JP2849106B2 - イメージスキャナおよびイメージスキャナ用光源の蛍光灯 - Google Patents
イメージスキャナおよびイメージスキャナ用光源の蛍光灯Info
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- JP2849106B2 JP2849106B2 JP1021323A JP2132389A JP2849106B2 JP 2849106 B2 JP2849106 B2 JP 2849106B2 JP 1021323 A JP1021323 A JP 1021323A JP 2132389 A JP2132389 A JP 2132389A JP 2849106 B2 JP2849106 B2 JP 2849106B2
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- Japan
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- image scanner
- image
- color
- spectral sensitivity
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- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［概要］ カラーのイメージスキャナおよびカラーのイメージス
キャナで光源として使用される蛍光灯に関し、 イメージスキャナの出力データで原画色をそのまま忠
実に再現することが可能となるイメージスキャナおよび
蛍光灯の提供を目的とし、 肉眼の分光感度特性と一致した読取特性の出力がイメ
ージスキャナで得られる蛍光物質をイメージスキャナの
カラー受光素子が有する分光感度特性に合わせて選択
し、上記蛍光灯の管壁に塗布する、よう構成する。
キャナで光源として使用される蛍光灯に関し、 イメージスキャナの出力データで原画色をそのまま忠
実に再現することが可能となるイメージスキャナおよび
蛍光灯の提供を目的とし、 肉眼の分光感度特性と一致した読取特性の出力がイメ
ージスキャナで得られる蛍光物質をイメージスキャナの
カラー受光素子が有する分光感度特性に合わせて選択
し、上記蛍光灯の管壁に塗布する、よう構成する。
［産業上の利用分野］ 本発明は、カラーのイメージスキャナおよびカラーの
イメージスキャナで光源として使用される蛍光灯に関す
る。
イメージスキャナで光源として使用される蛍光灯に関す
る。
カラーのイメージスキャナで得られたデータを加工す
ることにより、原画をフルカラーで再現することが可能
となる。
ることにより、原画をフルカラーで再現することが可能
となる。
そのイメージスキャナでは読取光源として蛍光灯が使
用されており、これに組み合わさせる原画読取用のカラ
ー受光素子として半導体撮像素子のCCDが広く用いられ
ている。
用されており、これに組み合わさせる原画読取用のカラ
ー受光素子として半導体撮像素子のCCDが広く用いられ
ている。
［従来の技術］ 従来においては白色光源となる昼光色蛍光灯がカラー
イメージスキャナの読取光源として使用されており、第
６図にはその出力特性600が示されている。
イメージスキャナの読取光源として使用されており、第
６図にはその出力特性600が示されている。
この昼光色蛍光灯が読取光源として使用され、カラー
CCDにより原画の読取が行なわれるイメージスキャナの
分光特性700が第７図に示されており、第８図に示され
た肉眼の分光感度特性800との比較から理解されるよう
に、イメージスキャナの出力データを用いて原画色を再
現することが可能となる。
CCDにより原画の読取が行なわれるイメージスキャナの
分光特性700が第７図に示されており、第８図に示され
た肉眼の分光感度特性800との比較から理解されるよう
に、イメージスキャナの出力データを用いて原画色を再
現することが可能となる。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、第７図に示されたイメージスキャナの
分光感度特性700と第８図に示された肉眼の分光感度特
性800とが正確に一致していないので、原画とその再現
画との間に色ずれが生ずる。
分光感度特性700と第８図に示された肉眼の分光感度特
性800とが正確に一致していないので、原画とその再現
画との間に色ずれが生ずる。
その色ずれは印刷関連の特殊な業種で無視できず、こ
のため、原画色をより忠実に再現することが要望されて
いた。
のため、原画色をより忠実に再現することが要望されて
いた。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、原画色をそのまま忠実に再現すること
が可能となる、イメージスキャナおよびイメージスキャ
ナ用光源の蛍光灯を提供することにある。
り、その目的は、原画色をそのまま忠実に再現すること
が可能となる、イメージスキャナおよびイメージスキャ
ナ用光源の蛍光灯を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明に係るイメージス
キャナ用光源の蛍光灯では、肉眼の分光感度特性800
（第８図参照）と一致した読取特性500（第５図参照）
の出力がイメージスキャナ（第１図参照）で得られる発
光物質（第２図参照）をイメージスキャナのカラー受光
素子（第１図のカラーCCDユニット16）が有する分光感
度特性に合わせて選択し、選択された蛍光物質（第２図
参照）を管壁に塗布する、ことを特徴としている。
キャナ用光源の蛍光灯では、肉眼の分光感度特性800
（第８図参照）と一致した読取特性500（第５図参照）
の出力がイメージスキャナ（第１図参照）で得られる発
光物質（第２図参照）をイメージスキャナのカラー受光
素子（第１図のカラーCCDユニット16）が有する分光感
度特性に合わせて選択し、選択された蛍光物質（第２図
参照）を管壁に塗布する、ことを特徴としている。
すなわち、カラー受光素子と蛍光灯とを備えるイメー
ジスキャナにおいて、前記蛍光灯の管壁には、前記カラ
ー受光素子により読み取られた画像の読取出力特性が肉
眼の分光感度特性と一致するような各原色のピーク周波
数と成分比率に調整された蛍光物質が塗布される、こと
と、イメージスキャナ用光源の蛍光灯において、イメー
ジスキャナにより読み取られた画像の読取出力特性が肉
眼の分光感度特性と一致するような各原色のピーク周波
数と成分比率に調整された蛍光物質が管壁に塗布され
る、こと、及び、イメージスキャナ用光源の蛍光灯にお
いて、イメージスキャナにより読み取られた画像の読取
出力特性が肉眼の分光感度特性と一致するような成分比
率でタングステン酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カ
ドミウムが管壁に塗布される、ことを特徴としている。
ジスキャナにおいて、前記蛍光灯の管壁には、前記カラ
ー受光素子により読み取られた画像の読取出力特性が肉
眼の分光感度特性と一致するような各原色のピーク周波
数と成分比率に調整された蛍光物質が塗布される、こと
と、イメージスキャナ用光源の蛍光灯において、イメー
ジスキャナにより読み取られた画像の読取出力特性が肉
眼の分光感度特性と一致するような各原色のピーク周波
数と成分比率に調整された蛍光物質が管壁に塗布され
る、こと、及び、イメージスキャナ用光源の蛍光灯にお
いて、イメージスキャナにより読み取られた画像の読取
出力特性が肉眼の分光感度特性と一致するような成分比
率でタングステン酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カ
ドミウムが管壁に塗布される、ことを特徴としている。
［作用］ 本発明では、イメージスキャナ用光源の蛍光灯の管壁
に塗布される蛍光物質（第２図参照）がカラー受光素子
（16）の分光感度特性を考慮して選択されることによ
り、肉眼の分光感度特性800と一致した読取特性500の出
力がイメージスキャナで得られるので、原画と再現画と
の色ずれが解消される。
に塗布される蛍光物質（第２図参照）がカラー受光素子
（16）の分光感度特性を考慮して選択されることによ
り、肉眼の分光感度特性800と一致した読取特性500の出
力がイメージスキャナで得られるので、原画と再現画と
の色ずれが解消される。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明に係る蛍光灯の好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
第１図ではイメージスキャナ１の構成が説明されてお
り、蛍光灯10は点灯器12により点灯される。
り、蛍光灯10は点灯器12により点灯される。
そして蛍光灯10により原稿14が照明され、原稿14で反
射した蛍光灯10の照明光がカラーCCDユニット16で受光
される。
射した蛍光灯10の照明光がカラーCCDユニット16で受光
される。
ここで、蛍光灯10の内壁には蛍光物質のタングステン
酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カドミウムが塗布さ
れており、第２図（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）にはそれらの
発光特性200,202,204が各々示されている。
酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カドミウムが塗布さ
れており、第２図（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）にはそれらの
発光特性200,202,204が各々示されている。
この第２図の特性200,202,204から理解されるよう
に、タングステン酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カ
ドミウムは青色（Blue），緑色（Greeen），桃色（Re
d）で各々発光できる。本実施例においてはそれらの成
分比率がカラーCCDユニット16の分光感度特性を考慮し
て30％,35％,35％とされており、それらでは第３図の発
光特性300,302,304が各々得られる。
に、タングステン酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほう酸カ
ドミウムは青色（Blue），緑色（Greeen），桃色（Re
d）で各々発光できる。本実施例においてはそれらの成
分比率がカラーCCDユニット16の分光感度特性を考慮し
て30％,35％,35％とされており、それらでは第３図の発
光特性300,302,304が各々得られる。
その結果、蛍光灯10では第４図に示された出力特性40
0が得られる。
0が得られる。
これにカラーCCDユニット16が組み合わされると、肉
眼特性800（第８図参照）に一致した第５図の読取特性5
00となるイメージスキャナ１が製作される。
眼特性800（第８図参照）に一致した第５図の読取特性5
00となるイメージスキャナ１が製作される。
したがって、原画（原稿14）と再現画との色ずれが解
消され、原画色をそのまま忠実に再現することが可能と
なる。
消され、原画色をそのまま忠実に再現することが可能と
なる。
以上説明したように本実施例によれば、原画色をその
まま忠実に再現できるので、色再現性に優れた高性能な
イメージスキャナ１を提供することが可能となる。
まま忠実に再現できるので、色再現性に優れた高性能な
イメージスキャナ１を提供することが可能となる。
また本実施例によれば、蛍光灯10の管壁に塗布される
発光物質の選択により理想的な読取特性500が得られる
ので、複雑な機構や回路は必要とされず、したがって、
色再現性に優れたイメージスキャナ１を安価に製造する
ことが可能となる。
発光物質の選択により理想的な読取特性500が得られる
ので、複雑な機構や回路は必要とされず、したがって、
色再現性に優れたイメージスキャナ１を安価に製造する
ことが可能となる。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、管壁に塗布され
る発光物質がカラー受光素子の分光感度特性を考慮して
選択されることにより、イメージスキャナの読取特性を
肉眼の分光感度特性と一致できるので、原画と再生画と
の色ずれを解消して原画色をそのまま忠実に再現するこ
とが可能となり、このため、色再現性に優れた高性能な
イメージスキャナを提供できる。
る発光物質がカラー受光素子の分光感度特性を考慮して
選択されることにより、イメージスキャナの読取特性を
肉眼の分光感度特性と一致できるので、原画と再生画と
の色ずれを解消して原画色をそのまま忠実に再現するこ
とが可能となり、このため、色再現性に優れた高性能な
イメージスキャナを提供できる。
また、複雑な機構や回路が必要とされず、イメージス
キャナの本体をそのまま使用できるので、色再現性に優
れたイメージスキャナを安価に製造することが可能とな
る。
キャナの本体をそのまま使用できるので、色再現性に優
れたイメージスキャナを安価に製造することが可能とな
る。
第１図はイメージスキャナの構成説明図、 第２図は各蛍光物質の発光特性図、 第３図は塗布された蛍光物質の発光特性図、 第４図は蛍光灯の出力特性図、 第５図はイメージスキャナの分光感度特性図、 第６図は昼光色蛍光灯の出力特性図、 第７図はイメージスキャナの分光感度特性図、 第８図は肉眼の分光感度特性図、 である。 １……イメージスキャナ、 10……蛍光灯、 12……点灯器、 14……原稿、 16……カラーCCDユニット。
Claims (3)
- 【請求項１】カラー受光素子と蛍光灯とを備えるイメー
ジスキャナにおいて、 前記蛍光灯の管壁には、前記カラー受光素子により読み
取られた画像の読取出力特性が肉眼の分光感度特性と一
致するような各原色のピーク周波数と成分比率に調整さ
れた蛍光物質が塗布された、ことを特徴とするイメージ
スキャナ。 - 【請求項２】イメージスキャナにより読み取られた画像
の読取出力特性が肉眼の分光感度特性と一致するような
各原色のピーク周波数と成分比率に調整された蛍光物質
が管壁に塗布された、ことを特徴とするイメージスキャ
ナ用光源の蛍光灯。 - 【請求項３】イメージスキャナにより読み取られた画像
の読取出力特性が肉眼の分光感度特性と一致するような
成分比率でタングステン酸マグネシウム，珪酸亜鉛，ほ
う酸カドミウムが管壁に塗布された、ことを特徴とする
イメージスキャナ用光源の蛍光灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1021323A JP2849106B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | イメージスキャナおよびイメージスキャナ用光源の蛍光灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1021323A JP2849106B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | イメージスキャナおよびイメージスキャナ用光源の蛍光灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02201439A JPH02201439A (ja) | 1990-08-09 |
| JP2849106B2 true JP2849106B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=12051943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1021323A Expired - Lifetime JP2849106B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | イメージスキャナおよびイメージスキャナ用光源の蛍光灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2849106B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829476Y2 (ja) * | 1976-08-20 | 1983-06-28 | 松下電器産業株式会社 | 電子写真装置 |
| JPS58144847A (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-29 | Canon Inc | 照明装置 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1021323A patent/JP2849106B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02201439A (ja) | 1990-08-09 |
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