JP2849552B2 - 超音波ソルダリング装置 - Google Patents
超音波ソルダリング装置Info
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- JP2849552B2 JP2849552B2 JP25195694A JP25195694A JP2849552B2 JP 2849552 B2 JP2849552 B2 JP 2849552B2 JP 25195694 A JP25195694 A JP 25195694A JP 25195694 A JP25195694 A JP 25195694A JP 2849552 B2 JP2849552 B2 JP 2849552B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品端子および
実装配線基板の半田付や、半導体の半田バンプ形成、ソ
ルダリング材の含浸などを行う超音波ソルダリング装置
に関する。
実装配線基板の半田付や、半導体の半田バンプ形成、ソ
ルダリング材の含浸などを行う超音波ソルダリング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の端子や実装配線基板な
どに半田付する場合、超音波を使ったノンフラックス半
田付を行う方法が知られているが、この方法は、端子が
銀メッキのものや電解研摩、還元処理などの前処理され
たものに限られ、一番多いニッケルメッキのものには実
用化されていない。このニッケルメッキの電子部品の端
子には、まず端子の表面のクリーニングのためフラック
ス処理を行った後、半田付を行い、その後残ったフラッ
クスをフロン、エタン、水系洗剤などで洗浄して除去す
るのが一般的であった。
どに半田付する場合、超音波を使ったノンフラックス半
田付を行う方法が知られているが、この方法は、端子が
銀メッキのものや電解研摩、還元処理などの前処理され
たものに限られ、一番多いニッケルメッキのものには実
用化されていない。このニッケルメッキの電子部品の端
子には、まず端子の表面のクリーニングのためフラック
ス処理を行った後、半田付を行い、その後残ったフラッ
クスをフロン、エタン、水系洗剤などで洗浄して除去す
るのが一般的であった。
【0003】他方、半導体の半田バンプ形成や液晶用タ
ーゲット材へのソルダリング材の含浸などについて、超
音波が使われているが、品質的再現性から自動化されず
手動による作業にとどまっていた。
ーゲット材へのソルダリング材の含浸などについて、超
音波が使われているが、品質的再現性から自動化されず
手動による作業にとどまっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のうち、フラックス処理を行った後に半田付を行
い、その後フラックを洗浄する一般の方法では、フラッ
クスが室内機器を腐食したり、そのフラックス用洗剤の
フロン、エタンが地球環境を汚染したり、そのフロン代
替洗浄用高価洗浄システムが必要となる問題がある。
来技術のうち、フラックス処理を行った後に半田付を行
い、その後フラックを洗浄する一般の方法では、フラッ
クスが室内機器を腐食したり、そのフラックス用洗剤の
フロン、エタンが地球環境を汚染したり、そのフロン代
替洗浄用高価洗浄システムが必要となる問題がある。
【0005】また、超音波ソルダリングでフラックスを
使用しないニッケルメッキ上に安定してソルダリングが
出来ない理由は、ワーク表面の汚れをクリーニングした
り、酸化膜を破壊して半田と金属とを結合させる働きを
するキャビテーションの発生量およびその減衰とワーク
位置との関係が把握されていないため、超音波エネルギ
ーロスが多く、ソルダリングができないという問題があ
った。
使用しないニッケルメッキ上に安定してソルダリングが
出来ない理由は、ワーク表面の汚れをクリーニングした
り、酸化膜を破壊して半田と金属とを結合させる働きを
するキャビテーションの発生量およびその減衰とワーク
位置との関係が把握されていないため、超音波エネルギ
ーロスが多く、ソルダリングができないという問題があ
った。
【0006】さらに、半導体バンプ形成やソルダリング
の品質的な再現性およびその自動化については、上記超
音波エネルギーロス以外に周波数20〜50KHZの比
較検討が不充分であるという問題があった。
の品質的な再現性およびその自動化については、上記超
音波エネルギーロス以外に周波数20〜50KHZの比
較検討が不充分であるという問題があった。
【0007】この発明の目的は、被ソルダリングワーク
上の超音波エネルギーロスを低減せしめると共に、超音
波の周波数を20〜50KHZの広い範囲にわたって検
討しフラックスなどを使用しないで信頼性のあるソルダ
リングが行われ、しかも、地球環境の改善並びに各種の
合理化を図った超音波ソルダリング装置を提供すること
にある。
上の超音波エネルギーロスを低減せしめると共に、超音
波の周波数を20〜50KHZの広い範囲にわたって検
討しフラックスなどを使用しないで信頼性のあるソルダ
リングが行われ、しかも、地球環境の改善並びに各種の
合理化を図った超音波ソルダリング装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの請求項1による超音波ソルダリング装置は、ソル
ダリング槽内にソルダリング材を収容せしめると共にソ
ルダリング材を加熱せしめ、この加熱されて融解された
ソルダリング材で被ソルダリングワークをソルダリング
するソルダリング装置において、前記ソルダリング槽内
のソルダリング材の表面より高いソルダリング槽の一部
に超音波ホーンを設け、この超音波ホーンの先端部と相
対向した近傍にほぼ平行に被ソルダリングワークを設け
ると共に、前記超音波ホーンと被ソルダリングワークを
垂直より傾斜可能に設け、前記ソルダリング槽内のソル
ダリング材をソルダリング槽外に取出し、そのソルダリ
ング材循環系の流れにより被ソルダリングワークにソル
ダリングすべくポンプ手段を前記ソルダリング槽内に設
けてなることを特徴とするものである。
にこの請求項1による超音波ソルダリング装置は、ソル
ダリング槽内にソルダリング材を収容せしめると共にソ
ルダリング材を加熱せしめ、この加熱されて融解された
ソルダリング材で被ソルダリングワークをソルダリング
するソルダリング装置において、前記ソルダリング槽内
のソルダリング材の表面より高いソルダリング槽の一部
に超音波ホーンを設け、この超音波ホーンの先端部と相
対向した近傍にほぼ平行に被ソルダリングワークを設け
ると共に、前記超音波ホーンと被ソルダリングワークを
垂直より傾斜可能に設け、前記ソルダリング槽内のソル
ダリング材をソルダリング槽外に取出し、そのソルダリ
ング材循環系の流れにより被ソルダリングワークにソル
ダリングすべくポンプ手段を前記ソルダリング槽内に設
けてなることを特徴とするものである。
【0009】請求項2による超音波ソルダリング装置
は、前記超音波ホーンの先端部に相対向してほぼ平行に
被ソルダリングワークを1〜25mm離隔して設けてな
ることを特徴とするものである。
は、前記超音波ホーンの先端部に相対向してほぼ平行に
被ソルダリングワークを1〜25mm離隔して設けてな
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項3による超音波ソルダリング装置
は、前記超音波ホーンと被ソルダリングワークとが垂直
より0〜90°の範囲で傾斜可能に設けてなることを特
徴とするものである。
は、前記超音波ホーンと被ソルダリングワークとが垂直
より0〜90°の範囲で傾斜可能に設けてなることを特
徴とするものである。
【0011】請求項4による超音波ソルダリング装置
は、前記被ソルダリングワークを中心にして前記超音波
ホーンとは反対側の相対向した位置に、融解したソルダ
リング材を受け止め超音波振動に対して共振する薄厚の
共振遮蔽板を設けてなることを特徴とするものである。
は、前記被ソルダリングワークを中心にして前記超音波
ホーンとは反対側の相対向した位置に、融解したソルダ
リング材を受け止め超音波振動に対して共振する薄厚の
共振遮蔽板を設けてなることを特徴とするものである。
【0012】請求項5による超音波ソルダリング装置
は、前記共振遮蔽板の厚さが0.3〜3.0mmである
ことを特徴とするものである。
は、前記共振遮蔽板の厚さが0.3〜3.0mmである
ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】以上のような請求項1による超音波ソルダリン
グ装置には自動又は手動によりソルダリング材を補給
し、ソルダリング槽内にソルダリング材が一定量収容さ
れる。またソルダリング槽内のソルダリング材の表面よ
り高いソルダリング槽の一部に超音波ホーンが設けら
れ、この超音波ホーンの先端部と相対向した近傍にほぼ
平行に被ソルダリングワークを設けると共に、超音波ホ
ーンと被ソルダリングワークを垂直より傾斜可能に設け
る。
グ装置には自動又は手動によりソルダリング材を補給
し、ソルダリング槽内にソルダリング材が一定量収容さ
れる。またソルダリング槽内のソルダリング材の表面よ
り高いソルダリング槽の一部に超音波ホーンが設けら
れ、この超音波ホーンの先端部と相対向した近傍にほぼ
平行に被ソルダリングワークを設けると共に、超音波ホ
ーンと被ソルダリングワークを垂直より傾斜可能に設け
る。
【0014】この状態において、ソルダリング槽内の融
解されたソルダリング材をポンプ手段によりソルダリン
グ槽外に取出されたソルダリング材を被ソルダリングワ
ークの上方から流すことにより、この荷重のかからない
自由なソルダリング材の流れによって被ソルダリングワ
ークにソルダリングされる。
解されたソルダリング材をポンプ手段によりソルダリン
グ槽外に取出されたソルダリング材を被ソルダリングワ
ークの上方から流すことにより、この荷重のかからない
自由なソルダリング材の流れによって被ソルダリングワ
ークにソルダリングされる。
【0015】被ソルダリングワークにソルダリング材の
流れでソルダリングされる際、超音波ホーンの作動で融
解されたソルダリング材に超音波振動を与えると、超音
波ホーンの周りにキャビテーションが発生する。この発
生されたキャビテーション(空洞)の中で、ソルダリン
グ材中の金属原子が気化して気泡となる。その後、超音
波振動の振動モードが逆転し、空洞が一気につぶれ、ま
わりのソルダリング材が中心に向かって突進し衝突す
る。このとき大きな衝撃と破壊力が発生し、被ソルダリ
ングワーク表面の汚れをクリーニングする作用や、酸化
膜を破壊しハンダを金属結合させる作用が働いて被ソル
ダリングワークにフラックスなしでソルダリングされ
る。
流れでソルダリングされる際、超音波ホーンの作動で融
解されたソルダリング材に超音波振動を与えると、超音
波ホーンの周りにキャビテーションが発生する。この発
生されたキャビテーション(空洞)の中で、ソルダリン
グ材中の金属原子が気化して気泡となる。その後、超音
波振動の振動モードが逆転し、空洞が一気につぶれ、ま
わりのソルダリング材が中心に向かって突進し衝突す
る。このとき大きな衝撃と破壊力が発生し、被ソルダリ
ングワーク表面の汚れをクリーニングする作用や、酸化
膜を破壊しハンダを金属結合させる作用が働いて被ソル
ダリングワークにフラックスなしでソルダリングされ
る。
【0016】請求項2による超音波ソルダリング装置に
おいて、超音波ホーンの先端部に相対向してほぼ平行に
被ソルダリングワークを1〜25mm離隔して設けたこ
とにより、超音波ホーンによる超音波振動が被ソルダリ
ングワークと超音波ホーンとの間のソルダリング材によ
く伝わり、ソルダリングが効果的に行われる。
おいて、超音波ホーンの先端部に相対向してほぼ平行に
被ソルダリングワークを1〜25mm離隔して設けたこ
とにより、超音波ホーンによる超音波振動が被ソルダリ
ングワークと超音波ホーンとの間のソルダリング材によ
く伝わり、ソルダリングが効果的に行われる。
【0017】請求項3による超音波ソルダリング装置に
おいて、超音波ホーンと被ソルダリングワークとが垂直
より0〜90°の範囲で傾斜させることにより、ソルダ
リング材の流れ中の半田分子にかかる荷重が低減され半
田分子の自由運動に依り、多量のキャビテーションを発
生し被ソルダリングワークにソルダリングが効果的に行
われる。
おいて、超音波ホーンと被ソルダリングワークとが垂直
より0〜90°の範囲で傾斜させることにより、ソルダ
リング材の流れ中の半田分子にかかる荷重が低減され半
田分子の自由運動に依り、多量のキャビテーションを発
生し被ソルダリングワークにソルダリングが効果的に行
われる。
【0018】請求項4,5による超音波ソルダリング装
置において、被ソルダリングワークを中心にして超音波
ホーンとは反対側の相対向した位置に、融解したソルダ
リング材を受け止め超音波振動に対して共振する薄厚の
共振遮蔽板を設け、この厚さを0.3〜3.0mmとす
ることにより、共振遮蔽板が超音波振動で共振し、被ソ
ルダリングワークにソルダリングが効果的に行われる。
置において、被ソルダリングワークを中心にして超音波
ホーンとは反対側の相対向した位置に、融解したソルダ
リング材を受け止め超音波振動に対して共振する薄厚の
共振遮蔽板を設け、この厚さを0.3〜3.0mmとす
ることにより、共振遮蔽板が超音波振動で共振し、被ソ
ルダリングワークにソルダリングが効果的に行われる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
【0020】図1および図2を参照するに、超音波ソル
ダリング装置1は、ソルダリング槽3を備えており、こ
のソルダリング槽3は例えば下部フレーム3D、前部フ
レーム3F、後部フレーム3B並びに、左、右部フレー
ム3L,3Rとで構成されていて、上方が開放した箱形
状となっている。しかも下部フレーム3D上にはヒータ
5が設けられていると共に下部フレーム3Dの上方には
ポンプ手段としての例えばポンプ7が設けられている。
しかも、前記ソルダリング槽3内にはソルダリング材S
が一定の高さ例えばHまで収容されている。
ダリング装置1は、ソルダリング槽3を備えており、こ
のソルダリング槽3は例えば下部フレーム3D、前部フ
レーム3F、後部フレーム3B並びに、左、右部フレー
ム3L,3Rとで構成されていて、上方が開放した箱形
状となっている。しかも下部フレーム3D上にはヒータ
5が設けられていると共に下部フレーム3Dの上方には
ポンプ手段としての例えばポンプ7が設けられている。
しかも、前記ソルダリング槽3内にはソルダリング材S
が一定の高さ例えばHまで収容されている。
【0021】前記ソルダリング槽3内には下部プレート
9D、垂直プレート9Vおよび上部プレート9Uで構成
された仕切りプレート9が前記左,右部フレーム3L,
3Rに取付けられている。前記ソルダリング槽3内に収
容されたソルダリング材Sの高さHよりも高い後部フレ
ーム3Bには前後方向(図1において左右方向)へ延伸
した超音波ホーン11が球面座13を介して0度から9
0度までの範囲で回動可能に設けられている。
9D、垂直プレート9Vおよび上部プレート9Uで構成
された仕切りプレート9が前記左,右部フレーム3L,
3Rに取付けられている。前記ソルダリング槽3内に収
容されたソルダリング材Sの高さHよりも高い後部フレ
ーム3Bには前後方向(図1において左右方向)へ延伸
した超音波ホーン11が球面座13を介して0度から9
0度までの範囲で回動可能に設けられている。
【0022】前記超音波ホーン11の後部には振動子1
5が一体化されており、この振動子15には超音波発振
器17が接続されている。前記ソルダリング槽3の後方
(図1において右方)には前記振動子15を回動せしめ
るための回動装置としての例えば流体シリンダ19が配
置されている。この流体シリンダ19に装着されたピス
トンロッド21の先端が前記振動子15を載置せしめて
いる受けプレート23に支持金具25を介して揺動可能
に連結されている。
5が一体化されており、この振動子15には超音波発振
器17が接続されている。前記ソルダリング槽3の後方
(図1において右方)には前記振動子15を回動せしめ
るための回動装置としての例えば流体シリンダ19が配
置されている。この流体シリンダ19に装着されたピス
トンロッド21の先端が前記振動子15を載置せしめて
いる受けプレート23に支持金具25を介して揺動可能
に連結されている。
【0023】前記超音波ホーン11の先端側には上下方
向へ延伸した遮蔽板27が装着されている。また、前記
超音波ホーン11の先端部と相対向した近傍にはほぼ平
行に被ソルダリングワークWが設けられる。前記後部フ
レーム3Bの上部には内側(図1において左側)へ延伸
した支持フレーム29の後端が取付けられており、この
支持フレーム29の先端には下方へ垂下したクランプア
ーム31が左右方向へ揺動可能に連結されている。この
クランプアーム31には被ソルダリングワークWをクラ
ンプせしめるワーククランプ33が設けられている。
向へ延伸した遮蔽板27が装着されている。また、前記
超音波ホーン11の先端部と相対向した近傍にはほぼ平
行に被ソルダリングワークWが設けられる。前記後部フ
レーム3Bの上部には内側(図1において左側)へ延伸
した支持フレーム29の後端が取付けられており、この
支持フレーム29の先端には下方へ垂下したクランプア
ーム31が左右方向へ揺動可能に連結されている。この
クランプアーム31には被ソルダリングワークWをクラ
ンプせしめるワーククランプ33が設けられている。
【0024】前記超音波ホーン11の先端部に相対向し
てほぼ平行に設けられた被ソルダリング材Wを中心とし
て、前記超音波ホーン11とは反対側の相対向した位置
には共振遮蔽板35が前記左,右部フレーム3L,3R
に取付けられている。
てほぼ平行に設けられた被ソルダリング材Wを中心とし
て、前記超音波ホーン11とは反対側の相対向した位置
には共振遮蔽板35が前記左,右部フレーム3L,3R
に取付けられている。
【0025】上記構成により、流体シリンダ19を作動
せしめてピストンロッド21を上下方向へ伸縮せしめる
ことにより、振動子15が0度から90度の範囲で回動
されることによる。図1における状態において振動子1
5が垂直に対して0度の状態に位置決めされて使用され
る。
せしめてピストンロッド21を上下方向へ伸縮せしめる
ことにより、振動子15が0度から90度の範囲で回動
されることによる。図1における状態において振動子1
5が垂直に対して0度の状態に位置決めされて使用され
る。
【0026】前記ワーククランプ33に被ソルダリング
をワークWをクランプせしめて、超音波ホーン11の先
端部と相対向してほぼ平行にセットされる。この状態で
ヒータ5をONにし、ソルダリング槽3内に収容されて
いるソルダリング材Sを予め設定された設定温度に加熱
せしめるとソルダリング材Sが融解される。
をワークWをクランプせしめて、超音波ホーン11の先
端部と相対向してほぼ平行にセットされる。この状態で
ヒータ5をONにし、ソルダリング槽3内に収容されて
いるソルダリング材Sを予め設定された設定温度に加熱
せしめるとソルダリング材Sが融解される。
【0027】加熱されたソルダリング材Sはポンプ7を
作動せしめることにより、図1において仕切り板9の右
側へ流れて上方へ持ち上げられる。この上方に持ち上げ
られたソルダリング材Sは、矢印で示したごとく遮蔽板
27と共振遮蔽板35との間を上方から下方へ向けて流
れてソルダリング槽3内に収容されることになる。
作動せしめることにより、図1において仕切り板9の右
側へ流れて上方へ持ち上げられる。この上方に持ち上げ
られたソルダリング材Sは、矢印で示したごとく遮蔽板
27と共振遮蔽板35との間を上方から下方へ向けて流
れてソルダリング槽3内に収容されることになる。
【0028】加熱されたソルダリング材Sは遮蔽板27
と共振遮蔽板35との間を上方から下方へ流れることに
よって、ワーククランプ33にクランプされた被ソルダ
リングワークWの外周部にソルダリング材Sがソルダリ
ングされることになる。
と共振遮蔽板35との間を上方から下方へ流れることに
よって、ワーククランプ33にクランプされた被ソルダ
リングワークWの外周部にソルダリング材Sがソルダリ
ングされることになる。
【0029】被ソルダリングワークWにソルダリング材
Sがソルダリングされる際に、超音波発振器17を作動
せしめて振動子15を介して超音波ホーン11が振動す
ることにより、加熱されて融解されたソルダリング材S
に超音波振動が与えられると、超音波ホーン11の周り
にキャビテーション(空洞)が発生する。
Sがソルダリングされる際に、超音波発振器17を作動
せしめて振動子15を介して超音波ホーン11が振動す
ることにより、加熱されて融解されたソルダリング材S
に超音波振動が与えられると、超音波ホーン11の周り
にキャビテーション(空洞)が発生する。
【0030】この発生されたキャビテーション(空洞)
の中で、ソルダリング材S中の金属原子が気化して気泡
となる。その後、超音波振動の振動モードが逆転し、空
洞が一気につぶれ、まわりのソルダリング材Sが中心に
向かって突進し衝突する。このとき大きな衝撃と破壊力
が発生し、被ソルダリングワークWの表面の汚れをクリ
ーニングする作用や、酸化膜を破壊しハンダを金属結合
させる作用が働いて被ソルダリングワークWにフラック
スなしでソルダリングされることになる。
の中で、ソルダリング材S中の金属原子が気化して気泡
となる。その後、超音波振動の振動モードが逆転し、空
洞が一気につぶれ、まわりのソルダリング材Sが中心に
向かって突進し衝突する。このとき大きな衝撃と破壊力
が発生し、被ソルダリングワークWの表面の汚れをクリ
ーニングする作用や、酸化膜を破壊しハンダを金属結合
させる作用が働いて被ソルダリングワークWにフラック
スなしでソルダリングされることになる。
【0031】その結果、本実施例では被ソルダリングワ
ークWとして実装基板上の半田付や半導体バンプ形成あ
るいは液晶用ターゲット材などの広いフラット面のある
もののスピードが必要な均一半田付に効果を奏するもの
である。またフラックスを使用しないで上記被ソルダリ
ングワークWに半田付することができるので、フロン,
エタンなどのオゾン層破壊や排水処理時などによる環境
汚染の抜本的な対策が実現できる。さらに、フラックス
を使った前処理、洗浄、乾燥の工程短縮およびソルダリ
ング工程の手動から自動化などの合理化に効果を奏す
る。
ークWとして実装基板上の半田付や半導体バンプ形成あ
るいは液晶用ターゲット材などの広いフラット面のある
もののスピードが必要な均一半田付に効果を奏するもの
である。またフラックスを使用しないで上記被ソルダリ
ングワークWに半田付することができるので、フロン,
エタンなどのオゾン層破壊や排水処理時などによる環境
汚染の抜本的な対策が実現できる。さらに、フラックス
を使った前処理、洗浄、乾燥の工程短縮およびソルダリ
ング工程の手動から自動化などの合理化に効果を奏す
る。
【0032】ソルダリングワークWを中心にして超音波
ホーン11と反対側の相対向した位置に共振遮蔽板35
を設けたことにより、超音波振動が共振遮蔽板35に共
振されるので、被ソルダリングワークWと共振遮蔽板3
5との間のソルダリング材の流れにも超音波振動が生
じ、被ソルダリングワークWの図2において左側面にも
フラックス処理なしの半田付を行うことができる。そし
て、共振遮蔽板35の厚さを0.3〜3.0mmとする
のが、共振させるので最も好ましい範囲である。
ホーン11と反対側の相対向した位置に共振遮蔽板35
を設けたことにより、超音波振動が共振遮蔽板35に共
振されるので、被ソルダリングワークWと共振遮蔽板3
5との間のソルダリング材の流れにも超音波振動が生
じ、被ソルダリングワークWの図2において左側面にも
フラックス処理なしの半田付を行うことができる。そし
て、共振遮蔽板35の厚さを0.3〜3.0mmとする
のが、共振させるので最も好ましい範囲である。
【0033】図2に示されているように、超音波ホーン
11の先端部と被ソルダリングワークWとの間の距離L
1は好ましくは1〜25mmとするのがよく、キャビテ
ーションの発生が多く、ソルダリング効果を上げること
ができる。また、図2に示されている被ソルダリングワ
ークWと共振遮蔽板35との間の距離L2は、前記距離
L1と同程度にするのがよい。
11の先端部と被ソルダリングワークWとの間の距離L
1は好ましくは1〜25mmとするのがよく、キャビテ
ーションの発生が多く、ソルダリング効果を上げること
ができる。また、図2に示されている被ソルダリングワ
ークWと共振遮蔽板35との間の距離L2は、前記距離
L1と同程度にするのがよい。
【0034】図3には図2に代る他の実施例が示されて
いる。図3において図2における部品と同じ部品には同
一の符号を付し、重複する部分の説明を省略する。
いる。図3において図2における部品と同じ部品には同
一の符号を付し、重複する部分の説明を省略する。
【0035】図3はフラットなワークで片面のみにソル
ダリングするものでワークが図2における共振遮蔽板3
5を兼ねている。そして、振動子15を垂直に対して角
度θだけ傾斜させてソルダリングするようにしたもので
ある。振動子15の角度θだけの傾斜は、前記流体シリ
ンダ19を作動させて行われる。
ダリングするものでワークが図2における共振遮蔽板3
5を兼ねている。そして、振動子15を垂直に対して角
度θだけ傾斜させてソルダリングするようにしたもので
ある。振動子15の角度θだけの傾斜は、前記流体シリ
ンダ19を作動させて行われる。
【0036】したがって、被ソルダリングワークWの図
3において右側面に、図2に示したと同様に、ソルダリ
ング材Sが上方から下方へ流れて均一にソルダリングを
行うことができる。この実施例においては、フラックス
を使用しないで例えばニッケルメッキ付電子部品の端子
に直接半田付が可能となる。それ以外は、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
3において右側面に、図2に示したと同様に、ソルダリ
ング材Sが上方から下方へ流れて均一にソルダリングを
行うことができる。この実施例においては、フラックス
を使用しないで例えばニッケルメッキ付電子部品の端子
に直接半田付が可能となる。それ以外は、上述した実施
例と同様の効果を奏する。
【0037】また、振動子11の垂直に対する角度θを
0度を越え90度以内の角度とすることにより、超音波
ホーン11の先端部と被ソルダリングワークWとの間の
ソルダリング材Sの流れ中の半田分子にかかる荷重を低
減させることができる。
0度を越え90度以内の角度とすることにより、超音波
ホーン11の先端部と被ソルダリングワークWとの間の
ソルダリング材Sの流れ中の半田分子にかかる荷重を低
減させることができる。
【0038】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0039】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1による発明によれば、実装基板上の
半田付や半導体バンプ形成、液晶用ターゲット材などの
広いフラット面のあるもののスピードが必要な均一半田
付に効果を奏する。また、フラックスを使用しないで、
ニッケルメッキ付端子に直接半田付が可能になり、フロ
ン,エタンなどのオゾン層破壊や排水処理などによる環
境汚染の抜本的な対策が実現できる。さらにフラックス
を使った前処理、洗浄、乾燥の工程短縮およびソルダリ
ング工程の手動から自動化などの合理化の効果を奏す
る。
るように、請求項1による発明によれば、実装基板上の
半田付や半導体バンプ形成、液晶用ターゲット材などの
広いフラット面のあるもののスピードが必要な均一半田
付に効果を奏する。また、フラックスを使用しないで、
ニッケルメッキ付端子に直接半田付が可能になり、フロ
ン,エタンなどのオゾン層破壊や排水処理などによる環
境汚染の抜本的な対策が実現できる。さらにフラックス
を使った前処理、洗浄、乾燥の工程短縮およびソルダリ
ング工程の手動から自動化などの合理化の効果を奏す
る。
【0040】請求項2による発明によれば、超音波ホー
ンによる超音波振動が被ソルダリングワークと超音波ホ
ーンとの間のソルダリング材によく伝わり、ソルダリン
グ効果を上げることができる。
ンによる超音波振動が被ソルダリングワークと超音波ホ
ーンとの間のソルダリング材によく伝わり、ソルダリン
グ効果を上げることができる。
【0041】請求項3による発明によれば、ソルダリン
グ材の流れ中の半田分子にかかる荷重削減を行い、被ソ
ルダリングワークにソルダリングを効果的に行うことが
できる。
グ材の流れ中の半田分子にかかる荷重削減を行い、被ソ
ルダリングワークにソルダリングを効果的に行うことが
できる。
【0042】請求項4,5による発明によれば、融解し
たソルダリング材を受け止める共振遮蔽板が超音波振動
で共振し、被ソルダリングワークにソルダリングを効果
的に行うことができ、細長い被ソルダリングワークに効
果的である。
たソルダリング材を受け止める共振遮蔽板が超音波振動
で共振し、被ソルダリングワークにソルダリングを効果
的に行うことができ、細長い被ソルダリングワークに効
果的である。
【図1】この発明を実施する一実施例の超音波ソルダリ
ング装置の側面断面図である。
ング装置の側面断面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大図である。
【図3】図2に代る他の実施例の説明図である。
1 超音波ソルダリング装置 3 ソルダリング槽 7 ポンプ(ポンプ手段) 11 超音波ホーン 19 流体シリンダ(回動装置) S ソルダリング材 W 被ソルダリングワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−178540(JP,A) 特開 平7−153543(JP,A) 特開 昭52−85047(JP,A) 特開 昭54−68726(JP,A) 特開 昭60−148662(JP,A) 特開 平6−210444(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 1/00 - 3/08 H05K 3/34 506
Claims (5)
- 【請求項1】 ソルダリング槽内にソルダリング材を収
容せしめると共にソルダリング材を加熱せしめ、この加
熱されて融解されたたソルダリング材で被ソルダリング
ワークをソルダリングするソルダリング装置において、
前記ソルダリング槽内のソルダリング材の表面より高い
ソルダリング槽の一部に超音波ホーンを設け、この超音
波ホーンの先端部と相対向した近傍にほぼ平行に被ソル
ダリングワークを設けると共に、前記超音波ホーンと被
ソルダリングワークを垂直より傾斜可能に設け、前記ソ
ルダリング槽内のソルダリング材をソルダリング槽外に
取出し、そのソルダリング材循環系の流れにより被ソル
ダリングワークにソルダリングすべくポンプ手段を前記
ソルダリング槽内に設けてなることを特徴とする超音波
ソルダリング装置。 - 【請求項2】 前記超音波ホーンの先端部に相対向して
ほぼ平行に被ソルダリングワークを1〜25mm離隔し
て設けてなることを特徴とする請求項1記載の超音波ソ
ルダリング装置。 - 【請求項3】 前記超音波ホーンと被ソルダリングワー
クとが垂直より0〜90°の範囲で傾斜可能に設けてな
ることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波ソルダ
リング装置。 - 【請求項4】 前記被ソルダリングワークを中心にして
前記超音波ホーンとは反対側の相対向した位置に、融解
したソルダリング材を受け止め超音波振動に対して共振
する薄厚の共振遮蔽板を設けてなることを特徴とする請
求項1,2又は3記載の超音波ソルダリング装置。 - 【請求項5】 前記共振遮蔽板の厚さが0.3〜3.0
mmであることを特徴とする請求項4記載の超音波ソル
ダリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25195694A JP2849552B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 超音波ソルダリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25195694A JP2849552B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 超音波ソルダリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118002A JPH08118002A (ja) | 1996-05-14 |
| JP2849552B2 true JP2849552B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17230494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25195694A Expired - Fee Related JP2849552B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 超音波ソルダリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2849552B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP25195694A patent/JP2849552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08118002A (ja) | 1996-05-14 |
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