JPH0747130Y2 - 折曲げ機械のパンチ自動交換装置 - Google Patents

折曲げ機械のパンチ自動交換装置

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JPH0747130Y2
JPH0747130Y2 JP6127390U JP6127390U JPH0747130Y2 JP H0747130 Y2 JPH0747130 Y2 JP H0747130Y2 JP 6127390 U JP6127390 U JP 6127390U JP 6127390 U JP6127390 U JP 6127390U JP H0747130 Y2 JPH0747130 Y2 JP H0747130Y2
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JP
Japan
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punch
ram
adapter
drive cylinder
fixed
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JP6127390U
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JPH0422120U (ja
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吉章 端浦
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は板材を折曲げ加工する折曲げ機械のパンチ自
動交換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来プレスブレーキのような折曲げ機械は固定されたダ
イスと上下動自在なパンチの間で板状のワークを折曲げ
加工するようになっており、ワークの長さや折曲げ角度
が変る毎にパンチを交換している。
またパンチの交換を容易にするため、予め複数のパンチ
を取付けておいて、これらパンチを自動交換できるよう
にした折曲げ機械も出願されている。
例えば実開平1-80209号、特開平1-154821号、特公昭62-
254923号、特公昭52-109858号公報など。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の折曲げ機械のパンチ自動交換装置は、例えば30°
以下の鋭角にワークを曲げ加工する場合、ワークがパン
チ自動交換装置に当るため、パンチ全長に亘って曲げ加
工ができないなどの欠点がある。
また基準となるラム固定側パンチに交換パンチを直接接
続して使用するため、交換パンチ側に溝加工をする必要
があるなど交換パンチが高価になると共に、交換パンチ
による折曲げ荷重をラム固定側パンチで受けるため、基
準となるラム固定側パンチがたわんで曲げ精度を低下さ
せるなど、精度の高い折曲げ加工ができないなどの欠点
もあった。
この考案は上記従来の欠点を除去する目的でなされたも
ので、交換が容易で、かつ精度の高い折曲げ加工が可能
な折曲げ機械のパンチ自動交換装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在なラ
ムの下部に取付けられたパンチと、固定フレームに固定
されたダイスの間で板状のワークを折曲げ加工する折曲
げ機械において、上記ラムに上下駆動シリンダにより上
下動され、かつ前後駆動シリンダにより前後動されるア
ダプタを設け、かつ該アダプタに交換パンチを取付ける
と共に、上記アダプタを、上下駆動シリンダより待機位
置より下降させ、かつ前記駆動シリンダによりラムに取
付けられた基準のパンチ下方へ移動させた後上下駆動シ
リンダにより上昇させて、アダプタに設けたV溝を基準
のパンチ先端が嵌合させることにより、基準のパンチと
交換パンチを交換するようにしたものである。
これによって基準のパンチによりワークを折曲げ加工す
る場合は交換パンチはラムに沿って格納されているた
め、折曲げ加工中のワークと干渉することがないと共
に、交換パンチによるワークの折曲げ加工に際して交換
パンチに加わる曲げ荷重が一定値を越えると、曲げ荷重
を基準のパンチとパンチホルダが分散して支持するた
め、曲げ荷重により基準のパンチがたわむことがないの
で、精度の高い曲げ加工が可能である。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1は折曲げ機械の本体で、固定フレーム1aの
上方に油圧シリンダ2により上下動されるラム3が設け
られており、このラム3の下端に基準となるパンチ4が
ホルダ5を介して取付けられていて、このパンチ4と上
記固定フレーム1a上に固定されたダイス6の間で板状の
ワーク7を折曲げ加工できるようになっている。
8はパンチ自動交換装置で、上記ラム3の表面に左右方
向に間隔を存して一対のブラケット9が突設されてい
る。
これらブラケット9の上部には前後方向にガイドレール
9aが布設されていて、このガイドレール9a上にスライダ
10aを介してスライドプレート10が前後移動自在に支承
されている。
上記スライドプレート10の互に対向する端部には凹字形
のブロック11が固着されていて、これらブロック11の凹
溝11a内にレバー12の先端に支承されたローラ13が嵌入
されている。
上記各レバー12の基端部はラム3の表面に水平方向に支
承された回動軸14の両端に固着されている。
上記回動軸14の中間部にはアーム15の基端部が固着され
ていて、このアーム15の先端に形成された切欠15aに第
3図に示すようにラム3の表面にブラケット16を介して
取付けられた前後駆動シリンダ17のピストン杆17a先端
がピン18を介して係合されていて、この前後駆動シリン
ダ17によりアーム15を介して回動軸14が正逆回転される
ようになっている。
そして上記回転軸14の正逆回転により回動軸14の両側に
固着されたレバー12が回動されて、スライドプレート10
を前後動するようになっている。
一方上記スライドプレート10上には2段シリンダよりな
る上下駆動シリンダ20が直立状態に取付けられている。
上記各上下駆動シリンダ20より下方へ突出されたピスト
ン杆20aの先端はアダプタ21の両端側に固着されたブラ
ケット22にピン23を介して枢着されている。
上記ブラケット22の上部はスライドプレート10上に突設
されたガイド筒24に上下摺動自在に支承されたガイド杆
25の下端が固着されていて、これらガイド杆25に案内さ
れてアダプタ21が上下動すると共に、ガイド筒24の上方
には、アダプタ21の下降時のふらつき及び後述する作用
でアダプタ21をラム固定側パンチ4に係合した際の安定
性を向上させる圧縮ばね26が設けられている。
上記アダプタ21はラムよりやや長さの短い板体で、下端
側に厚肉部21aが形成されていて、この厚肉部21aの上下
に段部21b,21cが形成されている。
上側の段部15bにはラム3に固定されたパンチ4の先端
が嵌入するV溝21dが形成されていると共に、下側の段
部21cには、交換パンチ27がパンチホルダ28を介して取
付けられている。
次に作用を説明すると、ラム3に固定されたパンチ4と
固定フレーム1a上に固定されたダイス6の間でワーク7
を折曲げ加工する場合は、上下駆動シリンダ20によりア
ダプタ21とともに交換パンチ27を第1図及び第2図に示
す位置まで上昇させてラム3の表面側で待機させる。
この状態で油圧シリンダ2によりラム3を上下動させ
て、ラム3に固定されたパンチ4とダイス6の間でワー
ク7の折曲げ加工を行うものである。
次に交換パンチ27を使用して折曲げ加工を行う場合は、
上下駆動シリンダ20によりアダプタ21とともに交換パン
チ27を第2図の仮想線Aで示す位置まで下降させ、次に
この状態で前後駆動シリンダ17により回動軸14を回動さ
せて、回動軸14の両端に固着されたレバー12によりスラ
イドプレート10をラム3側へ移動させる。
これによって交換パンチ27に取付けられたアダプタ21が
ラム3側へ移動し、ブラケットに設けられたストッパボ
ルト30がラム3側に設けられたストッパ31に当接され
て、ラム3に固定されたパンチ4に対して交換パンチ27
の位置きめが行われる。
なお位置決め位置の調整は、ストッパボルト30により行
うことができる。
次にこの状態で上下駆動シリンダ20によりアダプタ21を
第2図の仮想線Bで示す位置まで上昇させて、アダプタ
21の上側段部15bに形成されたV溝21dにラム3に固定さ
れたパンチ4の先端を嵌入して、ラム3に対して交換パ
ンチ27を固定するもので、このときアダプタ21の上面と
ラム3にパンチ4を固定するパンチホルダ5の下面間に
は微小な隙間32が形成されるようになっている。
次にこの状態でラム3を上下動させることにより交換パ
ンチ27とダイス6の間でワーク7の折曲げ加工を行うも
ので、交換パンチ27の先端に加わる曲げ荷重が一定荷重
を越えるとアダプタ21の上面がパンチホルダ5の下面に
当接して、交換パンチ27に加わる曲げ荷重をラム3に固
定されたパンチ4とパンチホルダ5が分散してラム3へ
伝達するようになるため、ラム3に固定されたパンチ4
に大きな曲げ荷重が加わってこれがたわむのを防止する
ことができるようになる。
なお予めアダプタ21の上面をパンチホルダ5の下面に当
接させ、ラム3に固定されたパンチ4の先端とアダプタ
21のV溝21d間に微小な隙間32が形成されるようにして
も効果は同じである。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ラムに固定された基準
のパンチでワークの折曲げ加工を行うときには、交換パ
ンチはラムに沿って格納されているため、ワークを鋭角
に折曲げてもワークと交換パンチが干渉することがな
い。
これによってパンチ全長に亘って鋭角な折曲げ加工が可
能となると共に、交換パンチを使用して折曲げ加工する
際、交換パンチに作用する曲げ荷重が一定荷重を越える
と、ラムに固定されたパンチとこれをラムに固定してい
るパンチホルダが分散して曲げ荷重を支持するようにし
たことから、曲げ荷重により基準パンチがたわむことが
ないため、精度の高い折曲げ加工が可能になる。
また交換パンチを取付けたアダプタにV溝を設けて、こ
のV溝に基準パンチの先端を嵌入するようにしたことか
ら、交換パンチに溝加工を施す必要がないため交換パン
チに市販の安価なものが利用でき経済的である。
なお上記実施例ではパンチの自動交換について述べた
が、同様な機構でダイス6の交換も可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はラムの裏面
側より見たこの装置の正面図、第2図は同側面図、第3
図は第1図III−III線に沿う断面図である。 3はラム、4はパンチ、6はダイス、7はワーク、17は
前後駆動シリンダ、20は上下駆動シリンダ、21はアダプ
タ、21dはV溝、27は交換パンチ、32は隙間。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動自在なラム3の下部に取付けられた
    パンチ4と、固定フレーム1aに固定されたダイス6の間
    で板状のワーク7を折曲げ加工する折曲げ機械におい
    て、上記ラム3に上下駆動シリンダ20により上下動さ
    れ、かつ前後駆動シリンダ17より前後動されるアダプタ
    21を設け、かつ該アダプタ21に交換パンチ27を取付ける
    と共に、上記アダプタ21を、上下駆動シリンダ20より待
    機位置より下降させ、かつ前後駆動シリンダ17によりラ
    ム3に取付けられた基準のパンチ4下方へ移動させた後
    上下駆動シリンダ20により上昇させて、アダプタ21に設
    けたV溝21dを基準のパンチ4先端が嵌合させることに
    より、基準のパンチ4と交換パンチ27を交換してなる折
    曲げ機械のパンチ自動交換装置。
  2. 【請求項2】交換パンチの取付けられたアダプタ21を上
    昇させてV溝21dを基準のパンチ4先端に嵌合した際、
    アダプタ21の上面と基準のパンチ4をラム3に固定して
    いるパンチホルダ5の間、またはV溝21dと基準のパン
    チ4の先端間に微少な隙間32が形成されるようにしてな
    る請求項1記載のパンチ自動交換装置。
JP6127390U 1990-06-12 1990-06-12 折曲げ機械のパンチ自動交換装置 Expired - Lifetime JPH0747130Y2 (ja)

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JPH0422120U JPH0422120U (ja) 1992-02-24
JPH0747130Y2 true JPH0747130Y2 (ja) 1995-11-01

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