JP2853449B2 - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JP2853449B2
JP2853449B2 JP4125840A JP12584092A JP2853449B2 JP 2853449 B2 JP2853449 B2 JP 2853449B2 JP 4125840 A JP4125840 A JP 4125840A JP 12584092 A JP12584092 A JP 12584092A JP 2853449 B2 JP2853449 B2 JP 2853449B2
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JP
Japan
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track
information recording
recording medium
tracks
wobble
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広通 石橋
充郎 守屋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや磁気ディ
スクといった、高い情報検索機能を持った情報記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク等の情報記録媒体は益
々大容量化の方向にある。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
情報記録媒体の一例について説明する。
【0004】図5は従来の情報記録媒体の構成を示すも
のである。図5において、101、102はウォブルマ
ークであり、トラックT1の中心線位置を示すものであ
る。104は記録情報領域であり、トラックT1の中心
線(図中一点鎖線)に沿って設けられている。103は
トラックアドレスであり、トラックT1を他トラックT
2、T3と区別するものである。トラックT1、T2、
T3におけるトラックアドレスはすべて異なっている。
【0005】以上のように構成された情報記録媒体につ
いて、以下その動作について説明する。
【0006】記録再生ヘッドを用いてトラックT1に設
けられた情報記録領域104に情報を記録するかあるい
は再生する場合、上記記録再生ヘッドは必ずトラックT
1の中心線上に位置していなければならない。そのた
め、記録再生ヘッドはまずトラックアドレス103を識
別し、さらにウォブルマーク101、102の再生振幅
が等しくなるようにトラッキング制御をかける。しかる
後に上記記録再生ヘッドは記録情報領域104に情報を
記録する。(例えば、Y.Nakasima, et.al.,"86mmMagnet
o-optical Disk Drive", Proc. of SPIE, vol.1316, p
p.16-29; 中島他、"86mm 光磁気ドライブ"、プロシーデ
ィング オブ エスピーアイイー、第1316 巻、第16-29
頁)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、トラックの本数が多いほどトラックアド
レスを記述するに必要なビット数が増え、その結果、情
報記録領域が圧迫されるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、より少ないビ
ット数でトラックアドレスを表記した情報記録媒体を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の情報記録媒体は、情報を記録するトラック群
を有し、各トラックはそれぞれ中心線に沿って設けられ
た情報記録領域と、上記トラックを他トラックと区別す
るトラック識別マークとを具備するものであって、隣接
する2トラックは互いに逆のトラッキング誤差検出極性
を持つことを特徴とし、さらに上記トラック識別マーク
を、隣接する2トラックずつ同一のパターンで設けたこ
とを特徴としたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、トラッキング
制御の極性によって、同一のパターンを持つ2トラック
に実質的に一義的なアドレス付けを行うことが可能にな
り、その結果、従来と同じビット数で従来の2倍のトラ
ック数のアドレスを記述できることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の情報記録媒体につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例における情報記録媒
体の構成を示すものである。図1において、1、2、
3、4はウォブルマーク、5、6はトラック識別マー
ク、7は情報記録領域であり、各々は従来例のものとほ
ぼ同一の機能を持つ。従来例と異なるのは、ウォブルマ
ーク対1、2とウォブルマーク対3、4はそれぞれ逆の
検出特性が得られるように配置されていることと、トラ
ックT1、T2に設けられたトラック識別マーク5、6
は全く同じパターンで構成されていることである。
【0013】以上のように構成された情報記録媒体につ
いて、以下図1及び図2を用いてその動作を説明する。
【0014】まず図2は図1に示した情報記録媒体から
採取されるトラッキング誤差信号を示すものである。ト
ラッキング誤差信号は記録再生ヘッドが読みとったウォ
ブルマーク対の一方の振幅と他方の振幅の差から求めら
れる。トラックT1とトラックT3におけるトラッキン
グ誤差信号は図2では右下がりの極性(これを負極性と
する)を示し、これとは反対にトラックT2とトラック
T4におけるトラッキング誤差信号は右下がりの極性
(正極性)を示す。トラックT1とT2は図1に示され
ているように同一パターンのトラック識別マーク5およ
び6が設けられているが、図2のようにトラッキング極
性が正反対である。ここで、負極性のトラッキング制御
を実行した場合、上記記録再生ヘッドはトラックT1に
引き込まれ、正極性制御の場合はトラックT2に引き込
まれる。従って、同一パターンであってもトラッキング
制御の極性で両者を一義的に分離できることになる。
【0015】以上のように本実施例のよれば、ウォブル
マーク対1、2とウォブルマーク対3、4をそれぞれ逆
の検出特性が得られるように配置し、隣接するトラック
T1、T2に全く同じパターンで構成されたトラック識
別マーク5、6を設けることにより、結果的に、従来と
同じビット数で従来の2倍のトラック数のアドレスを記
述できる。
【0016】なお、本実施例ではトラック識別マークを
従来のトラックアドレスと等価なものとしたが、トラッ
クアドレスに限らず、トラックシーク用に設けられたグ
レイコードアドレスとして応用しても良い。
【0017】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図3、図4は本発明の第2の実
施例を示す情報記録媒体の構成図である。
【0018】図3において、5、6はトラック識別マー
ク、7は情報記録領域で、以上は図1の構成と同様なも
のである。図1と異なるのはウォブルマーク1、2、
3、4が隣接トラックのウォブルマークと重なり合っ
て、ウォブルマーク11、12、13として形成されて
いることである。
【0019】以上のように構成された情報記録媒体につ
いて、以下その動作を説明する。まず図5すなわち従来
の構成では、トラック密度を高めると隣接トラックのウ
ォブルマークどおしが接近し、相互の符号間干渉によっ
てトラッキング誤差検出感度が低下するといった新たな
課題が発生する。しかし図1の構成では、互いに隣接す
るトラックに設けられたウォブルマーク2とウォブルマ
ーク3は実質的に1個のウォブルマークとして機能する
ために、トラックピッチを狭くしても、その両者が重な
り合うだけで、トラッキング誤差検出能力は殆ど低下し
ない。従って、図4に示すように、ウォブルマーク2と
3が全く1つのウォブルマーク11として形成されても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、隣接する2トラ
ックにおけるウォブルマーク対に互いに逆のトラッキン
グ誤差検出極性を持たせ、隣接する2トラックに同一パ
ターンのトラッキングアドレスを設けたことにより、従
来と同じビット数で従来の2倍のトラック数のアドレス
を記述できることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報記録媒体の
構成図
【図2】同実施例における動作説明図
【図3】本発明の第2の実施例における情報記録媒体の
構成図
【図4】本発明の第2の実施例における情報記録媒体の
構成図
【図5】従来の情報記録媒体の概略図
【符号の説明】
1、2、3、4 ウォブルマーク 5、6 トラック識別マーク 7 情報記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/00 - 7/007 G11B 7/24 561 - 565

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録するトラック群を有し、各トラ
    ックはそれぞれ中心線に沿って設けられた情報記録領域
    と、上記トラックを他トラックと区別するトラック識別
    マークとを具備した情報記録媒体であって、隣接する2
    トラックは互いに逆のトラッキング誤差検出極性を持つ
    ことを特徴とし、さらに上記トラック識別マークを、隣
    接する2トラックずつ同一のパターンで設けたことを特
    徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】トラッキング誤差を供給する手段として、
    各トラックには1対のウォブルマークが設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】互いに隣接するトラックに設けられた2対
    のウォブルマークのうちそれぞれの片方が重合して形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
JP4125840A 1992-03-26 1992-05-19 情報記録媒体 Expired - Fee Related JP2853449B2 (ja)

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JP4125840A JP2853449B2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 情報記録媒体

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JPH05325197A JPH05325197A (ja) 1993-12-10
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US5982738A (en) 1995-02-14 1999-11-09 Hitachi, Ltd. Optical recording medium having at least wobbled synchronous information shared between tracks
JP2788022B2 (ja) 1995-02-14 1998-08-20 株式会社日立製作所 光記録媒体

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JPH05325197A (ja) 1993-12-10

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