように、互いに平行な一対のリンク9,9が
それぞれ上下方向に揺動自在に設けられ、リンク9,9
の一端部は垂直部材29に固定した支持ピン30,30
にそれぞれ回動自在に支持されている。
【0020】ブラケット5の近傍には、図2に示すよう
に、受け具7が配設され、受け具7には、図6及び図7
に示すように、ベースプレート26の切欠凹部27に臨
んで受け板31が設けられると共に、受け板31の一面
の中央にはテーパー穴32が設けられ、受け板31の他
面の中央にはテーパー穴32と連通する貫通孔33が設
けられている。
に、受け具7が配設され、受け具7には、図6及び図7
に示すように、ベースプレート26の切欠凹部27に臨
んで受け板31が設けられると共に、受け板31の一面
の中央にはテーパー穴32が設けられ、受け板31の他
面の中央にはテーパー穴32と連通する貫通孔33が設
けられている。
【0021】受け具7の受け板31の両側部の内側に
は、図6及び図7に示すように、チェーンコンベア3の
内方に向って突出した互いに平行な側板34,34がそ
れぞれ設けられ、側板34,34の中央及び中央と内端
との間には外方に向って突出した支持ピン35,35が
それぞれ固定され、支持ピン35,35にはリンク9,
9の他端部がそれぞれ回動自在に支持され、受け具7の
受け板31の両側部には側板34,34の外端が複数の
ねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されている。
は、図6及び図7に示すように、チェーンコンベア3の
内方に向って突出した互いに平行な側板34,34がそ
れぞれ設けられ、側板34,34の中央及び中央と内端
との間には外方に向って突出した支持ピン35,35が
それぞれ固定され、支持ピン35,35にはリンク9,
9の他端部がそれぞれ回動自在に支持され、受け具7の
受け板31の両側部には側板34,34の外端が複数の
ねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されている。
【0022】受け具7の側板34,34の内端部の間に
は、図6に示すように、シャフト19と同軸方向に支軸
36が設けられ、支軸36には上昇用カム12に係合し
ながら従動するカムフォロワ37が回動自在に支持され
ている。
は、図6に示すように、シャフト19と同軸方向に支軸
36が設けられ、支軸36には上昇用カム12に係合し
ながら従動するカムフォロワ37が回動自在に支持され
ている。
【0023】チェーンコンベア3の一端寄りには、図2
に示すように、上側水平部11の下部に臨んで受け具7
を上方に向って案内する上昇用カム12が上下方向に揺
動自在に設けられ、上昇用カム12の先端部の側面の下
縁寄りには、図6に示すように、側方に向って突出した
連結部材38が固定されている。
に示すように、上側水平部11の下部に臨んで受け具7
を上方に向って案内する上昇用カム12が上下方向に揺
動自在に設けられ、上昇用カム12の先端部の側面の下
縁寄りには、図6に示すように、側方に向って突出した
連結部材38が固定されている。
【0024】チェーンコンベア3の上側水平部11と下
側水平部39との間には、図2に示すように、シャフト
19と平行な支軸40が設けられ、支軸40には、図6
に示すように、上昇用カム12の基端部が回動自在に支
持されている。
側水平部39との間には、図2に示すように、シャフト
19と平行な支軸40が設けられ、支軸40には、図6
に示すように、上昇用カム12の基端部が回動自在に支
持されている。
【0025】チェーンコンベア3の下側水平部39の上
部には、図3に示すように、受け具7をローラチェーン
24,24の軌道に沿って案内するカム41が設けら
れ、カム41の両端にはチェーンコンベア3の両端部の
曲率に沿って円弧部42,42がそれぞれ形成され、カ
ム41は受け具7の自重によるブラケット5の垂直部材
29に対する下方への移動を阻止するようになってい
る。
部には、図3に示すように、受け具7をローラチェーン
24,24の軌道に沿って案内するカム41が設けら
れ、カム41の両端にはチェーンコンベア3の両端部の
曲率に沿って円弧部42,42がそれぞれ形成され、カ
ム41は受け具7の自重によるブラケット5の垂直部材
29に対する下方への移動を阻止するようになってい
る。
【0026】台車16の縦材43の一端と中央との間の
上部には、図1に示すように、チェーンコンベア3の一
端寄りの下方に相当する箇所に鉛直方向に沿って引張コ
イルバネ15が配設され、引張コイルバネ15の上方に
は、図2及び図3に示すように、チェーンコンベア3の
一端寄りの上部に相当する箇所に滑車44が設けられる
と共に、引張コイルバネ15の上端と上昇用カム12の
先端部との間には牽条45が設けられ、引張コイルバネ
15の上端には牽条45の一端が連結され、上昇用カム
12の先端部に固定した連結部材38には、図6に示す
ように、牽条45の他端が連結され、滑車44の外周に
は牽条45の一部が巻き掛けられ、上昇用カム12の先
端部は牽条45を介して引張コイルバネ15により常に
上方に向って引張られている。
上部には、図1に示すように、チェーンコンベア3の一
端寄りの下方に相当する箇所に鉛直方向に沿って引張コ
イルバネ15が配設され、引張コイルバネ15の上方に
は、図2及び図3に示すように、チェーンコンベア3の
一端寄りの上部に相当する箇所に滑車44が設けられる
と共に、引張コイルバネ15の上端と上昇用カム12の
先端部との間には牽条45が設けられ、引張コイルバネ
15の上端には牽条45の一端が連結され、上昇用カム
12の先端部に固定した連結部材38には、図6に示す
ように、牽条45の他端が連結され、滑車44の外周に
は牽条45の一部が巻き掛けられ、上昇用カム12の先
端部は牽条45を介して引張コイルバネ15により常に
上方に向って引張られている。
【0027】引張コイルバネ15の上昇用カム12の先
端部を上方に向って押し上げる方向に作用する引張力は
押え具8の重量と釣り合うように調整されている。
端部を上方に向って押し上げる方向に作用する引張力は
押え具8の重量と釣り合うように調整されている。
【0028】台車16の縦材43の一端と中央との間に
は、図3に示すように、内方に向って突出した係止ピン
46が固定され、係止ピン46には引張コイルバネ15
の下端が引掛けて係止されている。
は、図3に示すように、内方に向って突出した係止ピン
46が固定され、係止ピン46には引張コイルバネ15
の下端が引掛けて係止されている。
【0029】フレーム1の互いに平行な縦材47,47
の一端と中央との間の上部には、図3及び図8に示すよ
うに、軸受48,48がそれぞれ設けられ、軸受48,
48の間にはシャフト19と同軸方向にシャフト49が
横架され、シャフト49の両端寄りにはスプロケット5
0,50がそれぞれ固定され、軸受48,48にはシャ
フト49の両端部がそれぞれ回動自在に支持されてい
る。
の一端と中央との間の上部には、図3及び図8に示すよ
うに、軸受48,48がそれぞれ設けられ、軸受48,
48の間にはシャフト19と同軸方向にシャフト49が
横架され、シャフト49の両端寄りにはスプロケット5
0,50がそれぞれ固定され、軸受48,48にはシャ
フト49の両端部がそれぞれ回動自在に支持されてい
る。
【0030】フレーム1の縦材47,47の中央と他端
との間の上部には、図3及び図8に示すように、軸受5
1,51がそれぞれ設けられ、軸受51,51の間には
シャフト49と平行なシャフト52が横架され、シャフ
ト52の両端寄りにはスプロケット53,53がそれぞ
れ固定され、軸受51,51にはシャフト52の両端部
がそれぞれ回動自在に支持されている。
との間の上部には、図3及び図8に示すように、軸受5
1,51がそれぞれ設けられ、軸受51,51の間には
シャフト49と平行なシャフト52が横架され、シャフ
ト52の両端寄りにはスプロケット53,53がそれぞ
れ固定され、軸受51,51にはシャフト52の両端部
がそれぞれ回動自在に支持されている。
【0031】スプロケット50,50とスプロケット5
3,53との間には、図3及び図8に示すように、チェ
ーンコンベア4の2条のローラチェーン54,54がそ
れぞれ張設され、スプロケット50,50及びスプロケ
ット53,53にはローラチェーン54,54がそれぞ
れ巻き掛けられている。
3,53との間には、図3及び図8に示すように、チェ
ーンコンベア4の2条のローラチェーン54,54がそ
れぞれ張設され、スプロケット50,50及びスプロケ
ット53,53にはローラチェーン54,54がそれぞ
れ巻き掛けられている。
【0032】チェーンコンベア4には、図2に示すよう
に、一定の間隔を置いて複数のブラケット6がそれぞれ
配設され、ブラケット6には、図9及び図10に示すよ
うに、チェーンコンベア4の2条のローラチェーン5
4,54の間にベースプレート55が設けられ、ベース
プレート55の一端寄りの中央には切欠凹部56が形成
され、ベースプレート55の両側部の外側には互いに平
行な取付板57,57がそれぞれ設けられ、取付板5
7,57の側面の中央にはローラチェーン54,54の
リンクプレート(図示せず)がそれぞれ固定されると共
に、取付板57,57はベースプレート55の両側部に
複数のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されてい
る。
に、一定の間隔を置いて複数のブラケット6がそれぞれ
配設され、ブラケット6には、図9及び図10に示すよ
うに、チェーンコンベア4の2条のローラチェーン5
4,54の間にベースプレート55が設けられ、ベース
プレート55の一端寄りの中央には切欠凹部56が形成
され、ベースプレート55の両側部の外側には互いに平
行な取付板57,57がそれぞれ設けられ、取付板5
7,57の側面の中央にはローラチェーン54,54の
リンクプレート(図示せず)がそれぞれ固定されると共
に、取付板57,57はベースプレート55の両側部に
複数のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されてい
る。
【0033】ブラケット6のベースプレート55の他端
寄りの中央の内側には、図9及び図10に示すように、
チェーンコンベア4の内方に向って突出した垂直部材5
8が設けられ、垂直部材58の両側面の外端寄り及び内
端寄りには側方に向って突出した支持ピン59,59が
それぞれ固定されると共に、ベースプレート55の他端
寄りの中央には垂直部材58の外端が複数のねじ(図示
せず)により固定されている。
寄りの中央の内側には、図9及び図10に示すように、
チェーンコンベア4の内方に向って突出した垂直部材5
8が設けられ、垂直部材58の両側面の外端寄り及び内
端寄りには側方に向って突出した支持ピン59,59が
それぞれ固定されると共に、ベースプレート55の他端
寄りの中央には垂直部材58の外端が複数のねじ(図示
せず)により固定されている。
【0034】ブラケット6の垂直部材58の両側には、
図9に示すように、互いに平行な一対のリンク10,1
0がそれぞれ上下方向に揺動自在に設けられ、リンク1
0,10の一端部は垂直部材58に固定した支持ピン5
9,59にそれぞれ回動自在に支持されている。
図9に示すように、互いに平行な一対のリンク10,1
0がそれぞれ上下方向に揺動自在に設けられ、リンク1
0,10の一端部は垂直部材58に固定した支持ピン5
9,59にそれぞれ回動自在に支持されている。
【0035】ブラケット6の近傍には、図2に示すよう
に、受け具7に対向して玉葱2の上部を押える押え具8
が配設され、押え具8には、図9及び図10に示すよう
に、ベースプレート55の切欠凹部56に臨んで押え板
60が設けられると共に、押え板60の一面の中央には
テーパー穴61が設けられ、押え板60の他面の中央に
はテーパー穴61と連通する貫通孔62が設けられてい
る。
に、受け具7に対向して玉葱2の上部を押える押え具8
が配設され、押え具8には、図9及び図10に示すよう
に、ベースプレート55の切欠凹部56に臨んで押え板
60が設けられると共に、押え板60の一面の中央には
テーパー穴61が設けられ、押え板60の他面の中央に
はテーパー穴61と連通する貫通孔62が設けられてい
る。
【0036】押え具8の押え板60の両側部の内側に
は、図9及び図10に示すように、チェーンコンベア4
の内方に向って突出した互いに平行な側板63,63が
それぞれ設けられ、側板63,63の中央及び中央と内
端との間には外方に向って突出した支持ピン64,64
がそれぞれ固定され、支持ピン64,64にはリンク1
0,10の他端部がそれぞれ回動自在に支持され、押え
具8の押え板60の両側部には側板63,63の外端が
複数のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されてい
る。
は、図9及び図10に示すように、チェーンコンベア4
の内方に向って突出した互いに平行な側板63,63が
それぞれ設けられ、側板63,63の中央及び中央と内
端との間には外方に向って突出した支持ピン64,64
がそれぞれ固定され、支持ピン64,64にはリンク1
0,10の他端部がそれぞれ回動自在に支持され、押え
具8の押え板60の両側部には側板63,63の外端が
複数のねじ(図示せず)によりそれぞれ固定されてい
る。
【0037】押え具8の側板63,63の内端部の間に
は、図9に示すように、シャフト49と同軸方向に支軸
65が設けられ、支軸65には下降用カム14に係合し
ながら従動するカムフォロワ66が回動自在に支持され
ている。
は、図9に示すように、シャフト49と同軸方向に支軸
65が設けられ、支軸65には下降用カム14に係合し
ながら従動するカムフォロワ66が回動自在に支持され
ている。
【0038】チェーンコンベア4の下側水平部13の上
部には、図2に示すように、上昇用カム12に対応して
押え具8を下方に向って案内する下降用カム14が設け
られ、下降用カム14の両端にはチェーンコンベア4の
両端部の曲率に沿って円弧部67,67がそれぞれ形成
されている。
部には、図2に示すように、上昇用カム12に対応して
押え具8を下方に向って案内する下降用カム14が設け
られ、下降用カム14の両端にはチェーンコンベア4の
両端部の曲率に沿って円弧部67,67がそれぞれ形成
されている。
【0039】フレーム1の互いに平行な縦材68,68
の中央の間には、図11に示すように、チェーンコンベ
ア4の中央の側方に臨んで支柱69が立設され、支柱6
9には上下に間隔を置いて互いに平行な円形のターンテ
ーブル70,71がそれぞれ回転自在に設けられ、ター
ンテーブル71の外周縁寄りには、図12に示すよう
に、円周方向に所定の間隔を置いて上方に向って突出し
た一対の支持ピン72,73がそれぞれ固定されてい
る。
の中央の間には、図11に示すように、チェーンコンベ
ア4の中央の側方に臨んで支柱69が立設され、支柱6
9には上下に間隔を置いて互いに平行な円形のターンテ
ーブル70,71がそれぞれ回転自在に設けられ、ター
ンテーブル71の外周縁寄りには、図12に示すよう
に、円周方向に所定の間隔を置いて上方に向って突出し
た一対の支持ピン72,73がそれぞれ固定されてい
る。
【0040】ターンテーブル71の外周縁寄りの上部に
は、図11及び図12に示すように、円周方向に所定の
間隔を置いて一対のアーム74,75がそれぞれ設けら
れると共に、アーム74,75の先端寄りには玉葱2を
挟持する挟持板76,77がそれぞれ設けられ、支柱6
9のターンテーブル71の上部に相当する箇所にはアー
ム74,75を開閉する開閉用カム78が固定され、支
持ピン72,73にはアーム74,75の基端部がそれ
ぞれ揺動自在に支持されている。
は、図11及び図12に示すように、円周方向に所定の
間隔を置いて一対のアーム74,75がそれぞれ設けら
れると共に、アーム74,75の先端寄りには玉葱2を
挟持する挟持板76,77がそれぞれ設けられ、支柱6
9のターンテーブル71の上部に相当する箇所にはアー
ム74,75を開閉する開閉用カム78が固定され、支
持ピン72,73にはアーム74,75の基端部がそれ
ぞれ揺動自在に支持されている。
【0041】フレーム1の横材79の内側には、図11
に示すように、ターンテーブル71の外周縁の近傍に玉
葱2の茎部2aと根部2bを切断する切断機80が配設
されると共に、フレーム1の一方の縦材68の中央付近
の下部にはチェーンコンベア4と交差する方向に玉葱2
を搬送するベルトコンベア81が配設されている。
に示すように、ターンテーブル71の外周縁の近傍に玉
葱2の茎部2aと根部2bを切断する切断機80が配設
されると共に、フレーム1の一方の縦材68の中央付近
の下部にはチェーンコンベア4と交差する方向に玉葱2
を搬送するベルトコンベア81が配設されている。
【0042】次に、この実施例の作用について説明す
る。
る。
【0043】まず、チェーンコンベア3とチェーンコン
ベア4を同期させるモータ(図示せず)を駆動すると、
シャフト19がモータの駆動により軸受18,18を支
点として図3の時計方向に回動すると同時に、スプロケ
ット20,20がシャフト19の回動に伴いながら図3
の時計方向に回転し、チェーンコンベア3の2条のロー
ラチェーン24,24がスプロケット20,20の回転
に伴って図3の矢印a方向に移動し、スプロケット2
3,23がローラチェーン24,24の移動に伴いなが
ら図3の時計方向に回転し、シャフト22がスプロケッ
ト23,23の回転に伴いながら軸受21,21を支点
として図3の時計方向に回動する。
ベア4を同期させるモータ(図示せず)を駆動すると、
シャフト19がモータの駆動により軸受18,18を支
点として図3の時計方向に回動すると同時に、スプロケ
ット20,20がシャフト19の回動に伴いながら図3
の時計方向に回転し、チェーンコンベア3の2条のロー
ラチェーン24,24がスプロケット20,20の回転
に伴って図3の矢印a方向に移動し、スプロケット2
3,23がローラチェーン24,24の移動に伴いなが
ら図3の時計方向に回転し、シャフト22がスプロケッ
ト23,23の回転に伴いながら軸受21,21を支点
として図3の時計方向に回動する。
【0044】また、シャフト49がモータの駆動により
軸受48,48を支点として図3の反時計方向に回動す
ると同時に、スプロケット50,50がシャフト49の
回動に伴いながら図3の反時計方向に回転し、チェーン
コンベア4の2条のローラチェーン54,54がスプロ
ケット50,50の回転に伴ってローラチェーン24,
24と同期しながら同一速度で図3の矢印b方向に移動
し、スプロケット53,53がローラチェーン54,5
4の移動に伴いながら図3の反時計方向に回転し、シャ
フト52がスプロケット53,53の回転に伴いながら
軸受51,51を支点として図3の反時計方向に回動す
る。
軸受48,48を支点として図3の反時計方向に回動す
ると同時に、スプロケット50,50がシャフト49の
回動に伴いながら図3の反時計方向に回転し、チェーン
コンベア4の2条のローラチェーン54,54がスプロ
ケット50,50の回転に伴ってローラチェーン24,
24と同期しながら同一速度で図3の矢印b方向に移動
し、スプロケット53,53がローラチェーン54,5
4の移動に伴いながら図3の反時計方向に回転し、シャ
フト52がスプロケット53,53の回転に伴いながら
軸受51,51を支点として図3の反時計方向に回動す
る。
【0045】チェーンコンベア3の2条のローラチェー
ン24,24のスプロケット20,20の回転に伴う移
動により、ブラケット5がローラチェーン24,24と
共に図2の矢印a方向に移動すると同時に、受け具7が
リンク9,9を介してブラケット5と共に図2の矢印a
方向に移動し、カムフォロワ37がブラケット5の移動
に伴って上昇用カム12に係合しながら従動し、上昇用
カム12がカムフォロワ37を介してチェーンコンベア
3の上側水平部11の受け具7を上方に向って案内す
る。
ン24,24のスプロケット20,20の回転に伴う移
動により、ブラケット5がローラチェーン24,24と
共に図2の矢印a方向に移動すると同時に、受け具7が
リンク9,9を介してブラケット5と共に図2の矢印a
方向に移動し、カムフォロワ37がブラケット5の移動
に伴って上昇用カム12に係合しながら従動し、上昇用
カム12がカムフォロワ37を介してチェーンコンベア
3の上側水平部11の受け具7を上方に向って案内す
る。
【0046】チェーンコンベア4の2条のローラチェー
ン54,54のスプロケット50,50の回転に伴う移
動により、ブラケット6がローラチェーン54,54と
共に図2の矢印b方向に移動すると同時に、押え具8が
リンク10,10を介してブラケット6と共に受け具7
と対向した状態で図2の矢印b方向に移動し、カムフォ
ロワ66がブラケット6の移動に伴って下降用カム14
に係合しながら従動し、下降用カム14がカムフォロワ
66を介してチェーンコンベア4の下側水平部13の押
え具8を下方に向って案内する。
ン54,54のスプロケット50,50の回転に伴う移
動により、ブラケット6がローラチェーン54,54と
共に図2の矢印b方向に移動すると同時に、押え具8が
リンク10,10を介してブラケット6と共に受け具7
と対向した状態で図2の矢印b方向に移動し、カムフォ
ロワ66がブラケット6の移動に伴って下降用カム14
に係合しながら従動し、下降用カム14がカムフォロワ
66を介してチェーンコンベア4の下側水平部13の押
え具8を下方に向って案内する。
【0047】そして、受け具7がチェーンコンベア3の
下側水平部39から上側水平部11に到達した玉葱2の
供給位置において、受け具7の受け板31の上部に玉葱
2をその茎部2aを上側に向けて供給手段(図示せず)
により1個ずつ乗せると、図13に示すように、受け具
7の受け板31のテーパー穴32が玉葱2の下側の外周
面を嵌合し、玉葱2の根部2bが受け具7の受け板31
の貫通孔33に入り込み、チェーンコンベア3が玉葱2
を受け具7の上部に乗せた状態のまま水平方向に向って
順次搬送する。
下側水平部39から上側水平部11に到達した玉葱2の
供給位置において、受け具7の受け板31の上部に玉葱
2をその茎部2aを上側に向けて供給手段(図示せず)
により1個ずつ乗せると、図13に示すように、受け具
7の受け板31のテーパー穴32が玉葱2の下側の外周
面を嵌合し、玉葱2の根部2bが受け具7の受け板31
の貫通孔33に入り込み、チェーンコンベア3が玉葱2
を受け具7の上部に乗せた状態のまま水平方向に向って
順次搬送する。
【0048】ブラケット5のローラチェーン24,24
による移動により、カムフォロワ37がブラケット5の
移動に伴って上昇用カム12の傾斜面82に係合しなが
ら従動し、上昇用カム12の傾斜面82がカムフォロワ
37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の受
け具7を水平方向に向って斜め上方に案内し、受け具7
の側板34,34がカムフォロワ37の従動に伴いなが
ら鉛直方向に向って上方に移動すると同時に、リンク
9,9が受け具7の側板34,34の移動に伴いながら
ブラケット5の垂直部材29に固定した支持ピン30,
30を支点として図6の時計方向にそれぞれ揺動し、受
け具7の受け板31がリンク9,9の揺動に伴いながら
水平状態のままブラケット5のベースプレート26の切
欠凹部27から上方に向って移動し、図14に示すよう
に、受け具7が玉葱2を乗せた状態のまま上昇用カム1
2の傾斜面82に沿ってチェーンコンベア3の上側水平
部11から押え具8に向って上昇する。
による移動により、カムフォロワ37がブラケット5の
移動に伴って上昇用カム12の傾斜面82に係合しなが
ら従動し、上昇用カム12の傾斜面82がカムフォロワ
37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の受
け具7を水平方向に向って斜め上方に案内し、受け具7
の側板34,34がカムフォロワ37の従動に伴いなが
ら鉛直方向に向って上方に移動すると同時に、リンク
9,9が受け具7の側板34,34の移動に伴いながら
ブラケット5の垂直部材29に固定した支持ピン30,
30を支点として図6の時計方向にそれぞれ揺動し、受
け具7の受け板31がリンク9,9の揺動に伴いながら
水平状態のままブラケット5のベースプレート26の切
欠凹部27から上方に向って移動し、図14に示すよう
に、受け具7が玉葱2を乗せた状態のまま上昇用カム1
2の傾斜面82に沿ってチェーンコンベア3の上側水平
部11から押え具8に向って上昇する。
【0049】また、ブラケット6のローラチェーン5
4,54による移動により、カムフォロワ66がブラケ
ット6の移動に伴って上昇用カム12の傾斜面82に対
応した下降用カム14の傾斜部83に係合しながら従動
し、下降用カム14の傾斜部83がカムフォロワ66を
介してチェーンコンベア4の下側水平部13の押え具8
を水平方向に向って斜め下方に案内し、押え具8の側板
63,63がカムフォロワ66の従動に伴いながら鉛直
方向に向って下方に移動すると同時に、リンク10,1
0が押え具8の側板63,63の移動に伴いながらブラ
ケット6の垂直部材58に固定した支持ピン59,59
を支点として図9の反時計方向にそれぞれ揺動し、押え
具8の押え板60がリンク10,10の揺動に伴いなが
ら水平状態のままブラケット6のベースプレート55の
切欠凹部56から下方に向って移動し、図14に示すよ
うに、押え具8が下降用カム14の傾斜部83に沿って
チェーンコンベア4の下側水平部13から受け具7に向
って下降する。
4,54による移動により、カムフォロワ66がブラケ
ット6の移動に伴って上昇用カム12の傾斜面82に対
応した下降用カム14の傾斜部83に係合しながら従動
し、下降用カム14の傾斜部83がカムフォロワ66を
介してチェーンコンベア4の下側水平部13の押え具8
を水平方向に向って斜め下方に案内し、押え具8の側板
63,63がカムフォロワ66の従動に伴いながら鉛直
方向に向って下方に移動すると同時に、リンク10,1
0が押え具8の側板63,63の移動に伴いながらブラ
ケット6の垂直部材58に固定した支持ピン59,59
を支点として図9の反時計方向にそれぞれ揺動し、押え
具8の押え板60がリンク10,10の揺動に伴いなが
ら水平状態のままブラケット6のベースプレート55の
切欠凹部56から下方に向って移動し、図14に示すよ
うに、押え具8が下降用カム14の傾斜部83に沿って
チェーンコンベア4の下側水平部13から受け具7に向
って下降する。
【0050】押え具8の押え板60のリンク10,10
の揺動に伴う下方への移動により、図14に示すよう
に、押え具8の押え板60のテーパー穴61が玉葱2の
上側の外周面を嵌合し、玉葱2の茎部2aが押え具8の
押え板60の貫通孔62に入り込むと同時に、上昇用カ
ム12の傾斜面82が押え具8の下降を阻止し、カムフ
ォロワ66が下降用カム14の傾斜部83の上部に離間
し、押え具8がその自重により玉葱2を受け具7に向っ
て押え付け、玉葱2を受け具7の受け板31と押え具8
の押え板60との間に挟持した状態となる。
の揺動に伴う下方への移動により、図14に示すよう
に、押え具8の押え板60のテーパー穴61が玉葱2の
上側の外周面を嵌合し、玉葱2の茎部2aが押え具8の
押え板60の貫通孔62に入り込むと同時に、上昇用カ
ム12の傾斜面82が押え具8の下降を阻止し、カムフ
ォロワ66が下降用カム14の傾斜部83の上部に離間
し、押え具8がその自重により玉葱2を受け具7に向っ
て押え付け、玉葱2を受け具7の受け板31と押え具8
の押え板60との間に挟持した状態となる。
【0051】次いで、カムフォロワ37がブラケット5
の移動に伴って上昇用カム12の水平面84に係合しな
がら従動し、上昇用カム12の水平面84がカムフォロ
ワ37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の
受け具7を上昇した状態のまま水平方向に向って案内
し、受け具7が玉葱2を乗せた状態のまま上昇用カム1
2の水平面84に沿って水平方向に移動すると同時に、
押え具8がその自重により玉葱2を受け具7に向って押
え付けながら上昇用カム12の水平面84に対応した下
降用カム14の水平部85に沿って水平方向に移動し、
図15に示すように、カムフォロワ66は下降用カム1
4の水平部85の上部に離間した状態となる。
の移動に伴って上昇用カム12の水平面84に係合しな
がら従動し、上昇用カム12の水平面84がカムフォロ
ワ37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の
受け具7を上昇した状態のまま水平方向に向って案内
し、受け具7が玉葱2を乗せた状態のまま上昇用カム1
2の水平面84に沿って水平方向に移動すると同時に、
押え具8がその自重により玉葱2を受け具7に向って押
え付けながら上昇用カム12の水平面84に対応した下
降用カム14の水平部85に沿って水平方向に移動し、
図15に示すように、カムフォロワ66は下降用カム1
4の水平部85の上部に離間した状態となる。
【0052】また、受け具7が上昇用カム12の水平面
84に沿って水平方向に移動するに際し、上昇用カム1
2の先端部に押え具8の重量による引張コイルバネ15
の引張力に抗して下方に向って押し下げようとする力が
作用するが、引張コイルバネ15が牽条45を介して上
昇用カム12の先端部を押え具8の重量に抗してこの重
量と釣り合う位置まで上方に向って押し上げる方向に移
動すると同時に、上昇用カム12の先端部が引張コイル
バネ15の引張力によりカムフォロワ37を介して受け
具7を上方に向って押し上げ、押え具8がその自重によ
り玉葱2を受け具7に向って押え付けた状態のまま上方
に移動し、押え具8の重量と受け具7を上方に向って押
し上げる引張コイルバネ15の引張力とが互いに釣り合
い、図15に示すように、受け具7の受け板31と押え
具8の押え板60との間に挟持した玉葱2の上下方向の
中心をチェーンコンベア3の上側水平部11とチェーン
コンベア4の下側水平部13との中間に相当する一定の
位置に合わせ、カムフォロワ66は下降用カム14の水
平部85の上部に離間したままの状態となる。
84に沿って水平方向に移動するに際し、上昇用カム1
2の先端部に押え具8の重量による引張コイルバネ15
の引張力に抗して下方に向って押し下げようとする力が
作用するが、引張コイルバネ15が牽条45を介して上
昇用カム12の先端部を押え具8の重量に抗してこの重
量と釣り合う位置まで上方に向って押し上げる方向に移
動すると同時に、上昇用カム12の先端部が引張コイル
バネ15の引張力によりカムフォロワ37を介して受け
具7を上方に向って押し上げ、押え具8がその自重によ
り玉葱2を受け具7に向って押え付けた状態のまま上方
に移動し、押え具8の重量と受け具7を上方に向って押
し上げる引張コイルバネ15の引張力とが互いに釣り合
い、図15に示すように、受け具7の受け板31と押え
具8の押え板60との間に挟持した玉葱2の上下方向の
中心をチェーンコンベア3の上側水平部11とチェーン
コンベア4の下側水平部13との中間に相当する一定の
位置に合わせ、カムフォロワ66は下降用カム14の水
平部85の上部に離間したままの状態となる。
【0053】さらに、ターンテーブル70,71を支柱
69に対して図11の反時計方向に回転すると、一対の
アーム74,75がターンテーブル71の回転に伴いな
がら玉葱2を搬送する速度とタイミングを合わせて開閉
用カム78の周囲をチェーンコンベア3の上側水平部1
1とチェーンコンベア4の下側水平部13との間に向っ
て円周方向に移動する。
69に対して図11の反時計方向に回転すると、一対の
アーム74,75がターンテーブル71の回転に伴いな
がら玉葱2を搬送する速度とタイミングを合わせて開閉
用カム78の周囲をチェーンコンベア3の上側水平部1
1とチェーンコンベア4の下側水平部13との間に向っ
て円周方向に移動する。
【0054】一対のアーム74,75のターンテーブル
71の回転に伴うチェーンコンベア3の上側水平部11
とチェーンコンベア4の下側水平部13との間への移動
により、一対のアーム74,75が開閉用カム78によ
り支持ピン72,73を支点として互いに閉じる方向に
それぞれ揺動し、図15に示すように、挟持板76,7
7がアーム74,75の揺動に伴って受け具7と押え具
8との間の玉葱2の中心の両側の外周面をそれぞれ挟持
する。
71の回転に伴うチェーンコンベア3の上側水平部11
とチェーンコンベア4の下側水平部13との間への移動
により、一対のアーム74,75が開閉用カム78によ
り支持ピン72,73を支点として互いに閉じる方向に
それぞれ揺動し、図15に示すように、挟持板76,7
7がアーム74,75の揺動に伴って受け具7と押え具
8との間の玉葱2の中心の両側の外周面をそれぞれ挟持
する。
【0055】その後、カムフォロワ37がブラケット5
の移動に伴って上昇用カム12の傾斜面86に係合しな
がら従動し、上昇用カム12の傾斜面86がカムフォロ
ワ37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の
受け具7を水平方向に向って斜め下方に案内し、受け具
7の側板34,34がカムフォロワ37の従動に伴いな
がら鉛直方向に向って下方に移動すると同時に、リンク
9,9が受け具7の側板34,34の移動に伴いながら
ブラケット5の垂直部材29に固定した支持ピン30,
30を支点として図15の反時計方向にそれぞれ揺動
し、受け具7の受け板31がリンク9,9の揺動に伴い
ながら水平状態のまま玉葱2の下側からブラケット5の
ベースプレート26の切欠凹部27に向って下方に移動
し、図16に示すように、受け具7が上昇用カム12の
傾斜面86に沿ってチェーンコンベア3の上側水平部1
1に向って下降する。
の移動に伴って上昇用カム12の傾斜面86に係合しな
がら従動し、上昇用カム12の傾斜面86がカムフォロ
ワ37を介してチェーンコンベア3の上側水平部11の
受け具7を水平方向に向って斜め下方に案内し、受け具
7の側板34,34がカムフォロワ37の従動に伴いな
がら鉛直方向に向って下方に移動すると同時に、リンク
9,9が受け具7の側板34,34の移動に伴いながら
ブラケット5の垂直部材29に固定した支持ピン30,
30を支点として図15の反時計方向にそれぞれ揺動
し、受け具7の受け板31がリンク9,9の揺動に伴い
ながら水平状態のまま玉葱2の下側からブラケット5の
ベースプレート26の切欠凹部27に向って下方に移動
し、図16に示すように、受け具7が上昇用カム12の
傾斜面86に沿ってチェーンコンベア3の上側水平部1
1に向って下降する。
【0056】また、カムフォロワ66がブラケット6の
移動に伴って上昇用カム12の傾斜面86に対応した下
降用カム14の傾斜部87に係合しながら従動し、下降
用カム14の傾斜部87がカムフォロワ66を介してチ
ェーンコンベア4の下側水平部13の押え具8を水平方
向に向って斜め上方に案内し、押え具8の側板63,6
3がカムフォロワ66の従動に伴いながら鉛直方向に向
って上方に移動すると同時に、リンク10,10が押え
具8の側板63,63の移動に伴いながらブラケット6
の垂直部材58に固定した支持ピン59,59を支点と
して図15の時計方向にそれぞれ揺動し、押え具8の押
え板60がリンク10,10の揺動に伴いながら水平状
態のまま玉葱2の上側からブラケット6のベースプレー
ト55の切欠凹部56に向って上方に移動し、図16に
示すように、押え具8が下降用カム14の傾斜部87に
沿ってチェーンコンベア4の下側水平部13に向って上
昇する。
移動に伴って上昇用カム12の傾斜面86に対応した下
降用カム14の傾斜部87に係合しながら従動し、下降
用カム14の傾斜部87がカムフォロワ66を介してチ
ェーンコンベア4の下側水平部13の押え具8を水平方
向に向って斜め上方に案内し、押え具8の側板63,6
3がカムフォロワ66の従動に伴いながら鉛直方向に向
って上方に移動すると同時に、リンク10,10が押え
具8の側板63,63の移動に伴いながらブラケット6
の垂直部材58に固定した支持ピン59,59を支点と
して図15の時計方向にそれぞれ揺動し、押え具8の押
え板60がリンク10,10の揺動に伴いながら水平状
態のまま玉葱2の上側からブラケット6のベースプレー
ト55の切欠凹部56に向って上方に移動し、図16に
示すように、押え具8が下降用カム14の傾斜部87に
沿ってチェーンコンベア4の下側水平部13に向って上
昇する。
【0057】受け具7及び押え具8の上昇用カム12の
傾斜面86及び下降用カム14の傾斜部87による下降
及び上昇により、図16に示すように、受け具7及び押
え具8が玉葱2の挟持を解放し、挟持板76,77が玉
葱2の中心の両側の外周面を挟持したままの状態を維持
する。
傾斜面86及び下降用カム14の傾斜部87による下降
及び上昇により、図16に示すように、受け具7及び押
え具8が玉葱2の挟持を解放し、挟持板76,77が玉
葱2の中心の両側の外周面を挟持したままの状態を維持
する。
【0058】さらに、ターンテーブル70,71を支柱
69に対して図11の反時計方向に回転すると、一対の
アーム74,75がターンテーブル71の回転に伴いな
がら開閉用カム78の周囲をチェーンコンベア3の上側
水平部11とチェーンコンベア4の下側水平部13との
間から切断機80に向って円周方向に移動すると同時
に、図12に示すように、挟持板76,77がアーム7
4,75と共に玉葱2の中心の両側の外周面を挟持した
状態のまま円周方向に向って移動し、切断機80の2枚
のカッタ88,88が玉葱2の茎部2aと根部2bを切
断する。
69に対して図11の反時計方向に回転すると、一対の
アーム74,75がターンテーブル71の回転に伴いな
がら開閉用カム78の周囲をチェーンコンベア3の上側
水平部11とチェーンコンベア4の下側水平部13との
間から切断機80に向って円周方向に移動すると同時
に、図12に示すように、挟持板76,77がアーム7
4,75と共に玉葱2の中心の両側の外周面を挟持した
状態のまま円周方向に向って移動し、切断機80の2枚
のカッタ88,88が玉葱2の茎部2aと根部2bを切
断する。
【0059】次いで、一対のアーム74,75がターン
テーブル71の回転に伴いながら開閉用カム78の周囲
を切断機80からベルトコンベア81に向って円周方向
に移動すると同時に、挟持板76,77がアーム74,
75と共に玉葱2の中心の両側の外周面を挟持した状態
のまま円周方向に向って移動する。
テーブル71の回転に伴いながら開閉用カム78の周囲
を切断機80からベルトコンベア81に向って円周方向
に移動すると同時に、挟持板76,77がアーム74,
75と共に玉葱2の中心の両側の外周面を挟持した状態
のまま円周方向に向って移動する。
【0060】一対のアーム74,75のターンテーブル
71の回転に伴う切断機80からベルトコンベア81へ
の移動により、一対のアーム74,75が開閉用カム7
8により支持ピン72,73を支点として互いに開く方
向にそれぞれ揺動し、挟持板76,77がアーム74,
75の揺動に伴って玉葱2の中心の両側の外周面の挟持
を解放し、玉葱2が挟持板76,77の間からベルトコ
ンベア81の上部に落下し、ベルトコンベア81が玉葱
2をフレーム1の外部に搬送する。
71の回転に伴う切断機80からベルトコンベア81へ
の移動により、一対のアーム74,75が開閉用カム7
8により支持ピン72,73を支点として互いに開く方
向にそれぞれ揺動し、挟持板76,77がアーム74,
75の揺動に伴って玉葱2の中心の両側の外周面の挟持
を解放し、玉葱2が挟持板76,77の間からベルトコ
ンベア81の上部に落下し、ベルトコンベア81が玉葱
2をフレーム1の外部に搬送する。
【0061】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の鱗茎の心
出し装置によれば、第1の搬送手段が第1の支持体を水
平方向に移動するので、受け具を第1の平行リンク機構
を介して第1の支持体と共に水平方向に向って移動する
ことができ、受け具の上部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみ
で、鱗茎を受け具の上部に乗せた状態のまま第1の搬送
手段により水平方向に向って順次搬送することができ、
第2の搬送手段が第1の搬送手段と同期しながら同一速
度で第2の支持体を水平方向に移動するので、押え具を
第2の平行リンク機構を介して第2の支持体と共に水平
方向に向って移動することができる。
出し装置によれば、第1の搬送手段が第1の支持体を水
平方向に移動するので、受け具を第1の平行リンク機構
を介して第1の支持体と共に水平方向に向って移動する
ことができ、受け具の上部に鱗茎を1個ずつ乗せるのみ
で、鱗茎を受け具の上部に乗せた状態のまま第1の搬送
手段により水平方向に向って順次搬送することができ、
第2の搬送手段が第1の搬送手段と同期しながら同一速
度で第2の支持体を水平方向に移動するので、押え具を
第2の平行リンク機構を介して第2の支持体と共に水平
方向に向って移動することができる。
【0062】また、上昇用カムが第1の支持体の移動に
伴いながら受け具を上方に向って案内するので、第1の
搬送手段の上側水平部の受け具を鱗茎を乗せた状態のま
ま上昇用カムにより押え具に向って上昇させることがで
き、第1の平行リンク機構が受け具の上昇に伴いながら
第1の支持体に対して揺動するので、受け具の上昇を第
1の平行リンク機構により安定した状態で行うことがで
き、鱗茎が受け具の上部より落下することがなく、下降
用カムが第2の支持体の移動に伴いながら押え具を下方
に向って案内するので、第2の搬送手段の下側水平部の
押え具を上昇用カムに対応した下降用カムにより受け具
に向って下降させることができ、第2の平行リンク機構
が押え具の下降に伴いながら第2の支持体に対して揺動
するので、押え具の下降を第2の平行リンク機構により
安定した状態で行うことができ、押え具がその自重によ
り鱗茎を受け具に向って押え付けるので、鱗茎を受け具
と押え具との間に挟持することができる。
伴いながら受け具を上方に向って案内するので、第1の
搬送手段の上側水平部の受け具を鱗茎を乗せた状態のま
ま上昇用カムにより押え具に向って上昇させることがで
き、第1の平行リンク機構が受け具の上昇に伴いながら
第1の支持体に対して揺動するので、受け具の上昇を第
1の平行リンク機構により安定した状態で行うことがで
き、鱗茎が受け具の上部より落下することがなく、下降
用カムが第2の支持体の移動に伴いながら押え具を下方
に向って案内するので、第2の搬送手段の下側水平部の
押え具を上昇用カムに対応した下降用カムにより受け具
に向って下降させることができ、第2の平行リンク機構
が押え具の下降に伴いながら第2の支持体に対して揺動
するので、押え具の下降を第2の平行リンク機構により
安定した状態で行うことができ、押え具がその自重によ
り鱗茎を受け具に向って押え付けるので、鱗茎を受け具
と押え具との間に挟持することができる。
【0063】さらに、押え具の下降用カムによる下降に
際し、上昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手
段の付勢力に抗して下方に向って押し下げようとする力
が作用しても、付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具
の重量に抗してこの重量と釣り合う位置まで上方に向っ
て押し上げる方向に移動するので、上昇用カムの先端部
の上部に到達した受け具を付勢手段の付勢力により上方
に向って押し上げることができ、押え具の重量と受け具
を上方に向って押し上げる付勢手段の付勢力とが互いに
釣り合うので、受け具と押え具との間に挟持した鱗茎の
上下方向の中心をその大きさや形状に拘らず第1の搬送
手段の上側水平部と第2の搬送手段の下側水平部との中
間に相当する一定の位置に合わせることができる。
際し、上昇用カムの先端部に押え具の重量による付勢手
段の付勢力に抗して下方に向って押し下げようとする力
が作用しても、付勢手段が上昇用カムの先端部を押え具
の重量に抗してこの重量と釣り合う位置まで上方に向っ
て押し上げる方向に移動するので、上昇用カムの先端部
の上部に到達した受け具を付勢手段の付勢力により上方
に向って押し上げることができ、押え具の重量と受け具
を上方に向って押し上げる付勢手段の付勢力とが互いに
釣り合うので、受け具と押え具との間に挟持した鱗茎の
上下方向の中心をその大きさや形状に拘らず第1の搬送
手段の上側水平部と第2の搬送手段の下側水平部との中
間に相当する一定の位置に合わせることができる。
【図1】本発明の実施例の鱗茎の心出し装置の正面図
【図2】図1の要部拡大正面図
【図3】図1の要部正面図
【図4】図3の要部平面図
【図5】図1の要部平面図
【図6】図2の要部拡大正面図
【図7】図6の要部平面図
【図8】図3の要部平面図
【図9】図2の要部拡大正面図
【図10】図9の要部底面図
【図11】図1の要部平面図
【図12】図11の要部平面図
【図13】鱗茎のチェーンコンベアによる搬送状態を示
す要部拡大平面図
す要部拡大平面図
【図14】鱗茎の受け具及び押え具による挟持状態を示
す要部拡大正面図
す要部拡大正面図
【図15】受け具の上昇用カムの先端部の移動に伴う引
張コイルバネによる押し上げ状態を示す要部拡大正面図
張コイルバネによる押し上げ状態を示す要部拡大正面図
【図16】鱗茎の受け具及び押え具による挟持の解放状
態を示す要部拡大正面図
態を示す要部拡大正面図
1 フレーム 2 玉葱 2a 茎部 2b 根部 3 チェーンコンベア 4 チェーンコンベア 5 ブラケット 6 ブラケット 7 受け具 8 押え具 9 リンク 10 リンク 11 上側水平部 12 上昇用カム 13 下側水平部 14 下降用カム 15 引張コイルバネ 16 台車 17 縦材 18 軸受 19 シャフト 20 スプロケット 21 軸受 22 シャフト 23 スプロケット 24 ローラチェーン 25 平板 26 ベースプレート 27 切欠凹部 28 取付板 29 垂直部材 30 支持ピン 31 受け板 32 テーパー穴 33 貫通孔 34 側板 35 支持ピン 36 支軸 37 カムフォロワ 38 連結部材 39 下側水平部 40 支軸 41 カム 42 円弧部 43 縦材 44 滑車 45 牽条 46 係止ピン 47 縦材 48 軸受 49 シャフト 50 スプロケット 51 軸受 52 シャフト 53 スプロケット 54 ローラチェーン 55 ベースプレート 56 切欠凹部 57 取付板 58 垂直部材 59 支持ピン 60 押え板 61 テーパー穴 62 貫通孔 63 側板 64 支持ピン 65 支軸 66 カムフォロワ 67 円弧部 68 縦材 69 支柱 70 ターンテーブル 71 ターンテーブル 72 支持ピン 73 支持ピン 74 アーム 75 アーム 76 挟持板 77 挟持板 78 開閉用カム 79 横材 80 切断機 81 ベルトコンベア 82 傾斜面 83 傾斜部 84 水平面 85 水平部 86 傾斜面 87 傾斜部 88 カッタ
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームに水平方向に沿って鱗茎を搬送
する第1の搬送手段を配設すると共に、前記第1の搬送
手段の上部に長手方向に沿ってこれと同期する第2の搬
送手段を配設し、前記第1及び第2の搬送手段に一定の
間隔を置いて第1及び第2の支持体をそれぞれ設け、前
記第1の支持体の近傍に前記鱗茎を乗せる水平面を有す
る受け具を設け、前記第2の支持体の近傍に前記受け具
に対向して前記鱗茎を押える水平面を有する押え具を設
け、前記第1の支持体に前記受け具を移動する第1の平
行リンク機構を上下方向に揺動自在に設け、前記第2の
支持体に前記押え具を移動する第2の平行リンク機構を
上下方向に揺動自在に設け、前記第1の搬送手段の上側
水平部の下部に前記受け具を上方に向って案内する上昇
用カムを上下方向に揺動自在に設け、前記第2の搬送手
段の下側水平部の上部に前記上昇用カムに対応して前記
押え具を下方に向って案内する下降用カムを設け、前記
フレームの前記第1の搬送手段の下方に前記押え具の重
量に抗してこの重量と釣り合う位置まで前記上昇用カム
の先端部を上方に向って押し上げる方向に付勢する付勢
手段を設けたことを特徴とする鱗茎の心出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8371694A JP2853964B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 鱗茎の心出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8371694A JP2853964B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 鱗茎の心出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07265033A JPH07265033A (ja) | 1995-10-17 |
JP2853964B2 true JP2853964B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13810242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8371694A Expired - Fee Related JP2853964B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 鱗茎の心出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104126854B (zh) * | 2014-07-14 | 2016-04-27 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种大蒜切根须装置及大蒜果秧分离机 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP8371694A patent/JP2853964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07265033A (ja) | 1995-10-17 |
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