JP2850468B2 - 自動2輪車 - Google Patents

自動2輪車

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JP2850468B2
JP2850468B2 JP2087034A JP8703490A JP2850468B2 JP 2850468 B2 JP2850468 B2 JP 2850468B2 JP 2087034 A JP2087034 A JP 2087034A JP 8703490 A JP8703490 A JP 8703490A JP 2850468 B2 JP2850468 B2 JP 2850468B2
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孝司 吉田
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はカウリングを有する自動2輪車に係り、特
に、ラジエタの冷却能力と運転快適性の向上を共に図っ
た自動2輪車に関する。
(従来の技術) 従来、この種の自動2輪車としては、特開昭60−1743
72号公報に記載されたものがある。
これはフロントフォークを通す挿通孔を閉じるプレー
ト(板体)をアンダブラケットに設けることにより、こ
の挿通孔から走行風が侵入し、運転者に当たるのを防止
して、運転快適性の向上を図ったものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の自動2輪車では、第
5図に示すように板体1はアンダブラケット2に固着さ
れ、カウリング3の挿通孔3aの開口周縁分とは全く固着
されていない上に、板より成るので、若干可撓性を有す
る。
このために、板体1のラジエタ4側に延出する延出端
1aは図中矢印で示す走行風の風圧により上方へ捲り上げ
られるように弾性変形し、この延出端1aと、ラジエタ4
の上端面板との間に若干と間隙を形成し、ここから走行
風がカウリング3内に侵入する。
その結果、走行風が運転者に当たって運転快適性を低
下させる上に、ラジエタ4に案内される走行風が減少す
るので、その冷却能力が低下する。
そこで本発明は前記事情を考慮してなされたもので、
その目的はラジエタの冷却能力と運転快適性の向上とを
共に図ることができる自動2輪車を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、カウリングの挿通孔を閉じる板体1に、走
行風をラジエタに案内させるガイド機能を持たせると共
に、ラジエタ側に延びる板体1の延出端部1aをガイドブ
ラケットにより上方から摺動自在に押えることにより、
その延出端1aが走行風の風圧により捲り上がるような弾
性変形を防止するものであり、次のように構成される。
つまり本発明は、車体を覆うカウリングに、フロント
フォークを挿通する挿通孔を穿設した自動2輪車におい
て、前記挿通孔を閉じると共に、走行風をラジエタに案
内するガイドプレートを前記フロントフォークのアンダ
ブラケットに設け、前記ラジエタの上端上に延出する前
記ガイドプレートの延出端部をこのラジエタの上端側に
摺動自在に押え付けるガイドブラケットを設けたことを
特徴とする。
(作用) ガイドプレートはフロントフォークを通す挿通孔を閉
じるので、この挿通孔から走行風がカウリング内に侵入
し、運転者に当たるのを防止することができるので、運
転快適性を高めることができる。
また、ガイドプレートは走行風をラジエタに案内する
ので、その冷却能力を高めることができる。
さらに、ラジエタ上端上に延出するガイドプレートの
延出端をガイドブラケットにより摺動自在にラジエタ側
に押え付けるので、走行風に風圧により、この延出端が
捲り上がるように弾性変形するのを防止することができ
る。
したがって、このガイドプレートの延出端の捲上がり
の弾性変形によりカウリングの挿通孔に間隙が形成さ
れ、ここからカウリング内に走行風が侵入して運転者に
当たるのを防止して、その運転快適性を高める上に、ラ
ジエタに案内される走行風の減少を防止できるので、ラ
ジエタの冷却能力を高めることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
第2図は本発明の一実施例の一部切欠側面図であり、
図において、自動2輪車11はハンドル12の図示しないス
テアリングシャフトを収容するステアリングヘッドパイ
プ13の前方等を覆うカウリング14を有する。
ヘッドパイプ13はその後部側面にメインフレーム15と
図示しないダウンチューブとを固着すると共に、その下
端部にはアンダブラケット16を固着している。
アンダブラケット16は第1図に示すように、左右一対
のフロントフォーク17,17を挿通させる挿通孔16a,16bを
穿設している。
また、カウリング14は第3図(第2図のIII−III線矢
視図)でも示すように一対のフロントフォーク17,17を
挿通させる挿通孔14aを開口させている。
この挿通孔14aをその内面側で閉じる樹脂製等のガイ
ドプレート18を第1図にも示すようにアンダブラケット
16に固着している。
ガイドプレート18は第4図(第2図のIV−IV線矢視
図)にも示すようにほぼ円形をなし、アンダブラケット
16の一対の挿通孔16a,16bに対応して、一対のフロント
フォーク17,17が挿通する挿通孔18a,18bを穿設してい
る。
ガイドプレート18はアンダブラケット16と共に回動す
るものであり、その一端はラジエタ19の上面板19a上に
延出し、この延出端18cは第1図および第4図で示すよ
うに、ラジエタ19の上面板19a上に固着された左右一対
のガイドブラケット20a,20bにより摺動自在に支持さ
れ、しかも、ラジエタ19の上面板19a側へ押し付けるよ
うに支持されている。
つまり、ガイドプレート18の延出端18cが走行風の風
圧により上方へ捲れ上がるように弾性変形するのを一対
のガイドブラケット20a,20bにより規制するようになっ
ている。
なお、ラジエタ19は図示しないダウンチューブ等によ
り支持固定されている。
次に本実施例の作用を説明する。
自動2輪車11の走行時には、走行風がカウリング14の
挿通孔14aに向けて当たるが、この挿通孔14aはガイドプ
レート18により閉じられているので、この挿通孔14aか
ら走行風がカウリング14内へ侵入するのが防止される。
これと同時に、ガイドプレート18は走行風をラジエタ
19に案内するので、ラジエタ19の冷却能力を高めること
ができる。
そして、自動2輪車11の高速時にはガイドプレート18
に当たる走行風の風圧が昇圧するが、このガイドプレー
ト18のラジエタ19側の延出端18cが一対のガイドブラケ
ット18cによりラジエタ19の上面板19a側へ押え付けられ
ているので、この延出端18cが走行風の風圧により上方
へ捲り上がるように変形するのが防止される。
したがって、このガイドプレート18の延出端18cの捲
上がりにより形成される間隙から走行風がカウリング14
内へ侵入し運転者に当たるのを防止することができる。
これにより、高速運転にも運転快適性の向上を図ること
ができる。
また、カウリング14内への走行風の侵入を防止できる
ので、その走行風をラジエタ19へ案内することができ、
その冷却能力を高めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、カウリングの挿通孔を
ガイドプレートにより閉じるので、この挿通孔から走行
風が侵入して運転者に当たるのを防止できるので、運転
快適性を高めることができる。
また、ガイドプレートにより走行風をラジエタに案内
するので、その冷却能力を高めることができる。
さらに、ラジエタ上端上に延出するガイドプレートの
延出端をガイドブラケットにより摺動自在にラジエタ側
に押え付けるので、走行風の風圧によりガイドプレート
の延出端が捲り上がるように変形するのをガイドブラケ
ットにより防止できるので、走行風の風圧が高くなる高
速運転時においてもラジエタの冷却能力の向上と運転快
適性の向上とを共に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図で示すガイドプレートおよびラジエタの
斜視図、第2図は本発明に係る自動2輪車の一実施例の
要部側面図、第3図は第2図のIII−III線矢視図、第4
図は第2図のIV−IV線矢視図、第5図は従来の自動2輪
車の一部拡大図である。 11……自動2輪車、13……ヘッドパイプ、14……カウリ
ング、16……アンダブラケット、17……フロントフォー
ク、18……ガイドプレート、18c……延出端部、19……
ラジエタ、19a……上面板、20a,20b……ガイドブラケッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 17/00,17/02 B62J 23/00 B62J 39/00 B62K 21/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体を覆うカウリングに、フロントフォー
    クを挿通させる挿通孔を穿設した自動2輪車において、
    前記挿通孔を閉じると共に、走行風をラジエタに案内す
    るガイドプレートを前記フロントフォークのアンダブラ
    ケットに設け、前記ラジエタの上端上に延出する前記ガ
    イドプレートの延出端部をこのラジエタの上端側に摺動
    自在に押え付けるガイドブラケットを設けたことを特徴
    とする自動2輪車。
JP2087034A 1990-03-30 1990-03-30 自動2輪車 Expired - Fee Related JP2850468B2 (ja)

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