JP2848332B2 - 論理回路の自動合成方式 - Google Patents

論理回路の自動合成方式

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JP2848332B2 JP8115738A JP11573896A JP2848332B2 JP 2848332 B2 JP2848332 B2 JP 2848332B2 JP 8115738 A JP8115738 A JP 8115738A JP 11573896 A JP11573896 A JP 11573896A JP 2848332 B2 JP2848332 B2 JP 2848332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル論理シ
ステムの論理設計を計算機で行う論理設計CADに関
し、特に、入力した論理記述から論理回路を自動合成す
る、論理回路の自動合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の論理回路の自動合成方法
は、入力する論理記述を内部データ構造に変換し、これ
を最適化処理し、これをテクノロジに依存する論理回路
に変換すべくテクノロジマッピングを行うことにより、
論理回路を自動合成している。その際、部分的に設計者
が意図する回路が得られない場合には、所望の回路を得
るために、該当する回路部分のハードウェア記述(HD
L)を最終回路に近い型で記述し直し、他の部分との階
層を分割し、最終回路に近い型で書いた部分は論理記述
に近い型で最適化及びマッピングをし、他の部分につい
ては従来と同じ最適化及びマッピングを行うことが必要
とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、入力した論理記述から設計者の意図する回
路が得られない場合には、その部分を階層分けし、HD
Lを最終回路に近い型で書き直し、論理記述に近い型で
最適化及びマッピングを行い、その他の部分については
従来の最適化及びマッピングを行う必要があり、作業工
数が増大するという問題点を有している。
【0004】これは、設計者の意図する回路が得られな
い部分については、論理記述に近い型で低レベルの論理
合成を行うことになるが、その他の部分については、従
来通りの最適化及びマッピングを行い、このため別々に
階層を分けて論理合成を行うことが必要とされることに
よる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
であって、その目的は、論理回路の自動合成において、
部分マッピングの指定をすることによって、階層分けを
行うことなく、入力する論理記述の一部を論理記述に近
い型で合成をし、他の部分については従来通りの合成を
行うことにより、階層分けにともなう工数を削減し、操
作性を向上させる自動合成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る論理回路の自動合成方法は、HDL
(ハードウェア記述言語)で記述された論理記述中の一
部にその部分に対して部分マッピングする指定を可能に
し、論理記述を内部データ構造に変換する内部データ構
造変換手段と、論理記述中の部分マッピング指定の記述
とライブラリ中のブロック情報を参照して、内部データ
構造の一部に対して部分マッピングを行い、部分マッピ
ングを行った部分が再度他のファンクションブロックで
置き換えられることのないよう指定をする部分マッピン
グ手段と、内部データ構造の部分マッピングが行われて
いない部分に対して論理合成を行う論理合成手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。本発明の実施の形態におい
ては、HDLで記述された論理記述中の部分マッピング
の指定が為された部分を、論理記述に近い型で合成し、
それ以外の部分については、従来通りの合成を行う。よ
り具体的には、論理記述(図1の1)を内部データ構造
(図1の3)に変換する内部データ構造変換手段(図1
の2)と、論理記述(図1の1)の部分マッピング指定
の記述(図2の8、9)及びライブラリ(図1の7)を
参照して、内部データ構造(図1の3)の部分マッピン
グ指定に相当する部分を、論理記述(図1の1)に近い
型で最適化及びマッピングを行い、その部分を保存する
指定を行う部分マッピング部(図1の4)と、内部デー
タ構造(図1の3)のうち部分マッピング指定が為され
ていない部分に対して最適化及びマッピングを行う論理
合成部(図1の6)と、を有する。
【0008】本発明の実施の形態においては、HDLで
記述された論理記述中で部分マッピングの指定が為され
た部分を論理記述に近い型で論理合成し、他の部分につ
いては通常通りの合成を行うことができるので、設計者
が所望する回路を得るために、従来必要とされていた、
論理記述を階層分割し、異なる条件で別々に最適化及び
マッピングを行うという作業工程を不要としている。
【0009】上記した本発明の実施の形態を更に詳細に
説明すべく、図1を参照して、本発明の実施例について
説明する。図1に示すように、本実施例は、ハードウェ
ア記述言語(HDL)で記述された論理記述1を入力と
する内部データ構造変換部2と、部分マッピング部4
と、論理合成部6と、ライブラリ7と、を備えている。
【0010】内部データ構造変換部2は、コメント文等
による部分マッピング指定の記述がされてる論理記述1
を入力とし、内部データ構造3を作成する。その際、論
理記述1から内部データ構造3の作成は周知の方法が用
いられる。
【0011】部分マッピング部4は、論理記述1で部分
マッピング指定に相当する部分を内部データ構造3から
探し、部分マッピング指定された論理記述に対して、ラ
イブラリ7を参照して論理記述に近い型で最適化及びマ
ッピングを行い、当該部分を保存する指定を行う。
【0012】論理合成部6は、内部データ構造3中の部
分マッピング部4で保存の指定をされていない部分の最
適化及びマッピングを、通常の方法で行い、論理回路5
を提供する。
【0013】図2に、本発明の実施例が適用される論理
記述1の一例を示す。図2を参照すると、例えばコメン
ト文(*#DONT_OPTIMIZE)による部分マ
ッピング指定8が為されている論理記述10は、内部デ
ータ構造変換部2により、内部データ構造3に変換され
る。図3は、図2の論理記述10から得られる内部デー
タ構造を模式的に示した図である。
【0014】次に、図2及び図3を参照すると、部分マ
ッピング部4はコメント文8により部分マッピング指定
された論理式9(W=(C*D)’)に相当する内部デ
ータ構造の一部11(ANDゲートとインバータ回路で
表される)に対して、最適化及びマッピングを論理式の
一文単位で行う。
【0015】図4は、部分マッピング部4の出力する内
部データ構造を模式的に示した図であり、図3に破線で
示した内部データ構造の一部11は、図4に符号12で
示す部分(NANDゲート、L302)に変換されてい
る。また、部分マッピング部4は、図4に符号12で示
した部分を保存する指定を行う。
【0016】論理合成部6は、部分マッピング部4が出
力した内部データ構造の12(図4参照)以外の部分に
ついて最適化及びマッピングを行い、図5に示されるよ
うな内部データ構造に変換し、これに対応する論理回路
5を出力する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
論理回路の自動合成において設計者が論理記述の一部
を、最適化やマッピングを余り行わない低レベルでの合
成を行いたい時に、他の部分と当該一部とを階層分けす
ることを不要とするという効果を有する。
【0018】これは、本発明においては、論理記述中で
の部分マッピングの指定を可能にし、部分マッピング指
定をした部分を論理記述に近い型で最適化及びマッピン
グを行い、他の部分を従来通りの最適化及びマッピング
を行えるようにしたことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であり、H
DLによる論理記述の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であり、内
部データ構造変換部が出力する内部データ構造を模式的
に示す図である。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であり、部
分マッピング部が出力する内部データ構造を模式的に示
す図である。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であり、論
理合成部が出力する内部データ構造を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1 HDLで記述された論理記述 2 内部データ構造変換部 3 内部データ構造 4 部分マッピング部 5 論理回路 6 論理合成部 7 ライブラリ 8 コメント文による部分マッピング指定 9 部分マッピング指定された論理式 10 HDLで記述された論理記述 11 内部データ構造中の部分マッピング指定された部
分 12 内部データ構造中の部分マッピング指定された部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】HDL(ハードウェア記述言語)で記述さ
    れた論理記述中の一部に、該部分に対して部分マッピン
    グする指定を可能とし、論理記述を内部データ構造に変
    換する内部データ構造変換手段と、 論理記述中の部分マッピング指定の記述とライブラリ中
    のブロック情報を参照して、内部データ構造の一部に対
    して部分マッピングを行い、部分マッピングを行った部
    分が再度他のファンクションブロックで置き換えられる
    ことのないよう指定する部分マッピング手段と、 内部データ構造の部分マッピングが行われていない部分
    に対して論理合成を行う論理合成手段と、 を備えたことを特徴とする論理回路の自動合成方式。
  2. 【請求項2】ハードウェア記述言語(HDL)で記述さ
    れた論理記述のうち、部分マッピング指定が付された論
    理記述に対してはHDLによる論理記述になるべく近い
    形式で論理合成を行い、 前記部分マッピング指定が付された論理記述に対応する
    論理合成部分を保存するようにして、前記部分マップン
    グ指定が付されていない他の論理記述の論理合成を行
    う、ことを特徴とする論理回路の自動合成方法。
  3. 【請求項3】前記部分マッピング指定が少なくともHD
    Lによる論理式単位で行えるようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載の論理回路の自動合成方法。
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