JP2849435B2 - 編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置 - Google Patents

編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置

Info

Publication number
JP2849435B2
JP2849435B2 JP2073142A JP7314290A JP2849435B2 JP 2849435 B2 JP2849435 B2 JP 2849435B2 JP 2073142 A JP2073142 A JP 2073142A JP 7314290 A JP7314290 A JP 7314290A JP 2849435 B2 JP2849435 B2 JP 2849435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
knitting machine
disconnecting
functional part
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2073142A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02269850A (ja
Inventor
プラス エルンスト―ディーテル
グレツィンガー ゲルハード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Original Assignee
JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH filed Critical JIIPURA PATENTOENTOITSUKURUNGUSU UNTO BETAIRIGUNGUSU GmbH
Publication of JPH02269850A publication Critical patent/JPH02269850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2849435B2 publication Critical patent/JP2849435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/12Circular knitting machines with independently-movable needles with provision for incorporating pile threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/94Driving-gear not otherwise provided for
    • D04B15/99Driving-gear not otherwise provided for electrically controlled
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/10Indicating, warning, or safety devices, e.g. stop motions
    • D04B35/12Indicating, warning, or safety devices, e.g. stop motions responsive to thread consumption

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、編機における少くとも1つの機能部を接続
乃至遮断するための装置に関する。この場合、機能部に
は2つの異なった機能部状況を設定するために用いられ
る切換部材が設けられている一方、編機には選択可能な
複数のニードルと、機械クロックパルス信号を送出する
ために用いられるアウトプットを備えたクロックパルス
発生器と、制御信号を送出するために用いられるアウト
プットを備えたパターン装置とが設けられており、更に
この場合、制御信号がパターンに応じたニードルの選択
乃至非選択を決定するために用いられ、そのためパター
ンに応じた連続する少くとも2つの異なった制御信号の
種類が用意されている。
丸編機および横編機におけるこの種の装置は、網目の
形成プロセス、糸の受容などに際して編針の選択乃至非
選択を決定するために用いられる一方、例えば糸交換装
置の装入機構または給糸部のカムのような機能部を接続
乃至遮断(オン・オフ)するためにも用いられる。この
場合、制御信号は一般にパターン装置の記憶装置に記憶
され、編機の作業サイクルに応じてこの記憶装置から読
出され、ニードルの選択装置もしくは各種機能部の切換
部材に供給される。その際に各制御信号は直接的に選択
装置または切換部材の予め選択された特性を引き出す結
果になる。従って全ての制御信号は、総体としてつまり
協働して、予め選択されたパターンに配属されている1
つのプログラムを形成する。
これに対して他の特殊な使用目的のためには、予め選
定されている所定のプログラムに応じて機能するのでは
なく、制御信号が他の点では完全に任意な或る何らかの
パターン内で完全に規定された順序に従って出現した際
に必ず或る機能部を自動的にオン乃至オフさせるための
装置が必要とされる。
(従来の技術) 例えば、糸が時には処理され、また時には処理され
ず、空気力作動式のサクション・ノズル又は機械的なク
ランプ装置によって固定保持されるような場合には、パ
ターンを作成するに当って直接的に或る1つの編成部位
で糸を確実に監視することは極めて困難である(ドイツ
連邦共和国特許出願公告第1148347号および同第1220076
号の各明細書)。先づ初めに、糸の存否を監視する公知
の機械的なストッパ(ドイツ連邦共和国特許出願公開第
2556387号明細書)は、糸が正規の状態で存在している
場合ですら、ばね力によって予張されているストッパア
ームが糸をサクション・ノズルから引きはずすように構
成されているため、編機を停止させてしまうという欠点
がある。他方、糸の運動に応動するタイプのストッパ
(ドイツ連邦共和国特許第1560582号、同第2907653号、
フランス国特許第140308号、スイス国特許第479478号、
同第596078号の各明細書)は、糸がパターン形成のため
一時的に不動保持され、かつその際に機械的乃至空気力
式装置により締付け固定された状態にあるのか、或いは
糸が全く別の理由、例えば糸切れ等によってもはや運動
不能になっているのかという事実とは無関係に、編機を
停止させる。この種の問題点は冒頭に述べた形式による
公知の装置によって解決することができない。
更に、プラッシュ製品(plush knitwear,起毛生地製
品)を製造するための編機においては、上述したのとは
全く別の問題がある(ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3145307号明細書)。この種の編機の場合、一時的に処
理を停止されたプラッシュ糸はこの糸を処理するニード
ルの背後で縺れて浮上がることになる。この浮上った糸
部分が、使用する機械のタイプによって若干の差はある
が、或る一定の長さに達すると縺れの終端部で新たにプ
ラッシュ・ループの形成が開始された場合に、その終端
部にあるプラッシュ・ループが二次的に短縮されてしま
う恐れが生ずる。この難点を除くためには、編機にいわ
ゆる「糸車」を装備することが既に提案されており、こ
れらの糸車は、浮上った糸部分はそれ自体とプラッシュ
・シンカーとの間に挾み込んで既にそれ以前に形成され
たプラッシュ・ループの二次的な短縮を阻止するために
用いられる。然し乍ら、編成技術的な観点からすると、
過度に長い縺れ部分が生じないように糸を自体公知の形
式で切断して空気力式に又は機械的に保持し、或いは締
付け固定しうるようにするため、縺れが或る一定の最小
長さ寸法に達した場合には、常に電磁石またはそれに類
する装置として構成された切換部材により糸車の機能を
無効ならしめることが望ましい(例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第3812124号明細書)。この問題を解決
するための手段も、やはり従来の技術では開発されてい
ない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題とするところは、冒頭に述べた形式によ
る装置に改良を加えて、機能部をパターン装置から発生
された制御信号に応じて一方、または他方の状態に移行
させる点については従来と同じであるが、一方の状態か
ら他方の状態への切換えを行うため付加的にパターン装
置に記憶させる特別なパターンデータを必要とせず、単
に当初から存在する制御信号のみを利用して所期の目的
を達成しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決すべく提案された本発明の措置によ
れば、パターン装置に接続するために用いられるインプ
ットと、機能部の切換部材に接続するために用いられる
少くとも1つのアウトプットとを備えた電気的な回路装
置が設けられており、この回路装置が機能部を或る1つ
の状態におくための第1の切換信号を、もしくは機能部
を他の状態におくための第2の切換信号を、それぞれア
ウトプットから発生するように構成されており、この場
合、第1の切換信号が制御信号における予め選定された
第1の信号列によってレリーズされ、次いで予め選定さ
れたタイムスパンが維持され、かつその際このタイムス
パンの経過後に第2の制御信号が出現するようになって
いる。
(発明の作用と効果) 本発明による装置は、制御信号を走査して、一方の及
び/又は他方の種類の制御信号から形成される予め選定
された信号列に応じて機能部を自動的にその都度所望さ
れる切換状態におくことができるので、この装置を一種
の自動制御システムとして操作しうるという利点を有し
ている。従って、この装置は一方では個々のケースごと
に設定されニードルの選択乃至非選択のために用いられ
るパターンとは全く無関係に独立した機能を発揮しうる
と共に、他方では各機能部のための特別なプログラミン
グ装置を必要とせずに申分なく機能することができる。
更に、本発明によるこの装置は、機械の制御に関する複
雑な操作を必要とせず、本来のパターン制御に干渉する
ことなく後からの二次的な操作を行うことも可能として
いる。
本発明によるその他の有利な特徴は、各従属請求項に
記載されている。
(実施例) 次に添付の図面に示した実施例につき本発明を詳細に
説明する。
第1図に示された丸編機は自体公知の形式によりフレ
ーム1を有しており、このフレーム1内にはニードルシ
リンダ2とシンカーリング3とが回動自在に支承されて
いる。ニードルシリンダ2内にはニードル4が摺動可能
に支承されている一方、シンカーリング3内にはシンカ
ー5が摺動可能に支承されている。ニードルシリンダ2
の上方でフレーム1に固定されたキャリヤ6上には、糸
鐶9、10を介してニードル4及びシンカー5に供給され
る糸8を収容しておくストックボビン7が配置されてい
る。有利には各糸8にそれぞれ1つの供給装置11、例え
ば所謂「給糸部」及びこの供給装置11とニードルシリン
ダ2との間に配置されるストッパ12として構成されてい
る機能部とが配属されている。ニードルシリンダ2の周
面に沿って配分された複数のシステムには、電磁石また
は類似の機構として構成された選択部材を有する選択装
置14が配置されており、パターンに応じてニードル4を
適宜選択して編成を行うか行わないかを、また糸8を受
容するかしないかを決定するため、この選択装置14には
電気操作式のパターン装置15から電気的な制御信号を供
給することができる。これらの制御信号はパターン装置
15から定サイクルで丸編機に与えられ、丸編機に設けら
れたクロックパルス発生器16は、例えばニードルシリン
ダ2のウエブ、即ちその間にニードル4を挟持し支承し
ているウエブを走査し、この種のウエブを1つ通過する
ごとに1つのクロックパルス信号が生ぜしめられ、パタ
ーン装置15に供給される。
この種の丸編機自体およびその機能は周知であり(例
えばドイツ連邦共和国特許出願公開第1961013号明細
書)、従ってここではそれについての詳しい説明を省略
する。
当該実施例の場合、ストッパ12の有利には先に述べた
糸8の運動に応動する形式のストッパである。従ってこ
のストッパ12に接続された評価回路17は、糸8が例えば
糸切れ、糸鐶10内での糸詰まり、又はその他の理由によ
って停止した場合には、必ずこの回路のアウトプット18
から丸編機をオフさせる信号を発生する。糸8が特殊な
パターンに基いて、例えば図示されてない切断及び締付
け装置により停止せしめられたような場合にも、ストッ
パ12により丸編機の機能停止が惹起されることを阻止す
るため、第1図に概略的に示された給電部内にはスイッ
チ19が組込まれており、このスイッチ19はリレー20とし
て構成された切換部材により適宜オン・オフ可能であ
る。このスイッチ19がオンされるとストッパ12が通常の
形式で作動するのに対し、スイッチ19が切られるとスト
ッパ12への電流供給が中断されるので、仮に糸8が停止
状態におかれたとしても、ストッパ12は機能せず、回路
のアウトプット18に丸編機を停止させる信号が生ずるこ
ともない。なおこの場合、使用する丸編機の編成対象が
平編の生地であるか、横編パターンによる生地であるか
プラッシュ生地であるかという点、また監視しようとす
る糸8がベース糸であるか横編糸であるかプラッシュ糸
であるかという点は原則として考慮する必要がない。
本発明によるこの実施例においては、丸編機がプラッ
シュ生地製造用のものであるとし、シンカー5もプラッ
シュシンカーとして構成されたものであるとしている。
特にドイツ連邦共和国特許出願公開第3145307号明細書
になるようなこの種の丸編機の場合には、各システムに
それぞれ少くとも1つの別の機能部を設けておくことが
屡々所望され、例えば切換可能な糸車22として構成され
るこの機能部は、プラッシュ糸ガイド23と1つのシステ
ム区分との間に配置されており、プラッシュ糸24は図示
されてないベース糸と共に、このシステム区分のところ
で網目を形成するように処理される。糸車22はキャリヤ
25に回動可能に支承されており、第2図に示されたその
作業位置では、糸車22の周面が少くとも1つのシンカー
5の作用面乃至上縁部と作用結合状態におかれている。
第2図では簡明を期して若干のシンカー5及びその間に
配置された若干のニードル4が示されているに過ぎない
が、実際には多数のシンカー及びニードルが設けられて
いる。
所属のニードル4がプラッシュ糸ガイド23のところで
プラッシュ糸24を受容しないように選ばれている限り、
糸車22はプラッシュ糸ガイド23から到来するプラッシュ
糸24をフロス27としてシンカー5の上縁部26の上にセッ
トされる。糸車22が作業位置を占めている場合には、フ
ロス27が糸車22と少くとも1つのシンカーの上縁部26と
の間に挾み込まれる。この操作方式によれば、フロス27
に続くプラッシュ糸ループを形成するのに必要とされる
糸量を、もはやフロス27自体から取出すのではなく、ま
た既に予め形成され今まさに網目形成に用いられようと
するシステム区分内のプラッシュ糸ループから取出すの
でもなく、プラッシュ糸ガイド23に配属されたストック
ボビン(例えば第1図の7)のみから取出すことが保証
される。
キャリヤ25は、有利には第2図の矢印によって示さ
れた方向で摺動しうるように、編機の不動の部分29に固
定された保持部材28に支承され、この保持部材28とキャ
リヤ25との間に張設支承されたばね30によってシンカー
5の方向に予張されており、この場合、ばね30は押圧力
の、ひいては締付け力を調整するために用いられる。更
にこの場合の可動な支承は、例えばキャリヤ25に穿設さ
れたスリット31と、このスリットを貫通して保持部材28
内に螺合されたねじ32とによって行われる。キャリヤ25
の運動方向が有利にはシンカー5の上縁部26に対して垂
直に延びる方向に設定されているのに対し、糸車22の軸
線方向は有利にはシンカー5の上縁部26及び中心平面と
平行なものにされている。
糸車22が必要とされるのはフロス27が本発明の目的に
とって重要なものではない臨界的な長さ寸法を呈するよ
うなパターンを用いる場合にのみ限定されるので、糸車
22とシンカー5との間の作用結合は選択的に解離乃至再
現可能なものとされている。そのためには制御可能な電
磁石34として構成された切換部材が用いられ、電磁石34
にはその励磁乃至減磁によって移動する往復動接極子35
が設けられており、キャリヤ25はこの接極子35を介して
自動的に作用位置乃至不作用位置にもたらされる。この
電磁石34は、第2図の矢印で示された往復動接極子35
の運動方向がキャリヤ25の運動方向と平行になるよう
に、保持部材28にねじ固定されている。この場合、キャ
リヤ25のアーム36が電磁石34の一方の切換状態では、例
えば、ばね30の作用により往復動接極子35の一方の端部
に当接するのに対し、電磁石34の他方の切換状態ではキ
ャリヤ25が往復動接極子35によりばね30の力に抗して摺
動するので、糸車22はシンカー5から持上げられる。
プラッシュ糸24におけるフロス27の長さは、何本のニ
ードル4がそこで順次プラッシュ糸24の非受容のために
運ばれるかによって、つまり換言すれば、パターン装置
15による「非選択」命令に応じて幾つの連続した制御信
号が所属の選択装置14に送られるかによって左右され
る。以下ではこれらの「非選択」制御信号を「0」信号
と称し、「選択」信号を「1」信号と称するが、この呼
称は逆のものにしてもよく、この場合に重要なのは2つ
の異った信号の種類が存在している点にある。フロス27
の臨界長さが、即ちこれを相次いでプラッシュ糸24を受
容しないニードル4の数に換算したとして、例えば20〜
22本のニードル分であるとすると、このことは、20〜22
を越えない「0」信号が直接的に相次いで選択装置14に
供給されたことが1度もない限り、フロス27の長さが臨
界長さを有しているか、或いはそれより短いというのと
同じことを意味する。他方、パターン装置15から例えば
上述した22を上回る数の「0」信号が発生されたとすれ
ば、それは当該フロス27が臨界長さより確実に大きな長
さ寸法を呈しており、従ってフロス27の長さが以後の過
程で更に増大する場合には、糸車22をその不作用位置に
切換えることができるということを意味している。
そこで本発明によれば、第3図に示した装置が設けら
れており、この装置は予め選定された数の非選択信号群
の後で、例えば上記の例では最初に予選択された30の相
前後して出現する「0」信号の信号列のあとで、最初の
電磁石34のための切換信号を発生し、それによって糸車
22が不作用位置にもたらされる。更にこの装置は、これ
ら30の「0」信号に同種類の別の制御信号が追従し、こ
の種の信号列の後で出現する別の種類の最初の制御信号
(例えば「1」信号)から電磁石34を切換える第2の切
換信号が生ぜしめられ、これによって電磁石34が糸車22
を再びシンカー5と作用結合させるまでは、上記の状態
が変化しないように構成されている。更にまたこの状態
は、例えば規定の30の「0」信号を有する信号列が再び
出現するまで維持されることになる。このような作用形
式によれば、糸車22は自動的に制御されて、フロス27の
長さが隣接するニードル4の予め選定された数を上回ら
ない限り、糸車22とシンカー5との係合状態が保たれ、
フロス27がそれ以上長くなると自動的に係合が解離され
たオフ状態におかれる。
糸車22がシンカー5から解離されると、その時点以後
に生ずるフロス部分はもはやニードル・サークルに沿っ
たシンカー5におけるようには回転しないという結果に
なる。むしろこのフロス27は、ニードル・サークルの弦
に沿って配置され、自体公知の糸保持要素と糸切断要素
とを有する機構(例えばドイツ連邦共和国特許出願公告
第1148347号明細書)により切断可能になる。従ってこ
の場合には極めて長いフロスが生ずるにも拘らず、糸の
消費量を低く抑えることができる。これと同じ形式に基
いた別のメカニズムは、同一出願人による先願(1989年
4月11日付出願に係る1/916−96)に開示されており、
従ってここでは反復を避けるため単にその存在を示唆す
るにとどめる。
切断された糸部分を締付けると、第1図に示したスト
ッパ12が丸編機を停止させることになる。従って本発明
による装置(第3図)は、ストッパ12が最初の切換信号
もしくはその信号より遅らされた切換信号によってオフ
(遮断)されるように、ストッパ12の切換部材(例えば
リレー20)に接続されている。この場合、切換信号を遅
延させることによって達成されるのは、糸が糸車22の遮
断後に切断及び締付け装置内で切断され締付け固定さ
れ、ひいては実際に停止された時点で初めてストッパ12
の機能を停止させることである。そのため本発明による
装置は、ストッパ12が第2の切換信号もしくはその信号
より遅らされた切換信号によって再作動されるようにス
トッパ12の切換部材に接続されている。この遅延された
第2の切換信号によれば、一般に糸が第2の切換信号の
出現に際してまだ運動せしめられないような状況をも考
慮することが可能になる。というよりむしろ、所定数の
機械定周期パルスは第2の切換信号の出現後に「0」信
号に配属された第1の切換信号が実際に糸を受容してこ
れを動かすまでは消滅していくので、ストッパ12はこの
遅れた時点で漸く接続され作動されることになる。従っ
てその都度の遅延条件は、第1の切換信号乃至第2の切
換信号の出現後ストッパ12又はその他の機能部の切換え
時点までに消滅していく機械クロックパルスの数もしく
はニードルの数によって規定される。
次に第3図に示した回路に関連して本発明による装置
の詳細を説明する。
第3図に示された装置は電気的な回路装置37を有して
おり、この回路装置37には、クロックパルス発生器16に
接続するために用いられる第1のインプット38と、パタ
ーン装置15に接続するために用いられる第2のインプッ
ト39と、或る1つの機能部、例えばリレー20の切換部材
に接続するために用いられるアウトプット40とが設けら
れている。更に、この回路装置37はアウトプット40に第
1の切換信号を出現させるように構成されている。この
第1の切換信号は、回路のインプット39に予め選定され
た数の一方の種類の制御信号(例えば「0」信号)から
成る予め選定され第1の信号列が供給された場合に、リ
レー20がスイッチ19を開く状態にセットし、ひいてはス
トッパ12をその無効状態に到らしめる。他方、回路のイ
ンプット39に予め選定された第2の信号列が供給される
と、回路装置37がそのアウトプット40から第2の切換信
号を発生し、これによってリレー20はスイッチ19を閉じ
る状態にセットし、ひいてはストッパ12をその機能状態
にもたらす。この場合、第2の信号列は他方の種類の単
一信号(例えば1つの「1」信号)から構成されるか
(この場合は第1の信号列の直後に該単一信号が出現す
る)、或いは第1の信号列に続く一方の種類の別の任意
数の制御信号と、それに続く別の種類の第1の信号とか
ら構成される。これと同様に他の機能部(糸車22)の切
換部材(電磁石34)も、この糸車22が第1の切換信号に
よってシンカー5から持上げられ、第2の切換信号によ
ってシンカー5上に作用せしめられるように、回路のア
ウトプット40に接続されている。
第3図に示した実施例においては、パターン装置15が
「プラッシュ糸24の受容を選択する」旨の命令に応じて
「1」信号を発生し、「非選択、プラッシュ糸24を受容
しない」旨の命令に応じて「0」信号を発生し、更にク
ロックパルス発生器16から出されるクロックパルス信号
は「1」信号であると条件が成立するものとされてい
る。このような設定条件下での該実施例において、イン
プット39はインバーター41に接続されており、そのアウ
トプットはANDゲート42における一方のインプットに接
続されており、ANDゲート42のアウトプットは別のANDゲ
ート43における一方のインプットに接続されており、AN
Dゲート43のアウトプットは8ビット・バイナリーカウ
ンタ44のカウントインプットに接続されている。ANDゲ
ート42における他方のインプットは回路のインプット38
に接続され、ANDゲート43における第2のインプット
は、別のインバーター45を介して回路のアウトプット40
に接続されている。8ビット・バイナリーカウンタ44は
比較器46に接続された8つのアウトプットを有してお
り、比較器64自体は回路装置37のアウトプット40に接続
された1つのアウトプットを有している。更に、この比
較器46にはセッティングブロック47に接続された別の8
つのインプットが設けられており、比較器46はセッティ
ングブロック47により8ビット・バイナリーカウンタ44
における任意のカウントレベルに調節することが可能で
ある(例えば256のカウントレベルが可能とされる)。
更に回路のインプット39は別のANDゲート48における
一方のインプットに接続されており、ANDゲート48はOR
ゲート49の一方のインプットに接続され、ORゲート49の
アウトプットは8ビット・バイナリーカウンタ44のリセ
ットインプットに接続されている。これに対して回路の
インプット38は、ANDゲート48における第2のインプッ
トに接続されている。
次に本発明による装置の作用形式について説明する。
パターン装置15のアウトプットに生じた「0」信号
は、インバーター41で「1」信号に変換され、クロック
パルス信号と共にANDゲート42を経てANDゲート43に送ら
れる。回路のアウトプット40は通常「0」に接続されて
いるので、つまり換言すれば第1の切換信号を発生する
ので、リレー20と電磁石34とは減磁されており、従って
ANDゲート43における第2のインプットには通常「1」
信号が供給される。ANDゲート43がこのような状態にあ
る場合、ANDゲート42から発生された「1」信号は8ビ
ット・バイナリーカウンタ44に与えられ、カウンタはそ
のカウントレベルが比較器46における予めセットされた
カウントレベルと合致するまでプラス方向でのカウント
を行う。このように8ビット・バイナリーカウンタ44は
比較器46とはカウントを行う計数装置としての役割をは
たす。この時点では第1の信号列が終了しており、比較
器46はそのアウトプットで「0」から「1」に切換えら
れる。即ち換言すると、比較器46はそれからは第2の信
号列を発生することになる。従って、一方ではリレー20
及び電磁石34が励磁されることによりストッパ12と糸車
22とが不作用状態におかれ、他方では比較器46のアウト
プットにおける「1」信号がインバーター45により論理
「0」信号としてANDゲート43における第2のインプッ
トで作用するので、今やこのインバーター45とANDゲー
ト43は遮断(ロック)装置として機能し、8ビット・バ
イナリーカウンタ44にはそれ以上の信号が到達できなく
なる。従って回路のインプット39における「0」信号か
ら成る第1の信号列に第2の信号列に配属された同じ種
類の別の「0」信号が追従する場合にも、上記の状態は
維持される。
8ビット・バイナリーカウンタ44によるカウントが比
較器46でセットされたカウントレベルに達する前に回路
のインプット39に1つの「1」信号が出現した場合、こ
の「1」信号はインバーター41の作用に基いて8ビット
・バイナリーカウンタ44のカウントインプットに達する
ことができない。然しそれにも拘らず、この「1」信号
はANDゲート48とORゲート49とを介して8ビット・バイ
ナリーカウンタ44を「0」にリセットする結果を生ぜし
める。従って回路のアウトプット40における本来の状態
(論理的「0」)は、常に、回路のインプット39におい
て「0」信号から形成された信号列が少くとも予めセッ
トされたカウントレベルに達しないまでの間だけ維持さ
れる。
セットされたカウントレベルより多い互いに連続する
「0」信号を備えた信号列の後に初めて第2の信号列に
おける「1」信号が回路のインプット39に出現した場合
には、この信号がANDゲート48とORゲート49とを介して
やはり8ビット・バイナリーカウンタ44のリセットを惹
起する。これによってそのカウントレベルは、もはや比
較器46でセットされたカウントレベルとは合致しないの
で、そのアウトプットには再び第1の信号列(論理的
「0」)が出現し、ストッパ12と糸車22との再接続が行
われる。斯くして、8ビット・バイナリーカウンタ44と
比較器46とセッティングブロック47とは予め選定された
信号列のための認識回路を形成する。
インバーター51を介してORゲート49における第2のイ
ンプットに接続されており、「0」信号を生ぜしめるク
ロックスイッチ50を用いるならば、任意の時点で手動操
作によっても8ビット・バイナリーカウンタ44のリセッ
トを行うことができる。
それぞれ異った複数の機能部を乃至はその切換部材
(例えばリレー20、電磁石34)を同時にではなく、それ
ぞれ異った時点で切換えることが所望された場合には、
第3図による回路装置37に付加的な例えば64ビット・シ
フトレジスタ52を設けることが可能である。この64ビッ
ト・シフトレジスタ52は、それぞれが1つのセッティン
グブロック53に接続されている6つのインプットを有し
ており、このセッティングブロック53により64ビット・
シフトレジスタ52の遅延時間をクロックパルスの予め選
定された数値に調節することができる。このように、セ
ッティングブロック53により遅延時間が調節される64ビ
ット・シフトレジスタ52は、遅延装置としての役割をは
たすことになる。更にこの64ビット・シフトレジスタ52
の情報インプットは回路のインプット39に、クロックイ
ンプットは回路のインプット38に、そのアウトプットは
ORゲート54における一方のインプットにそれぞれ接続さ
れており、ORゲート54のアウトプットはフリップフロッ
プ55のリセットインプットに接続されており、この場
合、フリップフロップ55は例えばセット・リセット・フ
リップフロップ(RS−フリップフロップ)として構成さ
れている。このような配置形式がとられた場合には、更
にORゲート54における他方のインプットが64ビット・シ
フトレジスタ52のリセットインプットとインバーター51
のアウトプットとに接続されている。
64ビット・シフトレジスタ52とRS−フリップフロップ
55とが設けられた場合にも回路のアウトプット40に生じ
た「1」信号はRS−フリップフロップ55のセットを惹起
し、従って切換部材としてのリレー20aが励起されるこ
とになるので、リレー20aの遮断に関しては前述した作
用形式におけるのと完全に同じである。しかるに回路の
インプット39における充分に長い「0」信号列のあとで
初めて「1」信号が出現した場合には、64ビット・シフ
トレジスタ52によってこの「1」信号がセッティングブ
ロック53により調節された遅延時間に相当するクロック
パルス分だけ遅らされるので、RS−フリップフロップ55
はそれだけ遅くリセットされ、リレー20aに配属された
ストッパ12もそれだけ遅く作動されることになる。なお
この実施例では、簡単を期するために、セッティングブ
ロック47でセットされるカウントレベルがセッティング
ブロック53でセットされる遅延クロックパルスの数と少
くとも等しいものであることが前提とされている。もし
そうでないとすれば、RS−フリップフロップ55が故意に
早くリセットされないように補足的な措置をとらねばな
らなくなる。
第4図には別の使用例としての公知の丸編機が概略的
に示されており、この丸編機には切断装置として構成さ
れた機能部が設けられている。丸編機は概略的にかつ断
片的に示され編針60を備えたニードルシリンダ61を有し
ている。このニードルシリンダ61の内部には、半径方向
に延びる保持ステー63、64を備えた中央の保持部材62が
配置されており、この場合、一方の保持ステー63が切断
装置、例えばその駆動シャフト上に固定された切断ディ
スク66を有する電気モータ65を担持しているのに対し、
他方の保持ステー64はサクション・ノズル67を有してい
るか、或いはそのようなものとして構成されている。更
にこの第4図には、糸69を供給するための糸ガイド68が
示されている。多数の編針60が所属の編成システムにお
いて糸を受容しないように選択されることにより、その
糸69でフロス70が形成され、そのフロス長さが予め選定
された値に達すると、フロス70は切断ディスク66の範囲
に至って切断される。それと同時に、フロス70の一方の
端部はサクション・ノズル67により吸着され、所属のシ
ステムにおいて編針60が再び糸受容のために選択される
まで、そこで固定保持される。この種の丸編機はすでに
公知であり(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3812124
号明細書)、従ってここでは詳述しない。
本発明によれば、電気モータ65は電源71とスイッチ72
とを有する1つの電気回路に接続されている。このスイ
ッチ72には、第1図に示したスイッチ19の場合と同じよ
うにリレー73が配属されており、このリレー73は励起状
態でスイッチ72を閉じて電気モータ65をオンする。
再び第3図によれば、回路装置37は別のアウトプット
40aを有しており、このアウトプット40aはタイムステー
ジ74を介してアウトプット40に接続され、かつリレー73
に接続されている。タイムステージ74は例えばモノフロ
ップとして構成されており、電気モータ65を予め選定さ
れた時間長に亘りオン状態に保つために用いられる。
この実施例における作用形成は次の通りである。
長いフロス70が生じない限り、回路のアウトプット40
aには第2の切換信号が接続されているので、リレー73
は減磁され電気モータ65はオフ状態にある。例えば30個
の「0」信号から成る第1の予め選定された信号列の後
で第1の切換信号が回路のアウトプット40に出現した場
合には、この切換信号はタイムステージ74を介して他方
の回路アウトプット40aにも伝送される。これによって
リレー73が励起され、電化モータ65はタイムステージ74
により規定されるタイムスパンに亘ってオンされる。予
め選定されたこのタイムスパンを経過した後では、どの
切換信号が回路アウトプット40に接続されているかとい
う点には関係なく、再び第2の切換信号に相応した状態
に戻り、その結果として電気モータ65は次の充分に長い
フロス70が形成されるまでオフ状態におかれる。
第4図に示された実施例において各切断装置にそれぞ
れ複数の編成システムが配属されているならば、電気モ
ータ65の電流回路にはそれに応じた多数の並列接続され
たスイッチ72を設けることが可能であり、この場合、各
スイッチ72にはそれぞれ1つのリレー73が配属され、ま
た各リレー73には該当のシステムにニードル選択のため
供給されるのと同じ制御信号により制御される各1つの
回路装置37が配属されている。
タイムステージ74の切換時間は、有利にはフロス70が
確実に所定の長さで裁断されるように設定可能である。
なおこれに対する二者択一的な措置として、タイムス
テージ74の代りにフリップフロップを用い、このフリッ
プフロップを第1の切換信号が出現した際にはセット
し、機械クロックパルスの数が予め選定された値に達し
た際にリセットするようにしておくことも可能である。
従ってこの実施例の場合、機能部がオン又はオフされて
いる予め選定されたタイムスパンは、第2の信号列の出
現によって左右されない。
更にこの装置においては、別の切断装置としての、例
えば自然線材などを用いることも可能である。
前述した形式による丸編機は、例えばプルオーバーな
どの編物を製作する際に所望されるような特定のモチー
フ、例えば飾り文字等の比較的大きな間隔をおいて形成
しようとする編成品を製作するのに好適である。この場
合には切断装置が必要とされることは稀であり、従って
本発明によれば過剰な摩耗または過剰の電力消費を回避
することができる。
本発明は以上に述べた実施例および図示の実施例にの
み限定されるものではなく、種々異なる他の態様によっ
て実施することが可能である。
例えば第3図に示された装置は、糸車およびストッパ
とは異なる別の機能部をオン・オフするためにも、或い
は上述の丸編機とは異なる装置を制御するためにも応用
することができる。特に回路装置37は単なる1つの例と
看做されねばならず、例えばこの装置をANDゲートとOR
ゲートではなく、NANDゲートとNORゲートで構成するこ
とが可能である。更に各機能部のためにそれぞれ特定の
回路装置を設け、そのカウントレベル及び/又は遅延時
間をそれぞれ異なった値に設定することも可能である。
また、単に各接続時点(オンタイム)のみならず各遮断
時点(オフタイム)をもそれぞれ異なったものに設定
し、そのためにカウンタ及び/又はシフトレジスタとは
異なる構成要素を用いることもできる。なおその場合に
は、当然のことながら全ての機能部の接続を遅延させる
ことも可能である。更に本発明は、特に図示の及び既述
の特別な機能部とその切換部材とにのみ限定されるもの
ではなく、これらの要素は多種多様な変化態様で構成可
能である。更に本発明は、フロスが臨界長さで生ぜしめ
られるようなパターンの形成に限定されるものでもな
い。何故ならば、臨界的なフロス長さによるのではない
パターンの場合にも、本発明による効果は自動的に申分
なく発揮されるからである。
本発明によれば、電磁石34及び糸車22が設けられてい
ない場合にも、スイッチ19を既述の如く切換えることが
可能である。この場合の8ビット・バイナリーカウンタ
44と必要とあらば設けられる64ビット・シフトレジスタ
52とは、糸がパターンに応じて作動されているか、或い
はパターンに応じた停止状態でブロックされている場合
には常にストッパ12をオン状態に保つように調節されね
ばならない。更に既述の信号列とは異なる信号列を用い
て、その信号列が出現した際には該当の機能部を一方ま
たは他方の状態に切換えられるようにすることも可能で
ある。この場合の各信号列は一方及び/又は他方の種類
の制御信号から構成することが可能であり、その際の回
路装置は、予め選定された信号列が回路装置によって認
識されうるように修正しておきさえすればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は丸編機の概略的な正面図、第2図は第1図によ
る丸編機のための切換可能な糸車を拡大して示した側面
図、第3図は第1図または第2図による丸編機における
少くとも1つの機能部を接続し、かつ遮断するための本
発明の実施例を示したブロック図、第4図は第1図によ
る丸編機のための切換可能な電気モータを備えた切断装
置を拡大して示した部分的側面図である。 符号の説明 1……フレーム、2……ニードルシリンダ、3……シン
カーリング 4……ニードル(編針)、5……シンカー、6……キャ
リヤ 7……ストックボビン、8……糸、9、10……糸鐶 11…糸の供給装置、12……機能部(ストッパ)、14……
選択装置 15……パターン装置、16……クロックパルス発生器 17……評価回路、18……アウトプット、19……スイッチ 20、20a……切換部材(リレー)、22……機能部(糸
車) 23……プラッシュ糸ガイド、24……プラッシュ糸 25……キャリヤ、26……シンカーの上縁部(作用面) 27……フロス、28……保持部材 29……編機における不動の部分、30……ばね 31……スリット、32……ねじ、34……切換部材(電磁
石) 35……往復動接極子、36……アーム、37……電気的な回
路装置 38、39……回路のインプット、40、40a……回路のアウ
トプット 41……インバーター、42……ANDゲート 43……遮断装置(ANDゲート)、44……計数装置(8ビ
ット・バイナリーカウンタ) 45……遮断装置(インバーター)、46……計数装置(比
較器) 47……セッティングブロック、48……ANDゲート 49……ORゲート、50……クロックスイッチ 51……インバーター、52……遅延装置(64ビット・シフ
トレジスタ) 53……セッティングブロック、54……ORゲート 55……フリップフロップ、60……編針 61……ニードルシリンダ、62……保持部材 63、64……保持ステー、65……機能部(電気モータ) 66……切断ディスク、67……サクションノズル、68……
糸ガイド 69……糸、70……フロス、71……電源 72……スイッチ、73……リレー、74……タイムステージ ……キャリヤの摺動方向を示す矢印 ……往復動接極子の運動方向を示す矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハード グレツィンガー ドイツ連邦共和国 デイー‐7208 スパ イヒンゲン ゲシュヴィスター‐スコー ル‐ストラーセ 2 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D04B 15/78

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編機における少くとも1つの機能部を接続
    乃至遮断するための装置であって、機能部には2つの異
    なった機能部状況を設定するために用いられる切換部材
    が配属されており、編機には選択可能な複数のニードル
    と、機械クロックパルス信号を送出するために用いられ
    るアウトプットを備えたクロックパルス発生器と、制御
    信号を送出するために用いられるアウトプットを備えた
    パターン装置とが設けられており、更に、制御信号がパ
    ターンに応じたニードルの選択乃至非選択を決定するた
    めに用いられ、そのためパターンに応じた連続する少く
    とも2つの異なった信号の種類が用意されている形式の
    ものにおいて、パターン装置(15)に接続するために用
    いられるインプット(39)と機能部(12,22,65)の切換
    部材(20,20a,34)に接続するために用いられる少くと
    も1つのアウトプット(40,40a)とを備えた電気的な回
    路装置(37)が、機能部(12,22,65)を或る1つの状態
    におくための第1の切換信号を、もしくは機能部(12,2
    2,65)を他の状態におくために第2の切換信号を、それ
    ぞれアウトプット(40,40a)から発生するように構成さ
    れており、第1の切換信号が制御信号における予め選定
    された第1の信号列によりレリーズされ、次いで予め選
    定されたタイムスパンが維持され、かつその際このタイ
    ムスパン経過後に第2の制御信号が出現するように構成
    されていることを特徴とする編機における少くとも1つ
    の機能部を接続乃至遮断するための装置
  2. 【請求項2】予め選定されたタイムスパンが調整可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の編機における少く
    とも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置
  3. 【請求項3】予め選定されたタイムスパンが制御信号に
    おける別の少くとも1つの予め選定された信号列によっ
    て規定されていることを特徴とする請求項1記載の編機
    における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するため
    の装置
  4. 【請求項4】第1の切換信号が予め選定された数の一方
    の種類の切換信号から成る1つの信号列の後で出現する
    ように、また第2の切換信号が、この信号列上に第1の
    切換信号が生じた後で、かつ場合によっては同じ種類の
    別の制御信号に追従する他の種類の制御信号が生じた後
    で出現するように構成されていることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の編機における少くと
    も1つの機能部を接続乃至遮断するための装置
  5. 【請求項5】回路装置(37)がクロックパルス発生器
    (16)に接続するための別のインプット(38)を備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮
    断するための装置
  6. 【請求項6】回路装置(37)が各1つのセット・インプ
    ット及びリセット・インプットと切換信号を送出するた
    めに用いられる1つのアウトプットとを備えた計数装置
    (44,46)を有しており、この場合、セット・インプッ
    トに一方の種類の制御信号が供給されるのに対し、リセ
    ット・インプットには他方の種類の制御信号が供給され
    るように構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか1項に記載の編機における少くとも1つの
    機能部を接続乃至遮断するための装置
  7. 【請求項7】計数装置(44,46)はセット・インプット
    とリセット・インプットとを有する電子的な8ビット・
    バイナリーカウンタ(44)と、この8ビット・バイナリ
    ーカウンタ(44)が接続されていて回路装置(37)のア
    ウトプット(40)を形成する比較器(46)とで構成され
    ており、予め選定された数値を下回るカウントレベルで
    は比較器(46)が第1の制御信号を発生し、少くとも予
    め選定された数値に等しいカウントレベルでは第2の制
    御信号が比較器(46)から発生されるようになってお
    り、8ビット・バイナリーカウンタ(44)のセット・イ
    ンプットには遮断装置(43,45)が前接続されており、
    予め選定された数値に等しいカウントレベルに達する
    と、他方の種類の制御信号が8ビット・バイナリーカウ
    ンタ(44)のセット・インプットにそれ以上供給するこ
    とがこの遮断装置(43,45)によって停止されることを
    特徴とする請求項6記載の編機における少くとも1つの
    機能部を接続乃至遮断するための装置
  8. 【請求項8】少くとも1つの機能部(12)における切換
    部材(20a)が切換信号に比して遅らされた状態で切換
    可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1項に記載の編機における少くとも1つの機能部を接続
    乃至遮断するための装置
  9. 【請求項9】切換部材(20,20a)にセット・インプット
    とリセット・インプットとを備えたフリップ・フロップ
    (55)が配属されており、この場合、両インプットにお
    ける一方が回路装置(37)のアウトプット(40)に接続
    され、他方のインプットが遅延装置(52)を介して回路
    装置(37)のインプット(39)に接続されていることを
    特徴とする請求項8記載の編機における少くとも1つの
    機能部を接続乃至遮断するための装置
  10. 【請求項10】比較器(46)が8ビット・バイナリーカ
    ウンタ(44)における予め選定されたカウントレベルに
    合わせて調節可能であることを特徴とする請求項7乃至
    9のいずれか1項に記載の編機における少くとも1つの
    機能部を接続乃至遮断するための装置
  11. 【請求項11】遅延装置(52)が予め選定された遅延時
    間に合わせて調節可能なシフト・レジスタとして構成さ
    れていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1
    項に記載の編機における少くとも1つの機能部を接続乃
    至遮断するための装置
  12. 【請求項12】回路装置(37)における少くとも1つの
    アウトプット(40a)に1種のモノフロップとして構成
    されたタイムステージ(74)が配属されていることを特
    徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の編機に
    おける少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための
    装置
JP2073142A 1989-03-24 1990-03-22 編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置 Expired - Fee Related JP2849435B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3909817.6 1989-03-24
DE3909817A DE3909817C2 (de) 1989-03-24 1989-03-24 Einrichtung zum Ein- und Ausschalten wenigstens eines Funktionsteils einer Strickmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02269850A JPH02269850A (ja) 1990-11-05
JP2849435B2 true JP2849435B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=6377174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2073142A Expired - Fee Related JP2849435B2 (ja) 1989-03-24 1990-03-22 編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5107689A (ja)
JP (1) JP2849435B2 (ja)
DD (1) DD292941A5 (ja)
DE (1) DE3909817C2 (ja)
ES (1) ES2021507A6 (ja)
IT (1) IT1239413B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5570593A (en) * 1991-05-21 1996-11-05 Sipra Patententwicklungs-Und Beteiligungs Gesellschaft Mbh Strand feeding device
DE4116497B4 (de) * 1991-05-21 2006-10-19 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Fadenliefervorrichtung
DE102004017045B3 (de) * 2004-04-02 2005-12-08 Memminger-Iro Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Fadenpositivlieferung
CN111172657B (zh) * 2020-01-08 2021-08-06 佛山市景一服饰有限公司 一种针织大圆机进纱夹纱的加工控制方法
CN111172656B (zh) * 2020-01-08 2021-11-30 绍兴达伽马纺织有限公司 一种用于针织大圆机的进纱夹纱机构及其加工方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3079779A (en) * 1956-12-06 1963-03-05 Gordon Company Yarn tensioning and severing mechanism for circular knitting machines
NL236077A (ja) * 1958-02-14
FR1400308A (fr) * 1964-07-08 1965-05-21 Zellweger Uster Ag Procédé et dispositif pour la surveillance du fonctionnement de bobinoirs et d'autres machines pour le traitement des fils
DE1560582C3 (de) * 1966-11-23 1980-06-26 Reiners, Walter, Dr.-Ing., 4050 Moenchengladbach Elektronischer Fadenwächter fur Wickelvorrichtungen
CH479478A (de) * 1968-06-17 1969-10-15 Loepfe Ag Geb Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Bewegung eines Textilfadens
US4036034A (en) * 1969-07-07 1977-07-19 Agency Of Industrial Science & Technology Electronic method and apparatus for pattern formation in circular knitting machine
DE1961013A1 (de) * 1969-12-05 1971-09-09 Mayer & Cie Maschinenfabrik Elektrische Mustervorrichtung fuer mehrsystemige Rundstrickmaschinen mit umlaufendem Nadelzylinder
US3851315A (en) * 1971-06-29 1974-11-26 Midland Ind Computing Textile machines
IT992193B (it) * 1973-07-13 1975-09-10 Billi Spa Apparecchiatura elettronica per l arresto di una macchina circolare da calze in caso di rottura di un filo o di altra avaria
US3945224A (en) * 1973-07-30 1976-03-23 Billi, S.P.A. Control system for circular knitting machines and the like
CS169706B1 (ja) * 1975-01-02 1976-07-29
CH596078A5 (ja) * 1976-06-22 1978-02-28 Loepfe Ag Geb
GB1584259A (en) * 1976-08-16 1981-02-11 Iro Ab Methods and apparatus for knitting machine control systems
DE2907653C2 (de) * 1979-02-27 1982-10-07 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V., 8000 München Einrichtung zum Überwachen des Fadenlaufes, insbesondere zum Feststellen eines Fadenbruchs, in einer Textilmaschine
DE2928076C3 (de) * 1979-07-12 1982-04-15 SIPRA Patententwicklungs-und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7000 Stuttgart Steuereinrichtung für Strickmaschinen
DE3145307C2 (de) * 1981-11-14 1984-05-17 SIPRA Patententwicklungs-und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7000 Stuttgart Mehrsystemige Rundstrickmaschine und Verfahren zur Herstellung einer jacquardgemusterten Plüschware
WO1983004273A1 (en) * 1982-05-25 1983-12-08 Aktiebolaget Iro Yarn feeding apparatus for circular knitting machine
US4763492A (en) * 1982-07-14 1988-08-16 Tibbals Jr E C Circular weft knitting machine
WO1984003906A1 (fr) * 1983-04-07 1984-10-11 Iro Ab Appareil d'alimentation en fils et son procede de commande
DE3473308D1 (en) * 1983-12-19 1988-09-15 Watanabe Kutsushita Kogyo Co Jacquard circular knitting machine
US4713655A (en) * 1985-06-18 1987-12-15 Rieter Machine Works, Ltd. Method of monitoring the quality of a package of thread
DE3812124A1 (de) * 1988-04-12 1989-10-26 Sipra Patent Beteiligung Verfahren und rundstrickmaschine zum verarbeiten mehrerer unterschiedlicher faeden ohne fadenwechselvorrichtungen
DE3813216A1 (de) * 1988-04-20 1990-02-08 Gustav Memminger Vorrichtung zum beeinflussen der fadenspannung bei einer fadenverarbeitenden textilmaschine, insbesondere strickmaschine
DE3909816A1 (de) * 1989-03-24 1990-09-27 Sipra Patent Beteiligung Strickmaschine zur herstellung von gemusterten plueschwaren
JP2952391B2 (ja) * 1991-03-29 1999-09-27 株式会社 島精機製作所 横編み編成における編糸量制御調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3909817A1 (de) 1990-09-27
IT9019774A1 (it) 1991-09-22
JPH02269850A (ja) 1990-11-05
US5107689A (en) 1992-04-28
IT1239413B (it) 1993-10-20
ES2021507A6 (es) 1991-11-01
DE3909817C2 (de) 1998-05-20
DD292941A5 (de) 1991-08-14
IT9019774A0 (it) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07102449A (ja) 横糸を蓄積、供給および測定する装置を制御するための方法
US3710594A (en) Device for the selection of the needles or knitting accessories of circular knitting machines
JP2849435B2 (ja) 編機における少くとも1つの機能部を接続乃至遮断するための装置
DE3818663C2 (ja)
US3534566A (en) Patterning mechanism for knitting machines
US6145349A (en) Method and equipment for Jacquard selection in a textile machine
EP0636725A2 (en) Needle selection device for circular knitting machines for manufacturing socks, stockings or the like
JPH05178534A (ja) ストランド供給装置
US5570593A (en) Strand feeding device
JPH01306658A (ja) 柄入りニットウェアの編成方法と柄入りニットウェアを編成する丸編み機
JPH03206161A (ja) 横編機におけるシンカー装置
JPS6235502B2 (ja)
JPS628544B2 (ja)
US3397556A (en) Latch needle knitting machines
US2506645A (en) Warp knitting machine and method of operation
GB1564985A (en) Circular knitting machine having an electromagnetically actuated patterning device
US4269131A (en) Thread control device for stitching machines
JP3092005B2 (ja) 横編機で編物を製造する方法及びこの方法を実施する横編機
US5138850A (en) Spring biased pattern bars having electromagnetic selectors
US4448046A (en) Electromagnetically actuated jacquard control arrangement
GB1204424A (en) Improvements in or relating to circular knitting machines with electrical or/and electronic patterning systems
US4882916A (en) Knitting machine stop motion activator
US3788363A (en) Control means for textile producing machines
US3500663A (en) Yarn changing and feeding arrangement for circular knitting machines
US3575016A (en) Selective yarn changing device for circular knitting machines

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees