JP2848738B2 - データの時分割転送装置 - Google Patents

データの時分割転送装置

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JP2848738B2
JP2848738B2 JP4125533A JP12553392A JP2848738B2 JP 2848738 B2 JP2848738 B2 JP 2848738B2 JP 4125533 A JP4125533 A JP 4125533A JP 12553392 A JP12553392 A JP 12553392A JP 2848738 B2 JP2848738 B2 JP 2848738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システムを
構成する各モジュール間を共通のデータバスで接続し、
このデータバスを各モジュールが時分割で利用すること
によって、各モジュール間でデータを転送するデータの
時分割転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共通のデータバスを時分割で利用
して、システムを構成する各モジュール間でデータ転送
を行う装置として、次のようなものが知られている。こ
の装置は、共通のバスラインに接続される複数個のモジ
ュールに関連して、各モジュール間のデータの時分割転
送を制御するバスコントローラと、データ転送を行おう
とするモジュールからの要求に応じて、データ転送に使
用するバススロットを決定するシステム制御部とを備え
ている。ここで、バススロットとは、モジュール間のデ
ータ転送のために予め設定される最小時間単位である。
複数個のモジュール間でデータ転送を時分割で行う場
合、各々のデータ転送に応じたバススロットが設定さ
れ、これら一群のバススロットが繰り返し出現する。一
群のバススロットの繰り返し時間を、本明細書ではバス
サイクルと呼ぶ。
【0003】以下、具体的に説明する。例えば、モジュ
ールAからモジュールBへのデータ転送Xと、モジュー
ルBからモジュールCへのデータ転送Yと、モジュール
CからモジュールDへのデータ転送Zとを、共通のバス
ラインを時分割で利用して行おうとする。データ転送を
行おうとする各モジュールは、システム制御部に対して
データ転送を要求する。これに応えてシステム制御部
は、データ転送X,Y,Zに使用するバススロット#
X、#Y、#Zを設定する。バススロット#X、#Y、
#Zは、複数ビットのデータで構成されている。システ
ム制御部は、設定したバススロット#X、#Y、#Z
を、該当モジュールにそれぞれ転送して、各々のデータ
転送に使用するスロット番号を知らせるとともに、バス
コントローラに対してバススロット#X、#Y、#Zを
発生させるための指令を出す。バスコントローラは、こ
の指令に基づき、バススロット#X、#Y、#Zに対応
した制御信号(以下、スロットイネーブル信号という)
を、一定の時間間隔でバスライン中の制御バスに繰り返
し出力する。したがって、各バススロット#X、#Y、
#Zに割り当てられた時間、すなわち、各々のスロット
イネーブル信号が制御バスに出力されている時間が、例
えば200nsec であるとすると、この場合のバスサイ
クルは600nsec になる。
【0004】データ転送の要求を出した各モジュール
は、システム制御部から与えられたスロット番号と、制
御バス中に出現するスロットイネーブル信号とを比較し
ており、両者が一致すると、バスライン中のデータバス
にデータを出力し、あるいはデータバス上のデータを取
り込む。このようにして、各モジュールからの要求に応
じて個別に設定されたバススロットを、各モジュールが
識別してデータの授受を行うことにより、共通のバスラ
インを使って複数個のモジュール間でデータが時分割転
送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置には、次のような問題点がある。すなわち、
従来装置において、各バススロットに割り当てられる時
間幅、すなわち、各バススロットに対応したスロットイ
ネーブル信号が制御バスに出力される時間幅(以下、バ
ススロット時間という)は、常に一定であるので、各モ
ジュール間のデータ転送を円滑に行うためには、バスス
ロット時間を、アクセスタイムの最も遅いモジュールに
合わせて設定しておく必要がある。例えば、モジュール
Aのアクセスタイムが200nsec 、モジュールBのア
クセスタイムが250nsec 、モジュールCのアクセス
タイムが200nsec である場合、バススロット時間は
250nsec に設定されるので、モジュールB以外のモ
ジュールA,Cについては、1データ転送当たり50n
sec の時間的ロスが生じていることになる。このよう
に、従来装置では、複数個のモジュールの内、一つでも
アクセスタイムの遅いモジュールがあると、そのモジュ
ールに合わせてバススロット時間が設定されるので、ア
クセスタイムの速い他のモジュールの性能が充分発揮さ
れなくなり、全体としてはデータ転送効率の低いシステ
ムになるという問題点がある。
【0006】また、上述のようなシステム全体の転送効
率の低下を防止しようとすれば、アクセスタイムの遅い
既存のモジュールを、アクセスタイムの速い新たなモジ
ュールに置き換えればよいのであるが、そうすると既存
のモジュールを有効に利用することができなくなるの
で、システムの開発期間が不当に長くなり、システムの
実現に要する費用も嵩むという別異の問題点が生じる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、各モジュール間の時分割データ転送を
比較的効率よく行うことができるとともに、既存のモジ
ュールを有効に利用することができるデータの時分割転
送装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような構成をとる。すなわち、請求
項1に記載の発明は、データ転送の最小時間単位である
バススロットを設定し、データ転送の要求数に応じた複
数のバススロットで構成されたバスサイクルを繰り返す
ことによって、データを時分割転送する装置であって、
共通のデータバスに接続され、前記データバスを通じて
データの授受を行う複数のモジュールと、前記データ授
受の時分割転送を制御するバス制御手段と、前記各モジ
ュールおよび前記バス制御手段に関連して設けられたシ
ステム制御手段とを含み、前記システム制御手段は、各
モジュールからデータ転送の要求を受けることにより、
前記バス制御手段に対して、当該データ転送に必要なバ
ススロットの設定指令と、データ転送に係るモジュール
のアクセスタイムに応じたバススロット時間の設定指令
とを出すとともに、前記データ転送に係るモジュールに
データ転送に使用するスロット番号を知らせ、前記バス
制御手段は、前記システム制御手段からのバススロット
設定指令に基づき、データ転送に使用する各バススロッ
トに固有のスロットイネーブル信号を繰り返し送出する
とともに、前記システム制御手段からのバススロット時
間設定指令に基づき、前記各スロットイネーブル信号を
送出する時間を制御し、前記各モジュールは、前記バス
制御手段から送られてくる一連のスロットイネーブル信
号を、前記システム制御手段によって予め与えられたス
ロット番号と逐次比較し、両者が一致したことに基づい
て、データバスに対してデータの授受を行う。また、請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明における
各モジュールが、各々のモジュールに備えられた第1ハ
ンドシェイク処理部の出力線である1本のデータバリッ
ドラインを介して相互に接続されており、かつ、前記バ
ス制御手段から送られてくる一連のスロットイネーブル
信号を、前記システム制御手段によって予め与えられた
スロット番号と逐次比較し、両者が一致したこと、およ
び前記データバリッドラインがイネーブルであることに
基づいて、データバスに 対してデータの授受を行う。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。各モジュールからデータ転送の要求があると、シス
テム制御手段は、バス制御手段に対して、当該データ転
送に使用するバススロットの設定指令を出すとともに、
そのバススロットを発生させる期間(バススロット時
間)を設定するための指令を出す。システム制御手段
は、各モジュールのアクセスタイムを予め把握してお
り、前記バススロット時間は、データ転送の要求のあっ
たモジュールのアクセスタイムに応じて設定される。ま
た、システム制御手段は、データ転送に係るモジュール
にデータ転送に使用するスロット番号を知らせる。シス
テム制御手段からの指令に基づき、バス制御手段は、指
定されたバススロットに固有のスロットイネーブル信号
を、指定されたバススロット時間にわたって送出する。
一方、データ転送に係るモジュールは、バス制御手段か
ら送られてくる一連のスロットイネーブル信号を、シス
テム制御手段によって予め設定されたスロット番号と比
較し、両者が一致したことに基づいて、データバスに対
してデータの授受を行う。また、請求項2に記載の発明
によれば、各モジュール間でデータ転送を行う場合に、
スロット番号の一致の有無を判別する他に、各モジュー
ル間を接続している1本のデータバリッドラインがイネ
ーブルになっていることを確認することにより、データ
転送の同期を確保する。例えば、あるモジュールから、
他の2つのモジュールA,Bへデータを転送する場合
に、受信側の1つのモジュールAの受信準備ができてい
ても、他のモジュールBの受信準備ができていない場合
は、データバリッドラインはイネーブルにならないの
で、送信側のモジュールは、割り当てスロットが来ても
データ転送を行わない。つまり、送信側モジュールある
いは受信側モジュールの中のいずれか1つのモジュール
の処理速度が遅い場合にも、そのモジュールの処理速度
に合わせてデータ転送が行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るデータの
時分割転送装置の一実施例を説明する。図1は、データ
の時分割転送装置の概略構成を示したブロック図であ
る。本実施例に係る装置は、次のような各要素によって
構成されている。
【0011】バスライン1は、複数個の外部データ処理
装置2(21 ,…,2i ,…,2n)に対応して設けら
れた各インターフェース回路3(31 ,…,3i ,…,
n)間でデータ転送を時分割で行うことによって、各
インターフェース回路3が共通使用するものである。本
実施例において、バスライン1は、32本の信号線から
なるデータバスと、5本の信号線からなる制御バスとか
ら構成されている。それぞれ対になっている外部データ
処理装置2およびインターフェース回路3は、本発明に
おけるモジュールに相当している。
【0012】外部データ処理装置2の種類は特に限定し
ないが、例えば製版工程で使用される電子集版システム
の場合、原画像を読み取るための読み取り用スキャナ
や、前記スキャナで読み取られた画像データを格納する
ための光ディスク等の外部画像記憶装置や、前記外部記
憶装置から読み出した画像データから特定の絵柄を切り
抜いたり、各絵柄をレイアウト処理したりする画像処理
装置や、レイアウト処理された画像を表示するモニタ
や、レイアウト処理済みの画像をフィルムに露光記録す
る記録用スキャナ等である。
【0013】インターフェース回路3は、それに接続さ
れる外部データ処理装置2の機能との関連で、バスライ
ン1に対してデータを出力する機能だけを持つものや、
データを入力する機能だけを持つものや、前記両機能を
もつものがある。外部データ処理装置2とインターフェ
ース回路3とは、32本のデータラインと2本のハンド
シェイクラインとからなる外部接続ライン6によって接
続されている。
【0014】バスコントローラ4は、バスライン1に接
続された各インターフェース回路3の相互間で、データ
を時分割転送するのに必要なバス制御データを出力す
る。バス制御データの詳細は後述するとして、ここでは
データの時分割転送のためにバスコントローラ4によっ
て設定される『バスサイクル』および『バススロット』
の概念を、図2および図3を参照して説明する。
【0015】図2は、バスライン1に接続された外部デ
ータ処理装置2の一例であり、同図ではインターフェー
ス回路3やバスコントローラ4を省略して示してある。
図3は、バススロットとバスサイクルの関係を示してい
る。バスコントローラ4は、バスライン1中の32ビッ
トのデータバスによる転送時間軸を、外部データ処理装
置2のアクセスタイムに応じて予め定められたデータ転
送の最小時間単位(バススロット)で時分割する機能を
もつている。一つのバススロットにより、所定の外部デ
ータ処理装置2の相互間で1回のデータ転送が行われ
る。
【0016】バススロットは、データバスに対するデー
タ転送の要求数と同じ数だけ発生される。例えば、図2
に示すように、外部データ処理装置2としてのディスク
1から画像処理装置22 へのデータ転送Aの要求と、
画像処理装置22 からカラーモニタ23 へのデータ転送
Bの要求と、スキャナ25 からディスク24 へのデータ
転送Cの要求とが同時に存在していたとすると、バスコ
ントローラ4は、図3の(a)に示すように、3つのバ
ススロット#1,#2,#3を設定し、例えば、前記転
送Aはバススロット#1により、転送Bはバススロット
#2により、転送Cはバススロット#3により行われ
る。これらのバススロット#1〜#3は、データ転送が
完了するまで繰り返し生成される。このような一群のバ
ススロットの繰り返し時間をバスサイクルと呼ぶ。
【0017】したがって、バスサイクルは、データ転送
の要求数に応じて増減する。上記の例で言えば、転送B
が先に終了すれば、バスサイクルは図3の(b)に示す
ように、スロット#1と#3とで構成される。また、別
のデータ転送の要求があれば、図3の(c)に示すよう
に、4つ以上のバススロットでバスサイクルが構成され
ることもある。バススロット時間は、必ずしも一定では
なく、上述したようにデータ転送に係わる外部データ処
理装置2のアクセスタイムに応じて設定される。例え
ば、図2において、ディスク24 のアクセスタイムが2
50nsec で、他の外部データ処理装置のアクセスタイ
ムが200nsec である場合、図3の(d)に示すよう
に、転送A,Bに使用するバススロット#1,#2のバ
ススロット時間tは200nsec に設定されるが、アク
セスタイムの遅いディスク24 に係る転送Cに使用する
バススロット#3のバススロット時間Tは250nsec
に設定される。後に詳述するように、バスコントローラ
4は、このようなバススロットの生成およびバススロッ
ト時間の制御処理を行う。
【0018】バスコントローラ4は、生成したバススロ
ットに対応した信号(スロットイネーブル信号)をバス
ライン1中の制御バスに出力することによって、時分割
転送のタイミングを各インターフェース回路3に知らせ
る。
【0019】図1に戻って、システム制御部5は、デー
タの時分割転送装置全体の制御を司るもので、双方向の
コマンドライン7を介して、各インターフェース回路3
およびバスコントローラ4に接続されている。システム
制御部5は、バスコントローラ4が発生しているバスス
ロットの番号(以下、『スロット番号』という)を監視
している。そして、インターフェース回路3を介して外
部データ処理装置2からデータ転送要求を受け取ること
により、バスコントローラ4に対して、現在使用されて
いないバススロットの内から適当なスロット番号を指定
して、そのバススロットを生成するように要求を出すと
ともに、そのスロット番号をデータ転送に係る外部デー
タ処理装置2の各インターフェース回路3へ送る。ま
た、システム制御部5は、バスライン1に接続されてい
る各外部データ処理装置2のアクセスタイムを予め把握
しており、ある外部データ処理装置2からデータ転送要
求があった場合に、上述のスロット番号の指定に加え
て、その外部データ処理装置2のアクセスタイムに応じ
たバススロット時間をバスコントローラ4に対して指定
する。インターフェース回路3は、システム制御部5か
ら送られきたスロット番号と、バスコントローラ4によ
って制御バスを介して順に転送されてくる各スロットイ
ネーブル信号とを逐次比較し、両者が一致したことに基
づいて、データ授受のタイミングを知る。
【0020】次に、図4を参照して、バスライン1とイ
ンターフェース回路3との接続構造、およびインターフ
ェース回路3と外部データ処理装置2との接続構造を説
明する。バスライン1とインターフェース回路3とは、
32本の信号線からなるデータバスDBと、5本の信号
線からなる制御バスとで接続されている。制御バスの構
成は次のとおりである。 基本クロックライン:バスの基本クロックCLを伝
送するための一本の信号線である。この基本クロックC
Lはバスコントローラ4から送られる。この基本クロッ
クCLは、設定されるバススロット時間に応じて、その
周期が制御される。 バスクロックライン:前記基本クロックの2倍の周
期をもつバスクロックBCLを伝送するための一本の信
号線である。このバスクロックBCLはバスコントロー
ラ4から送られる。 スロットイネーブルライン:バスコントローラ4で
発生させたスロットイネーブル信号SEを伝送するため
のもので、本実施例では2本の信号線から構成されてい
る。スロットイネーブル信号SEは2ビットで構成され
ているので、バスコントローラ4は4種類のバススロッ
ト#0〜#3を発生させることができる。なお、スロッ
トイネーブル信号SEを構成するビット数を増やすこと
により、さらに多くのバススロットを発生させることが
可能である。 データバリッドライン:データを転送するインター
フェース回路3の間でハンドシェイクをとるための1本
の信号線である。このデータバリッドラインは、そのラ
イン上の1箇所で図示しないプルアップ抵抗を介して論
理〔1〕(通常、5V)にプルアップされることによ
り、このライン自身がワイアードアンド(Wired-AND )
を形成している。以下、データバリッドライン上の信号
をデータバリッド(DV)信号という。
【0021】上述したように、図4に示したデータ受信
専用のインターフェース回路3aと外部データ処理装置
2aとは、データ転送用の32本のデータラインと、ハ
ンドシェイク用の2本のハンドシェイクラインとで接続
されている。ハンドシェイク用の信号としては、データ
転送ができる状態になったときにインターフェース回路
3aから外部データ処理装置2aへ送られるデータ出力
準備完了信号ORと、外部データ処理装置2aがデータ
を受け取る際にインターフェース回路3aへ送られるデ
ータ受取信号DGとがある。データ送信専用のインター
フェース回路3bと外部データ処理装置2bとの間も、
同様にデータ転送用の32本のデータラインと、2本の
ハンドシェイクラインとで接続されている。ハンドシェ
イク用の信号としては、データを受け入れできる状態に
なったときにインターフェース回路3bから外部データ
処理装置2bへ送られるデータ入力準備完了信号IR
と、外部データ処理装置2bがデータを転送するときに
インターフェース回路3bへ送られるデータ転送信号D
Tとがある。
【0022】次に、図5を参照してバスコントローラ4
に備えられたスロットイネーブル信号出力部の構成を説
明する。バスコントローラ4は、システム制御部5から
のスロット発生要求に基づきスロット番号等を発生する
ためのCPU41と、スロット番号をラッチするための
ラッチ回路L3a,L2a,L1a,L0aと、これら
のラッチ回路L3a〜L0aにそれぞれ対応したラッチ
回路L3b,L2b,L1b,L0bと、現在発生して
いるスロットの数をラッチするためのラッチ回路LN1
およびLN2と、ラッチ回路L3b〜L0bのいずれか
の出力を選択するための選択回路42と、選択回路42
へ選択信号を与えるカウンタ43と、バッファ44と、
発振器OSCと、タイミング信号発生回路45と、バス
クロック発生回路46と、基準パルス発生回路47と、
NANDゲート48と、SRフリップ・フロップ49
と、単安定マルチバイブレータ50と、ラッチ回路51
とを備えている。
【0023】発振器OSC、タイミング信号発生回路4
5、バスクロック発生回路46、および基準パルス発生
回路47は、図6に示したような基本クロックCL、こ
の基本クロックCLの2倍の周期をもったバスクロック
BCL、および基準パルスP1〜P4を発生する。この
うち、基本クロックCLとバスクロックBCLは、上述
したように、バスライン1を介して各インターフェース
回路3にも送られる。基本クロックCLは、設定される
バススロット時間に応じて、その周期が制御される。本
実施例では、バススロット時間Tの1/2が基本クロッ
クCLの周期TCLになるようにしている。
【0024】タイミング信号発生回路45は、システム
制御部5から指定されたバススロット時間情報BTと、
スロットイネーブルラインに出力されたスロットイネー
ブル信号SEとに基づいて、発振器OSCの出力を分周
することにより、指定されたバススロット時間に対応し
た基本クロックCLを発生するように構成されている。
ここでは、4種類のバススロット#0〜#3に対して、
200nsec または250nsec の何れかのバススロッ
ト時間が設定される。以下、図7を参照して、タイミン
グ信号発生回路45の構成例を説明する。
【0025】図7に示すように、タイミング信号発生回
路45は、バススロット#0〜#3のバススロット時間
を判定するための4対のANDゲートを備えている。A
NDゲートG00,G01は、バススロット#0のバス
スロット時間を判定する。ANDゲートG10,G11
は、バススロット#1のバススロット時間を判定する。
ANDゲートG20,G21は、バススロット#2のバ
ススロット時間を判定する。ANDゲートG30,G3
1は、バススロット#3のバススロット時間を判定す
る。ANDゲートG00,G10,G20,G30の各
出力はNORゲトG200に与えられる。一方、AND
ゲートG01,G11,G21,G31の各出力はNO
RゲートG250に与えられる。タイミング信号発生回
路45は、発振器OSCの出力パルスを計数するカウン
タ451を備え、このカウンタ451の計数値は、AN
DゲートG201およびG251に与えられる。また、
ANDゲートG201にはNORゲートG200の出力
が与えられ、ANDゲートG251にはNORゲートG
250の出力が与えられる。ANDゲートG201およ
びG251の各出力はNORゲートG300を介して、
フリップ・フロップ452のクロック端子およびカウン
タ451のリセット端子Rに与えられる。フリップ・フ
ロップ452のQ出力が、基本クロックCLとして出力
される。
【0026】以下、上述した構成のタイミング信号発生
回路45の動作を説明する。スロットイネーブルライン
から取り込まれるスロットイネーブル信号SEは、2ビ
ットのデータで構成され、
〔00〕がバススロット#0
に、〔01〕がバススロット#1に、〔10〕がバスス
ロット#2に、〔11〕がバススロット#3にそれぞれ
対応している。システム制御部5から与えられるバスス
ロット時間情報BTは、各バススロット#0〜#3にそ
れぞれ対応したバススロット時間情報BT0,BT1,
BT2,BT3からなり、
〔0〕が200nsec 、
〔1〕が250nsec に対応する。
【0027】いま、スロットイネーブルラインにバスス
ロット#0のスロットイネーブル信号SE
〔00〕が出
力され、このときシステム制御部5から200nsec の
バススロット時間が指定されたとしよう。その結果、バ
ススロット時間判定用の4対のANDゲートのうち、A
NDゲートG00の出力のみが『H』レベルになり、他
のANDゲートの出力は『L』レベルになる。したがっ
て、NORゲートG200の出力は『L』レベルにな
り、NORゲートG250の出力は『H』レベルにな
る。
【0028】一方、カウンタ451は発振器OSCの出
力パルスを計数している。本実施例では、80MHzの
発振器を使用しているので、カウンタ451の計数値
は、12.5nsec ごとに、その状態が変化する。カウ
ンタ451の計数値が0→1→2→3と変化したとき、
すなわち、カウンタ451の出力〔C2,C1,C0〕
が〔011〕になったとき、ANDゲートG201の出
力が『H』レベルになる。これにより、NORゲートG
300の出力が『L』レベルになり、この出力がカウン
タ451のリセット端子Rに与えられる。その結果、カ
ウンタ451は、次のクロックパルスでリセットされ、
その出力が
〔000〕に戻る。以下、同様にカウンタ4
51の計数値が0→1→2→3と変化するごとに、NO
RゲートG300が『L』レベルを出力する。つまり、
NORゲートG300の出力は、50nsec ごとに
『L』レベルになる。NORゲートG300の出力は、
フリップ・フロップ452のクロックとしても使用され
る。フリップ・フロップ452のD端子には反転信号Q
バーが入力されているので、フリップ・フロップ452
は、NORゲートG300から『L』レベルが出力され
るごと、すなわち、50nsec ごとにその状態が変化す
る。したがって、フリップ・フロップ452のQ端子か
らは、周期が100nsec の基本クロックパルスCLが
出力されることになる。上述したように、バススロット
時間は、基本クロックパルスCLの倍周期に等しいの
で、結局、200nsec のバススロット時間が設定され
たことになる。図8は、上述した200nsec のバスス
ロット時間を設定する場合のタイミング信号発生回路4
5の動作タイミングを示している。
【0029】次に、スロットイネーブル信号SEが〔0
0〕(すなわち、バススロット#0)で、システム制御
部5から250nsec のバススロット時間が指定された
場合を説明する。このときのバススロット時間情報BT
0は〔1〕である。その結果、バススロット時間判定用
の4対のANDゲートのうち、ANDゲートG01の出
力のみが『H』レベルになるので、NORゲートG20
0は『H』レベルを出力し、NORゲートG250は
『L』レベルを出力する。
【0030】一方、カウンタ451の計数値が0→1→
2→3→4と変化したとき、すなわち、カウンタ451
の出力〔C2,C1,C0〕が〔100〕になったと
き、ANDゲートG251の出力が『H』レベルにな
る。これにより、NORゲートG300が『L』レベル
を出力するので、カウンタ451は、次のクロックパル
スでリセットされる。以下、同様にカウンタ451の計
数値が0→1→2→3→4と変化するごとに、NORゲ
ートG300は『L』レベルを出力する。NORゲート
G300は、62.5nsec ごとに『L』レベルを出力
することになるので、フリップ・フロップ452のQ端
子からは、周期が125nsec の基本クロックパルスC
Lが出力される。したがって、バススロット時間は、基
本クロックパルスCLの倍周期である250nsec に設
定される。図9は、上述した250nsec のバススロッ
ト時間を設定する場合のタイミング信号発生回路45の
動作タイミングを示している。
【0031】次に、バスコントローラ4において、任意
個数のバススロットを発生させる場合の動作を説明す
る。図10のタイミングチャートを参照する。例えば、
システム制御部5から二つのバススロット#0,#1を
設定する要求と、バススロット#0についてはバススロ
ット時間を200nsec に、バススロット#1について
はバススロット時間を250nsec に設定する要求とが
バスコントローラ4へ出されたとする。
【0032】システム制御部5からのバススロット設定
要求に基づき、バスコントローラ4のCPU41は、そ
のスロットセット出力ポート<2>にデータ出力パルス
を発すると同時に、CPUバスにバススロット#0に対
応した2ビットデータ
〔00〕を出力する。このデータ
は、出力ポート<2>に出力されたデータ出力パルスの
立ち上がりのタイミング(図10のタイミングT1 )で
ラッチ回路L2aにラッチされる。
【0033】続いて、CPU41は、スロットセット出
力ポート<3>にデータ出力パルスを発するとともに、
CPUバスにバススロット#1に対応したデータ〔0
1〕を出力する。このデータは、出力ポート<2>に前
記と同様に出力されたデータ出力パルス(図示せず)の
立ち上がりのタイミング(図10のタイミングT2 )で
ラッチ回路L3aにラッチされる。
【0034】バススロット#0,#1に対応したデータ
がラッチされると、CPU41は、スロット番号セット
出力ポート<N>にデータ出力パルスを発すると同時
に、現在発生しているバススロットの数の、2ビット構
成における2の補数値をCPUバスに出力する。例え
ば、1バスサイクルにおけるバススロットの数が『1』
であれば『3』、『2』であれば『2』、『3』であれ
ば『1』、『4』であれば『0』を出力する。ここで
は、設定バススロット数は『2』であるから、CPUバ
ス上には『2』(すなわち、2ビットデータ〔10〕)
が出力される。このデータは、出力ポート<N>に出力
されたデータ出力パルスの立ち上がりのタイミング(図
10のタイミングT3 )でラッチ回路LN1にラッチさ
れる。このデータは次の基準パルスP3の立ち上がりで
ラッチ回路LN2にラッチされる。
【0035】全てのラッチ回路LXa(添字Xは『3』〜
『0』を表す)へのデータ設定が終了すると、CPU4
1はこれらのデータを対応するラッチ回路LXbに移すた
めに、出力ポート<L-end>に制御パルスを発行する。
この制御パルスはRSフリップ・フロップ49へのリセ
ット信号となり、そのQ端子出力信号LEを『L』レベ
ルに設定する(図10のタイミングT4 に対応する)。
RSフリップ・フロップ49の『L』レベルの出力信号
LEはラッチ回路51のD入力端子に与えられる。その
結果、ラッチ回路51のクロック端子CKに入力する基
準パルスP2の立ち上がりタイミングで、ラッチ回路5
1のQバー端子出力信号LE’が『H』レベルになるこ
とにより、NANDゲート48のゲートが解除され、カ
ウンタ43のキャリー端子信号Cを出力側信号Load−b
として通過させる状態とする。
【0036】カウンタ43は、入力されるクロックCK
(基準パルスP1)が立ち上がる毎に出力データ(2ビ
ット)がカウントアップされる。一方、ロード・クロッ
ク端子LDEが『H』レベルであるとき、クロックCK
の立ち上がりで、ロード・データ端子LDDに入力して
いるデータをプリセットするように構成されている。キ
ャリー端子Cは、カウンタ43の計数値が『3』になっ
たときに『H』レベルを出力するものである。カウンタ
43に『2』がプリセットされると同時に、キャリー端
子Cは『L』レベルになる。
【0037】図10のタイミング図の初期状態におい
て、ラッチ回路LN2に値『1』が設定されていたと仮
定する。このときカウンタ43は、タイミングT5 でキ
ャリー端子Cを『H』レベルにすることにより、NAN
Dゲート48を介してそのキャリー端子信号Cを出力側
信号Load−bとして通過させる。そして、出力信号Load
−bの立ち上がりタイミングT6 で、ラッチ回路LXa
内容をラッチ回路LXbに移すとともに、単安定マルチバ
イブレータ50にトリガを与える。単安定マルチバイブ
レータ50は、このトリガ信号により一定時間幅(例え
ば、200nsec)のパルスを発生する。このパルス
(SET信号)によりRSフリップ・フロップ49がセ
ットされ、その結果、ラッチ回路51のQバー端子出力
信号LE’が『L』レベルになってNANDゲート48
がゲートされることにより、以後に発生するカウンタ4
3のキャリー信号によってラッチ回路LXaの出力データ
がラッチ回路LXbへラッチされないようにしている。
【0038】これにより、選択回路42の入力端子<2
>に2ビットデータ
〔00〕が、入力端子<3>に2ビ
ットデータ〔01〕がそれぞれ入力される。一方、同じ
タイミングT6 の時点でカウンタ43はラッチ回路LN
2のデータ(ここでは『2』)をLDD入力端子より取
り込み、プリセットデータとする。
【0039】このときのカウンタ43の計数値は『2』
であり、この出力データが選択回路42の選択端子SE
Lに与えられることにより、選択回路42の入力端子<
2>に入力している2ビットデータ
〔00〕が選択さ
れ、バッファ44を介して、バスライン1中のスロット
イネーブルラインに出力される。この2ビットデータ
が、バススロット#0に対応したスロットイネーブル信
号SE#0である。スロットイネーブルラインにスロッ
トイネーブル信号SE#0が出力されると、上述したタ
イミング信号発生回路45が作動し、バススロット時間
(図10のタイミングT6 からT7 までの時間)を20
0nsec に設定するのは上述したとおりである。なお、
本実施例では、初期状態において、スロットイネーブル
ライン上に例えば、スロットイネーブル信号SE#0
(すなわち、データ
〔00〕)を出力するようにしてい
るので、図10のタイミングT6 以前の基準パルスP1
の周期も200nsec になっている。
【0040】そして、次の基準パルスP1(図10のタ
イミングT7 )により、カウンタ43がインクリメント
されて、その計数値が『3』になる。この出力データが
選択回路42の選択端子SELに与えられることによ
り、選択回路42の入力端子<3>に入力している2ビ
ットデータ〔01〕が選択され、スロットイネーブルラ
インに出力される。この出力データが、スロット#1に
対応したスロットイネーブル信号SE#1である。スロ
ットイネーブルラインにスロットイネーブル信号SE#
1が出力されると、タイミング信号発生回路45が作動
し、そのときのバススロット時間(図10のタイミング
7 からT8 までの時間)を250nsecに設定する。
【0041】カウンタ43の計数値が『3』になると同
時に、キャリー端子Cから再び『H』レベルが出力され
る。そして、次の基準パルスP1 の立ち上がりのタイミ
ング(図10のタイミングT8 )で、ラッチ回路LN2
のデータ『2』がカウンタ43に再びプリセットされ
る。これにより、カウンタ43の出力データが『2』に
なり、選択回路42からスロット#0に対応したスロッ
トイネーブル信号SE#0が出力されるとともに、タイ
ミング信号発生回路45によりバススロット時間が20
0nsec に設定される。
【0042】さらに次の基準パルスP1(図10のタイ
ミングT9 )によりカウンタ43がインクリメントされ
て、その出力データが『3』になると、選択回路42か
らスロットイネーブル信号SE#1が出力されるととも
に、バススロット時間が250nsec に設定される。
【0043】以下、同様に、基準パルスP1の立ち上が
りのタイミングに同期して、バススロット時間が200
nsec のバススロット#0と、バススロット時間が25
0nsec のバススロット#1とで構成されたバスサイク
ルが繰り返される。
【0044】本実施例に係る装置では、1バスサイクル
を構成するバススロットの数を最大4個までの範囲で任
意に増減することが可能である。バススロットの増減
は、本発明の要旨であるバススロット時間の制御とは直
接関係がないので、ここでは簡単な説明に止める。例え
ば、現在の使用スロットが#0,#1である場合に、シ
ステム制御部5は外部データ処理装置2から新たなデー
タ転送要求を受け取ると、現在使用されていない空きス
ロットの内から適宜なスロット(例えば、スロット#
2)を指定して、そのスロットの発生要求と、データ転
送要求を出した外部データ処理装置2のアクセスタイム
に対応したバススロット時間情報をバスコントローラ4
に出力することにより、新たなバススロットが設定され
る。また、ある外部データ処理装置2の間でデータ転送
が完了すると、システム制御部5は、それらの外部デー
タ処理装置2からデータ転送完了の通知を受けるので、
この通知に基づいてバスコントローラ4へ、前記データ
転送に使用していたスロットの消滅指令を出すことによ
り、そのスロットを消滅させる。
【0045】以上で、バスコントローラ4の動作説明を
終り、次に、図4に示したデータ受信専用のインターフ
ェース回路3aおよびデータ送信専用のインターフェー
ス回路3bの具体的な構成を説明する。なお、データの
送受信が可能なインターフェース回路3の場合は、後述
するインターフェース回路3aおよび3bの各構成を兼
ね備える構成であるので、その説明は省略する。まず、
図11を参照して送信専用のインターフェース回路3b
の構成を説明する。
【0046】インターフェース回路3bは、システム制
御部5からコマンドライン7を介してスロット設定指令
を受けてスロット番号(SL0T#)を設定する制御コ
マンド処理部31と、前記スロット番号とバスコントロ
ーラ4から順に送られてくるスロットイネーブル信号S
E#とを比較する比較器32と、バスライン1のデータ
バリッドラインを介した送信先との間のハンドシェイク
に基づき比較器32の出力を有効なものにする第1ハン
ドシェイク処理部33と、外部データ処理装置2bとの
間でハンドシェイクをとるための第2ハンドシェイク処
理部34と、外部データ処理装置2bから送られてきた
データをラッチするためのラッチ回路35等を備えてい
る。なお、図示していないが、インターフェース回路3
bはバスコントローラ4から送られてきた基準クロック
CKおよびバスクロックBCLに基づいて、図6に示し
たような基準パルスP1〜P4を生成する内部回路をも
備えている。
【0047】以下、図12のタイミングチャートを参照
して、インターフェース回路3bの動作を説明する。な
お、図中の斜線領域は、そのデータあるいはレベルがど
のような状態であってもよいことを意味する。ここで
は、スロット#1を使ってデータを転送するものとす
る。制御コマンド処理部31は、システム制御部5から
スロット#1の設定指令を受けることにより、スロット
#1に対応したデータ(ここでは、2ビットデータ〔0
1〕)を生成して、これを比較器32の一方への入力と
して与える。比較器32は、制御コマンド処理部31で
設定されたスロット番号と、バスコントローラ4から順
に送られてくるスロットイネーブル信号SE#とを比較
し、バススロット#1に対応したスロットイネーブル信
号SE#1が送られてきたときに、一致信号EQを第1
ハンドシェイク処理部33に出力する(図12のタイミ
ングT1 )。
【0048】このとき、送信先のインターフェース回路
3がデータを受け入れられる状態であって、データバリ
ッドライン上に『H』レベルのDVOUT 信号が乗ってい
ると、このDVOUT 信号がバッファB1を介してAND
ゲートG1の一方への入力として与えられている。その
結果、比較器32の一致信号EQがANDゲートG1を
通過して、フリップ・フロップFF1のD端子に入力す
る。この一致信号EQは、フリップ・フロップFF1の
T端子に与えられた基準パルスP4の立ち上がりのタイ
ミング(図12のタイミングT2 )でラッチされる。
【0049】フリップ・フロップFF1の出力信号SL
TEは、NANDゲートG2およびANDゲートG3の
それぞれ一方への入力として与えられる。いま、ラッチ
回路35に転送されるデータがラッチされているとす
る。そうすると、ANDゲートG3の出力が、基準パル
スP4が出ていない期間(すなわち、基準パルスP1か
らP3までの期間)、『H』レベルになることによっ
て、バッファB3が開かれ、ラッチ回路35の出力デー
タがデータバスに出力される。ここで、基準パルスP4
の期間を避けてデータを転送するのは、隣接するバスロ
ットで転送されるデータ同士がデータバス上で緩衝する
のを防止するためである。
【0050】一方、NANDゲートG2は、フリップ・
フロップFF1の出力信号SLTEが与えられている状
態で、他方入力として次の基準パルスP3を与えられる
と(図12のタイミングT3 )、NANDゲートG2の
出力が立ち下がり、第2ハンドシェイク処理部34のフ
リップ・フロップFF2のリセット端子RSバーをアク
ティブにする。その結果、フリップ・フロップFF2の
Qバー出力が『H』レベルになり、この出力が外部デー
タ処理装置2bにデータ入力準備完了信号IRとして与
えられる。なお、このときフリップ・フロップFF2の
Q端子の出力信号DVINが『L』レベルになる。この出
力信号DVINは、第1ハンドシェイク処理部33のバッ
ファB2を介してデータバリッドラインを出力され、転
送先のインターフェース回路3にデータが出力されない
状態であることを知らせる。
【0051】外部データ処理装置2bの図示しないCP
Uが、前記データ入力準備完了信号IRが『H』レベル
になったことを確認すると、インターフェース回路3b
のフリップ・フロップFF3にデータ転送信号DTを出
力する(図12のタイミングT4 )。これにより、第2
ハンドシェイク処理部34のフリップ・フロップFF3
は、次の基準パルスP1の立ち上がりタイミング(図1
2のタイミングT5 )で、前記データ転送信号DTをラ
ッチし、『H』レベルを出力する。この出力信号IDG
がラッチ回路35に与えられることにより、外部データ
処理装置2b内のラッチ回路21から出力されている次
の転送データが、ラッチ回路35にラッチされる。な
お、この例では、データ転送信号DTのパルス幅は基準
パルスP1の周期よりも長いものとし、ラッチ回路35
に入力されるデータも充分安定に確定しているものとす
る。
【0052】IDG信号が『H』レベルになると、フリ
ップ・フロップFF2の出力が反転し、ハンドシェイク
用のDVIN信号が『H』レベルになり、データを送信で
きる状態であることを転送先に知らせる。
【0053】以下、上述したと同様に、バスコントロー
ラ4からスロットイネーブル信号SE#1が転送される
とともに、ハンドシェイク用のDVOUT 信号が『H』レ
ベルになることに基づき、ラッチ回路35のデータが転
送される。
【0054】次に、図4に示した受信専用のインターフ
ェース回路3aの構成を図13を参照して説明する。受
信専用のインターフェース回路3aも、上述した送信専
用のインターフェース回路3bと同様の制御コマンド処
理部31、比較器32、第1ハンドシェイク処理部33
と、インターフェース回路3a固有の第2ハンドシェイ
ク処理部36を備えている。
【0055】以下、図14のタイミングチャートを参照
してインターフェース回路3aの動作を説明する。ここ
ではスロット#1を使ってデータ転送を行う場合を説明
する。
【0056】上述したインターフェース回路3bの場合
と同様に、バスライン1内のデータバリットラインのD
OUT 信号が『H』レベルになっている状態で、バスコ
ントローラ4からスロットイネーブル信号SE#1が送
られてくると、比較器32が一致信号EQを出力するこ
とにより、第1ハンドシェイク処理部33から『H』レ
ベルのSLTE信号が出力される(図14のタイミング
1 )。このSLTE信号が第2ハンドシェイク処理部
36のフリップ・フロップFF4のD端子に入力され
る。
【0057】フリップ・フロップFF4のQ端子の出力
信号(BDG信号)は、T端子に入力する基準パルスP
3の立ち上がりのタイミング(図14のタイミング
2 )で、『H』レベルになる。このBDG信号により
バスライン1上の転送データがラッチ回路35にラッチ
される。
【0058】BDG信号が『H』レベルになるととも
に、フリップ・フロップFF5のQ端子の出力が『H』
レベルに、Qバー端子の出力が『L』レベルに反転す
る。Q出力はデータ出力準備完了信号ORとして、外部
データ処理装置2aの図示しないCPUに送られる。ま
た、Qバー出力(DVIN信号)は第1ハンドシェイク処
理部33のバッファB2を介してデータバリッドライン
に出力され、このデータバリッドラインを『L』レベル
にすることにより、データが受け入れられない状態であ
ることを送信先に知らせる。
【0059】前記データ出力準備完了信号ORを受け取
った外部データ処理装置2aのCPUは、データ受取信
号DGを第2ハンドシェイク処理部36へ返送するとと
もに(図14のタイミングT3 )、外部データ処理装置
2内のラッチ回路21にラッチ回路35の出力データを
ラッチする。ここで、DG信号のパルス幅は基準パルス
P1の周期よりも長いものと仮定する。
【0060】DG信号を受け取った第2ハンドシェイク
処理部36のフリップ・フロップFF6は、次の基準パ
ルスP1の立ち上がりのタイミング(図14のタイミン
グT4 )で、そのQ出力が『H』レベルに反転し、この
Q出力がNANDゲートG4の一方入力として与えられ
る。そして、さらに次の基準パルスP1の立ち上がりの
タイミング(図14のタイミングT5 )でNANDゲー
トG4の出力がアクティブになることにより、フリップ
・フロップFF5がリセットされてQ,Qバー出力が反
転し、データ出力準備完了信号ORが立ち下がるととも
に、DVIN信号が立ち上がる。データ出力準備完了信号
ORが『L』レベルになることによって、外部データ処
理装置2aへデータ出力の準備が完了してないこを知ら
せる。また、DVIN信号が立ち上がることにより、デー
タの受け入れ準備が完了したことを転送先に知らせる。
【0061】以下、上述したと同様にバスライン1のデ
ータバリッドラインのDVOUT 信号が『H』レベルの状
態でスロットイネーブル信号SE#1が送られてくる
と、比較器32が一致信号EQを出力することにより、
第1ハンドシェイク処理部33からSLTE信号が出さ
れ、データバス上のデータがラッチ回路35にラッチさ
れる。そして、外部データ処理装置2aとの間でハンド
シェイクを取ることによって、ラッチ回路35のデータ
が外部データ処理装置2aに転送される。
【0062】なお、上述した実施例では、200nsec
と250nsec の2種類のバススロット時間を設定でき
るようにしたが、本発明はこれに限定されず、設定され
るバススロット時間の種類や、各々の時間は任意であ
る。例えば、図15は、4種類のバススロット#0〜#
3に対して、4種類のバススロット時間100nsec ,
150nsec ,200nsec ,250nsec を設定する
場合に使用されるタイミング信号発生回路45の構成例
を示している。時分割転送装置の他の構成は、上述の実
施例と同様である。
【0063】この例では、4種類のバススロット時間を
設定するために、バススロット時間情報BTは、各バス
スロット#0〜#3について、それぞれ2ビットのデー
タで構成されている。ここでは、バススロット時間情報
BTX0,BTX1(添字Xは、バススロット#0〜#3に
対応した『0』〜『3』の何れかである)が、
〔00〕
のときは100nsec 、〔01〕のときは150nsec
、〔10〕のときは200nsec 、〔11〕のときは
250nsec に、バススロット時間が設定されるように
なっている。
【0064】このタイミング信号発生回路45は、バス
スロット#0〜#3に対応して4つのANDゲート群G
00〜G03、G10〜G13、G20〜G23、G3
0〜G33を備え、各ANDゲート群は4種類のバスス
ロット時間に対応して4つのANDゲートで構成されて
いる。また、4種類のバススロット時間に対応して4つ
のNORゲートG100,G150,G200,G25
0と、4つのANDゲートG101,G151,G20
1,G251を備えている。
【0065】例えば、スロットイネーブルライン上に、
バススロット#1に対応したスロットイネーブル信号
〔01〕が出現すると、ANDゲート群G10〜G13
が選択される。このときバススロット#1に対応したバ
ススロット時間情報BT10,BT11が〔01〕であった
とすると、ANDゲート群G10〜G13の内のAND
ゲートG11が選択されて『H』レベルを出力する。そ
の結果、NORゲートG150が『L』レベルを出力
し、ANDゲートG151が選択される。ANDゲート
G151は、カウンタ451が〔010〕を出力するご
とに『H』レベルを出力し、これに伴いNORゲート3
00が『L』レベルを出力する。その結果、カウンタ4
51がクリアされるとともに、フリップ・フロップ45
2のQ出力が反転する。カウンタ451は37.5nse
c ごとに〔010〕を出力するので、フリップ・フロッ
プ452は75nsec の基本クロックCLを出力する。
すなわち、バススロット時間は、基本クロックの2倍周
期である150nsec に設定される。
【0066】なお、バススロットの種類も4種類に限定
されない。例えば、スロットイネーブル信号を4ビット
構成にすれば、16種類のバススロットを発生させるこ
とができる。これに伴い、図15に示したタイミング信
号発生回路45のバススロット判定用のANDゲート群
を16個に増設し、各ANDゲート群に各々のバススロ
ットに対応したバススロット時間情報(4種類であれば
2ビットデータ)を与える。ANDゲート群の増設に伴
い、NORゲートG100〜G250には、各々16本
の信号線が接続されるのは言うまでもない。
【0067】また、バス制御手段としてのバスコントロ
ーラ4や、モジュールとしてのインターフェース回路3
a,3bの構成は、上述した実施例のものに限定され
ず、適宜に変更実施することが可能である。要するに、
バスコントローラ4は、システム制御部5からの指令に
基づき、各外部データ処理装置2の間でデータ転送する
のに必要にして十分なバススロットを発生させるととも
に、各バススロットについて外部データ処理装置2のア
クセスタイムに応じたバススロット時間を設定できれば
よい。さらに、インターフェース回路3は、バスコント
ローラ4から送られてくる一連のスロットイネーブル信
号と、システム制御部5によって予め与えられたスロッ
ト番号とを比較し、両者が一致したことに基づいて、デ
ータバスに対してデータの授受を行うようなものであれ
ばよい。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明に係るデータの時分割転送装置によれ
ば、データ転送の要求のあったモジュールのアクセスタ
イムに応じて、バススロット時間、すなわち、当該デー
タ転送に使用するバススロットに固有のスロットイネー
ブル信号を送出する時間を制御しているので、従来装置
のように、アクセスタイムの遅いモジュールに合わせて
バススロット時間を一律に長く設定しておくものに比
べ、システム全体のデータ転送効率を向上することがで
きる。また、請求項1に記載の発明によれば、複数個の
モジュールの中にアクセスタイムの遅いモジュールが存
在しても、システム全体のデータ転送効率を著しく低下
させることがないので、アクセスタイムの遅い既存のモ
ジュールを使用することができ、それだけシステムの開
発期間の短縮および開発費用の低減を図ることもでき
る。また、請求項2に記載の発明に係るデータの時分割
転送装置によれば、各モジュール間を接続している1本
のデータバリッドラインがイネーブル状態のときにだけ
データ転送を行うようにしているので、送信側または受
信側のいずれかのモジュールの処理速度が遅い場合や、
あるいは、1つの送信データを処理速度の異なる複数の
モジュールに送る場合でも、モジュール間の同期を確保
しながらデータ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータの時分割転送装置の一実施
例の概略構成を示したブロック図である。
【図2】外部データ処理装置間の転送例の説明図であ
る。
【図3】複数のバススロットから構成されるバスサイク
ルの説明図である。
【図4】インターフェース回路の接続構造の説明図であ
る。
【図5】バスコントローラの具体的構成を示したブロッ
ク図である。
【図6】時分割伝送の制御のために使用されるパルスの
波形図である。
【図7】タイミング信号発生回路の具体的構成を示した
ブロック図である。
【図8】タイミング信号発生回路の動作説明に供するタ
イミング図である。
【図9】タイミング信号発生回路の動作説明に供するタ
イミング図である。
【図10】複数のバススロットを発生させる場合のバス
コントローラの動作に係るタイミング図である。
【図11】データ送信専用のインターフェース回路の具
体的構成を示したブロック図である。
【図12】データ送信専用のインターフェース回路の動
作説明に係るタイミング図である。
【図13】データ受信専用のインターフェース回路の具
体的構成を示したブロック図である。
【図14】データ受信専用のインターフェース回路の動
作説明に係るタイミング図である。
【図15】タイミング信号発生回路の別実施例の構成を
示したブロック図である。
【符号の説明】
1…バスライン 2(21 ,…,2i ,…,2n )…外部データ処理装置 3(31 ,…,3i ,…,3n )…インターフェース回
路 3a…データ受信専用インターフェース回路 3b…データ送信専用インターフェース回路 (2,3…モジュール) 4…バスコントローラ(バス制御手段) 5…システム制御部(システム制御手段) 45…タイミング信号発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送の最小時間単位であるバスス
    ロットを設定し、データ転送の要求数に応じた複数のバ
    ススロットで構成されたバスサイクルを繰り返すことに
    よって、データを時分割転送する装置であって、 共通のデータバスに接続され、前記データバスを通じて
    データの授受を行う複数のモジュールと、前記データ授
    受の時分割転送を制御するバス制御手段と、前記各モジ
    ュールおよび前記バス制御手段に関連して設けられたシ
    ステム制御手段とを含み、 前記システム制御手段は、各モジュールからデータ転送
    の要求を受けることにより、前記バス制御手段に対し
    て、当該データ転送に必要なバススロットの設定指令
    と、データ転送に係るモジュールのアクセスタイムに応
    じたバススロット時間の設定指令とを出すとともに、前
    記データ転送に係るモジュールにデータ転送に使用する
    スロット番号を知らせ、 前記バス制御手段は、前記システム制御手段からのバス
    スロット設定指令に基づき、データ転送に使用する各バ
    ススロットに固有のスロットイネーブル信号を繰り返し
    送出するとともに、前記システム制御手段からのバスス
    ロット時間設定指令に基づき、前記各スロットイネーブ
    ル信号を送出する時間を制御し、 前記各モジュールは、前記バス制御手段から送られてく
    る一連のスロットイネーブル信号を、前記システム制御
    手段によって予め与えられたスロット番号と逐次比較
    し、両者が一致したことに基づいて、データバスに対し
    てデータの授受を行うこと、 を特徴とするデータの時分割転送装置。
  2. 【請求項2】 データ転送の最小時間単位であるバスス
    ロットを設定し、データ転送の要求数に応じた複数のバ
    ススロットで構成されたバスサイクルを繰り返すことに
    よって、データを時分割転送する装置であって、 共通のデータバスに接続され、前記データバスを通じて
    データの授受を行う複数のモジュールと、前記データ授
    受の時分割転送を制御するバス制御手段と、前記各モジ
    ュールおよび前記バス制御手段に関連して設けられたシ
    ステム制御手段とを含み、 前記システム制御手段は、各モジュールからデータ転送
    の要求を受けることにより、前記バス制御手段に対し
    て、当該データ転送に必要なバススロットの設定指令
    と、データ転送に係るモジュールのアクセスタイムに応
    じたバススロット時間の設定指令とを出すとともに、前
    記データ転送に係るモジュールにデータ転送に使用する
    スロット番号を知らせ、 前記バス制御手段は、前記システム制御手段からのバス
    スロット設定指令に基づき、データ転送に使用する各バ
    ススロットに固有のスロットイネーブル信号を繰り返し
    送出するとともに、前記システム制御手段からのバスス
    ロット時間設定指令に基づき、前記各スロットイネーブ
    ル信号を送出する時間を制御し、 前記各モジュールは、各々のモジュールに備えられた第
    1ハンドシェイク処理部の出力線である1本のデータバ
    リッドラインを介して相互に接続されており、かつ、前
    記バス制御手段から送られてくる一連のスロットイネー
    ブル信号を、前記システム制御手段によって予め与えら
    れたスロット番号と逐次比較し、両者が一致したこと、
    および前記データバリッドラインがイネーブルであるこ
    とに基づいて、データバスに対してデータの授受を行う
    こと、 を特徴とするデータの時分割転送装置。
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