JP2850028B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体
に関するものである。
ロ.従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、強磁性粉
末、結合剤等からなる磁性塗料を非磁性支持体上に塗
布、乾燥することにより製造される。
近年、磁気記録媒体、特に短波長記録の要求されるビ
デオ用磁気記録媒体においては、記録の高密度化が要望
されており、強磁性粉末も要求される記録の高密度化に
応じて更に微粒子化されまた高抗磁力化されており、比
表面積で45m2/g以上の粉末が使用されるようになりつつ
ある。
ところが、強磁性粉末は微粒子化や高抗磁力化するほ
ど、個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記
録の高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分
散性や表面平滑性が十分に満足されなくなる。この傾向
は、特に強磁性金属粉末において顕著である。
また、近年、VTRの高機能化に伴ってVTRヘッドの多搭
載化が進んでおり、ヘッド叩きと呼ばれるジッターが問
題化しており、テープの走行安定化が強く望まれてい
る。
このような状況下で、強磁性粉末の微粒子下に伴う分
散性の低下という磁気記録媒体の欠点を改良する目的
で、数多くの検討がなされている。例えば特開昭60−57
527号公報には、磁性層にカルボキシル基、水酸基、ス
ルホン酸基、エポキシ基から選ばれた官能基を含む変性
ポリウレタンを含有させて、強磁性粉末の分散性を向上
させる技術が開示されている。
しかしながら、本発明者の検討によると、極性の官能
基を含むポリウレタンを使用するだけでは、強磁性粉末
の分散性を向上させることはできても、ヘッド叩きを抑
えるだけのテープの走行安定性を得ることは難しいこと
が明らかとなった。
ハ.発明の目的 本発明の目的は、微粒子化された強磁性粉末、特に強
磁性金属粉末の分散性に優れ、角型比が大きく、かつ、
ヘッド叩きが効果的に抑えられ、走行安定性に優れた磁
気記録媒体を提供することにある。
ニ.発明の構成 本発明は、磁性粉を含む磁性層を有する磁気記録媒体
であって、 前記磁性層中に、脂肪酸と、脂肪酸エステルと、ガラ
ス転移温度が0℃以下、重量平均分子量が30,000以下
で、かつ、極性基−SO3M(但し、MはH或いはNa,K,Li
等のアルカリ金属原子)をS原子の重量で0.35重量%以
上含有するポリウレタンとを含み、 前記磁性層中に含まれる脂肪酸と脂肪酸エステルとの
割合が重量比で10:90〜90:10である ことを特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
本発明においては、使用するポリウレタンの重量平均
分子量が30,000以下であり、かつ、極性基−SO3MをS原
子の重量で該ポリウレタンの0.35重量%以上含有してい
るために、微粒子化された強磁性粉末を十分に分散させ
ることが可能となる。
即ち、ポリウレタンの重量平均分子量が30,000を超え
ると、分子量が大きすぎて分散にとって却って不都合と
なるから、同分子量は30,000以下とすべきであり、これ
は更に20,000〜28,000とするのがよい。また、同ポリウ
レタン中の−SO3Mは磁性粉(強磁性粉末)とのなじみが
良く、ポリウレタン中への磁性粉の分散を促進する効果
がある。このためには、−SO3Mの割合はS原子の重量で
0.35重量%未満では効果がなく、0.35重量%以上とすべ
きであり、0.37〜0.50重量%が更によい。
また、上記ポリウレタンのガラス転移温度(Tg)は0
℃以下でないと、磁性層の剛性が増え、走行安定性が悪
くなるため、Tgは0℃以下とすべきであり、更に−10〜
−50℃が好ましい。即ち、本発明のポリウレタンはガラ
ス転移温度0℃以下であるために、ヘッド叩きを抑える
ことができ、走行安定性が良好となる。
ヘッド叩きが抑えられ、走行安定性が良好となる理由
は、ポリウレタンのガラス転移温度が0℃以下であると
テープのスティッフネス(剛性)を低くすることがで
き、そのためにヘッドがドラム出口から離脱する際のシ
ョックが柔らげられるからであると考えられる。また、
通常、テープのスティッフネスを低くするとテープの強
度が低下するが、本発明ではポリウレタンに−SO3Mを含
有しているために、強磁性粉末とポリウレタンとが強く
吸着しているのでテープの強度も低下することがない。
本発明における強磁性粉末としては、磁気記録媒体の
強磁性粉末として通常使用されているものを用いること
ができる。強磁性粉末の例としては、γ−Fe2O3、Co含
有γ−Fe2O3、Co被着γ−Fe2O3、Fe3O4、Co含有Fe3O4
Co被着Fe3O4、Co含有磁性FeOx(3/2〉X〉4/3)、CrO2
等の酸化物磁性体が挙げられる。また、バリウムフェラ
イト等の六方晶フェライト、窒化鉄も使用される。
強磁性粉末としての金属粉末の例としては、Fe、Ni、
Coをはじめ、Fe−Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−Zn系、
Fe−Al−Co系、Fe−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Co
系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe−Ni−Si−Al−Zn系、Fe
−Al−Si系、Fe−Al−Ca系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Mn
系、Fe−Ni−Si系、Fe−Mn−Zn系、Fe−Co−Ni−P系、
Co−Ni系等、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁性粉
等の強磁性粉末が挙げられる。なかでも、Fe系金属粉末
が電気特性的に優れ、耐蝕性及び分散性の点で特にFe−
Al系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co系、Fe
−Ni系、Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−Al−Si
−Zn系、Fe−Ni−Al−Si−Mn系、Fe−Ni−Co系のFe系合
金粉末が好ましい。
更に、好ましい強磁性金属粉末の構造としては、該強
磁性金属粉末に含有されているFe原子とAl原子との含有
量比が原子数比でFe:Al=100:1〜100:20であり、かつ該
強磁性金属粉末のESCAによる分析深度で100Å以下の表
面域に存在するFe原子とAl原子との含有量比が原子数比
でFe:Al=30:70〜70:30である構造を有するものであ
る。或いは、Fe原子とNi原子とAl原子とSi原子とが強磁
性金属粉末に含有され、更にZn原子とMn原子との少なく
とも一方が該強磁性金属粉末に含有され、Fe原子の含有
量が90原子%以上、Ni原子の含有量が1原子%以上、10
原子%未満、Al原子の含有量が0.1原子%以上、5原子
%未満、Si原子の含有量が0.1原子%以上、5原子%未
満、Zn原子の含有量及び/又はMn原子の含有量(但し、
Zn原子とMn原子との両方を含有する場合はこの合計量)
が0.1原子%以上、5原子%未満であり、上記強磁性金
属粉末のESCAによる分析深度で100Å以下の表面域に存
在するFe原子とNi原子とAl原子とSi原子とZn原子及び/
又はMn原子の含有量比が原子数比でFe:Ni:Al:Si:(Zn及
び/又はMn)=100:(4以下):(10〜60):(10〜7
0):(20〜80)である構造を有する強磁性金属粉末な
どが挙げられる。
本発明においては、記録の高密度化に応じて、比表面
積で45m2/g以上の強磁性粉末が好ましく使用される。
なお、本発明における強磁性粉末の比表面積はBET法
と称されている比表面積の測定方法によって測定された
ものを、単位グラム当たりの表面積を平方メートルで表
したものである。この比表面積ならびにその測定方法に
ついては「粉体の測定」(J.M.Dallavalle,Clydeorr J
r.共著、弁田その他訳;産業図書社刊)に詳しく述べら
れており、また「化学便覧」応用偏p1170〜1171(日本
化学会編;丸善(株)昭和41年4月30日発行)にも記載
されている。比表面積の測定は、例えば粉末を105℃前
後で13分間加熱処理しながら脱気して、上記粉末に吸着
させているものを除去し、その後測定装置に導入して、
窒素の初期圧力を0.5kg/m2に設定し、窒素により液体窒
素温度(−195℃)で10分間で吸着測定を行う。測定装
置はカウンターソープ(湯浅アイオニクス(株)製)を
使用した。
本発明における結合剤は、上記したように、ガラス転
移温度0℃以下、重量平均分子量30,000以下、極性基−
SO3MをS原子の重量で該ポリウレタンの0.35重量%以上
含有するポリウレタンを含有するものである。
なお、上記のS原子の含有率は以下のようにして求め
る。マトリックス樹脂に、内部標準物質としてP含有化
合物を所定量と純度99.9999%の硫黄を添加量を振って
加え、WDX(波長分散型螢光X線)てSとPの蛍光X線
強度比を求めS原子の含有率の検量線を作り、次に測定
用試料にP含有化合物を所定量加えてWDXの測定を行っ
て求めた。
次に、本発明におけるポリウレタンの合成について述
べる。ポリウレタンの合成に関しては、一般に利用され
る方法であるポリオールとポリイソシアネートとの反応
を用いることができる。ポリオール成分として一般に
は、ポリオールと多塩基酸との反応によって得られるポ
リエステルポリオールが使用されている。この公知の方
法を利用して、多塩基酸の一部として上記の極性基を有
する多塩基酸を使用して、極性基を有するポリエステル
ポリオールを合成することができる。
多塩基酸の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、
マレイン酸等を挙げることができる。極性基を有する多
塩基酸の例としては、5−スルホイソフタル酸、2−ス
ルホイソフタル酸、4−スルホイソフタル酸、3−スル
ホフタル酸、5−スルホイソフタル酸ジアルキル、2−
スルホイソフタル酸ジアルキル、4−スルホイソフタル
酸ジアルキル、3−スルホフタル酸ジアルキル及びこれ
らのナトリウム塩、カリウム塩を挙げることができる。
ポリオールの例としては、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチロールエタ
ン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリトール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ジエチレングリコール、シクロヘキサンジメタ
ノール等を挙げることができる。
また、他の極性基を導入したポリエステルポリオール
に関しても、公知の方法で合成することができる。
次に、上記の極性基を有するポリエステルポリオール
を原料として利用すれば、極性基を有するポリウレタン
を合成することができる。
ポリイソシアネート成分の例としてはジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HMDI)、トリレンジイソシアネート
(TDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、
トリジンジイソシアネート(TODI)、リジンイソシアネ
ートメチルエステル(LDI)などが挙げられる。
また、ポリウレタンの合成の他の方法として、OH基を
有するポリウレタンと極性基及び塩素原子を含有する下
記の化合物との反応により付加して合成することができ
る。M′は水素原子、アルカル金属原子又はアルキル基
である。
ClCH2CH2SO3M、 ClCH2CH2OSO3M、 ClCH2PO(OM′)、 ClCH2COOM なお、ポリウレタンへの極性基の導入に関しては、特
公昭58−41565号、特開昭57−92422号、同57−92423
号、同59−8127号、同59−5423号、同59−5424号、同62
−121923号等の公報に記載があり、本発明においてもこ
れらを利用することができる。
なお、結合剤は上記の樹脂の他に下記の樹脂を使用す
ることができる。
その例としては、重量平均分子量が10,000〜200,000
のもので、塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩
化ビニル−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−ア
クリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニル
ブチラール、セルロース誘導体(ニトロセルロース
等)、スチレン−ブタジエン共重合体、各種の合成ゴム
系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル
系樹脂、尿素ホルムアミド樹脂等が挙げられる。なかで
も、塩化ビニル系共重合体を併用することが好ましい。
結合剤の磁性層中の含有率は、強磁性粉末100重量部
に対して、通常は10〜40重量部(好ましくは15〜30重量
部)の範囲内とする。本発明のポリウレタンとその他の
結合剤の使用量は重量比で通常は90:10〜10:90(好まし
くは70:30〜30:70)の範囲内とする。
本発明の磁性層の耐久性を向上させるために、ポリイ
ソシアネートを含有させることが好ましい。使用できる
芳香族ポリイソシアネートとしては、例えばトリレンジ
イソシアネート(TDI)等と活性水素化合物との付加体
等がある。また、脂肪族ポリイソシアネートとしては、
ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)等と活性水素
化合物との付加体等がある。ポリイソシアネートの重量
平均分子量としては、100〜3,000の範囲のものが好まし
い。
上記磁性層を形成するのに、必要に応じて分散剤、潤
滑剤、研磨剤、帯電防止剤及びフィラー等の添加剤を含
有させても良い。
分散剤としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸、及びこれらのアル
カリ金属の塩又はアルカリ土類金属の塩或いはこれらの
アミド;ポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸エス
テル;レシチン;トリアルキルポリオレフィンオキシ第
四アンモニウム塩;カルボキシル基及びスルホン酸基を
有するアゾ系化合物等が使用される。これらの分散剤は
強磁性粉末に対して0.5〜5重量%の範囲内で添加され
る。
潤滑剤としては、脂肪酸及び脂肪酸エステルを含有さ
せることができる。この場合、脂肪酸の添加量は、強磁
性粉末に対して0.2〜10重量%が良く、0.5〜5重量%が
更に良い。この範囲より脂肪酸が少なくなると走行性が
低下しやすく、多くなると脂肪酸がしみだしたり、出力
低下が生じ易くなる。また、脂肪酸エステルの添加量は
強磁性粉末に対して0.2〜10重量%が良く、0.5〜5重量
%が更によい。この範囲より脂肪酸エステルが少なくな
ると走行性が低下しやすく、多くなると脂肪酸エステル
がしみだしたり、出力低下が生じやすくなる。また、上
記の効果をより良好にするために脂肪酸と脂肪酸エステ
ルとは重量比で10:90〜90:10が好ましい。
脂肪酸は一塩基酸であっても二塩基酸であってもよ
く、炭素数6〜30が好ましく、12〜22が更に好ましい。
脂肪酸の例としてはカプロン酸、カプリル酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、イソステアリン酸、リノレン酸、リノール酸、
オレイン酸、エライジン酸、ベヘン酸、マロン酸、コハ
ク酸、マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,12−ドデカンジカル
ボン酸、オクタンジカルボン酸等が挙げられる。
脂肪酸エステルの例としてはオレイルオレート、イソ
セチルステアレート、ジオレイルマレート、ブチリステ
アレート、ブチルパルミテート、ブチルミリステート、
オクチルミリステート、オクチルパルミテート、ペンチ
ルステアレート、ペンチルパルミテート、イソブチルオ
レエート、ステアリルステアレート、ラウリルオレエー
ト、オクチルオレエート、イソブチルオレエート、エチ
ルオレエート、イソトリデシルオレエート、2−エチル
ヘキシルステアレート、エチルステアレート、2−エチ
ルヘキシルパルミテート、イソプロピルパルミテート、
イソプロピルミリステート、ブチルラウレート、セチル
−2−エチルヘキサレート、ジオレイルアジペート、ジ
エチルアジペート、ジイソブチルアジペート、ジイソデ
シルアジペート、オレイルステアレート、2−エチルヘ
キシルミリステート、イソペンチルパルミテート、イソ
ペンチルステアレート、ジエチレングリコール−モノ−
ブチルエーテルパルミテート、ジエチレングリコール−
モノ−ブチルエーテルパルミテート等が挙げられる。
また上記の脂肪酸、脂肪酸エステル以外にも他の潤滑
剤、例えばシリコーンオイル、グラファイト、フッ化カ
ーボン、二硫化モリブテン、二硫化タングステン、脂肪
酸アミド、α−オレフィンオキサイド等を磁性層に添加
してもよい。
研磨剤の例としては、α−アルミナ、溶融アルミナ、
酸化クロム、酸化チタン、α−酸化鉄、酸化ケイ素、窒
化ケイ素、炭化ケイ素、炭化モリブデン、炭化タングス
テン、炭化ホウ素、コランダム、酸化ジルコニウム、酸
化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素
等が挙げられる。研磨剤の平均粒子径は0.05〜0.6μm
が好ましく、0.1〜0.3μmが更に好ましい。帯電防止剤
としては、カーボンブラック、グラファイト等の導電性
粉末;第四級アミン等のカチオン界面活性剤;スルホン
酸、硫酸、リン酸、リン酸エステル、カルボン酸等の酸
性基を含むアニオン界面活性剤;アミノスルホン酸等の
両性界面活性剤;サポニン等の天然界面活性剤等が使用
される。上記の帯電防止剤は結合剤に対して通常0.01〜
40重量%の範囲で添加される。
上記磁性層を形成する塗料に配合される溶媒の例とし
ては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類:ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール
類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類;テトラヒドロフラン等の環状エーテル類;メチレン
クロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロ
ホルム、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等が
挙げられる。
本発明において使用される磁性塗料は、強磁性粉末、
結合剤、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等を溶媒
中で混練及び分散して製造される。磁性塗料の混練及び
分散に使用される混練分散機の例としては、二本ロール
ミル、三本ロールミル、ボールミル、トロンミル、ペブ
ルミル、コボルミル、サンドミル、サンドグラインダ
ー、Szegvariアトライター、高速インペラー分散機、高
速度衝撃ミル、高速ストーンミル、ディスパー、高速ミ
キサー、ホモジナイザー、超音波分散機、オープンニー
ダー、連続ニーダー、加圧ニーダー等が挙げられる。
本発明において使用される非磁性支持体の例として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6
−ナフタレート等のポリエステル類;ポリプロピレン等
のポリオレフィン類;セルロースダイアセテート、セル
ローストリアセテート等のセルロース誘導体;ポリカー
ボネート、ポリアミド等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体は、図面に示すように、ポリエ
チレンテレフタレート等の非磁性支持体1上に磁性層2
を有し、必要があればこの磁性層とは反対側の面にBC層
3が設けられている構成のものである。また、磁性層2
上にオーバーコート層(OC層)を設けても良い。また、
磁性層と支持体との間に下引き層(UC層)を設けたもの
であってもよい。また非磁性支持体1にコロナ放電処理
を施しても良い。
非磁性支持体上に上記磁性層を形成するための塗布方
式の例としては、エアードクターコート、エアーナイフ
コート、ブレードコート、スクイズコート、含浸コー
ト、トランスファーコート、リバースロールコート、キ
スコート、グラビアコート、キャストコート、スプレイ
コート等が挙げられる。
非磁性支持体上に塗布された磁性層は、磁場配向処理
しながら乾燥される。次に、カレンダリングにより裏面
平滑化処理が行われる。その後、必要に応じてバーニッ
シュ処理或いはブレード処理を行ってスリッティングさ
れる。
なお、本発明は磁気テープをはじめ、磁気ディスク等
にも適用可能である。
ホ.実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。以下
に示す成分、割合、走査順序等は、本発明の精神から逸
脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記の実
施例において「部」はすべて「重量部」を表す。
〔実施例1〕 下記の組成物をボールミルを用いて24時間混練分散さ
せた後、この下記の組成の磁性塗料を0.5μmフィルタ
ーで濾過し、多官能イソシアネート:コロネートL(日
本ポリウレタン社製)5部を添加し、非磁性支持体上に
2.5μmに塗布して、4,000ガウスの磁石で配向させなが
ら乾燥し、スーパーカレンダーをかけた。
磁性塗料組成 強磁性金属粉末 100部 (組成:Fe/Alの重量比95/5 Hc:1580Oe σs:120emu/g BET比表面積:55.5m2/g) 塩化ビニル系共重合体 12部 (UCC社製のVAGH) ポリウレタン 8部 α−アルミナ 8部 (平均粒子径:0.2μm) カーボンブラック 0.5部 (平均粒子径:55nm BET比表面積:32m2/g DBP吸油量:180ml/100g) オレイン酸 1部 ステアリン酸 1部 ブチルステアレート 1部 シクロヘキサノン 100部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 但し、上記のポリウレタンは以下の方法により合成し
たものを使用した。
ポリウレタン 重合反応容器に、5−ナトリウムスルホイソフタル酸
ジメチル280g、1,6−ヘキサンジオール944g、ネオペン
チルグリコール416g、酢酸亜鉛0.45g、酢酸ナトリウム
0.06gを加え、140℃〜220℃で2時間反応させ、次にア
ジピン酸918gを加え、2時間反応させた後、反応系を30
分間かけて20mmHgまで減圧し、更に5〜20mmHg、250℃
で50分間重合反応を行ってポリエステルポリオールを合
成した。得られたポリエステルポリオールは5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸ジメチル:アジピン酸:1,6−ヘ
キサンジオール:ネオペンチルグリコールが5.3:42.8:3
4.2:17.7のモル比で結合していた。
次に、反応容器中に、上記ポリエステルポリオール50
0g、トルエン600g、メチルイソブチルケトン450g、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート35g、ジブチル錫ジラウ
レート0.5gを加え、70〜90℃で8時間反応させた。得ら
れたポリウレタン中には5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸ジメチル0.3モル%が重合していた。また、得られ
たポリウレタンはガラス転移温度−20℃、重量平均分子
量25,000のポリウレタンであり、かつ、極性基−SO3Mを
S原子の重量で該ポリウレタンの0.38重量%含有してい
た。
その後、下記の組成のバックコート層用の塗料を磁性
層の反対側の面に0.8μmに塗布してから、8mm幅にスリ
ットして、8mmビテオテープを製造した。
カーボンブラック(平均粒径50nm) 40部 硫酸バリウム 10部 ニトロセルロース 25部 N−2301(日本ポリウレタン社製) 25部 コロネートL(日本ポリウレタン社製) 10部 シクロヘキサノン 400部 メチルエチルケトン 250部 トルエン 250部 〔実施例2〜5〕及び〔比較例1〜3〕 実施例1のポリウレタンの合成において、アジピン酸
の一部をイソフタル酸に代えて合成し、ガラス転移温度
を−10℃〜20℃に変えた各ポリウレタンを使用した以外
は、実施例1と同様にして8mmビデオテープを製造し
た。なお、ガラス転移温度は、イソフタル酸の使用量に
よってコントロールした(使用量増やす程、Tgが高くな
る)。
〔実施例6〜7〕及び〔比較例4〜5〕 実施例1のポリウレタンの合成において、重合時間を
コントロールして、得られた各ポリウレタンの重量平均
分子量を変化させた以外は、実施例1と同様にして8mm
のビデオテープを製造した。
〔実施例8〜9〕及び〔比較例6〜8〕 実施例1のポリウレタンの合成において、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸ジメチルの使用量をコントロー
ルして、得られた各ポリウレタンの−SO3MのSの割合を
変化させた以外は、実施例1と同様にして8mmビデオテ
ープを製造した。
〔実施例10〕 実施例1のポリウレタンの合成において、極性基−SO
3Mが−SO3Kである5−カリウムスルホイソフタル酸ジメ
チルを使用した以外は、実施例1と同様にして8mmビデ
オテープを製造した。
〔実施例11〕 実施例1のポリウレタンの合成において、極性基−SO
3Mが−SO3Hである5−スルホイソフタル酸ジメチルを使
用した以外は、実施例1と同様にして8mmビデオテープ
を製造した。
以上の各ビデオテープについて、次のようにしてポリ
ウレタンのガラス転移温度(Tg)、S原子の含有率を測
定し、かつ、ヘッド叩き及び角型比を測定した。結果は
下記表に示した。
ポリウレタンのTg: 動的粘弾性測定器「RHEOVIBRON DDV−II−EA」
((株)東洋ボールドウィン製)で測定したtanδの変
曲点の温度。
ポリウレタン中のS原子の含有率: マトリックス樹脂に、内部標準物質としてP含有化合
物を所定量と純度99.9999%の硫黄を添加量を振って加
え、WDXでSとPの蛍光X線強度比を求めS原子の含有
率の検量線を作り、次に測定用試料にP含有化合物を所
定量加えてWDXの測定を行って求めた。
ヘッド叩き: 「Hi−8VTR CCD−V900」(ソニー(株)製)にNTSC P
ATTERNGENERATOR「LCG−401」(リーダー電子(株)
製)で格子縞を録画後、20インチモニターでの再生画面
の下方に現れる縦線の曲がりの幅の長さ。
角型比: 「VSM」(東英工業(株)製、VSM−3S)で測定した飽
和磁束密度に対する残留磁束密度の比。
この結果から判るように、ガラス転移温度が0℃以下
のポリウレタンを使用しなくても角型比はあまり変わら
ないが、ガラス転移温度が0℃を越えるとヘッド叩きを
抑えることはできない。しかも、ポリウレタンの重量平
均分子量は30,000以下、極性基中のS含有率を0.35重量
%以上とすることによって、磁性粉の分散性が向上し、
角型比が一層向上することになる。
ヘ.発明の作用効果 本発明は、微粒子化された強磁性粉末、特に強磁性金
属粉末の分散性に優れ、角型比は大きく、かつ、走行安
定性に優れ、ヘッド叩きが効果的に抑えられる特長を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の磁気記録媒体の一例の拡大断面図であ
る。 なお、図面に示す符号において、 1……支持体 2……磁性層 3……バックコート層(BC層) である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 孝博 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 島野 由岐 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−34327(JP,A) 特開 平2−283775(JP,A) 特開 昭61−258332(JP,A) 特開 昭62−202323(JP,A) 特開 昭62−248127(JP,A) 特開 昭63−131319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/702 C09D 5/23 C09D 175/00 - 175/16 C08G 18/00 - 18/87

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性粉を含む磁性層を有する磁気記録媒体
    であって、 前記磁性層中に、脂肪酸と、脂肪酸エステルと、ガラス
    転移温度が0℃以下、重量平均分子量が30,000以下で、
    かつ、極性基−SO3M(但し、MはH或いはアルカリ金属
    原子)をS原子の重量で0.35重量%以上含有するポリウ
    レタンとを含み、 前記磁性層中に含まれる脂肪酸と脂肪酸エステルとの割
    合が重量比で10:90〜90:10である ことを特徴とする磁気記録媒体。
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