JP3017253B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP3017253B2 JP2163170A JP16317090A JP3017253B2 JP 3017253 B2 JP3017253 B2 JP 3017253B2 JP 2163170 A JP2163170 A JP 2163170A JP 16317090 A JP16317090 A JP 16317090A JP 3017253 B2 JP3017253 B2 JP 3017253B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは、電磁
変換特性と耐蝕性とを改良した磁気記録媒体に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 近年、非磁性支持体上に積層する磁性層を上層と下層
とに分かち、その上層に強磁性合金粉末を、また下層に
強磁性粉末を含有させることによって、転写特性の改良
を図ったり光透過率の増大を抑える磁気記録媒体が開発
された。
しかしながら、下層に含有させる強磁性粉末の粒径が
比較的大きいので、電磁変換特性(特にRA出力、ルミS/
N、クロマS/N)の劣化が著しいという問題が残されてい
る。
本発明は上記事情を改善するためになされたものであ
る。
すなわち、本発明の目的は、複数の磁性層を有する磁
気記録媒体において、その電磁変換特性を改良した磁気
記録媒体を提供すること、また電磁変換特性と同時に耐
蝕性をも改良した磁気記録媒体を提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明は、非磁性支持体上
に積層された複数の磁性層のうち、最上層が、その平均
長軸長が0.14μm以上0.25μm未満で、その結晶子サイ
ズが140Å以上200Å未満で、そのBET値が55m2/g以上で
ある強磁性金属粉末を含有するとともに、最上層以外の
少なくとも一層の磁性層が平均長軸長0.16μm以上0.25
μm未満の強磁性粉末を含有することを特徴とする磁気
記録媒体である。
以下、本発明を詳細に説明する。
−層構成− 本発明の磁気記録媒体は、基本的に、非磁性支持体の
表面に複数の磁性層、すなわち二層ないしそれ以上の磁
性層を積層してなる。
たとえば、磁性層が二層構造である場合を例にとる
と、本発明の磁気記録媒体は、第1図に示すように非磁
性支持体1上に下層2と上層(最上層に該当)3とから
なる磁性層が積層されてなる。
なお、非磁性支持体上の上記磁性層が設けられていな
い面(裏面)には、磁気記録媒体の走行性の向上や帯電
防止および転写防止などを目的として、バックコート層
1′を設けてもよいし、また磁性層と非磁性支持体との
間には、たとえば下引き層などを設けることもできる。
−磁性層− 前記各磁性層は、基本的に強磁性粉を結合剤中に分散
せしめてなる。
本発明においては、最上層は強磁性粉末としてその平
均長軸長が0.14μm以上0.25μm未満で、その結晶子サ
イズが140Å以上200Å未満で、そのBET値が55m2/g以上6
0m2/g以下である強磁性金属粉末を含むこと、また最上
層以外の少なくとも一層は平均長軸長が0.16μm以上0.
25μm未満である強磁性粉末を含むことが重要である。
これらの条件を満足することによって、本発明の磁気
記録媒体は電磁変換特性を向上させることができる。
それに対し、上記条件のいずれかを欠いても本発明の
効果を奏することはできない。
すなわち、最上層に強磁性金属粉末以外の強磁性粉末
を含有させた場合、またそこに強磁性金属粉末を含有さ
せてもその平均長軸長が0.25μm以上であったりその結
晶子サイズが200Å以上である場合、さらに最上層以外
の少なくとも一層の磁性層に含まれる強磁性粉末が0.25
μm以上の平均長軸長を有する場合には、いずれも電磁
変換特性を改良することはできない。
なお、本発明では各磁性層の膜厚は特に限定されない
が、通常は最上層の膜厚は0.1〜1.5μm、好ましくは0.
3〜1.0μmであり、最上層を除く各層の膜厚は0.3〜3.0
μm、好ましくは0.5〜2.0μmである。
−強磁性粉− 本発明において、最上層以外の少なくとも一層の磁性
層に含有させる強磁性粉としては、たとえば、γ−Fe2O
3、Co含有γ−Fe2O3、Co被着γ−Fe2O3、Fe3O4、Co含有
Fe3O4、Co被着Fe3O4、Co含有磁性FeOx(ただし1.33<x
<1.5)、CrO2等の酸化物磁性体、バリウムフェライト
等の六方晶フェライト、窒化鉄、炭化鉄、後述する強磁
性金属粉末等を挙げることができる。
これらのうちでも、本発明の目的に好ましいのは、Co
含有磁性FeOx(ただし1.33<x<1.5)粉末である。
一方、最上層には、強磁性粉末の中でも強磁性金属粉
末が用いられる。
その例としては、Fe、Coをはじめ、Fe−A系、Fe−
A−Ni系、Fe−A−Zn系、Fe−A−Co系、Fe−A
−Ca系、Fe−Ni系、Fe−Ni−A系、Fe−Ni−Co系、
Fe−Ni−Si−A−Mn系、Fe−Ni−Si−A−Zn系、Fe
−A−Si系、Fe−A−Co系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni
−Mn系、Fe−Ni−Si系、Fe−Mn−Zn系、Fe−Co−Ni−P
系、Ni−Co系、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁性
粉等の強磁性粉が挙げられる。中でも、Fe系金属粉が電
気的特性に優れる。
他方、耐蝕性および分散性の点から見ると、Fe−A
系、Fe−A−Ca系、Fe−A−Ni系、Fe−A−Zn
系、Fe−A−Co系、Fe−Ni系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni
−Si−A−Zn系、Fe−Ni−Si−A系、Fe−Ni−Co系
のFe系金属粉が好ましい。
特に、本発明の目的に好ましい強磁性金属粉は、鉄を
主成分とする金属磁性粉であり、AおよびCaを、A
については重量比でFe:A=100:0.5〜100:20、Caにつ
いては重量比でFe:Ca=100:0.1〜100:10の範囲で含有す
るものである。
Fe:Aの比率をこのような範囲にすることで耐蝕性が
著しく改良され、またFe:Caの比率をこのような範囲に
することで電磁変換特性を向上させドロップアウトを減
少させることができる。
電磁変換特性の向上やドロップアウトの減少がもたら
される理由は明らかでないが、分散性が向上することに
よる保磁力のアップや凝集物の減少等が理由として考え
られる。
本発明に用いられる強磁性粉末(強磁性金属粉末も含
めた意味である。)は、その保磁力(Hc)が通常600〜
5,000Oeの範囲にあることが好ましい。
この保磁力が600Oe未満であると、電磁変換特性が劣
化することがあり、また保磁力が5,000Oeを超えると、
通常のヘッドでは記録不能になることがあるので好まし
くない。
また、上記強磁性粉末は、磁気特性である飽和磁化量
(σ)が通常、70emu/g以上であることが好ましい。
この飽和磁化量が70emu/g未満であると、電磁変換特
性が劣化することがある。
さらに本発明においては、記録の高密度化に応じて、
BET法による比表面積で、55m2/g以上の強磁性金属粉末
および45m2/g以上の強磁性粉末が好ましく用いられる。
−結合剤− 本発明に用いる結合剤としてはポリウレタン、ポリエ
ステル、塩化ビニル系強重合体などの塩化ビニル系樹脂
などが代表的なものであり、これらの樹脂は−O3M、−O
SO3M、−COOMおよび−PO(OM1から選ばれた少なく
とも一種の極性基を有する繰り返し単位を含むことが好
ましい。
ただし、上記極性基において、Mは水素原子あるいは
Na、K、Li等のアルカリ金属を表わし、またM1は水素原
子、あるいはNa、K、Li等のアルカリ金属を表わす。
上記極性基は強磁性粉末の分散性を向上させる作用が
あり、各樹脂中の含有率は0.1〜8.0モル%、好ましくは
0.5〜6.0%である。
この含有率が0.1モル%未満であると、強磁性粉末の
分散性が低下し、また含有率が8.0モル%を超えると、
磁性塗料がゲル化し易くなる。
なお、前記各樹脂の重量平均分子量は、15,000〜50,0
00の範囲が好ましい。
結合剤の磁性層における含有率は、強磁性粉末100重
量部に対して通常、10〜40重量部、好ましくは15〜30重
量部である。
結合剤は一種単独に限らず、二種以上を組み合わせて
用いることができるが、この場合、ポリウレタンおよび
/またはポリエステルと塩化ビニル系樹脂との比は、重
量比で通常、90:10〜10:90であり、好ましくは70:30〜3
0:70の範囲である。
本発明に結合剤として用いられる極性基含有塩化ビニ
ル系共重合体は、たとえば塩化ビニル−ビニルアルコー
ル共重合体など、水酸基を有する共重合体と下記の極性
基および塩素原子を有する化合物との付加反応により合
成することができる。
C−CH2SO3M、C−CH2CH2OSO2M、 C−CH2COOM、 (ただし、M及びM1は水素原子あるいはNa、K、Li等の
アルカリ金属を表わす。) これらの化合物から、CCH2CH2SO3Naを例にとり、
上記反応を説明すると、次のようになる。
また、極性基含有塩化ビニル系共重合体は、極性基を
含む繰り返し単位が導入される不飽和結合を有する反応
性モノマーを所定量オートクレーブ等の反応容器に仕込
み、一般的な重合開始剤、たとえばBPO(ベンゾイルパ
ーオキシド)、AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)等
のラジカル重合開始剤、レドックス重合開始剤、カチオ
ン重合開始剤などを用いて重合反応を行なうことによ
り、得ることができる。
スルホン酸またはその塩を導入するための反応性モノ
マーの具体例としては、ビニルスルホン酸、アリルスル
ホン酸、メタクリルスルホン酸、p−スチレンスルホン
酸等の不飽和炭化水素スルホン酸およびこれらの塩を挙
げることができる。
カルボン酸もしくはその塩を導入するときは、たとえ
ば(メタ)アクリル酸やマレイン酸等を用い、リン酸も
しくはその塩を導入するときは、たとえば(メタ)アク
リル酸−2−リン酸エステルを用いればよい。
塩化ビニル系共重合体にはエポキシ基が導入されてい
ることが好ましい。
このようにすると、重合体の熱安定性が向上するから
である。
エポキシ基を導入する場合、エポキシ基を有する繰り
返し単位の共重合体中における含有率は、1〜30モル%
が好ましく、1〜20モル%がより好ましい。
エポキシ基を導入するためのモノマーとしては、たと
えばグリシジルアクリレートが好ましい。
なお、塩化ビニル系共重合体への極性基の導入技術に
関しては、特開昭57−44227号、同58−108052号、同59
−8127号、同60−101161号、同60−235814号、同60−23
8306号、同60−238371号、同62−121923号、同62−1464
32号、同62−146433号等の公報に記載があり、本発明に
おいてもこれらを利用することができる。
次に、本発明に用いるポリエステルとポリウレタンの
合成について述べる。
一般に、ポリエステルはポリオールと多塩基酸との反
応により得られる。
この公知の方法を利用して、ポリオールと一部に極性
基を有する多塩基酸から、極性基を有するポリエステル
(ポリオール)を合成することができる。
極性基を有する多塩基酸の例としては、5−スルホイ
ソフタル酸、2−スルホイソフタル酸、4−スルホイソ
フタル酸、3−スルホフタル酸およびこれらのナトリウ
ム塩、カリウム塩を挙げることができる。
ポリオールの例としては、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、グリセレン、トリメチロールエタ
ン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリトール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ジエチレングリコール、シクロヘキサンジメタ
ノール等を挙げることができる。
なお、他の極性基を導入したポリエステルも公知の方
法で合成することができる。
次に、ポリウレタンに付いて述べる。
これは、ポリオールとポリイソシアネートとの反応か
ら得られる。
ポリオールとしては、一般にポリオールと多塩基酸と
の反応によって得られるポリエステルポリオールが使用
されている。
したがって、極性基を有するポリエステルポリオール
を原料として利用すれば、極性基を有するポリウレタン
を合成することができる。
ポリイソシアネートの例としては、ジフェニルメタン
−4−4′−ジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート(HMDI)、トリレンジイソシアネー
ト(TDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(ND
I)、トリジンジイソシアネート(TODI)、リジンイソ
シアネートメチルエステル(LDI)等が挙げられる。
また、極性基を有するポリウレタンの他の合成方法と
して、水酸基を有するポリウレタンと極性基および塩素
原子を有する下記の化合物との付加反応も有効である。
C−CH2CH2SO3M、C−CH2CH2OSO2M、 C−CH2COOM、 (ただし、M及びM1は水素原子あるいはNa、K、Li等の
アルカリ金属を表わす。) なお、ポリウレタンへの極性基の導入技術に関して
は、特公昭58−41565号特開昭57−92422号、同57−9242
3号、同59−8127号、同59−5423号、同59−5424号、同6
2−121923号等の公報に記載があり、本発明においても
これらを利用することができる。
本発明においては、結合剤として下記の樹脂を全結合
剤の20重量%以下の使用量で併用することができる。
その樹脂としては、重量平均分子量が10,000〜200,00
0である、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニ
トリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロー
ス誘導体(ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、各種の合成ゴム系樹脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹
脂、シリコーン樹脂、アクリル系樹脂、尿素ホルムアミ
ド樹脂などが挙げられる。
−その他の成分− 本発明では、磁性層の耐久性を向上させるために、ポ
リイソシアネートを磁性層に含有させることが好まし
い。
ポリイソシアネートとしては、たとえばトリレンジイ
ソシアネート(TDI)等と活性水素化合物との付加体な
どの芳香族ポリイソシアネートと、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート(HMDI)等と活性水素化合物との付加体な
どの脂肪族ポリイソシアネートがある。
ポリイソシアネートの重量平均分子量は、100〜3,000
の範囲にあることが望ましい。
本発明では、磁性層に必要に応じて分散剤、潤滑剤、
研磨剤、帯電防止剤および充填剤などの添加剤を、それ
ぞれおよび相互に一種もしくは二種以上含有させること
ができる。
まず、分散剤としては、カプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸などの炭素数12〜18の脂肪酸;これらの
アルカリ金属の塩またはアルカリ土類金属の塩あるいは
これらのアミド;ポリアルキレンオキサイドアルキルリ
ン酸エステル;レシチン;トリアルキルポリオレフィン
オキシ第四アンモニウム塩;カルボキシル基およびスル
ホン酸基を有するアゾ系化合物などを挙げることができ
る。
これらの分散剤は、通常、強磁性粉末に対して0.5〜
5重量%の範囲で用いられる。
次に、潤滑剤としては、脂肪酸および/または脂肪酸
エステルを使用することができる。
この場合、脂肪酸の添加量は強磁性粉末に対し0.2〜1
0重量%が好ましく、0.5〜5重量%がより好ましい。
添加量が0.2重量%未満であると、走行性が低下し易
く、また10重量%を超えると、脂肪酸が磁性層の表面に
しみ出したり、出力低下が生じ易くなる。
また、脂肪酸エステルの添加量も強磁性粉末に対して
0.2〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%がより好まし
い。
その添加量が0.2重量%未満であると、スチル耐久性
が劣化し易く、また10重量%を超えると、脂肪酸エステ
ルが磁性層の表面にしみ出したり、出力低下が生じ易く
なる。
脂肪酸と脂肪酸エステルとを併用して潤滑効果をより
高めたい場合には、脂肪酸と脂肪酸エステルは重量比で
10:90〜90:10が好ましい。
脂肪酸としては一塩基酸であっても二塩基酸であって
もよく、炭素数は6〜30が好ましく、12〜22の範囲がよ
り好ましい。
脂肪酸の具体例としては、カプロン酸、カプリン酸、
カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、リノレン酸、オ
レイン酸、エライジン酸、ベヘン酸、マロン酸、コハク
酸、マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,12−ドデカンジカル
ボン酸、オクタンジカルボン酸などが挙げられる。
脂肪酸エステルの具体例としては、オレイルオレー
ト、イソセチルステアレート、ジオレイルマレート、ブ
チルステアレート、ブチルパルミテート、ブチルミリス
テート、オクチルミリステート、オクチルパリミテー
ト、ペンチルステアレート、ペンチルパルミテート、イ
ソブチルオレエート、ステアリルステアレート、ラウリ
ルオレエート、オクチルオレエート、イソブチルオレエ
ート、エチルオレエート、イソトリデシルオレエート、
2−エチルヘキシルステアレート、2−エチルヘキシル
パルミテート、イソプロピルパルミテート、イソプロピ
ルミリステート、ブチルラウレート、セチル−2−エチ
ルヘキサレート、ジオレイルアジペート、ジエチルアジ
ペート、ジイソブチルアジペート、ジイソデシルアジペ
ート、オレイルステアレート、2−エチルヘキシルミリ
ステート、イソペンチルパリミテート、イソペンチルス
テアレート、ジエチレングリコール−モノ−ブチルエー
テルパルミテート、ジエチレングリコール−モノ−ブチ
ルエーテルパルミテートなどが挙げられる。
また、上記脂肪酸、脂肪酸エステル以外の潤滑剤とし
て、たとえばシリコーンオイル、グラファイト、フッ化
カーボン、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、脂
肪酸アミド、α−オレフィンオキサイドなども使用する
ことができる。
次に、研磨剤の具体例としては、α−アルミナ、溶融
アルミナ、酸化クロム、酸化チタン、α−酸化鉄、酸化
ケイ素、窒化ケイ素、炭化タングステン、炭化モリブデ
ン、炭化ホウ素、コランダム、酸化亜鉛、酸化セリウ
ム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素などが挙げられる。
研磨剤の平均粒子径は0.05〜0.6μmが好ましく、0.1
〜0.3μmがより好ましい。
次に、帯電防止剤としては、カーボンブラック、グラ
ファイト等の導電性粉末;第四級アミン等のカチオン界
面活性剤;スルホン酸、硫酸、リン酸、リン酸エステ
ル、カルボン酸等の酸基を含むアニオン界面活性剤;ア
ミノスルホン酸等の両性界面活性剤;サポニン等の天然
界面活性剤などを挙げることができる。
上述した帯電防止剤は、通常、結合剤に対して0.01〜
40重量%の範囲で添加される。
−非磁性支持体− 前記非磁性支持体を形成する材料としては、たとえば
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン類、セルローストリアセテート、セルロー
スダイアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド、
ポリカーボネート等のプラスチックなどを挙げることが
できる。
前記非磁性支持体の形態は特に制限はなく、主にテー
プ状、フィルム状、シート状、カード状、ディスク状、
ドラム状などがある。
非磁性支持体の厚みには特に制約はないが、たとえば
フィルム状やシート状の場合は通常3〜100μm、好ま
しくは5〜50μmであり、ディスクやカード状の場合は
30μm〜10mm程度、ドラム状の場合はレコーダー等に応
じて適宜に選択される。
なお、この非磁性支持体は単層構造のものであっても
多層構造のものであってもよい。
また、この非磁性支持体は、たとえばコロナ放電処理
等の表面処理を施されたものであってもよい。
−磁気記録媒体の製造− 本発明の磁気記録媒体はその製造方法に特に制限はな
く、公知の複数層構造型磁気記録媒体の製造方法に準じ
て製造することができる。
たとえば、一般的には強磁性粉末、結合剤、分散剤、
潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等を溶媒中で混練および分
散して磁性塗料を調製した後、この磁性塗料を非磁性支
持体の表面に塗布する。
上記溶媒としては、たとえばアセトン、メチルエチル
ケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、シ
クロヘキサノン等のケトン系;メタノール、エタノー
ル、プロパノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル類;テトラヒドロフラ
ン等の環状エーテル類;メチレンクロライド、エチレン
クロライド、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロルベン
ゼン等のハロゲン化炭化水素などを用いることができ
る。
磁性層形成成分の混練分散にあたっては、各種の混練
分散機を使用することができる。
この混練分散機としては、たとえば日本ロールミル、
三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、コボルミ
ル、トロンミル、サンドミル、サンドグラインダー、Sq
egvariアトライター、高速インペラー分散機、高速スト
ーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、高速ミキサ
ー、ホモジナイザー、超音波分散機、オープンニーダ
ー、連続ニーダー、加圧ニーダーなどが挙げられる。
上記混練分散機のうち、0.05〜0.5KW(磁性粉1Kg当た
り)の消費電力負荷を提供することのできる混練分散機
は、加圧ニーダー、オープンニーダー、連続ニーダー、
二本ロールミル、三本ロールミルである。
非磁性支持体上に磁性層を形成するための塗布方法の
例としては、たとえばエアードクターコート、エアーナ
イフコート、ブレードコート、スクイズコート、含浸コ
ート、トランスファーコート、リバースコート、キスコ
ート、グラビアコート、キャストコート、エクストルー
ジョンコート、スプレイコートなどが挙げられる。
また、本発明において用いられる塗布方式としては、
ウエット−オン−ウエット方式、ウエット−オン−ドラ
イ方式などが好ましく、前者が製造工程を大幅に短縮す
ることができる利点から特に好ましい。
非磁性支持体上に形成された磁性層は、一般に、磁場
配向処理しながら乾燥される。
次にカレンダリングにより表面平滑化処理が行なわれ
る。
その後は、必要に応じてバーニッシュ処理またはブレ
ード処理を行なってスリッティングされる。
上記工程の一例を第2図に基いて説明すると、まず、
供給ロール4から繰り出されたフィルム状の非磁性支持
体5は、エクストルージョン方式の押し出しコーター
6、7(それぞれ液溜まり部6a、7aを有する)により下
層用塗料と上層用塗料とをウエット・オン・ウエット方
式で重層塗布されたのち、前段配向磁石8を経て後段配
向磁石9を配した乾燥ゾーン10に導入され、ここで上下
に配されたノズルから熱風を吹き付けられて乾燥され
る。
こうして乾燥された磁性層を有する非磁性支持体5
は、カレンダーロール11の組み合わせからなるスーパー
カレンダー装置12に導かれ、ここでカレンダー処理され
たのち、巻き取りロール13に巻き取られる。
このようにして得られた原反を所望の形状、寸法に裁
断すると、磁気記録媒体を得ることができる。
[実施例] 次に、実施例と比較例とを挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。
なお、以下において「部」は「重量部」を意味する。
(実施例1) 下記の上層用磁性組成物を混練分散して上層用磁性塗
料を調製した。
上層用磁性組成物 Fe−A系強磁性金属粉末 ……100部 (Fe:A重量非=100:5、 平均長軸長0.16μm、Hc:1580Oe、 σs:120emu/g) スルホン酸カリウム含有塩化ビニル系樹脂……10部 (日本ゼオン(株)製、商品名MR110) スルホン酸ナトリウム含有ポリウレタン ……5部 (東洋紡績(株)製、商品名UR−8300) アルミナ(平均粒径0.2μm) ……5部 カーボンブラック ……1部 ミリスチン酸 ……1部 ステアリン酸 ……1部 ブチルステアレート ……1部 シクロヘキサノン ……100部 メチルエチルケトン ……100部 トルエン ……100部 コロネートL ……5部 (日本ポリウレタン工業(株)製) また、上記強磁性金属粉末に代えてCo−γ−Fe2O3
末(Hc:800Oe、平均長軸長0.16μm)を用いたことを除
いて上記上層用磁性組成物と同じ組成の下層用磁性塗料
を調製した。
次に、得られた上層用磁性塗料と下層用磁性塗料と
を、ウエットオンウエット方式により厚み10μmのポリ
エチレンテレフタレートフィルム上に塗布したのち、塗
膜が未乾燥であるうちに磁場配向処理を行ない、続いて
乾燥を施してからカレンダーで表面平滑化処理を行な
い、厚み2.5μmの下層と厚み0.5μmの上層とからなる
磁性層を形成した。
さらに、下記の組成を有するバックコート層用塗料を
上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの磁性層と反
対側の面に塗布し、乾燥後の膜厚が0.8μmであるバッ
クコート層を形成した。
バックコート層用塗料 カーボンブラック ……40部 (ラベン1035) 硫酸バリウム ……10部 (平均粒径300μm) ニトロセルロース ……25部 ポリウレタン ……25部 (日本ポリウレタン社製、N−2301) ポリイソシアネート化合物 ……10部 (日本ポリウレタン社製、コロネートL) シクロヘキサノン ……400部 メチルエチルケトン ……250部 トルエン ……250部 こうして得られた原反をスリットして8mmビデオテー
プを作成した。
このビデオ用テープの電磁変換特性と耐蝕性とを下記
の要領で測定した。
その結果を第1表に示す。
RF出力およびクロマ出力; シバソク製ノイズメーター925Cを用い、8mmビデオム
ービーV900(ソニー社製)を用いて測定した。
ルミS/N; 試料テープ上にホワイト100%の信号を基準レベルで
入力し、再生ビデオ信号を921D/1[(株)シバソク製ノ
イズメータ]に入力し、得られるノイズ絶対値よりルミ
S/Nを読み取った。
クロマS/N; シバソク社製ノイズメーターを使用し、基準テープと
の比較においてクロマ信号における試料テープのS/Nの
差を求めた。
耐蝕性(耐環境性:Bm′/Bm); 試料テープの耐環境性テストを行ない、磁気特性の測
定値(Bm′)に対するテスト前の測定値(Bm)を百分率
で表わしたものである。
なお、耐環境性テストは温度60℃、相対湿度80%の下
に試料テープを7日間放置して行なった。
(実施例2〜11、比較例1〜6) 前記実施例1において、下層用磁性組成物中の強磁性
粉末の平均長軸長と上層用磁性組成物中の強磁性金属粉
末の平均長軸長および組成とを第1表に示すように変え
たこと以外は、実施例1と同様にしてビデオテープを作
成し、その諸特性を測定した。ただし、比較例4におい
ては、下層を省略した。
結果を第1表、第2表に示す。
[発明の効果] 本発明によると、電磁変換特性そのもの、さらにはそ
れと耐蝕性とを効果的に改良した磁気記録媒体を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体の一例を示す断面図、第
2図は磁気記録媒体の製造工程の一例を示すフローチャ
ートである。 1……非磁性支持体、2……下層、3……上層、4……
供給ロール、5……非磁性支持体、6、7……コータ
ー、8……前段配向磁石、9……後段配向磁石、10……
乾燥ゾーン、12……スーパーカレンダー装置、13……巻
き取りロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 伸之 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−110823(JP,A) 特開 昭64−19524(JP,A) 特開 平2−107701(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/716 G11B 5/706

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体上に積層された複数の磁性層
    のうち、最上層が、その平均長軸長が0.14μm以上0.25
    μm未満で、その結晶子サイズが140Å以上200Å未満
    で、そのBET値が55m2/g以上60m2/g以下である強磁性金
    属粉末を含有するとともに、最上層以外の少なくとも一
    層の磁性層が平均長軸長0.16μm以上0.25μm未満の強
    磁性粉末を含有することを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】前記最上層以外の少なくとも一層の磁性層
    に含まれる強磁性粉末がCo含有酸化鉄[Co−FeOX(ただ
    し1.33<X≦1.5)]粉末である請求項1に記載の磁気
    記録媒体。
  3. 【請求項3】前記強磁性金属粉末が鉄を主成分とする金
    属磁性粉であり、AおよびCaを、Aについては重量
    比でFe:A=100:0.5〜100:20、Caについては重量比でF
    e:Ca=100:0.1〜100:10の範囲で含有する請求項1また
    は2に記載の磁気記録媒体。
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