JP2005107575A - 大規模集積回路の設計方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の機能が実装された大規模論理回路(LSI等)において、テクノロジマッピング後の回路の修正もしくは解析が容易にでき、しかも、レジスタ共用による機能を追加する際の設計工数が最小限にでき、回路規模の増加を最小限にすること。
【解決手段】 複数の機能ブロック間で、同時に動作するブロックでない場合に、各ブロックのレジスタの対応付けを行い、組を構成する2つのレジスタを、1つの2入力のセレクタと、1つのレジスタとに置き換え、上記同時に動作しない機能ブロックの一方のブロックが選択されるように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は大規模集積回路の設計方法に関し、特に大規模論理回路(LSI等)における回路面積の削減を図ったものに関するものである。
現在、LSIには多数の機能が実装されており、今後ますます1つのLSIに対しての機能の実装は多くなっていくものと推測される。さらにその機能実装のために費やすことのできる設計時間も開発時間の短縮のためにますます短くなってきている。
そのため最小限の時間で回路規模が小さく、その結果として低コスト、低消費電力のLSI設計を行うことが望まれている。
そのような状況でまず現在の大規模論理回路(LSI等)の設計手法について説明をおこなう。全体の手順としては図4のような手順をとることとなる。
初めにステップS31において、機能仕様から、全体の機能をブロックという単位に分割し、ブロック構成を決定する。
つづいて、ステップS32において、そのブロック毎に機能記述レベルでハードウエア記述言語を用いて記述する。
続いて、ハードウエア記述言語で記述したブロックを、ブロック毎に論理最適化を実施し(ステップS33)、後にテクノロジマッピングを行う(ステップS34)。この際に、回路の動作速度、回路規模、電力等の制約を与えることで、最適な実装になるようにしている。ちなみに現在はこの論理最適化およびテクノロジマッピングを一括でおこなうことが多い。
次にステップS25において、ブロック毎にテクノロジマッピングした結果の統合を行う。場合によってはこのブロック統合した後にも論理最適化を行う場合があるが、通常は大幅な最適化を行うことはない。
このようにしてテクノロジマッピングされた大規模論理回路(LSI等)の部品ごとに最適に配置配線(レイアウト)をおこなうことで大規模論理回路(LSI等)の設計としては完了する(ステップS36、ステップS37)。
現在上記手順中の論理最適化の段階(ステップS33)で回路規模削減をおこなうという手法はざまざま提案されている。
また、ステップS32からS36に示された、機能記述レベルから配置配線(レイアウト)までの工程を一括で行う手法も存在しており、最終の大規模論理回路(LSI等)の配置まで考慮したテクノロジマッピングを行うことで、最適な大規模論理回路(LSI等)設計を行うことが可能になってきている。このように、一括で配置まで考慮することで、正確な部品間の距離を見積もることができ、結果として回路の動作速度の最適化を行うことが可能になっている。
ところで、このようにして完成した大規模論理回路(LSI等)に対して新たな機能の追加を行う必要が発生することが多い。たとえば音声や映像のデコード回路があったとして、これに新たな音声フォーマットに対応する機能を追加する必要がある等の場合である。その際には大きく分けると以下の2つの方法でおこなうことが多い。
まず、ひとつは新たに全体のブロック単位を最適に分割して設計する方法で、大規模論理回路(LSI等)の新機能追加に対する回路規模の増加を最小限にとどめることが可能な場合が多く、新機能の追加に対するコストアップを最小限に食い止めることができる。ただしこの方法を行った場合には多数の工数がかかることが多い。
次にもうひとつの方法として、従来のブロックを残し、新たな機能を行うブロックの追加作業をおこない、極力従来の設計資産を活用するようにする方法である。しかしブロックの追加では大規模論理回路(LSI等)の面積増加を招く可能性が高い。これは追加する機能が従来機能とは排他的な動作を行う回路であっても同様に、回路規模の増大を招くこととなる。そのため設計工数は最小限にできるが回路規模の増加によるコストアップが大きくなってしまう。
ところで、論理回路の構成要素としては大きくわけると「組み合わせ回路」と「レジスタ(順序回路)」の2つに分類することができる。
上記「組み合わせ回路」の最適化や共用化に関してはさまざまな提案手法が存在し、論理最適化の段階(ステップS33)で実施することが一般的であり、すでに最適化や共用化手法は実用レベルである。
一方、上記「レジスタ」の最適化や共用化に関しては、レジスタの共用方法は現在はまだ提案されている段階であり、その一例として、特願平10−376813号のような提案もなされている。
一般的には論理回路の「組み合わせ回路」と「レジスタ(順序回路)」の面積比はおよそ1対1であり、現状は回路の構成要素の約半分の組み合わせ回路の最適化のみが一般的に利用されているだけであり、さらなる回路規模削減のためにはレジスタの最適化および共用化が必要である。
上述したレジスタの共有化について、以下に説明を行う。
レジスタ共用を考える際に、ます手順内のブロック構成決定(ステップS31)もしくはブロック機能記述(ステップS32)で実施する場合について説明する。
例えば、機能Aと機能Bという独立した機能を実装し、その回路のレジスタを共有化する場合を考える。図5(a)の従来の手法1のように、1.仕様設計においてそれぞれの機能で独立した設計を行い、2.機能記述の段階で機能A及び機能Bを実現するブロックA+Bを作成し、機能記述の場面でレジスタの共有化を行うことが考えられる。ところがその場合、ブロックA+Bを作成した後に機能Aの内容を修正することや、さらには機能Aが不要になった場合は、機能記述レベルでのレジスタ共有化では、それぞれのレジスタが機能Aもしくは機能Bのどちらのために使用されているかの対応をとることは難しいため、どちらかの機能を修正する場合は、本来修正する必要のない共有相手も修正する必要が発生してしまう。
また、機能Aと機能Bの機能内容が全く異なる分野であった場合には、レジスタ共有化を行わない場合には、機能Aを実装する機能Aの作成者は機能Aのことだけを考え、機能Bを実装するブロックBの作成者は機能Bのことだけをそれぞれ把握していれば良いが、機能Aと機能Bのレジスタを共有化するためには双方の機能を理解する必要がある。これは機能の特殊化が進むと非常に困難である。
次にブロック論理最適化(ステップS33)の段階でレジスタ共用化を実施する場合について説明する。
例えば、図5(b)の従来の手法2(特願平10−376813号相当)のように、機能記述までを機能回路AとBで独立して行い、機能Aを実装するブロックA、及び機能Bを実装するブロックBをそれぞれ独立して作成する。
その後、ブロックA及びブロックB内のそれぞれでレジスタの共有化(特願平10−376813号相当)を実施し、共有結果としてブロックA’及びブロックB’が生成される。この場合はどちらかの機能を修正する場合に、本来修正する必要のない共有相手を修正する必要が発生したりすることがなく、また、機能A及び機能Bのレジスタ共有を実現するために双方の機能をそれぞれの機能回路の設計者が把握する必要もない。ただしこの場合には、例えば機能Aを実現するブロックAは最終的にはブロックA’という異なったものになってしまうために、機能記述レベルのブロックAとテクノロジマッピングを行っているブロックA’のレジスタには1対1などの分かりやすい対応を行うことはできない。さらに各機能の性質及び記述によっては十分な回路面積の削減を行うことができない可能性があるものであった。
特願平10−376813号公報
従来の大規模集積回路の設計方法は以上のように構成されており、組み合わせ回路の削減(最適化)手法に関しては、実用的な効果が得られるものとなっているが、いまだレジスタ回路の削減に関しては実用的な効果を挙げるに至っていない。上記特許文献(特願平10−376813号公報)に示されるように、1つのレジスタに異なる2つの変数を割り当てることで、レジスタを共用する手法も提案されているが、その場合には機能記述レベルとテクノロジマッピング後の回路に、対応関係がほとんど無くなってしまう。このような場合、テクノロジマッピング後の回路を修正もしくは解析したい場合には作業が非常に困難となってしまう。また、機能を追加する際に設計工数は最小限にできるが回路規模の増加を最小限にする方法はないという問題点があった。
本発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、多数の機能が実装された大規模論理回路(LSI等)において、同時に動作する機能が少数であるという性質を利用し、テクノロジマッピング後の回路の修正もしくは解析が容易にでき、しかも、レジスタ共用による回路規模の削減を効果的に行うことができる大規模集積回路の設計方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかる大規模集積回路の設計方法は、複数の機能ブロックを組み合わせて設計される大規模集積回路の設計方法において、上記複数の機能ブロックのうち、互いに同時に動作しない機能ブロックをN(N>0の整数)個選択する工程と、上記互いに同時に動作しないN個の機能ブロックの各々から1個ずつレジスタを、合計N個選択する工程と、上記選択したN個のレジスタを、それぞれ1つのN入力のセレクタと、1つのレジスタとに順に置き換える工程と、を含むものである。
また、本発明の請求項2にかかる大規模集積回路の設計方法は、請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、上記同時に動作しないN個の機能ブロックを、上記N入力のセレクタによっていずれかの出力が選択されるように配置する工程を有するものである。
また、本発明の請求項3にかかる大規模集積回路の設計方法は、請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、上記互いに同時に動作しないN個の機能ブロックから1個ずつレジスタを選択する際に、各機能ブロックの論理機能の種類を調べる工程と、同一機能のM個の機能ブロックが検出された場合に、該M個の機能ブロックを1個の機能ブロックに置き換える工程と、を含むものである。
本発明(請求項1)にかかる大規模集積回路の設計方法によれば、複数の機能ブロックを組み合わせて設計される大規模集積回路の設計方法において、上記複数の機能ブロックのうち、互いに同時に動作しない機能ブロックをN(N>0の整数)個選択する工程と、上記同時に動作しないN個の機能ブロックの各々から1個ずつレジスタを、合計N個選択する工程と、上記選択したN個のレジスタを、それぞれ1つのN入力のセレクタと、1つのレジスタとに順に置き換える工程と、を含むものとしたので、各機能ブロックのレジスタを共用することができ、レジスタ共用の対応関係が明確になっているため、記述レベルとテクノロジマッピング後の回路の修正もしくは解析を容易にでき、しかも、レジスタ共用による回路規模の削減を効果的に行うことができるという効果がある。
また、本発明(請求項2)にかかる大規模集積回路の設計方法によれば、請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、上記同時に動作しないN個の機能ブロックを、上記N入力のセレクタによっていずれかの出力が選択されるように配置する工程を有するものとしたので、N個の同時に動作しない機能ブロックは、セレクタによって必要なものの信号が選択されて出力されるようになり、通常の回路としての機能を、少ない回路規模で実現することができる効果がある。
また、本発明の請求項3にかかる大規模集積回路の設計方法によれば、請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、上記同時に動作しないN個の機能ブロックから1個ずつレジスタを選択する際に、各機能ブロックの論理機能の種類を調べる工程と、同一機能のM個の機能ブロックが検出された場合に、該M個の機能ブロックを1個の機能ブロックに置き換える工程と、を含むものとしたので、レジスタの削減だけではなく、同一機能のM個の機能ブロックのうちのいくつかの機能ブロックも不要となり、さらなる回路規模削減を行うことができる効果がある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1にかかる大規模集積回路の設計方法について、図1、及び図2を用いて説明する。まず、従来の大規模論理回路(LSI等)設計時と同様に、ブロック毎にテクノロジマッピングまでの処理を行う(図2のステップS200〜S203参照)。
ここで、ステップS204において、ある2つのブロックが同時に動作しないことが判定されると、ステップS205に進んで、2つのブロックで使用されているレジスタの種類と数をリストアップする。ただし以下の説明では、ブロックA,Bが同時に動作しないものとし、レジスタは1種類しかないものとして説明を行う。全体の手順イメージは図1のようになる。
まず、ブロックA、ブロックBのうちレジスタ数が少ないほうの数をLとする。たとえばブロックAのレジスタ数がLで、ブロックBのレジスタ数がMであったとする(ただしL<M、図1(a)参照)。
次いで、ブロックAのすべてのレジスタL個と、ブロックBのレジスタの一部M個を選択し、ブロックAおよびブロックBのレジスタの対応づけを行い、L組みのレジスタの組を作る(ステップS206)。例えば、レジスタRA1−RB1,レジスタRA2−RB2、レジスタRA3−RB3を組とする。そして、単純にブロックAとブロックBを統合しブロックCとする(図1(b)参照)。
そして、ステップS207において、ブロックC内から先ほど対応づけたL組のレジスタを順に選択する。
次いでステップS208に進んで、この例の場合、1つの組を形成する2つのレジスタを、2入力のセレクタと1つのレジスタに置き換えてブロックDとする。ここでは、レジスタRA1−RB1は、セレクタS1とレジスタRA1に、レジスタRA2−RB2は、セレクタS2とレジスタRA2に、レジスタRA3−RB3はセレクタS3とレジスタRA3に置き換えられることになる。ここでセレクタの選択信号(SLCT)は新たな信号としてブロックDの入力信号とする。
そして、ステップS209において、置き換え対象となるレジスタがなくなったと判定されるまで、ステップS207、S208を繰り返し、L組の2L個のレジスタをL個のセレクタとL個のレジスタに置き換え、同一組のブロックに属するブロックA1−B1、A2−B2を、それぞれ1つのセレクタS2、S3によっていずれかのブロックの出力が選択されて出力される信号経路が構成されるようにレイアウトを行う(図1(c)参照)。
以下、従来と同様にステップS210にてブロックマージを行い、ステップS211にて配置配線を行い、ステップS212に至り設計を完了する。
本実施の形態では、ステップS206において、各ブロック間の関係が対応付けされているため、従来同様に、マージした後に論理最適化を再び行うことも可能である。
通常はセレクタはレジスタと比較すると回路規模が小さいため上記例の場合セレクタとレジスタの回路規模の差をdとすると、d*Lの回路規模削減をおこなうことができる。上記の例では2個のブロックのレジスタを共用したが一般にN個のブロックを共用した場合ではd*L*(N−1)の回路規模削減をおこなうことができる。つまり共用するブロック数が多ければ多いほど削減効果をおおきくすることができ、回路面積をより削減することができる。
このように本実施の形態にかかる大規模集積回路の設計方法によれば、複数の機能ブロック間で、同時に動作するブロックでない場合に、各ブロックのレジスタの対応付けを行い、組を構成する2つのレジスタを、1つの2入力のセレクタと、1つのレジスタとに置き換え、上記同時に動作しない機能ブロックの一方のブロックが選択されるように構成するようにしたので、ブロックAとブロックBのレジスタを共用することができ、しかも図1(b)の手順(図2のステップS207)でレジスタ共用の対応関係が明確になっているため、ステップS201の機能記述レベルとステップS203のテクノロジマッピング処理を行って得られた後の回路に対して、回路の修正及び解析作業を容易に行うことが可能である。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法について説明する。図3は本発明の実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法において、ブロック間でレジスタ数が異なる場合におけるレジスタの共有化を図るものである。
図3(a)に示すように、回路構成として、ブロックAとブロックB間において、それぞれのブロックを構成するレジスタ数が異なる場合、単純に図3(b)に示すように、レジスタ共有のためのブロック間の回路の対応付けを行った場合、レジスタの共有化により従来と比較してレジスタ数の削減を図ることは可能である。
しかしながら、ここで回路構成として組み合わせ回路A1,A2,B1,B2,B3,B4が全て同様な論理、たとえば加算回路である場合には、図3(c)に示すようなレジスタの対応付けを行った場合には、共有後にレジスタRA1とRA2の間に、組み合わせ回路A1とB1、及びA2とB2という2組の組み合わせ回路の共有化を実現することが可能になる。
このようにレジスタ選択の際に、機能ブロックの回路構造を考慮し、機能ブロックの論理の同じ種類のものを整理することにより、レジスタの共用によるレジスタの削減のみではなく、さらに論理回路の削減も行うことができる。
また、上記手順ではステップS203のテクノロジマッピングとステップS211の配置配線処理工程前にレジスタの共用を行ったが、ステップS211の配置配線処理後にレジスタの共用の選択を行うことも可能である。例えば、高速動作するLSIなどにおいては、上記機能ブロックの共有化のために、レイアウトが大幅に変化する場合もあり、面積削減優先のレイアウト設計では、動作時に伝播遅延などの問題が生じることもある。その際には機能ブロックの動作タイミングが最適になるように共有する機能ブロックを選択することが必要である。
また、上記方法の実施自体は非常に簡単なアルゴリズムであるため、本実施の形態2の実施は非常に容易であり、従来の設計手順を大きく変更する必要はない。
さらに、図6に示すように、1.仕様設計から3.テクノロジマッピングまでは機能A、機能Bともに独立に行い、機能Aを実装するブロックA、及び機能Bを実装するブロックBを独立して作成し、3.テクノロジマッピング前に共有を行う場合には回路構造の情報から、また4.配置配線後に共有を行う場合には上述したタイミング情報から、レジスタ共有の対応関係を作成し、レジスタの共有化を行うため、レジスタ共有前と共有後のレジスタの対応関係は明らかなものとなっている。
従ってどちらかの機能を修正する場合には、共有後のブロックのどのレジスタがブロックAもしくはブロックBのどのレジスタに対応しているかは明確であり、容易に独立したブロックに分離して検討,修正することが可能であり、本来修正する必要のない共有相手も修正する必要が発生するという不具合も生じない。
また、機能A、及び機能Bのレジスタを共有するために双方の作成者が双方の機能を理解する必要はなく、機能記述レベルでは、各機能の実装ごとにブロックの設計を分割することができるため、設計が行いやすくなる。
本発明にかかる大規模集積回路の設計方法は、各機能ブロックのレジスタを共用することができ、レジスタ共用の対応関係が明確になっているため、記述レベルとテクノロジマッピング後の回路の修正もしくは解析が容易にでき、レジスタ共用による回路規模の削減に有用である。
本発明の実施の形態1にかかる大規模集積回路の設計方法による、ブロックマージ対象となる2つのブロックの構成を説明するための図。 本発明の実施の形態1にかかる大規模集積回路の設計方法により、ブロックマージした際のレジスタの構成を説明するための図。 本発明の実施の形態1にかかる大規模集積回路の設計方法により、ブロックマージしてレジスタを共用化した構成を説明するための図。 上記実施の形態1にかかる大規模集積回路の設計方法による、レジスタ共用の方法を説明するためのフローチャートを記載した図。 上記実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法において、ブロック間にけるレジスタの個数が異なる場合について説明を行うための図。 上記実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法において、レジスタ共用を実行した場合の構成の説明を行うための図。 上記実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法において、組み合わせ回路の機能を考慮してレジスタ共用を実行した場合の構成の説明を行うための図。 従来の大規模集積回路の設計方法の設計手順を示す図。 従来の大規模集積回路の設計方法においてレジスタ共有化の手順を中心に説明するための図。 上記実施の形態2にかかる大規模集積回路の設計方法において、レジスタ共有化の手順を中心に説明するための図。
符号の説明
A1,RA2,RA3 レジスタ
B1,RB2,RB3,RB4 レジスタ
A1〜A2 論理ブロック
B1〜B4 論理ブロック
S1〜S3 2入力のセレクタ

Claims (3)

  1. 複数の機能ブロックを組み合わせて設計される大規模集積回路の設計方法において、
    上記複数の機能ブロックのうち、互いに同時に動作しない機能ブロックをN(N>0の整数)個選択する工程と、
    上記互いに同時に動作しないN個の機能ブロックの各々から1個ずつレジスタを、合計N個選択する工程と、
    上記選択したN個のレジスタを、それぞれ1つのN入力のセレクタと、1つのレジスタとに順に置き換える工程と、
    を含むことを特徴とする大規模集積回路の設計方法。
  2. 請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、
    上記互いに同時に動作しないN個の機能ブロックを、上記N入力のセレクタによっていずれかの出力が選択されるように配置する工程を、
    含むことを特徴とする大規模集積回路の設計方法。
  3. 請求項1記載の大規模集積回路の設計方法において、
    上記互いに同時に動作しないN個の機能ブロックから1個づつレジスタを選択する際に、各機能ブロックの論理機能の種類を調べる工程と、
    同一論理機能のM個の機能ブロックが検出された場合に、該M個の機能ブロックを1個の機能ブロックに置き換える工程と、
    を含むことを特徴とする大規模集積回路の設計方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012027826A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Toppan Printing Co Ltd 半導体集積回路およびその設計方法
CN104750937A (zh) * 2015-04-08 2015-07-01 西安电子科技大学 基于Hadoop的集成电路版图转换方法

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