JP2853827B2 - Mrノイズを使用するテープ・エッジ検出装置及びその方法 - Google Patents
Mrノイズを使用するテープ・エッジ検出装置及びその方法Info
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5504—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across tape tracks
- G11B5/5508—Control circuits therefor
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/602—Guiding record carrier for track selection, acquisition or following
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープに隣接した
磁気抵抗(MR)素子によって発生されるノイズを利用
して磁気テープのエッジを検出するための装置及び方法
に係る。
磁気抵抗(MR)素子によって発生されるノイズを利用
して磁気テープのエッジを検出するための装置及び方法
に係る。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ駆動装置は、磁気変換器(以
下「磁気ヘッド」とも表記)を使用して、磁気テープ上
の1つ以上のトラックに関するデータの書き込み及び読
み取りを行う。磁気テープのエッジは、データ・トラッ
ク又はサーボ・トラックの何れであろうとも、トラック
を設定し又は見つけるための基準として使用される。従
来技術の代表的な磁気テープは、8トラックを持った1
/4インチ(6.35mm)幅のテープである。磁気テ
ープのエッジは、ヘッドの位置に関して既知の正確な位
置を占めるガイドによって、磁気テープ駆動装置内で位
置決めされる。磁気テープが磁気テープ駆動装置内に装
着される時、磁気テープのエッジはそのガイドによって
位置決めされ、そして磁気ヘッドは、磁気テープ上の既
知の位置から選択されたトラック位置まで所定の距離を
移動させられる。かかる機構は、1インチ(2.54m
m)当たり32トラック(即ち、32TPI)程度の比
較的低いトラック密度については十分良好に機能する。
しかし、かかる機構は、高いTPI環境下の非常に狭い
トラックに関して小さい磁気ヘッド(3乃至4μm)を
確実に且つ正確に位置決めするには、精度が不十分であ
る。
下「磁気ヘッド」とも表記)を使用して、磁気テープ上
の1つ以上のトラックに関するデータの書き込み及び読
み取りを行う。磁気テープのエッジは、データ・トラッ
ク又はサーボ・トラックの何れであろうとも、トラック
を設定し又は見つけるための基準として使用される。従
来技術の代表的な磁気テープは、8トラックを持った1
/4インチ(6.35mm)幅のテープである。磁気テ
ープのエッジは、ヘッドの位置に関して既知の正確な位
置を占めるガイドによって、磁気テープ駆動装置内で位
置決めされる。磁気テープが磁気テープ駆動装置内に装
着される時、磁気テープのエッジはそのガイドによって
位置決めされ、そして磁気ヘッドは、磁気テープ上の既
知の位置から選択されたトラック位置まで所定の距離を
移動させられる。かかる機構は、1インチ(2.54m
m)当たり32トラック(即ち、32TPI)程度の比
較的低いトラック密度については十分良好に機能する。
しかし、かかる機構は、高いTPI環境下の非常に狭い
トラックに関して小さい磁気ヘッド(3乃至4μm)を
確実に且つ正確に位置決めするには、精度が不十分であ
る。
【0003】トラック密度が高い環境下で、反復可能な
高精度でもって情報トラック及びサーボ・トラックを見
つけるために、磁気テープのエッジを正確に決定するた
めの数多くの新しい機構が提案されている。これらの提
案済みの機構の殆どは、磁気テープのエッジに沿って制
御トラックを書き込むための書き込みヘッド、この制御
トラックにおける信号を読み取るための読み取りヘッ
ド、及び磁気テープのエッジを決定するために読み取ら
れた信号と所定の基準信号とを比較するための比較装置
を使用する。米国特許第5111347号、第4977
468号、第4611249号、第4476503号、
第4786984号、及び第4802030号は、この
基本的な技術を開示している。最後の米国特許第480
2030号では、磁気ヘッドにより読み取られたノイズ
が問題であると考えられ、磁気テープのエッジを見つけ
るためにそのノイズよりも大きい振幅を持った基準信号
を設定及び検出することが開示されている。以下の説明
から明らかになるように、本発明は、読み取りヘッドに
よって拾われたノイズを問題として扱うのではなく、磁
気テープのエッジを検出するためにそのノイズを積極的
に利用する。
高精度でもって情報トラック及びサーボ・トラックを見
つけるために、磁気テープのエッジを正確に決定するた
めの数多くの新しい機構が提案されている。これらの提
案済みの機構の殆どは、磁気テープのエッジに沿って制
御トラックを書き込むための書き込みヘッド、この制御
トラックにおける信号を読み取るための読み取りヘッ
ド、及び磁気テープのエッジを決定するために読み取ら
れた信号と所定の基準信号とを比較するための比較装置
を使用する。米国特許第5111347号、第4977
468号、第4611249号、第4476503号、
第4786984号、及び第4802030号は、この
基本的な技術を開示している。最後の米国特許第480
2030号では、磁気ヘッドにより読み取られたノイズ
が問題であると考えられ、磁気テープのエッジを見つけ
るためにそのノイズよりも大きい振幅を持った基準信号
を設定及び検出することが開示されている。以下の説明
から明らかになるように、本発明は、読み取りヘッドに
よって拾われたノイズを問題として扱うのではなく、磁
気テープのエッジを検出するためにそのノイズを積極的
に利用する。
【0004】狭いトラックの読み取りヘッドは、典型的
には、薄膜ギャップ層及びシールド層の間にサンドウィ
ッチされたMR素子を使用する。動作においては、MR
素子の静止状態を設定するために、適当にバイアスされ
たMR素子を通して感知電流が送られる。読み取りヘッ
ドが移動中の磁気テープと接触する時、磁気テープから
の磁界が感知電流及びMR素子の抵抗を変化させる。こ
の変化に応じて、リードバック信号が生成され、MR素
子の1対のリード端子間に接続された差動増幅器によっ
て検出される。又、MR素子が磁気テープから離れてい
る時に、MR素子は、わずかな量の固有のノイズ(オフ
テープ・ノイズ)を発生する。一方、MR素子が磁気テ
ープ上にある時、MR素子と移動中の磁気テープとの間
の摩擦によってMR素子の温度が上昇し、その結果、M
R素子から発生されるノイズ(オンテープ・ノイズ)の
レベルが著しく増加する。従来技術は、オフテープ・ノ
イズ及びオンテープ・ノイズを望ましくないものと考え
ていたけれども、本発明は、磁気テープのエッジを見つ
けるために、これらのノイズを積極的に利用することを
意図する。
には、薄膜ギャップ層及びシールド層の間にサンドウィ
ッチされたMR素子を使用する。動作においては、MR
素子の静止状態を設定するために、適当にバイアスされ
たMR素子を通して感知電流が送られる。読み取りヘッ
ドが移動中の磁気テープと接触する時、磁気テープから
の磁界が感知電流及びMR素子の抵抗を変化させる。こ
の変化に応じて、リードバック信号が生成され、MR素
子の1対のリード端子間に接続された差動増幅器によっ
て検出される。又、MR素子が磁気テープから離れてい
る時に、MR素子は、わずかな量の固有のノイズ(オフ
テープ・ノイズ)を発生する。一方、MR素子が磁気テ
ープ上にある時、MR素子と移動中の磁気テープとの間
の摩擦によってMR素子の温度が上昇し、その結果、M
R素子から発生されるノイズ(オンテープ・ノイズ)の
レベルが著しく増加する。従来技術は、オフテープ・ノ
イズ及びオンテープ・ノイズを望ましくないものと考え
ていたけれども、本発明は、磁気テープのエッジを見つ
けるために、これらのノイズを積極的に利用することを
意図する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
媒体上に最初に制御トラックを書き込むことなく磁気媒
体のエッジを検出するための装置及び方法を提供するこ
とにある。
媒体上に最初に制御トラックを書き込むことなく磁気媒
体のエッジを検出するための装置及び方法を提供するこ
とにある。
【0006】本発明の他の目的は、移動中の磁気テープ
との摩擦によりMR素子から発生された熱性ノイズを利
用して、磁気テープのエッジの位置を検出するための装
置及び方法を提供することにある。
との摩擦によりMR素子から発生された熱性ノイズを利
用して、磁気テープのエッジの位置を検出するための装
置及び方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、MR素子の「オフテ
ープ」スロット・ノイズ・パワーと「オンテープ」スロ
ット・ノイズ・パワーとの差を利用して、磁気テープの
エッジを検出することにある。
ープ」スロット・ノイズ・パワーと「オンテープ」スロ
ット・ノイズ・パワーとの差を利用して、磁気テープの
エッジを検出することにある。
【0008】本発明の他の目的は、磁気テープ上の所望
のトラックに磁気ヘッドを正確に位置決めするための装
置及び方法を提供することにある。
のトラックに磁気ヘッドを正確に位置決めするための装
置及び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、MR素子を持
った読み取りヘッドを使用する。磁気テープ駆動装置に
おいて、磁気テープが書き込み又は読み取りのために移
動させられる時、読み取りヘッドが磁気テープとの摩擦
接触を行う。この接触の結果、MR素子内に熱が生じ
て、MR素子の抵抗を増加させる。この抵抗の変化に応
じてノイズ電圧が発生され、このノイズ電圧はMR素子
の1対のリード端子間に接続された差動増幅器によって
測定される。磁気ヘッドと磁気テープとの間の相対速度
が2m/秒である場合、このノイズ電圧(積分後は「ス
ロット・ノイズ・パワー」と呼ばれる)は、約0.5乃
至1.0MHzの狭い周波数帯域幅内で最大になること
が分かった。そのようなノイズは、MR素子及びそれに
関連する回路にとって固有のものである。事実、MR素
子が磁気テープと接触していない時でも、MR素子は、
この帯域幅内で少量のノイズ・パワーを発生する。「オ
ンテープ」スロット・ノイズ・パワーのレベルと「オフ
テープ」スロット・ノイズ・パワーのレベルとの間の差
に相当するスロット・ノイズ・パワーを決定することが
できる。この点に関して、「オンテープ」レベルは、M
R素子が移動中の磁気テープと摩擦接触している時に測
定される。一方、「オフテープ」レベルは、MR素子が
磁気テープと接触していない時に測定される固有のレベ
ルである。或るテストにおいて、両レベルの差が約12
dBであることが分かった。重要な点は、「オンテー
プ」スロット・ノイズ・パワーが、磁気テープ上にある
MR素子の幅に関して直線的に比例していることであ
る。例えば、もしMR素子の幅の半分が磁気テープ上に
あれば、両レベルの差に相当するスロット・ノイズ・パ
ワーは、MR素子の幅全体が磁気テープ上にある場合の
それの半分になるであろう。
った読み取りヘッドを使用する。磁気テープ駆動装置に
おいて、磁気テープが書き込み又は読み取りのために移
動させられる時、読み取りヘッドが磁気テープとの摩擦
接触を行う。この接触の結果、MR素子内に熱が生じ
て、MR素子の抵抗を増加させる。この抵抗の変化に応
じてノイズ電圧が発生され、このノイズ電圧はMR素子
の1対のリード端子間に接続された差動増幅器によって
測定される。磁気ヘッドと磁気テープとの間の相対速度
が2m/秒である場合、このノイズ電圧(積分後は「ス
ロット・ノイズ・パワー」と呼ばれる)は、約0.5乃
至1.0MHzの狭い周波数帯域幅内で最大になること
が分かった。そのようなノイズは、MR素子及びそれに
関連する回路にとって固有のものである。事実、MR素
子が磁気テープと接触していない時でも、MR素子は、
この帯域幅内で少量のノイズ・パワーを発生する。「オ
ンテープ」スロット・ノイズ・パワーのレベルと「オフ
テープ」スロット・ノイズ・パワーのレベルとの間の差
に相当するスロット・ノイズ・パワーを決定することが
できる。この点に関して、「オンテープ」レベルは、M
R素子が移動中の磁気テープと摩擦接触している時に測
定される。一方、「オフテープ」レベルは、MR素子が
磁気テープと接触していない時に測定される固有のレベ
ルである。或るテストにおいて、両レベルの差が約12
dBであることが分かった。重要な点は、「オンテー
プ」スロット・ノイズ・パワーが、磁気テープ上にある
MR素子の幅に関して直線的に比例していることであ
る。例えば、もしMR素子の幅の半分が磁気テープ上に
あれば、両レベルの差に相当するスロット・ノイズ・パ
ワーは、MR素子の幅全体が磁気テープ上にある場合の
それの半分になるであろう。
【0010】本発明の好適な実施例では、「オフテー
プ」スロット・ノイズ・パワーのレベル及び「オンテー
プ」スロット・ノイズ・パワーのレベルを得るために、
MR素子は、移動中の磁気テープから完全に離れるよう
に移動され、しかる後、移動中の磁気テープ上に完全に
移動される。これらの両レベルの間の差を、1よりも大
きい或る係数によって除算して、基準スロット・ノイズ
・パワーのレベルを求める。次に、MR素子のスロット
・ノイズ・パワーのレベルが基準スロット・ノイズ・パ
ワーのレベルに等しくなるまで、MR素子が磁気テープ
上に移動される。MR素子の幅が分かっていれば、MR
素子の変位と積分されたスロット・ノイズ・パワーとの
間の直線的な関係を使用して、磁気テープのエッジを決
定することが可能になる。一旦この基準位置(エッジ)
が決定されると、MR素子を持った読み取りヘッド及び
書き込みヘッドを、磁気テープの既知のエッジから磁気
テープ上の任意の所望のトラックまで位置決めすること
ができる。他の実施例では、最大のノイズ・パワーが検
出されるまで、ステッピング・モータを利用してMR素
子を位置決めすることができる。又、本発明は、磁気デ
ィスクのような、磁気テープ以外の磁気媒体に対しても
使用可能である。
プ」スロット・ノイズ・パワーのレベル及び「オンテー
プ」スロット・ノイズ・パワーのレベルを得るために、
MR素子は、移動中の磁気テープから完全に離れるよう
に移動され、しかる後、移動中の磁気テープ上に完全に
移動される。これらの両レベルの間の差を、1よりも大
きい或る係数によって除算して、基準スロット・ノイズ
・パワーのレベルを求める。次に、MR素子のスロット
・ノイズ・パワーのレベルが基準スロット・ノイズ・パ
ワーのレベルに等しくなるまで、MR素子が磁気テープ
上に移動される。MR素子の幅が分かっていれば、MR
素子の変位と積分されたスロット・ノイズ・パワーとの
間の直線的な関係を使用して、磁気テープのエッジを決
定することが可能になる。一旦この基準位置(エッジ)
が決定されると、MR素子を持った読み取りヘッド及び
書き込みヘッドを、磁気テープの既知のエッジから磁気
テープ上の任意の所望のトラックまで位置決めすること
ができる。他の実施例では、最大のノイズ・パワーが検
出されるまで、ステッピング・モータを利用してMR素
子を位置決めすることができる。又、本発明は、磁気デ
ィスクのような、磁気テープ以外の磁気媒体に対しても
使用可能である。
【0011】本発明によれば、磁気テープのエッジの位
置を決定するために、磁気テープのエッジに隣接して制
御トラックを書き込み、しかる後、読み取りヘッドでも
ってその制御トラックを読み取るという必要がない。本
発明は、磁気テープが磁気テープ駆動装置内に装着され
た時、単に、MR素子と移動中の磁気テープとの間の摩
擦接触に応じて発生されるノイズを使用して、磁気テー
プ駆動装置を初期設定するだけである。又、磁気テープ
が取り外された後に他のテープ駆動装置内に装着される
時には、磁気テープのエッジを検出するための同じ初期
設定ステップを行えばよい。こうすることによって、本
発明を使用するすべての磁気テープ駆動装置相互間に動
作上の統一性を与えることができる。
置を決定するために、磁気テープのエッジに隣接して制
御トラックを書き込み、しかる後、読み取りヘッドでも
ってその制御トラックを読み取るという必要がない。本
発明は、磁気テープが磁気テープ駆動装置内に装着され
た時、単に、MR素子と移動中の磁気テープとの間の摩
擦接触に応じて発生されるノイズを使用して、磁気テー
プ駆動装置を初期設定するだけである。又、磁気テープ
が取り外された後に他のテープ駆動装置内に装着される
時には、磁気テープのエッジを検出するための同じ初期
設定ステップを行えばよい。こうすることによって、本
発明を使用するすべての磁気テープ駆動装置相互間に動
作上の統一性を与えることができる。
【0012】
【実施例】実施例を説明するに先立ち、複数の図面にお
ける同じ参照番号は、同等の又は同様の部分を示すこと
を指摘しておく。図1には、磁気テープ22を含む磁気
テープ駆動装置20が示され、磁気テープ22は1対の
リール24及び26の間で駆動される。リール24は、
モータ制御装置30によって制御されるモータ28によ
り駆動可能であり、リール26は、モータ制御装置30
によって制御されるモータ32により駆動可能である。
磁気ヘッド40は磁気テープ22と接触及び離隔し、接
触時に磁気テープ22の書き込み又は読み取りを行うこ
とができる。モータ42は、磁気ヘッド40の位置決め
を行うために磁気ヘッド40に接続され、そして磁気ヘ
ッド40及びモータ42は、モータ42を制御するため
及び磁気ヘッド40と授受する信号を処理するためにコ
ントローラ44に接続される。
ける同じ参照番号は、同等の又は同様の部分を示すこと
を指摘しておく。図1には、磁気テープ22を含む磁気
テープ駆動装置20が示され、磁気テープ22は1対の
リール24及び26の間で駆動される。リール24は、
モータ制御装置30によって制御されるモータ28によ
り駆動可能であり、リール26は、モータ制御装置30
によって制御されるモータ32により駆動可能である。
磁気ヘッド40は磁気テープ22と接触及び離隔し、接
触時に磁気テープ22の書き込み又は読み取りを行うこ
とができる。モータ42は、磁気ヘッド40の位置決め
を行うために磁気ヘッド40に接続され、そして磁気ヘ
ッド40及びモータ42は、モータ42を制御するため
及び磁気ヘッド40と授受する信号を処理するためにコ
ントローラ44に接続される。
【0013】図2は、磁気ヘッド40内に含まれるMR
素子46の概略図である。MR素子46は、薄膜ギャッ
プ層(図示せず)の間にサンドウィッチされた薄膜であ
り、一方、それらの薄膜ギャップ層は、第1薄膜シール
ド層及び第2薄膜シールド層(図示せず)の間にサンド
ウィッチされる。読み取りヘッドとして使用されるMR
素子の詳細な説明に関しては、米国特許出願第08/1
03487号を参照されたい。MR素子46は、非アク
ティブ部分50及び52の間に置かれたアクティブ部分
48を有する。非アクティブ部分50及び52は、リー
ド54及び56の接続によって、磁束流入に対して非ア
クティブにされる。リード54及び56は、MR素子4
6のアクティブ部分48を通して直流感知電流を送る直
流電源58に接続される。MR素子46は、典型的に
は、NiFeであるパーマロイから構成される。磁気テ
ープ22からの磁界がMR素子46に到達する時、アク
ティブ部分48の抵抗がその磁界の強度に比例して変化
する。リード54及び56の間には、対応する電圧変化
が生じる。その電圧変化は、リード54及び56の間に
接続された差動増幅器60によって検出される。
素子46の概略図である。MR素子46は、薄膜ギャッ
プ層(図示せず)の間にサンドウィッチされた薄膜であ
り、一方、それらの薄膜ギャップ層は、第1薄膜シール
ド層及び第2薄膜シールド層(図示せず)の間にサンド
ウィッチされる。読み取りヘッドとして使用されるMR
素子の詳細な説明に関しては、米国特許出願第08/1
03487号を参照されたい。MR素子46は、非アク
ティブ部分50及び52の間に置かれたアクティブ部分
48を有する。非アクティブ部分50及び52は、リー
ド54及び56の接続によって、磁束流入に対して非ア
クティブにされる。リード54及び56は、MR素子4
6のアクティブ部分48を通して直流感知電流を送る直
流電源58に接続される。MR素子46は、典型的に
は、NiFeであるパーマロイから構成される。磁気テ
ープ22からの磁界がMR素子46に到達する時、アク
ティブ部分48の抵抗がその磁界の強度に比例して変化
する。リード54及び56の間には、対応する電圧変化
が生じる。その電圧変化は、リード54及び56の間に
接続された差動増幅器60によって検出される。
【0014】従来技術では、磁気テープのエッジに関す
るMR素子の位置を決定するために磁気テープのエッジ
における磁束流入の読み取りに依存していた。しかし、
本発明は、MR素子46の他の現象に依存するものであ
る。この現象とは、MR素子46が移動中の磁気テープ
22と接触している時に、MR素子46の加熱によって
生ぜられる温度変化に起因してMR素子46の抵抗が変
化するというものである。MR素子46が移動中の磁気
テープ22上に完全に置かれる時、それらの間の摩擦
は、MR素子46を加熱して、その抵抗を増加させる。
その結果、差動増幅器60においてノイズ電圧を生じ
る。一方、MR素子46が磁気テープ22から完全に離
れている時、このノイズ電圧の大きさは小さくなるが、
これはMR素子46及びそれに接続された回路の固有の
特性に起因するものである。図3は、この現象を示して
いる。本発明は、この現象を有害な現象として除去しよ
うとするのではなく、有用な現象として積極的に活用し
ようとするものである。
るMR素子の位置を決定するために磁気テープのエッジ
における磁束流入の読み取りに依存していた。しかし、
本発明は、MR素子46の他の現象に依存するものであ
る。この現象とは、MR素子46が移動中の磁気テープ
22と接触している時に、MR素子46の加熱によって
生ぜられる温度変化に起因してMR素子46の抵抗が変
化するというものである。MR素子46が移動中の磁気
テープ22上に完全に置かれる時、それらの間の摩擦
は、MR素子46を加熱して、その抵抗を増加させる。
その結果、差動増幅器60においてノイズ電圧を生じ
る。一方、MR素子46が磁気テープ22から完全に離
れている時、このノイズ電圧の大きさは小さくなるが、
これはMR素子46及びそれに接続された回路の固有の
特性に起因するものである。図3は、この現象を示して
いる。本発明は、この現象を有害な現象として除去しよ
うとするのではなく、有用な現象として積極的に活用し
ようとするものである。
【0015】図3のグラフは、MR素子46のオンテー
プ・ノイズ・パワー(積分したノイズ電圧)及びオフテ
ープ・ノイズ・パワーを、dBmを単位として、0乃至
5MHzまでの周波数(MHz)にわたって示したもの
である。オンテープ・ノイズ・パワーは、MR素子46
のベアリング面が移動中の磁気テープ22上に完全に置
かれている時、MR素子46のリード54及び56の間
で測定されたノイズ電圧の大きさから取り出される。一
方、オフテープ・ノイズ・パワーは、ベアリング面が移
動中の磁気テープ22から完全に離れている時に測定さ
れる。前述のように、オフテープ・ノイズ・パワーは固
有のものであり、一方、オンテープ・ノイズ・パワーは
MR素子46と移動中の磁気テープ22との摩擦接触に
よるものである。これらのノイズ・パワーの差は、約
0.5MHz乃至1.0MHzの周波数範囲内では、約1
2dBmの最大値となることに留意すべきである。これ
は、「スロット・ノイズ」と呼ばれる。MR素子46が
移動中の磁気テープ22上に完全に置かれている時の最
大のオンテープ・スロット・ノイズ・パワーが約−60
dBmであると仮定すると、磁気テープ22のエッジが
MR素子46の幅を二分する時、−63dBmの中間ス
ロット・ノイズ・パワーが正確に生じるであろう。なぜ
なら、磁気テープ22とMR素子46との間の摩擦によ
って発生される熱の量は、磁気テープ22と接触したM
R素子46の幅に直線的に比例するためである。
プ・ノイズ・パワー(積分したノイズ電圧)及びオフテ
ープ・ノイズ・パワーを、dBmを単位として、0乃至
5MHzまでの周波数(MHz)にわたって示したもの
である。オンテープ・ノイズ・パワーは、MR素子46
のベアリング面が移動中の磁気テープ22上に完全に置
かれている時、MR素子46のリード54及び56の間
で測定されたノイズ電圧の大きさから取り出される。一
方、オフテープ・ノイズ・パワーは、ベアリング面が移
動中の磁気テープ22から完全に離れている時に測定さ
れる。前述のように、オフテープ・ノイズ・パワーは固
有のものであり、一方、オンテープ・ノイズ・パワーは
MR素子46と移動中の磁気テープ22との摩擦接触に
よるものである。これらのノイズ・パワーの差は、約
0.5MHz乃至1.0MHzの周波数範囲内では、約1
2dBmの最大値となることに留意すべきである。これ
は、「スロット・ノイズ」と呼ばれる。MR素子46が
移動中の磁気テープ22上に完全に置かれている時の最
大のオンテープ・スロット・ノイズ・パワーが約−60
dBmであると仮定すると、磁気テープ22のエッジが
MR素子46の幅を二分する時、−63dBmの中間ス
ロット・ノイズ・パワーが正確に生じるであろう。なぜ
なら、磁気テープ22とMR素子46との間の摩擦によ
って発生される熱の量は、磁気テープ22と接触したM
R素子46の幅に直線的に比例するためである。
【0016】従って、MR素子46が移動中の磁気テー
プ22上への中間にある時、MR素子46は、移動中の
磁気テープ22上に完全に置かれている時に発生される
最大スロット・ノイズ・パワー・レベルの1/2のスロ
ット・ノイズ・パワー・レベルを発生する。図3のグラ
フは、10kHzの解像帯域幅(RBW)及び100H
zのビデオ帯域幅(VBW)を有するスペクトル分析器
によって得られた。MR素子46の幅は35μmであ
り、磁気ヘッド40と磁気テープ22との間の相対的な
速度は2.0m/秒であった。MR素子46の感知電流
は12.5mAであり、磁気テープ22は通常の金属粉
末型のものであった。本発明は、大きな熱電圧スパイク
を生じさせるが電子的フィルタリングによって除去可能
な磁気テープ22の凹凸性による加熱に応答しないこと
に留意すべきである。本発明は、単に、MR素子46と
移動中の磁気テープ22との間の摩擦接触によるMR素
子46の加熱に依存するだけである。本発明は、磁気テ
ープ22の粗度のような変数及び室温、磁気テープ駆動
装置20の温度のような環境状態について実質的に無関
係に動作するということにも留意すべきである。
プ22上への中間にある時、MR素子46は、移動中の
磁気テープ22上に完全に置かれている時に発生される
最大スロット・ノイズ・パワー・レベルの1/2のスロ
ット・ノイズ・パワー・レベルを発生する。図3のグラ
フは、10kHzの解像帯域幅(RBW)及び100H
zのビデオ帯域幅(VBW)を有するスペクトル分析器
によって得られた。MR素子46の幅は35μmであ
り、磁気ヘッド40と磁気テープ22との間の相対的な
速度は2.0m/秒であった。MR素子46の感知電流
は12.5mAであり、磁気テープ22は通常の金属粉
末型のものであった。本発明は、大きな熱電圧スパイク
を生じさせるが電子的フィルタリングによって除去可能
な磁気テープ22の凹凸性による加熱に応答しないこと
に留意すべきである。本発明は、単に、MR素子46と
移動中の磁気テープ22との間の摩擦接触によるMR素
子46の加熱に依存するだけである。本発明は、磁気テ
ープ22の粗度のような変数及び室温、磁気テープ駆動
装置20の温度のような環境状態について実質的に無関
係に動作するということにも留意すべきである。
【0017】図4、図6、図8及び図10は、(MR素
子46を有する)磁気ヘッド40と磁気テープ22との
相対的位置の概略的表示である。図5、図7、及び図9
は、MR素子46によって測定されたノイズ電圧を示
す。図4では、磁気ヘッド40は、MR素子46が完全
に磁気テープ22から離れるように置かれている。図5
には、MR素子46によって発生される代表的な固有の
ノイズ信号が示されている。図6では、磁気ヘッド40
はMR素子46を完全に磁気テープ22上に置くように
移動されており、この場合には、図7に示されるように
ずっと大きなノイズ信号を生じる。図8は、図示のよう
に移動中の磁気テープ22のエッジがMR素子46の幅
を二分するように位置決めされた磁気ヘッド40を示
す。図9に示されたパワーは、図5及び図7のオフ・パ
ワーとオン・パワーとの間の差の半分に相当する。図5
及び図7に示されるオフテープ・パワー・レベル及びオ
ンテープ・パワー・レベルの間の何れかのノイズ・パワ
ー出力を設定するような任意の位置に、MR素子46を
配置可能であることに留意すべきである。図8に示すよ
うな基準位置に関するMR素子46の位置が分かった
後、図10に示すように、MR素子46を任意の所望の
データ又はサーボ・トラック22Tまで位置決めするこ
とが可能である。なぜなら、磁気テープ22のエッジ2
2Eから磁気テープ22上の1つ以上のトラックまでの
距離が分かっているためである。書き込みヘッド62が
データを書き込み、そしてMR素子46が読み取り又は
書き込み検証を行うものと仮定すると、図11に示すよ
うな例示的データ出力(図5、図7、及び図9に関連し
て目盛り付けされているのではない)が得られる。
子46を有する)磁気ヘッド40と磁気テープ22との
相対的位置の概略的表示である。図5、図7、及び図9
は、MR素子46によって測定されたノイズ電圧を示
す。図4では、磁気ヘッド40は、MR素子46が完全
に磁気テープ22から離れるように置かれている。図5
には、MR素子46によって発生される代表的な固有の
ノイズ信号が示されている。図6では、磁気ヘッド40
はMR素子46を完全に磁気テープ22上に置くように
移動されており、この場合には、図7に示されるように
ずっと大きなノイズ信号を生じる。図8は、図示のよう
に移動中の磁気テープ22のエッジがMR素子46の幅
を二分するように位置決めされた磁気ヘッド40を示
す。図9に示されたパワーは、図5及び図7のオフ・パ
ワーとオン・パワーとの間の差の半分に相当する。図5
及び図7に示されるオフテープ・パワー・レベル及びオ
ンテープ・パワー・レベルの間の何れかのノイズ・パワ
ー出力を設定するような任意の位置に、MR素子46を
配置可能であることに留意すべきである。図8に示すよ
うな基準位置に関するMR素子46の位置が分かった
後、図10に示すように、MR素子46を任意の所望の
データ又はサーボ・トラック22Tまで位置決めするこ
とが可能である。なぜなら、磁気テープ22のエッジ2
2Eから磁気テープ22上の1つ以上のトラックまでの
距離が分かっているためである。書き込みヘッド62が
データを書き込み、そしてMR素子46が読み取り又は
書き込み検証を行うものと仮定すると、図11に示すよ
うな例示的データ出力(図5、図7、及び図9に関連し
て目盛り付けされているのではない)が得られる。
【0018】図12には、MR素子46を持った磁気ヘ
ッド40を磁気テープ22のエッジに関して位置決めす
るための装置が示される。その装置は、アクチュエータ
66を介して磁気ヘッド40に接続されたボイス・コイ
ル64を含む。ボイス・コイル64は、磁気テープ22
の幅方向に直線的に磁気ヘッド40を移動させるよう
に、ボイス・コイル制御装置65からの信号に応答して
アクチュエータ66を直線的に移動させることができ
る。アクチュエータ66は、磁気テープ駆動装置20に
おける磁気ヘッド40のホーム位置又は衝突停止位置を
設定するための停止子70と係合可能な、横方向の突起
部68を持つものでよい。このホーム位置又は衝突停止
位置は、MR素子46がオフテープ・ノイズ電圧の読み
取りを行うように完全に磁気テープ22を離れる位置で
もある。
ッド40を磁気テープ22のエッジに関して位置決めす
るための装置が示される。その装置は、アクチュエータ
66を介して磁気ヘッド40に接続されたボイス・コイ
ル64を含む。ボイス・コイル64は、磁気テープ22
の幅方向に直線的に磁気ヘッド40を移動させるよう
に、ボイス・コイル制御装置65からの信号に応答して
アクチュエータ66を直線的に移動させることができ
る。アクチュエータ66は、磁気テープ駆動装置20に
おける磁気ヘッド40のホーム位置又は衝突停止位置を
設定するための停止子70と係合可能な、横方向の突起
部68を持つものでよい。このホーム位置又は衝突停止
位置は、MR素子46がオフテープ・ノイズ電圧の読み
取りを行うように完全に磁気テープ22を離れる位置で
もある。
【0019】また図12には、MR素子46からの信号
に応答してボイス・コイル制御装置65を作動させるた
めの好適なコントローラ44も示されている。オフテー
プ・ノイズ電圧は、図2に示されるように、MR素子4
6のリード54及び56の間に接続された差動増幅器6
0によって検出される。このオフテープ・ノイズ電圧
は、0.5乃至1.0MHzの間で動作可能な帯域フィル
タ72によって受け取られる。帯域フィルタ72は、こ
の帯域幅内のスロット・ノイズ電圧を供給し、そのスロ
ット・ノイズ電圧を整流器74が受け取る。整流器74
の出力は、オフ・トラック・スロット・ノイズ・パワー
を合計しそれをプロセッサ78に送る積分器76によっ
て積分される。プロセッサ78は、ボイス・コイル64
を付勢するボイス・コイル制御装置65を制御する。ボ
イス・コイル64は、図6に示されるように、磁気ヘッ
ド40を完全なオンテープ位置まで移動させる。かく
て、差動増幅器60は、オンテープ・ノイズ電圧を受け
取り、そしてこのオンテープ・ノイズ電圧は、プロセッ
サ78に対するオフテープ・ノイズ電圧と同じ方法で処
理される。
に応答してボイス・コイル制御装置65を作動させるた
めの好適なコントローラ44も示されている。オフテー
プ・ノイズ電圧は、図2に示されるように、MR素子4
6のリード54及び56の間に接続された差動増幅器6
0によって検出される。このオフテープ・ノイズ電圧
は、0.5乃至1.0MHzの間で動作可能な帯域フィル
タ72によって受け取られる。帯域フィルタ72は、こ
の帯域幅内のスロット・ノイズ電圧を供給し、そのスロ
ット・ノイズ電圧を整流器74が受け取る。整流器74
の出力は、オフ・トラック・スロット・ノイズ・パワー
を合計しそれをプロセッサ78に送る積分器76によっ
て積分される。プロセッサ78は、ボイス・コイル64
を付勢するボイス・コイル制御装置65を制御する。ボ
イス・コイル64は、図6に示されるように、磁気ヘッ
ド40を完全なオンテープ位置まで移動させる。かく
て、差動増幅器60は、オンテープ・ノイズ電圧を受け
取り、そしてこのオンテープ・ノイズ電圧は、プロセッ
サ78に対するオフテープ・ノイズ電圧と同じ方法で処
理される。
【0020】プロセッサ78は、オフテープ・ノイズ電
圧とオンテープ・ノイズ電圧との間の比較を行い、そし
て両電圧の差を2のような1よりも大きい整数によって
除算することにより、移動中の磁気テープ22のエッジ
22Eに関してMR素子46を位置決めするための基準
ノイズ電圧を設定する。もしその整数が2であれば、M
R素子46は、図8に示すように磁気テープ22のエッ
ジ22Eにおける中間に位置決めされるであろう。次
に、プロセッサ78は、エッジ22Eからのトラックの
距離に関する既知の情報を利用して、図10に示すよう
に、MR素子46を所望のトラック22Tに位置決めす
ることができる。更に、プロセッサ78は、MR素子4
6の幅、磁気ヘッド40が複数のMR素子46を有する
場合のそれらのMR素子46相互間の距離、並びに前述
のオフテープ及びオンテープ位置を知ることになる。図
13には、プロセッサ78の動作に対する例示的な流れ
図が示されている。これらの動作を処理するための詳細
な機構は、前述の米国特許に十分に開示されている。
圧とオンテープ・ノイズ電圧との間の比較を行い、そし
て両電圧の差を2のような1よりも大きい整数によって
除算することにより、移動中の磁気テープ22のエッジ
22Eに関してMR素子46を位置決めするための基準
ノイズ電圧を設定する。もしその整数が2であれば、M
R素子46は、図8に示すように磁気テープ22のエッ
ジ22Eにおける中間に位置決めされるであろう。次
に、プロセッサ78は、エッジ22Eからのトラックの
距離に関する既知の情報を利用して、図10に示すよう
に、MR素子46を所望のトラック22Tに位置決めす
ることができる。更に、プロセッサ78は、MR素子4
6の幅、磁気ヘッド40が複数のMR素子46を有する
場合のそれらのMR素子46相互間の距離、並びに前述
のオフテープ及びオンテープ位置を知ることになる。図
13には、プロセッサ78の動作に対する例示的な流れ
図が示されている。これらの動作を処理するための詳細
な機構は、前述の米国特許に十分に開示されている。
【0021】図14乃至図16には、MR素子46にお
いて摩擦により発生される熱性ノイズを使用するための
他の機構が示される。図14では、ノイズ・パワーが位
置80において増加し始めるまで、MR素子46は磁気
テープ22のエッジ22Eに向けて徐々に移動可能であ
り、しかる後、MR素子46は或る位置82から位置8
0へステッピング・モータにより小さいインクレメント
で方向を反転可能である。これは、MR素子46の前方
エッジが磁気テープ22のエッジ22Eと整列すること
に対応するであろう。図15では、各々が1つのMR素
子46を保持する、2つの磁気ヘッド40が使用可能で
ある。これらの磁気ヘッド40は一緒に接続され、「ヘ
ッド1」が完全に磁気テープ22から離れ且つ「ヘッド
2」が完全に磁気テープ22上にあるように位置決めさ
れる。次に、「ヘッド1」と「ヘッド2」の熱性ノイズ
信号の差を求め、この差を1よりも大きい整数によって
除算して、基準ノイズ・パワーを設定することができ
る。図16は、2つの磁気ヘッド40のMR素子46の
ノイズ・パワー測定が、MRヘッド46を既知の位置に
位置決めするように等しくされることを除けば、図14
と同じである。
いて摩擦により発生される熱性ノイズを使用するための
他の機構が示される。図14では、ノイズ・パワーが位
置80において増加し始めるまで、MR素子46は磁気
テープ22のエッジ22Eに向けて徐々に移動可能であ
り、しかる後、MR素子46は或る位置82から位置8
0へステッピング・モータにより小さいインクレメント
で方向を反転可能である。これは、MR素子46の前方
エッジが磁気テープ22のエッジ22Eと整列すること
に対応するであろう。図15では、各々が1つのMR素
子46を保持する、2つの磁気ヘッド40が使用可能で
ある。これらの磁気ヘッド40は一緒に接続され、「ヘ
ッド1」が完全に磁気テープ22から離れ且つ「ヘッド
2」が完全に磁気テープ22上にあるように位置決めさ
れる。次に、「ヘッド1」と「ヘッド2」の熱性ノイズ
信号の差を求め、この差を1よりも大きい整数によって
除算して、基準ノイズ・パワーを設定することができ
る。図16は、2つの磁気ヘッド40のMR素子46の
ノイズ・パワー測定が、MRヘッド46を既知の位置に
位置決めするように等しくされることを除けば、図14
と同じである。
【0022】本発明は、単一のMR素子を持った磁気ヘ
ッド又は複数のMR素子を持った磁気ヘッドに対して使
用可能である。基準位置が検出された後、前述のよう
に、単一のMR素子を磁気テープ上の1つ以上の所望の
トラックまで位置決めすることが可能である。基準位置
が検出された後、複数のMR素子に対しては幾つかのモ
ードがある。1つのモードは、MR素子の1つを磁気テ
ープのエッジにおける基準位置に対して専用のものに
し、他のMR素子をトラック読み取り位置に置くもので
ある。他のモードは、複数のMR素子を有する磁気ヘッ
ドを磁気テープ上の1つ以上のトラックまで位置決めす
るものである。
ッド又は複数のMR素子を持った磁気ヘッドに対して使
用可能である。基準位置が検出された後、前述のよう
に、単一のMR素子を磁気テープ上の1つ以上の所望の
トラックまで位置決めすることが可能である。基準位置
が検出された後、複数のMR素子に対しては幾つかのモ
ードがある。1つのモードは、MR素子の1つを磁気テ
ープのエッジにおける基準位置に対して専用のものに
し、他のMR素子をトラック読み取り位置に置くもので
ある。他のモードは、複数のMR素子を有する磁気ヘッ
ドを磁気テープ上の1つ以上のトラックまで位置決めす
るものである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、磁気媒体上に最初に制
御トラックを書き込むことなくその磁気媒体のエッジを
検出することが可能となる。従来は無用なものと考えら
れていた、磁気媒体とMR素子との接触摩擦による熱性
ノイズを使用して磁気媒体のエッジを検出することが可
能である。
御トラックを書き込むことなくその磁気媒体のエッジを
検出することが可能となる。従来は無用なものと考えら
れていた、磁気媒体とMR素子との接触摩擦による熱性
ノイズを使用して磁気媒体のエッジを検出することが可
能である。
【図1】磁気テープ駆動装置の概略図である。
【図2】MR素子が感知電流を受け、差動電圧を出力す
ることを示す概略図である。
ることを示す概略図である。
【図3】スペクトル分析器により検出されたオフテープ
及びオンテープ・パワー(dBm)の周波数(MHz)
特性を表すグラフである。
及びオンテープ・パワー(dBm)の周波数(MHz)
特性を表すグラフである。
【図4】MR素子が磁気テープから完全に離れた状態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図5】図4のMR素子によって発生される例示的なノ
イズ信号を示す図である。
イズ信号を示す図である。
【図6】MR素子が完全に移動中の磁気テープ上に置か
れた状態を示す概略図である。
れた状態を示す概略図である。
【図7】図6のMR素子によって発生される例示的なノ
イズ信号を示す図である。
イズ信号を示す図である。
【図8】磁気テープのエッジがMR素子の幅を二分する
形でMR素子が置かれた状態を示す概略図である。
形でMR素子が置かれた状態を示す概略図である。
【図9】図8のMR素子によって発生される例示的なノ
イズ信号を示す図である。
イズ信号を示す図である。
【図10】MR素子が移動中の磁気テープ上の所望のト
ラックに中心合わせされた状態を示す概略図である。
ラックに中心合わせされた状態を示す概略図である。
【図11】図10のMR素子によって読み取られた例示
的なデータ信号を示す図である。
的なデータ信号を示す図である。
【図12】MR素子が磁気テープのエッジに関して既知
の位置に位置付けられるように、磁気ヘッドを位置付け
るための例示的回路の概略図である。
の位置に位置付けられるように、磁気ヘッドを位置付け
るための例示的回路の概略図である。
【図13】図12のプロセッサに対する例示的な流れ図
である。
である。
【図14】本発明に従って磁気テープのエッジの位置を
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
【図15】本発明に従って磁気テープのエッジの位置を
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
【図16】本発明に従って磁気テープのエッジの位置を
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
決定するための1つ以上のノイズ信号の概略図である。
40 磁気ヘッド 44 コントローラ 46 MR素子
Claims (13)
- 【請求項1】磁気媒体が移動する時、磁気抵抗(MR)
変換器及び磁気媒体が摩擦接触し、 該摩擦接触が該MR変換器にノイズ信号を発生させるタ
イプの磁気媒体のエッジに関する該MR変換器の基準位
置を見つけるための検出装置にして、 前記MR変換器と、 前記MR変換器に接続され、前記MR変換器と移動中の
前記磁気媒体との間の摩擦接触に応答してノイズ信号を
発生するための信号発生手段と、前 記MR変換器に結合され、前記MR変換器が前記磁気
媒体から完全に離れている第1の位置に前記MR変換器
を移動させるとともに、前記MR変換器が完全に前記磁
気媒体上にある第2の位置に前記MR変換器を移動させ
るための位置決め手段と、 前記信号発生手段に接続され、前記MR変換器が前記第
1の位置に移動されている時に前記信号発生手段から発
生されるオフ変換器ノイズ信号と、前記MR変換器が前
記第2の位置に移動されている時に前記信号発生手段か
ら発生されるオン変換器ノイズ信号との間のノイズ・レ
ベルにある基準ノイズ信号を発生するためのコントロー
ラと、 を備え、前記基準ノイズ信号が前記磁気媒体のエッジに
関する前記MR変換器の基準位置を表すことを特徴とす
る前記検出装置。 - 【請求項2】前記コントローラは前記磁気媒体上の位置
指定された所望の位置に対応する前記基準位置に関する
位置決め信号を発生すること、及び前記位置決め手段は
前記コントローラに接続され、前記MR変換器を前記所
望の位置に移動させることを特徴とする請求項1記載の
検出装置。 - 【請求項3】前記位置決め手段は前記基準位置から所定
の距離にある情報トラック位置まで前記磁気媒体上の前
記MR変換器を位置決めすることを特徴とする請求項2
記載の検出装置。 - 【請求項4】前記信号発生手段は、前記MR変換器の1対のリード端子にそれぞれ接続され
た1対の入力を有する 差動増幅器と、 前記差動増幅器の出力に接続され、帯域パス・スロット
・ノイズ出力を発生するための帯域フィルタと、前記帯域フィルタの出力に接続され、前記帯域パス・ス
ロット・ノイズ出力を整流して整流スロット・ノイズ出
力を発生するための整流手段と、 前記整流手段の出力に接続され、前記整流スロット・ノ
イズを積分するための積分装置と、 を含むことを特徴とする請求項2記載の検出装置。 - 【請求項5】前記磁気媒体における前記基準位置は、前
記信号発生手段が前記オフ変換器ノイズ信号のレベル及
び前記オン変換器ノイズ信号のレベルの間の差の実質的
に50%であるノイズ信号レベルを生じる位置であるこ
とを特徴とする請求項2記載の検出装置。 - 【請求項6】前記位置決め手段は、 ボイス・コイルと、 前記MR変換器に接続され、前記ボイス・コイルの付勢
に応答して移動するアクチュエータと、 前記コントローラ及び前記ボイス・コイルに接続され、
オフ変換器ノイズ信号、オン変換器ノイズ信号、及び変
換器位置決め付勢信号でもって前記ボイス・コイルを付
勢するためのボイス・コイル制御手段と、 を含むことを特徴とする請求項2記載の検出装置。 - 【請求項7】前記磁気媒体は磁気テープであることを特
徴とする請求項2記載の検出装置。 - 【請求項8】磁気媒体が移動する時、磁気抵抗(MR)
変換器及び該磁気媒体が摩擦接触し、該摩擦接触が、ノ
イズ信号を発生するために使用可能な熱性抵抗を該MR
変換器において生じさせるタイプの前記磁気媒体のエッ
ジに関する該MR変換器の基準位置を決定するための方
法にして、 前記熱性抵抗に比例するノイズ信号を発生するステップ
と、 オフ変換器ノイズ信号を生じさせるために前記MR変換
器を前記磁気媒体から完全に離れて移動させるステップ
と、 前記磁気媒体を移動させるステップと、 オン変換器ノイズ信号を生じさせるために前記MR変換
器を前記磁気媒体上に完全に移動させるステップと、 前記オフ変換器ノイズ信号及び前記オン変換器ノイズ信
号の間の差を1よりも大きい整数により除算することに
よって基準ノイズ信号を発生するステップと、 を含み、 前記基準ノイズ信号は前記基準位置に対応することを特
徴とする方法。 - 【請求項9】前記基準位置に関して位置決めされる前記
磁気媒体上の所望の位置まで前記MR変換器を移動させ
るステップを含むことを特徴とする請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】前記所望の位置は前記磁気媒体上の情報
トラック又はサーボ・トラックであることを特徴とする
請求項9記載の方法。 - 【請求項11】前記整数は2であることを特徴とする請
求項10記載の方法。 - 【請求項12】前記磁気媒体は磁気テープであることを
特徴とする請求項11記載の方法。 - 【請求項13】前記ノイズ信号を発生するステップは、 前記MR素子を通して感知電流を導通させて、前記MR
素子の熱性抵抗に比例した電圧降下を前記MR素子の1
対のリード端子間に生じさせるステップと、 前記MR素子の前記1対のリード端子間の電圧降下を検
出してノイズ信号出力を発生するステップと、 前記ノイズ信号出力を受け取って帯域パス・スロット・
ノイズ出力を発生するステップと、 前記スロット・ノイズ出力を整流して整流スロット・ノ
イズ出力を発生するステップと、 前記整流スロット・ノイズ出力を積分して前記磁気テー
プ上の前記MR素子の基準位置に対応した基準ノイズ信
号を発生するステップと、 を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US231420 | 1994-04-22 | ||
US08/231,420 US5457585A (en) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | Tape edge detector using off tape and on tape MR noise |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0855382A JPH0855382A (ja) | 1996-02-27 |
JP2853827B2 true JP2853827B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=22869180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7039798A Expired - Fee Related JP2853827B2 (ja) | 1994-04-22 | 1995-02-28 | Mrノイズを使用するテープ・エッジ検出装置及びその方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5457585A (ja) |
EP (1) | EP0678858A2 (ja) |
JP (1) | JP2853827B2 (ja) |
KR (1) | KR0153228B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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