JP2851535B2 - 刻印検査装置のワーク保持機構 - Google Patents

刻印検査装置のワーク保持機構

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JP2851535B2
JP2851535B2 JP6200477A JP20047794A JP2851535B2 JP 2851535 B2 JP2851535 B2 JP 2851535B2 JP 6200477 A JP6200477 A JP 6200477A JP 20047794 A JP20047794 A JP 20047794A JP 2851535 B2 JP2851535 B2 JP 2851535B2
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幸男 北川
貢 高橋
卓 上原
禎年 辻
雄二 福田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ボデイ等のワー
クに形成された刻印を検査する際に、前記ワークを位置
決め保持するための刻印検査装置のワーク保持機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用ボデイ(ワーク)に打刻
された車両管理ナンバーである刻印の良否を判定するた
めに刻印検査装置が使用されている。
【0003】この刻印検査装置では、通常、所望の刻印
文字(および/または数字)が打刻されたワークを所定
位置に位置決めした後、画像処理部により前記刻印文字
を認識するとともに、基準データとの比較を行い、これ
によって、刻印文字形状および車両管理ナンバーの良否
を判定するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、所望の刻印
文字が打刻されたワークでは、ボデイ成形時や打刻時に
発生する衝撃や応力により、刻印部分に歪みが惹起され
る場合が多い。この歪みは、刻印文字の認識に影響を及
ぼし易く、例えば、刻印文字形状が異常であると誤認識
したり、また、認識不能となってしまう。これにより、
ワークの刻印検査処理が効率的かつ高精度に遂行されな
いという問題が指摘されている。
【0005】ここで、実開昭62−75551号公報に
開示されているように、製品に表示された番号印刷部の
外側周辺を窓枠により押し付けて印刷面を平坦にした
後、該枠に対して一定な距離を有して取り付けられた画
像形状検査用カメラによって番号の確認を行う装置が知
られている。しかしながら、上記の従来技術は、ワーク
(製品)とカメラの距離を常時一定に確保するためのも
のであり、刻印部分の歪みを抑制して該刻印を高精度に
認識するという課題を解決することができない。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、簡単な構成で刻印部分の歪みを有効に抑制して刻
印形状の誤認識を防止することができ、該刻印検査処理
を効率的かつ高精度に行うことが可能な刻印検査装置の
ワーク保持機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、車両用ボデイ等のワークに形成された
刻印を検査する刻印検査装置に対して位置決め手段によ
り位置決めされた前記ワークを保持するためのワーク保
持機構であって、前記ワーク自体の歪みを抑制するため
に、前記位置決め手段により位置決めされた該ワークを
保持するとともに、前記刻印検査装置に対して移動可能
ワーク保持手段と、前記保持されたワークの刻印部分
の歪みを抑制するために、前記刻印の周辺部を保持する
刻印保持手段と、を備え 前記ワーク保持手段は、前記
ワークを上下方向から互いに挟持する固定受け具および
可動押さえ具を設け、 前記刻印保持手段は、前記刻印の
周辺部を上下方向から互いに挟持する基準プレートおよ
び略コ字状の可動押さえ部材を設けることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記の本発明に係る刻印検査装置のワーク保持
機構では、刻印検査装置に対して位置決めされたワーク
がワーク保持手段により保持されるとともに、このワー
クの刻印周辺部が刻印保持手段により保持される。従っ
て、ワーク自体の歪みの他に刻印部分の歪みを有効に抑
制することができ、該刻印形状の誤認識を確実に防止す
ることが可能になる。
【0009】
【実施例】本発明に係る刻印検査装置のワーク保持機構
について実施例を挙げ、添付の図面を参照して以下に説
明する。
【0010】図1および図2において、参照数字10
は、刻印検査装置を示す。この刻印検査装置10を構成
する支柱12は、鉛直上方向に延在しており、この支柱
12の途上に水平方向に長尺な角柱体14が固着される
とともに、前記角柱体14の上方には、カメラ16がモ
ータ18に連結されたラック・ピニオンやボールねじ
(図示せず)等を介して水平方向に進退自在に配設され
る。
【0011】角柱体14には、車両用ボデイ等のワーク
20を刻印検査位置に対して位置決めするための位置決
め手段22と、前記位置決めされたワーク20を保持す
るための本実施例に係るワーク保持機構24とが配設さ
れる。
【0012】ワーク20は、例えば、図3に示すよう
に、ダッシュボードアッパーであり、一端側に位置決め
用の孔部21が設けられるとともに、その上面部の所定
位置に車両管理ナンバーである刻印26が打刻形成され
ている。
【0013】図4に示すように、位置決め手段22は、
ワーク20に設けられた孔部21に対応して角柱体14
上に移動自在に配置された取付台28と、この取付台2
8に装着された基準ピン30とを備える。
【0014】ワーク保持機構24は、ワーク20自体の
歪みを抑制するために、刻印検査位置に対して位置決め
された該ワーク20を保持する一対のワーク保持手段3
2と、前記ワーク保持手段32に保持された前記ワーク
20の刻印26の周辺部の歪みを抑制するために、前記
刻印26の周辺部を保持する刻印保持手段36とを備え
る。
【0015】図1に示すように、各ワーク保持手段32
は、シリンダ38を介して角柱体14上に進退自在に載
置されたスライド部材40を有し、このスライド部材4
0には、図5に示すように、ワーク20を上下方向から
互いに挟持するために固定受け具42と可動押さえ具4
4とが設けられる。可動押さえ具44は、支点46を介
して揺動自在であり、その後端部がシリンダ48から上
方向に延在するロッド50に係合される。
【0016】図1および図6に示すように、刻印保持手
段36は、ワーク20の刻印26の周辺部を上下方向か
ら互いに挟持するために基準プレート52と可動押さえ
部材54とを備える。可動押さえ部材54は、刻印26
をカメラ16の視認範囲から遮ることがないように略コ
字状に形成されており、支点56を介して揺動自在に支
持されるとともに、その後端部がシリンダ58から上方
向に延在するロッド60に係合される。
【0017】このように構成される本実施例に係るワー
ク保持機構24の動作について、これを組み込む刻印検
査装置10との関連で説明する。
【0018】まず、ワーク20が刻印検査装置10に対
応して搬送され、このワーク20の孔部21に基準ピン
30が挿入されて、前記ワーク20がこの刻印検査装置
10に対して位置決めされる。そして、各ワーク保持手
段32を構成するシリンダ48が駆動され、ロッド50
が上方向に延びて可動押さえ具44の先端部が下方に揺
動する。これにより、ワーク20は、一対の可動押さえ
具44と固定受け具42で上下方向から挟圧保持される
(図5中、実線参照)。
【0019】ワーク20がワーク保持手段32を介して
保持された状態で、刻印保持手段36を構成するシリン
ダ58が駆動され、ロッド60が上方向に延びて可動押
さえ部材54の先端部が下方に揺動する。これによっ
て、ワーク20の刻印26の周辺部は、可動押さえ部材
54と基準プレート52で上下方向から挟圧保持される
(図6参照)。次いで、刻印検査装置10を構成するカ
メラ16が駆動され、刻印26の検査処理が遂行され
る。
【0020】この場合、本実施例では、ワーク保持手段
32を介してワーク20が保持された状態で、刻印保持
手段36を介してこのワーク20の刻印26の周辺部が
保持される。すなわち、ワーク20自体の歪みがワーク
保持手段32により抑制されるとともに、このワーク2
0の刻印26の周辺部の歪みが刻印保持手段36により
抑制されることになる。
【0021】これにより、ボデイ成形時や打刻時に発生
する衝撃や応力に起因する刻印部分の歪みを有効に抑制
することができ、刻印26の形状を誤認識することを確
実に防止することが可能になる。従って、簡単な構成か
らなるワーク保持機構24により、ワーク20に打刻さ
れた車両管理ナンバーである刻印26の検査を効率的か
つ高精度に遂行することができるという効果が得られ
る。
【0022】なお、形状の異なる種々のワーク20が使
用される際には、各ワーク20の形状に対応して予め位
置決め手段22の位置を設定するとともに、ワーク保持
手段32を構成するシリンダ38の作用下にスライド部
材40を移動させて各可動押さえ具44と固定受け具4
2の位置を調整しておくことにより、容易に対応するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る刻印検査装置のワーク保持
機構によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0024】刻印検査装置に対して位置決めされたワー
クがワーク保持手段により保持されるとともに、このワ
ークの刻印周辺部が刻印保持手段により保持される。従
って、ワーク自体の歪みの他に刻印周辺部の歪みをも有
効に抑制することができ、該刻印形状の誤認識を確実に
防止することが可能になる。これにより、簡単な構成で
刻印検査精度を一挙に向上させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るワーク保持機構が組み込
まれた刻印検査装置の概略正面図である。
【図2】前記刻印検査装置の概略側面図である。
【図3】ワークであるダッシュボードアッパーの斜視説
明図である。
【図4】前記刻印検査装置を構成する位置決め手段の側
面説明図である。
【図5】前記ワーク保持機構を構成するワーク保持手段
の側面説明図である。
【図6】前記ワーク保持機構を構成する刻印保持手段の
斜視説明図である。
【符号の説明】
10…刻印検査装置 14…角柱体 16…カメラ 20…ワーク 22…位置決め手段 24…ワーク保
持機構 26…刻印 30…基準ピン 32…ワーク保持手段 36…刻印保持
手段 42…固定受け具 44…可動押さ
え具 52…基準プレート 54…可動押さ
え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 禎年 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福田 雄二 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−246178(JP,A) 特開 昭58−159181(JP,A) 実開 昭62−75551(JP,U) 実公 昭52−11461(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 65/00 G06K 9/20 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ボデイ等のワークに形成された刻印
    を検査する刻印検査装置に対して位置決め手段により位
    置決めされた前記ワークを保持するためのワーク保持機
    構であって、 前記ワーク自体の歪みを抑制するために、前記位置決め
    手段により位置決めされた該ワークを保持するととも
    に、前記刻印検査装置に対して移動可能なワーク保持手
    段と、 前記保持されたワークの刻印部分の歪みを抑制するため
    に、前記刻印の周辺部を保持する刻印保持手段と、 を備え 前記ワーク保持手段は、前記ワークを上下方向から互い
    に挟持する固定受け具および可動押さえ具を設け、 前記刻印保持手段は、前記刻印の周辺部を上下方向から
    互いに挟持する基準プレートおよび略コ字状の可動押さ
    え部材を設け ることを特徴とする刻印検査装置のワーク
    保持機構。
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