JP2853020B2 - グアニジン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
グアニジン誘導体及びその製造方法Info
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Description
化作用等を有し化粧料配合成分として有用なグアニジン
誘導体又はその酸付加塩及びその製造方法に関する。
温、低湿等の厳しい気象条件下で、しばしば乾燥したり
ざらつきが生じたりする。このようなことは、洗剤や溶
剤を過度に使用したときにもみられる。この皮膚の変化
は角質層中のNMF(天然保湿因子:ナチュラル モイ
シュチャライジング ファクター)と呼ばれる吸湿性の
水溶性成分が失われ、角質層中の水分が減少し角質層の
柔軟性が少なくなるために起こると考えられている。そ
れゆえ従来の皮膚を柔軟にするための化粧料には、角質
層に水分を多く与え、なおかつそれを長時間保持させる
ことを考慮し、種々の保湿剤が配合されてきた。
分としては、有機酸とアミノ酸が知られている。有機酸
としては、α−オキシ酸の角質層柔軟化作用が知られて
おり、これを利用した保湿剤が提案されている(特公昭
55−19291号公報)。しかしこれらの保湿剤の皮
膚上における効果は一過性であり、永続しない。またα
−オキシ酸の場合は、正常な皮膚生理を阻害するような
低いpH領域(pH2〜4)でしかその効果が発現されない
等問題点が多い。
ナトリウムや水酸化カリウムなどの強アルカリを添加し
て中性pH領域で適用した例もあるが、これら強アルカリ
を多量に配合すると安定性が低下する場合もあり、また
皮膚のpH域に合わせるのにも困難を伴うため、一定の品
質の保湿剤が得られ難い。また、α−オキシ酸と塩基性
アミノ酸の組み合わせについても検討されている(特公
平3−30566号公報)。アミノ酸及びその誘導体に
ついては、ヨクイニン等の蛋白質の分解物(特公昭58
−8007号公報)やペプチドに関して、保湿効果の向
上による柔軟化について報告されている(特公昭48−
23944号、62−99315号、特開平2−178
207号公報)。しかしながら、α−オキシ酸や従来か
ら使用されているアミノ酸を配合した化粧料では、これ
を皮膚に適用したときに満足する皮膚柔軟性を得ること
ができなかった。
は、本来皮膚が有するpH領域で保湿作用、角質柔軟化作
用を有し、化粧料等の配合成分として有用な化合物を提
供することにある。
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のグアニジン誘
導体が、皮膚に高い柔軟性を付与することができること
を見出し、本発明を完成するに至った。
数2〜8のアルキレン基を示し、Dは結合手、−CO−
又は炭素数1〜6のアルキレン基を示し、Eは水素原
子、低級アルキル基、アラルキル基又は置換基を有して
いてもよいアリール基を示し、mは1〜6の数を、nは
0〜6の数を示し、R1 は水素原子、低級アルキル基又
は-(AO)m-(BO)n-D-Eを示す。ただし、Aが直鎖のアルキ
レン基、m=1、n=0のときR1 は水素原子でなく;
R1 が水素原子、メチル基又はヒドロキシエチル基のと
き-(AO)m-(BO)n-D-Eはヒドロキシエチル基でなく;R1
が水素原子のとき-(AO)m-(BO)n-D-Eは低級アルコキシエ
チル基でない。〕で表わされるグアニジン誘導体又はそ
の酸付加塩、及びその製造法を提供するものである。
れるアルキレン基としては、直鎖及び分岐鎖のいずれで
もよく、炭素数2〜6のもの、特に炭素数2〜4のもの
が好ましい。具体的には、エチレン基、トリメチレン
基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチ
レン基、プロピレン基等が挙げられるが、この中でもエ
チレン基、トリメチレン基、プロピレン基が特に好まし
い。
としては、直鎖又は分岐鎖のいずれでもよく、例えばメ
チレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、プロピレ
ン基等が挙げられる。E及びR1 で示される低級アルキ
ル基としては、炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基が挙げられ、その具体例としてはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル
基等が挙げられるが、低級アルキル基としてはメチル基
が特に好ましい。Eで示されるアラルキル基としては、
例えばベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基等
の炭素数7〜12のものが挙げられる。また、Eで示さ
れるアリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル
基が挙げられ、これらのアリール基の置換基としては、
メチル基のような低級アルキル基で置換されていてもよ
いアミノ基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシル基;低
級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル又はアラルキル
基でエステル型となっていてもよいカルボン酸残基;カ
ルバモイル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基等の低級アルキル基;メトキシ基、エトキシ基等の
低級アルコキシ基などを挙げることができる。
ましい。nは0〜6の数であるが0〜4が特に好まし
い。
手又は−CO−であり、Eが水素原子又は低級アルキル
基であるものが特に好ましい。かかるグアニジン誘導体
(1)の具体例としては、2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)エチルグアニジン、2−(2−(2−ヒドロキシエ
トキシ)エトキシ)エチルグアニジン、2−ヒドロキシ
プロピルグアニジン、N−2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)エチル−N−メチルグアニジン、N−2−(2−
(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エチル−N−メ
チルグアニジン、N−2−ヒドロキシプロピル−N−メ
チルグアニジン、N,N−ビス−(2−(2−ヒドロキ
シエトキシ)エチル)グアニジン、N,N−ビス−(2
−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エチ
ル)グアニジン、N,N−ジ−2−ヒドロキシプロピル
グアニジン、N−3−ヒドロキシプロピル−N−メチル
グアニジン、N−4−ヒドロキシブチル−N−メチルグ
アニジン、N−5−ヒドロキシペンチル−N−メチルグ
アニジン、N−6−ヒドロキシヘキシル−N−メチルグ
アニジン、N,N−ジ−3−ヒドロキシプロピルグアニ
ジン、N,N−ジ−4−ヒドロキシブチルグアニジン、
N,N−ジ−5−ヒドロキシペンチルグアニジン、N,
N−ジ−6−ヒドロキシヘキシルグアニジン、2−(2
−メトキシエトキシ)エチルグアニジン、2−(2−
(2−メトキシエトキシ)エトキシ)エチルグアニジ
ン、2−メトキシプロピルグアニジン、N−(2−メト
キシエトキシ)エチル−N−メチルグアニジン、N−2
−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)エチル−
N−メチルグアニジン、N−2−メトキシプロピル−N
−メチルグアニジン、N,N−ビス−(2−(2−メト
キシエトキシ)エチル)グアニジン、N,N−ビス−
(2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)エチ
ル)グアニジン、N,N−ジ−2−メトキシプロピルグ
アニジン、N−3−メトキシプロピル−N−メチルグア
ニジン、N−3−メトキシプロピル−N−エチルグアニ
ジン、N−4−メトキシブチル−N−メチルグアニジ
ン、N−5−メトキシペンチル−N−メチルグアニジ
ン、N−6−メトキシヘキシル−N−メチルグアニジ
ン、N,N−ジ−3−メトキシプロピルグアニジン、
N,N−ジ−4−メトキシブチルグアニジン、N,N−
ジ−5−メトキシペンチルグアニジン、N,N−ジ−6
−メトキシヘキシルグアニジン、酢酸2−(2−グアニ
ジノエトキシ)エチル、酢酸2−(2−(2−グアニジ
ノエトキシ)エトキシ)エチル、酢酸1−グアニジノ−
2−プロピル、酢酸(2−(2−(1−メチルグアニジ
ノ)エトキシ)エチル、酢酸2−(2−(2−(1−メ
チルグアニジノ)エトキシ)エトキシ)エチル、酢酸1
−(1−メチルグアニジノ)−2−プロピル、酢酸3−
(1−メチルグアニジノ)プロピル、酢酸4−(1−メ
チルグアニジノ)ブチル、酢酸5−(1−メチルグアニ
ジノ)ペンチル、酢酸6−(1−メチルグアニジノ)ヘ
キシル、安息香酸2−(2−グアニジノエトキシ)エチ
ル、サリチル酸2−グアニジノエトキシエチル、m−ヒ
ドロキシ安息香酸2−(2−グアニジノエトキシ)エチ
ル、p−ヒドロキシ安息香酸2−(2−グアニジノエト
キシ)エチル等が挙げられる。さらに好ましくは、2−
(2−ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、2−ヒ
ドロキシプロピルグアニジン、N−2−(2−ヒドロキ
シエトキシ)エチル−N−メチルグアニジン、N,N−
ジ−2−ヒドロキシプロピルグアニジン、N−5−ヒド
ロキシペンチル−N−メチルグアニジン、N−6−ヒド
ロキシヘキシル−N−メチルグアニジン、N,N−ジ−
3−ヒドロキシプロピルグアニジン、N,N−ジ−4−
ヒドロキシブチルグアニジン、N,N−ジ−5−ヒドロ
キシペンチルグアニジン等が挙げられる。
酸と塩を形成してもよい。酸付加塩とする際の酸として
は有機酸又は無機酸のいずれでも良く、例えばギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ヘキサン酸、ヘプ
タン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、
フェニル酢酸、ケイ皮酸、安息香酸、ソルビン酸、ニコ
チン酸、ウロカニン酸、ピロリドンカルボン酸等のモノ
カルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク酸、アゼライン
酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、テ
レフタル酸等のジカルボン酸;グリコール酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸、o,m,p−ヒドロキシ安
息香酸等のヒドロキシ酸;グリシン、アラニン、β−ア
ラニン、バリン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシ
ン、セリン、トレオニン、メチオニン、システイン、シ
スチン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ピペコリン
酸、トリプトファン、アスパラギン酸、アスパラギン、
グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒスチジン、オル
ニチン、アルギニン、アミノ安息香酸等のアミノ酸;メ
タンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の低
級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−トル
エンスルホン酸等のアリールスルホン酸;フッ化水素
酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水
素酸、過塩素酸、硫酸、硝酸、リン酸、炭酸等の無機酸
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
酸付加塩は、例えば次の反応式に従って製造される。
は前記と同じ〕
ル化試薬を反応させることによりグアニジン誘導体
(1)又はその酸付加塩が製造される。
しては、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−
(2−(2−アミノエトキシ)エトキシ)エタノール、
1−アミノ−2−プロパノール、2−(2−N−メチル
アミノエトキシ)エタノール、2−(2−(2−N−メ
チルアミノエトキシ)エトキシ)エタノール、1−N−
メチルアミノ−2−プロパノール、N,N−ビス−(2
−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)アミン、N,N
−ビス−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エト
キシ)エチル)アミン、N,N−ジ−(2−ヒドロキシ
プロピル)アミン、3−N−メチルアミノ−1−プロパ
ノール、4−N−メチルアミノ−1−ブタノール、5−
N−メチルアミノ−1−ペンタノール、6−N−メチル
アミノ−1−ヘキサノール、ジ−3−プロパノールアミ
ン、ジ−4−ブタノールアミン、ジ−5−ペンタノール
アミン、ジ−6−ヘキサノールアミン、2−(2−メト
キシエトキシ)エチルアミン、2−(2−(2−メトキ
シエトキシ)エトキシ)エチルアミン、2−メトキシ−
1−プロピルアミン、N−メチル−2−(2−メトキシ
エトキシ)エチルアミン、N−メチル−2−(2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ)エチルアミン、N−メ
チル−2−メトキシプロピルアミン、N,N−ビス−
(2−(2−メトキシエトキシ)エチル)アミン、N,
N−ビス−(2−(2−(2−メトキシエトキシ)エト
キシ)エチル)アミン、N,N−ジ−2−メトキシプロ
ピルアミン、N−メチル−3−メトキシプロピルアミ
ン、N−メチル−4−メトキシブチルアミン、N−メチ
ル−5−メトキシペンチルアミン、N−メチル−6−メ
トキシヘキシルアミン、N,N−ジ−3−メトキシプロ
ピルアミン、N,N−ジ−4−メトキシブチルアミン、
N,N−ジ−5−メトキシペンチルアミン、N,N−ジ
−6−メトキシヘキシルアミン等が挙げられる。
は、公知のグアニジル化試薬、例えばシアナミド、S−
アルキルイソチオ尿素、O−アルキルイソ尿素、アミノ
イミノメタンスルホン酸、3,5−ジメチル−1−グア
ニルピラゾール、1H−ピラゾール−1−カルボアミジ
ン等が挙げられる。
ルキルイソ尿素、3,5−ジメチル−1−グアニルピラ
ゾール、1H−ピラゾール−1−カルボアミジンを用い
た場合、水酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、ア
ンモニア水;トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジメチルピペラジン、N−メチルピペラ
ジン等の3級アミン;ピリジンなどの塩基の存在下に、
0℃〜200℃、1時間〜72時間攪拌すればよい。ま
た、シアナミドを用いた場合には、0℃〜200℃、1
時間〜72時間攪拌するか、あるいは前記グアニジンの
酸付加物で例示した酸の存在下に、25℃〜160℃、
1〜72時間攪拌すればよい。
添加して酸付加塩として単離することができる。
の酸付加塩は、保湿作用、角質柔軟化作用を有し、皮膚
化粧料、毛髪化粧料の配合成分として有用である。さら
に農薬、医薬、染料の製造中間体としても使用できる。
が、本発明はこれら実施例により何ら制限されるもので
はない。
シ)エチルグアニジン〕 (1)グアニジル化試薬としてS−メチルイソチオ尿素
を用いた場合:蒸留水1.2リットル、2−(2−アミ
ノエトキシ)エタノール150g(1.43mol)を2
口のなすフラスコに入れ、室温下、S−メチルイソチオ
尿素(硫酸塩)248g(0.891mol)、水酸化バ
リウム(8水和物)281g(0.891mol)を加
え、そのまま2日間攪拌を続けた。その後、生じた硫酸
バリウムを濾過により除いた。濾液を約1/20に濃縮
後、二酸化炭素を過剰量吹き込み、エタノールを加えて
結晶化させ、粗生成物約120gを得た。粗結晶を蒸留
水120mlから再結晶し、標記化合物の1/2・炭酸塩
73g(白色結晶、0.41mol、収率29%)を得
た。この化合物の分析結果は下記のとおりである。
41(t,2H,J=5.03Hz).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 163.25, 160.15, 74.
61, 71.54, 63.20,44.05. IR(KBr,cm-1):3424, 3200, 3016, 2932, 2904, 2648,
1682, 1642, 1602,1472, 1460, 1398, 1354, 1256, 122
4, 1192, 1126, 1062,1022, 950, 930, 892, 840, 798,
650, 558.
を用いた場合:200mlの2口フラスコに、2−(2−
アミノエトキシ)エタノール21.0g(0.200mo
l)、コハク酸11.8g(0.100mol)を入れ、9
0℃の油浴で加熱し、窒素流通して水を留去しながら、
シアナミドの50%水溶液16.8g(0.200mo
l)を3時間かけ滴下した。滴下後さらに、20時間加
熱を行った後、エタノールから結晶化させ、標記化合物
の1/2・コハク酸塩22.8g(白色粉末、0.11
mol、収率55%)を得た。この化合物の分析結果は下
記のとおりである。
40(t,2H,J=5.04Hz),2.40(s,2H).
イソ尿素を用いた場合:100mlの2口フラスコに、2
−(2−アミノエトキシ)エタノール10.5g(0.
100mol)、蒸留水50ml及び炭酸水素ナトリウム1
2.6g(0.150mol)を入れ、15℃の水浴で反
応温度を15℃に保ちながら、O−メチルイソ尿素(硫
酸塩)18.5g(0.075mol)を少量ずつ、約2
時間かけて加えた。その後、反応温度を20℃に上げ、
そのまま3日間、反応を続けた。反応溶液を濃縮後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:1%酢酸
含有エタノール)により精製し、標記化合物の酢酸塩
7.87g(水あめ状、0.037mol、収率38%)
を得た。この化合物の分析結果は下記のとおりである。
64(m,6H), 3.43(t,2H,J=5.03Hz),2.00(s,3H).
の酢酸塩2.34g(10.0mmol)を100mlのなす
フラスコに入れ、蒸留水50mlを加えて溶解させた後、
グルタミン酸1.47g(10.0mmol)を加え、80
℃で加熱した。水及び酢酸を減圧留去し、標記化合物の
グルタミン酸塩2.90g(水あめ状、9.85mmol、
収率98.5%)を得た。
64(m,7H), 3.43(t,2H,J=5.03Hz),2.35(t,2H,J=7.23Hz),
2.2-1.9(m,2H).
の酢酸塩2.34g(10.0mmol)を100mlのなす
フラスコに入れ、蒸留水20mlを加えて溶解させた後、
グリコール酸0.760g(10.0mmol)を加え、5
0℃で加熱した。水及び酢酸を減圧留去し、標記化合物
のグリコール酸塩2.18g(水あめ状、9.77mmo
l、収率97.7%)を得た。
2H), 3.78-3.64(m,6H),3.43(t,2H,J=5.03Hz).
トキシ)エチル−N−メチルグアニジン〕 2−(2−N−メチルアミノエトキシ)エタノール4.
80g(40.3mol)、蒸留水150mlを200mlの
なすフラスコに入れ、窒素雰囲気・室温下、S−メチル
イソチオ尿素(硫酸塩)20.19g(72.5mmo
l)、水酸化バリウム(8水和物)22.89g(7
2.5mmol)を加え、そのまま2日間攪拌を続けた。そ
の後、生じた硫酸バリウムを濾過により除いた。濾液を
濃縮放冷し、生じた沈殿物をさらに濾過により除いた
後、二酸化炭素を過剰量吹き込んだ。冷却して生じた結
晶を濾別・洗浄し、標記化合物の炭酸塩1.68g
(8.74mmol、収率21.7%)を得た。この化合物
の分析結果は下記のとおりである。
57(t,2H,J=4.87Hz),3.07(s,3H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 163.04, 160.28, 74.
88, 70.52, 63.19,53.28, 38.77. IR(KBr,cm-1):3408, 3140, 2928, 2900, 2696, 2644,
1700, 1638, 1614,1466, 1408, 1376, 1352, 1120, 108
8, 1076, 1040, 1020,946, 918, 838.
エトキシ)エトキシ)エチルグアニジン〕 (1)酢酸塩の調製:蒸留水50ml、2−(2−(2−
ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エタノール6.06g
(40.6mol)を200mlのなすフラスコに入れ、室
温下、S−メチルイソチオ尿素(硫酸塩)17.0g
(60.9mmol)、水酸化バリウム(8水和物)19.
2g(60.9mmol)を加え、そのまま2日間攪拌を続
けた。その後、生じた硫酸バリウムを濾過により除い
た。濾液を濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶離液:1%酢酸含有エタノール)により精製し、
標記化合物の酢酸塩7.47g(水あめ状、29.7mm
ol、収率73%)を得た。この化合物の分析結果は下記
のとおりである。
63(m,10H), 3.42(t,2H,J=5.01Hz),1.96(s,3H).
合物の酢酸塩4.67g(18.6mmol)をエタノール
6mlに溶解後、コハク酸1.10g(9.3mmol)を加
え、攪拌後、溶媒を留去した。残滓を70℃加熱下減圧
乾燥し、標記化合物の1/2コハク酸塩4.65g(水
あめ状、18.6mmol、収率100%)を得た。この化
合物の分析結果は下記のとおりである。
63(m,10H), 3.42(t,2H,J=5.01Hz),2.49(s,2H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 183.85, 160.07, 74.
48, 72.48, 72.23,71.57, 63.13, 44.00, 35.91. IR(KBr,cm-1):3348, 2944, 1678, 1554, 1456, 1394,
1354, 1294, 1248,1182, 1116, 1068, 930, 850, 810,
710, 650.
N−エチルグアニジン〕 50mlの2口フラスコに、N−エチル−3−メトキシプ
ロピルアミン3.00g(25.6mmol)、酢酸1.5
4g(25.6mmol)を入れ、油浴で加熱し、90℃に
保ちながらシアナミド1.08g(25.6mmol)を加
えた。そのまま12時間反応を続けた後、シリカゲルク
ロマトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有[クロロ
ホルム/エタノール=1/2]溶液)により精製し、標
記化合物の酢酸塩2.80g(ワックス状、12.8mm
ol、収率50.0%)を得た。この化合物の分析結果は
下記のとおりである。
2H,J=5.93Hz), 3.45-3.32(m,4H),3.35(s,3H), 2.01(s,3
H),2.00-1.64(m,2H), 1.19(t,3H,J=7.20Hz).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 180.50, 158.52, 71.
35, 60.50, 47.54,46.05, 29.23, 24.35, 14.28. IR(KBr,cm-1):3352, 2984, 1690, 1580.
−N−メチルグアニジン〕 50mlの2口フラスコに、5−N−メチルアミノ−1−
ペンタノール5.91g(50.4mmol)、酢酸3.1
0g(51.6mmol)を入れ、油浴で加熱し、90℃に
保ちながらシアナミド3.11g(74.0mmol)を加
えた。そのまま6時間反応を続けた後、シリカゲルクロ
マトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有[クロロホ
ルム/エタノール=1/2]溶液)により精製し、標記
化合物の酢酸塩8.70g(ワックス状、39.7mmo
l、収率78.7%)を得た。この化合物の分析結果は
下記のとおりである。
2H,J=6.43Hz),3.34(t,2H,J=7.38Hz), 3.02(s,3H),1.98
(s,3H), 1.80-1.54(m,4H),1.42-1.30(m,2H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 181.70, 158.99, 64.
16, 52.96, 38.43,33.61, 28.89, 24.90. IR(KBr,cm-1):3232, 2940, 2864, 1690, 1622, 1576,
1478, 1414, 1340,1128, 1092, 692, 650.
シ)エチルグアニジン〕 30mlの2口フラスコに、2−(2−メトキシエトキ
シ)エチルアミン5.96g(50.0mmol)、酢酸
3.00g(50.0mmol)を入れ、油浴で加熱し、9
0℃に保ちながらシアナミド3.10g(73.7mmo
l)を加えた。そのまま5時間反応を続けた後、シリカ
ゲルクロマトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有
[クロロホルム/エタノール=2/1]溶液)により精
製し、標記化合物の酢酸塩3.15g(ワックス状、1
4.2mmol、収率28.5%)を得た。この化合物の分
析結果は下記のとおりである。
(m,6H), 3.45-3.3(m,5H),1.92(s,3H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 183.70, 160.06, 73.
72, 72.24, 71.54,60.77, 43.92, 26.06. IR(KBr,cm-1):3348, 3104, 3084, 1686, 1650, 1554,
1456, 1406, 1356,1304, 1246, 1202, 1100, 1018, 92
0, 846, 800, 760,648.
−N−メチルグアニジン〕 20mlの2口フラスコに、1−N−メチルアミノ−DL
−2−プロパノール2.23g(25.0mmol)、酢酸
1.58g(26.3mmol)を入れ、油浴で加熱し、9
0℃に保ちながらシアナミド2.30g(54.7mmo
l)を加えた。そのまま6時間反応を続けた後、シリカ
ゲルクロマトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有
[クロロホルム/エタノール=2/1]溶液)により精
製し、標記化合物の酢酸塩1.92g(ワックス状、1
0.0mmol、収率40.2%)を得た。この化合物の分
析結果は下記のとおりである。
12(m,1H), 3.42(d,2H,J=5.92Hz),3.14(s,3H), 2.03(s,3
H),1.27(d,3H,J=6.39Hz).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 181.81, 160.24, 67.
90, 60.06, 39.53,24.85, 22.04. IR(KBr,cm-1):3328, 3044, 1682, 1624, 1576, 1414,
1338, 1134, 1120,1070, 1038, 684, 650.
メトキシエトキシ)エチル)グアニジン〕 20mlの2口フラスコに、ジ−2−(2−メトキシエト
キシ)エチルアミン1.54g(6.98mmol)、酢酸
0.423g(7.04mmol)を入れ、油浴で加熱し、
90℃に保ちながらシアナミド0.630g(15.0
mmol)を加えた。そのまま6時間反応を続けた後、シリ
カゲルクロマトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有
[クロロホルム/エタノール=2/1]溶液)により精
製し、標記化合物の酢酸塩2.07g(水あめ状、6.
40mmol、収率91.7%)を得た。この化合物の分析
結果は下記のとおりである。
69(m,8H), 3.65-3.58(m,8H),3.38(s,6H), 1.92(s,3H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 183.70, 161.08, 73.
66, 72.52, 70.70,60.73, 51.77, 26.06. IR(KBr,cm-1):3232, 2984, 2904, 2824, 1694, 1580,
1516, 1470, 1414,1348, 1200, 1126, 1076, 1008, 84
4, 682.
ノエトキシ)エチル〕 50mlの2口フラスコに、安息香酸2−(2−アミノエ
トキシ)エチル2.14g(10.2mmol)、酢酸0.
624g(10.4mmol)を入れ、油浴で加熱し、90
℃に保ちながらシアナミド0.680g(16.2mmo
l)を加えた。そのまま6時間反応を続けた後、シリカ
ゲルクロマトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有
[クロロホルム/エタノール=1/2]溶液)により精
製し、標記化合物の酢酸塩1.97g(ワックス状、
6.33mmol、収率62.0%)を得た。この化合物の
分析結果は下記のとおりである。
2H,J=7.53Hz),7.72(t,1H,J=7.33Hz),7.57(t,2H,J=7.62H
z),4.54(t,2H,J=4.38Hz),3.94(t,2H,J=4.40Hz),3.77(t,
2H,J=4.92Hz),3.40(t,2H,J=4.91Hz), 1.93(s,3H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 183.74, 170.72, 16
0.00, 136.43,132.05, 131.72, 131.31, 71.84, 71.31,
66.92, 43.95, 26.09. IR(KBr,cm-1):3352, 3068, 1724, 1680, 1606, 1558,
1456, 1406, 1316,1278, 1110, 1070, 710, 648.
エトキシ)エチル〕 50mlの2口フラスコに、コハク酸2−(2−ヒドロキ
シエトキシ)エチルグアニジン2.06g (9.99mm
ol)、トリエチルアミン8ml、4−N,N−ジメチルア
ミノピリジン0.122mg(1.0mmol)、無水酢酸
1.02g(9.99mmol)を入れ、室温下で1時間撹
拌した。傾斜により上層を除いた後、反応粗生成物をジ
エチルエーテル30mlで5回洗浄した。シリカゲルクロ
マトグラフィー(溶離液:0.5%酢酸含有[クロロホ
ルム/エタノール=2/1]溶液)により精製し、標記
化合物の酢酸塩1.00g(水アメ状、4.0mmol、収
率40.0%)を得た。この化合物の分析結果は下記の
とおりである。
2H,J=4.47Hz),3.78(t,2H,J=4.47Hz),3.70(t,2H,J=4.98H
z),3.40(t,2H,J=4.95Hz), 2.12(s,3H),1.99(s,3H).13 C-NMR(50MHz,D2O,TSP基準):δ 181.82, 177.00, 16
0.21, 71.78, 71.39,66.66, 44.04, 24.83, 23.13. IR(KBr,cm-1):3372, 1740, 1676, 1554, 1408, 1250,
1134, 1052, 1014,648.
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 〔式中、A及びBは同一又は異なって炭素数2〜8のア
ルキレン基を示し、Dは結合手、−CO−又は炭素数1
〜6のアルキレン基を示し、Eは水素原子、低級アルキ
ル基、アラルキル基又は置換基を有していてもよいアリ
ール基を示し、mは1〜6の数を、nは0〜6の数を示
し、R1 は水素原子、低級アルキル基又は-(AO)m-(BO)n
-D-Eを示す。ただし、Aが直鎖のアルキレン基、m=
1、n=0のときR1 は水素原子でなく;R1 が水素原
子、メチル基又はヒドロキシエチル基のとき-(AO)m-(B
O)n-D-Eはヒドロキシエチル基でなく;R1 が水素原子
のとき-(AO)m-(BO)n-D-Eは低級アルコキシエチル基でな
い。〕で表わされるグアニジン誘導体又はその酸付加
塩。 - 【請求項2】 Dが結合手又は−CO−、Eが水素原子
又は低級アルキル基である請求項1記載のグアニジン誘
導体又はその酸付加塩。 - 【請求項3】 一般式(2): 【化2】 〔式中、A及びBは同一又は異なって炭素数2〜8のア
ルキレン基を示し、Dは結合手、−CO−又は炭素数1
〜6のアルキレン基を示し、Eは水素原子、低級アルキ
ル基、アラルキル基又は置換基を有していてもよいアリ
ール基を示し、mは1〜6の数を、nは0〜6の数を示
し、R1 は水素原子、低級アルキル基又は-(AO)m-(BO)n
-D-Eを示す。ただし、Aが直鎖のアルキレン基、m=
1、n=0のときR1 は水素原子でなく;R1 が水素原
子、メチル基又はヒドロキシエチル基のとき-(AO)m-(B
O)n-D-Eはヒドロキシエチル基でなく;R1 が水素原子
のとき-(AO)m-(BO)n-D-Eは低級アルコキシエチル基でな
い。〕で表わされるアミン類にグアニジル化試薬を反応
させることを特徴とする一般式(1): 【化3】 〔式中、A、B、D、E、m、n及びR1 は請求項1記
載のものと同じ〕で表わされるグアニジン誘導体又はそ
の酸付加塩の製造方法。 - 【請求項4】 Dが結合手又は−CO−、Eが水素原子
又は低級アルキル基である請求項3記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18891395A JP2853020B2 (ja) | 1994-07-26 | 1995-07-25 | グアニジン誘導体及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17304394 | 1994-07-26 | ||
JP6-173043 | 1994-07-26 | ||
JP7-185794 | 1995-07-21 | ||
JP18579495 | 1995-07-21 | ||
JP18891395A JP2853020B2 (ja) | 1994-07-26 | 1995-07-25 | グアニジン誘導体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995477A JPH0995477A (ja) | 1997-04-08 |
JP2853020B2 true JP2853020B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=27323727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18891395A Expired - Lifetime JP2853020B2 (ja) | 1994-07-26 | 1995-07-25 | グアニジン誘導体及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008002707A1 (de) * | 2008-06-27 | 2009-12-31 | Evonik Goldschmidt Gmbh | Haarbehandlungsmittel und Haarnachbehandlungsmittel zum Schutz vor Schäden durch chemische Behandlung und zur Reparatur bereits geschädigter Haare enthaltend als Wirksubstanzen Etherguanidine |
WO2015002150A1 (ja) | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 株式会社新日本科学 | 新規化合物,有機カチオントランスポーター3の検出剤及び活性阻害剤 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18891395A patent/JP2853020B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0995477A (ja) | 1997-04-08 |
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