JP2851405B2 - コンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤 - Google Patents

コンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、コンタクトレンズ用の洗浄剤として使用出
来ると共に、保存剤としても使用可能なコンタクトレン
ズ用洗浄及び/又は保存剤に関するものである。
(背景技術) 従来から、菌の増殖を防止するために、コンタクトレ
ンズ用洗浄及び/又は保存剤に含有せしめられる防腐剤
として、一般に、ソルビン酸、チメロサール、クロロヘ
キシジン、合成抗生物質、第4級アンモニウム(例えば
塩化ベンザルコニウム)等のうち、何れかが使用されて
きている。しかしながら、これらの防腐剤は、何れも、
何等かの問題点を内在するものであり、その用途が制約
される傾向にあった。例えば、ソルビン酸は変色性を有
し、チメロサールは水銀化合物であり、クロロヘキシジ
ンは比較的有毒である等の問題があり、また第4級アン
モニウム塩はレンズ表面等へ吸着され易い傾向があった
のである。
また、特開昭55−154906号公報には、活性成分とし
て、1,3−ジメチロールヒダントインとホルムアルデヒ
ドとの縮合生成物と水溶性キレート化剤との混合物を含
有せしめてなる抗微生物組成物が明らかにされている
が、このような組成物は、比較的高濃度の活性成分の下
でしか、充分な防腐効力を発揮することが出来ないので
ある。更に、よく知られているように、界面活性剤自身
も防腐効力を有しているが、アニオン系界面活性剤やノ
ニオン系界面活性剤のみで、充分な防腐効力を発揮する
ためには、比較的高濃度にする必要があるのである。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為
されたものであって、その解決すべき課題とするところ
は、各構成成分が比較的低濃度に調整されても、充分に
高い防腐効力を発揮すると共に、安全性を有するコンタ
クトレンズ用洗浄及び/又は保存剤を提供することにあ
る。
(解決手段) そして、本発明者らは、このような状況下において、
上記1,3−ジメチルヒダントインとホルムアルデヒドの
縮合生成物と、水溶性キレート化剤と、界面活性剤と、
粘調剤としてのイソブチレン−無水マレイン酸共重合体
の、4種類の成分を共存させることにより、各成分が低
濃度であっても、グラム陰、陽性菌の何れにも効果があ
り、更に驚くべきことに、カビ、酵母に対しても、充分
な滅菌効果が発揮されることを見い出し、本発明を完成
するに至ったのである。
すなわち、本発明は、5,5−ジメチルヒダントイン・
ホルムアルデヒド縮合生成物の0.01〜0.3重量%と、水
溶性キレート化剤の0.0005〜0.3重量%と、界面活性剤
の0.01〜4.5重量%と、イソブチレン−無水マレイン酸
共重合体の0.01〜10重量%とを含有する水溶液より構成
されるコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤を、そ
の要旨とするものである。
また、かかる本発明において、前記5,5−ジメチルヒ
ダントイン・ホルムアルデヒド縮合生成物は、一般に、
1,3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、1−
メチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、及び3−メ
チロール−5,5−ジメチルヒダントインからなる群より
選ばれた少なくとも1種の化合物である。
さらに、本発明では、前記界面活性剤は、好適には、
アニオン系界面活性剤、又はアニオン系界面活性剤とノ
ニオン系界面活性剤を組み合わせたものより選ばれるこ
ととなる。
(具体的構成) ところで、このような本発明に従うコンタクトレンズ
用洗浄及び/又は保存剤に含有せしめられる5,5−ジメ
チルヒダントイン・ホルムアルデヒド縮合生成物として
は、具体的には、1,3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒ
ダントイン、1−メチロール−5,5−ジメチルヒダント
イン、3−メチロール−5,5−ジメチルヒダントイン等
が挙げられ、一般に、それらの群より、少なくとも1種
が選ばれて、用いられる。そして、かかる縮合生成物
は、目的とするコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存
剤中に、0.01〜0.3重量%、より好ましくは0.01〜0.1重
量%の範囲において、含有せしめられることとなる。即
ち、0.01重量%未満では、後述の防腐効力試験に合格す
ることが出来ず、一方0.3重量%を越えて添加しても、
添加量に比して、その効果にそれ程差異が見られないか
らである。
また、水溶性キレート化剤としては、例えば、エチレ
ンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、また
はそれらのアルカリ金属塩、クエン酸、酒石酸及びグル
コン酸等が挙げられ、何れをも用いることが出来る。こ
の水溶性キレート化剤は、充分な効果の発現のために
は、0.0005重量%以上の量で存在せしめられることとな
るが、0.3重量%を越えると、毒性の問題が生じるとこ
ろから、その上限は0.3重量%とされ、好ましくは、0.0
02〜0.1重量%の範囲において含有させられる。
さらに、界面活性剤としては、公知のものが何れも用
いられ得るが、本発明にあっては、特に、アニオン系界
面活性剤、又はアニオン系界面活性剤とノニオン系界面
活性剤とを組み合わせたものが、好適に用いられる。
なお、ここで用いられるアニオン系界面活性剤の具体
例としては、アルキル硫酸塩,アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩,N−アシルメチルタウリン塩,N−アシルアミノ酸
塩,α−オレフィンスルホン酸塩,ポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸塩,ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸塩,ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル硫酸塩,ジ(ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル)リン酸塩等が挙げられるが、なかでも、アルキ
ル硫酸塩,アルキルベンゼンスルホン酸塩,α−オレフ
ィンスルホン酸塩,ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩,ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸塩が優れた洗浄効果を呈し、特にノニオン系界面
活性剤と併用した場合に、短時間の浸漬保存で、有効な
洗浄効果を示す。
また、ノニオン系界面活性剤としては、例えば、高級
アルキルアミンのポリエチレングリコール付加物、高級
脂肪酸アミドのポリエチレングリコール付加物、高級脂
肪酸のポリグリセリンエステル、高級脂肪酸のポリエチ
レングリコールエステル、高級脂肪酸のポリアルキレン
グリコール、ポリエチレングリコールコポリマーエステ
ル、高級脂肪酸のポリエチレングリコールの付加した多
価アルコールエステル、高級アルコールのポリエチレン
グリコールエーテル、高級アルコールのポリグリセリン
エーテル、アルキルフェノールのポリエチレングリコー
ルエーテル、アルキレンフェノールのポリエチレングリ
コールエーテルのホルムアルデヒド縮合物、ポリプロピ
レングリコール・ポリエチレングリコール共重合体、リ
ン酸エステル、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ポリエチレン
グリコールソルビタンアルキルエステル、ステロールの
ポリエチレングリコール付加物等が挙げられる。なかで
も、高級アルコールのポリエチレングリコールエーテ
ル、高級脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、高
級脂肪酸のポリグリセリンエステル、アルキルフェノー
ルのポリエチレングリコールエーテル、ポリエチレング
リコールソルビタンアルキルエステルは優れた洗浄効果
を有しており、好ましいものである。
本発明にあっては、これらアニオン系界面活性剤、ノ
ニオン系界面活性剤が、それぞれ単独で用いられても、
その有効な洗浄効果は発揮され得るものであるが、有利
には、それらアニオン系界面活性剤およびノニオン系界
面活性剤が同時に使用され、それによって、洗浄効果の
より一層の向上が図られ得るのである。
なお、本発明における界面活性剤は、その目的とする
洗浄効果を得るために、0.01〜4.5重量%の割合で含有
せしめられることとなるが、その中で、上記のアニオン
系界面活性剤の含有量としては、それが単独で或いはノ
ニオン系界面活性剤と組み合わせて用いられる場合も、
目的とするコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤中
に、0.01〜2.0重量%の範囲内で存在するように、選択
されることが好ましい。その含有量が0.01重量%未満で
は、洗浄効果が非常に低く、また2.0重量%を越えて
も、洗浄効果に差がないばかりか、更には手荒れ等を引
き起こし易くなるからである。
また、上記のノニオン系界面活性剤は、目的とするコ
ンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤中に、0.04〜2.
5重量%において存在するように、好適に用いられる。
この含有量が、0.04重量%未満では、洗浄効果が非常に
低く、また2.5重量%を越える量では、洗浄効果に差が
ないだけでなく、手荒れ等を引き起こし易くなるからで
ある。
さらに、アニオン系界面活性剤とノニオン系界面活性
剤とを同時に使用する場合には、それぞれ、上記の如き
アニオン系界面活性剤及びノニオン系界面活性剤の各含
有量の範囲内において、且つ合計で0.05〜4.5重量%の
範囲とされることが望ましい。
そして、本発明にあっては、上記の如き成分に加え
て、更に、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体が粘
調剤として添加されるが、その含有量は、0.01重量%未
満では、洗浄又は保存時にコンタクトレンズを損傷させ
る恐れがある一方、10重量%を越えると、得られるコン
タクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤がゲル化し、洗浄
性或いは保存性が低下するところから、0.01〜10重量%
の範囲、より好ましくは0.1〜1.0重量%の範囲が望まし
い。
かかる本発明で用いられるイソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体は、下記一般式: (但し、式中、nは整数、好ましくは60〜3500の整数
を示す) で表わされるイソブチレンと無水マレイン酸との共重合
体であり、その分子量は10000〜500000、特に65000〜20
0000が好ましく選択される。本発明において、かかるイ
ソブチレン−無水マレイン酸共重合体は、その分子量が
上記範囲外のもので使用され得るが、該分子量が10000
未満の場合には、増粘性が低く、また500000を越える
と、水溶液の濾過性が悪くなり、好ましいものとは言え
ない。
本発明にあっては、このようなイソブチレン−無水マ
レイン酸共重合体が、上記の如きアニオン系及び/又は
ノニオン系の界面活性剤と共に配合されていることによ
り、それら成分の相乗的な作用によって、目的とする抗
菌力をより一層向上せしめ得ることが出来るのである。
なお、かかるイソブチレン−無水マレイン酸共重合体
に加えて、他の公知の粘調剤、例えばポリビニルアルコ
ール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロー
ス等からなる群より選ばれた少なくとも1種を更に添加
することも可能である。
また、本発明のコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保
存剤には、必要に応じて、従来から用いられている緩衝
基剤や等張化剤等の添加物を、更に配合しても何等差支
えない。
例えば、緩衝基剤は、得られるコンタクトレンズ用洗
浄及び/又は保存剤のpHを涙液に近い5.0〜9.0の範囲で
一定にし、また外的要因によるpHの変化を抑え、洗浄及
び/又は保存する際のコンタクトレンズの形状、光学性
を保護するための成分であり、具体的には、ホウ酸とそ
のナトリウム塩、リン酸とそのナトリウム塩、クエン酸
とそのナトリウム塩、乳酸とそのナトリウム塩、グリシ
ン、グルタミン酸等のアミノ酸とそのナトリウム塩、リ
ンゴ酸とそのナトリウム塩等の眼科生理学的に許容し得
る緩衝基剤が挙げられる。
そして、この緩衝基剤は、通常、その使用量が、得ら
れるコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤中に、約
0.01〜0.5モル/、好ましくは0.05〜0.15モル/に
おいて、用いられるものである。その使用量が、0.01モ
ル/未満では、緩衝効果が低く、また0.5モル/を
越えると、緩衝効果が上がらないばかりか、浸透圧を高
める等、コンタクトレンズの形状に影響を及ぼすことが
ある。
また、等張化剤は、得られるコンタクトレンズ用洗浄
及び/又は保存剤の浸透圧を涙液の浸透圧(280〜300mO
s/kg)に近づけ、洗浄、保存する際に、コンタクトレン
ズの形状を守るための成分であり、具体的には、塩化ナ
トリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等の眼科生理
学的に許容し得る無機塩及び前記緩衝基剤が挙げられ
る。この等張化剤は、通常、得られるコンタクトレンズ
用洗浄及び/又は保存剤中に、約0.01〜0.5モル/、
好ましくは0.05〜0.15モル/の範囲において用いられ
る。その使用量が、0.01モル/未満の場合には、浸透
圧は低くなり、また0.5モル/を越えると、浸透圧が
高くなって、コンタクトレンズの形状に影響を及ぼすこ
とがある。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更
に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、その
ような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるも
のではないことは、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上
記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限
りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修
正、改良等を加え得るものであることが、理解されるべ
きである。
実施例 1〜7 先ず、5,5−ジメチルヒダントインとホルムアルデヒ
ドの縮合生成物として、1,3−ジメチロール5,5−ジメチ
ルヒダントイン(ロンザ製,商品名:グライダント)、
又は1−メチロール−5,5−ジメチルヒダントイン
((株)東京化成工業製)、水溶性キレート化剤とし
て、エチレンジアミン四酢酸(以下、EDTA)、アニオン
系界面活性剤として、OS−14(日光ケミカルズ(株)
製、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム)、ノニオン
系界面活性剤として、HS−220〔日本油脂(株)製、ポ
リオキシエチレン(20)オクチルフェニルエーテル〕、
及び粘調剤としてのイソブチレン−無水マレイン酸共重
合体((株)クラレ製、商品名:イソバン110)を用い
て、それぞれの成分を、下記第1表に示される組成濃度
となるように、蒸留水中に、添加、溶解せしめ、各種の
コンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存剤を調製した。
そして、この得られた各種のコンタクトレンズ用洗浄及
び/又は保存剤について、その防腐効力試験を、下記の
方法で行ない、その結果を、下記第2表及び第3表に示
した。
防腐効力試験 実験には、以下の供試菌: Eschericia coli IFO 3972, Staphilococcus aureus IFO 12376, Klebsiella pneumoniae, Pseudomonas aeruginosa IFO 12375, Serratia marcescens, Pseudomonas cepacia, Candida albicans IFO 1594, Aspergillus niger IFO 9455 を用い、USP XXII,Microbiological Testに準じて行な
い、生菌数を平板混釈法により測定した。なお、効果の
目安としては、試験開始後2週間で、細菌数が開始時の
1000分の1以下に減少した場合に、また酵母・カビにつ
いては、開始後2週間に亘って開始時の菌数を上回ら
ず、残りの試験期間(2週間)を通じて、開始後2週間
時のレベルを越えない場合に、防腐効力を有すると判断
した。
比較例 1〜6 上記実施例と同様にして、下記第1表に示す組成濃度
となるように、各種のコンタクトレンズ洗浄及び/又は
保存剤を調製した。そして、得られた洗浄及び/又は保
存剤の防腐効力試験を、上記と同様の方法にて行ない、
その結果を、下記第2表及び第3表に併わせて示した。
以上の結果から明らかなように、本発明に従うコンタ
クトレンズ洗浄及び/又は保存剤は、何れも、比較例の
ものに比して、細菌、酵母、カビの何れに対しても、防
腐効果が顕著であることが認められる。
(発明の効果) 本発明に係るコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存
剤は、5,5−ジメチルヒダントインとホルムアルデヒド
の縮合生成物、水溶性キレート化剤、界面活性剤、及び
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体が、それぞれ所
定割合において共存せしめられていることにより、防腐
剤である前記5,5−ジメチルヒダントインとホルムアル
デヒドの縮合生成物を低濃度に調整しても、カビ、酵母
に対する滅菌効果を充分に発揮し得、高い防腐効力を発
揮すると共に、特に生体と接して使用するコンタクトレ
ンズの洗浄及び/又は保存剤として必要な目に対する安
全性をも同時に満たすことが出来るのである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5,5−ジメチルヒダントイン・ホルムアル
    デヒド縮合生成物の0.01〜0.3重量%と、水溶性キレー
    ト化剤の0.0005〜0.3重量%と、界面活性剤の0.01〜4.5
    重量%と、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体の0.
    01〜10重量%とを含有する水溶液より構成されるコンタ
    クトレンズ用洗浄及び/又は保存剤。
  2. 【請求項2】前記5,5−ジメチルヒダントイン・ホルム
    アルデヒド縮合生成物が、1,3−ジメチロール−5,5−ジ
    メチルヒダントイン、1−メチロール−5,5−ジメチル
    ヒダントイン、及び3−メチロール−5,5−ジメチルヒ
    ダントインからなる群より選ばれた少なくとも1種であ
    る請求項(1)記載のコンタクトレンズ用洗浄及び/又
    は保存剤。
  3. 【請求項3】前記界面活性剤が、アニオン系界面活性
    剤、又はアニオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤
    を組み合わせたものより選ばれる請求項(1)又は
    (2)記載のコンタクトレンズ用洗浄及び/又は保存
    剤。
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