JP2850878B2 - 偏光ビームスプリッタおよびその製造方法 - Google Patents

偏光ビームスプリッタおよびその製造方法

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JP2850878B2
JP2850878B2 JP8236954A JP23695496A JP2850878B2 JP 2850878 B2 JP2850878 B2 JP 2850878B2 JP 8236954 A JP8236954 A JP 8236954A JP 23695496 A JP23695496 A JP 23695496A JP 2850878 B2 JP2850878 B2 JP 2850878B2
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proton exchange
exchange region
beam splitter
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light
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B5/18Diffraction gratings
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディクス用光ヘ
ッド装置等に用いられる、回折を利用した偏光ビームス
プリッタおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回折を利用した偏光ビームスプリッタの
第一の従来例として、特開昭63−314502号公報
に記載の構成を図7および図8(a)に示す。面内に光
学軸4を有するニオブ酸リチウム基板21の表面に、矩
形状断面を有するプロトン交換領域22が周期的に形成
されており、プロトン交換領域22の上に、矩形状断面
を有する位相補償膜23が周期的に形成されている。こ
の偏光ビームスプリッタでは、図の下方から入射される
入射光5のうち、光学軸4に垂直な偏光成分(常光成
分)は、偏光ビームスプリッタを透過して透過光6とな
る。一方、入射光5のうち、光学軸4に平行な偏光成分
(異常光成分)は、偏光ビームスプリッタで回折されて
+1次回折光7および−1次回折光8を生じる。位相補
償膜23の材質としては、例えばNb2 5 が用いられ
る。
【0003】回折を利用した偏光ビームスプリッタの第
二の従来例として、特開平6−27322号公報に記載
の構成を図8(b)に示す。面内に光学軸を有するニオ
ブ酸リチウム基板31の表面に、矩形状断面を有するプ
ロトン交換領域32が周期的に形成されており、プロト
ン交換領域32の上に、矩形状断面を有する溝部33が
周期的に形成されている。この偏光ビームスプリッタで
は、入射光のうち、光学軸に平行な偏光成分(異常光成
分)は、偏光ビームスプリッタを透過して透過光とな
る。一方、入射光のうち、光学軸に垂直な偏光成分(常
光成分)は、偏光ビームスプリッタで回折されて+1次
回折光および−1次回折光を生じる。
【0004】ここで、図8において以下のように記号を
定める。 λ:入射光の波長 Δno :プロトン交換による常光の屈折率変化 Δne :プロトン交換による異常光の屈折率変化 ns :ニオブ酸リチウム基板21,31の屈折率 np :位相補償膜23の屈折率 h5 :プロトン交換領域23の深さ h6 :位相補償膜23の厚さ h7 :プロトン交換領域32の深さと溝部33の深さの
和 h8 :溝部33の深さ λ=685nmとすると、Δno =−0.04、Δne
=0.12、ns =2.2であり、位相補償膜23の材
質がNb2 5 の場合、np =2.2である。
【0005】図8(a)において、プロトン交換領域2
2および位相補償膜23が形成された部分を透過する光
と形成されていない部分を透過する光の位相差を、常
光、異常光に対してそれぞれφo ,φe とすると、次式
が成り立つ。 φo =(2π/λ)・〔Δno 5 +(np −1)h6 〕…(1) φe =(2π/λ)・〔Δne 5 +(np −1)h6 〕…(2)
【0006】図8(b)において、プロトン交換領域3
2および溝部33が形成されていない部分を透過する光
と形成された部分を透過する光の位相差を、常光、異常
光に対してそれぞれφo ,φe とすると、次式が成り立
つ。 φo =(2π/λ)・〔−Δno (h7 −h8 )+(ns −1)h8 〕…(3) φe =(2π/λ)・〔−Δne (h7 −h8 )+(ns −1)h8 〕…(4)
【0007】さらに、偏光ビームスプリッタの常光、異
常光に対する透過率をη0o,η0e、また+1次および−
1次回折効率をη1o,η1eとすると、次式が成り立つ。 η0o=cos2 (φo /2)…(5) η0e=cos2 (φe /2)…(6) η1o=(4/π2 )sin2 (φo /2)…(7) η1e=(4/π2 )sin2 (φe /2)…(8)
【0008】図8(a)において、φo =0、φe =π
とすれば、η0o=1、η0e=0となるため、常光は完全
に透過し、異常光は完全に回折される。この時、
(1),(2)式よりh5 =2.14μm、h6 =7
1.4nmとなる。また、η1e=0.405である。
【0009】図8(b)において、φo =π、φe =0
とすれば、η0o=0、η0e=1となるため、異常光は完
全に透過し、常光は完全に回折される。この時、
(3),(4)式よりh7 =2.35μm、h8 =21
4nmとなる。また、η1o=0.405である。
【0010】このように、図8(a),(b)に示す各
従来例においては、偏光ビームスプリッタで回折される
偏光成分の+1次および−1次回折効率が共に0.40
5であるため、+1次および−1次回折光の片方のみを
利用した場合は効率が低く、両方を利用した場合は光学
系がその分複雑になるという課題がある。
【0011】これに対して、+1次および−1次回折光
の片方のみを利用した場合の効率を高めた第三の従来例
として、特開平6−274927号公報に記載の構成を
図9に示す。等方性媒質であるガラス41と異方性媒質
である水晶42が、鋸歯上断面を有する境界面で接合さ
れている。入射光のうち、水晶42の光学軸に垂直な偏
光成分(常光成分)は、偏光ビームスプリッタを透過し
て透過光となる。一方、入射光のうち、水晶42の光学
軸に平行な偏光成分(異常光成分)は、偏光ビームスプ
リッタで回折されて+1次回折光を生じる。
【0012】図9において、以下のように記号を定め
る。 λ…入射光の波長 nQ :ガラス41の屈折率 nqo:水晶42の常光の屈折率 nqe:水晶42の異常光の屈折率 hg :鋸歯状部の高さ 前記公報によれば、例えばλ=656.3nm、nQ
1.5419、nqo=1.5419、nqe=1.550
9である。
【0013】図9において、偏光ビームスプリッタの常
光、異常光に対する透過率をη0o,η0e、また+1次回
折効率をη+1o ,η+1e とすると、次式が成り立つ。 η0o=sin2 φo /φo 2 …(9) η0e=sin2 φe /φe 2 …(10) η+1o =sin2 φo /(φo −π)2 …(11) η+1e =sin2 φe /(φe −π)2 …(12) 但し、φo ,φe は次式で与えられる。 φo =(2π/λ)・(nqo−nQ )hg /2…(13) φe =(2杯/λ)・(nqe−nQ )hg /2…(14)
【0014】したがって、(13)式よりφo =0であ
り、φe =πとすれば、η0o=1、η0e=0となるた
め、常光は完全に透過し、異常光は完全に回折される。
この時、(14)式よりhg =72.9μmとなる。ま
た、η+1e =1である。このように、図9に示す従来例
においては、偏光ビームスプリッタで回折される偏光成
分の+1次回折効率が1であるため、+1次回折光のみ
を利用した場合でも高い効率が得られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す従
来例には以下のような問題がある。第一に、等方性媒質
の屈折率と異方性媒質の常光または異常光の屈折率が等
しくなるような媒質の組合わせを選ぶことは困難であ
る。第二に、数十μmもの高さの鋸歯状部の等方性媒
質、異方性媒質の双方に対して形成し、さらにそれらを
接合することは困難である。第三に、回折格子のパタン
が曲線状の場合や複数の異なる形状の組合わせの場合、
鋸歯状部の形成そのものが極めて困難である。
【0016】本発明の目的は、このような従来の課題を
解決し、+1次および−1次回折光の片方のみを利用し
た場合でも高い効率が得られ、かつ製造が容易な偏光ビ
ームスプリッタおよびその製造方法を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の偏光ビームスプ
リッタは、面内に光学軸を有するニオブ酸リチウムまた
はタンタル酸リチウム基板と、この基板の表面に周期的
に形成されたプロトン交換領域と、該プロトン交換領域
の上に周期的に形成された位相補償膜から構成される偏
光ビームスプリッタにおいて、前記プロトン交換領域は
n 段階(nは2以上の整数、以下同じ)の深さの階段
状断面を有し、前記位相補償膜は前記プロトン交換領域
の深さに対応する2n 段階の厚さの階段状断面を有する
ことを特徴とする。また、本発明の偏光ビームスプリッ
タは、面内に光学軸を有するニオブ酸リチウムまたはタ
ンタル酸リチウム基板と、該基板の表面に周期的に形成
されたプロトン交換領域と、該プロトン交換領域の上に
周期的に形成された溝部から構成される偏光ビームスプ
リッタにおいて、前記プロトン交換領域および前記溝部
は2n 段階の深さの階段状断面を有することを特徴とす
る。
【0018】一方、本発明の製造方法は、面内に光学軸
を有するニオブ酸リチウムまたはタンタル酸リチウム基
板の表面に周期的にhaの深さの第1のプロトン交換領
域を形成する工程と、その後第n−1のプロトン交換領
域の一部にha/2n-1 の深さの第nのプロトン交換領
域に達するまで順次繰り返し形成する工程と、前記第1
のプロトン交換領域上にhbの厚さの第1の位相補償膜
を形成する工程と、その後第n−1の位相補償膜の一部
にhb/2n-1 の厚さの第nの位相補償膜を繰り返し形
成する工程を含むことを特徴とする。あるいは、面内に
光学軸を有するニオブ酸リチウムまたはタンタル酸リチ
ウム基板の表面に周期的に深さhaの第1のプロトン交
換領域を形成する工程と、この第1のプロトン交換領域
を表面からhcの深さだけエッチングして溝部を形成す
る工程と、その後第nのプロトン交換領域の一部をマス
クして他の部分にha/2n-1 の深さの第nのプロトン
交換領域を形成し、かつその表面をhc/2n-1 の深さ
だけエッチングして第nの溝部を形成するまでの工程を
繰り返し行うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1および図2(a)に、本
発明の偏光ビームスプリッタの第1の実施形態を示す。
面内に光学軸4を有するニオブ酸リチウム基板1の表面
に、0を含む4段階の深さの階段状断面を有するプロト
ン交換領域2が周期的に形成されており、かつ各プロト
ン交換領域2の上に、0を含む4段階の厚さの階段状断
面を有する位相補償膜3が周期的に形成されている。す
なわち、ここではnを2としており、前記プロトン交換
領域2は22 =4段階の深さの階段状断面を有し、前記
位相補償膜は22 =4段階の厚さの階段状断面を有する
ことになる。
【0020】この構成の偏光ビームスプリッタでは、入
射光5のうち、光学軸4に垂直な偏光成分(常光成分)
は、偏光ビームスプリッタを透過して透過光6となる。
一方、入射光5のうち、光学軸4に平行な偏光成分(異
常光成分)は、偏光ビームスプリッタで回折されて+1
次回折光7を生じる。位相補償膜3の材質としては、例
えばNb2 5 が用いられる。
【0021】図2(b)に、本発明の偏光ビームスプリ
ッタの第2の実施形態を示す。面内に光学軸を有するニ
オブ酸リチウム基板11の表面に、0を含む4段階の深
さの階段状断面を有するプロトン交換領域12が周期的
に形成されており、プロトン交換領域12の上に、0を
含む4段階の深さの階段状断面を有する溝部13が周期
的に形成されている。すなわち、ここではnを2してお
り、前記プロトン交換領域および前記溝部は22 =4段
階の深さの階段状断面を有することになる。
【0022】この構成の偏光スプリッタでは、入射光の
うち、光学軸に平行な偏光成分(異常光成分)は、偏光
ビームスプリッタを透過して透過光となる。一方、入射
光のうち、光学軸に垂直な偏光成分(常光成分)は、偏
光ビームスプリッタで回折されて+1次回折光を生じ
る。
【0023】ここで、図2(a),(b)において、以
下のように記号を定める。 λ:入射光の波長 Δno :プロトン交換による常光の屈折率変化 Δne :プロトン交換による異常光の屈折率変化 ns :ニオブ酸リチウム基板1,11の屈折率 np :位相補償膜3の屈折率 h1 /2:プロトン交換領域2の隣接する各段階の部分
の深さの差 h2 /2:位相補償膜3の隣接する各段階の部分の厚さ
の差 h3 /2:プロトン交換領域12の隣接する各段階の部
分の深さの差と、溝部13の隣接する各段階の部分の深
さの差の和 h4 /2:溝部13の隣接する各段階の部分の深さの差 λ=685nmとすると、Δno =−0.04、Δne
=0.12、ns =2.2であり、位相補償膜3の材質
がNb2 5 の場合、np =2.2である。
【0024】図2(a)に示した第1の実施形態におい
て、プロトン交換領域2および位相補償膜3の隣接する
各段階の部分を透過する光の位相差を、常光、異常光に
対してそれぞれφo /2,φe /2とすると、次式が成
り立つ。 φo =(2π/λ)・〔Δno 1 +(np −1)h2 〕…(15) φe =(2π/λ)・〔Δne 1 +(np −1)h2 〕…(16)
【0025】また、図2(b)に示した第2の実施形態
において、プロトン交換領域12および溝部13の隣接
する各段階の部分を透過する光の位相差を、常光、異常
光に対してそれぞれφo /2、φe /2とすると、次式
が成り立つ。 φo =(2π/λ)・〔−Δno (h3 −h4 )+(ns −1)h4 〕 …(17) φe =(2π/λ)・〔−Δne (h3 −h4 )+(ns −1)h4 〕 …(18)
【0026】さらに、偏光ビームスプリッタの常光、異
常光に対する透過率をη0o,η0e、また+1次回折効率
をη+1o ,η+1e 、−1次回折効率をη-1o ,η-1e
すると、次式が成り立つ。 η0o=cos2 (φo /2)cos2 (φo /4)…(19) η0e=cos2 (φe /2)cos2 (φe /4)…(20) η+1o =(8/π2 )sin2 (φo /2)cos2 〔(φo −π)/4〕 …(21) η+1e =(8/π2 )sin2 (φe /2)cos2 〔(φe −π)/4〕 …(22) η-1o =(8/π2 )sin2 (φo /2)cos2 〔(φo +π)/4〕 …(23) η-1e =(8/π2 )sin2 (φe /2)cos2 〔(φe +π)/4〕 …(24)
【0027】図2(a)の第1の実施形態において、φ
o =0、φe =πとすれば、η0o=1、η0e=0となる
ため、常光は完全に透過し、異常光は完全に回折され
る。この時、(15),(16)式よりh1 =2.14
μm、h2 =71.4nmとなる。また、η+1e =0.
81、η-1e =0である。
【0028】図2(b)の第2の実施形態において、φ
o =π、φe =0とすれば、η0o=0、η0e=1となる
ため、異常光は完全に透過し、常光は完全に回折され
る。この時、(17)、(18)式よりh3 =2.35
μm、h4 =214nmとなる。また、η+1o =0.8
1、η-1o =0である。
【0029】このように、図2に示した第1及び第2の
各実施形態においては、変更ビームスプリッタで回折さ
れる偏光成分の+1次回折効率が0.81、−1次回折
効率が0であるため、+1次回折光のみを利用した場合
でも高い効率が得られる。
【0030】ここで、前記した第1及び第2の実施形態
においては、基板としてニオブ酸リチウムが用いられて
いるが、タンタル酸リチウムを用いることも可能であ
る。また、第2の実施形態においては、位相補償膜の材
質としてNb2 5 が用いられているが、Ta2 5
TiO2 等を用いることも可能である。
【0031】図3に、本発明の偏光ビームスプリッタの
第3、第4の実施形態を示す。図3(a)に示す第3の
実施形態においては、図2(a)に示した第1の実施形
態のニオブ酸リチウム基板1の表面側に反射防止膜1
0、裏面側に反射防止膜9がそれぞれ形成されている。
図3(b)に示す第4の実施形態においては、図2
(b)に示した第2の実施形態のニオブ酸リチウ基板1
の表面側に反射防止膜15、裏面側に反射防止膜14が
それぞれ形成されている。これらにおいて、反射防止膜
9,10,14,15の材質としては、例えばSiO2
が用いられる。反射防止膜の条件は、屈折率をna 、厚
さをha とすると、na =np 1/2 (または
s 1/2 )、かつha =λ/4na である。λ=685
nmとすると、反射防止膜9,10,14,15の材質
がSiO2 の場合、na =1.46であるから前者の条
件はほぼ満たされ、ha =117nmとすれば後者の条
件も満たされる。
【0032】図4に本発明の偏光ビームスプリッタの製
造方法の第一の実施形態を工程順に示す。これは図2
(a),図3(a)に示した第1、第3の各実施形態に
対応するものである。先ず、図4(a)に示すように、
ニオブ酸リチウム基板1の上に、周期的なマスクM1の
パタンを形成する。マスクM1の材質としては、例えば
Ti、Al等が用いられる。そして、図4(b)に示す
ように、ニオブ酸リチウム基板1を安息香酸等に浸漬す
ることにより、マスクM1の形成されていない部分に深
さh1のプロトン交換を行い、矩形状断面を有する周期
的なプロトン交換領域2aを形成する。
【0033】次いで、図4(c)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板1の上のマスクM1を除去し、マスクM
1の半分の周期を有する周期的なマスクM2のパタン
を、前記マスクM1が形成されていた周期に合わせて形
成する。そして、図4(d)に示すように、ニオブ酸リ
チウム基板1を安息香酸等に浸漬することにより、マス
クM2の形成されていない部分に深さh1 /2のプロト
ン交換を行い、4段階の深さの階段状断面を有する周期
的なプロトン交換領域2を形成する。
【0034】次いで、図4(e)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板1の上およびマスクM2の上に、厚さh
2 /2の位相補償膜をスパッタリング等により成膜し、
矩形状断面を有する周期的な位相補償膜3aを形成す
る。そして、図4(f)に示すように、ニオブ酸リチウ
ム基板1の上のマスクM2を除去することにより、マス
クM2の上に成膜された位相補償膜を同時に除去する。
さらに、図4(g)に示すように、ニオブ酸リチウム基
板1の上に、マスクM1と同じ周期を有する周期的なマ
スクM3のパタンを形成する。そして、図4(h)に示
すように、ニオブ酸リチウム基板1の上およびマスクM
3の上に、厚さh2 の位相補償膜をスパッタリング等に
より成膜し、4段階の厚さの階段状断面を有する周期的
な位相補償膜3を形成する。
【0035】次いで、図4(i)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板1の上のマスクM3を除去することによ
り、マスクM3の上に成膜された位相補償膜を同時に除
去する。以上で偏光ビームスプリッタが完成する。しか
る上で、図4(j)に示すように、必要があれば、ニオ
ブ酸リチウム基板1の表面側に反射防止膜10、裏面側
に反射防止膜9をスパッタリング等によりそれぞれ成膜
する。
【0036】図5に、本発明の偏光ビームスプリッタの
製造方法の第二の実施形態を工程順に示す。これは図2
(b),図3(b)の第2、第4の各実施形態に対応す
るものである。先ず、図5(a)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板11の上に、周期的なマスクM11のパ
タンを形成する。マスクM11の材質としては、例えば
Ti,Al等が用いられる。ついで、図5(b)に示す
ように、ニオブ酸リチウム基板11を安息香酸等に浸漬
することにより、マスクM11の形成されていない部分
に深さh3 のプロトン交換を行い、矩形状断面を有する
周期的なプロトン交換領域12aを形成する。そして、
図5(c)に示すように、ニオブ酸リチウム基板11を
フッ酸等に浸漬することにより、マスクM11の形成さ
れていないプロトン交換領域12aに深さh4 のエッチ
ングを行い、矩形状断面を有する周期的なプロトン交換
領域12bおよび溝部13aを形成する。
【0037】次いで、図5(d)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板11の上のマスクM11を除去し、マス
クM11の半分の周期を有する周期的なマスクM12の
パタンを形成する。そして、図5(e)に示すように、
ニオブ酸リチウム基板11を安息香酸等に浸漬すること
により、マスクM12の形成されていない部分に深さh
3 /2のプロトン交換を行い、周期的なプロトン交換領
域12cを形成する。次いで、図5(f)に示すよう
に、ニオブ酸リチウム基板11をフッ酸等に浸漬するこ
とにより、マスクM12の形成されていないプロトン交
換領域12cに深さh4 /2のエッチングを行い、4段
階の深さの階段状断面を有する周期的なプロトン交換領
域12および溝部13を形成する。
【0038】次いで、図5(g)に示すように、ニオブ
酸リチウム基板11の上のマスクM12を除去する。以
上で偏光ビームスプリッタが完成する。しかる上で、図
5(h)に示すように、必要があれば、ニオブ酸リチウ
ム基板1の表面側に反射防止膜15、裏面側に反射防止
膜14をスパッタリング等によりそれぞれ成膜する。
【0039】図6に、本発明の偏光ビームスプリッタの
変形実施形態を示す。図1に示した実施形態において
は、回折格子の方向が光学軸4と平行であるが、図6
(a)においては回折格子の方向は光学軸4と垂直であ
り、図6(b)においては回折格子の方向は光学軸4に
対して斜めであり、図6(c)においては回折格子のパ
タンは曲線状である。さらに、回折格子のパタンは同心
円状等の他の形状でも良く、複数の異なる形状の組合わ
せでも良い。なお、この図6(a)〜(c)の実施形態
においては、断面形状が図2(a)に示す実施形態と同
じであるが、図2(b)に示す実施形態と同じでも構わ
ない。
【0040】また、図2(a)においては、プロトン交
換領域の深さおよび位相補償膜の厚さは4段階である
が、これはnを2以上の整数とする時、2n であれば何
段階でも構わない。4段階の場合は、隣接する各段階の
部分を透過する光の位相差を、常光に対しては0、異常
光に対してはπ/2としたが、2n 段階の場合は、常光
に対しては0、異常光に対しては2π/2n とすればよ
い。4段階の場合は、異常光の+1次回折効率は0.8
1であるが、例えば8段階の場合は、0.95とさらに
高まる。この時の製造方法としては、図4の(d),
(e)の工程の間に、さらに(c)〜(g)の工程を入
れれば良い。ただし、この場合マスクの周期は半分にす
ることが必要となる。
【0041】同様に、図2(b)においては、プロトン
交換領域および溝部の深さは4段階であるが、これはn
を2以上の整数とする時、2n であれば何段階でも構わ
ない。4段階の場合は、隣接する各段階の部分を透過す
る光の位相差を、常光に対してはπ/2、異常光に対し
ては0としたが、2n 段階の場合は、常光に対しては2
π/2n 、異常光に対しては0とすれば良い。4段階の
場合は常光の+1次回折効率は0.81であるが、例え
ば8段階の場合は0.95とさらに高まる。この時の製
造方法としては、図5(f)の工程の後にさらに(d)
〜(f)の工程を入れれば良い。この場合にも、マスク
の周期は半分にすることが必要である。
【0042】なお、前記した各実施形態においては、常
光および異常光の一方は完全に透過し、他方は完全に回
折されるように構成している。しかし、本発明の偏光ビ
ームスプリッタはこれらに限定されるものではなく、常
光、異常光に対する透過率、±1次回折効率が異なるも
のであれば全て同様に本発明を適用することが可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の偏光ビーム
スプリッタにおいては、面内に光学軸を有するニオブ酸
リチウムまたはタンタル酸リチウム基板の表面に、2n
段階(nは2以上の整数)の深さの階段状断面を有する
プロトン交換領域が周期的に形成されており、プロトン
交換領域の上に2n 段階の厚さの階段状断面を有する位
相補償膜または2n 段階の深さの階段状断面を有する溝
部が周期的に形成されている。このため、偏光ビームス
プリッタで回折される偏光成分の+1次および−1次回
折効率の一方が他方より高くなり、したがって+1次お
よび−1次回折光の片方のみを利用した場合でも高い効
率が得られる偏光ビームスプリッタを実現できる。
【0044】また、本発明によれば、以下の理由により
製造が容易な偏光ビームスプリッタを実現できる。第一
に、位相補償膜の材質は任意に選ぶことができる。第二
に、プロトン交換領域の深さ、位相補償膜の厚さ、溝部
の深さはいずれも数μm以下と小さい。第三に、フォト
リソグラフィのプロセスで製造できるため、任意の回折
格子のパターンへの対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態と第2の実施形態の断
面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態と第4の実施形態の断
面図である。
【図4】第1の実施形態と第3の実施形態の製造方法を
工程順に示す断面図である。
【図5】第2の実施形態と第4の実施形態の製造方法を
工程順に示す断面図である。
【図6】本発明の変形例を説明するための斜視図であ
る。
【図7】従来の偏光ビームスプリッタの一例の斜視図で
ある。
【図8】図7の断面図と、異なる従来例の断面図であ
る。
【図9】従来の改良された偏光ビームスプリッタの断面
図である。
【符号の説明】
1 ニオブ酸リチウム基板 2 プロトン交換領域 3 位相補償膜 4 光学軸 5 入射光 6 透過光 7 +1次回折光 9,10 反射防止膜 11 ニオブ酸リチウム基板 12 プロトン交換領域 13 溝部 14,15 反射防止膜 M1〜M12 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−262602(JP,A) 特開 昭63−314502(JP,A) 特開 平5−109111(JP,A) 特開 平6−27322(JP,A) 特開 平6−36374(JP,A) 特開 平6−274927(JP,A) 特開 平7−234317(JP,A) 特開 平9−50642(JP,A) 特開 平9−102138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 5/18 G02B 5/30

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面内に光学軸を有するニオブ酸リチウム
    またはタンタル酸リチウム基板と、この基板の表面に周
    期的に形成されたプロトン交換領域と、該プロトン交換
    領域の上に周期的に形成された位相補償膜から構成され
    る偏光ビームスプリッタにおいて、前記プロトン交換領
    域は2n 段階(nは2以上の整数、以下同じ)の深さの
    階段状断面を有し、前記位相補償膜は前記プロトン交換
    領域の深さに対応する2n 段階の厚さの階段状断面を有
    することを特徴とする偏光ビームスプリッタ。
  2. 【請求項2】 前記位相補償膜の材質がNb2 5 ,T
    2 5 またはTiO2 であることを特徴とする請求項
    1記載の偏光ビームスプリッタ。
  3. 【請求項3】 前記プロトン交換領域の深さおよび前記
    位相補償膜の厚さは、隣接する各段階の部分を透過する
    光の位相差が、常光に対しては0、異常光に対しては2
    π/2n となるように設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の偏光ビームスプリッタ。
  4. 【請求項4】 面内に光学軸を有するニオブ酸リチウム
    またはタンタル酸リチウム基板と、該基板の表面に周期
    的に形成されたプロトン交換領域と、該プロトン交換領
    域の上に周期的に形成された溝部から構成される偏光ビ
    ームスプリッタにおいて、前記プロトン交換領域および
    前記溝部は2n 段階の深さの階段状断面を有することを
    特徴とする偏光ビームスプリッタ。
  5. 【請求項5】 前記プロトン交換領域および前記溝部の
    深さは、隣接する各段階の部分を透過する光の位相差
    が、常光に対しては2π/2n 、異常光に対しては0と
    なるように設定されていることを特徴とする請求項4記
    載の偏光ビームスプリッタ。
  6. 【請求項6】 前記基板の両面に反射防止膜が形成され
    ていることを特徴とする請求項1または4記載の偏光ビ
    ームスプリッタ。
  7. 【請求項7】 面内に光学軸を有するニオブ酸リチウム
    またはタンタル酸リチウム基板の表面に周期的にhaの
    深さの第1のプロトン交換領域を形成する工程と、その
    後第n−1のプロトン交換領域の一部にha/2n-1
    深さの第nのプロトン交換領域に達するまで順次繰り返
    し形成する工程と、前記第1のプロトン交換領域上にh
    bの厚さの第1の位相補償膜を形成する工程と、その後
    第n−1の位相補償膜の一部にhb/2n-1 の厚さの第
    nの位相補償膜を繰り返し形成する工程を含むことを特
    徴とする偏光ビームスプリッタの製造方法。
  8. 【請求項8】 面内に光学軸を有するニオブ酸リチウム
    またはタンタル酸リチウム基板の表面に周期的に深さh
    aの第1のプロトン交換領域を形成する工程と、この第
    1のプロトン交換領域を表面からhcの深さだけエッチ
    ングして溝部を形成する工程と、その後第nのプロトン
    交換領域の一部をマスクし、他の部分にha/2n-1
    深さの第nのプロトン交換領域を形成し、かつその表面
    をhc/2n-1 の深さだけエッチングして第nの溝部を
    形成するまでの工程を繰り返し行うことを特徴とする偏
    光ビームスプリッタの製造方法。
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